WO1999067805A1

WO1999067805A1 - Tube pour images en couleur

Info

Publication number: WO1999067805A1
Application number: PCT/JP1999/003429
Authority: WO
Inventors: Takahiro Hasegawa; Syunji Ookubo; Shigeru Sugawara
Original assignee: Kabushiki Kaisha Toshiba
Priority date: 1998-06-25
Filing date: 1999-06-25
Publication date: 1999-12-29
Also published as: EP1017084A4; KR100468136B1; CN1274471A; JP2000011922A; CN1189915C; KR20010023243A; US6455999B1; TW428201B; EP1017084A1

Description

明細書

カラー受像管

技術分野

この発明は、カラー受像管に係り、特に、省電力、さらには省電力かつ高解像度が得られるネック部が取り付けられる改良されたベースを有するカラ一受像管に関する。

背景技術

一般に、カラー受像管は、パネルと漏斗状のファンネルとで外囲器が構成され、そのファンネルの円筒状のネック内に電子銃構体が配設されている。この電子銃構体から放出される 3 電子ビームは、ファンネルの外側に装着された偏向ョ一クの発生する磁界により偏向され、シャドウマスクを介して、パネルの内面に設けられた蛍光体スクリーンに向けられ、蛍光体スクリーンが 3 電子ビームによって水平並びに垂直に走查されることによって蛍光体スクリーン上にカラ一画像が表示される。

このようなカラ一受像管は、現在では、電子銃構体から放出される電子ビームが同一水平面上を通る一列配置の 3 電子ビームとしたインライン型カラ一受像管が主流となっている。上記電子銃構体は、一般に 3 個の力ソード、これらカソードを各別に加熱する為の 3 個のヒータ及ぴ上記力ソードから蛍光体スクリーン方向に配置された複数個の電極を有し、これらヒータ、カソード及び複数個の電極が絶縁支持棒により一体的に固定されている。

この電子銃構体では、カソード及びこのカソ一ドに順次隣接する第 1 及び第 2 電極により電子ビーム発生部が形成され、さらに第 1 及び第 2 電極と蛍光体スクリーンとの間に配置される複数個の電極により、上記電子ビーム発生部からの電子ビームを蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部が形成される。

このような、電子銃構体では、ネック端部に溶着されたステムのフレア部を複数本のステムピンが気密に貫通し、所定のステムピンに力ソードが支持されて電子銃構体がネック内に配設されている。また、上記電子ビーム発生部及び主レンズ部の形成に必要な電圧を印加するため、集束電極とともに最終的に電子ビームを蛍光体スクリーン上に集束する主レンズを形成する為の最終加速電極を除いて、ヒータ、力ソード及び他の電極が、それぞれ上記ステムピンに接続されている。このステムピンを介して印加される電圧は、概して、最終加速電極とともに主レンズを形成する集東電極には、最終加速電極に印加される陽極高電圧の 2 0 〜 4 0 % と、比較的高い電圧が印加され、ヒータ、力ソード及び上記集東電極以外の電極には、上記集東電極に印加される電圧よりも低い電圧が印カ卩される。

ところで、一般に電子銃構体の性能は、レンズ倍率、球面収差係数などのレンズ定数によって表され、特にこの 2 つの定数によって、ほぼ主レンズのレンズの性能が決定され、上記レンズ定数が小さいほど、主レンズ部の性能がよく、電子ビームを小さく集束して画面上のビームスポットを小さくして解像度を向上させることができる。しかし、カラ一受像管の解像度は、電子銃構体の主レンズ部の性能のほかに、偏向ヨークの発生する磁界の影響を受ける。上記インライン型カラ一受像管では、偏向ヨークの発生する水平偏向磁界をピンクッション形、垂直偏向磁界をバレル形として、画面全面にわたり、同一水平面上を通る一列配置の 3 電子ビームを集中するセルフコンノ一ジエンスインライン型カラー受像管が広く実用化されており、このような力ラー受像管では、水平偏向磁界をピンクッション形、垂直偏向磁界をバレル形とする非斉一磁界のために、ビームスポットが歪み、画面周辺部では、横長の高輝度のコア部の垂直方向に低輝度のハロー部をもつ形状となり、解像度を劣化させる。

この非斉一磁界によるビ一ムスポットの歪をなくす手段として、電子銃構体の一部電極に電子ビームの偏向に同期して増大する電圧を印加して、電子ビームの偏向にともなつてレンズ強度が変化する非対称レンズを形成し、上記非斉一磁界によるピームスポットの歪をなくすダイナミックフォーカス方式の電子銃構体がある。

しかし、この電子銃構体は、通常の電子銃構体の電極のほかに、少なくとも 1 個、電極を追加する必要があり、通常の電子銃構体に必要なステムピンの本数のほかに、さらに少なくとも 1 本、ステムピンが必要となる。

