JP2543523B2 - ディスク及びその再生装置 - Google Patents

ディスク及びその再生装置

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JP2543523B2 JP62125322A JP12532287A JP2543523B2 JP 2543523 B2 JP2543523 B2 JP 2543523B2 JP 62125322 A JP62125322 A JP 62125322A JP 12532287 A JP12532287 A JP 12532287A JP 2543523 B2 JP2543523 B2 JP 2543523B2
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    • G11B7/00736—Auxiliary data, e.g. lead-in, lead-out, Power Calibration Area [PCA], Burst Cutting Area [BCA], control information
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    • G11B7/0945—Methods for initialising servos, start-up sequences

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光デイスク装置等に用いて好適なディスク及
びその再生方式に関する。
本発明のディスクにおいては、少なくとも記録データ
を再生する際のトラッキング制御方式を識別するための
識別情報を含む制御データが、トラッキングサーボ回路
におけるトラッキングサーボループをオープンにした状
態で当該制御データを検出することができる変調方式に
より記録されており、更に、ディスクにおけるトラック
１回転分を一単位として複数トラックに同一の制御デー
タが記録されているとともに、制御データは、当該制御
データを構成する部分制御データについて、同一の当該
部分制御データが、前記ディスクにおける同一半径上に
揃うように記録されている。
そして、当該ディスクの再生時においては、トラッキ
ングサーボループをオープンとするとともにディスクを
CAV（Constant Angular Velocity;回転角速度一定）方
式で回転させ、当該ディスクに対して制御データを検出
するピックアップを固定とすることにより、ピックアッ
プがディスクの偏芯に起因して制御データが記録された
複数のトラックを横切るときの検出信号から識別信号を
抽出してトラッキング制御方式（サンプルサーボ方式で
あるか又は連続方式であるか）が判別される。
〔背景技術〕
光ディスクには２種類のディスクがある。１つのディ
スクにはトラック（グルーブが連続的に形成され、情報
はこのグルーブ上、あるいはグルーブとグルーブの間に
相対的に形成されるランド上に記録される。このような
ディスクはコンパクトディスク、光学式ビデオディスク
等と同様に、例えばブッシュプル法等の原理に従って連
続方式のトラッキング制御を行うことができる。他の１
つのディスクには所定の間隔でウォブルドピットが形成
されている。ウォブルドピットはトラック（仮想トラッ
ク）中心の左右に配置されているので、各ウォブルドピ
ットのタイミングにおけるRF信号のレベル差からトラッ
キングエラー信号を生成することができる。トラッキン
グエラー信号は次のウォブルドピットの位置までホール
ドされる。このようなサンプルサーボ方式によりトラッ
キング制御されるディスクにはグループが形成されてお
らず、また連続方式によりトラッキング制御されるディ
スクにはウォブルドピットが形成されていない。従って
サンプルサーボ方式の光ディスク装置において連続方式
の光ディスクをドライブすることができず、逆に連続方
式の光ディスク装置によりサンプルサーボの光ディスク
をドライブすることもできない。そのためいずれの方式
による光ディスクであるのかを識別する必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来斯かる識別のため光ディスクを収容するケースに
識別孔を設けるようにしている。従ってディスク毎に異
なるケースを用意しなければならず、コスト高となる欠
点がある。
そこで本発明はディスク自体に識別信号を予め記録し
ておき、いずれの方式を採用する装置においてもその識
別信号を速やかに検出できるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、特許請求の範囲第１
項に記載の発明は、再生すべき記録データが記録された
記録データ領域と、当該記録データ領域の内周側又は外
周側に位置する前記記録データ領域と同心円状の制御デ
ータ領域とに区分されたディスクであって、前記制御デ
ータ領域は前記ディスクの最大偏芯量より大きい前記デ
ィスクの半径方向の幅を有するとともに、前記制御デー
タ領域には、少なくとも前記記録データを再生する際の
トラッキング制御方式を識別するための識別情報を含む
制御データが、トラッキングを行うトラッキングサーボ
回路におけるトラッキングサーボループをオープンにし
た状態で当該制御データを検出することができる変調方
式により記録されており、更に、前記制御データ領域に
おけるトラック１回転分を一単位として複数トラックに
同一の前記制御データが記録されているとともに、前記
制御データは、当該制御データを構成する部分制御デー
タについて、同一の当該部分制御データが、前記ディス
クにおける同一半径上に揃うように記録されているよう
に構成される。
また、特許請求の範囲第２項に記載の発明は、ディス
クの最大偏芯量より大きい前記ディスクの半径方向の幅
を有する前記ディスクと同心円状の制御データ領域を有
し、当該制御データ領域内に、少なくとも前記ディスク
に記録された再生すべき記録データを再生する際のトラ
ッキング制御方式を識別するための識別情報を含む制御
データが、トラッキングを行うトラッキングサーボ回路
におけるトラッキングサーボループをオープンにした状
態で当該制御データを検出できる変調方式により記録さ
れていると共に、前記制御データ領域内におけるトラッ
ク１回転分を一単位として複数トラックに同一の前記制
御データが記録され、且つ、当該制御データは、当該制
御データを構成する部分制御データについて、同一の当
該部分制御データが前記ディスクにおける同一半径上に
揃うように記録されている前記ディスクから、前記記録
データ及び前記制御データを再生する再生装置であっ
て、前記制御データを検出して検出信号を出力するピッ
クアップと、前記ディスクを回転角速度一定方式により
回転させるCPU等の回転制御手段と、前記ピックアップ
を、回転する前記ディスクにおける前記制御データ領域
の範囲内に実質的に固定するストッパ等の固定手段と、
前記トラッキングサーボループをオープンするCPU等の
サーボ制御手段と、前記トラッキングサーボループがオ
ープンとなっているとき、前記ピックアップが前記ディ
スクの偏芯に起因して前記制御データが記録された前記
制御データ領域内の複数の前記トラックを横切るときの
前記検出信号から前記識別情報に対応する識別信号を抽
出するCPU等の信号処理手段と、を備えて構成される。
〔作用〕
特許請求の範囲第１項に記載の発明によれば、制御デ
ータ領域はディスクの最大偏芯量より大きいディスクの
半径方向の幅を有する。
そして、当該制御データ領域において、トラッキング
制御方式を識別するための識別情報を含む制御データ
は、トラッキングサーボループをオープンにした状態で
当該制御データを検出することができる変調方式により
記録されており、更に、制御データ領域におけるトラッ
ク１回転分を一単位として複数トラックに同一の制御デ
ータが記録されているとともに、当該制御データを構成
する部分制御データについて、同一の当該部分制御デー
タが、前記ディスクにおける同一半径上に揃うように記
録されている。
よって、上記ディスクの再生時において、トラッキン
グサーボループをオープンとするとともにディスクを回
転角速度一定方式で回転させ、当該ディスク上の制御デ
ータ領域の範囲内にピックアップを固定とすることによ
り、ピックアップがディスクの偏芯に起因して制御デー
タが記録された複数のトラックを横切るときの検出信号
から識別情報に対応する識別信号を抽出して判読するこ
とができる。
従って、予めディスクのトラッキング制御方式が不明
の場合でも、当該識別信号を検出することにより当該ト
ラッキング制御方式を識別することができる。
また、特許請求の範囲第２項に記載の発明によれば、
ピックアップは、回転するディスクにおける最大偏芯量
より大きい半径方向の幅を有するディスクと同心円状の
制御データ領域であって、少なくともディスクに記録さ
れた記録データを再生する際のトラッキング制御方式を
識別するための識別情報を含む制御データが、トラッキ
ングサーボループをオープンにした状態で当該制御デー
タを検出できる変調方式により記録されていると共に、
上記制御データ領域内におけるトラック１回転分を一単
位として複数トラックに同一の制御データが記録され、
且つ、当該制御データは、当該制御データを構成する部
分制御データについて、同一の当該部分制御データがデ
ィスクにおける同一半径上に揃うように記録されている
制御データ領域を有するディスクから当該制御データを
検出して検出信号を出力する。
一方、回転制御手段は、ディスクを回転角速度一定方
式で回転させる。
このとき、固定手段は、ピックアップを上記制御デー
タ領域の範囲内に実質的に固定する。
これと並行して、サーボ制御手段は、トラッキングサ
ーボループをオープンする。
そして、信号処理手段は、トラッキングサーボループ
がオープンとなっているとき、ピックアップがディスク
の偏芯に起因して制御データが記録された複数のトラッ
クを横切るときの検出信号から識別情報に対する識別信
号を抽出する。
よって、トラッキングサーボループをオープンとして
ディスクを回転角速度一定方式で回転させ、当該ディス
ク上の上記制御データ領域の範囲内にピックアップを固
定するとともに、制御データが当該制御データ領域にお
いてトラック１回転分を一単位として複数トラックに同
一の制御データが記録され、更に当該制御データを構成
する部分制御データについて、同一の当該部分制御デー
タが、ディスクにおける同一半径上に揃うように記録さ
れていることにより、ピックアップがディスクの偏芯に
起因して制御データが記録された複数のトラックを横切
るときの検出信号から識別信号を抽出して判読すること
ができる。従って、予めディスクのトラッキング制御方
式が不明の場合でも、当該識別信号を検出することによ
り当該トラッキング制御方式を識別することができる。
〔実施例〕
第２図は本発明の情報記録再生装置のブロック図であ
る。１は光ディスク装置、２は他の光ディスク装置、３
は磁気ディスク装置である。これらはインタフェース４
を介してホストコンピュータ等のコントローラ５に接続
されている。
インタフェース４を介してコントローラ５より立ち上
げが指令されたとき、あるいはまたターンテーブル22上
に光ディスク11が装着されたとき、CPU19は立ち上げ動
作を開始させる。このとき回転制御手段及びサーボ制御
手段としてのCPU19はサーボ回路15を制御し、スピンド
ルモータ12を所定の角速度（例えば1800rpm）で回転さ
せる（CAVで回転させる）。またサーボ回路15はピック
アップ13を制御し、フォーカスサーボループをクローズ
させる。さらにまたサーボ回路15はスライダモータ14を
制御し、ピックアップ13を固定手段としてのストッパ20
に当接する位置に駆動させる。スライダモータ14はピッ
クアップ13がストッパ20に当接した後も、ピックアップ
13を駆動し続ける。その結果例えば装置に振動が加えら
れたり、装置が傾斜して配置されたような場合であって
も、ピックアップ13はストッパ20に当接した状態に保持
される。
光ディスク11は第３図に示すように例えば３つの領域
に区分されている。最内周の制御データ領域としての領
域Ａは所定の識別信号等が記録される領域であり、その
外側の領域Ｂはその他のコントロール信号が記録される
領域である。さらに外側の領域Ｃは光ディスク11の製造
者が必要なデータを記録する領域である。最外周の記録
データ領域としての領域Ｄにユーザが所望のデータを記
録することができるようになっている。勿論これらの領
域の位置はこの実施例に限定されるものではなく、例え
ば領域Ａを最外周に配置することもできる。
領域Ａ乃至Ｃのデータはディスク製造時においてプリ
ピットとして予め記録（形成）されるが、領域Ｄにおい
ては所望のデータがユーザにより必要に応じ任意に記録
される。
ピックアップ13はストッパ20に当接した位置におい
て、領域Ａの略中央に位置するようになされている。そ
の位置がずれている場合、位置調整手段としてのネジ21
を進歩させることにより、ストッパ20（従ってピックア
ップ13）の位置を調整することができる。従っていまピ
ックアップ13は領域Ａの略中央において実質的に固定さ
れていることになる。
領域Ａには複数のトラックが形成される。このトラッ
クは１回転が単位領域とされ、１トラック（１回転分の
長さ）は例えば第４図に示すように３つのセクタに区分
される。各セクタは177ビットの長さにより構成され、
セクタとセクタの間には11ビット又は10.9ビットのギャ
ップが形成される。１つのセクタは16ビットのプリアン
ブルと、１ビットのシンクと、24ビットのトラックアド
レス及びセクタアドレスと、128ビットのデータと、８
ビットの誤り検出符号（CRC）とにより構成される。こ
の128ビットの制御データとしてのデータの１つとし
て、サーボ方式を識別する識別信号が記録される。この
データにはこの他ディスクの反射率、CAV、CLVの区別、
リードパワー、トラックの区別（ランド又はグループ）
等に関する信号が含まれる。
各セクタにおいて各信号は例えば第５図に示すような
記録信号により、ディジタル的に変調（PE（Phase Enco
ding）変調）され、記録される。すなわち論理０は、ビ
