JP4223431B2 - 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置 - Google Patents

欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4223431B2
JP4223431B2 JP2004112644A JP2004112644A JP4223431B2 JP 4223431 B2 JP4223431 B2 JP 4223431B2 JP 2004112644 A JP2004112644 A JP 2004112644A JP 2004112644 A JP2004112644 A JP 2004112644A JP 4223431 B2 JP4223431 B2 JP 4223431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
recording
defect
defect management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004112644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005243203A (ja
Inventor
啓之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004112644A priority Critical patent/JP4223431B2/ja
Priority to US11/042,210 priority patent/US7663989B2/en
Priority to EP05250420A priority patent/EP1564741A1/en
Priority to CNB2005100058446A priority patent/CN100429713C/zh
Publication of JP2005243203A publication Critical patent/JP2005243203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4223431B2 publication Critical patent/JP4223431B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B2020/1264Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers wherein the formatting concerns a specific kind of data
    • G11B2020/1265Control data, system data or management information, i.e. data used to access or process user data
    • G11B2020/1267Address data
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B2020/1264Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers wherein the formatting concerns a specific kind of data
    • G11B2020/1288Formatting by padding empty spaces with dummy data, e.g. writing zeroes or random data when de-icing optical discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/211Discs having both read-only and rewritable or recordable areas containing application data; Partial ROM media
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

Description

本発明は、欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置に係り、更に詳しくは、情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を管理するための欠陥管理情報を設定する欠陥管理情報設定方法、情報記録媒体に情報を記録する記録方法及び情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置に関する。
パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と略述する)は、その機能向上及び低価格化に伴い、文書作成、表計算、及びデータベースによるデータ管理などに広く用いられるようになった。そして、パソコンで作成したデータ、及びパソコンで用いられるデータなど(以下「PCデータ」ともいう)を記録するための情報記録媒体としてCD(compact disc)や、CDの約7倍相当のデータをCDと同じ直径のディスクに記録可能としたDVD(digital versatile disc)などの光ディスクが注目されるようになり、光ディスクに情報を記録するための情報記録装置として光ディスク装置が普及するようになった。
これらの情報記録媒体のうち、書き換えが可能な情報記録媒体では、従来、記録されたデータの信頼性を確保するための一手段として、欠陥管理が適用されている。この欠陥管理では、記録媒体の欠陥部分とこの欠陥部分に代えて使用する領域とを関連つけてなるリストを情報記録媒体の所定の交替領域に記録しておき、その後の情報記録、再生時に前記リストを参照することで欠陥部分の使用を避けるように制御するものである。
また、デジタル技術の進歩及びデータ圧縮技術の向上に伴い、音楽や映像などのデータ(以下「AVデータ」ともいう)が光ディスクに記録されるようになってきた。一般的にAVデータは、再生した音声や映像が感覚的に許容できる範囲内であれば、PCデータほどの信頼性がなくても良く、その代わり記録が中断されないことの方が重要である。そこで、AVデータを記録する場合は、記録領域における欠陥領域の管理は行なわれていない。
このように、PCデータとAVデータとではデータ記録の際に要求される性質が異なるため、PCデータ及びAVデータは、それぞれ別々の光ディスクに記録されていた(例えば、特許文献1参照)。
ところで、同一ディスクにAVデータとPCデータとを混在させて記録する場合が有り得る(例えば、特許文献2参照)。例えば、同一ディスクに映像データとPCデータとを混在させて記録したディスクは、映像データの再生が可能な再生環境(例えばDVDプレイヤ)にセットされた場合には映像データの再生が可能であり、パソコンに接続された光ディスク装置にセットされた場合には映像データ及びPCデータの再生がいずれも可能である。
しかしながら、AVデータが記録される場合は、記録領域における欠陥管理が行なわれないため、例えばPCデータ領域に欠陥領域が存在し、その欠陥領域が含まれる領域が記録対象領域となる場合であっても、その記録対象領域にそのままPCデータが記録されるため、PCデータの信頼性が低下するおそれがあった。
特開2000−48491号公報 特開2000−32378号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することを可能とする欠陥管理情報設定方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することができる記録方法及び情報記録装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を管理するための欠陥管理情報を設定する欠陥管理情報設定方法であって、前記記録領域において、前記欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する工程を含み、前記特定領域が前記欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域と隣接しているときに、前記特定領域に関する情報は、前記特定領域と前記欠陥管理領域との境界に関する情報を含むことを特徴とする欠陥管理情報設定方法である。
これによれば、設定された欠陥管理情報に基づいて、データ記録の際に欠陥検出処理の要否を知ることができる。従って、結果として互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することが可能となる。
この場合において、前記境界に関する情報は、欠陥管理情報領域に格納されることとすることができる。
本発明は、第2の観点からすると、情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を管理するための欠陥管理情報を設定する欠陥管理情報設定方法であって、前記記録領域において、前記欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する工程を含み、前記特定領域に関する情報は、前記特定領域での欠陥検出処理が完了していることを示すダミー情報を含むことを特徴とする欠陥管理情報設定方法である。
この場合において、前記欠陥管理情報は、欠陥検出が完了した領域に関する情報を含み、前記ダミー情報は、欠陥検出が完了した領域に関する情報を格納する領域に格納されることとすることができる。
記各欠陥管理情報設定方法において、前記欠陥検出処理は、前記記録領域を再生して正常に記録されているか否かを検査するベリファイ処理であることとすることができる。
記各欠陥管理情報設定方法において、前記特定領域は、音楽データ及び映像データの少なくとも一方が記録される領域であることとすることができる。
記各欠陥管理情報設定方法において、前記欠陥管理情報を設定する工程は、情報記録媒体の初期化時に行なわれることとすることができる。
本発明は、第3の観点からすると、情報記録媒体の記録領域にデータを記録する記録方法であって、データが記録された記録対象領域に関する情報と、本発明の欠陥管理情報設定方法にて設定された欠陥管理情報とに基づいて、前記記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かを決定する工程を含む記録方法である。
これによれば、データが記録された記録対象領域に関する情報と、本発明の欠陥管理方法にて設定された欠陥管理情報とに基づいて、記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かが決定される。従って、結果として互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することが可能となる。