一方、カラ一受像管を省電力にするためには、消費電力が最も大きい偏向ヨークの消費電力を低減することが望まれる , そのためには、偏向磁界による口一レンツ力を効率よく電子ビームに加えることができるように、偏向コイルを電子ビームに近づけて、偏向感度を高めることが効果的であり、偏向ヨークの装着されるネック外径を縮小することが有効であるそのネック外径に関し、現在、カラ一受像管は、公称 2 2 . 5 m m力、ら 3 6 . 5 m mまでの数種類が規格化されており、そのうち、 2 9 . 1 m mが主流となっている。したがって、カラ一受像管の省電力化のためには、ネック外径を 2 2 . 5 m m とすることが有効である。し力、し、外径が 2 2 . 5 m m のネックに封止されるステムは、ネックに溶着されるフレア部の直径が小さく、このフレア部の同一円周上を気密に貫通するステムピンの本数が、カラ一受像管が必要とする最低の 8 本しかなく、これ以上ステムピンの本数を増やすことは、ステムピン間の耐電圧上困難であるとされている。

つまり、カラー受像管を高解像度にすると同時に、省電力にすることは、きわめて困難である。

従来、上記カラ一受像管の高解像度と省電力を両立させる手段として、外径が 2 2 . 5 m mのネック用ステムのフレア内側でステムピンを折曲げて、外側に延出するアウターピンのピンサークルの直径を外径が 2 9 . 1 m m のネック用ステムの 1 5 . 2 4 m m にして、ステムピンの本数を増やしたものが提案されている。

このように構成すると、ステムの耐電圧は、湿気を含む外気に触れるアウターピン間は、 2 9 . 1 m mの従来管と略同一で問題なく、管内の真空中に配置されるィンナーリ一ド間はほとんど問題がないため、耐電圧の劣化を避けることがでさる -一

しかし、上記のように構成しても、ステムピン保護ため、ステムの外側に接着固定されるベースは、受像機などの表示装置側のソケットとの組合わせ上、通常のカラー受像管との互換性を確保するために、外径が 2 9 . 1 m mのネック用のベースが用いられる。ところ力、この 2 9 . 1 m mのネック用のベースは、図 1 に示すように、最大外径 R B ma x が半径で 1 2 . 5 m m、管軸中心の直径に換算した場合、 2 5 . 0 m m となるため、このようなベースを取付けると、ネック端部側からファンネルの外側に装着される偏向ヨークは、コィルの最小径を 2 5 . 0 m m以上としなければならず、外径が 2 2 . 5 m mのネックとの間に隙間ができる。そのため、上記のようにネック外径を小さくしても、十分な省電力が得られない。

上記のように、カラー受像管の解像度を向上させるために . 電子銃構体の一部電極に電子ビームの偏向に同期して増大する電圧の印加して、レンズ強度が変化する非対称レンズを形成し、偏向ヨークの発生する非斉一磁界によるビームスポットの歪をなくすダイナミックフォーカス方式の電子銃構体がある。しかし、この電子銃構体は、通常の電子銃構体の電極のほかに、少なくとも 1 個の電極を追加する必要があり、通常の電子銃構体に必要なステムピンよりも、さらに少なくとも 1 本増やす必要がある。

一方、カラー受像管を省電力のためには、ネック外径を縮小して、偏向コイルを電子ビームに近づけることが有効である。そのために、現在規格化されているネックのうち、最も外径の小さレ、 2 2 . 5 m m とすると、この 2 2 . 5 m mのネック用ステムは、ステムピンの本数が 8 本しかなく、さらにステムピンの本数を増やすことは、ステムピン間の耐電圧上困難である。

つまり、カラー受像管を高解像度にすると同時に省電力にすることはきわめて困難である。

従来、上記カラ一受像管の高解像度と省電力を両立させる手段として、ネック外径を 2 2 . 5 m m とし、ステムについては、外径が 2 2 . 5 m mのネック用ステムのフレア部の内側でステムピンを折曲げて、外側に延出するアウターピンのピンサークルの直径を外径が 2 9 . 1 m mのネック用ステムの 1 5 . 2 4 m mにして、ステムピンの本数を増やしたものが提案されている。

しかし、上記のように構成すると、ステムの外側に取付けられるベースが通常の力ラ一受像管のベースの組合わされるソケットとの互換性を確保するために、外径力 S 2 9 . 1 m m のネック用のベースを用いられる。ところが、このベースは , 2 5 . O m m とネック外形より大きいたえ、このようなベースを取り付けると、ネック端部側からファンネルの外側に装着される偏向コイルの最小径を 2 5 · 0 m m以上としなければならず、ネックとの問題に隙間ができ、ネック外径を小さくしても、十分な省電力が得られないという問題がある。