ットセルの前半分に例えばデューティ約50％の所定数
（例えば70乃至93）のピットを形成し、後半分を鏡面状
態にすることにより表わされ、論理１は逆にビットセル
の前半分を鏡面状態とし、後半分に所定数のピットを形
成することにより表わされる。
このようにして１トラックに同一のトラッキング制御
方式識別データ、ディスクの反射率及びCAV/CLVの区分
等の信号を含むデータが３つのセクタに各々記録され
（３重書きされ）、さらに同一のトラックが領域Ａに複
数本形成される。このときディスクは角速度一定（CA
V）で回転するので、同一の信号が同一半径位置にそろ
うことになる。その結果光ディスク11の一部を拡大する
と第１図（ａ）に示すようになる。同図において左右方
向はトラックの方向であり、上方向がディスクの中心方
向である。
立ち上げ時信号処理手段としてのCPU19はサーボ回路1
5を制御し、トラッキングサーボループをオープンにさ
せる。光ディスク11は偏芯した状態で回転するから、ピ
ックアップ13（情報検出点としての光ディスク11上のス
ポット光）は、第１図（ａ）に矢印Ｐ、Ｐ′で示すよう
に、領域Ａの複数のトラックを内周から外周方向に、又
はその逆方向に横切ることになる。領域Ａの幅は光ディ
スク11の最大の偏芯量より大きい値に形成してある。従
って情報検出点が領域Ａから逸脱することはない。そし
て領域Ａの各トラックには同一の信号が同一半径位置に
そろうように記録されているので、情報検出点が各トラ
ックを横切ったとしても、第１図（ｂ）に示すように、
同一トラック（仮想トラック）上をトレースした場合と
略同一のRF信号が再生される。
ピックアップ13が出力するRF信号はヘッドアンプ16に
より増幅された後、検出回路17に入力される。検出回路
17はRF回路のエンベロープを検出する。検出回路17によ
り検出されたRF信号のエンベロープは２値化回路18によ
り２値化（波形整形）され、CPU19に入力される。CPU19
は入力されたデータを１セクタ分以上メモリ23に一旦記
憶させる。プリアンブルには同一の論理が16回繰り返さ
れ、シンクはそれと異なる論理とされている。このよう
なパターンは他のデータ中には現われないようになされ
ている。従ってこのパターンを読むことによりシンクが
検出される。このシンクを基準にして他のデータの論理
が判定される。上述したようにビットセル中のピットの
位置（位相）により論理を表わしているので、再生信号
に同期したクロックがなくとも論理の判定は可能であ
る。
このようにCPU19は、複数のトラックから再生される
再生信号を、１つのトラックから再生させる場合と同様
に合成し、連続する１つの再生信号として処理する（複
数のトラックの再生信号から１セクタ分のデータを合成
し、処理する）。
CPU19は読み取られたデータからトラッキングのサー
ボ方式を識別する。そしてサンプルサーボ方式の光ディ
スクを駆動する装置に連続方式の光ディスクが装着され
た場合、あるいは逆に連続方式の光ディスクを駆動する
装置にサンプルサーボの光ディスクが装置された場合、
CPU19はその光ディスクをイジェクトさせ、必要に応じ
表示手段24に異種のディスクである旨を表示させる。正
しいディスクが装着された場合、CPU19はピックアップ1
3を領域ＢあるいはＣに移動させ、トラッキングサーボ
ループをクローズしてデータを読み取る。そして読み取
った結果に対応して必要に応じてサーボ回路15を制御
し、光ディスク11をCLV又はCAVで回転させたり、レーザ
光のリードパワーを適当な値に設定する等の切り換えを
行う。またインタフェース４を介してコントローラ５に
立ち上げ終了の信号等を出力する。コントローラ５は光
ディスク装置１、２、磁気ディスク装置３等の立ち上げ
状態を監視し、立ち上げが終了した装置に所定の命令を
発し、実行させる。
このような命令は例えばインタフェース４を介してCP
U19に入力される。CPU19はその命令に対応してピックア
ップ13を領域Ｄに移送し、所定の信号をCLV又はCAVで記
録再生させる。
尚以上においてはストッパ20に当接させることにより
ピックアップ13を領域Ａに実質的に固定配置するように
したが、この他光学的スケール、センサ等によりピック
アップ13の位置を検出し、位置サーボをかけてピックア
ップ13を所定の位置に配置させるようにすることもでき
る。
〔効果〕
以上説明したように、特許請求の範囲第１項又は第２
項に記載の発明によれば、トラッキングサーボループを
オープンとしてディスクをCAV方式で回転させ、当該デ
ィスク上の第２領域の範囲内にピックアップを実質的に
固定するとともに、制御データが当該第２領域において
トラック１回転分を一単位として複数トラックに同一の
制御データが記録され、更に当該制御データを構成する
部分制御データについて、同一の当該部分制御データ
が、ディスクにおける同一半径上に揃うように記録され
ていることにより、ピックアップがディスクの偏芯に起
因して制御データが記録された複数のトラックを横切る
ときの検出信号から識別信号を抽出して判読することが
できる。よって、予めディスクのトラッキング制御方式
が不明の場合でも、当該識別信号を検出することにより
当該トラッキング制御方式を識別することができる。
従って、再生しようとするディスクのトラッキング制
御方式を、再生に先立って判別することができ、当該デ
ィスクを再生可能な再生装置を適切に選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明のディスクの信号記録状態を説明する説
明図、第２図は本発明を応用した情報記録再生装置のブ
ロック図、第３図はそのディスクの記録領域の説明図、
第４図はそのフォーマットの説明図、第５図はその記録
信号の波形図である。 1,2……光ディスク装置 ３……磁気ディスク装置 ４……インタフェース ５……コントローラ 11……光ディスク 12……スピンドルモータ 13……ピックアップ 14……スライダモータ 15……サーボ回路 16……ヘッドアンプ 17……検出回路 18……２値化回路 19……CPU 20……ストッパ 21……ネジ 22……タンテーブル 23……メモリ 24……表示手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】再生すべき記録データが記録された記録デ
    ータ領域と、当該記録データ領域の内周側又は外周側に
    位置する前記記録データ領域と同心円状の制御データ領
    域とに区分されたディスクであって、 前記制御データ領域は前記ディスクの最大偏芯量より大
    きい前記ディスクの半径方向の幅を有するとともに、 前記制御データ領域には、少なくとも前記記録データを
    再生する際のトラッキング制御方式を識別するための識
    別情報を含む制御データが、トラッキングを行うトラッ
    キングサーボ回路におけるトラッキングサーボループを
    オープンにした状態で当該制御データを検出することが
    できる変調方式により記録されており、 更に、前記制御データ領域におけるトラック１回転分を
    一単位として複数トラックに同一の前記制御データが記
    録されているとともに、前記制御データは、当該制御デ
    ータを構成する部分制御データについて、同一の当該部
    分制御データが、前記ディスクにおける同一半径上に揃
    うように記録されていることを特徴とするディスク。
  2. 【請求項２】ディスクの最大偏芯量より大きい前記ディ
    スクの半径方向の幅を有する前記ディスクと同心円状の
    制御データ領域を有し、 当該制御データ領域内に、少なくとも前記ディスクに記
    録された再生すべき記録データを再生する際のトラッキ
    ング制御方式を識別するための識別情報を含む制御デー
    タが、トラッキングを行うトラッキングサーボ回路にお
    けるトラッキングサーボループをオープンにした状態で
    当該制御データを検出できる変調方式により記録されて
    いると共に、前記制御データ領域内におけるトラック１
    回転分を一単位として複数トラックに同一の前記制御デ
    ータが記録され、且つ、当該制御データは、当該制御デ
    ータを構成する部分制御データについて、同一の当該部
    分制御データが前記ディスクにおける同一半径上に揃う
    ように記録されている前記ディスクから、前記記録デー
    タ及び前記制御データを再生する再生装置であって、 前記制御データを検出して検出信号を出力するピックア
    ップと、 前記ディスクを回転角速度一定方式により回転させる回
    転制御手段と、 前記ピックアップを、回転する前記ディスクにおける前
    記制御データ領域の範囲内に実質的に固定する固定手段
    と、 前記トラッキングサーボループをオープンするサーボ制
    御手段と、 前記トラッキングサーボループがオープンとなっている
    とき、前記ピックアップが前記ディスクの偏芯に起因し
    て前記制御データが記録された前記制御データ領域内の
    複数の前記トラックを横切るときの前記検出信号から前
    記識別情報に対応する識別信号を抽出する信号処理手段
    と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
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