JP2005327405A - 記録方法、情報記録装置、情報再生装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録を可能とする。
【解決手段】情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する際に、データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別し(ステップ409)、その結果、記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、該欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた欠陥ブロック近傍のブロックにデータを新たに記録する(ステップ419〜427、407)。これにより、情報記録媒体に交替領域が設けられていなくても、記録エラーに対して記録を継続することができる。また、欠陥ブロックの近傍に新たに記録されるために、シーク動作が生じるのを抑制することができる。そこで、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録方法、情報記録装置、情報再生装置、プログラム及び記録媒体に係り、更に詳しくは、情報記録媒体にデータを記録する記録方法、該記録方法の実施に好適な情報記録装置、前記記録方法で記録された情報記録媒体に対応可能な情報再生装置、情報記録装置で用いられるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
データを記録するための情報記録媒体(メディア)としてCD(compact disc)やDVD(digital versatile disc)などの光ディスクが注目されるようになり、光ディスクにデータを記録するための情報記録装置として、光ディスク装置やDVDレコーダが普及するようになった。
記録可能なCDにはCD−R、CD−RWなどがあり、記録可能なDVDにはDVD−R、DVD+R、DVD−RW、DVD+RW及びDVD−RAMなどがある。そして、それぞれ所定の規格にしたがってデータの記録及び再生が行なわれる。
これらの光ディスクのうち、一部の書き換えが可能な光ディスクでは、記録されたデータの信頼性を確保するための一手段として、欠陥管理が適用されている。この欠陥管理では、予め交替領域が光ディスクに設けられており、欠陥部分が検出されると、該欠陥部分と、この欠陥部分に代えて使用する交替領域内の交替部分とを関連付けたリストが光ディスクに記録される。そして、その後の記録、再生時には、前記リストを参照して欠陥部分を避けている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、交替領域はディスクの外周に近いところに設けられているため、データの再生時に、再生領域内に欠陥部分があると、交替部分へのシーク動作が発生する。特に、再生データがAVデータの場合には、シーク動作の発生によりパフォーマンスが低下するという不都合があった。
また、欠陥管理が適用されていない場合には、光ディスクにデータを記録している際にエラーが発生すると、処理が中断され、記録の継続が不可能となる。特に、光ディスクが追記型の場合には、欠陥部分がわずかであっても、その光ディスクは使用不可となる。
特開2001−229622号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録ができる記録方法及び情報記録装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、本発明の記録方法で記録された情報記録媒体から情報を高いパフォーマンスで精度良く再生することができる情報再生装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、情報記録装置の制御用コンピュータにて実行され、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録を可能とするプログラム、及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する記録方法であって、データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する工程と;前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、前記欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データを新たに記録する工程と;を含む記録方法である。
これによれば、情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する際に、データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かが判別され、その結果、記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、該欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた欠陥ブロック近傍のブロックにデータが新たに記録される。この場合には、情報記録媒体に交替領域が設けられていなくても、記録エラーに対して記録を継続することができる。また、欠陥ブロックの近傍に新たに記録されるために、シーク動作が生じるのを抑制することができる。従って、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
この場合において、請求項2に記載の記録方法の如く、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックには論理アドレスを割り当てることなく、前記データが記録されたブロックに論理アドレスを割り当てる工程を、更に含むこととすることができる。
上記請求項1及び2に記載の各記録方法において、請求項3に記載の記録方法の如く、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報をスリップ情報として、前記情報記録媒体に記録する工程を、更に含むこととすることができる。
上記請求項1に記載の記録方法において、請求項4に記載の記録方法の如く、前記新たに記録する工程において、前記欠陥ブロックに続く少なくとも2ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データが新たに記録される場合に、前記新たに記録する工程に先立って、前記データが新たに記録されるブロックの前のブロックにダミーデータを記録する工程を、更に含むこととすることができる。
この場合において、請求項5に記載の記録方法の如く、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックには論理アドレスを割り当てることなく、前記データが記録されたブロックに論理アドレスを割り当てる工程を、更に含むこととすることができる。
上記請求項4及び5に記載の各記録方法において、請求項6に記載の記録方法の如く、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックに関する情報を、スリップ情報として前記情報記録媒体に記録する工程を、更に含むこととすることができる。
請求項7に記載の発明は、情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する情報記録装置であって、情報記録媒体にデータを記録する記録手段と;前記データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する判別手段と;前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、前記欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに、前記記録手段を介して前記データを新たに記録する制御手段と;を備える情報記録装置である。
これによれば、記録手段により情報記録媒体にデータが記録される際に、判別手段によりデータの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かが判別される。そして、判別の結果、記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、制御手段により欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた欠陥ブロック近傍のブロックに、記録手段を介してデータが新たに記録される。この場合には、情報記録媒体に交替領域が設けられていなくても、記録エラーに対して記録を継続することができる。また、欠陥ブロックの近傍に新たに記録されるために、シーク動作が生じるのを抑制することができる。従って、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
この場合において、請求項8に記載の情報記録装置の如く、前記制御手段は、更に前記記録手段を介して、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報を、それぞれ前記情報記録媒体に記録することとすることができる。
この場合において、請求項9に記載の情報記録装置の如く、前記情報記録媒体は光ディスクであり、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報は、前記光ディスクのリードイン領域に記録されることとすることができる。
上記請求項7〜9に記載の各情報記録装置において、請求項10に記載の情報記録装置の如く、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックには論理アドレスが割り当てられないこととすることができる。
上記請求項7に記載の情報記録装置において、請求項11に記載の情報記録装置の如く、前記制御手段は、前記欠陥ブロックに続く少なくとも2ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データを新たに記録する場合に、前記データを新たに記録するのに先立って、前記データが新たに記録されるブロックの前のブロックにダミーデータを記録することとすることができる。
この場合において、請求項12に記載の情報記録装置の如く、前記制御手段は、更に前記記録手段を介して、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックに関する情報を、それぞれ前記情報記録媒体に記録することとすることができる。
この場合において、請求項13に記載の情報記録装置の如く、前記情報記録媒体は光ディスクであり、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックは、前記光ディスクのリードイン領域に記録されることとすることができる。
上記請求項11〜13に記載の各情報記録装置において、請求項14に記載の情報記録装置の如く、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックには、論理アドレスが割り当てられないこととすることができる。
請求項15に記載の発明は、請求項3又は6に記載の記録方法で記録された情報記録媒体に対応可能な情報再生装置であって、前記情報記録媒体からスリップ情報を取得する取得手段と;前記取得されたスリップ情報を参照して、再生対象のデータが記録されている領域を特定し、前記情報記録媒体から前記データを再生する処理装置と;を備える情報再生装置である。
これによれば、請求項3又は6に記載の記録方法で記録された情報記録媒体を再生する際に、取得手段により情報記録媒体からスリップ情報が取得され、処理装置により、スリップ情報を参照して再生対象のデータが記録されている領域が特定され、情報記録媒体からデータが再生される。従って、シーク動作が頻繁に生じるのを抑制することができ、その結果として、情報記録媒体から情報を高いパフォーマンスで精度良く再生することが可能となる。
請求項16に記載の発明は、情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する情報記録装置に用いられるプログラムであって、データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する手順と;前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、前記欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データを新たに記録する手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラムである。
これによれば、本発明のプログラムが所定のメモリにロードされ、その先頭アドレスがプログラムカウンタにセットされると、情報記録装置の制御用コンピュータは、データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別し、その結果、記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた欠陥ブロック近傍のブロックにデータを新たに記録する。すなわち、本発明のプログラムによれば、情報記録装置の制御用コンピュータに請求項1に記載の発明に係る記録方法を実行させることができ、従って、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによれば、請求項16に記載のプログラムが記録されているために、コンピュータに実行させることにより、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る情報記録装置及び情報再生装置としての光ディスク装置20の概略構成が示されている。
この図1に示される光ディスク装置20は、光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23をスレッジ方向に駆動するためのシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、駆動制御回路26、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。また、本実施形態では、一例としてDVDの規格に準拠した情報記録媒体が光ディスク15に用いられるものとする。さらに、本実施形態では、1ECCブロック(=16セクタ)単位でデータの記録が行われるものとする。
前記光ピックアップ装置23は、スパイラル状又は同心円状のトラックが形成された光ディスク15の記録面にレーザ光を照射するとともに、記録面からの反射光を受光するための装置である。この光ピックアップ装置23は、半導体レーザ、対物レンズを含み前記半導体レーザから出射された光束を光ディスク15の記録面に導くとともに、前記記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系、前記受光位置に配置され前記戻り光束を受光する受光器、及び駆動系(フォーカシングアクチュエータ及びトラッキングアクチュエータ)(いずれも図示省略)などを含んで構成されている。そして、前記受光器からは、その受光量に応じた信号が再生信号処理回路28に出力される。
前記再生信号処理回路28は、前記光ピックアップ装置23を構成する受光器の出力信号に基づいて、サーボ信号(フォーカスエラー信号やトラックエラー信号など)、アドレス情報、同期信号、及びRF信号などを取得する。ここで得られたサーボ信号は前記駆動制御回路26に出力され、アドレス情報はCPU40に出力され、同期信号はエンコーダ25に出力される。なお、記録中のサーボエラー及びアドレスエラーはCPU40に通知され、記録が正常に行なわれているか否かの判断に用いられる。さらに、再生信号処理回路28は、RF信号に対して復号処理及び誤り検出処理などを行い、誤りが検出されたときには誤り訂正処理を行った後、再生データとして前記バッファマネージャ37を介して前記バッファRAM34に格納する。
前記駆動制御回路26は、再生信号処理回路28からのトラックエラー信号に基づいて、トラッキング方向に関する対物レンズ60の位置ずれを補正するための前記トラッキングアクチュエータの駆動信号を生成するとともに、フォーカスエラー信号に基づいて、対物レンズ60のフォーカスずれを補正するための前記フォーカシングアクチュエータの駆動信号を生成する。ここで生成された各駆動信号は光ピックアップ装置23に出力される。これにより、トラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。また、駆動制御回路26は、CPU40の指示に基づいて、シークモータ21を駆動するための駆動信号、及びスピンドルモータ22を駆動するための駆動信号を生成する。各駆動信号は、それぞれシークモータ21及びスピンドルモータ22に出力される。
前記バッファRAM34には、光ディスク15に記録するデータ(記録用データ)、及び光ディスク15から再生したデータ(再生データ)などが一時的に格納される。このバッファRAM34へのデータの入出力は、前記バッファマネージャ37によって管理されている。
前記エンコーダ25は、CPU40の指示に基づいて、バッファRAM34に蓄積されている記録用データをバッファマネージャ37を介して取り出し、データの変調及びエラー訂正コードの付加などを行ない、光ディスク15への書き込み信号を生成する。ここで生成された書き込み信号はレーザ制御回路24に出力される。
前記レーザ制御回路24は、光ピックアップ装置23を構成する半導体レーザから出射されるレーザ光のパワーを制御する。例えば記録の際には、前記書き込み信号、記録条件、及び半導体レーザの発光特性などに基づいて、半導体レーザの駆動信号がレーザ制御回路24にて生成される。
前記インターフェース38は、上位装置90(例えば、パソコン)との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)及びUSB(Universal Serial Bus)などの標準インターフェースに準拠している。
前記フラッシュメモリ39は、プログラム領域及びデータ領域を含んで構成されている。フラッシュメモリ39のプログラム領域には、CPU40にて解読可能なコードで記述された本発明に係るプログラムを含むプログラムが格納されている。また、データ領域には、記録条件、及び半導体レーザの発光特性などが格納されている。
前記CPU40は、フラッシュメモリ39のプログラム領域に格納されているプログラムに従って前記各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータなどをRAM41及びバッファRAM34に保存する。
次に、光ディスク15における記録領域のレイアウト(disc layout)について、主要な部分を説明する。光ディスク15の記録面にはスパイラル状のトラックが記録領域として形成されており、この記録領域は、一例として図2に示されるように、内周側から外周側に向かって、リードイン領域(Lead-in Zone)とデータ領域(Data Zone)とリードアウト領域(Lead-out Zone)とに分けられている。上位装置90からのユーザデータは、データ領域に記録される。
《記録処理》
次に、上記のようにして構成された光ディスク装置20が、上位装置90から記録要求コマンドを受信したときの処理について図3を用いて説明する。図3のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
上位装置90から記録要求コマンドを受信すると、図3のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、記録処理がスタートする。なお、ここでは、一例として図4に示されるように、ECCブロックXの先頭アドレスが記録開始アドレスとして指定され、記録用データの大きさは4ECCブロックであるものとする。
最初のステップ401では、記録速度に基づいてスピンドルモータ22を駆動するための信号を駆動制御回路26に出力するとともに、上位装置90からの記録要求コマンドを受信した旨を再生信号処理回路28に通知する。また、上位装置90から受信したユーザデータ(記録用データ)のバッファRAM34への蓄積をバッファマネージャ37に指示する。
次のステップ403では、光ディスク15の回転が所定の速度に達していることを確認すると、駆動制御装置26に対してサーボオンを設定する。これにより、前述の如くトラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。なお、トラッキング制御及びフォーカス制御は記録処理が終了するまで随時行われる。
次のステップ405では、記録開始アドレスを記録要求コマンドから抽出し、記録開始アドレスの手前に光スポットが形成されるように、駆動制御回路26に指示する。これにより、シーク動作が行なわれる。なお、シーク動作が不要であれば、ここでの処理はスキップされる。
次のステップ407では、記録を許可する。これにより、エンコーダ25、レーザ制御回路24、及び光ピックアップ装置23を介して、記録用データは光ディスク15に順次記録される。
次のステップ409では、サーボエラー及びアドレスエラーの有無を判断する。すなわち、ユーザデータの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判断する。サーボエラー又はアドレスエラーがあれば、ここでの判断は肯定され、ステップ411に移行する。
このステップ411では、記録の中断を指示する。
次のステップ413では、サーボエラー又はアドレスエラーを生じたECCブロック(すなわち、欠陥ブロック)のブロック番号をRAM41に保存する。なお、ここでは、一例として図5に示されるように、ECCブロックX+1への記録中にサーボエラー又はアドレスエラーが発生したものとする。また、バッファRAM34における未記録データの先頭位置を示すポインタ(Pとする)は、一例として図6に示されるように、ECCブロックX+1に記録される記録用データの途中を示している。
次のステップ415では、一例として図7(A)に示されるように、バッファRAM34における、ECCブロックXに記録された記録用データが格納されている領域にダミーデータ(例えば、オール0)を格納する。このダミーデータは、いわゆるランインとしての役割を有している。
次のステップ417では、一例として図7(B)に示されるように、ダミーデータの先頭位置にポインタPを設定する。
次のステップ419では、一例として図8に示されるように、欠陥ブロックに続くブロック(ここでは、ECCブロックX+2)をスキップし、その次のブロック(ここでは、ECCブロックX+3)の先頭アドレスを新たな記録開始アドレスとする。
次のステップ421では、記録開始アドレスの手前に光スポットが形成されるように、駆動制御回路26に指示する。これにより、シーク動作が行なわれる。なお、シーク動作が不要であれば、ここでの処理はスキップされる。
次のステップ423では、サーボエラー及びアドレスエラーの有無を判断する。サーボエラー又はアドレスエラーがなければ、ここでの判断は否定され、ステップ407に戻る。
そして、ステップ409において、サーボエラー及びアドレスエラーがなければ、ステップ409での判断は否定され、ステップ441に移行する。
このステップ441では、要求されたユーザデータの全てが記録されたか否かを判断する。未記録のユーザデータがあれば、ここでの判断は否定され、前記ステップ409に戻る。そして、全てのユーザデータが記録されると、ステップ441での判断は肯定され、ステップ443に移行する。ここでは、一例として図9に示されるように、ECCブロックX+3にダミーデータが記録され、ECCブロックXと、ECCブロックX+4〜ECCブロックX+6とにユーザデータが記録されている。
次のステップ443では、論理アドレスを変更する。すなわち、欠陥ブロック(ここではECCブロックX+1)、スキップされたECCブロック(ここではECCブロックX+2)、及びダミーデータが記録されているECCブロック(ここではECCブロックX+3)に論理アドレスを割り当てないようにする。これにより、例えば、ECCブロックXの先頭の論理セクタアドレスが1000hであれば、ECCブロックX+4の先頭の論理セクタアドレスは1010h、ECCブロックX+5の先頭の論理セクタアドレスは1020h、ECCブロックX+6の先頭の論理セクタアドレスは1030hとなる。すなわち、ECCブロックX、ECCブロックX+4〜ECCブロックX+6は論理セクタアドレスが連続することとなる。
次のステップ445では、欠陥ブロック、スキップされたECCブロック、及びダミーデータが記録されているECCブロックのブロック番号を光ディスク15に書き込む。なお、以下では、欠陥ブロック、スキップされたECCブロック、及びダミーデータが記録されているECCブロックを区別する必要がない場合には、それぞれを「スリップブロック」とも呼ぶこととする。ここでは、一例として図10に示されるような、1ECCブロックの大きさのデータ構造を有するスリップ情報として、リードイン領域に設けられているリザーブド・ゾーン3に書き込まれる。このスリップ情報は、スリップ情報であることを示すID(アスキーデータ”SLIP”)、スリップブロックの数、及び各スリップブロックのブロック番号から構成されている。なお、例えば、新たにスリップブロックが生じた場合には、新たなスリップ情報が、前回のスリップ情報に続く領域に書き込まれる。従って、一例として図11に示されるように、リザーブド・ゾーン3を再生し、最後に”SLIP”のIDが記録されているECCブロックに最新のスリップ情報が格納されていることとなる。
次のステップ447では、駆動制御装置26に対してサーボオフを設定する。そして、記録処理を終了する。
なお、上記ステップ423において、サーボエラー又はアドレスエラーがあれば、ステップ423での判断は肯定され、ステップ425に移行する。
このステップ425では、記録開始アドレスの示す領域が含まれるECCブロックのブロック番号をRAM41に保存する。
次のステップ427では、次のECCブロックの先頭アドレスを新たな記録開始アドレスとする。そして、前記ステップ421に戻る。
以下、ステップ423での判断が否定されるまで、ステップ421→423→425→427の処理、判断を繰り返す。そして、ステップ423においてサーボエラー及びアドレスエラーがなければ、ステップ423での判断は否定され、前記ステップ407に戻る。
次に、光ディスク15が光ディスク装置20から取り出され、再度ローディング(又はマウント)されたときの光ディスク装置20における処理、動作について図12を用いて説明する。図12のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップ501では、所定の再生速度に基づいてスピンドルモータ22を駆動するための信号を駆動制御回路26に出力する
次のステップ503では、光ディスク15の回転が所定の速度に達していることを確認すると、駆動制御装置26に対してサーボオンを設定する。これにより、前述の如くトラッキング制御及びフォーカス制御が行われる。
次のステップ505では、光ディスク15の種類を判別する。例えば光ディスク15がDVD+RであるかDVD+RWであるかは、記録面の反射率から判別することができる。
次のステップ507では、光ディスク15に記録されているディスク情報を取得する。例えばDVD+RやDVD+RWでは、ウォブル形状を位相変調することにより記録されている。
次のステップ509では、リザーブドゾーン3から最新のスリップ情報を取得する。
次のステップ511では、スリップ情報をRAM41に保存する。そして処理を終了する。
《再生処理》
次に、光ディスク装置20が、上位装置90から再生要求コマンドを受信したときの処理について図13を用いて簡単に説明する。図13のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
上位装置90から再生要求コマンドを受信すると、図13のフローチャートに対応するプログラムの先頭アドレスがCPU40のプログラムカウンタにセットされ、再生処理がスタートする。なお、光ディスク15はすでに再生速度で回転しているものとする。
最初のステップ601では、再生要求コマンドから再生領域に関する情報(再生開始アドレス、再生データ長)を取得する。なお、再生開始アドレスは論理セクタアドレスである。
次のステップ603では、RAM41からスリップ情報を取得する。
次のステップ605では、次の(1)式を用いて論理セクタアドレスを物理セクタアドレスに変換する。なお、ここでは、データ領域の先頭アドレスは物理セクタアドレスが30000h、論理セクタアドレスが0hであるものとする。また、Nは論理セクタアドレスより前にあるスリップブロック数である。1ECCブロックは16(10h)セクタから構成されている。
物理セクタアドレス=論理セクタアドレス−30000h+10h×N …(1)
次のステップ607では、再生を許可する。
次のステップ609では、再生が終了したか否かを判断する。再生が終了していなければ、ここでの判断は否定され、一定時間待機後、再度再生が終了したか否かを判断する。一方、再生が終了していれば、ここでの判断は肯定され、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光ディスク装置20では、エンコーダ25とレーザ制御回路24と光ピックアップ装置23とによって記録手段が構成されている。また、CPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムとによって、判別手段及び制御手段が実現されている。すなわち、図3のステップ409の処理によって判別手段が実現され、ステップ411〜427、441及び443の処理によって制御手段が実現されている。また、再生信号処理回路28とCPU40及び該CPU40によって実行されるプログラムとによって、取得手段及び処理装置が実現されている。すなわち、図12のステップ509及び511の処理によって取得手段の一部が実現され、図13のステップ605〜609の処理によって処理装置の一部が実現されている。なお、CPU40によるプログラムに従う処理によって実現した各手段の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、本実施形態では、フラッシュメモリ39に格納されているプログラムのうち、図3のフローチャートに対応するプログラムにおいて、本発明のプログラムが実行されている。すなわち、図3のステップ409の処理に対応するプログラムによって判別する手順が実行され、ステップ419〜427、及び407の処理に対応するプログラムによって新たに記録する手順が実行されている。また、ステップ415、417及び407の処理に対応するプログラムによってダミーデータを記録する手順が実行されている。
そして、図3の処理において、本発明に係る記録方法が実施されている。すなわち、図3のステップ409の処理において判別する工程が実施され、ステップ419〜427、及び407の処理において新たに記録する工程が実施されている。また、ステップ441の処理において割り当てる工程が実施され、ステップ443の処理においてスリップ情報を記録する工程が実施されている。そして、ステップ415、417、及び407の処理においてダミーデータを記録する工程が実施されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光ディスク装置20によると、光ディスク15(情報記録媒体)に1ECCブロック単位でユーザデータを記録する際に、ユーザデータの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かが判別され、その結果、記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、該欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされたブロックにユーザデータが新たに記録される。この場合には、光ディスク15に交替領域が設けられていなくても、記録を継続することができる。また、欠陥ブロックの近傍に新たに記録されるために、シーク動作が生じるのを抑制することができる。従って、パフォーマンスを低下させることなく情報記録媒体への信頼性の高い情報記録が可能となる。
また、本実施形態によると、ユーザデータが記録されているブロックが欠陥ブロックである場合に、欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされたブロックにランイン(ダミーデータ)を記録し、ランインに続くブロックにユーザデータを記録している。これにより、ユーザデータの記録位置を確実に認識することが可能となる。
また、本実施形態によると、欠陥ブロック、スキップされたブロック、及びランインが記録されたブロックには論理アドレスを割り当てていない。これにより、ファイルやチャプタ情報を管理している管理情報における実体の論理セクタアドレスと本当の実体の論理セクタアドレスとを一致させることができる。なお、チャプタ情報は、光ディスク15がDVD−Videoの規格に準拠している場合にVIDEO_TSと呼ばれるファイルに記録され、光ディスク15に存在するチャプタの番号及びその開始アドレスを含んでいる。
また、本実施形態によると、欠陥ブロック、スキップされたブロック、及びランインが記録されたブロックに関する情報を、スリップ情報として光ディスク15のリードイン領域のリザーブドゾーン3に記録している。これにより、光ディスク15が光ディスク装置20から取り出され、再度ローディング(又はマウント)されても、光ディスク15におけるスリップ情報を知ることができる。なお、スリップ情報が記録される領域は、リザーブドゾーン3に限定されるものではなく、例えば現在使用されていない予約領域であっても良い。
また、本実施形態によると、光ディスク15が光ディスク装置20にローディング(又はマウント)されたときに、スリップ情報が読み出されRAM41に保存している。これにより、上位装置90からのアクセス要求を直ちに受け付けることが可能となる。そして、論理セクタアドレスの前にスリップブロックが存在しても、論理セクタアドレスを物理セクタアドレスに正しく変換することが可能となる。
なお、上記実施形態では、新たにユーザデータを記録するブロックの前にランインブロックを付加する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図14のフローチャートに示されるように、上記実施形態における前記ステップ415および417での処理を省いても良い。このときには、一例として図15に示されるように、ランインブロックは存在せず、ユーザデータは、ECCブロックX、ECCブロックX+3〜X+5に書き込まれることとなる。
また、上記実施形態では、光ディスクがDVDの場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、CD、あるいは約405nmの波長の光に対応した次世代の情報記録媒体であっても良い。なお、この場合には、光ディスク装置は、情報記録媒体の種類に対応したものが用いられる。
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムは、フラッシュメモリ39に記録されているが、他の記録媒体(CD、光磁気ディスク、DVD、メモリカード、USBメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する再生装置(又は専用インターフェース)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39にロードすることとなる。また、ネットワーク(LAN、イントラネット、インターネットなど)を介して本発明に係るプログラムをフラッシュメモリ39に転送しても良い。要するに、本発明に係るプログラムがフラッシュメモリ39に格納されていれば良い。
また、上記実施形態では、光ピックアップ装置が1つの半導体レーザを備える場合について説明したが、これに限らず、例えば互いに異なる波長の光束を発光する複数の半導体レーザを備えていても良い。この場合に、例えば波長が約405nmの光束を発光する半導体レーザ、波長が約660nmの光束を発光する半導体レーザ及び波長が約780nmの光束を発光する半導体レーザの少なくとも1つを含んでいても良い。すなわち、光ディスク装置が互いに異なる規格に準拠した複数種類の光ディスクに対応する光ディスク装置であっても良い。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図1の光ディスクにおける記録領域のレイアウトを説明するための図である。 記録処理を説明するためのフローチャートである。 データが記録されるECCブロックを説明するための図である。 記録エラー位置を説明するための図である。 バッファRAMに格納されている記録用データ及びポインタを説明するための図である。 図7(A)はダミーデータの付加を説明するための図であり、図7(B)はポインタ位置の設定を説明するための図である。 新たな記録開始アドレスを説明するための図である。 記録処理が終了したときのデータ領域を説明するための図である。 スリップ情報のデータ構造を説明するための図である。 最新のスリップ情報を説明するための図である。 光ディスクがローディングされたときの処理を説明するためのフローチャートである。 再生処理を説明するためのフローチャートである。 記録処理の変形例を説明するためのフローチャートである。 図14の記録処理が終了したときのデータ領域を説明するための図である。
符号の説明
15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク装置(情報記録装置、情報再生装置)、23…光ピックアップ装置(記録手段の一部)、24…レーザ制御回路(記録手段の一部)、25…エンコーダ(記録手段の一部)、28…再生信号処理回路(取得手段の一部、処理装置の一部)、39…フラッシュメモリ(記録媒体)、40…CPU(制御手段、判別手段、取得手段の一部、処理装置の一部)。

Claims (17)

  1. 情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する記録方法であって、
    データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する工程と;
    前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、該欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データを新たに記録する工程と;を含む記録方法。
  2. 前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックには論理アドレスを割り当てることなく、前記データが記録されたブロックに論理アドレスを割り当てる工程を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報をスリップ情報として、前記情報記録媒体に記録する工程を、更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録方法。
  4. 前記新たに記録する工程において、前記欠陥ブロックに続く少なくとも2ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データが新たに記録される場合に、
    前記新たに記録する工程に先立って、前記データが新たに記録されるブロックの前のブロックにダミーデータを記録する工程を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  5. 前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックには論理アドレスを割り当てることなく、前記データが記録されたブロックに論理アドレスを割り当てる工程を、更に含むことを特徴とする請求項4に記載の記録方法。
  6. 前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックに関する情報を、スリップ情報として前記情報記録媒体に記録する工程を、更に含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の記録方法。
  7. 情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する情報記録装置であって、
    情報記録媒体にデータを記録する記録手段と;
    前記データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する判別手段と;
    前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、前記欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに、前記記録手段を介して前記データを新たに記録する制御手段と;を備える情報記録装置。
  8. 前記制御手段は、更に前記記録手段を介して、前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報を、それぞれ前記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  9. 前記情報記録媒体は光ディスクであり、
    前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックに関する情報は、前記光ディスクのリードイン領域に記録されることを特徴とする請求項8に記載の情報記録装置。
  10. 前記欠陥ブロック及び前記スキップされたブロックには論理アドレスが割り当てられないことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  11. 前記制御手段は、前記欠陥ブロックに続く少なくとも2ブロックがスキップされた前記欠陥ブロック近傍のブロックに前記データを新たに記録する場合に、前記データを新たに記録するのに先立って、前記データが新たに記録されるブロックの前のブロックにダミーデータを記録することを特徴とする請求項7に記載の情報記録装置。
  12. 前記制御手段は、更に前記記録手段を介して、前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックに関する情報を、それぞれ前記情報記録媒体に記録することを特徴とする請求項11に記載の情報記録装置。
  13. 前記情報記録媒体は光ディスクであり、
    前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックは、前記光ディスクのリードイン領域に記録されることを特徴とする請求項12に記載の情報記録装置。
  14. 前記欠陥ブロック、前記スキップされたブロック、及び前記ダミーデータが記録されたブロックには、論理アドレスが割り当てられないことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の情報記録装置。
  15. 請求項3又は6に記載の記録方法で記録された情報記録媒体に対応可能な情報再生装置であって、
    前記情報記録媒体からスリップ情報を取得する取得手段と;
    前記取得されたスリップ情報を参照して、再生対象のデータが記録されている領域を特定し、前記情報記録媒体から前記データを再生する処理装置と;を備える情報再生装置。
  16. 情報記録媒体に所定の大きさのブロック単位でデータを記録する情報記録装置に用いられるプログラムであって、
    データの記録中のブロックが欠陥ブロックであるか否かを判別する手順と;
    前記判別の結果、前記記録中のブロックが欠陥ブロックである場合に、前記欠陥ブロックに続く少なくとも1ブロックがスキップされたブロックに前記データを新たに記録する手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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