発明の開示

この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ネック外径を小さくして省電力化しても、高解像度を実現しうるカラー受像管を構成することを目的とする。

この発明によれば、

( 1 ) 略円筒状のネック及びこのネックから延出される延出部を有するファネル及びファネルに連結されたパネルとからなる真空容器と、

カソード、このカソードを加熱するヒータ及び上記カソ一ドからの電子ビームを集束する為の複数個の電極を有し、前記ネック内に配置される電子銃構体と、

上記カソード、ヒータ及び複数個の電極中の所定の電極が接続される複数個のステムピンを有し、このステムピンが基準円周上に配置され、このステムピンが気密に貫通されるフレア部を有し、このフレア部が上記ネックの端部に溶着されるステムと、

上記複数本のステムピンのそれぞれが揷通されるステムピン挿通孔を有し、上記ステムのフレア部に接着固定されるべースと、

を備えるカラー受像管において、

上記ネックの外径が 2 2 m n：〜 2 3 m m内で定められ、上記フレア部外におけるステムピンが配列される基準円周は、直径が公称の 1 5 . 2 4 cmのピンサークルとして定められ、上記ベースが最大径 2 3 cmよりも大きくない径を有するカラ一受像管が提供される。

( 2 ) ( 1 ) のカラー受像管において、前記複数個の電極から選択された少なくとも 1 個の電極に偏向ヨークの電子ビームの偏向に同期して変化する電圧が印加されるダイナミツク方式の電子銃構体からなり、上記電子ビームの偏向に同期して変化する電圧がステムピンを介して印加されるカラ一受像管が提供される：

( 3 ) ( 1 ) のカラー受像管において、ステムにステムピンが 9 本以上設けられているカラー受像管が提供される。

( 4 ) ( 1 ) のいずれかのカラ一受像管において、ベースのステムに接着される面の反対側の面に比較的高い電圧が印カロされる電極に接続されるステムピンのグループと比較的低い電圧か印力 Π される電極に接続されるステムピンのグループとを区画する仕切り部が放射方向に設けられているカラ一受像管が提供される。

( 5 ) ( 4 ) のカラー受像管において、仕切り部がステムピンのピンサークルを横切ってベースの外周まで延在されるカラ一受像管が提供される。

( 6 ) ( 4 ) のカラー受像管において、仕切り部は、ステムピンのピンサークルを横切ってベースの外周まで延在し、かつ、この放射方向の仕切り部とともに比較的高い電圧が印カロされる電極に接続されるステムピンのグループと比較的低い電圧が印加される電極に接続されるステムピンのグループとを区画する周方向の仕切り部を含むカラー受像管が提供される。

( 7 ) ( 6 ) のカラ一受像管において、周方向の仕切り部がステムピンのピンサークルを横切ってベースの外周まで延在する放射方向の仕切り部の高さより低いカラー受像管が提供される。

( 8 ) ( 7 ) のカラー受像管において、周方向の仕切り部がベースの外周部に設けられているカラー受像管が提供される。

( 9 ) ( 4 ) のカラー受像管において、仕切り部がステムピンのピンサークルを横切り、先端部が上記ピンサークルとベース外周との間の中間部まで延出されているカラー受像

( 1 0 ) ( 4 ) のカラー受像管において、仕切り部の高さがベースの外側に延出するステムピンの長さより高いカラー受像管。

図面の簡単な説明

図 1 Aは、従来の高解像度カラー受像管に組み込まれる電子銃構体に用いられるベースの構造を概略的に示す断面図、図 1 B は、図 1 Aに示されたベースの構造を概略的に示す上面図、

図 1 Cは、図 1 Aに示されたベースの構造を概略的に示す背面図である。

図 2 は、この発明の実施の一形態であるカラ一受像管の構造を概略的に示す断面図である。

図 3 は、図 2 に示されるカラー受像管に組み込まれた電子銃構体及び電子銃構体が収納されるネック部分の構造を概略的に示す断面図である。

図 4 Aは、図 3 に示された電子銃構体のステムの構造を概略的に示す正面図である。図 4 B は、図 4 Aに示されたステムの構造を概略的に示す上面図である。

図 4 C は、図 4 Aに示されたステムの構造を概略的に示す背面図である。

図 5 は、図 4 A に示されたステムの構造を概略的に示す断面図である。

図 6 Aは、図 4 Aに示されたステムが接着固定されるべ一スの断面図である。

図 6 B は、図 4 Aに示されたステムが接着固定されてレヽるベースの上面図である。

図 6 C は、図 4 Aに示されたステムが接着固定されてレ、るベースの背面図である。

図 7 Aは、図 4 Aから図 4 C に示したベースとは異なる構造を有するベースを概略的に示す正面図である。

図 7 B は、図 7 Aに示されるベースを概略的に示す上面図である。

図 7 C は、図 7 Aに示されるベースを概略的に示す背面図である。

図 8 Aは、図 7 A力ら図 7 C に示されるベースとは異なる構造を有するベースを概略的に示す正面図である。

図 8 B は、図 8 Aに示されるベースを概略的に示す上面図である。

図 8 Cは、図 8 Aに示されるベースを概略的に示す背面図である。

図 9 は、図 8 Aから図 8 C に示したベースとは異なる構造を有するベースを概略的に示す斜視図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、図面を参照してこの発明のカラ一受像管の実施例について説明する。

図 2 には、この発明の一実施例に係るセルフコンパ一センス、インライン型カラー受像管が概略的に示されている。このカラ一受像管は、パネルと一端部が円筒状のネック 2 からなる漏斗状のファンネル 3 とカゝらなる外图器を有している。このパネル 1 の内面には、青、緑、赤の光線を発する 3 色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン ₄ が設けられ、この蛍光体スクリーン 4 に対向して、そのパネル 1 の内側にシャドウマスク 5 が配置固定されてレ、る。一方、ファンネル 3 のネック 2 内には、同一水平面上を通る一列配置の 3 電子ビーム 7 B , 7 G , 7 R を放出する電子銃構体 8 が配設されている。そのネック 2 の端部は、ステム 9 のフレア部 1 0 とネック 2 との溶着により封止されてレ、る。そのフレア部 1 0 には、フレア部 1 0 を気密に貫通する複数のステムピン 1 1 を有し、このステムピン 1 1 は、フレア部 1 0 上で同一円周上に配置されている。また、ファンネル 3 は、パネル 1 に向かって径が次第に大きくなる径大部 1 2 を有し、この径大部 1 2 には、陽極端子 1 3 が設けられ、その径大部 1 2 内面からネック 2 の隣接部内面に亘つて内面導電膜 1 4 が設けられている。さらに、上記ステム 9 の外側には、ステム 9 を保護する為のベース 1 5 がシリコン系接着剤などの絶縁性接着剤により接着固定されてレ、る。そして、このカラー受像管では、上記電子銃構体 8 から放出される 3 電子ビーム 7 B , 7 G , 7 R 力フアンネル 3 の外側に装着された偏向ヨーク 1 6 の発生するピンクッシヨン形水平偏向磁界及びバレル形垂直偏向磁界により水平並びに垂直方向に偏向され、シャドウマスク 5 を介して、蛍光体スクリーン 4 に向けられてレヽる。この蛍光体スクリーン 4 が電子ビームによって水平並びに垂直方向に走査されることにより、カラー画像が蛍光体スクリーン 4 上に表示される構造に形成されてレヽる。

上記電子銃構体 8 は、図 3 に示すように、一列配置の 3 個の力ソード K B 、 K G 、 K R及び力ソード K B 、 K G、 K R を各別に加熱する 3 個のヒータ H B 、 H G、 H R を有し、また、上記力ソード K B 、 K G 、 K Rカゝら順次蛍光体スクリ一ン方向に配置された第 1 乃至第 4 電極 G 1 〜 G 4 、第 5 電極 G 5 を構成する 2 個のセグメント電極 G 5 1 ， G 5 2 、第 6 電極 G 6 、及びこの第 6 電極 G 6 に取付けられたシールドカップ C を有してレ、る。このシールドカップ C を除く、ヒータ H B 、 H G 、 H R、力ソ一ド K B , K G . K R及び第 1 乃至第 6 電極 G 1 〜 G 6 は、一対の絶縁支持棒（図示せず）により一体的に固定されている。

そして、この電子銃構体 8 は、ネック 2 端部を封止するステム 9 に設けられた複数本のステムピン 1 1 から選択された所定のステムピンにより力ソード K B 、 K G 、 K R側がネック 2 に支持され、第 6 電極 G 6 がシールドカップ C に取付けられて、シールドカップ Cが上記内面導電膜 1 4 に圧接されるバルブスぺ一サ 1 8 に保持されて、これらステムピン及びバルブスぺーサ 1 8 により電子銃構体 8 は、管軸上に配設されてレ、る。

上記 3 個の力ソード K B 、 K G、 K R は、約 5 m mの間隔で水平方向に一列に配置されてレ、る。この力ソード K B 、 K G 、 K Rに対応して、第 1 及び第 2 電極 G l 、 G 2 には、直径約 1 m mの 3 個の円形状の電子ビームが通過する孔がー列配置に形成されている。第 3 電極 G 3 は、その第 2 電極 G 2 側には 3 個の力ソード K B 、 K G、 K R に対応して、第 2 電極 G 2 の電子ビーム通過孔ょりも大きい直径約 2 m mの 3 個の円形状電子ビーム通過孔を有し、この 3 個の通過孔は、一列配置で形成されている。第 3 電極 G 3 は、また、その第 4 電極 G 4 側に力ソード K B , K G , K R に対応して、さらに大きな直径約 4 〜 6 m mの 3 個の円形状電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。同様に、第 4 電極 G 4 及び第 6 電極 G 6 には、力ソード K B , K G , K Rに対応して、さらに大きな直径約 4 〜 6 m mの 3 個の円形状電子ビーム通過孔が一列配置に形成されている。

第 4 電極 G 4 に隣接する第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 1 のセグメント電極 G 5 2 側には、力ソード K B 、 K G 、 K Rに対応して、垂直方向を長径を有する縦長の 3 個の電子ビーム通過孔が一列配置に形成され、第 6 電極 G 6 に隣接する第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 1 2 のセグメント電極 G 5 2 側には、 3 個のカーソ一ド K B 、 K G、 K Rに対応して水平方向を長径を有する横長の 3 個の電子ビーム通過孔がー列配置に形成されてレ、る。

第 1 電極 G 1 と第 2 電極 G 2 との間隔は、 0 . 5 m m或いはそれ以下に定められ、第 2 電極 G 2 乃至第 6 電極 G 6 の各電極間の間隔は、 0 . 5 〜 1 . 0 m mに定められてレヽる。

この電子銃構体 8 では、各力ソード K B 、 K G 、 K R に約 1 5 0 Vの直流電圧にビデオ信号が重畳された電圧が印加され、第 1 電極 G 1 は接地され、第 2 電極 G 2 と第 4 電極 G 4 は、管内で接続され、これら電極 G 2 、 G 4 には、約 8 0 0 Vの直流電圧が印加されてレ、る。第 3 電極 G 3 と第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 2 は、管内で接続され、これら電極 G 3 、 G 5 2 には、約 6 〜 9 k Vの直流電圧に電子ビームの偏向に同期して変化するパラボラ状の電圧が重畳されたダイナミック電圧が印加されてレ、る。第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 1 には、第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 2 に印加される電圧の直流成分（約 6 — 9 k V ) と同様の直流電圧が印加される。第 6 電極 G 6 には、約 2 5 k Vの高電圧が印カロされる。

第 6 電極 G 6 には、ファンネルの径大部に設けられた陽極端子、ファンネルの径大部からネック 2 の隣接部内面にかけて設けられた内面導電膜 1 4 及びこの内面導電膜 1 4 に圧接するバルブスぺーサ 1 8 を介して高電圧が印加されている。これに対して、ヒータ H B 、 H G、 H R 、力ソード K B , K G、 K R及びその他の電極 G l 、 G 2 、 G 3 、 G 4 、 G 5 1 G 5 2 には、それぞれネック 2 端部を封止するステム 9 に設けられた複数本のステムピン 1 1 に接続され、これらステムピン 1 1 を介して、それぞれ上記電圧が印加される。

上記電圧が電極に印加されることにより、カソ一ド K B 、 K G 、 K R及び第 1 並びに第 2 電極 G 1 ， G 2 により電子ビ —ム発生部が形成され、この電子ビーム発生部からの電子ビ —ムは、第 2 、第 3 電極 G 2 . G 3 近傍でクロスオーバ一を形成したのち発散される。発散された電子ビームは、第 2 電極 G 2 及び第 3 電極 G 3 によって形成されるプリフォーカスレンズにより予備集東され、さらに、電子ビームは、第 3 並びに第 4 電極 G 3 、 G 4 及び第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 1 により形成されるサブレンズにより予備集東される。その後、電子ビームは、第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 2 及び第 6 電極 G 6 により形成される主レンズにより、最終的に蛍光体スクリーン上に集束される。

この場合、電子ビームが偏向されず、画面の中央に向けられる際には、電極 G 5 1 、 G 5 2 は、同電位に維持され、これら電極 G 5 1 、 G 5 2 間に電子レンズは、形成されない。これに対して、電子ビームが偏向され、画面の中央以外の領域に向けられる際には、電子ビームを水平方向、即ち、水平面内で集束し、また、垂直方向、即ち.、垂直面内では、発散する 4 極子レンズがセグメント電極 G 5 1 、 G 5 2 間に形成される。従って、偏向ヨークの発生する非斉一磁界に基づく画面周辺部でのビームスポットの歪（高輝度コア部が横長となり、垂直方向に低輝度のハロー部をもつ形状）が補正されて画面全面における解像度が良好にされる。

このようなカラー受像管において、特にこの実施例に係るカラー受像管においては、上記電子銃構体 8 が配設されるネック 2 の外径力 S 2 2 . 5 m mに定められる。また、図 4 Aに示されるこのネック 2 の端部を封止するステム 9 は、図 4 A 及び図 4 B に示すようにフレア部 1 ◦ の同一の円周上に 1 0 本のステムピン 1 1 が配置され、このステムピン 1 1 がフレァ部 1 0 を気密に貫通する構造を有している。より具体的には、ネック 2 内においては、ステムピン 1 1 は、その管内に配置される部分に相当するィンナ一リード 2 0 及びその管外に配置される部分に相当するアウターピン 2 2 を含み、このインナ一リード 2 0 がインナーピンサ一クノレ 2 1 上に配置され、アウターピン 2 2 力 Sアウターピンサークル 2 3 上に配置されてレ、る。インナ一ピンサ一クル 2 1 の直径 R P 1 は、 1 4 . O m mに定められ、また、アウターピンサークル 2 3 の直径 R P 2 は、公称 2 9 . 1 m mネック用ステムのピンサ一クノレと同一の 1 5 . 2 4 m mに定められている。

このような構造を有するステム 9 は、各ステムピン 1 1 を折り曲げ、好ましくは、図 5 に示すように、その折曲げ部分をフレア部 1 0 に埋込むことにより作られる。

その 1 0 本のステムピン 1 1 のうち、比較的低い電圧が印力 B されるヒータ、力ソード及び第 5 電極の 2 個のセグメント電極以外の電極に接続される 8 本のステムピン 1 1 a 〜 l 1 h は、等間隔で互いに隣接して設けられる。また、比較的高い電圧が印加される第 5 電極の 2 個のセグメント電極に接続される 2 本のステムピン 1 1 i 、 1 1 j は、上記ステムピン 1 1 a 〜 l 1 h と同一の間隔で隣接して配置され、そのステムピン 1 1 a 〜 l l h のレ、ずれ力と 1 1 i 、 1 1 j との間は、上記ステムピン 1 1 a 〜 1 1 h 間の間隔の約 3 倍の間隔に定められてレヽる：

このステム 9 に対してベース 1 5 は、図 6 A、図 6 B及び図 6 C に示すような構造を有してレ、る。このベース 1 5 は、ステムに封止された排気管 2 4 (図 4 A に示されてレ、る。）がその内に収納される筒状部 2 5 を有し、この筒状部 2 5 の開口周縁に形成され、ステムのフレア部に接着される環状の鍔部 2 6 を有している。その鍔部 2 6 には、 1 0 本のステムピンが滑合する 1 0 個のステムピン揷通孔 2 7 a 〜 2 7 j が設けられてレヽる。

特に、この実施例では、図 6 Aに示すように、このべ一ス 1 5 の鍔部 2 6 の直径 R B が上記ネックの外径（ 2 2 . 5 m m ) よりも小さい 2 2 . 2 m mに定められてレ、る。図 6 C に示されるように鍔部 2 6 の筒状部 2 5 側の面、即ち、ステムのフレア部に接着される面とは反対側の面に、 2 個の仕切り部 2 8 が放射方向に延出されるように設けられてレ、る。この 2 個の仕切り部 2 8 によって、比較的高い電圧が印加されるべき第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンと比較的低い電圧が印加されるヒータ、カソ一ド及び第 5 電極のセグメント電極以外の電極が接続されるべきステムピンとが区画され、上記比較的高い電圧の印加される第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンと比較的低い電圧の印加されるヒータ、力ソード及び第 5 電極のセグメント電極以外の電極が接続されるステムピンとの電位差に基づく、ベース 1 5 上で生じる虞がある延面リークが抑制されこの仕切り部 2 8 は、図 6 C に示されるように筒状部 2 5 の外周力らステムピンのアウターピンのピンサークル 2 3 を横切って内周に向かって放射方向延出されている。従って、この仕切り部 2 8 は、第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンが滑合される 2 個のステムピン揷通孔 2 7 i 、 2 7 j のグループとヒータ、力ソード及び第 5 電極のセグメント電極以外の電極の接続されるステムピンが滑合される 8 個のステムピン挿通孔 2 7 a 〜 2 7 h のグループとの間に配置され、鍔部 2 6 の外周まで延在される。その仕切り部 2 8 は、図 3 に示されるように各ステムピン揷通孔 2 7 a 〜 2 7 j を通ってベース 1 5 の外側に延出するステムピンの長さよりも長くなるように筒状部 2 5 外面を延出されている _c なお、図 6 Aに示したベース 1 5 の仕切り部 2 8 は、鍔部 2 6 の外周を末端としており、このベース 1 5 には、仕切り部 2 8 とともに、ステムピン挿通孔 2 7 i 、 2 7 j に滑合する比較的高い電圧を印加するためのステムピンのグループと . ステムピン挿通孔 2 7 a 〜 2 7 h に滑合する比較的低い電圧を印加するためのステムピンのグループとを区画する周方向の仕切り部は設けられていない。

上記のような構造によれば、図 3 に示した電子銃構体を備えるカラー受像管に必要な本数のステムピン 1 1 をステム 9 に設けてカラ一受像管を高解像度化し、そのステムを保護するために、接着固定されるベース 1 5 の最大径 R B m a x (鍔部 2 6 の直径）を 2 2 . 2 m mに定めることができ、この径をネック 2 の外径 2 2 . 5 m mよりも小さくできる。したがつて、ネック 2 の端部側からファンネル 3 の外側に装着される偏向ヨーク 1 6 のコイル径をネック 2 外面に密着するまで縮小化することができ、その結果、偏向ヨークの消費電力を低減でき、高解像度カラー受像管を省電力化することができすなわち、従来の高解像度カラー受像管は、図 1 に示したように、ベースの鍔部 2 4 a の一部が放射方向に突出され、その小径部の外径 R B は、 2 3 . 6 m m に定めることができるが、突出部 3 0 の半径が 1 2 . 5 m m となり、管軸を中心とする直径に換算した場合の最大外径 R B max が 2 5 . 0 m mになってしまい、単純な最大径でも 2 4 . 3 m m ( 1 2 . 5 m m + 1 1 . 8 m m ] となってしまう。その結果、ネックの外径を 2 2 . 5 m m としても、偏向ヨークのコイルをネックの外面に密着できるまで縮小化できず、十分に省電力化することができなない問題があった。これに対して、この実施例のような構造によれば、ネック 2 外面に密着でき、ステムピン 1 1 を多く必要とする高解像度カラー受像管を省電力化することができる。

しかも、上記のように構成すると、ステムピン 1 1 間の間隔が狭くなつても、特に耐電圧上問題となるアウターピン 2 1 の間隔を広くし、かつベース 1 5 にステムピン 1 1 のピンサークルを横切って、比較的高い電圧の印加される第 5 電極 G 5 の 2 個のセグメント電極 G 5 1 ， G 5 2 が接続されるステムピン 1 1 i 、 1 1 j のグループと比較的低い電圧の印加されるヒ一タ H B 、 H G 、 H R、力ソ一ド K B 、 K G 、 K R 及び第 5 電極 G 5 のセグメント電極 G 5 1 ， G 5 2 以外の電極が接続されるステムピン 1 1 a〜 1 1 h のグループとを区画して、ベース 1 5 での延面リ一クを抑制する仕切り部 2 8 を設けたことにより、十分に耐電圧を確保することができる ₍ また、従来よりステムへの受像機などの表示装置のソケットの組み付けでは、ステム中央部の排気管を覆う筒状部でステムとソケットとの中心軸の位置合わせが実施され、放射方向の仕切り部により周方向の回転に対する位置合わせがおこなわれているが、上記ベース 1 5 は、筒状部 2 5 及び仕切り部 2 8 を従来用いられてレ、る 2 9 . 1 m mネックのステム用ベースと組合わされるソケットに組合せ可能な構造を有していることから、従来のソケットであっても互換性を有し、格別のソケットを必要としないとレ、ぅメリットがある _c

つぎに、上記実施例とは異なる構造を有するベースについて説明する。

図 7 Aから図 7 C に示すベース 1 5 では、比較的高い電圧が印加される第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンのグループと比較的低い電圧が印加されるヒータ力ソード及び第 5 電.極のセグメント電極以外の電極が接続されるステムピンのダル一プとを区画する 2個の仕切り部 2 8 が鍔部 2 6 の外周まで延出されず、ステムピンのァウタ一ピンのピンサークル 2 3 を横切り、そのピンサークル 2 3 と鍔部 2 6 外周との間の中間部まで延出されている。その他の構造については、図 6 Aから図 6 C に示した構造を有するベースと同一であるので、同一部分に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。

このよう構造においても、上記実施例と同様の効果をもつカラ一受像管を提供することができる。

図 8 A力ゝら図 8 C に示す構造を有するベース 1 5 では、比較的高い電圧が印カ卩される第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンが滑合するステムピン揷通孔 2 7 i , 2 7 j の外側、図示例では、鍔部 2 6 の外周にも周方向の仕切り部 3 0 が設けられ、放射方向の仕切り部 2 8 とともに、上記第 5 電極の 2 個のセグメント電極が接続されるステムピンのグループと、比較的低い電圧の印加されるヒータ、カソ一ド及び第 5 電極のセグメント電極以外の電極が接続されるステムピンのグループとが区画されている。その他の構造については、図 6 Aから図 6 C に示す構造を有するベースと同一であるので、同一部分に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。

このような構造においても、周方向の仕切り部 3 0 は、表示装置のソケットとの装着には直接影響を与えないため、従来用いられている 2 9 . 1 m mネックのステム用ベースと組合わされるソケットと組合せ可能であり、従来のソケットの採用に関して互換性を有し、上記実施例と同様の効果を有するカラー受像管を提供することができる。

図 9 に示す構造のベース 1 5 においては、図 8 Aから 8 C に示した周方向の仕切り部 3 0 の高さを放射方向の仕切り部 2 8 の高さよりも低く定めている。その他の構造については、上記実施例のベースと同一であるので、同一部分に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。

このよう構造においても、周方向の仕切り部 3 0 は、表示装置のソケットの装着に直接影響を与えないため、従来用いられている 2 9 . 1 m mネックのステム用ベースと組合わされるソケットと組合せ可能な構造となり、従来のソケットの採用に関して互換性を有し、上記実施例と同様の効果を有するカラー受像管を提供することができる。

なお、上記実施例では、ネック外径が 2 2 . 5 m mの場合について説明したが、この発明は、ネックの公称外径が 2 2 〜 2 3 m mのすベてのカラ一受像管に適用できる。

また、上記実施の形態では、ステムピンの管内に配置されるインナーリードのピンサークルの直径が 1 4 m mの場合について説明したが、この発明は、そのインナ一リードのピンサークルの直径が 1 5 . 2 4 m m以下であれば、適用可能でめ

また、上記実施の形態では、第 1 乃至第 6 電極を有する電子銃構体を備えるカラ一受像管について説明したが、この発明は、構成の異なる他の電子銃構体を備えるカラー受像管にも適用できる。

産業上の利用可能性

上述のように、ネックの外径を 2 2 m m〜 2 3 m m とし、フレア部外側でのステムピンのピンサークルの直径を公称の 1 5 . 2 4 m m とし、ベースの最大径を 2 3 m m以下に構成すると、ファンネルの外側に装着される偏向ヨークのコイル径をネック外面に密着するまで縮小して、偏向ヨークの消費電力を低減でき、カラ一受像管を省電力、さらには高解像度かつ省電力化することができる。

Claims

5冃求の範囲

1 . 略円筒状のネック及びこのネックから延出される延出部を有するファネル及びファネルに連結されたパネルとからなる真空容器と、

カソ一ド、このカソードを加熱するヒータ及び上記カソードからの電子ビームを集束する為の複数個の電極を有し、前記ネック内に配置される電子銃構体と、

上記カソ一ド、ヒータ及び複数個の電極中の所定の電極が接続される複数個のステムピンを有し、このステムピンが基準円周上に配置され、このステムピンが気密に貫通されるフレア部を有し、このフレア部が上記ネックの端部に溶着されるステムと、

を備えるカラ一受像管において、

上記ネックの外径が 2 2 m m〜 2 3 m m内で定められ、上記フレア部外におけるステムピンが配列される基準円周は、直径が公称の 1 5 . 2 4 m mのピンサ一クルとして定められ. 上記ベースが最大径 2 3 m m よりも大きくない径を有する力ラー受像管。

2 . 前記複数個の電極から選択された少なくとも 1 個の電極に偏向ヨークの電子ビームの偏向に同期して変化する電圧が印加されるダイナミック方式の電子銃構体からなり、上記電子ビームの偏向に同期して変化する電圧がステムピンを介して印加される請求項 1 に記載のカラー受像管。

3 . ステムにステムピンが 9 本以上設けられている請求項

1 に記載のカラ一受像管。

4 · ベースのステムに接着される面の反対側の面に比較的高い電圧が印カ卩される電極に接続されるステムピンのグル一プと比較的低い電圧か印加される電極に接続されるステムピンのグループとを区画する仕切り部が放射方向に設けられている請求項 1 に記載のカラ一受像管。

5 . 仕切り部がステムピンのピンサ一クルを横切ってベースの外周まで延在する請求項 4 に記載のカラー受像管

6 . 仕切り部は、ステムピンのピンサークルを横切ってベースの外周まで延在し、かつ、この放射方向の仕切り部とともに比較的高い電圧が印加される電極に接続されるステムピンのグループと比較的低い電圧が印加される電極に接続されるステムピンのグループとを区画する周方向の仕切り部を含む請求項 4 に記載のカラー受像管。

7 . 周方向の仕切り部がステムピンのピンサークルを横切つてベースの外周まで延在する放射方向の仕切り部の高さより低い請求項 6 に記載のカラー受像管。

8 . 周方向の仕切り部がベースの外周部に設けられている請求項 6 に記載のカラー受像管。

9 . 仕切り部がステムピンのピンサークルを横切り、先端部が上記ピンサークルとベース外周との間の中間部まで延出されている請求項 4 に記載のカラ一受像管。

1 0 . 仕切り部の高さがベースの外側に延出するステムピンの長さより高い請求項 4 に記載のカラー受像管。