JPH05251020A - ブラウン管用ベース - Google Patents
ブラウン管用ベースInfo
- Publication number
- JPH05251020A JPH05251020A JP1266392A JP1266392A JPH05251020A JP H05251020 A JPH05251020 A JP H05251020A JP 1266392 A JP1266392 A JP 1266392A JP 1266392 A JP1266392 A JP 1266392A JP H05251020 A JPH05251020 A JP H05251020A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- cathode ray
- base
- electrode
- electrode pins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電極ピン間の絶縁性を向上させた絶縁品質の高
いブラウン管用ベースを提供する。 【構成】G3 電極ピン7と隣接する電極ピン3との間の
ブラウン管用ベース1の内面に中心から放射状に外側に
伸びた突起部2を設けることによって、G3 電極ピン7
をブラウン管用ベース1の内面とステムガラス4の間で
他の電極ピンから絶縁するように囲む。
いブラウン管用ベースを提供する。 【構成】G3 電極ピン7と隣接する電極ピン3との間の
ブラウン管用ベース1の内面に中心から放射状に外側に
伸びた突起部2を設けることによって、G3 電極ピン7
をブラウン管用ベース1の内面とステムガラス4の間で
他の電極ピンから絶縁するように囲む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラウン管用ベースに関
し、特にブラウン管のネック部のステムガラスに装着す
るブラウン管用ベースに関する。
し、特にブラウン管のネック部のステムガラスに装着す
るブラウン管用ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管の電極ピン相互間の絶縁を保
持し電極ピンの折り曲げによるステムガラスの破損を防
止するため、ブラウン管には通常電極ピンが貫通して保
持される電極ピン保持部を有するブラウン管用ベースが
ステムガラスに接着剤によって固定されている。
持し電極ピンの折り曲げによるステムガラスの破損を防
止するため、ブラウン管には通常電極ピンが貫通して保
持される電極ピン保持部を有するブラウン管用ベースが
ステムガラスに接着剤によって固定されている。
【0003】図2(a),(b)は従来のブラウン管用
ベースの一例の底面図およびそのB−B′線断面図であ
る。
ベースの一例の底面図およびそのB−B′線断面図であ
る。
【0004】図2(a),(b)に示すように、従来の
ブラウン管用ベース1は、電極ピン3を保持してブラウ
ン管のステムガラス4と排気管5に接着剤6で接着され
固定されている。
ブラウン管用ベース1は、電極ピン3を保持してブラウ
ン管のステムガラス4と排気管5に接着剤6で接着され
固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
ブラウン管用ベースは、ブラウン管ネックのステムガラ
スと排気管に接着剤で接着され固定されているが、ブラ
ウン管用ベースの材料としては、ステムガラスと電極ピ
ン間の絶縁性を高く維持するため絶縁性の良いポリカー
ボネート樹脂が広く使用されている。このポリカーボネ
ート樹脂は、絶縁性には優れているがブラウン管用ベー
スの構造上ステムガラスとベースとの間に隙間が出来塵
埃等が入り込み電極ピン間の絶縁性を悪くするという欠
点を有している。
ブラウン管用ベースは、ブラウン管ネックのステムガラ
スと排気管に接着剤で接着され固定されているが、ブラ
ウン管用ベースの材料としては、ステムガラスと電極ピ
ン間の絶縁性を高く維持するため絶縁性の良いポリカー
ボネート樹脂が広く使用されている。このポリカーボネ
ート樹脂は、絶縁性には優れているがブラウン管用ベー
スの構造上ステムガラスとベースとの間に隙間が出来塵
埃等が入り込み電極ピン間の絶縁性を悪くするという欠
点を有している。
【0006】また、絶縁性を良くするためにステムガラ
スとベースとの間に接着剤を充分に充填することも行な
われているが、作業性が悪く作業工数がかかると言う欠
点があった。
スとベースとの間に接着剤を充分に充填することも行な
われているが、作業性が悪く作業工数がかかると言う欠
点があった。
【0007】本発明の目的は、電極ピン間の絶縁性を向
上させることによって品質のすぐれたブラウン管を得る
ことが出来るブラウン管用ベースを提供することにあ
る。
上させることによって品質のすぐれたブラウン管を得る
ことが出来るブラウン管用ベースを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部電極と接
続し外部へ導出される複数の電極ピンを有し、ステムガ
ラスと該ステムガラスの先端の排気管に接着剤を介して
固定されるブラウン管用ベースにおいて、前記複数の電
極ピンのうちのG3 電極ピンと該G3 電極ピンに隣接す
る電極ピンとの間に中心から外部へ放射状に伸びた前記
G3 電極ピンを囲む突起部を設ける。
続し外部へ導出される複数の電極ピンを有し、ステムガ
ラスと該ステムガラスの先端の排気管に接着剤を介して
固定されるブラウン管用ベースにおいて、前記複数の電
極ピンのうちのG3 電極ピンと該G3 電極ピンに隣接す
る電極ピンとの間に中心から外部へ放射状に伸びた前記
G3 電極ピンを囲む突起部を設ける。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1(a),(b)は本発明の一実施例の
底面図及びそのA−A′線断面図である。
底面図及びそのA−A′線断面図である。
【0011】図1(a),(b)に示すように、ブラウ
ン管用ベース1のG3 電極ピン7が他の電極ピン3との
絶縁性を良くする為にG3 電極ピン7と隣接する電極ピ
ン3との間にG3 電極ピン7を囲む突起部2が設けられ
ている。
ン管用ベース1のG3 電極ピン7が他の電極ピン3との
絶縁性を良くする為にG3 電極ピン7と隣接する電極ピ
ン3との間にG3 電極ピン7を囲む突起部2が設けられ
ている。
【0012】突起部2を設けた以外のその他の構成につ
いては図2(a),(b)に示す従来のブラウン管用ベ
ースと同じである。
いては図2(a),(b)に示す従来のブラウン管用ベ
ースと同じである。
【0013】ブラウン管用ベース1のG3 電極ピン7と
隣接する電極ピン3との間に突起部2が設けられている
ためG3 電極ピン7と隣接する電極ピン3との沿面間距
離が伸びて他の電極ピン3との絶縁性が良くなるような
構造となる。
隣接する電極ピン3との間に突起部2が設けられている
ためG3 電極ピン7と隣接する電極ピン3との沿面間距
離が伸びて他の電極ピン3との絶縁性が良くなるような
構造となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、G3 電極
ピンと隣接する電極ピンとの間に突起部を設けることに
よって、隣接する電極ピンの絶縁性を良くすることが出
来るので、従来G3 電極ピンの廻りに接着剤を付けてい
たのをやめることが出来る。したがって、作業性が良く
なると共に、電極ピン間の絶縁性を向上させることによ
って、絶縁品質のすぐれたブラウン管用ベースを得るこ
とが出来るという効果がある。
ピンと隣接する電極ピンとの間に突起部を設けることに
よって、隣接する電極ピンの絶縁性を良くすることが出
来るので、従来G3 電極ピンの廻りに接着剤を付けてい
たのをやめることが出来る。したがって、作業性が良く
なると共に、電極ピン間の絶縁性を向上させることによ
って、絶縁品質のすぐれたブラウン管用ベースを得るこ
とが出来るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の底面図及びそのA−A′線
断面図である。
断面図である。
【図2】従来のブラウン管用ベースの一例の底面図及び
そのB−B′線断面図である。
そのB−B′線断面図である。
1 ブラウン管用ベース 2 突起部 3 電極ピン 4 ステムガラス 5 排気管 6 接着剤 7 G3 電極ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 内部電極と接続し外部へ導出される複数
の電極ピンを有し、ステムガラスと該ステムガラスの先
端の排気管に接着剤を介して固定されるブラウン管用ベ
ースにおいて、前記複数の電極ピンのうちのG3 電極ピ
ンと該G3 電極ピンに隣接する電極ピンとの間に中心か
ら外部へ放射状に伸びた前記G3 電極ピンを囲む突起部
を設けたことを特徴とするブラウン管用ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266392A JPH05251020A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ブラウン管用ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266392A JPH05251020A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ブラウン管用ベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251020A true JPH05251020A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=11811606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266392A Withdrawn JPH05251020A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | ブラウン管用ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251020A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6455999B1 (en) | 1998-06-25 | 2002-09-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color picture tube |
KR20020073996A (ko) * | 2001-03-19 | 2002-09-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 베이스 캡 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1266392A patent/JPH05251020A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6455999B1 (en) | 1998-06-25 | 2002-09-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color picture tube |
KR20020073996A (ko) * | 2001-03-19 | 2002-09-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 베이스 캡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |