JPH11110901A - ディスク装置における回転速度制御装置及び方法 - Google Patents

ディスク装置における回転速度制御装置及び方法

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JPH11110901A
JPH11110901A JP27174097A JP27174097A JPH11110901A JP H11110901 A JPH11110901 A JP H11110901A JP 27174097 A JP27174097 A JP 27174097A JP 27174097 A JP27174097 A JP 27174097A JP H11110901 A JPH11110901 A JP H11110901A
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Hiroshi Houga
博 宝賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶量の少ないディスクであっても高転送レ
ートを実現するディスク装置を提供する。 【解決手段】 ホストシステムにインターフェイスを経
由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
置であって、ディスクの最外周に記憶されたデータの位
置で、前記ホストシステムへのデータ転送レートが最大
になるように前記ディスクの回転速度を設定し、角速度
一定(CAV)で制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク媒体に記
憶されたデータを読み出すディスク装置に関し、特に角
速度一定(CAV)制御をするディスク回転速度制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置の回転速度制御装置
について、CD−ROMドライブを一つの例として説明
する。
【0003】従来のCD−ROMドライブ装置の回転速
度制御装置は、線速度一定(CLV)でデータが記憶さ
れたCDを線速度一定の回転速度制御をしてデータを読
み出す場合、内周と外周とで約2倍の速度差があるため
ランダムアクセス時には素早い回転速度制御が要求さ
れ、基準速度(1倍速)より早く読めば読むほど、その
差が激しくなりデータを読み取りできるまでの時間がか
かっていた。
【0004】そこで従来は基準速度より、例えば16倍
以上でデータを読もうとする装置では角速度一定(CA
V)で制御しディスクの回転速度に制御にかかる時間を
少なくし、ランダムアクセスの性能向上と、モータの低
トルク化によるコスト低減を行っていた。
【0005】図5は従来のCLV記憶されたCDを最内
周8倍速でCAV再生した場合のCDのデータ記憶内容
の読み出し位置による転送レートの差の一例である。
【0006】CLV記憶されているCD(線速度1.
3、トラックピッチ1.6)の再生が最内周で8倍速の
CAV再生装置であって、CDの記憶領域がコンパクト
ディスクの規格であるレッドブックに記載されている半
径方向最大(58mm)にまで記憶されている場合には
総トラック数は20000トラックになり、図2のよう
にCDの記憶領域に記憶されたデータを読み出す位置に
よってデータ転送レートに差が生じてしまうため、最外
周では18.56倍速となる。
【0007】このように外周で転送速度が最大となる
が、データを読み取るピックアップの周波数特性や、読
み取ったデータのエラー訂正、データ復調を司るデータ
処理系等の処理能力に、例えば16倍速相当までしか対
応できないといった制限があったり、また様々なCD媒
体に交換されるので、従来の技術では最外周でホストシ
ステムへのデータ転送レートが最大となる角速度一定
(CAV)で回転速度制御を行っており、また内周と外
周とのホストシステムへのデータ転送レートに差が生じ
るため、内周から外周までを複数の領域に分割し、各領
域ごとの最外周でホストシステムヘのデータ転送レート
が最大となる角速度一定(CAV)で回転速度制御を行
っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスク装置における回転速度制御装置は、次に列挙す
るような課題があった。
【0009】上述のように角速度一定(CAV)制御の
回転速度制御を行うディスク装置ではディスクに記憶さ
れたデータの読み出し位置によってホストシステムヘの
データ転送レートに差が出てしまう。ディスクの最外周
側に記憶されたデータの読み出しにはデータ転送レート
が高くなるが、ディスクの最内周側に記憶されたデータ
の読み出しにはデータ転送レートが低くなるので、特に
CDやDVD等の内周から順にデータが記憶されてい
て、かつデータの記憶された量が少ないものは内周側に
しかデータが記憶されておらず、12インチサイズのC
Dの最外周を基準とした装置であって8インチサイズの
CDシングルのような媒体からデータを読み出すときも
12インチサイズのCDでの内周側にしかデータが記憶
されておらず、内周から外周までの平均的なデータ転送
レートが低くなるといった課題が生じていた。
【0010】また内周から外周までを複数の領域に分割
し、各領域ごとに角速度一定(CAV)となる回転速度
制御をする場合でも、分割数が多いと、上述した線速度
一定(CLV)の時と同じく内周と外周とで速度差が生
じ、ランダムアクセス性能に影響が生じ、分割数が少な
いと、データが記憶されている領域の最外周の領域で
は、その領域の最外周までデータが記憶されていない場
合がほとんどで、その領域におけるホストシステムへの
平均的なデータ転送レートが低くなるといった課題が生
じていた。
【0011】そこで本発明の目的は、記憶量の異なるデ
ィスクであってもホストシステムへの平均的なデータ転
送レートを高くするディスク装置における回転速度制御
装置および方法を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のディスク装置における回転速度制御装置
は、ホストシステムにインターフェイスを経由して接続
されたディスク装置における回転速度制御装置であっ
て、ディスクの最外周に記憶されたデータの位置で、前
記ホストシステムへのデータ転送レートが高くなるよう
に前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定(CA
V)で制御することを特徴とする。
【0013】また本発明のディスク装置における回転速
度制御装置は、ホストシステムにインターフェイスを経
由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
置であって、ディスクに記憶されたデータのうち最外周
に記憶された最外周データの位置を検出する最外周デー
タ位置検出手段と、前記最外周データを読み出す時の前
記ホストシステムへのデータ転送レートが最大となるよ
うに前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定(C
AV)で制御するディスク回転速度制御手段とを備え
る。
【0014】また本発明のディスク装置における回転速
度制御装置は、ホストシステムにインターフェイスを経
由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
置であって、ディスクに記憶されたデータ量を検出する
データ量検出手段と、前記データ量に応じて前記ホスト
システムへの平均データ転送レートが高くなるように予
め設定された回転速度に前記ディスクの回転速度を設定
し、角速度一定(CAV)で制御するディスク回転速度
制御手段とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を光ディスク装置に
適用した実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明を適用した光ディスク装置
と、ホストシステムを示すブロック図で、図2は本発明
の第一の実施の形態の光ディスクの回転速度を設定する
フローチャートで、図3は本発明の第二の実施の形態の
光ディスクの回転速度を設定するフローチャートで、図
4は本発明の光ディスク装置における転送レートを示す
図である。
【0017】まず図1を参照しながら、本発明の第一の
実施の形態を説明する。
【0018】本発明を適用した光ディスク装置における
回転速度制御装置は、ディスク1に記憶されたデータの
うち最外周に記憶された最外周データの位置を検出する
最外周データ位置検出手段100と、前記最外周データ
を読み出す時のホストシステム9へのデータ転送レート
が最大となるように前記ディスクの回転速度を設定し、
角速度一定(CAV)で制御するディスク回転速度制御
手段200とを備えている。
【0019】最外周データ位置検出手段100は、光デ
ィスク1に記憶された信号を読み取る光ピックアップ2
と、読み取った信号を増幅する増幅回路3と、増幅され
た信号のエラー訂正及びデータヘの復調を行いホストシ
ステムへデータを転送するデコーダ4と、デコーダ4か
らデータを読み出し、光ディスク装置全体の制御を行う
コントローラ6とを備える。
【0020】ディスク回転速度制御手投200は、光デ
ィスク1を回転させるためのモータ8と、モータ8を制
御するモータ制御回路7と、光ディスク1に記録された
回転速度を検出するための同期信号を読み取る光ピック
アップ2と、目標回転速度を指示するコントローラ6
と、同期信号とコントローラ6から指示された目標回転
速度を比較し、モータ制御回路7にディスク1の回転速
度が目標回転速度となるように指示をするサーボ回路5
とを備えている。
【0021】ここでは信号とデータを分けて記載してい
るが、ディスクには記憶させた情報と、ディスクを読み
書きするために必要な制御用の情報が同じ信号として多
重化されているので、読み出す必要のある記憶させた情
報だけをデータとして区別する。例えば追記型のCD−
Rにはディスクの領域全体にディスクの位置情報が溝を
蛇行させることによって予め記録されており、このよう
な制御用に記録された信号はデータとは区別する。
【0022】次に本発明の第一の実施の形態の動作につ
いて図1、図2を参照しながら説明する。
【0023】最初にコントローラ6が最外周でデータ転
送レートが最大となるような従来の技術にて決められる
基準回転速度に設定し、光ディスク1ヘアクセスできる
ようにする。(SP02)
【0024】次にコントローラ6が光ピックアップ2、
増幅回路3、デコーダ4を経由して光ディスク1に記憶
されたデータの量を読み出す。例えばCD−ROMでは
TOCに記憶している量に関するデータが記憶されてい
て、TOCを読み出し、記憶されたデータの量を読む。
(SP03、SP04)
【0025】次にコントローラ6が記憶されたデータ量
から最終アドレスを算出する。例えばCD−ROMの場
合は内周から外周に向かって連続的にデータが記憶され
ていて、かつデータの格納形式が固定なので、データ量
から記憶されている信号の最終アドレス(時間)が算出
できる。(SP05)
【0026】次にコントローラ6が最終アドレスからデ
ィスクに記憶された最外周のデータの位置を算出する。
例えばCD−ROMの場合は内周から外周に向かって螺
旋状にデータが記憶されていて、かつデータの格納形
式、トラックピッチが固定なので、最終アドレスから光
ディスク1の中心からの半径方向の距離が算出できる。
(SP06)
【0027】次に算出した位置を最外周データの位置と
して、ここでホストシステム10へのデータ転送レート
が最大となるようなディスクの回転速度を算出し、新た
な回転速度として設定する。例えばCD−ROMの場合
は線速度一定で信号が記憶されているので、最外周デー
タの位置(光ディスク1の中心からの距離)と信号処理
系の制限によりホストシステム9へのデータ転送レート
が最大となるような回転速度が算出でき、それを新たな
光ディスク1の回転速度として設定する。(SP07)
【0028】以上により本発明の第一の実施の形態の動
作が完了する。
【0029】図4を参照すると、従来の技術では500
0トラックの位置でのデータ転送レートは10x相当し
かなかったが、本発明の第一の実施の形態では18x相
当のデータ転送レートとなる。
【0030】本発明の第一の実施の形態では、最外周の
データの位置を確認するのに、光ディスク1に予め記憶
されいる記憶されたデータの量を読み出し、そこから最
外周のデータの位置を算出する構成、すなわち記憶され
たデータ量を検出するデータ量検出手段と、検出された
データ量から最外周に記憶された最外周データの位置を
検出する位置検出手段とにより最外周のデータの位置を
検出したが、例えば追記型のCD−Rのように記憶させ
たデータの量を確定せず、追記の時に必要なアドレス情
報を一時的に複数のPMA(ProgramMemor
yArea)に分けて管理しているものや、データが内
周から外周に向かって断続的に記憶されている光ディス
クではデータ量で最終アドレスを特定できないため、予
め最外周のデータの位置を光ディスクに記憶させてお
き、それを読み出す構成としてもいいし、信号を読み出
してデータが記憶されている領域と、データが記憶され
ていない領域とに分けて、データが記憶されている領域
で最外周にあるものの外周側の境界を最外周のデータの
位置として検出するように動作させてもいい。
【0031】また、CDとDVDのように外形が同じで
記録密度の異なるものは、媒体の種類を認識した後で、
その媒体の記憶可能な最大データ量と記憶されたデータ
量に応じて最外周のデータの位置を検出させてもよい。
【0032】また、CDとCDシングルのようにディス
クの径が異なるものは、媒体の種類を認識した後で、記
憶可能な最大データ量を記録されたデータ量と見なして
最外周のデータの位置を論理的に検出させてもいいし、
ディスクの外径を認識させて、ディスクの周を最外周の
データの位置として物理的に検出させる構成としてもよ
い。ディスクの種類が光ディスクに記憶されていなくて
も、簡単な光センサを用いた検出器や、光ピックアップ
2を用いてレーザー光が反射してくるかどうかで媒体の
外径が確認できる。
【0033】ようはディスクに記憶されたデータのうち
最外周に記憶された最外周データの位置を検出し、最外
周データを読み出す時のホストシステムヘのデータ転送
レートが最大となるような構成であればよい。
【0034】次に本発明の第二の実施の形態について同
じく図1を用いて説明をする。
【0035】本発明の第一の実施の形態では、最外周デ
ータ位置検出手段を記憶されたデータ量を検出するデー
タ量検出手段と、検出されたデータ量から最外周に記憶
された最外周データの位置を算出する位置検出手段とで
構成し、厳密にデータが記憶されている位置を検出し
て、転送レートが最大になるように回転速度を設定する
構成としたが、本発明の第二の実施の形態は、最外周デ
ータ位置検出手投100としての光ディスク1に記憶さ
れたデータ量を検出するデータ量検出手段と、ディスク
回転速度制御手段200としての記憶されたデータ量に
応じてホストシステム9への、光ディスク1の内周から
データが記憶された最外周までの、平均データ転送レー
トが高くなるように予め設定された回転速度を前記ディ
スクの回転速度として設定し、角速度一定(CAV)で
制御する第2のディスク回転速度制御手段とで構成し、
予め記憶されているデータ量を基にデータ転送レートが
高くなるように回転速度の速度テーブルをコントローラ
7のRAMまたはROMに作っておき、データ量に応じ
た速度を設定し、処理を簡素化する。
【0036】次に本発明の第二の実施の形態の動作につ
いて図1と図3を参照しながら説明する。
【0037】最初にコントローラ6が最外周でデータ転
送レートが最大となるような従来の技術にて決められる
基準回転速度に設定し、光ディスク1ヘアクセスできる
ようにする。(SP12)
【0038】次にコントローラ6が光ピックアップ2、
増幅回路3、デコーダ4を経由して光ディスク1に記憶
されたデータの量を読み出す。例えばCD−ROMでは
TOCに記憶している量に関するデータが記憶されてい
て、TOCを読み出し、記憶されたデータの量を読み、
データの記憶量を確定する。(SP13、SP14)
【0039】次にコントローラ6のRAMまたはROM
に予め設定された記憶されたデータ量の応じた速度テー
ブルと比較する。図3に示す実施の形態では光ディスク
を内周側と外周側の2つの領域に分割し、内周側だけに
しかデータが記憶されていない場合は2つの領域の境界
でホストシステム9へのデータ転送レートが最大となる
ように予め速度を設定しておいてある。内周側の領域に
記憶可能なデータ量を設定値として、記憶されたデータ
量が設定値より少ないかどうか比較することで最外周の
データの位置が内周側の領域か、外周側の領域にあるか
を検出し、回転速度を設定する。(SP15、SP1
6、SP17)
【0040】新たな速度設定で光ディスク1を回転さ
せ、ホストシステムからのデータの読み出し命令を待
つ。(SP18)
【0041】以上で本発明の第二の実施の形態の動作が
完了する。
【0042】この第二の実施の形態では2段階のみの速
度設定であるので、第一の実施の形態のようにデータ転
送レートが最大となりにくいが、速度の段階数すなわち
領域の分割数を増やせばデータ転送レートが最大に近づ
いていく。
【0043】また、第一の実施の形態と同じく、DVD
やCDシングルのようなものは、その媒体の種類によっ
て、記憶されたデータ量に応じたテーブルを予め用意し
ておいて、媒体の種類を光ディスク1に記憶させた情報
や外径から認識して、それに応じた速度テーブルを用い
る構成としてもよい。
【0044】以上、本発明の第一及び第二の実施の形態
について、CDやDVD等の光ディスク装置を例に説明
したが、本発明は角速度一定で速度制御したときに内周
と外周でデータ転送レートに差が生じる課題を最外周の
データの位置に基づいて速度を設定する構成なので、記
憶方式は光だけでなく、光磁気でも磁気でもよい。
【0045】また光ディスクに特有の螺旋状に内周から
外周に記憶させたものを説明したが、同心円状に領域を
分割したものでも最外周のデータの位置を管理しておけ
ば本発明が適用できるし、外周方向から記憶するもので
も最外周位置は自明なので、本発明を適用できる。
【0046】またDVDのように2層式で、層によって
記憶方向、螺旋の回転方向が異なるものでも層ごとに最
外周の位置が検出できるので、本発明が適用できる。
【0047】また再生装置のような読み込み装置だけで
なく書き込み装置でもデータを新たに記憶させるごとに
最外周のデータの位置をディスク上、またはディスク装
置側で記憶している最外周のデータの位置の管理情報を
更新し、データを読み出す度に新しい最外周のデータの
位置に応じた速度を設定してやってもよい。
【0048】また、ディスクの内周から最外周データの
位置まで複数の領域に分割し、分割した前記領域の個々
の最外周部で前記ホストシステムへのデータ転送レート
が最大となるように前記ディスクの回転速度を設定し、
角速度一定(CAV)で制御する構成としてやること
で、最外周の領域での平均データ転送レートが高くなる
こともできるし、内周から外周まで従来技術と同様に複
数の領域に分割しておいて、最外周データの位置にある
領域については最外周のデータの位置でデータ転送レー
トが最大となる構成としても同様に最外周の領域での平
均データ転送レートが高くなる。
【0049】要は、ディスクの最外周に記憶されたデー
タの位置で、ホストシステムヘのデータ転送レートが高
くなるようにディスクの回転速度を設定して、角速度一
定(CAV)で制御する構成であればいい。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のディスク装
置における回転速度制御装置は、ディスクに記憶された
データのうち最外周に記憶された最外周データの位置を
検出する最外周データ位置検出手段と、前記最外周デー
タを読み出す時の前記ホストシステムへのデータ転送レ
ートが最大となるように前記ディスクの回転速度を設定
し、角速度一定(CAV)で制御するディスク回転速度
制御手段とを備える構成としたことで、ディスクに記憶
された量によらず、最外周データが必ず最大転送レート
で読み出すことができ、それに従い平均転送レートも高
くすることができる。
【0051】また、最外周データ位置検出手段が、記憶
されたデータ量を検出するデータ量検出手段と、検出さ
れたデータ量から最外周に記憶された最外周データの位
置を算出する位置検出手段とを備える構成とすること
で、記憶されたデータ量を読み出し、算出することで簡
単に最外周のデータの位置が検出できる。
【0052】また、ディスク回転速度制御手段が前記デ
ィスクの内周から前記最外周データの位置まで複数の領
域に分割し、分割した前記領域の個々の最外周部で前記
ホストシステムへのデータ転送レートが最大となるよう
に前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定(CA
V)で制御する構成としたことで、最外周領域の平均デ
ータ転送レートが高くなり、全体の平均データ転送レー
トが向上できる。
【0053】また、最外周データ位置検出手投が、内周
から外周へ螺旋状にデータが記憶されたディスクのデー
タを読み出していき、データが記憶されている領域とデ
ータが記憶されていない領域との境界を検出して最外周
データの位置を検出する構成としたことで、ディスクに
最外周データ及びディスクに記憶されたデータの量が管
理されていなくても最外周データの位置を検出すること
ができる。
【0054】また、ディスクに記憶されたデータ量を検
出するデータ量検出手段と、前記データ量に応じて前記
ホストシステムへの平均データ転送レートが高くなるよ
うに予め設定された回転速度に前記ディスクの回転速度
を設定し、角速度一定(CAV)で制御するディスク回
転速度制御手段とを備える構成とすることで、最外周の
データの位置を算出しなくても、比較のみでデータ転送
速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置と、ホストシ
ステムを示すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施の形態の光ディスクの回転
速度を設定するフローチャート。
【図3】本発明の第二の実施の形態の光ディスクの回転
速度を設定するフローチャート。
【図4】本発明の光ディスク装置における転送レートを
示す図。
【図5】従来のCLVディスクのCAV再生装置におけ
る転送レートを示す図。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 増幅回路 4 デコーダ 5 サーボ回路 6 コントローラ 7 モータ制御回路 8 モータ 9 ホストシステム 100 最外周データ位置検出手段 200 ディスク回転速度制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムにインターフェイスを経
    由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
    置であって、ディスクの最外周に記憶されたデータの位
    置で、前記ホストシステムへのデータ転送レートが高く
    なるように前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一
    定(CAV)で制御することを特徴とするディスク装置
    における回転速度制御装置。
  2. 【請求項2】 ホストシステムにインターフェイスを経
    由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
    置であって、ディスクに記憶されたデータのうち最外周
    に記憶された最外周データの位置を検出する最外周デー
    タ位置検出手段と、前記最外周データを読み出す時の前
    記ホストシステムヘのデータ転送レートが最大となるよ
    うに前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定(C
    AV)で制御するディスク回転速度制御手段とを備える
    ことを特徴とするディスク装置における回転速度制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記最外周データ位置検出手段が、記憶
    されたデータ量を検出するデータ量検出手段と、検出さ
    れたデータ量から最外周に記憶された最外周データの位
    置を算出する位置検出手段とを備えることを特徴とする
    請求項2記載のディスク装置における回転速度制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ディスク回転速度制御手段が前記デ
    ィスクの内周から前記最外周データの位置まで複数の領
    域に分割し、分割した前記領域の個々の最外周部で前記
    ホストシステムヘのデータ転送レートが最大となるよう
    に前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定(CA
    V)で制御することを特徴とする請求項2記載のディス
    ク装置における回転速度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記最外周データ位置検出手段が、内周
    から外周へ螺旋状にデータが記憶されたディスクのデー
    タを読み出していき、データが記憶されている領域とデ
    ータが記憶されていない領域との境界を検出して最外周
    データの位置を検出することを特徴とする請求項2記載
    のディスク装置における回転速度制御装置。
  6. 【請求項6】 ホストシステムにインターフェイスを経
    由して接続されたディスク装置における回転速度制御装
    置であって、ディスクに記憶されたデータ量を検出する
    データ量検出手段と、前記データ量に応じて前記ホスト
    システムヘの平均データ転送レートが高くなるように予
    め設定された回転速度に前記ディスクの回転速度を設定
    し、角速度一定(CAV)で制御するディスク回転速度
    制御手段とを備えることを特徴とするディスク装置にお
    ける回転速度制御装置。
  7. 【請求項7】 ホストシステムにインターフェイスを経
    由して接続されたディスク装置における回転速度制御方
    法であって、ディスクに記憶されたデータ量を読み取っ
    て、前記データ量に応じて前記ホストシステムヘの平均
    データ転送レートが高くなるように予め設定された回転
    速度に前記ディスクの回転速度を設定し、角速度一定
    (CAV)の制御をすることを特徴とするディスク装置
    における回転速度制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006508A1 (de) * 1999-07-16 2001-01-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur einstellung einer drehzahl
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