JP4270991B2 - 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム - Google Patents

情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム Download PDF

Info

Publication number
JP4270991B2
JP4270991B2 JP2003325195A JP2003325195A JP4270991B2 JP 4270991 B2 JP4270991 B2 JP 4270991B2 JP 2003325195 A JP2003325195 A JP 2003325195A JP 2003325195 A JP2003325195 A JP 2003325195A JP 4270991 B2 JP4270991 B2 JP 4270991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
data
information recording
replacement
replacement area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003325195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004164822A (ja
Inventor
啓之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003325195A priority Critical patent/JP4270991B2/ja
Priority to US10/679,267 priority patent/US7228376B2/en
Priority to EP03256405A priority patent/EP1420403A3/en
Priority to EP08001091A priority patent/EP1933322A3/en
Publication of JP2004164822A publication Critical patent/JP2004164822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4270991B2 publication Critical patent/JP4270991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Description

本発明は、ユーザデータ領域と交替領域とを有する情報記録媒体に記録を行なう情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システムに関する。
記録型CDディスクやDVDディスクに対し欠陥管理機能を付加したフォーマットとしてMt. Rainier規格が提唱されている。Mt. Rainier規格は、それぞれ再記録可能なディスクであるCD−RWディスク、DVD+RWディスクに対し、従来の記録フォーマットとの互換を保ちつつ欠陥管理機能を新たに設けたフォーマットになっている。
ここで、Mt. Rainier規格の特徴について説明する。
(1)第一の特徴
Mt. Rainier規格の特徴は、欠陥管理領域及び交替領域を従来フォーマットにおけるユーザデータ領域に配置したことにある。
具体的には、欠陥管理領域はリードイン内のメインテーブルエリア(Main Table Area、以下、MTAと略称する)と呼ばれる領域と、従来フォーマットにおけるユーザデータ領域内のセカンダリテーブルエリア(Secondary Table Area、以下、STAと略称する)と呼ばれる領域に存在する。
また、交替領域は、従来フォーマットにおけるユーザデータ領域内の交替領域(Spare Area、以下、SAと略称する)と呼ばれる領域に記録される。
従って、Mt. Rainierフォーマットで記録されたディスクをMt. Rainier規格をサポートしていないドライブ装置(以下、従来ドライブ装置とする)に挿入した場合であっても、欠陥管理領域や交替領域は従来ドライブ装置がアクセス可能なユーザデータ領域に存在するため、特定のドライバ(以下、MRWドライバとする)を用いることで、交替セクタを正常に読み出すことが可能である。
例えば、DVD+RWのMt. RainierフォーマットであるDVD+MRWを従来ドライブ装置に挿入した場合、DVD+MRWは従来規格であるDVD+RWとの互換を持っているため、従来ドライブ装置は、DVD+RWディスクが挿入されたと認識してこれをユーザに報告する。ここでDVD+RWディスクが挿入されたと報告を受けた場合、MRWドライバはディスク上の所定のアドレスを読み出すことでDVD+MRWディスクが挿入されていることを知ることができる。これはMt. Rainier規格がユーザデータ領域の所定のアドレスにMt. Rainierディスクであることを示す情報を記録することになっているためである。これにより、DVD+MRWディスクが挿入されたことをMRWドライバが認識すると、MRWドライバはユーザデータ領域内の所定の領域に記録された欠陥管理領域を読み出し、交替セクタに関する情報を取得する。交替領域自体もユーザデータ領域に存在しているため、ユーザからのデータ読み出し要求に対し、MRWドライバは読み出し要求が欠陥領域を含んでいた場合は、欠陥管理情報から交替先領域を取得し、従来ドライブ装置に対して交替先領域に対する読み出し要求を行なうことで、従来ドライブ装置であっても交替セクタを含んだDVD+MRWディスクを正常に読み出すことができる。一方、DVD+MRWをサポートするドライブ装置(以下、MRWドライブ装置とする)であれば、上述のMRWドライバを介することなく交替セクタを正常に読み出すことが可能である。
ここで、CD−RWのMt. Rainier規格であるCD−MRWとDVD+MRWとの違いは、SAの配置にある。CD−MRW、DVD+MRWともに交替領域はユーザデータ領域にあるが、CD−MRWはユーザデータ領域に分散して存在するのに対し、DVD+MRWはユーザデータ領域の最内周と最外周の2個所に配置されている。ユーザデータ領域の最内周にあるSAをSA1と呼び、最外周にあるSAをSA2と呼ぶ。
(2)第二の特徴
Mt. Rainier規格のもう一つの特徴としては、バックグラウンドフォーマットが挙げられる。バックグラウンドフォーマットではユーザからのフォーマット要求に対して、リードイン領域の一部を記録しただけでユーザに対しフォーマット完了を通知し、ユーザからのアクセスがない時間に残りの領域をダミーデータで記録する。ユーザはフォーマット完了通知後、ディスク上の全ユーザデータ領域に対してランダムにデータ記録再生を行なうことができる。
また、バックグラウンドフォーマット中、ディスク全面を記録し終わる前にディスクを取り出すことも可能である。バックグラウンドフォーマット中にディスクを取り出す場合、部分的にフォーマットされたディスクを従来ドライブ装置が正常に読み出しを行なうために、記録データ間に存在する未記録領域をダミーデータで記録し、次にMRWドライバが欠陥管理情報を取得できるよう、ユーザデータもしくはフォーマットにより記録された最外周アドレス(Last Written Address、以下、LWAという)から一時的なSTA(Temporary STA、以下、TSTAという)を記録し、最後に一時的なリードアウト(Temporary Lead Out、以下、TLOという)を記録してディスクを排出する。DVD+MRWの場合、フォーマット中に欠陥が検出されSA2へ交替されたディスクを取り出す場合は、前述のLWAから一時的なSA2(Temporary Spare Area 2、以下、TSA2という)を確保しSA2内に交替されているデータをコピーしてからTSTA、TLOを記録する。これは、DVD+MRWでは前述のようにSA2がユーザデータ領域の最外周に位置するため、SA2までの未記録領域をダミーデータで埋める処理を省き、ディスク取り出し要求に対する時間を短縮するためである。TSA2は、従来ドライブ装置が交替されたデータを読み出すための一時的な交替領域であり、TSA2領域のサイズはSA2領域のうち実際に交替に使用されている領域の合計サイズとなる。
(3)具体例
図7に、CD−MRWとDVD+MRWの記録フォーマットを示す。図7(a)は、CD−MRWの記録フォーマット、図7(b)は、DVD+MRWの記録フォーマットである。
CD−MRW及びDVD+MRWは、共に、Lead in Zone、Data Zone、Lead Out Zoneに分割される。
Lead in Zoneには、MTA(Main Table Area)が存在する。
Data Zoneには、GAA(General Application Area)、SA(Spare Area)、DA(Data Area)、STA(Secondary Table Area)が存在する。Mt. Rainierでは、欠陥管理情報やフォーマットの状態に関する情報がMTA、STAに記録されている。STAはMTAの内容をコピーしたもので、Data Zoneに配置されている。ユーザデータはDAに記録される。データ記録中にDA内に欠陥が検出された場合は、SAに交替される。また、GAAは、MRWディスクが従来ドライブ装置に挿入された場合に、MRWドライバがMRWディスクであることを識別するための情報などが記録される。
このように、MRWは、欠陥管理領域であるSTA及び交替領域であるSAを、従来ドライブ装置がアクセス可能なData Zone内に配置することで、従来ドライブ装置での交替領域を含んだ読み出しを可能にしている。
なお、CD−MRWとDVD+MRWの違いは、SAエリアの配置にある。CD−MRWは、図7(a)に示すように、SAとDAとを分散させて配置するのに対して、DVD+MRWは、図7(b)に示すように、Data Zoneの最内周にSA1を配置して最外周にSA2を配置する。したがって、ユーザデータを記録するDAは連続して存在する。
図8に、部分的にフォーマットされたCD−MRW及びDVD+MRWの記録状態を示す。図8(a)は、CD−MRWの記録フォーマット、図8(b)は、DVD+MRWの記録フォーマットである。
CD−MRWでは、ユーザが記録を行なった領域あるいはフォーマットによりダミーデータで記録された領域の後に、TSTA(Temporary Secondary Table Area)を記録してTLO(Temporary Lead Out)を付加する。TSTAには、MTA情報がコピーされ、欠陥管理情報やフォーマット状態に関する情報が記録される。そこで、MRWドライバは、TSTAを参照して交替情報を取得する。CD−MRWでは、SAが分散して存在するため、バックグラウンドフォーマット中に、i番目のDAエリアにて検出された欠陥は、通常、i番目のSAエリアに交替される。
一方、DVD+MRWの場合、交替領域はSA1とSA2の2個所に存在するのみであるため、バックグラウンドフォーマット中にSA2が使用される場合がある。SA2が使用された場合、従来ドライブ装置がSA2に交替されたデータを読み出すためには、フォーマット済み領域からSA2までをダミーデータで埋める必要がある。しかしながら、SA2はユーザデータ領域の最後に存在するため、SA2へ交替が発生したディスクについては、事実上、フォーマットが完了するまでディスクを取り出すことができなくなってしまう。そこで、このような問題を回避するため、DVD+MRWでは、図8(b)に示すように、SA2へ交替されたデータをフォーマット済み領域のあとのTSA2(Temporary SA2)にコピーして、TSA2の後にTSTA及びTLOを記録し、ディスクを排出する。
なお、図8中、De-icedとあるのは、データが記録されたことを意味する。つまり、icedは未記録を意味し、De-icedは未記録をなくすことを意味する。
(4)文献記載の技術
ユーザデータ領域に交替データを記録する情報記録装置として、特許文献1に示すような情報記録装置が提案されている。この情報記録装置は、ディスクの状態により、多くの欠陥領域が発生する可能性がある場合にユーザデータ領域の一部を交替領域として割り当てるものである。交替領域として割り当てられたユーザデータ領域は、以降交替領域として使用される。
特開平10-021552号公報
しかしながら、Mt. Rainier規格を採用した場合、部分的にフォーマットされたDVD+MRWディスクにデータを追記すると、次に示すような課題が発生する。このような課題について、図9を参照しながら説明する。
図9は、DVD+MRWにおいて、TSA2の更新が必要となる場合を例示する模式図であり、その(a)は、部分的にフォーマットされたDVD+MRWである。図9(a)では、フォーマット済み領域に続いてSA2で交替されているデータがTSA2にコピーされ、その後にTSTA、TLOが記録されている。
(1)第一の課題
図9(b)に例示するように、TSA2がユーザデータ領域内に存在するため、TSA2がユーザデータにより上書きされる可能性がある。
これに対して、同様にユーザデータ領域内に存在するTSTA、TLOがユーザデータにより上書きされた場合、ドライブ装置はバックグラウンドフォーマットを再開することになっている。フォーマットが再開されると、ディスク排出時にTSA2、TSTA、TLOが新たなLWAから再度記録されるため、これらの領域がユーザデータの上書きにより破壊されることを防ぐことが可能になる。
しかしながら、TSA2がユーザデータで上書きされた場合については考慮されておらず、TSA2がユーザデータで上書きされた場合であっても、バックグラウンドフォーマットの再開等の手法でTSA2が再度記録されることはない。このため、TSA2がユーザデータで上書きされた図9(b)に例示するような場合には、TSA2は上書きされたままの状態となり、このようなTSA2がユーザデータにより上書きされたディスクが従来ドライブ装置に挿入されると、従来ドライブ装置は誤った交替データをユーザに返してしまうという問題が発生する。つまり、部分的にフォーマットされたディスクにユーザデータを追記する処理において、TSA2がユーザデータに上書きされた場合には、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生し、このようなディスクを従来ドライブ装置に挿入した場合、誤った情報をユーザに返してしまうことになる。
(2)第二の課題
ユーザがSA2へ交替されている領域へデータ記録を行なうことが発生し得る。この場合、図9(c)に例示するように、SA2のデータ更新が生ずる。
ここで、TSA2は、従来ドライブ装置が交替データを読み出すためのものであり、MRWドライブ装置は本来のSA2を参照して、ユーザが要求したデータをSA2へ記録する。従って、SA2とTSA2とで異なるデータが記録されることになってしまう。
このように部分的にフォーマットされたディスクにユーザデータを追記する処理において、SA2が更新された場合、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生してしまう。このようなディスクを従来ドライブ装置に挿入した場合、誤った情報をユーザに返してしまうことになる。
(3)第三の課題
ユーザデータ記録中に新たな欠陥領域が検出された場合にも問題が生ずる。
前述のように、TSA2領域のサイズはSA2領域内で交替に使用されている領域だけのサイズしかないため、図9(d)に示すように、新たに検出された交替情報を記録する領域が存在しなくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、部分的にフォーマットされたDVD+MRWディスク及びこれに類似する記録媒体に対して、ユーザが一時的交替領域(例えばTSA2)へデータ記録を行なった場合であっても、一時的交替領域(例えばTSA2)が交替領域(例えばSA2)のデータを正しく反映できるようにすることである。
本発明の目的は、部分的にフォーマットされたDVD+MRWディスク及びこれに類似する記録媒体に対して、一時的交替領域(例えばTSA2)又は交替領域(例えばSA2)が書き換えられた場合であっても、一時的交替領域(例えばTSA2)が交替領域(例えばSA2)のデータを正しく反映できるようにすることである。
参考例の情報記録装置の発明は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新手段と、を具備する。
したがって、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録装置の発明は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新手段と、を具備する。
したがって、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録装置において、前記第1の更新手段は、前記一時的交替領域がユーザデータにより上書きされた場合に、前記一時的交替領域を更新する。
したがって、一時的交替領域がユーザデータに上書きされた場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録装置において、前記第2の更新手段は、ユーザが要求した記録領域が前記交替領域へ交替されており、その交替領域への記録により前記交替領域内のデータが更新された場合に、前記一時的交替領域を更新する。
したがって、交替領域への記録により交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録装置において、前記第2の更新手段は、前記ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出され、前記交替領域内のデータを新たな交替領域に交替した場合に、前記一時的交替領域を更新する。
したがって、ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出されて交替領域内のデータが新たな交替領域に交替された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第1の更新手段は、前記テンポラリスペアエリア2のデータが変更された場合、ラストリトンアドレス(Last Written Address)に続く領域へ新たにテンポラリスペアエリア2を記録した後、テンポラリセカンダリテーブルエリア(Temporary Secondary Table Area)及びテンポラリリードアウト(Temporary Lead Out)を記録する。
したがって、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、参考例の発明の作用をもたらすことが可能となる。
参考例の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第2の更新手段は、前記スペアエリア2のデータが変更された場合、ラストリトンアドレス(Last Written Address)に続く領域へ新たにテンポラリスペアエリア2を記録した後、テンポラリセカンダリテーブルエリア(Temporary Secondary Table Area)及びテンポラリリードアウト(Temporary Lead Out)を記録する。
したがって、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、参考例の発明の作用をもたらすことが可能となる。
参考例の情報記録装置において、前記更新手段は、ユーザから前記情報記録媒体の排出要求を受けた場合にその処理を実行する。
一時的交替領域の更新は情報記録媒体の排出時にのみ行なわれ、これによって、一時的交替領域の更新処理によるユーザデータ記録要求のパフォーマンス低下を防ぐことが可能になる。また、排出された情報記録媒体には一時的交替領域のデータが正常に記録されているため、従来ドライブ装置での交替データ読み出しが保証される。
参考例の情報記録装置において、前記更新手段は、ユーザからのフォーマット中断要求を受けた場合にその処理を実行する。

一時的交替領域の更新はユーザからのフォーマット中断要求を受けた場合にのみ行なわれ、これによって、一時的交替領域の更新処理によるユーザデータ記録要求のパフォーマンス低下を防ぐことが可能になる。また、排出された情報記録媒体には一時的交替領域のデータが正常に記録されているため、従来ドライブ装置での交替データ読み出しが保証される。