この場合において、前記決定する工程では、前記特定領域に関する情報に基づいて前記記録対象領域での欠陥検出処理が完了していると判断できる場合には、欠陥検出処理を行なわないことを決定することとすることができる。
記各記録方法において、前記決定する工程で前記欠陥検出処理を行うことが決定されたときに、欠陥検出処理を行い、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれるか否かを判断する工程と;前記判断の結果、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれる場合に、その欠陥領域に記録されたデータを所定の交替領域に記録する工程と;を更に含むこととすることができる。
記各記録方法において、前記情報記録媒体の所定領域に前記欠陥管理情報を記録する工程を、更に含むこととすることができる。
本発明は、第4の観点からすると、情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、情報記録媒体の記録領域において、欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する設定手段と;前記記録領域にデータを記録する記録手段と;前記データの記録後に、前記データが記録された記録対象領域に関する情報と、前記欠陥管理情報とに基づいて前記記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かを決定する決定手段と;を備え、前記特定領域が欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域と隣接しているときに、前記特定領域に関する情報は、前記特定領域と前記欠陥管理領域との境界に関する情報を含むことを特徴とする情報記録装置である。
これによれば、設定手段により情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報が設定される。そして、記録手段により記録領域にデータが記録されると、データが記録された記録対象領域に関する情報と、欠陥管理情報とに基づいて記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かが決定手段により決定される。従って、結果として互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することが可能となる。
この場合において、前記設定手段は、前記情報記録媒体の初期化時に前記欠陥管理情報を設定することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記情報記録媒体は、ディスク状の媒体であり、前記特定領域は、欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域よりも内周側に設けられていることとすることができる。
記各情報記録装置において、前記特定領域が欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域と隣接しているときに、前記特定領域に関する情報は、前記特定領域と前記欠陥管理領域との境界に関する情報を含むこととすることができる。
この場合において、前記設定手段は、前記境界に関する情報を欠陥管理情報領域に格納することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記特定領域に関する情報は、前記特定領域での前記欠陥検出処理が完了していることを示すダミー情報を含むこととすることができる。
この場合において、前記欠陥管理情報は、欠陥検出が完了した領域に関する情報を含み、前記設定手段は、前記ダミー情報を、欠陥検出が完了した領域に関する情報を格納する領域に格納することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記決定手段は、前記特定領域に関する情報に基づいて前記記録対象領域での欠陥検出処理が完了していると判断できる場合には、欠陥検出処理を行なわないことを決定することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記特定領域に関する情報は、ユーザにより設定可能であることとすることができる。
記各情報記録装置において、前記決定手段で欠陥検出処理を行うことが決定されたときに、前記欠陥検出処理を行い、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれる場合に、その欠陥領域に記録されたデータを所定の交替領域に記録する交替手段を更に備えることとすることができる。
記各情報記録装置において、前記欠陥検出処理は、前記記録領域を再生して正常に記録されているか否かを検査するベリファイ処理であることとすることができる。
記各情報記録装置において、前記記録手段は、更に前記欠陥管理情報を前記情報記録媒体の所定領域に記録することとすることができる。
記各情報記録装置において、前記特定領域は、音楽データ及び映像データの少なくとも一方が記録される領域であることとすることができる。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図8(B)に基づいて説明する。図1には、第1の実施形態に係る情報記録装置としての光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、情報記録媒体としての光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23をスレッジ方向に駆動するためのシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、サーボ制御回路26、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
前記光ピックアップ装置23は、スパイラル状又は同心円状のトラック(記録領域)が形成された光ディスク15の記録面にレーザ光を照射するとともに、記録面からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、光源としての半導体レーザ、対物レンズを含み前記半導体レーザから出射された光束を光ディスク15の記録面に導くとともに、前記記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系、前記受光位置に配置され前記戻り光束を受光する受光器、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータ)(いずれも図示省略)などを含んで構成されている。そして、前記受光器からは、その受光量に応じた信号が再生信号処理回路28に出力される。
前記再生信号処理回路28は、I/Vアンプ28a、サーボ信号検出回路28b、ウォブル信号検出回路28c、RF信号検出回路28d、及びデコーダ28eなどから構成されている。
前記I/Vアンプ28aは、光ピックアップ装置23を構成する前記受光器の出力信号を電圧信号に変換するとともに、所定のゲインで増幅する。
前記サーボ信号検出回路28bは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号などのサーボ信号を検出する。ここで検出されたサーボ信号は前記サーボ制御回路26に出力される。
前記ウォブル信号検出回路28cは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてウォブル信号を検出する。前記RF信号検出回路28dは、I/Vアンプ28aの出力信号に基づいてRF信号を検出する。前記デコーダ28eは前記ウォブル信号からアドレス情報及び同期信号などを抽出する。ここで抽出されたアドレス情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25に出力される。また、デコーダ28eは前記RF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとして前記バッファマネージャ37を介して前記バッファRAM34に格納する。
前記サーボ制御回路26は、PU制御回路26a、シークモータ制御回路26b、及びSPモータ制御回路26cを有している。
前記PU制御回路26aは、光ピックアップ装置23を構成する前記対物レンズのフォーカスずれを補正するために、前記フォーカスエラー信号に基づいてフォーカシングアクチュエータの駆動信号を生成し、光ピックアップ装置23に出力する。また、PU制御回路26aは、対物レンズのトラックずれを補正するために、前記トラックエラー信号に基づいてトラッキングアクチュエータの駆動信号を生成し、光ピックアップ装置23に出力する。これにより、トラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。
前記シークモータ制御回路26bは、CPU40の指示に基づいてシークモータ21を駆動するための駆動信号を生成し、シークモータ21に出力する。
前記SPモータ制御回路26cは、CPU40の指示に基づいてスピンドルモータ22を駆動するための駆動信号を生成し、スピンドルモータ22に出力する。
前記バッファRAM34には、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納される。このバッファRAM34へのデータの入出力は、前記バッファマネージャ37によって管理されている。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいてバッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データの変調及びエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザ制御回路24に出力される。
前記レーザ制御回路24は、光ピックアップ装置23を構成する前記半導体レーザから出射されるレーザ光のパワーを制御する。例えば記録の際には、前記書き込み信号、記録条件、及び半導体レーザの発光特性などに基づいて半導体レーザの駆動信号がレーザ制御回路24にて生成される。
前記インターフェース38は、上位装置90(例えば、パソコン)との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)及びSCSI(Small Computer System Interface)などの標準インターフェースに準拠している。
前記フラッシュメモリ39は、プログラム領域及びデータ領域を含んで構成されている。フラッシュメモリ39のプログラム領域には、CPU40にて解読可能なコードで記述された本発明に係るプログラムを含むプログラムが格納されている。また、フラッシュメモリ39のデータ領域には、記録条件、及び半導体レーザの発光特性などが格納されている。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39のプログラム領域に格納されている上記プログラムに従って前記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどをRAM41及びバッファRAM34に保存する。
ここで、従来の欠陥管理方式における記録領域のレイアウト(disc layout)について欠陥管理に関わる主要な部分を図2を用いて説明する。この従来例では、記録領域は、一例として、図2に示されるように内周側から外周側に向かって、リードイン領域、データ領域、及びリードアウト領域に分けられている。
前記リードイン領域には、前記欠陥管理情報などが記録される欠陥管理情報領域が存在する。
データの記録及び再生はデータ領域に対して行われる。データ領域の全セクタには物理アドレスという絶対アドレスがあらかじめ割り当てられている。このデータ領域は、交替領域1(以下「SA1」という)、ユーザデータ領域(以下「UDA」という)、及び交替領域2(以下「SA2」という)に分割されている。UDAは、ユーザデータを格納するために用意された領域である。このUDAに含まれる各セクタには論理アドレスが割り当てられており、ユーザはその論理アドレスを用いて光ディスクにアクセスし、データの記録及び再生を行う。
図3は、同一ディスクにAVデータとPCデータとを混在させて記録する例である。図に示されるように、記録領域は、内周側から外周側に向かって3つの領域(リードイン領域(Lead-in Zone)、データ領域(Data Zone)、及びリードアウト領域(Lead-out Zone)に分けられている。データ領域は、ファイル管理情報が格納される領域と、画像データが格納されるAVデータ領域と、AVデータ以外のデータが格納されるPCデータ領域とに分けられている。AVデータ領域は、映像データに関する制御情報が格納される領域と映像データ(Video Object)が格納される領域を含んでいる。
次に、前記光ディスク15における記録領域のレイアウトについて、その特徴的な部分を、図4(A)及び図4(B)を用いて説明する。本第1の実施形態では、光ディスク15の記録領域は、一例として図4(A)に示されるように、前述した従来例と同様に、内周側から外周側に向かって3つの領域(リードイン領域、データ領域、及びリードアウト領域)に分けられている。
そして、リードイン領域には、欠陥管理情報領域が存在し、データ領域にはSA1、UDA及びSA2が存在する。
UDAは、AVデータ領域(AV Data Area)とPCデータ領域(PC Data Area)とに分割されている。このAVデータ領域には、AVデータ及びPCデータのファイル管理情報と、AVデータが格納される。また、PCデータ領域には、PCデータが格納される。ここでは、AVデータ領域がPCデータ領域よりも内周側に設けられているものとする。そして、AVデータ領域とPCデータ領域との境界については、ユーザが任意に設定することができる。
前記欠陥管理情報領域は欠陥管理情報を格納する領域である。この欠陥管理情報には、図4(B)に示されるように、「識別ID」、「バージョン番号」、「更新回数」、「UDAサイズ」、「SA1サイズ」、「SA2サイズ」、「ディスク・ステータス」、「ラスト・リトン・アドレス(LWA)」、「ラスト・べリファイド・アドレス(LVA)」、「交替禁止領域情報(RDAEA)」、「交替リストの個数」、及び「交替リスト1」〜「交替リストn」などを有している。「識別ID」には、当該情報が欠陥管理情報であることを示すID情報が格納され、「バージョン番号」には、当該欠陥管理情報のバージョン番号が格納され、「更新回数」には、当該欠陥管理情報が更新(記録)された回数が格納される。また、「UDAサイズ」には、UDAのサイズが格納され、「SA1サイズ」には、SA1のサイズが格納され、「SA2サイズ」には、SA2のサイズが格納される。さらに、「ディスク・ステータス」には、フォーマッティング・ステータス(Formatting status)や、ベリフィケーション・ステータス(Verification status)など、バックグラウンドフォーマット処理の状態を示す情報が格納される。フォーマッティング・ステータスには、ダミーデータの記録(ここでは「ディ・アイス処理」と呼ぶ)が完了しているか否かの情報が格納され、ベリフィケーション・ステータスには、ベリファイ処理中であるか否かの情報が格納される。これらの情報は、バックグラウンドフォーマットを再開するときに参照される。「ラスト・リトン・アドレス(LWA)」(以下「LWA ポインタ」ともいう)には、バックグラウンドフォーマット処理において、ダミーデータが記録されている最終アドレスを示すポインタ情報が格納される。このLWA ポインタはディ・アイス処理を再開するときに参照され、LWA ポインタが示すアドレスに続くアドレスからディ・アイス処理が再開される。「ラスト・べリファイド・アドレス(LVA)」(以下「LVA ポインタ」ともいう)には、バックグラウンドフォーマット処理において、ベリファイ処理が完了したアドレスを示すポインタ情報が格納される。このLVAポインタは、ベリファイ処理を再開するときに参照され、LVA ポインタが示すアドレスに続くアドレスからベリファイ処理が再開される。ここで、本実施形態における欠陥管理情報では、ユーザデータ領域UDA内において欠陥検出を行わない領域の最終アドレスのポインタ情報を格納するために、「交替禁止領域情報(RDAEA)」(Replacement Disabled Area End Address(RDAEA) Pointer)を格納する。すなわち、ユーザデータ領域UDAの開始アドレスから交替禁止領域情報(以下「RDAEAポインタ」ともいう)が示すアドレスまでの領域は欠陥管理が行われない領域となる。なお、RDAEAポインタが0のときには、ユーザデータ領域UDAの全領域で欠陥管理が行なわれる。このRDAEAポインタは、ユーザが任意に設定することができる。「交替リストの個数」には、当該交替リストテーブル内に格納されている交替リストの数が格納される。ここではn個の交替リストが存在するものとする。「交替リスト1」〜「交替リストn」には、それぞれ欠陥ブロックのアドレスと交替ブロックのアドレスとの対応関係が格納される。
次に、前述のようにして構成された光ディスク装置20が、上位装置90からフォーマット要求のコマンド(以下「フォーマットコマンド」と略述する)を受信したときの処理について図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6のフローチャートは、それぞれCPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。なお、光ディスク15はブランクディスクであるものとする。
上位装置90からフォーマットコマンドを受信すると、図5及び図6のフローチャートに対応するプログラム(以下「第1のバックグラウンドフォーマットプログラム」という)の先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、第1のバックグラウンドフォーマットプログラムが起動する。なお、処理の途中でディスクの排出要求及びフォーマット中断要求はないものとする。また、ユーザデータのすべてがバッファRAM34に保持可能であるものとする。
図5の最初のステップ401では、ユーザによって設定されたRDAEAに関する情報を上位装置90を介して取得する。ここでは、一例として、AVデータ領域とPCデータ領域との境界がRDAEAに関する情報として設定されたものとする。従って、図7(A)に示されるように、AVデータ領域の最終アドレスがRDAEAとなり、AVデータ領域が欠陥検出処理を行なわない領域(特定領域)となる。
次のステップ403では、取得されたRDAEAを示すポインタを欠陥管理情報内のRDAEAポインタに設定し、欠陥管理情報を初期化する。初期化された欠陥管理情報は、前記RAM41に確保されている所定の領域に保存される。
次のステップ405では、リードイン領域内のイニシャル領域に所定の情報を記録する。このときに、初期化された欠陥管理情報も光ディスク15に記録される。
次のステップ407では、フォーマット完了を上位装置90に通知する。そして、記録要求フラグ及び再生要求フラグにそれぞれ「0」をセットする。なお、本実施形態では、上位装置90との通信は送信及び受信ともに割り込み処理にて行われ、上位装置90から記録を要求するコマンド(Write Command、以下「記録要求コマンド」ともいう)を受信すると、割り込み処理にて上記記録要求フラグに「1」がセットされ、上位装置90から再生を要求するコマンド(Read Command、以下「再生要求コマンド」ともいう)を受信すると、割り込み処理にて上記再生要求フラグに「1」がセットされるようになっている。
次のステップ411では、前記ディスク・ステータスを参照し、フォーマットが完了しているか否かを判断する。ここでは、フォーマットは完了していないので、ここでの判断は否定され、ステップ413に移行する。
このステップ413では、記録要求フラグ及び再生要求フラグを参照し、上位装置90から記録要求又は再生要求があるか否かを判断する。記録要求フラグ及び再生要求フラグがいずれも「0」であれば、ここでの判断は否定され、ステップ415に移行する。
このステップ415では、前記ディスク・ステータスを構成するフォーマッティング・ステータスを参照し、前記ディ・アイス処理が完了しているか否かを判断する。ここでは、まだディ・アイス処理は行なわれていないため、ここでの判断は否定され、ステップ417に移行する。
このステップ417では、ディ・アイス処理の実行中であるか否かを判断する。ここでは、ディ・アイス処理はまだ開始されていないため、ここでの判断は否定され、ステップ419に移行する。
このステップ419では、LWAを取得する。
次のステップ421では、取得したLWAに続くアドレスからディ・アイス処理を開始する。ここでは、一例として図7(B)に示されるように、データ領域の先頭アドレスからディ・アイス処理が開始される。そして、前記ステップ411に戻る。
なお、前記ステップ417において、ディ・アイス処理の実行中であれば、ステップ417での判断は肯定され、前記ステップ411に戻る。
以下、ステップ413及びステップ415での判断が肯定されるまで、ディ・アイス処理を継続する。なお、すでにデータが記録されている領域ではディ・アイス処理はスキップされる。そして、ディ・アイス処理が完了すると、例えば割り込み処理にてフォーマッティング・ステータスにディ・アイス処理の完了情報がセットされるようになっている。
ディ・アイス処理が完了すると、前記ステップ415での判断は肯定され、ステップ431に移行する。
このステップ431では、ベリファイ処理の実行中であるか否かを判断する。ここでは、まだベリファイ処理は開始されていないため、ここでの判断は否定され、ステップ433に移行する。
