JPH0969264A - 2層光ディスク - Google Patents

2層光ディスク

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JPH0969264A
JPH0969264A JP16194896A JP16194896A JPH0969264A JP H0969264 A JPH0969264 A JP H0969264A JP 16194896 A JP16194896 A JP 16194896A JP 16194896 A JP16194896 A JP 16194896A JP H0969264 A JPH0969264 A JP H0969264A
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optical disc
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Takashi Ishida
隆 石田
Mamoru Shoji
衛 東海林
Shunji Ohara
俊次 大原
Shinichi Konishi
信一 小西
Yoshito Aoki
芳人 青木
Yoshiyuki Miyahata
佳之 宮端
Yuji Kumon
裕二 久門
Hironori Deguchi
博紀 出口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映画等の長時間の連続情報を記録するために
使用される、情報を記録する記録層を2層有する2層光
ディスクにおいて、2層にわたる情報分割部での検索時
間を短縮することを目的とする。 【解決手段】 連続情報を分割して得られる第1情報ブ
ロック7と第3情報ブロック9が第1記録層2に、第2
情報ブロック12と第4情報ブロック14が第2記録層
4に記録される。各情報ブロックの容量は、一つの記録
層全面に収容できる容量より小さいので、検索時のシー
ク距離は従来より短くなり検索時間が短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記録する記録層
を2つ有し、一方の記録層の側から光を照射して、両方
の記録層の情報を再生できる2層構成の光ディスク、お
よび係る2層光ディスクの記録再生方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、2つの記録層を持ち、一方の記録
層の側から光を照射し、両方の記録層を記録再生できる
2層構成の光ディスク(以下、2層光ディスクと呼
ぶ。)が提案されている。(1995年4月20日付、
朝日新聞、毎日新聞、化学工業日報、または米国特許
5,428,597) 2層光ディスクの構成例を図11に示す。図11におい
て、1101は樹脂基材、1102は第1記録層、11
03は樹脂接着層、1104は第2記録層、1105は
樹脂基材である。第1、第2記録層には、情報ピット1
126がスパイラル状あるいは同心円状に記録されてい
る。情報ピット1126は凹凸のピットの場合や、アモ
ルファスピットの場合などがある。第1記録層1102
を半透明とし、樹脂1101の側から光を照射して、第
1記録層1102に焦点を合わせば第1記録層の情報を
読み取ることができ、第2記録層1104に焦点を合わ
せば第2記録層の情報を読み取ることができる。
【0003】2層光ディスクの使い方として、第1記録
層と第2記録層を合わせて映画等の長時間の連続情報を
記録する用途や、第1記録層には第1の情報を記録し、
第2記録層には前記第1の情報が参照する複数の情報を
記録する用途が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の2層光ディスクでは、以下のような問題点が
存在した。
【0005】第1記録層と第2記録層に情報を記録する
場合どのような順番で情報を記録すれば、情報の記録再
生を中断させることなくスムースに行われるかが問題と
なる。例えば、第1記録層全面に記録した後、第2記録
層全面に記録するとすれば、第1記録層から第2記録層
へヘッドが移行する際、ヘッドは第1記録層から第2記
録層へのフォーカスジャンプ時間と、第2記録層の始点
を探すまでのシーク時間の合計時間移動することとな
り、その合計時間情報の記録再生が中断することとな
る。したがって、映像等をシームレスに再生することは
困難となる。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、シームレス再
生のために必要なメモリがより少なくて済む2層光ディ
スクを提供するものである。また本発明は新規な2層光
ディスクの記録再生方法を提供するものである。
【0007】また本発明は上記問題点に鑑み、情報参照
時の検索時間がより短縮される2層光ディスクを提供す
るものである。
【0008】また本発明は上記問題点に鑑み、どこでフ
ォーカスジャンプしてもトラッキングがかかる2層光デ
ィスクを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の2層光ディスクは、データを記録するため
のディスク状の記録媒体からなる第1層と、該第1層に
積層して設けられ、データを記録するためのディスク状
の記録媒体からなる第2層と、該第1層に記録された複
数のデータブロックと、該第2層に記録された複数のデ
ータブロックとからなり、該第1層のデータブロックと
該第2層のデータブロックは交互にリンクされ1本の情
報ストリームを構成することを特徴とするものである。
【0010】また本発明の2層光ディスクは、データを
記録するためのディスク状の記録媒体からなる第1層
と、該第1層に積層して設けられ、データを記録するた
めのディスク状の記録媒体からなる第2層と、該第1層
に記録され、割り込み位置を有するデータブロックと、
該第2層に記録された少なくとも一つの補助データブロ
ックとからなり、該第1層にあるデータブロックが再生
される際において該割り込み位置において割り込みが行
われ、(i)第2層にある補助データブロックの挿入、
または(ii)挿入なしで続行のいずれかを選択可能に設
けたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明の2層光ディスクの記録再生方
法は、次のとおりである。
【0012】2層光ディスクの記録再生方法であって、
該2層光ディスクは、データを記録するためのディスク
状の記録媒体からなる第1層と、該第1層に積層して設
けられ、データを記録するためのディスク状の記録媒体
からなる第2層と、該第1層に記録された複数のデータ
ブロックと、該第2層に記録された複数のデータブロッ
クとからなり、該第1層のデータブロックと該第2層の
データブロックは交互にリンクされ1本の情報ストリー
ムを構成するものであり、該方法は、(a)該第1層か
ら一つのブロックを読み出し、(b)該第2層から一つ
のブロックを読み出し、(c)該第1層から別のブロッ
クを読み出し、(d)該第2層から別のブロックを読み
出すステップを含むことを特徴とする方法である。
【0013】更に本発明の記録再生方法は次のとおりで
ある。
【0014】2層光ディスクの記録再生方法であって、
該2層光ディスクは、データを記録するためのディスク
状の記録媒体からなる第1層と、該第1層に積層して設
けられ、データを記録するためのディスク状の記録媒体
からなる第2層と、該第1層に記録され、割り込み位置
を有するデータブロックと、該第2層に記録された少な
くとも一つの補助データブロックとからなるものであ
り、該方法は、 (a)該第1層におけるデータブロックを割り込み位置
まで読み出し、 (b)(i)第2層にある補助データブロックを割り込
み位置に挿入する、または(ii)挿入なしで続行するの
いずれかを選択し、 (c)(i)が選択されれば、該割り込み位置に第2層
の補助データブロックを挿入し、その後第1層における
データブロックを割り込み位置から続行して読み出し、 (d)(ii)が選択されれば、割り込みなしにデータブ
ロックを続行して読み出すことを特徴とする方法であ
る。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成によって、第1記録層と
第2記録層にわたる情報の検索時に、記録層内でのシー
ク距離が、記録領域全半径範囲よりも必ず小さくなるの
で、検索時間が短くなり、したがって、シームレス再生
のための必要メモリを小さくすることができる。
【0016】また、本発明は上記した構成によって、第
1記録層と第2記録層にわたる情報の検索時に、記録層
内でのシーク距離が、記録領域全半径範囲よりも小さ
く、一定値以下になるので、検索時間が短く、一定値以
下になり、したがって、シームレス再生のための必要メ
モリを小さくかつ一定にできる。
【0017】また、本発明は上記した構成によって、第
1の情報から参照される情報を呼び出すときのシーク距
離が小さくなり、検索時間が短くなるので、参照時の待
ち時間を短くできる。
【0018】また、本発明は上記した構成によって、両
記録層ともほぼ同じ半径位置まで信号トラックを有する
ので、どこでフォーカスジャンプを行ってもジャンプ先
でトラッキングを必ずかけることができ、システムエラ
ーは発生しない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態の光デ
ィスクについて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1(A)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクの構成を示す。図1(A)において、1は
樹脂基材、2は第1記録層、3は樹脂接着層、4は第2
記録層、5は樹脂基材である。第1、第2記録層には、
情報ピット16がスパイラル状あるいは同心円状に記録
されている。情報ピット16は凹凸のピットのような形
状によるピットの場合や、アモルファスピットのような
記録膜の化学的変化によるピットの場合などがある。第
1、第2記録層2、4は、薄い金属膜で構成されてい
る。たとえば、第1記録層2は、80 nm のアルミ箔で
構成され、第2記録層4は13 nm の金箔で構成されて
いる。第1、第2記録層2、4は他の金属、たとえば、
Ge・Te・Sb の混合物で構成することも可能である。他の
実施の形態についても同様である。
【0021】図1(B)は、本発明の第1の実施の形態に
おける2層光ディスクでの情報配置を示すものである。
図1(B)において、第1記録層には、連続情報を分割し
て得られるところの第1番目の情報ブロック7が、位置
6(半径r6)から外周に向かって位置8(半径r8)
まで記録され、次に第3番目の情報ブロック9が位置1
0(半径r10)まで記録される。第2記録層には、連
続情報を分割して得られるところの第2番目の情報ブロ
ック12が、位置11(半径r11)から外周に向かっ
て位置13(半径r13)まで記録され、次に第4番目
の情報ブロック14が位置15(半径r15)まで記録
される。
【0022】ここで、各情報ブロックの容量は、第1記
録層全面に収容できる容量よりも小さい。
【0023】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0024】異なったサイズを有するブロック7、1
2、9、14は、この順番で順次記録再生が行われる。
なお、第1記録層2には奇数番目(1番目、3番目)に
記録再生されるブロックが含まれる一方、第2記録層4
には偶数番目(2番目、4番目)に記録再生されるブロ
ックが含まれる。このような順番で記録再生が行われる
ため、位置6、8、11、13、8、10、13、15
のアドレスが順番に示されたテーブルが光ディスクの制
御データエリアに予め記録されている。これにより、記
録再生ヘッドが位置6、8、11、13、8、10、1
3、15を順番になぞることにより、上述したブロック
の順番で記録再生を行うことが可能となる。
【0025】記録されている情報を連続して再生すると
き、第1番目の情報ブロック7を再生後、8から11に
検索する必要がある。検索時間T11は、8から8’への
フォーカスジャンプ時間Tjと、8から11への距離d
11=r8−r11のシーク時間Ts(d11)で、T11=
Tj+Ts(d11)と表される。本実施の形態で位置8は記
録領域開始位置と終了位置以外の記録領域内の位置なの
で、d11<d101であり、したがって、シーク時間
は、Ts(d11)<Ts(d101)となる。結局、検索時間は
T11<T101となり、検索時間が短縮される。よって、
シームレス再生するためのメモリは少なくできる。
【0026】続いて同様に、第2番目の情報ブロック1
2を再生後、13から8に検索する必要がある。検索時
間T12は、13から13’へのフォーカスジャンプ時間
Tjと、13’から8への距離d12=r8−r13の
シーク時間Ts(d12)で、T12=Tj+Ts(d12)と表さ
れる。位置13も位置8も記録領域開始位置と終了位置
以外の記録領域内の位置なので、シーク時間は、Ts(d
12)<Ts(d101)となる。結局、検索時間はT12<T101
となり、検索時間が短縮される。よって、シームレス再
生するためのメモリは少なく済む。
【0027】続いて同様に、第3番目の情報ブロック9
を再生後、10から13に検索する必要がある。検索時
間T13は、10から13’への距離d13=r10−r
13のシーク時間Ts(d13)と、13’から13へのフ
ォーカスジャンプ時間Tjで、T13=Tj+Ts(d13)と
表される。位置13は記録領域開始位置と終了位置以外
の記録領域内の位置なので、d13<d101であり、
したがって、シーク時間は、Ts(d13)<Ts(d101)と
なる。結局、検索時間はT13<T101となり、検索時間
が短縮される。よって、シームレス再生するためのメモ
リは少なく済む。
【0028】なお、第1の実施の形態において、第1番
目の情報ブロックから順に内周から外周に向かって記録
するものとして説明したが、外周から内周に向かって記
録するものとしても良いことは言うまでもない。また、
位置6、11は、内周の記録領域開始位置であっても良
いことは言うまでもない。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層には、連続し
た情報を複数個に分割して得られる情報ブロックのう
ち、奇数番目の情報ブロックを内周から外周または外周
から内周に向けて順に記録してあり、もう一方の記録層
には、偶数番目の情報ブロックを内周から外周または外
周から内周に向けて順に記録してあり、それぞれの情報
ブロックの容量はひとつの記録層に収容可能な容量より
も小さくすることにより、情報分割部でのシーク距離が
記録領域全半径範囲より小さくなるので、検索時間を短
縮することができ、連続再生のためのメモリを小さくす
ることができる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0031】図2(A)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクの構成を示す。図2(A)において、17
は樹脂基材、18は第1記録層、19は樹脂接着層、2
0は第2記録層、21は樹脂基材である。第1、第2記
録層には、情報ピット22がスパイラル状あるいは同心
円状に記録されている。情報ピット22は凹凸のピット
のような形状によるピットの場合や、アモルファスピッ
トのような記録膜の化学的変化によるピットの場合など
がある。
【0032】図2(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。
【0033】図2(B)において、第1記録層には、連続
情報を分割して得られるところの第1番目の情報ブロッ
ク23が、内周の位置22(半径r22)から外周に向
かって位置24(半径r24)まで記録され、次に第3
番目の情報ブロック25が位置26(半径r26)まで
記録され、次に第5番目の情報ブロック27が位置28
(半径r28)まで記録され、次に第7番目の情報ブロ
ック29が位置30(半径r30)まで記録される。
【0034】第2記録層には、連続情報を分割して得ら
れるところの第2番目の情報ブロック32が、内周の位
置31(半径r31)から外周に向かって位置33(半
径r33)まで記録され、次に第4番目の情報ブロック
34が位置35(半径r35)まで記録され、次に第6
番目の情報ブロック36が位置37(半径r37)まで
記録される。
【0035】ここで、各情報ブロックの容量は、ひとつ
の記録層に収容できる容量よりも小さく、かつ、それぞ
れの容量は等しい。さらに、第2番目の情報ブロックの
開始位置31は、r22≦r31≦r24を満たすよう
に配置される。
【0036】また、第1番目の情報ブロックの記録層上
での径をd23、第2番目の情報ブロックの記録層上で
の径をd32、第3番目の情報ブロックの記録層上での
径をd25、第4番目の情報ブロックの記録層上での径
をd34、第5番目の情報ブロックの記録層上での径を
d27、第6番目の情報ブロックの記録層上での径をd
36、第7番目の情報ブロックの記録層上での径をd2
9とすると、一周あたりの情報量が等しくなるように記
録を行ったときは、d23=d32=d25=d34=
d29=d36 の関係が成り立ち、ビット長一定の記
録を行ったとき、すなわち一周あたりの情報量が外周に
行くほど多くなるときは、各ブロックの情報量が等しけ
れば、d23≧d32≧d25≧d34≧d29≧d3
6の関係が成り立つ。
【0037】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、その動作を説明する。
【0038】同じサイズを有するブロック23、32、
25、34、27、36、29は、この順番で順次記録
再生が行われる。なお、第1記録層18には奇数番目
(1番目、3番目、5番目、7番目)に記録再生される
ブロックが含まれる一方、第2記録層20には偶数番目
(2番目、4番目、6番目)に記録再生されるブロック
が含まれる。このような順番で記録再生が行われるた
め、記録再生回路には1ブロックサイズをカウントする
カウンターを設けている。このカウンターによりブロッ
クごとに記録再生位置が移行される。カウンターの代わ
りに第1の実施の形態において説明したようなテーブル
を光ディスクに予め記録しておいてもよい。
【0039】情報を連続して再生するときは、第1番目
の情報ブロック23を再生後、24から31に検索する
必要がある。検索時間T21は、24から24’へのフォ
ーカスジャンプ時間Tjと、24’から31への距離d
21=r24−r31にわたるシーク時間Ts(d21)
で、T21=Tj+Ts(d21)と表される。
【0040】本実施の形態では、情報ブロックの容量が
全面容量より小さいので、必ず、d21<d101であ
る。よって、24’から31へのシーク時間Ts(d21)
は、小さくなる。さらに、r22≦r31≦r24であ
るので、0≦d21≦r33−r31=d32≦d23
であり、距離d23のシーク時間をTs(d23)とすれ
ば、Ts(d21)≦Ts(d23)である。d23は第1の情
報ブロックの容量で決まるが、本実施の形態では情報ブ
ロックの容量を等しく設定しているので、一定値とな
り、よってTs(d23)も一定値である。すなわちT21=
Tj+Ts(d21)≦Tj+Ts(d23)となり、用意するメ
モリは、時間Tj+Ts(d23)に相当する一定量メモリ
を用意すれば良く、ドライブ設計が簡単になる。
【0041】なお、第2の実施の形態において、位置2
2は、内周の記録領域開始位置であっても良いことは言
うまでもない。
【0042】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層には、連続し
た情報を複数個に分割して得られる情報ブロックのう
ち、奇数番目の情報ブロックを内周から外周に向けて順
に記録してあり、もう一方の記録層には、偶数番目の情
報ブロックを内周から外周に向けて順に記録してあり、
それぞれの情報ブロックの容量はひとつの記録層に収容
可能な容量よりも小さいようにするとともに、各情報ブ
ロックの容量を等しく、第2番目の情報ブロックは、第
1番目の情報ブロックが存在する半径位置から開始する
ことにより、情報分割部での検索時間を短縮することが
でき、かつ連続再生のためのメモリを一定値以下に小さ
くすることができる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0044】図3(A)は、本発明の第3の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。
【0045】図3(A)において、38は樹脂基材、39
は第1記録層、40は樹脂接着層、41は第2記録層、
42は樹脂基材である。第1、第2記録層には、情報ピ
ット43がスパイラル状あるいは同心円状に記録されて
いる。情報ピット43は凹凸のピットのような形状によ
るピットの場合や、アモルファスピットのような記録膜
の化学的変化によるピットの場合などがある。
【0046】図3(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクの情報配置を示すものである。図3(B)
において、第1記録層には、第1の情報45が、内周の
位置44(半径r44)から外周に向かって位置46
(半径r46)まで記録される。
【0047】第2記録層には、第1の情報から呼び出さ
れる第2の情報48が位置47(半径r47)から位置
49(半径r49)まで、r47≦r56≦r49の関
係を満たして配置される。ここで位置56(半径r5
6)は、第1の情報内で第2の情報の呼出が発生する位
置である。
【0048】また、第2記録層には、第1の情報から呼
び出される第3の情報51が位置50(半径r50)か
ら位置52(半径r52)まで、r50≦r57≦r5
2の関係を満たして配置される。ここで位置57(半径
r57)は、第1の情報内で第3の情報51の呼出が発
生する位置である。
【0049】また、第2記録層には、第1の情報から呼
び出される第4の情報54が位置53(半径r53)か
ら位置55(半径r55)まで、r53≦r58≦r5
5の関係を満たして配置される。ここで位置58(半径
r58)は、第1の情報内で第4の情報54の呼出が発
生する位置である。
【0050】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0051】ブロック45はその始点44から終点46
に向かって再生されるが、割り込み位置56、57、5
8のそれぞれにおいて一時的に中断される。割り込み位
置56では、(i)補助データブロック48の挿入、ま
たは(ii)一切の挿入なしで続行、のいずれかが選択さ
れる。同様に割り込み位置57では、(i)補助データ
ブロック51の挿入、または(ii)一切の挿入なしで続
行、のいずれかが選択される。さらに、割り込み位置5
8では、(i)補助データブロック54の挿入、または
(ii)一切の挿入なしで続行、のいずれかが選択され
る。例えば、ブロック45にはゲームのソフトウエアが
記録されており、補助ブロック48、51、54はその
ゲームをどのように進行させるかの説明が記録されてお
り、割り込みによりその説明を選択的に見ることが可能
となっている。
【0052】この情報を再生するときを考えると、第1
の情報を再生中、位置56で第2の情報48を呼び出す
必要が生じるので、56から47へ検索する必要があ
る。検索時間T31は、56から56’へのフォーカスジ
ャンプ時間Tjと、56’から47への距離d31=r
56−r47にわたるシーク時間Ts(d31)で、T31=
Tj+Ts(d31)と表される。ここで、r47≦r56≦
r49の関係があるので、0≦d31≦r49−r47
となる。すなわち、シーク距離は必ず第2の情報量に相
当する距離(r49−r47)よりも小さくなるので、
検索時間が小さくなり、待ち時間が短くなる。
【0053】第3の情報51を呼び出すときの、57か
ら50への検索、および、第4の情報54を呼び出すと
きの58から53への検索についても同様である。
【0054】以上のように、本実施の形態によれば、情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層には、第1の
情報を記録してあり、もう一方の記録層には、第1の情
報から呼び出されうる複数の情報を記録してあり、それ
ぞれの呼び出されうる情報は、第1の情報の中で呼び出
されることが発生する半径位置を含む形で配置してある
ことを特徴とすることにより、第1の情報から第2記録
層の情報を呼び出す際の検索時間を短縮することがで
き、待ち時間を短縮できる。
【0055】なお、第3の実施の形態で、情報ブロック
は内周から外周に向かって記録するものとしたが、外周
から内周に向かって記録する情報ブロックがあっても良
いことは言うまでもない。
【0056】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0057】図4(A)は、本発明の第4の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図4(A)におい
て、59は樹脂基材、60は第1記録層、61は樹脂接
着層、62は第2記録層、63は樹脂基材である。第
1、第2記録層には、情報ピット64がスパイラル状あ
るいは同心円状に記録されている。情報ピット64は凹
凸のピットのような形状によるピットの場合や、アモル
ファスピットのような記録膜の化学的変化によるピット
の場合などがある。
【0058】図4(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図4
(B)において、図1(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図4(B)においては、第1記録層の記録
領域開始点65(半径r65)から第1番目の情報ブロ
ック7の開始点6(半径r6)までの領域と、第3番目
の情報ブロック9の終了点10(半径r10)から第1
記録層の記録領域終了点68(半径r68)までの領域
と、第2記録層の記録領域開始点69(半径r69)か
ら第2番目の情報ブロック12の開始点11(半径r1
1)までの領域と、第4番目の情報ブロック14の終了
点15(半径r15)から第2記録層の記録領域終了点
72(半径r72)までの領域は、それぞれダミー情報
66、67、70、71が記録されている。
【0059】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0060】第4の実施の形態における動作は、第1の
実施の形態における動作と同様である。
【0061】ダミー情報を記録することで、第1記録
層、第2記録層とも全面に情報が記録されることになる
ので、フォーカスジャンプをどこで行っても、ジャンプ
先には情報が記録されており、トラッキングをかけるこ
とができ、システムエラーは発生しない。
【0062】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、記録層の記録領域内で情報
が記録されていない領域は、ダミー情報を記録すること
により、どこでフォーカスジャンプを行ってもトラッキ
ングがはずれることはなく、システムエラーは発生しな
い。
【0063】なお、第4の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0064】また、第4の実施の形態において、各情報
ブロックをすべて内周から外周に向かって記録するもの
として説明したが、すべて外周から内周に向かって記録
するものとしても良いことは言うまでもない。
【0065】次に、本発明の第5の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0066】図5(A)は、本発明の第5の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図5(A)におい
て、73は樹脂基材、74は第1記録層、75は樹脂接
着層、76は第2記録層、77は樹脂基材である。第
1、第2記録層には、情報ピット78がスパイラル状あ
るいは同心円状に記録されている。情報ピット78は凹
凸のピットのような形状によるピットの場合や、アモル
ファスピットのような記録膜の化学的変化によるピット
の場合などがある。
【0067】図5(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図5
(B)において、図1(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図5(B)においては、位置15(半径r
15)から、第2記録層における半径r10の位置80
までダミー情報79が記録される。
【0068】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0069】第5の実施の形態における動作は、第1の
実施の形態における動作と同様である。
【0070】ダミー情報79を記録することにより、第
1記録層において情報の記録されている半径位置は、第
2記録層においても情報が記録されていることになり、
情報再生中ならば、フォーカスジャンプをどこで行って
も、ジャンプ先には情報が記録されているので、ジャン
プ先でトラッキングがはずれることはない。さらに、記
録する情報の量が少なくて済むので、ディスク作製時間
が短縮できる。
【0071】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層では情報が記
録されておらず、かつもう一方の記録層では情報が記録
されている半径位置について、情報が記録されていない
方の記録層においてダミー情報を記録することにより、
どこでフォーカスジャンプを行ってもトラッキングがは
ずれることはなく、情報の量も少なくて済むので、ディ
スク作製時間も短縮できる。
【0072】なお、第5の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0073】また、第5の実施の形態において、各情報
ブロックをすべて内周から外周に向かって記録するもの
として説明したが、すべて外周から内周に向かって記録
するものとしても良いことは言うまでもない。
【0074】次に、本発明の第6の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0075】図6(A)は、本発明の第6の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図6(A)におい
て、81は樹脂基材、82は第1記録層、83は樹脂接
着層、84は第2記録層、85は樹脂基材である。第
1、第2記録層には、情報ピット86がスパイラル状あ
るいは同心円状に記録されている。情報ピット86は凹
凸のピットのような形状によるピットの場合や、アモル
ファスピットのような記録膜の化学的変化によるピット
の場合などがある。
【0076】図6(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図6
(B)において、図2(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図6(B)においては、第1記録層の記録
領域開始点87(半径r87)から第1番目の情報ブロ
ック23の開始点22までと、第7番目の情報ブロック
29の終了点30(半径r30)から第1記録層の記録
領域終了点90(半径r90)までと、第2記録層の記
録領域開始点91(半径r91)から第2番目の情報ブ
ロック32の開始点31(半径r31)までと、第6番
目の情報ブロック36の終了点37(半径r37)から
第2記録層の記録領域終了点94(半径r94)までと
の領域には、それぞれダミー情報88、89、92、9
3が記録されている。
【0077】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0078】第6の実施の形態における動作は、第2の
実施の形態における動作と同様である。
【0079】ダミー情報を記録することで、第1記録
層、第2記録層とも全面に情報が記録されることになる
ので、フォーカスジャンプをどこで行っても、ジャンプ
先には情報が記録されており、トラッキングをかけるこ
とができ、システムエラーは発生しない。
【0080】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、記録層の記録領域内で情報
が記録されていない領域は、ダミー情報を記録すること
により、フォーカスジャンプをどこで行ってもトラッキ
ングがはずれることはなく、システムエラーは発生しな
い。
【0081】なお、第6の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0082】また、第6の実施の形態において、各情報
ブロックをすべて内周から外周に向かって記録するもの
として説明したが、すべて外周から内周に向かって記録
するものとしても良いことは言うまでもない。
【0083】次に、本発明の第7の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0084】図7(A)は、本発明の第7の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図7(A)におい
て、95は樹脂基材、96は第1記録層、97は樹脂接
着層、98は第2記録層、99は樹脂基材である。第
1、第2記録層には、情報ピット100がスパイラル状
あるいは同心円状に記録されている。情報ピット100
は凹凸のピットのような形状によるピットの場合や、ア
モルファスピットのような記録膜の化学的変化によるピ
ットの場合などがある。
【0085】図7(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図7
(B)において、図2(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図7(B)においては、第2記録層におけ
る半径r22の位置101から第2番目の情報ブロック
32の開始点31(半径r31)までと、第6番目の情
報ブロック36の終了点37(半径r37)から第2記
録層の半径r30の位置104までとの領域には、それ
ぞれダミー情報102、103が記録されている。
【0086】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0087】第7の実施の形態における動作は、第2の
実施の形態における動作と同様である。
【0088】ダミー情報102、103を記録すること
により、第1記録層において情報の記録されている半径
位置は、第2記録層においても情報が記録されているこ
とになり、情報再生中ならば、フォーカスジャンプをど
こで行っても、ジャンプ先には情報が記録されているの
で、ジャンプ先でトラッキングがはずれることはない。
さらに、記録するダミー情報の量が少なくて済むので、
ディスク作製時間が短縮できる。
【0089】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層では情報が記
録されておらず、かつもう一方の記録層では情報が記録
されている半径位置について、情報が記録されていない
方の記録層においてダミー情報を記録することにより、
フォーカスジャンプ時にジャンプ先でトラッキングがは
ずれることを防止でき、ダミー情報の量も少なくて済む
ので、ディスク作製時間も短縮できる。
【0090】なお、第7の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0091】なお、第7の実施の形態において、各情報
ブロックをすべて内周から外周に向かって記録するもの
として説明したが、すべて外周から内周に向かって記録
するものとしても良いことは言うまでもない。
【0092】次に、本発明の第8の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0093】図8(A)は、本発明の第8の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図8(A)におい
て、105は樹脂基材、106は第1記録層、107は
樹脂接着層、108は第2記録層、109は樹脂基材で
ある。第1、第2記録層には、情報ピット110がスパ
イラル状あるいは同心円状に記録されている。情報ピッ
ト110は凹凸のピットのような形状によるピットの場
合や、アモルファスピットのような記録膜の化学的変化
によるピットの場合などがある。
【0094】図8(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図8
(B)において、図3(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図8(B)においては、第1記録層の内周
の記録領域開始位置111(半径r111)から第1の
情報45の開始点44(半径r44)までと、第1の情
報45の終了点46(半径r46)から記録領域終了位
置114(半径r114)までと、第2記録層の内周の
記録領域開始位置115(半径r115)から第2の情
報48の開始点47(半径r47)までと、第2の情報
48の終了点49(半径r49)から第3の情報51の
開始点50(半径r50)までと、第3の情報51の終
了点52(半径r52)から第4の情報54の開始点5
3(半径r53)までと、第4の情報54の終了点55
(半径r55)から記録領域終了点120(半径r12
0)までとの領域には、それぞれダミー情報112、1
13、116、117、118、119が記録されてい
る。
【0095】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。第8の実施の形態における動
作は、第3の実施の形態における動作と同様である。ダ
ミー情報を記録することで、第1記録層、第2記録層と
も全面に情報が記録されることになるので、フォーカス
ジャンプをどこで行っても、ジャンプ先には情報が記録
されており、トラッキングがはずれることはない。
【0096】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、記録層の記録領域内で情報
が記録されていない領域は、ダミー情報を記録すること
により、フォーカスジャンプ時にトラッキングがはずれ
ることを防止できる。
【0097】なお、第8の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0098】なお、第8の実施の形態において、情報ブ
ロックを内周から外周に向かって記録するものとして説
明したが、外周から内周に向かって記録する情報ブロッ
クがあっても良いことは言うまでもない。
【0099】次に、本発明の第9の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0100】図9(A)は、本発明の第9の実施の形態に
おける2層光ディスクの構成を示す。図9(A)におい
て、121は樹脂基材、122は第1記録層、123は
樹脂接着層、124は第2記録層、125は樹脂基材で
ある。第1、第2記録層には、情報ピット126がスパ
イラル状あるいは同心円状に記録されている。情報ピッ
ト126は凹凸のピットのような形状によるピットの場
合や、アモルファスピットのような記録膜の化学的変化
によるピットの場合などがある。
【0101】図9(B)は、本発明の実施の形態における
2層光ディスクでの情報配置を示すものである。図9
(B)において、図3(B)と同じものには同番号を付して
ある。さらに、図9(B)においては、第2記録層におけ
る半径r44の位置127から第2の情報48の開始点
47(半径r47)までと、第2の情報48の終了点4
9(半径r49)から第3の情報51の開始点50(半
径r50)までと、第3の情報51の終了点52(半径
r52)から第4の情報54の開始点53(半径r5
3)までと、第4の情報54の終了点55(半径r5
5)から第2記録層における半径r46の位置132ま
でとの領域には、それぞれダミー情報128、129、
130、131が記録されている。
【0102】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、動作を説明する。
【0103】第9の実施の形態における動作は、第3の
実施の形態における動作と同様である。
【0104】ダミー情報128、129、130、13
1を記録することにより、第1記録層において情報の記
録されている半径位置は、第2記録層においても情報が
記録されていることになり、情報再生中ならば、フォー
カスジャンプをどこで行っても、ジャンプ先には情報が
記録されているので、ジャンプ先でトラッキングがはず
れることはない。さらに、記録するダミー情報の量が少
なくて済むので、ディスク作製時間が短縮できる。
【0105】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層では情報が記
録されておらず、かつもう一方の記録層では情報が記録
されている半径位置について、情報が記録されていない
方の記録層においてダミー情報を記録することにより、
フォーカスジャンプ時にジャンプ先でトラッキングがは
ずれることを防止でき、ダミー情報の量も少なくて済む
ので、ディスク作製時間も短縮できる。
【0106】なお、第9の実施の形態において、ダミー
情報を記録するものとして説明したが、ピット列による
信号トラックが形成される情報であれば、どんな情報を
記録しても良いことは言うまでもない。
【0107】また、第9の実施の形態において、情報ブ
ロックを内周から外周に向かって記録するものとして説
明したが、外周から内周に向かって記録する情報ブロッ
クがあっても良いことは言うまでもない。
【0108】次に、本発明の第10の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0109】図10(A)は、本発明の実施の形態におけ
る2層光ディスクの構成を示す。図10(A)において、
1017は樹脂基材、1018は第1記録層、1019
は樹脂接着層、1020は第2記録層、1021は樹脂
基材である。第1、第2記録層には、情報ピット102
2がスパイラル状あるいは同心円状に記録されている。
情報ピット1022は凹凸のピットのような形状による
ピットの場合や、アモルファスピットのような記録膜の
化学的変化によるピットの場合などがある。
【0110】図10(B)は、本発明の実施の形態におけ
る2層光ディスクでの情報配置を示すものである。
【0111】図10(B)において、第1記録層には、連
続情報を分割して得られるところの第1番目の情報ブロ
ック1023が、外周の位置1022(半径r102
2)から内周に向かって位置1024(半径r102
4)まで記録され、次に第3番目の情報ブロック102
5が位置1026(半径r1026)まで記録され、次
に第5番目の情報ブロック1027が位置1028(半
径r1028)まで記録され、次に第7番目の情報ブロ
ック1029が位置1030(半径r1030)まで記
録される。
【0112】第2記録層には、連続情報を分割して得ら
れるところの第2番目の情報ブロック1032が、外周
の位置1031(半径r1031)から内周に向かって
位置1033(半径r1033)まで記録され、次に第
4番目の情報ブロック1034が位置1035(半径r
1035)まで記録され、次に第6番目の情報ブロック
1036が位置1037(半径r1037)まで記録さ
れる。
【0113】ここで、各情報ブロックの容量は、ひとつ
の記録層に収容できる容量よりも小さく、かつ、それぞ
れの容量は等しい。さらに、第2番目の情報ブロックの
開始位置1031は、r1022≧r1031≧r10
24を満たすように配置される。
【0114】また、第1番目の情報ブロックの記録層上
での径をd1023、第2番目の情報ブロックの記録層
上での径をd1032、第3番目の情報ブロックの記録
層上での径をd1025、第4番目の情報ブロックの記
録層上での径をd1034、第5番目の情報ブロックの
記録層上での径をd1027、第6番目の情報ブロック
の記録層上での径をd1036、第7番目の情報ブロッ
クの記録層上での径をd1029とすると、一周あたり
の情報量の等しい記録を行ったときは、d1023=d
1032=d1025=d1034=d1029=d1
036 の関係が成り立ち、ビット長一定の記録を行っ
たときは、d1023≦d1032≦d1025≦d1
034≦d1029≦d1036の関係が成り立つ。
【0115】以上のように構成された2層光ディスクに
ついて、その動作を説明する。
【0116】第10の実施の形態における動作は、第1
の実施の形態における動作と同様であるが、データは光
ディスクの内側から外側に向かって読み出されるのでは
なく、外側から内側に向かって読み出される構成となっ
ている。情報を連続して再生するときは、第1番目の情
報ブロック1023を再生後、1024から1031に
検索する必要がある。検索時間T1021は、1024から
1024’へのフォーカスジャンプ時間Tjと、102
4’から1031への距離d1021=r1031−r
1024にわたるシーク時間Ts(d1021)で、T1021=
Tj+Ts(d1021)と表される。
【0117】本実施の形態では、情報ブロックの容量が
全面容量より小さいので、必ず、d1021<d101
である。よって、1024’から1031へのシーク時
間Ts(d1021)は、小さくなる。さらに、r1022≧
r1031≧r1024であるので、0≦d1021≦
r1031−r1033=d1032≦d1036であ
り、距離d1036のシーク時間をTs(d1036)とすれ
ば、Ts(d1021)≦Ts(d1036)である。d1036は
第7の情報ブロックの容量で決まるが、本実施の形態で
は情報ブロックの容量を等しく設定しているので、一定
値となり、よってTs(d1036)も一定値である。すなわ
ちT1021=Tj+Ts(d1021)≦Tj+Ts(d1036)とな
り、用意するメモリは、時間Tj+Ts(d1036)に相当
する一定量メモリを用意すれば良く、ドライブ設計が簡
単になる。
【0118】以上のように本実施の形態によれば、 情
報を記録する記録層を2層有し、一方の記録層側から光
を照射して、両方の記録層の情報を検出可能にした2層
構造の光ディスクであって、一方の記録層には、連続し
た情報を複数個に分割して得られる情報ブロックのう
ち、奇数番目の情報ブロックを外周から内周に向けて順
に記録してあり、もう一方の記録層には、偶数番目の情
報ブロックを外周から内周に向けて順に記録してあり、
それぞれの情報ブロックの容量はひとつの記録層に収容
可能な容量よりも小さいようにするとともに、各情報ブ
ロックの容量を等しく、第2番目の情報ブロックは、第
1番目の情報ブロックが存在する半径位置から開始する
ことにより、情報分割部での検索時間を短縮することが
でき、かつ連続再生のためのメモリを一定値以下に小さ
くすることができる。
【0119】上述した第1から第10の実施の形態をま
とめると以下に示す表のようになる。
【表】 ダミーなし ダミーあり 全 域 部 分 奇/偶、ブロック長可変 第1 第4 第5 奇/偶、ブロック長一定 第2(第10) 第6 第7 割り込みあり 第3 第8 第9
【0120】
【発明の効果】以上のように本発明は、情報を記録する
記録層を2層有し、一方の記録層側から光を照射して、
両方の記録層の情報を検出可能にした2層構造の光ディ
スクであって、一方の記録層には、連続した情報を複数
個に分割して得られる情報ブロックのうち、奇数番目の
情報ブロックを内周から外周または外周から内周に向け
て順に記録してあり、もう一方の記録層には、偶数番目
の情報ブロックを内周から外周または外周から内周に向
けて順に記録してあり、それぞれの情報ブロックの容量
はひとつの記録層に収容可能な容量よりも小さくするこ
とにより、第1記録層と第2記録層の間での情報分割部
での検索時のシーク距離が従来よりも短くなり、検索時
間を短縮することができ、シームレス再生時の必要メモ
リを小さくすることができる優れた2層光ディスクを実
現できるものである。
【0121】また、本発明は、情報を記録する記録層を
2層有し、一方の記録層側から光を照射して、両方の記
録層の情報を検出可能にした2層構造の光ディスクであ
って、一方の記録層には、連続した情報を複数個に分割
して得られる情報ブロックのうち、奇数番目の情報ブロ
ックを内周から外周または外周から内周に向けて順に記
録してあり、もう一方の記録層には、偶数番目の情報ブ
ロックを内周から外周または外周から内周に向けて順に
記録してあり、それぞれの情報ブロックの容量はひとつ
の記録層に収容可能な容量よりも小さく、かつ、各情報
ブロックの容量を等しくし、第2番目の情報ブロック
は、第1番目の情報ブロックが存在する径位置から開始
することを特徴とすることにより、第1記録層と第2記
録層の間での情報分割部での検索時のシーク距離が従来
よりも短く、かつ一定値以下となり、検索時間を短縮す
ることができ、シームレス再生時も、一定値以下のメモ
リを用意すれば良いという効果も得られる優れた2層光
ディスクを実現できるものである。
【0122】また、本発明は、情報を記録する記録層を
2層有し、一方の記録層側から光を照射して、両方の記
録層の情報を検出可能にした2層構造の光ディスクであ
って、一方の記録層には、第1の情報を記録してあり、
もう一方の記録層には、第1の情報から呼び出されうる
複数の情報を記録してあり、それぞれの呼び出されうる
情報は、第1の情報の中で呼び出されることが発生する
半径位置を含む形で配置してあることを特徴とすること
により、第1の情報を再生中に、第2記録層の情報の呼
出が発生したとき、シーク距離が従来よりも短くなり、
検索時間が短縮でき、待ち時間が短くなる優れた2層光
ディスクを実現できるものである。
【0123】また、本発明は、情報を記録する記録層を
2層有し、一方の記録層側から光を照射して、両方の記
録層の情報を検出可能にした2層構造の光ディスクであ
って、両記録層とも、ほぼ同じ半径位置まで記録トラッ
クを有することにより、どの位置でフォーカスジャンプ
しても、ジャンプ先で必ずトラッキングをかけることの
できる優れた2層光ディスクを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の第1の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図2】(A)本発明の第2の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図3】(A)本発明の第3の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図4】(A)本発明の第4の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図5】(A)本発明の第5の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図6】(A)本発明の第6の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図7】(A)本発明の第7の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図8】(A)本発明の第8の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図9】(A)本発明の第9の実施の形態における2層
光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図10】(A)本発明の第10の実施の形態における
2層光ディスクの構成図 (B)同情報配置図
【図11】従来の2層光ディスクの構成図
【符号の説明】
1 樹脂基材 2 第1記録層 3 樹脂接着層 4 第2記録層 5 樹脂基材 16 情報ピット 7 第1番目の情報 9 第3番目の情報 12 第2番目の情報 14 第4番目の情報 66、67、70、71 ダミー情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 青木 芳人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮端 佳之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久門 裕二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 出口 博紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するためのディスク状の記
    録媒体からなる第1層と、 該第1層に積層して設けられ、データを記録するための
    ディスク状の記録媒体からなる第2層と、 該第1層に記録された複数のデータブロックと、 該第2層に記録された複数のデータブロックとからな
    り、該第1層のデータブロックと該第2層のデータブロ
    ックは交互にリンクされ1本の情報ストリームを構成す
    ることを特徴とする2層光ディスク。
  2. 【請求項2】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、該第1層および第2層におけるデータブロックは異
    なった大きさを有することを特徴とする2層光ディス
    ク。
  3. 【請求項3】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、該第1層および第2層におけるデータブロックは同
    じ大きさを有することを特徴とする2層光ディスク。
  4. 【請求項4】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、該データブロックは各層の中心から周辺に向かって
    順次並べられ、第1層にあるデータブロックは該情報ス
    トリームにおいて奇数番目のものが並べられ、該第2層
    にあるデータブロックは該情報ストリームにおいて偶数
    番目のものが並べられることを特徴とする2層光ディス
    ク。
  5. 【請求項5】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、該データブロックは各層の周辺から中心に向かって
    順次並べられ、第1層にあるデータブロックは該情報ス
    トリームにおいて奇数番目のものが並べられ、該第2層
    にあるデータブロックは該情報ストリームにおいて偶数
    番目のものが並べられることを特徴とする2層光ディス
    ク。
  6. 【請求項6】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、第1層に記録されたデータブロックは互いに隣接し
    て並べられ、第2層に記録されたデータブロックも互い
    に隣接して並べられていることを特徴とする2層光ディ
    スク。
  7. 【請求項7】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、第1層に記録されたデータブロックは互いに隣接し
    て並べられる一方、第2層に記録されたデータブロック
    は離間して並べられていることを特徴とする2層光ディ
    スク。
  8. 【請求項8】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、第2層中、データブロック以外のエリアにおいてダ
    ミーデータを加え、第2層におけるデータブロックの全
    長を第1層におけるデータブロックの全長と等しくする
    ようにしたことを特徴とする2層光ディスク。
  9. 【請求項9】 請求項1に係る2層光ディスクであっ
    て、第1層中、データブロック以外のエリアにおいて第
    1ダミーデータを加えると共に、第2層中、データブロ
    ック以外のエリアにおいて第2ダミーデータを加え、第
    2層におけるデータブロックの全長を第1層におけるデ
    ータブロックの全長と等しくするようにしたことを特徴
    とする2層光ディスク。
  10. 【請求項10】 データを記録するためのディスク状の
    記録媒体からなる第1層と、 該第1層に積層して設けられ、データを記録するための
    ディスク状の記録媒体からなる第2層と、 該第1層に記録され、割り込み位置を有するデータブロ
    ックと、 該第2層に記録された少なくとも一つの補助データブロ
    ックとからなり、該第1層にあるデータブロックが再生
    される際において該割り込み位置において割り込みが行
    われ、(i)第2層にある補助データブロックの挿入、
    または(ii)挿入なしで続行のいずれかを選択可能に設
    けたことを特徴とする2層光ディスク。
  11. 【請求項11】 2層光ディスクの記録再生方法であっ
    て、該2層光ディスクは、データを記録するためのディ
    スク状の記録媒体からなる第1層と、 該第1層に積層して設けられ、データを記録するための
    ディスク状の記録媒体からなる第2層と、 該第1層に記録された複数のデータブロックと、 該第2層に記録された複数のデータブロックとからな
    り、該第1層のデータブロックと該第2層のデータブロ
    ックは交互にリンクされ1本の情報ストリームを構成す
    るものであり、該方法は、 (a)該第1層から一つのブロックを読み出し、 (b)該第2層から一つのブロックを読み出し、 (c)該第1層から別のブロックを読み出し、 (d)該第2層から別のブロックを読み出すステップを
    含むことを特徴とする2層光ディスクの記録再生方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に係る2層光ディスクの記
    録再生方法であって、該第1層における一つのブロック
    と別のブロックは近接して配置され、該一つのブロック
    が第1層において内周側に配置されていることを特徴と
    する方法。
  13. 【請求項13】 請求項11に係る2層光ディスクの記
    録再生方法であって、該第2層における一つのブロック
    と別のブロックは近接して配置され、該一つのブロック
    が第2層において内周側に配置されていることを特徴と
    する方法。
  14. 【請求項14】 請求項11に係る2層光ディスクの記
    録再生方法であって、該第1層における一つのブロック
    と別のブロックは近接して配置され、該一つのブロック
    が第1層において外周側に配置されていることを特徴と
    する方法。
  15. 【請求項15】 請求項11に係る2層光ディスクの記
    録再生方法であって、該第2層における一つのブロック
    と別のブロックは近接して配置され、該一つのブロック
    が第2層において外周側に配置されていることを特徴と
    する方法。
  16. 【請求項16】 2層光ディスクの記録再生方法であっ
    て、該2層光ディスクは、データを記録するためのディ
    スク状の記録媒体からなる第1層と、 該第1層に積層して設けられ、データを記録するための
    ディスク状の記録媒体からなる第2層と、 該第1層に記録され、割り込み位置を有するデータブロ
    ックと、 該第2層に記録された少なくとも一つの補助データブロ
    ックとからなるものであり、該方法は、 (a)該第1層におけるデータブロックを割り込み位置
    まで読み出し、 (b)(i)第2層にある補助データブロックを割り込
    み位置に挿入する、または(ii)挿入なしで続行するの
    いずれかを選択し、 (c)(i)が選択されれば、該割り込み位置に第2層
    の補助データブロックを挿入し、その後第1層における
    データブロックを割り込み位置から続行して読み出し、 (d)(ii)が選択されれば、割り込みなしにデータブ
    ロックを続行して読み出すことを特徴とする2層光ディ
    スクの記録再生方法。
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