本発明の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、を具備する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、を具備する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録装置において、前記第1の再開手段は、前記一時的交替領域がユーザデータにより上書きされた場合にバックグラウンドフォーマットを再開してもよい
したがって、一時的交替領域がユーザデータに上書きされた場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録装置において、前記第2の再開手段は、ユーザが要求した記録領域が前記交替領域へ交替されており、その交替領域への記録により前記交替領域内のデータが更新された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開してもよい
したがって、交替領域への記録により交替領域が更新された場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録装置において、前記第2の再開手段は、前記ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出され、前記交替領域内のデータを新たな交替領域に交替した場合にバックグラウンドフォーマットを再開してもよい
したがって、ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出されて交替領域内のデータが新たな交替領域に交替された場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第1の再開手段は、前記テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開してもよい
したがって、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、発明の作用をもたらすことが可能となる。
本発明の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第2の再開手段は、前記スペアエリア2(Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開してもよい
したがって、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、発明の作用をもたらすことが可能となる。
参考例の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新ステップと、を実行する。
したがって、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新ステップと、を実行する。
したがって、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
本発明の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、を実行する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、を実行する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
参考例の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新ステップと、を実行させる。
したがって、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新ステップと、を実行させる。
したがって、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
本発明の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、を実行させる。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、を実行させる。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
参考例の記憶媒体は、参考例のいずれか一記載の情報記録用プログラムを記憶する。
したがって、参考例のいずれか一記載の情報記録用プログラムと同一の作用効果を奏する。
参考例の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新手段と、を具備する。
したがって、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
参考例の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新手段と、を具備する。
したがって、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことが可能になる。
本発明の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、を具備する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
本発明の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、を具備する。
ここで、一時的な交替領域(TSA2)がユーザデータにより上書きされた後、あるいは交替領域(SA2)が更新された後、情報記録媒体(光ディスク)を取り出すことなく情報記録装置(ドライブ装置)の電源が遮断される可能性もありえる。この場合、一時的な交替領域(TSA2)を更新することができず、誤った交替データが記録されたままになってしまうという問題が発生する。このような問題に対し、一時的な交替領域(TSA2)の更新が必要な場合はバックグラウンドフォーマットを再開することで上記の問題を回避することができる。DVD+MRWにおいて、フォーマット途中の情報記録媒体(光ディスク)が挿入された場合、ホスト機器は、フォーマット状態を監視しており、バックグラウンドフォーマットを行なっている最中にユーザからディスク排出要求、あるいはPCの電源遮断などの要求があった場合には、バックグラウンドフォーマットを中断する処理を行なうことになっている。つまり、例えばユーザが一時的な交替領域(TSA2)へデータ記録を行なった時点で、バックグラウンドフォーマットを再開すると、ホスト機器は、ユーザによるディスク排出あるいはPCの電源遮断要求を監視し、要求があった場合は情報記録装置(ドライブ装置)に対してフォーマット中断要求を行なわなければならない。したがって、情報記録装置(ドライブ装置)は、バックグラウンドフォーマットの中断要求を受けた時点で、一時的な交替領域(TSA2)の更新処理を行なえばよく、また、フォーマット中断要求がなかった場合は本来の交替領域(SA2)までデータ記録されることになり、誤った交替データが記録されて情報記録媒体(光ディスク)が取り出されることを防ぐことが可能となる。こうして、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることが防止される。
参考例の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新手段と、を具備するので、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新手段と、を具備するので、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録装置において、前記第1の更新手段は、前記一時的交替領域がユーザデータにより上書きされた場合に、前記一時的交替領域を更新するので、一時的交替領域がユーザデータに上書きされた場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録装置において、前記第2の更新手段は、ユーザが要求した記録領域が前記交替領域へ交替されており、その交替領域への記録により前記交替領域内のデータが更新された場合に、前記一時的交替領域を更新するので、交替領域への記録により交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録装置において、前記第2の更新手段は、前記ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出され、前記交替領域内のデータを新たな交替領域に交替した場合に、前記一時的交替領域を更新するので、ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出されて交替領域内のデータが新たな交替領域に交替された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第1の更新手段は、前記テンポラリスペアエリア2のデータが変更された場合、ラストリトンアドレス(Last Written Address)に続く領域へ新たにテンポラリスペアエリア2を記録した後、テンポラリセカンダリテーブルエリア(Temporary Secondary Table Area)及びテンポラリリードアウト(Temporary Lead Out)を記録するので、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、参考例の効果をもたらすことができる。
参考例の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第2の更新手段は、前記スペアエリア2のデータが変更された場合、ラストリトンアドレス(Last Written Address)に続く領域へ新たにテンポラリスペアエリア2を記録した後、テンポラリセカンダリテーブルエリア(Temporary Secondary Table Area)及びテンポラリリードアウト(Temporary Lead Out)を記録するので、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、参考例の効果をもたらすことができる。
参考例のいずれか一記載の情報記録装置において、前記更新手段は、ユーザから前記情報記録媒体の排出要求を受けた場合にその処理を実行するので、一時的交替領域の更新は情報記録媒体の排出時にのみ行なわれ、これによって、一時的交替領域の更新処理によるユーザデータ記録要求のパフォーマンス低下を防ぐことができる。また、排出された情報記録媒体には一時的交替領域のデータが正常に記録されているため、従来ドライブ装置での交替データ読み出しを保証することができる。
参考例のいずれか一記載の情報記録装置において、前記更新手段は、ユーザからのフォーマット中断要求を受けた場合にその処理を実行するので、一時的交替領域の更新はユーザからのフォーマット中断要求を受けた場合にのみ行なわれ、これによって、一時的交替領域の更新処理によるユーザデータ記録要求のパフォーマンス低下を防ぐことができる。また、排出された情報記録媒体には一時的交替領域のデータが正常に記録されているため、従来ドライブ装置での交替データ読み出しを保証することができる。
本発明の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、を具備するので、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録装置は、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、を具備するので、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録装置において、前記第1の再開手段は、前記一時的交替領域がユーザデータにより上書きされた場合にバックグラウンドフォーマットを再開するので、一時的交替領域がユーザデータに上書きされた場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録装置において、前記第2の再開手段は、ユーザが要求した記録領域が前記交替領域へ交替されており、その交替領域への記録により前記交替領域内のデータが更新された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するので、交替領域への記録により交替領域が更新された場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録装置において、前記第2の再開手段は、前記ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出され、前記交替領域内のデータを新たな交替領域に交替した場合にバックグラウンドフォーマットを再開するので、ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出されて交替領域内のデータが新たな交替領域に交替された場合、バックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第1の再開手段は、前記テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するので、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、発明の効果をもたらすことができる。
本発明の情報記録装置において、前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、前記第2の再開手段は、前記スペアエリア2(Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するので、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体に対して、発明の効果をもたらすことができる。
参考例の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新ステップと、を実行するので、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新ステップと、を実行するので、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
本発明の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、を実行するので、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録方法は、ハードウェア資源を用い、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、を実行するので、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
参考例の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新ステップと、を実行させるので、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新ステップと、を実行させるので、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
本発明の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、を実行させるので、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の機械読み取り可能な情報記録用プログラムは、コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、を実行させるので、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
参考例の記憶媒体は、参考例のいずれか一記載の情報記録用プログラムを記憶するので、参考例のいずれか一記載の情報記録用プログラムと同一の作用効果を奏する。
参考例の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第1の更新手段と、を具備するので、一時的交替領域のデータが変更された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
参考例の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域に一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、新たなユーザデータ領域内へ前記交替領域内のデータをコピーし、前記一時的交替領域を更新する第2の更新手段と、を具備するので、交替領域が更新された場合、新たなユーザデータ領域内へ交替領域内のデータがコピーされ、これによって一時的交替領域を更新して常に正しい交替データを一時記憶領域に記録しておくことができる。
本発明の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、を具備するので、一時的交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の情報記録システムは、ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、を具備するので、交替領域の更新が必要になった場合にバックグラウンドフォーマットが再開され、これによって一時的交替領域が更新されないままドライブ装置の電源が遮断されて一時的交替領域に誤った交替データが記録された情報記録媒体となることを防止することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。この場合において、図7ないし図9に基づいて説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
本実施の形態は、本発明の情報記録装置を光ディスク装置へ適用した一例である。図1は、光ディスク装置の構成例を示す模式図である。
[基本構成]
図1に示すように、光ディスク装置101は、光ディスクに対して情報の記録再生動作を実行するハードウェア資源であるドライブ装置102と、このドライブ装置102のドライバ103とから構成されている。この場合、ドライブ装置102はMRWドライブ装置102ではなく、従来のドライブ装置102を用いることができる。これに対して、ドライバ103は、Mt. Rainier規格に順するドライバである。
ドライブ装置102は、情報記録媒体である光ディスク104、本実施の形態ではDVD+MRWやDVD+RWを回転させ、回転する光ディスク104にレーザ光を照射して情報の記録再生動作を実行する。そのための構成として、ドライブ装置102は、光ディスク104を回転駆動するモータ105、光ディスク104にレーザ光を照射する光ピックアップ106、及びこの光ピックアップ106を光ディスク104の半径方向に移動させる粗動モータ107という構造部品と、これらの各部を制御する制御系とを具備する。
制御系として、ドライブ装置102は、各部を集中制御するコントローラ108を備え、このコントローラ108に制御される回転制御系109、ピックアップ制御系110、粗動モータ制御系111及び信号処理系112を備える。回転制御系109は、光ディスク104を回転駆動するモータ105の動作を制御する。ピックアップ制御系110は、光ディスク104にレーザ光を照射する光ピックアップ106の動作を制御する。粗動モータ制御系111は、光ピックアップ106を光ディスク104の半径方向に移動させる粗動モータ107の動作を制御する。信号処理系112は、ピックアップ制御系110によって制御された光ピックアップ106から照射されて光ディスク104を反射したレーザ光を図示しない光受光素子で受光し、その受光信号を処理する構成のものである。この信号処理系112は、光ディスク104から読み出したデータをキャッシュメモリ113に蓄える。そして、コントローラ108は、キャッシュメモリ113に蓄えられたデータを、外部インターフェース114を介して接続されたホスト機器115に転送する。