このステップ433では、LVAを取得し、該LVAに続くアドレスをベリファイ処理の開始アドレス(以下「ベリファイ開始アドレス」と略述する)とする。ここでは、一例として図7(C)に示されるように、SA1の先頭アドレスがベリファイ開始アドレスとなる。
次のステップ435では、ベリファイ処理を行なう領域がSA1であるか否かを判断する。ここでは、ベリファイ開始アドレスがSA1の先頭アドレスであるため、ここでの判断は肯定され、ステップ437に移行する。
このステップ437では、ベリファイ処理を行なう領域をSA1に制限する。すなわち、SA1の終了アドレスをベリファイ処理の終了アドレス(以下「ベリファイ終了アドレス」と略述する)とする。そして、ステップ451に移行する。
このステップ451では、ベリファイ処理を開始する。
次のステップ453では、ベリファイ処理の結果に基づいて、欠陥があるか否かを判断する。欠陥が検出されなければ、ここでの判断は否定され、前記ステップ411に戻る。一方、欠陥が検出されると、ここでの判断は肯定され、ステップ455に移行する。
このステップ455では、検出された欠陥に関する情報を欠陥リストに追加し、欠陥管理情報を更新する。そして、前記ステップ411に戻る。
以下、ステップ413での判断が肯定されるまで、SA1のベリファイ処理を継続する。なお、ベリファイ処理の実行中は、ステップ431での判断は肯定され、前記ステップ453に移行する。そして、SA1のベリファイ処理が終了すると、ステップ435での判断は否定され、ステップ441に移行する。
このステップ441では、ベリファイ処理のアドレスがユーザデータ領域UDAの開始アドレスと一致するか否かを判断する。ここでは、SA1のベリファイ処理が終了した直後であるため、ここでの判断は肯定され、ステップ443に移行する。
このステップ443では、RDAEAポインタを参照し、RDAEAポインタが示すアドレスに続くアドレスをベリファイ開始アドレスに変更する。ここでは、一例として図7(D)に示されるように、PCデータ領域の先頭アドレスがベリファイ開始アドレスとなる。これにより、AVデータ領域でのベリファイ処理はスキップされることとなる。なお、ベリファイ終了アドレスは、データ領域の最終アドレス、すなわちSAの最終アドレスが設定される。そして、前記ステップ451に移行する。
以下、ステップ411又はステップ413での判断が肯定されるまで、ベリファイ処理を継続する。なお、ステップ441での判断は、以後否定され、前記ステップ451に移行する。そして、一例として図7(E)に示されるように、SA2の最終アドレスでのベリファイ処理が終了すると、例えば割り込み処理にてディスク・ステータスにフォーマットの完了情報がセットされるようになっている。
また、前記ステップ413において、記録要求フラグ及び再生要求フラグの少なくとも一方が「1」であれば、ここでの判断は肯定され、図6のステップ501に移行する。
このステップ501では、バックグラウンドフォーマットを中断する。
次のステップ503では、欠陥管理情報情報の内容を更新する。すなわち、例えばディ・アイス処理の実行中であれば、ディ・アイス処理が終了した領域の最終アドレスを示すポインタをLWAポインタに保存する。また、例えばベリファイの実行中であれば、ベリファイ処理が終了した領域の最終アドレスを示すポインタをLVAポインタに保存する。
次のステップ505では、記録要求フラグを参照して、記録要求があるか否かを判断する。記録要求フラグが「1」であれば、ここでの判断は肯定され、ステップ511に移行する。なお、ユーザデータは、記録要求コマンドに続けて上位装置90から送信され、すでにバッファRAM34に記録用データとして格納されているものとする。
《記録処理》
このステップ511では、記録用データにおける最初のブロックデータを書込みデータとする。
次のステップ513では、記録要求コマンドに含まれている記録開始アドレスに基づいて、書込みデータが記録される領域(以下「指定領域」ともいう)を取得する。
次のステップ515では、RDAEAポインタを参照し、指定領域が欠陥管理領域に属しているか否かを判断する。すなわち、指定領域のアドレスとRDAEAポインタが示すアドレスとを比較し、指定領域のアドレスがRDAEAポインタが示すアドレスよりも大きい場合には、ここでの判断は肯定され、ステップ517に移行する。
このステップ517では、欠陥リストを参照し、指定領域が欠陥領域であるか否かを判断する。指定領域が欠陥領域でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ521に移行する。
このステップ521では、書込みデータを指定領域に記録する。ここでは、一例として図8(A)に示されるように、書込みデータはPCデータ領域に記録される。
次のステップ525では、書込みデータが記録された領域(ここでは、指定領域)のベリファイ処理を行う。
次のステップ527では、ベリファイ処理の結果に基づいて、書込みデータが記録された領域(ここでは、指定領域)に欠陥があるか否かを判断する。欠陥が検出されると、ここでの判断は肯定され、ステップ529に移行する。
このステップ529では、所定の交替領域に書込みデータを記録する。
次のステップ531では、欠陥管理情報を更新する。すなわち、検出された欠陥情報を欠陥リストに追加する。
次のステップ533では、ユーザデータの全てが記録されたか否かを判断する。未記録のユーザデータがあれば、ここでの判断は否定され、ステップ535に移行する。
このステップ535では、記録用データにおける次のブロックデータを書込みデータとする。そして、前記ステップ513に戻る。
なお、前記ステップ527において、欠陥が検出されなければ、ステップ527での判断は否定され、前記ステップ533に移行する。
また、前記ステップ517において、指定領域が欠陥領域であれば、ステップ517での判断は肯定され、ステップ519に移行する。このステップ519では、欠陥リストを参照し、指定された交替領域に書込みデータを記録する。そして、前記ステップ525に移行する。
さらに、前記ステップ515において、指定領域が欠陥管理領域に属していなければ、ステップ515での判断は否定され、ステップ523に移行する。このステップ523では、書込みデータを指定領域に記録する。ここでは、一例として図8(B)に示されるように、書込みデータはAVデータ領域に記録される。そして、前記ステップ533に移行する。すなわち、この場合には、ベリファイ処理は行なわれない。
以下、前記ステップ533での判断が肯定されるまで、ステップ513〜ステップ535の処理を繰り返し行う。そして、ユーザデータの全てが記録されると、前記ステップ533での判断は肯定され、記録要求フラグを「0」にリセットした後、ステップ561に移行する。
このステップ561では、ディスク・ステータスを参照し、バックグラウンドフォーマットを再開する。そして、前記ステップ411に戻る。
また、前記ステップ505において、記録要求フラグが「0」であれば、ステップ505での判断は否定され、ステップ541に移行する。
《再生処理》
このステップ541では、再生要求コマンドに含まれている再生開始アドレス及び再生データ長に基づいて、再生要求されている領域(以下「要求領域」ともいう)を取得する。
次のステップ543では、要求領域における最初の再生ブロックを対象領域とする。
次のステップ545では、RDAEAポインタを参照し、対象領域が欠陥管理領域に属しているか否かを判断する。すなわち、対象領域のアドレスとRDAEAポインタが示すアドレスとを比較し、対象領域のアドレスがRDAEAポインタが示すアドレスよりも大きい場合には、ここでの判断は肯定され、ステップ547に移行する。
このステップ547では、欠陥リストを参照し、対象領域が欠陥領域であるか否かを判断する。対象領域が欠陥領域でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ551に移行する。
このステップ551では、対象領域を再生する。
次のステップ553では、要求領域の全てが再生されたか否かを判断する。未再生領域があれば、ここでの判断は否定され、ステップ555に移行する。
このステップ555では、要求領域における次の再生ブロックを対象領域とする。そして、前記ステップ547に戻る。
なお、前記ステップ547において、対象領域が欠陥領域であれば、ステップ547での判断は肯定され、ステップ549に移行する。このステップ549では、欠陥リストを参照し、指定された交替領域を再生する。そして、前記ステップ553に移行する。
また、前記ステップ545において、対象領域が欠陥管理領域に属していなければ、ステップ545での判断は否定され、前記ステップ551に移行する。
以下、前記ステップ553での判断が肯定されるまで、ステップ545〜ステップ555の判断及び処理を繰り返し行う。そして、要求領域の全てが再生されると、前記ステップ553での判断は肯定され、再生要求フラグを「0」にリセットした後、前記ステップ561に移行する。
以下、上位装置90からの記録要求及び再生要求がないときを利用してフォーマットを行う。そして、フォーマットが完了すると、前記ステップ411での判断が肯定され、所定の終了処理を行った後、フォーマットコマンドを受信したときの処理を終了する。なお、終了処理では、欠陥リストが更新されているときには、その欠陥リストが光ディスク15に記録される。
フォーマットが完了したあとに、上位装置90から記録要求コマンドを受信すると、図6のフローチャートにおけるステップ511〜ステップ535の処理と同じ処理を行うプログラム(以下「第1の記録処理プログラム」という)が起動し、前述した記録処理と同様にしてユーザデータが光ディスク15に記録される。
また、フォーマットが完了したあとに、上位装置90から再生要求コマンドを受信すると、図6のフローチャートにおけるステップ541〜ステップ555の処理と同じ処理を行うプログラム(以下「第1の再生処理プログラム」という)が起動し、前述した再生処理と同様にして光ディスク15に記録されているデータが再生される。
以上の説明から明らかなように、本第1の実施形態に係る光ディスク装置20では、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムとによって、設定手段、決定手段及び交替手段が実現されている。すなわち、図5のステップ403によって設定手段が実現され、図5のステップ433〜443、及び図6のステップ515によって決定手段が実現され、図6のステップ525〜ステップ529によって交替手段が実現されている。また、光ピックアップ装置23、レーザ制御回路24、及びエンコーダ25によって、記録手段が実現されている。
また、本第1の実施形態では、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムのうち、前記第1のバックグラウンドフォーマットプログラム及び第1の記録処理プログラムによって、本発明のプログラムが構成されている
そして、図5のステップ403の処理によって本発明に係る欠陥管理情報設定方法における設定する工程が実施されている。また、図5のステップ433〜443の処理、及び図6のステップ515の処理によって本発明に係る記録方法における決定する工程が実施され、図6のステップ525とステップ527との処理によって判断する工程が実施され、図6のステップ529の処理によって交替領域に記録する工程が実施されている。また、図5のステップ405の処理によって本発明に係る記録方法における欠陥管理情報を記録する工程が実施されている。
以上説明したように、本第1の実施形態に係る光ディスク装置によると、ブランクの光ディスク15に対するフォーマットコマンドを受信すると、RDAEA(特定領域に関する情報)を示すポインタを欠陥管理情報内のRDAEAポインタに設定し、欠陥管理情報を初期化する。そこで、RDAEAに、AVデータ領域とPCデータ領域との境界に関する情報としてAVデータ領域の最終アドレスを設定することにより、AVデータ領域が、欠陥検出処理が不要な領域(特定領域)となる。これにより、AVデータ領域では欠陥管理が行なわれないため、AVデータ領域に記録される情報はデータの連続性を確保することができる。一方、PCデータ領域では欠陥管理が行なわれるため、PCデータ領域に記録される情報はデータの信頼性を確保することができる。従って、互いに用途が異なる複数種類のデータを同一の情報記録媒体に適切に記録することが可能となる。
また、RDAEAポインタは、光ディスク15に保存されるため、異なる光ディスク装置を用いる場合でも、AVデータ領域に記録される情報はデータの連続性が確保され、PCデータ領域に記録される情報はデータの信頼性が確保される。
また、RDAEAは、ユーザが任意に設定することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態を図9〜図11(D)に基づいて説明する。
この第2の実施形態は、欠陥管理情報を初期化する際に行なわれるベリファイ処理が不要な領域に関する情報の設定方法が前述した第1の実施形態と異なる点に特徴を有する。従って、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムの一部が第1の実施形態と異なり、光ディスク装置の構成などは、前述した第1の実施形態と同様である。そこで、以下においては、第1の実施形態との相違点を中心に説明するとともに、前述した第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については同一の符号を用い、その説明を簡略化し若しくは省略するものとする。また、光ディスク15における記録領域のレイアウトも第1の実施形態と同一である。なお、本第2の実施形態では、前記RDAEA情報は使用しないので、図4(B)における「交替禁止領域情報(RDAEA)」は「予約」であってもよい。
ここで、光ディスク装置20が、上位装置90からフォーマットコマンドを受信したときの処理について図9及び図10を用いて説明する。なお、前提条件は、前述した第1の実施形態と同様である。図9及び図10のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。ブランクディスクに対して上位装置90からフォーマットコマンドを受信すると、図9及び図10のフローチャートに対応するプログラム(以下「第2のバックグラウンドフォーマットプログラム」という)の先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、第2のバックグラウンドフォーマットプログラムが起動する。
図9の最初のステップ601では、ユーザによって設定されたLVAに関する情報を上位装置90を介して取得する。ここでは、AVデータ領域とPCデータ領域との境界がLVAに関する情報として設定されたものとする。従って、AVデータ領域の最終アドレスが取得される。
次のステップ603では、取得されたアドレスを欠陥管理情報内のLVAに設定し、欠陥管理情報を初期化する。初期化された欠陥管理情報は、前記RAM41に確保されている所定の領域に保存される。ここでは、図11(A)に示されるように、AVデータ領域の最終アドレスがLVAに設定されるため、SA1とAVデータ領域は、すでに欠陥検出処理が完了しているものとみなされる。
次のステップ605及びステップ607では、前記ステップ405及びステップ407での処理と同じ処理を行う。
次のステップ611では、ディスク・ステータスを参照し、フォーマットが完了しているか否かを判断する。ここでは、フォーマットは完了していないので、ここでの判断は否定され、ステップ613に移行する。
このステップ613では、記録要求フラグ及び再生要求フラグを参照し、上位装置90から記録要求又は再生要求があるか否かを判断する。記録要求フラグ及び再生要求フラグがいずれも「0」であれば、ここでの判断は否定され、ステップ615に移行する。
このステップ615では、フォーマッティング・ステータスを参照し、ディ・アイス処理が完了しているか否かを判断する。ここでは、まだディ・アイス処理は行なわれていないため、ここでの判断は否定され、ステップ617に移行する。
このステップ617では、ディ・アイス処理の実行中であるか否かを判断する。ここでは、ディ・アイス処理はまだ開始されていないため、ここでの判断は否定され、ステップ619に移行する。
このステップ619及び次のステップ621では、前記ステップ419及びステップ421での処理と同様な処理を行う。そして、前記ステップ611に戻る。
なお、前記ステップ617において、ディ・アイス処理の実行中であれば、ステップ617での判断は肯定され、前記ステップ611に戻る。
以下、ステップ613及びステップ615での判断が肯定されるまで、ディ・アイス処理を継続する。
ディ・アイス処理が完了すると、前記ステップ615での判断は肯定され、ステップ631に移行する。
このステップ631では、ベリファイ処理の実行中であるか否かを判断する。ここでは、まだベリファイ処理は開始されていないため、ここでの判断は否定され、ステップ633に移行する。
このステップ633では、LVAを取得し、該LVAに続くアドレスをベリファイ開始アドレスとする。ここでは、一例として図11(B)に示されるように、PCデータ領域の先頭アドレスがベリファイ開始アドレスとなる。従って、SA1とAVデータ領域はベリファイ処理が行われない。
次のステップ635では、ベリファイ処理を開始する。
次のステップ637では、ベリファイ処理の結果に基づいて、欠陥があるか否かを判断する。欠陥が検出されなければ、ここでの判断は否定され、前記ステップ611に戻る。一方、欠陥が検出されれば、ここでの判断は肯定され、ステップ639に移行する。
このステップ639では、検出された欠陥に関する情報を欠陥リストに追加し、欠陥管理情報を更新する。そして、前記ステップ611に戻る。
なお、前記ステップ631において、ベリファイ処理の実行中であれば、ステップ631での判断は肯定され、前記ステップ637に移行する。
以下、前記ステップ611又はステップ613での判断が肯定されるまで、PCデータ領域、SA2及びSTAのベリファイ処理を継続する。
また、前記ステップ613において、記録要求フラグ及び再生要求フラグの少なくとも一方が「1」であれば、ここでの判断は肯定され、図10のステップ701に移行する。
このステップ701及び次のステップ703では、前記ステップ501及びステップ503での処理と同じ処理を行う。
次のステップ705では、記録要求フラグを参照して、記録要求があるか否かを判断する。記録要求フラグが「1」であれば、ここでの判断は肯定され、ステップ711に移行する。
《記録処理》
このステップ711及び次のステップ713では、前記ステップ511及びステップ513での処理と同じ処理を行う。
次のステップ717では、欠陥リストを参照し、指定領域が欠陥領域であるか否かを判断する。指定領域が欠陥領域でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ721に移行する。
このステップ721では、書込みデータを指定領域に記録する。ここでは、書込みデータはPCデータ領域(図11(C)参照)又はAVデータ領域(図11(D)参照)に記録される。
次のステップ723では、LVAを参照し、指定領域が、ベリファイ処理がまだ行なわれていない領域であるか否かを判断する。すなわち、指定領域のアドレスとLVAとを比較し、指定領域のアドレスがLVAよりも大きい場合には、ここでの判断は肯定される。一方、指定領域のアドレスがLVA以下の場合には、ここでの判断は否定される。そこで、例えば図11(C)に示されるように、指定領域がPCデータ領域に属しているときには、指定領域のアドレスはLVAよりも大きいため、ここでの判断は肯定され、ステップ725に移行する。
このステップ725では、指定領域のベリファイ処理を行う。
次のステップ727では、ベリファイ処理の結果に基づいて、指定領域に欠陥があるか否かを判断する。欠陥が検出されると、ここでの判断は肯定され、ステップ729に移行する。
このステップ729及び次のステップ731では、前記ステップ529及びステップ531での処理と同じ処理を行う。
次のステップ733では、ユーザデータの全てが記録されたか否かを判断する。未記録のユーザデータがあれば、ここでの判断は否定され、ステップ735に移行する。
このステップ735では、記録用データにおける次のブロックデータを書込みデータとする。そして、前記ステップ713に戻る。
なお、前記ステップ727において、欠陥が検出されなければ、ステップ727での判断は否定され、前記ステップ733に移行する。
また、前記ステップ723において、一例として図11(D)に示されるように、指定領域がAVデータ領域に属しているときには、指定領域のアドレスはLVA以下であるため、ステップ723での判断は否定され、前記ステップ733に移行する。すなわち、ベリファイ処理は行なわれない。
さらに、前記ステップ717において、指定領域が欠陥領域であれば、ステップ717での判断は肯定され、ステップ719に移行する。このステップ719では、欠陥リストを参照し、指定された交替領域に書込みデータを記録する。そして、前記ステップ723に移行する。
以下、前記ステップ733での判断が肯定されるまで、ステップ713〜ステップ735の処理を繰り返し行う。そして、ユーザデータの全てが記録されると、前記ステップ733での判断は肯定され、記録要求フラグを「0」にリセットした後、ステップ761に移行する。
このステップ761では、ディスク・ステータスを参照し、バックグラウンドフォーマットを再開する。そして、前記ステップ611に戻る。
なお、前記ステップ705において、記録要求フラグが「0」であれば、ステップ705での判断は否定され、ステップ741に移行する。
《再生処理》
このステップ741及び次のステップ743では、前記ステップ541及びステップ543での処理と同じ処理を行う。
次のステップ747では、欠陥リストを参照し、対象領域が欠陥領域であるか否かを判断する。対象領域が欠陥領域でなければ、ここでの判断は否定され、ステップ751に移行する。
このステップ751では、対象領域を再生する。
次のステップ753では、要求領域の全てが再生されたか否かを判断する。未再生領域があれば、ここでの判断は否定され、ステップ755に移行する。
このステップ755では、要求領域における次の再生ブロックを対象領域とする。そして、前記ステップ747に戻る。
なお、前記ステップ747において、対象領域が欠陥領域であれば、ステップ747での判断は肯定され、ステップ749に移行する。このステップ749では、欠陥リストを参照し、指定された交替領域を再生する。そして、前記ステップ753に移行する。
以下、前記ステップ753での判断が肯定されるまで、ステップ747〜ステップ755の処理を繰り返し行う。そして、要求領域の全てが再生されると、前記ステップ753での判断は肯定され、再生要求フラグを「0」にリセットした後、前記ステップ761に移行する。
以下、上位装置90からの記録要求及び再生要求がないときを利用してフォーマットを行う。そして、フォーマットが完了すると、前記ステップ611での判断が肯定され、所定の終了処理を行った後、フォーマットコマンドを受信したときの処理を終了する。
フォーマットが完了したあとに、上位装置90から記録要求コマンドを受信すると、図10のフローチャートにおけるステップ711〜ステップ735の処理と同じ処理を行うプログラム(以下「第2の記録処理プログラム」という)が起動し、前述したようにしてユーザデータが光ディスク15に記録される。
また、フォーマットが完了したあとに、上位装置90から再生要求コマンドを受信すると、図10のフローチャートにおけるステップ741〜ステップ755の処理と同じ処理を行うプログラム(以下「第2の再生処理プログラム」という)が起動し、前述したようにして光ディスク15に記録されているデータが再生される。
以上の説明から明らかなように、本第2の実施形態に係る光ディスク装置20では、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムとによって、設定手段、決定手段及び交替手段が実現されている。すなわち、図9のステップ603によって設定手段が実現され、図9のステップ633及び図10のステップ723によって決定手段が実現され、図10のステップ725〜ステップ729によって交替手段が実現されている。また、第1の実施形態と同様に、光ピックアップ装置23、レーザ制御回路24、及びエンコーダ25によって、記録手段が実現されている。
また、本第2の実施形態では、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムのうち、前記第2のバックグラウンドフォーマットプログラム及び第2の記録処理プログラムによって、本発明のプログラムが構成されている
そして、図9のステップ603の処理によって本発明に係る欠陥管理情報設定方法における設定する工程が実施されている。また、図9のステップ633の処理及び図10のステップ723の処理によって本発明に係る記録方法における決定する工程が実施され、図10のステップ725とステップ727との処理によって判断する工程が実施され、図10のステップ729の処理によって交替領域に記録する工程が実施されている。また、図9のステップ605の処理によって本発明に係る記録方法における欠陥管理情報を記録する工程が実施されている。
以上説明したように、本第2の実施形態に係る光ディスク装置によると、ブランクの光ディスク15に対するフォーマットコマンドを受信すると、SA1及びAVデータ領域のベリファイ処理が完了していることを示す情報(ダミー情報)として、AVデータ領域の最終アドレスをLVAに設定する。これにより、AVデータ領域には欠陥領域がないものとみなされ、AVデータ領域では欠陥管理が行なわれないため、AVデータ領域に記録される情報はデータの連続性を確保することができる。一方、PCデータ領域では欠陥管理が行なわれるため、PCデータ領域に記録される情報はデータの信頼性を確保することができる。従って、第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能となる。
また、LVAは、光ディスク15に保存されるため、異なる光ディスク装置を用いる場合でも、AVデータ領域に記録される情報はデータの連続性が確保され、PCデータ領域に記録される情報はデータの信頼性が確保される。
また、LVAの初期値は、ユーザが任意に設定することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記各実施形態では、本発明に係るプログラムは、フラッシュメモリ39に記録されているが、他の記録媒体(CD、光磁気ディスク、DVD、メモリカード、USBメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する再生装置(又は専用インターフェース)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39にロードすることとなる。また、ネットワーク(LAN、イントラネット、インターネットなど)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39に転送しても良い。要するに、本発明に係るプログラムがフラッシュメモリ39にロードされれば良い。
また、上記各実施形態では、光ディスク15がDVDの場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、CD、あるいは約405nmの波長の光に対応した次世代の情報記録媒体であっても良い。
また、上記各実施形態では、光ピックアップ装置が1つの半導体レーザを備える場合について説明したが、これに限らず、例えば互いに異なる波長の光束を発光する複数の半導体レーザを備えていても良い。この場合に、例えば波長が約405nmの光束を発光する半導体レーザ、波長が約660nmの光束を発光する半導体レーザ及び波長が約780nmの光束を発光する半導体レーザの少なくとも1つを含んでいても良い。すなわち、光ディスク装置が互いに異なる規格に準拠した複数種類の光ディスクに対応する光ディスク装置であっても良い。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 従来の欠陥管理方式における記録領域のレイアウトを説明するための図である。 同一ディスク内にAVデータとPCデータを混在させて記録する場合のレイアウトを説明するための図である。 図4(A)は第1の実施形態における記録領域のレイアウトを説明するための図であり、図4(B)は第1の実施形態における欠陥管理情報を説明するための図である。 第1の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するためのフローチャート(その1)である。 第1の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するためのフローチャート(その2)である。 図7(A)〜図7(E)は、それぞれ第1の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するための図(その1)である。 図8(A)及び図8(B)は、それぞれ第1の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するための図(その2)である。 本発明の第2の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するためのフローチャート(その1)である。 第2の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するためのフローチャート(その2)である。 図11(A)〜図11(D)は、それぞれ第2の実施形態におけるバックグラウンドフォーマット処理を説明するための図である。
符号の説明
15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク装置(情報記録装置)、23…光ピックアップ装置(記録手段の一部)、24…レーザ制御回路(記録手段の一部)、25…エンコーダ(記録手段の一部)、40…CPU(設定手段、決定手段、交替手段)。

Claims (23)

  1. 情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を管理するための欠陥管理情報を設定する欠陥管理情報設定方法であって、
    前記記録領域において、前記欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する工程を含み、
    前記特定領域が前記欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域と隣接しているときに、
    前記特定領域に関する情報は、前記特定領域と前記欠陥管理領域との境界に関する情報を含むことを特徴とする欠陥管理情報設定方法。
  2. 前記境界に関する情報は、欠陥管理情報領域に格納されることを特徴とする請求項に記載の欠陥管理情報設定方法。
  3. 情報記録媒体の記録領域における欠陥領域を管理するための欠陥管理情報を設定する欠陥管理情報設定方法であって、
    前記記録領域において、前記欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する工程を含み、
    前記特定領域に関する情報は、前記特定領域での欠陥検出処理が完了していることを示すダミー情報を含むことを特徴とする欠陥管理情報設定方法。
  4. 前記欠陥管理情報は、欠陥検出が完了した領域に関する情報を含み、前記ダミー情報は、前記欠陥検出が完了した領域に関する情報を格納する領域に格納されることを特徴とする請求項に記載の欠陥管理情報設定方法。
  5. 前記欠陥検出処理は、前記記録領域を再生して正常に記録されているか否かを検査するベリファイ処理であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の欠陥管理情報設定方法。
  6. 前記特定領域は、音楽データ及び映像データの少なくとも一方が記録される領域であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の欠陥管理情報設定方法。
  7. 前記欠陥管理情報を設定する工程は、情報記録媒体の初期化時に行なわれることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の欠陥管理情報設定方法。
  8. 情報記録媒体の記録領域にデータを記録する記録方法であって、
    データが記録された記録対象領域に関する情報と、請求項1〜のいずれか一項に記載の欠陥管理情報設定方法にて設定された欠陥管理情報とに基づいて、前記記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かを決定する工程を含む記録方法。

  9. 前記決定する工程では、特定領域に関する情報に基づいて前記記録対象領域での欠陥検出処理が完了していると判断できる場合には、欠陥検出処理を行なわないことを決定することを特徴とする請求項に記載の記録方法。
  10. 前記決定する工程で前記欠陥検出処理を行うことが決定されたときに、欠陥検出処理を行い、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれるか否かを判断する工程と;
    前記判断の結果、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれる場合に、その欠陥領域に記録されたデータを所定の交替領域に記録する工程と;を更に含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の記録方法。
  11. 前記情報記録媒体の所定領域に前記欠陥管理情報を記録する工程を、更に含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の記録方法。
  12. 情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置であって、
    情報記録媒体の記録領域において、欠陥領域を検出するための欠陥検出処理が不要な特定領域に関する情報を含む欠陥管理情報を設定する設定手段と;
    前記記録領域にデータを記録する記録手段と;
    前記データの記録後に、前記データが記録された記録対象領域に関する情報と、前記欠陥管理情報とに基づいて前記記録対象領域について欠陥検出処理を行うか否かを決定する決定手段と;を備え、
    前記特定領域が欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域と隣接しているときに、
    前記特定領域に関する情報は、前記特定領域と前記欠陥管理領域との境界に関する情報を含むことを特徴とする情報記録装置。
  13. 前記設定手段は、前記情報記録媒体の初期化時に前記欠陥管理情報を設定することを特徴とする請求項12に記載の情報記録装置。
  14. 前記情報記録媒体は、ディスク状の媒体であり、前記特定領域は、欠陥検出処理を必要とする欠陥管理領域よりも内周側に設けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の情報記録装置。
  15. 前記設定手段は、前記境界に関する情報を欠陥管理情報領域に格納することを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  16. 前記特定領域に関する情報は、前記特定領域での前記欠陥検出処理が完了していることを示すダミー情報を含むことを特徴とする請求項12〜15のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  17. 前記欠陥管理情報は、欠陥検出が完了した領域に関する情報を含み、前記設定手段は、前記ダミー情報を、前記欠陥検出が完了した領域に関する情報を格納する領域に格納することを特徴とする請求項16に記載の情報記録装置。
  18. 前記決定手段は、前記特定領域に関する情報に基づいて前記記録対象領域での欠陥検出処理が完了していると判断できる場合には、欠陥検出処理を行なわないことを決定することを特徴とする請求項16又は17に記載の情報記録装置。
  19. 前記特定領域に関する情報は、ユーザにより設定可能であることを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  20. 前記決定手段で欠陥検出処理を行うことが決定されたときに、
    前記欠陥検出処理を行い、前記記録対象領域に欠陥領域が含まれる場合に、その欠陥領域に記録されたデータを所定の交替領域に記録する交替手段を更に備えることを特徴とする請求項12〜19のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  21. 前記欠陥検出処理は、前記記録領域を再生して正常に記録されているか否かを検査するベリファイ処理であることを特徴とする請求項12〜20のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  22. 前記記録手段は、更に前記欠陥管理情報を前記情報記録媒体の所定領域に記録することを特徴とする請求項12〜21のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  23. 前記特定領域は、音楽データ及び映像データの少なくとも一方が記録される領域であることを特徴とする請求項12〜22のいずれか一項に記載の情報記録装置。
JP2004112644A 2004-01-27 2004-04-07 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置 Expired - Fee Related JP4223431B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004112644A JP4223431B2 (ja) 2004-01-27 2004-04-07 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置
US11/042,210 US7663989B2 (en) 2004-01-27 2005-01-26 Method of setting defect management information, method of recording data, computer program product, computer readable storage medium, and information recording apparatus that properly records plural types of data for different uses on the same information recording medium
EP05250420A EP1564741A1 (en) 2004-01-27 2005-01-27 Method of setting defect management information, method of recording data, computer program product, computer readable storage medium, and information recording apparatus that properly records plural types of data for different uses on the same information recording medium
CNB2005100058446A CN100429713C (zh) 2004-01-27 2005-01-27 缺陷管理信息设定方法,记录方法及信息记录装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004017748 2004-01-27
JP2004112644A JP4223431B2 (ja) 2004-01-27 2004-04-07 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005243203A JP2005243203A (ja) 2005-09-08
JP4223431B2 true JP4223431B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=34703352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004112644A Expired - Fee Related JP4223431B2 (ja) 2004-01-27 2004-04-07 欠陥管理情報設定方法、記録方法及び情報記録装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7663989B2 (ja)
EP (1) EP1564741A1 (ja)
JP (1) JP4223431B2 (ja)
CN (1) CN100429713C (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1679710B1 (en) * 2005-01-10 2013-08-14 Nero Ag Method for writing data blocks on a block addressable storage medium using defect management
US20060168499A1 (en) * 2005-01-27 2006-07-27 Edwards Jathan D Data archive verify software
MY151948A (en) 2005-12-06 2014-07-31 Koninkl Philips Electronics Nv De-icing of multi-layer storage media
JP2007157297A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nec Corp 記録型光ディスク装置および光ディスク媒体
JP2007323695A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Nec Corp 書き換え型光ディスクの記録制御方法およびその記録再生用のドライブ装置
KR20100121806A (ko) * 2009-05-11 2010-11-19 엘지전자 주식회사 기록매체, 데이터 기록/재생 방법 및 데이터 기록/재생 장치
CN105472831B (zh) * 2014-09-05 2018-06-29 深圳光启智能光子技术有限公司 一种光驱动芯片控制发光器件的方法及其光驱动芯片
CN116661698B (zh) * 2023-06-16 2024-02-13 浙江清环智慧科技有限公司 一种窨井排水监测设备中存储器的管理方法及装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428061A (ja) * 1990-05-24 1992-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録媒体と情報記録再生装置
US6370325B2 (en) * 1997-09-17 2002-04-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc recording apparatus, computer-readable recording medium recording a file management program, and optical disc
KR100292093B1 (ko) 1998-03-02 2001-06-01 구자홍 기록매체의 결함영역 관리자료 생성방법 및 생성장치 그리고 이에 의한 광기록매체
SG129225A1 (en) 1998-04-20 2007-02-26 Samsung Electronics Co Ltd Optical data storage medium
JP3383587B2 (ja) 1998-07-07 2003-03-04 株式会社東芝 静止画像連続情報記録方法と光ディスクと光ディスクの情報再生装置と情報再生方法
JP3733752B2 (ja) 1998-07-24 2006-01-11 三菱電機株式会社 光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク、光ディスク装置、及び、再生方法
JP2000057713A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Mitsubishi Electric Corp 光ディスクの欠陥管理方法、光ディスク装置、及び、光ディスク
US6434096B1 (en) * 1999-02-26 2002-08-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical information recording/reproducing device
JP3735498B2 (ja) 1999-11-09 2006-01-18 株式会社東芝 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法
JP4344485B2 (ja) 2000-03-08 2009-10-14 パナソニック株式会社 情報記録媒体、情報記録方法および情報再生方法
US7072256B2 (en) 2000-03-08 2006-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, information recording method and information reproduction method
JP3860394B2 (ja) 2000-06-20 2006-12-20 株式会社リコー 情報再生方法及び情報再生装置
JP4006184B2 (ja) 2001-01-30 2007-11-14 株式会社リコー 情報記録再生方法、情報記録再生装置、情報処理装置及びコンピュータ・プログラム
JP2002324363A (ja) 2001-04-25 2002-11-08 Ricoh Co Ltd 情報記録再生装置
SG106612A1 (en) * 2001-05-29 2004-10-29 Sony Electronics Singapore Pte A force sensing device
JP3878442B2 (ja) 2001-07-30 2007-02-07 株式会社リコー 情報記録再生装置とプログラム
JP3674565B2 (ja) * 2001-09-25 2005-07-20 ティアック株式会社 光ディスク装置
JP3886800B2 (ja) 2001-12-19 2007-02-28 株式会社リコー データ管理情報取得方法、情報再生装置、並びにデータ管理情報取得プログラム及び記録媒体
JP4100913B2 (ja) 2002-01-15 2008-06-11 株式会社リコー 情報再生装置、データ管理情報取得方法、データ管理情報取得プログラム、記憶媒体、及び再生システム
JP2004005842A (ja) 2002-05-31 2004-01-08 Ricoh Co Ltd 記録方法、記録媒体、プログラム及び情報記録媒体、並びに情報記録装置
JP4279515B2 (ja) * 2002-06-25 2009-06-17 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 記録再生装置
JP4183553B2 (ja) 2002-09-19 2008-11-19 株式会社リコー 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JP4270991B2 (ja) 2002-10-11 2009-06-03 株式会社リコー 情報記録装置、情報記録方法、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを記憶する記憶媒体、及び情報記録システム
JP3867038B2 (ja) 2002-10-23 2007-01-10 株式会社リコー 情報記録装置と情報記録方法とプログラムと記録媒体
JP4082670B2 (ja) 2003-01-23 2008-04-30 株式会社リコー 記録方法及び情報記録装置
JP3856449B2 (ja) 2003-04-24 2006-12-13 株式会社リコー 再生方法、プログラム及び記録媒体、並びにドライブ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7663989B2 (en) 2010-02-16
US20050163010A1 (en) 2005-07-28
EP1564741A1 (en) 2005-08-17
CN100429713C (zh) 2008-10-29
CN1655271A (zh) 2005-08-17
JP2005243203A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544642B2 (ja) 記録方法及び情報記録装置
US7180841B2 (en) Recording method, recording medium, program, information recording medium, and information recording device
JP4183553B2 (ja) 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
US7596063B2 (en) Defect management method, reproduction method, recording medium, information recording apparatus, and information reproduction apparatus
US7663989B2 (en) Method of setting defect management information, method of recording data, computer program product, computer readable storage medium, and information recording apparatus that properly records plural types of data for different uses on the same information recording medium
JP3856449B2 (ja) 再生方法、プログラム及び記録媒体、並びにドライブ装置
US20040160875A1 (en) Recording method, program, storage medium, and information recording apparatus
US20070189143A1 (en) Defect management information setting method, recording method, defect management method, program and recording medium, and information recording apparatus
US7719945B2 (en) Information recording method allowing improved access to a recording start position of user data in an information recording medium and apparatus performing the same
US7983123B2 (en) Methods of defect management and reproduction, program and recording medium, and apparatuses for information recording and information reproduction
JP2005327405A (ja) 記録方法、情報記録装置、情報再生装置、プログラム及び記録媒体
JP2006313591A (ja) 記録方法、光ディスク装置、プログラム及び記録媒体
JP2005100095A (ja) イメージデータ作成方法、記録方法、プログラム及び記録媒体、光ディスク、並びに情報記録システム
US20060153043A1 (en) Recording medium, recording apparatus, reproducing apparatus, recording method, and reproducing method
JP2006114169A (ja) 再生方法、光ディスク装置、プログラム及び記録媒体
JP2006313600A (ja) 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JP2005302143A (ja) 初期化方法、再生方法、プログラム及び記録媒体、データ構造、情報記録装置、並びに情報再生装置
JP3913769B2 (ja) システム
JP2003173626A (ja) 情報記録再生装置
JP4144893B2 (ja) システム、データ再生方法及び情報再生装置
JP3934148B2 (ja) データ領域数決定方法、データ管理情報取得方法及び情報再生装置
JP2006031780A (ja) 情報記録媒体、記録方法、アクセス方法、情報記録装置、処理装置、プログラム及び記録媒体
JP2005346785A (ja) 記録方法、情報記録媒体、再生方法、情報記録装置及び情報再生装置
JP2005004855A (ja) 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JP2006172566A (ja) 記録方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4223431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees