JPS63112874A

JPS63112874A - 記録方式

Info

Publication number: JPS63112874A
Application number: JP25462086A
Authority: JP
Inventors: Kazuhito Ohashi; 一仁大橋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-10-28
Filing date: 1986-10-28
Publication date: 1988-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野）本発明は記録方式に関し、詳しくは、ディスク状の記録
媒体上に人力された情報が再生可能に格納される記録方
式に関する。

〔従来の技術〕

従来、ビデオディスク等においては、そのディスク状記
録媒体上に情報を記録する際、同心円状、または１つの
スパイラル状トラックを設り、そのトラックに沿って情
報か記録されていた。この場合、情報の記録および再生
のための入力および出力処理は、１トラック単位または
１セクタ単位でなされており、個々のトラックまたは個
々のセクタの先頭部にその１−ラックまたはセクタのア
ドレスを示す識別部（ＩＤ部）か記録されていた。

しかしながら、従来のこのような記録方式では、任意に
指定された情報の再生をするにあたって再生用ヘットか
指定された情報のＩＤ部を探すために、そのＩＤ部を求
めてディスク媒体面という平面上をトラックあるいは半
径方向に移動する必要がある。したがって、その再生に
おいて、情報の高速アクセスが要求されても、ヘッドの
送り機構の応答スピードによってアクセスに要する時間
が制限されてしまう。

またこのような方式の従来のディスク状記録媒体では、
画像情報、文書情報、音声情報等のようにその情報の′
１単位の大きさか比較的太であるような情報の記録や再
生を高速に行なうにあたって、情報の書き込みや、読み
出しにかかる時間よりも上述したようなヘットのアクセ
スにかかる時間の方か犬であるといった事態を引こ起こ
す虞があった。また、ヘッドの送り速度はヘット送り機
構によって物理的にその応答には限界があり、送り速度
を飛躍的に向上させるといったことは今のところ期待て
きない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、上記従来のディスク状記録媒体への記
録方式における問題点の解決を図り、所望の情報にアク
セスする時間を飛躍的に短縮することが可能な記録方式
を提供することにある。

（問題点を解決するための手段〕かかる目的を達成するために、本発明は、ディスク状の
記録媒体上に、スパイラル形状のトラックを複数条同心
的に配設し、個々の前記トラックについて情報の記録お
よび再生を可能とすることを特徴とするものである。

（作用）本発明記録方式によれは、ディスクの例えば最外周辺部
に沿って同期信号部でトラック・ジャンプしながらシー
ク動作をしている再生用ヘッドが、個々のトラックに格
納されている情報の区別が可能な識別部を再生しており
、これらの識別部から得られたトラック・ヘッダ信号に
よりその識別部が所望の情報の格納されているヘッダで
あると判断されたならば、トラック・ジャンプすること
なく、そのトラックから情報が読出されるもので、ヘッ
トのアクセス時間を従来に比し著しく短縮することを可
能とするものである。

〔実施例〕

以下に図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体的
に説明する。

第１図および第２図は本発明方式による記録ディスクの
一例を示し、１はそのディスクである。ディスク１上に
はスパイラル状に複数のトラック１１．１２．１３、・
・・が設けてあり、更にこれらの個々のスパイラルトラ
ック１１．１２．１３、・・・においてはその外周辺形
成部分および内周部がそれぞれ、Ａ、Ｂ、ＣおよびＤの
４つの部分に領域化され、１１八、　ＩＩＢ　、　ＩＩ
ＧおよびＩＩＤ　、　１２八、　１２Ｂ　。

Ｉ２Ｃおよび１２Ｄ　、・・・に分割されている。

しかして、これらの領域のうち、ＩＩＡおよび１１Ｇ　
、　１２八および１２Ｃ１・・・には隣接するトラック
に対するバースト信号、および同期信号等が格納され、
また、領域１１Ｄ　、　１２Ｄ　、・・・には情報やデ
ータが記録されると共に、領域１１Ｂ　、　１２Ｂ　、
・・・には個々のトラック１１．１２）・・・に記録さ
れている情報を区別するための識別情報およびそのトラ
ックに対応したアドレスなどがトラック・ヘッダとして
格納されている。

また、第２図は、ディスク１上の記録トラック１１．１
２）・・・を平面上に直線的に展開して示したものであ
る。第１図において、図示しないが、ヘッドはディスク
１の外周辺部に沿って、例えば領域１８Ｂ　　、　　１
８Ｃ、ＩＩＡ　　、　　１１８　　、　１０：　　、　
　１２八　、　１２Ｂ　　。

１２Ｇ　、　１３Ａ　、・・・というようにトレースし
ており、その間、バーストおよび同期信号の格納部１８
ＧおよびＩＩＡ　、　ＩＩＧおよび１２Ａ１　・・・で
、外側のトラックに向けてトラック・ジャンプが行われ
、次々とヘッダ格納部１８Ｂ　、　ＩＩＢ　、　１２＋
１　、・・・で記録または再生が行われる。

そこで、いま、］・ラック】２に対する記録または再生
がなされる場合を第２図において示すと、ヘッドは信号
格納領域（以下で信号部という）１１Ｇから１２Ａにト
ラック・ジャンプしたあと、トラック１２においてその
ヘッダ部１２Ｂが記録または再生の対象であるならば、
あとは矢印で示すように信号部１２Ｃで次のトラック１
３にトラック・ジャンプすることなく、そのまま情報や
データが情報領域（以下で情報部という）１２Ｄで記録
または再生される。

第３図は本発明記録方式を実現するためのディスクシス
テムの構成を示す。ここで、１はディスク、３０２はデ
ィスク１を駆動するモータであり、記録または再生用の
ヘット３０３はその初期状態にあっては最外周辺部に位
置している。３０４はヘッド３０３をディスク１の半径
方向に移動させるヘッド送りモータ、３０５は再生の場
合、ヘット３０３によって再生されるヘッダ格納部１１
Ｂ　、　１２８　、・・・からの識別情報やアドレスに
基ついて、それか読出すべき所望のトラックのものであ
るか否かを判断し、一致したときに検出パルスａを発生
してヘット送り干−夕３０４を始動して内側の１−ラッ
クにヘッドを移動させるトラック・ヘッダ検出部である
。

また、３０６はヘット３０３から得られた変調信号を再
生する復調器、３０７は供給された記録信号を符号化す
るための変調器、更にまた、３０８および３０９はスイ
ッチ回路であり、再生の場合、スイッチ回路３０８にお
いては、回路か復調器３０６の方に接続されており、記
録の場合には変調器３０７の方に接糸売される。

このようなディスクシステムにおいては、再生の場合、
最初ディスク１の外周縁部に沿ってヘット３０３が走査
しており、その間個々のトラック１８．１１．１２）・
・・のヘッダ格納部１８Ｂ　、　ＩＩＢ　、　１２Ｂか
らデータが復調され、その再生信号かトラック・ヘッダ
検出部３０５によって検出されている。

かくして、ヘッダ検出部３０５において、その再生信号
から、所望のへツタ格納部が検出されると、検出部３０
５からの検出パルス信号によってヘット送り用モータ３
０４か駆動され、そのスパイラルトラックのＤ領域に記
録さねた情報が出力される。なお、このときのヘット送
り速度は、１〜ラツクのスパイラル形状とディスク回転
数とから設定されるへきものである。

なお、ヘッドか光メモリに使用される書き込み／読出し
用のヘッドや光ピツクアップの場合は、ヘット送りモー
タ３０４　と共に、針先の電極を正確に制御するための
トラッキング・サーボを制御する必要かあり、これらの
動作を上述した検出パルス信号ａによって実施するよう
にする。

なお、以上の例では、トラック・ヘッダ部１１Ｂ１２Ｒ
・・・にヘッダとしてアドレス情報や識別情報を記録す
るようにしたか、これに記録する情報としでは、アドレ
ス情報、識別情報の他任意の情報を記録するようにして
もよい。

例えは、百科辞典や音楽等を記録および再生する場合、
個々のトラックの情報・データ記録部に分野別あるいは
１曲毎の情報を記録し、トラック・ヘッダにはそれぞ才
１の１へラックに記録されている情報に対応した分野名
、画題等を記録することにより、前記ディスク状記録媒
体に含む情報の内容を示すデｆ１．・り１・りとして用
いることが可能となる。

また、以上の例においてはトラック・ヘッダをディスク
の最外周辺部に記録したが、これはディスク最内周辺部
でもかまわない。また、最内周、最外周の両方へ記録シ
・ておく方式も考えられる− 〔発明の効果）以上説明したように、本発明によりは、音楽、画像文書
等のようにデータ量の比較的大ぎい情報をディスク状記
録媒体に記録あるいは再生する場合のヘッドのアクセス
時間を、はぼ回転待ち時間程度に短かくすることかでき
るため、そのような情報の記録および再生に要する時間
を従来に比へ飛躍豹に速めることかて館、また、ディス
クの最外周辺部や最内周辺部をディｌノットす・エリア
として用いることかてきるのて実用上ディスク面の有効
利用範囲を拡げることかてぎる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式を適用したディスクのｌ・ラックの
形態の一例を示す平面図、第２図は第１図に示ず１−ラ
ックを直線にして展開した状態でヘットの動作の一例を
示す説明図、第３図は本発明記録方式を実施するための
記録再生装置の構成・の−例を示すブロック図である。１・・・ディスク、１１．１２．１３・・・トラック、１１八、ＩＩＢ、１１Ｃ，ＩＩＤ、１２八、１２８．１
２Ｇ、１２Ｄ　　・・・領域、３０２・・・スピンドル
モータ、３０３　・・・ヘッド、３０４　・・・ヘッド送りモータ、３０５・・・トラックヘッダ検出部、３０８３０９・・・スイッチ回路。

Claims

【特許請求の範囲】１）ディスク状の記録媒体上に、スパイラル形状のトラ
ックを複数条同心的に配設し、個々の前記トラックにつ
いて情報の記録および再生を可能とすることを特徴とす
る記録方式。２）特許請求の範囲第１項に記載の記録方式において、
個々の前記トラックはその最外周部および最内周部のい
ずれか一方にそのトラック上の情報をその他のトラック
上の情報と区別する識別情報が記録されることを特徴と
する記録方式。