上記制御系を構成する回転制御系109、ピックアップ制御系110、粗動モータ制御系111及び信号処理系112は、例えばデジタル回路によって構成される。
これに対して、ドライブ装置102が備えるコントローラ108は、一例としてマイクロコンピュータによって構築され、このマイクロコンピュータ構成のコントローラ108には、ドライブ装置102のドライバ103を構成する情報記録用プログラム116がインストールされている。情報記録用プログラム116は、コントローラ108が備える記録媒体、例えばROMに固定的に記録されていても、例えばバッテリバックアップRAMや不揮発性メモリ等に書き換え自在に記録されていても良い。
ドライブ装置102のドライバ103を格納する別の実施の形態として、図2に示すように、ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116は、ホスト機器115側のプログラム格納領域117にインストールされていても良く(図2(a)参照)、あるいは、ホスト機器115のOS118に含まれていても良く(図2(b)参照)、さらには、その一部がホスト機器115のOS118に含まれていても良い(図2(c)参照)。図2に例示するドライブ装置102のドライバ103を格納する別の実施の形態の場合、ドライブ装置102とホスト機器115とは情報記録システムを構築する。
[基本動作]
このような構成において、コントローラ108は、ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従いドライブ装置102を駆動制御し、光ピックアップ106からレーザ光を光ディスク104に照射させる。これにより、情報記録媒体である光ディスク104にデータ記録が行われる(情報記録手段、情報記録ステップ)。
本実施の形態のように、Mt. Rainier規格に順ずるドライバ103では、欠陥管理情報やフォーマットの状態に関する情報を光ディスク104であるDVD+MRWのMTA、STAに記録する。STAはMTAの内容をコピーしたもので、Data Zoneに配置されている。そして、データ記録中にDA内に欠陥が検出された場合は、そのデータ書き込み領域が交替領域であるSAに交替される(データ交替手段、データ交替ステップ)。
このように、欠陥管理領域であるSTA及び交替領域であるSAを、従来構成のドライブ装置102がアクセス可能なData Zone内に配置することで、従来構成のドライブ装置102での交替領域を含んだ読み出しが可能である。
また、本実施の形態のドライバ103を構成する情報記録用プログラム116は、バックグラウンドフォーマットを実行する。つまり、バックグラウンドフォーマットでは、ユーザからのフォーマット要求に対して、リードイン領域(Lead in Zone)の一部を記録しただけでユーザに対しフォーマット完了を通知し、ユーザからのアクセスがない時間に残りの領域をダミーデータで記録する(バックグラウンドフォーマット手段、バックグラウンドフォーマットステップ)。
ユーザはフォーマット完了通知後、光ディスク104上の全ユーザデータ領域に対してランダムにデータ記録再生を行なうことができる。
このようなバックグラウンドフォーマット中、光ディスク104の全面を記録し終わる前に光ディスク104を取り出すことも可能である。ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116は、バックグラウンドフォーマット中に光ディスク104を取り出す場合、部分的にフォーマットされた光ディスク104を従来構成のドライブ装置102によって正常に読み出しを行ない得るようにするために、記録データ間に存在する未記録領域をダミーデータで記録し、次にドライバ103が欠陥管理情報を取得できるよう、ユーザデータもしくはフォーマットにより記録されたLWAからTSTAを記録し、最後にTLOを記録してディスクを排出する。このようにフォーマット途中で排出されたディスクに対し、フォーマットの再開を行うことも可能である。フォーマットを再開する場合、LWA位置からダミーデータが記録される(バックグラウンドフォーマット再開手段、バックグラウンドフォーマット再開ステップ)。
一方、DVD+MRWの場合、交替領域はSA1とSA2との2個所に存在するのみであるため、バックグラウンドフォーマット中にSA2が使用される場合がある。SA2が使用された場合、従来構成のドライブ装置102がSA2に交替されたデータを読み出すためには、フォーマット済み領域からSA2までをダミーデータで埋める必要がある。しかしながら、SA2はユーザデータ領域の最後に存在するため、SA2へ交替が発生した光ディスク104については、事実上、フォーマットが完了するまで光ディスク104を取り出すことができなくなってしまう。そこで、このような問題を回避するため、DVD+MRWでは、図8(b)に示すように、SA2へ交替されたデータをフォーマット済み領域のあとのTSA2にコピーして、TSA2の後にTSTA及びTLOを記録し、ディスクを排出する(一時的交替領域記録手段、一時的交替領域記録ステップ)。
[一時的交替領域(TSA2)の更新処理]
ところが、後述する各種の条件によっては、SA2とTSA2との同一性が維持されなくなる可能性があり、この場合には光ディスク104にアクセスするユーザに誤った情報を返してしまうことになる。そこで、本実施の形態では、TSA2の更新処理を実行することで、そのような問題に対処している。
ここで、本実施の形態のドライバ103により実行されるTSA2の更新処理について、図3、図4及び図9を参照しながら述べる。ここでは、ユーザがTSA2領域へデータ記録を行なった場合を例に挙げて説明する。
図3(a)は、部分的にフォーマットされた光ディスク104であるDVD+MRWにユーザがデータ記録を行なった結果、TSA2がユーザデータにより上書きされたことを示す。つまり、図3(a)中、ハッチングが付された領域が上書き(オーバーライト)領域であり、この上書き領域は、TSA2に跨ってしまっている。
このため、TSA2は上書きされたままの状態となり、このようなTSA2がユーザデータにより上書きされた光ディスク104が従来構成のドライブ装置102に挿入されると、従来構成のドライブ装置102は、誤った交替データをユーザに返してしまうという問題が発生する。つまり、部分的にフォーマットされた光ディスク104にユーザデータを追記する処理において、TSA2がユーザデータに上書きされた場合には、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生し、このような光ディスク104を従来構成のドライブ装置102に挿入した場合、誤った情報をユーザに返してしまうことになる。
そこで、本実施の形態では、図3(b)に示すように、ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108の処理により、TSA2がユーザデータにより上書きされた場合、所定のタイミングで、SA2からコピーしたTSA2をLWAの位置から光ディスク104に記録し、さらにTSA2に続いてTSTAとTLOとを記録する(第1の更新手段)。
これにより、ユーザがTSA2領域にデータ記録を行なった場合も、TSA2情報がユーザデータにより失われることを防ぐことが可能となる。
ここで、図3では、部分的にフォーマットされた光ディスク104であるDVD+MRWにユーザがデータ記録を行なった結果、TSA2がユーザデータにより上書きされた状況を想定している。そして、本実施の形態では、このような状況が発生した場合の問題、つまりTSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生することを防止している。
これに対して、SA2のデータ更新が生じた場合にも、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生する。SA2のデータ更新は、ユーザがSA2へ交替されている領域へデータ記録を行なった場合や、ユーザデータ記録中に新たな欠陥領域が検出された場合に発生し得る。
本実施の形態によれば、このような状態が発生した場合も、ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108の処理により、所定のタイミングで、SA2からコピーしたTSA2をLWAの位置から光ディスク104に記録し、さらにTSA2に続いてTSTAとTLOとを記録する(第2の更新手段)。
これにより、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態の発生が防止される。
ここで、上述したドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108によるTSA2の更新処理の流れを図4のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザからデータ記録要求があった場合(ステップS1)、データ記録を行なう(ステップS2)。ここで、ユーザが要求した記録領域がSA2に交替されていた場合は、SA2領域の方へデータ記録を行なう。
次に、要求アドレスがTSA2領域であったかどうかを判定し(ステップS3)、TSA2領域であった場合はTSA2更新フラグをセットする(ステップS6)。
ステップS3での判定の結果、TSA2領域でなかった場合は、要求アドレスがSA2に交替されているかどうかを判定し(ステップS4)、SA2へ交替されていた場合はTSA2更新フラグをセットする(ステップS6)。
ステップS4での判定の結果、SA2へ交替されていなかった場合は、要求アドレスへの記録で新たにSA2へ交替が発生したかを判定し(ステップS5)、SA2への新たな交替が発生していた場合はTSA2更新フラグをセットする(ステップS6)。
一方、ステップS1においてユーザからのデータ記録要求がなかった場合は、さらに光ディスク104の排出要求があるかチェックし(ステップS7)、光ディスク104の排出要求があった場合(ステップS7のY)、TSA2更新フラグがセットされているかをチェックする(ステップS8)。TSA2更新フラグがセットされていなければそのままディスクを排出して処理を終了するが(ステップS11)、TSA2更新フラグがセットされていた場合はLWAからTSA2を新たに記録し(ステップS9)、TSA2に続いてTSTA、TLOを記録し(ステップS10)、その後にディスクを排出して処理を終了する(ステップS11)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザから光ディスク104の排出要求を受けたタイミングでTSA2の更新処理を実行する。これによって、一時的交替領域であるTSA2の更新処理によるユーザデータ記録要求のパフォーマンス低下を防ぐことが可能になる。
別の実施の形態として、TSA2の更新タイミングとしては、フォーマット中断要求時であっても良い。この場合には、ステップS7でのイジェクト要求有無の判断処理を、フォーマット中断要求有無の判断処理に変更する。
[バックグラウンドフォーマットの再開処理]
本実施の形態のドライバ103を構成する情報記録用プログラム116は、ユーザがTSA2領域へデータ記録を行なった場合に、バックグラウンドフォーマットを再開させる(第1の再開手段)。
図3(c)に示すように、バックグラウンドフォーマットの再開では、LWA(TLO開始アドレス)からダミーデータ記録が開始される。このような光ディスク104を再度取り出す際は、ホスト機器115からフォーマット中断要求が発行されるため、ドライブ装置102は、フォーマット中断要求を受けた時点で新たなLWAからTSA2及びTSTA、TLOを記録して光ディスク104を排出する。なお、ユーザからフォーマット中断要求がなかった場合は、本来のSA2及びSTA、LOが記録されることになる。
こうして、ユーザがTSA2領域にデータ記録を行なった場合も、TSA2情報がユーザデータにより失われることを防ぐことが可能となる。
ここで、図3(c)では、部分的にフォーマットされた光ディスク104であるDVD+MRWにユーザがデータ記録を行なった結果、TSA2がユーザデータにより上書きされた状況を想定している。そして、本実施の形態では、このような状況が発生した場合の問題、つまりTSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生することを防止している。
これに対して、SA2のデータ更新が生じた場合にも、TSA2がSA2の情報を正しく反映していない状態が発生する。SA2のデータ更新は、ユーザがSA2へ交替されている領域へデータ記録を行なった場合や、ユーザデータ記録中に新たな欠陥領域が検出された場合に発生し得る。
本実施の形態によれば、このような状態が発生した場合も、ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108の処理により、図3(c)に示すようなバックグラウンドフォーマットの再開処理が実行される。つまり、バックグラウンドフォーマットの再開では、LWA(TLO開始アドレス)からダミーデータ記録が開始される。このような光ディスク104を再度取り出す際は、ホスト機器115からフォーマット中断要求が発行されるため、ドライブ装置102は、フォーマット中断要求を受けた時点で新たなLWAからTSA2及びTSTA、TLOを記録して光ディスク104を排出する(第2の再開手段)。
ここで、上述したドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108によるバックグラウンドフォーマットの再開処理の流れを図5のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザからデータ記録要求があった場合(ステップS21)、データ記録を行なう(ステップS22)。ここで、ユーザが要求した記録領域がSA2に交替されていた場合は、SA2領域のほうへデータ記録を行なう。
次に、要求アドレスがTSA2領域であったかどうかを判定し(ステップS23)、TSA2領域であった場合は(ステップS23のY)、バックグラウンドフォーマットを再開する(ステップS26)。
TSA2領域でなかった場合は(ステップS23のN)、要求アドレスがSA2に交替されているかどうかを判定し(ステップS24)、SA2へ交替されていた場合は(ステップS24のY)、バックグラウンドフォーマットを再開する(ステップS26)。
ステップS24での判定の結果、SA2へ交替されていなかった場合は(ステップS24のN)、要求アドレスへの記録で新たにSA2へ交替が発生したかを判定し(ステップS25)、SA2への新たな交替が発生していた場合は(ステップS25のY)、バックグラウンドフォーマットを再開する(ステップS26)。
一方、ステップS21において、ユーザからのデータ記録要求がなかった場合は(ステップS21のN)、さらにバックグラウンドフォーマット中断要求があるかチェックし(ステップS27)、フォーマット中断要求があった場合(ステップS27のY)、バックグラウンドフォーマット中であるかチェックする(ステップS28)。
その判定の結果、バックグラウンドフォーマット中でなければ処理を終了するが(ステップS28のN)、バックグラウンドフォーマット中であった場合は(ステップS28のY)、バックグラウンドフォーマットを中断し(ステップS29)、LWAからTSA2を新たに記録し(ステップS30)、TSA2に続いてTSTA、TLOを記録して(ステップS31)、処理を終了する。
[再生処理]
再生処理では、従来構成のドライブ装置102とMRWドライバ(リーダドライバ)との組合せによってMRWディスクである光ディスク104に記録されたデータを読み出す。
ドライバ103を構成する情報記録用プログラム116に従ったコントローラ108の処理として、光ディスク104がMRWディスクであるかどうかが判定される(ステップS41)。この判定は、光ディスクのDAに含まれているGAA(図7参照)を参照して実行される。
その判定の結果、光ディスク104がMRWディスクでない場合には(ステップS41のN)、ユーザ再生要求を待って再生処理を実行する(ステップS49〜52)。
これに対して、光ディスク104がMRWディスクであると判定された場合には(ステップS41のY)、TLO開始アドレスの検索(ステップS42)、TSTA開始アドレスの検索(ステップS43)、TSTAの読み出し(ステップS44)という処理を経ることによって、交替情報であるTSA及びTSA2を取得し(ステップS45)、MRWドライバのマウントを終了し(ステップS46)、ユーザ再生要求を待って再生処理を実行する(ステップS49〜52)。
再生処理では、DAのデータ中、交替されているデータがあるかどうかを判定し(ステップS48)、交替されているデータがなければ、再生処理をその終了まで続行する(ステップS52)。
これに対して、DAのデータ中、交替されているデータがある場合には、そのデータを交替先のアドレスに変換し(ステップS49)、交替先を読み出して(ステップS50)、再生処理をその終了まで続行する(ステップS52)。
光ディスク装置の構成例を示す模式図である。 情報記録システムの構成例を示す模式図である。 光ディスク(DVD+MRW)の記録フォーマットを示す模式図である。 一時的交替領域(TSA2)の更新処理の流れを示すフローチャートである。 バックグラウンドフォーマット再開処理の流れを示すフローチャートである。 再生処理の流れを示すフローチャートである。 光ディスク(CD−MRW及びDVD+MRW)の記録フォーマットを示す模式図である。 光ディスク(CD−MRW及びDVD+MRW)の記録フォーマットを示す模式図である。 光ディスク(CD−MRW及びDVD+MRW)の記録フォーマットを示す模式図である。
符号の説明
101 情報記録装置
115 ホスト機器
DA ユーザデータ領域
SA 交替領域
SA1 交替領域
SA2 交替領域、スペアエリア2
TSA 一時的な交替領域
TSA2 一時的な交替領域、テンポラリスペアエリア2
LWA ラストリトンアドレス
TLO テンポラリリードアウト

Claims (13)

  1. ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、
    前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、
    を具備する情報記録装置。
  2. ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、
    前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、
    を具備する情報記録装置。
  3. 前記第1の再開手段は、前記一時的交替領域がユーザデータにより上書きされた場合にバックグラウンドフォーマットを再開する請求項記載の情報記録装置。
  4. 前記第2の再開手段は、ユーザが要求した記録領域が前記交替領域へ交替されており、その交替領域への記録により前記交替領域内のデータが更新された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する請求項記載の情報記録装置。
  5. 前記第2の再開手段は、前記ユーザデータ領域内に新たな欠陥領域が検出され、前記交替領域内のデータを新たな交替領域に交替した場合にバックグラウンドフォーマットを再開する請求項記載の情報記録装置。
  6. 前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、
    前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、
    前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、
    前記第1の再開手段は、前記テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する請求項記載の情報記録装置。
  7. 前記情報記録媒体は、DVD+MRW規格に準拠した情報記録媒体であり、
    前記交替領域は、スペアエリア2(Spare Area 2)であり、
    前記一時的交替領域は、テンポラリスペアエリア2(Temporary Spare Area 2)であり、
    前記第2の再開手段は、前記スペアエリア2(Spare Area 2)のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する請求項記載の情報記録装置。
  8. ハードウェア資源を用い、
    ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、
    前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、
    を実行する情報記録方法。
  9. ハードウェア資源を用い、
    ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、
    前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、
    を実行する情報記録方法。
  10. コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、
    ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、
    前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開ステップと、
    を実行させる機械読み取り可能な情報記録用プログラム。
  11. コンピュータにインストールされ、このコンピュータに、
    ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録ステップと、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマットステップと、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開ステップと、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替ステップと、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録ステップと、
    前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開ステップと、
    を実行させる機械読み取り可能な情報記録用プログラム。
  12. ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、
    前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、
    を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、
    前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、
    前記一時的交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第1の再開手段と、
    を具備する情報記録システム。
  13. ユーザが要求したデータを記録するユーザデータ領域とこのユーザデータ領域内に存在する欠陥を交替するための交替領域とを備えた情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録装置と、
    前記情報記録装置に情報記録動作を指示するホスト機器と、
    を具備し、前記情報記録装置と前記ホスト機器との何れか一方に又は両方に分散して、
    前記情報記録媒体にデータ記録を行なう情報記録手段と、
    前記情報記録媒体に対するフォーマットをバックグラウンドで行なうバックグラウンドフォーマット手段と、
    前記情報記録媒体が部分的にフォーマットされていた場合に、バックグラウンドフォーマットを再開するバックグラウンドフォーマット再開手段と、
    前記交替領域へデータの交替を行なうデータ交替手段と、
    前記交替領域内のデータを前記ユーザデータ領域へ一時的にコピーして一時的交替領域を生成する一時的交替領域記録手段と、
    前記交替領域のデータが変更された場合に、バックグラウンドフォーマットを再開する第2の再開手段と、
    を具備する情報記録システム。
JP2003325195A 2002-10-11 2003-09-17 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム Expired - Fee Related JP4270991B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325195A JP4270991B2 (ja) 2002-10-11 2003-09-17 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム
US10/679,267 US7228376B2 (en) 2002-10-11 2003-10-07 Recording of information on recording medium having temporary space area
EP03256405A EP1420403A3 (en) 2002-10-11 2003-10-10 Recording of information on recording medium having temporary spare area
EP08001091A EP1933322A3 (en) 2002-10-11 2003-10-10 Recording of information on recording medium having temporary spare area

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002299335 2002-10-11
JP2002308308 2002-10-23
JP2003325195A JP4270991B2 (ja) 2002-10-11 2003-09-17 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004164822A JP2004164822A (ja) 2004-06-10
JP4270991B2 true JP4270991B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=32180288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003325195A Expired - Fee Related JP4270991B2 (ja) 2002-10-11 2003-09-17 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7228376B2 (ja)
EP (2) EP1420403A3 (ja)
JP (1) JP4270991B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4270991B2 (ja) * 2002-10-11 2009-06-03 株式会社リコー 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム
JP3859167B2 (ja) * 2003-03-17 2006-12-20 パイオニア株式会社 追記型記録媒体、追記型記録媒体用の記録装置および記録方法、並びに追記型記録媒体用の再生装置および再生方法
JP3710790B2 (ja) * 2003-03-24 2005-10-26 株式会社リコー 情報記録方法及びその装置
BRPI0408641A (pt) * 2003-03-24 2006-03-28 Koninkl Philips Electronics Nv método para gravar informação sobre um portador de gravação de um tipo capaz de ser escrito, portador de gravação do tipo capaz de ser escrito, e, dispositivo para gravar informação sobre um portador de gravação de um tipo capaz de ser escrito
JP2004310972A (ja) * 2003-03-25 2004-11-04 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報記録装置、情報処理システム、情報記録方法、情報記録用プログラム及び記憶媒体
JP3594243B1 (ja) * 2003-03-25 2004-11-24 株式会社リコー 光情報記録方法、光情報記録装置、情報処理装置、光情報記録媒体
KR100860985B1 (ko) * 2003-05-23 2008-09-30 삼성전자주식회사 패딩 정보를 이용한 기록/재생 방법
US7487306B2 (en) * 2003-06-23 2009-02-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device and method for recording information
JP3595551B1 (ja) * 2003-07-02 2004-12-02 株式会社リコー 情報記録装置と情報記録方法とプログラム
US7164640B2 (en) * 2005-03-01 2007-01-16 Ricoh Company, Ltd. Information storage method that assures compatibility of writable medium with read only medium
JP4223431B2 (ja) * 2004-01-27 2009-02-12 株式会社リコー 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置
JP2007522599A (ja) * 2004-02-12 2007-08-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 固有媒体識別子を再生するための再生装置及び方法
JP4037382B2 (ja) * 2004-03-11 2008-01-23 株式会社リコー 欠陥管理方法、再生方法、プログラム及び記録媒体、情報記録装置並びに情報再生装置
JP4095977B2 (ja) 2004-03-11 2008-06-04 株式会社リコー 欠陥管理方法及び情報記録装置
KR100641689B1 (ko) 2004-12-28 2006-11-03 삼성전자주식회사 데이터 기록장치의 고밀도 기록방법

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5437012A (en) * 1993-04-19 1995-07-25 Canon Information Systems, Inc. System for updating directory information and data on write once media such as an optical memory card
KR100243314B1 (ko) 1995-04-07 2000-02-01 윤종용 임시 디펙트 리스트를 이용한 에러 로그 방법
JP3102340B2 (ja) 1996-02-23 2000-10-23 三菱電機株式会社 光ディスクの欠陥処理方法、及び光ディスク装置
US6304986B1 (en) * 1999-03-12 2001-10-16 Iomega Corporation Method and apparatus for inspecting recording medium for defects
US6332204B1 (en) 1999-03-31 2001-12-18 International Business Machines Corporation Recovering and relocating unreliable disk sectors when encountering disk drive read errors
EP1292947A2 (en) * 2000-06-06 2003-03-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of immediate writing or reading files on a disc like recording medium
JP3860394B2 (ja) 2000-06-20 2006-12-20 株式会社リコー 情報再生方法及び情報再生装置
JP3920021B2 (ja) * 2000-11-17 2007-05-30 株式会社リコー 情報記録再生システム
JP4006184B2 (ja) 2001-01-30 2007-11-14 株式会社リコー 情報記録再生方法、情報記録再生装置、情報処理装置及びコンピュータ・プログラム
JP4210041B2 (ja) 2001-03-30 2009-01-14 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置
JP4681146B2 (ja) 2001-04-17 2011-05-11 日本メナード化粧品株式会社 二剤吐出容器
JP2002324363A (ja) 2001-04-25 2002-11-08 Ricoh Co Ltd 情報記録再生装置
JP3878442B2 (ja) 2001-07-30 2007-02-07 株式会社リコー 情報記録再生装置とプログラム
JP3886800B2 (ja) 2001-12-19 2007-02-28 株式会社リコー データ管理情報取得方法、情報再生装置、並びにデータ管理情報取得プログラム及び記録媒体
JP4100913B2 (ja) 2002-01-15 2008-06-11 株式会社リコー 情報再生装置、データ管理情報取得方法、データ管理情報取得プログラム、記憶媒体、及び再生システム
DE10220739A1 (de) 2002-05-08 2003-11-27 Degussa Verfahren zur enzymatischen Herstellung enantiomerenangereicherter ß-Amionsäuren
TWI220249B (en) * 2002-05-28 2004-08-11 Mediatek Inc Method for managing defects on an optical disk
JP2004005842A (ja) 2002-05-31 2004-01-08 Ricoh Co Ltd 記録方法、記録媒体、プログラム及び情報記録媒体、並びに情報記録装置
TW591615B (en) * 2002-06-25 2004-06-11 Mediatek Inc Method for accessing data of defect optical disk
JP4270991B2 (ja) * 2002-10-11 2009-06-03 株式会社リコー 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム
US7577810B2 (en) * 2003-06-23 2009-08-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device and method for recording information
JP2007522599A (ja) * 2004-02-12 2007-08-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 固有媒体識別子を再生するための再生装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7228376B2 (en) 2007-06-05
EP1933322A2 (en) 2008-06-18
EP1420403A3 (en) 2004-12-08
US20040133739A1 (en) 2004-07-08
EP1420403A2 (en) 2004-05-19
EP1933322A3 (en) 2010-07-21
JP2004164822A (ja) 2004-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8274868B2 (en) Optical recording medium, recording/reproducing apparatus and method, initialization method, and reinitialization method
JP4270991B2 (ja) 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム
JP5339817B2 (ja) 異なるサイズのデータ・セクタによるインターフェースをサポートするディスク・ドライブ装置及びそのデータ・ライト方法
JP2008300030A (ja) 情報記録媒体、情報記録方法及び情報記録装置
JP2003223763A (ja) 情報記録再生装置、情報記録再生ユニット、情報記録再生方法、プログラム及び記憶媒体
WO2005109432A1 (ja) 情報記録装置
JPH1166751A (ja) 情報記録再生装置
JP4342375B2 (ja) 試し記録方法及び試し記録装置
RU2340014C2 (ru) Информационный носитель записи, устройство записи/воспроизведения, и способ записи/воспроизведения с функцией защиты записи
WO2005045827A1 (ja) 情報記録装置と情報記録方法とプログラムを記録した記録媒体
EP1774525B1 (en) Information recording medium, recording/reproducing apparatus and recording/reproducing method
JP2004030788A (ja) 書換可能な記憶媒体における欠陥管理装置および欠陥管理方法
JP2005190539A (ja) 情報記録方法および情報記録装置
EP2309508B1 (en) Storing management information at a fixed location of a finalized information storage medium
WO2005041186A1 (ja) 情報記録装置と情報記録方法と記録媒体
JP4944122B2 (ja) 記録装置、記録方法およびコンピュータプログラム
JP4270163B2 (ja) 記録再生方法及びディスク記録再生装置
JP3825437B2 (ja) アドレス変換プログラム、記録プログラム、記憶媒体、及び情報処理装置
JP2005063537A (ja) ディスク装置
WO2006006491A1 (ja) 記録装置
JP4558726B2 (ja) 情報記憶装置及び方法
JP2004030742A (ja) ファームウェアに関するデータを記憶する光ディスク記憶媒体、光ディスク情報記録再生装置、及び、ファームウェア更新プログラムを記憶する記憶媒体
US20070171797A1 (en) Information recording/reproducing apparatus and updating method of management information for optical disk medium
JP3715567B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2001307423A (ja) 光磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060807

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees