WO1996032433A1 - Procede de production de terephtalate de polyethylene - Google Patents

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WO1996032433A1
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Hiroshi Koreishi
Yasuhiro Tanaka
Kimiyoshi Miura
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Mitsui Petrochemical Industries, Ltd.
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Description

明 柳 書 ポリエチレンテレフタレー トの製造方法
技術分野
本発明は、 ボ トルをはじめと してフィルム、 シー ト形成用などに用い られるポリ エチレンテレフタレー 卜の製造方法に関し、 さらに詳しくは、 成形時に金型汚れが発生しにくいポリエチレンテレフタレ一 卜の製造方 法に閉する。 技術背景
従来よ り、 調味料、 油、 飲料、 化粧品、 洗剤などの容器の素材と して は、 充填内容物の穫類およびその使用目的に応じて種々の樹脂が採用さ れている。
これらのうちでポリエチレンテレフタレー トは機械的強度、 耐熱性、 透明性およびガスバリヤ一性に優れているので、 特にジュース、 清涼飲 料、 炭酸飲料などの飲料充填用容器の素材と して好適である。
このようなポリエチレンテレフタレートは、 テレフタル酸を主として 含むジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と, エチレングリ コ ールを主として含むダリ コールまたはそのエステル形成性誘導体とをェ ステル化した後、 重縮合触媒の存在下で液相重縮合し, 次いで固相重縮 合して得ることができる。 そしてこのポリエチレンテレフタレー 卜は射 出成形機械などの成形機に ί共袷して中空成形体用プリ フォームを成形し、 このプリフォームを所定形状の金型に挿入し延伸ブロー成形したり、 さ らに熱 理 (ヒ一 卜セッ ト) して中空成形容器に成形されるのが一般的 である。 ところが、 上記したような製造方法で得られる従来公知のポリエチレ ンテレフタレ一卜には、 環状三量体などのォリゴマー類が含まれており、 この環状三量体などのォリゴマー類がブロー成形金型内面や金型のガス 排気口、 排気管などに付着して金型汚れが発生したり、 あるいはまた該 ォリゴマ一類が上述したような射出成形機の金型のベント部に付着して 金型汚れが発生していた。
このような金型汚れは、 得られるボトルの表面肌荒れや白化の原因と なる。 もしボトルが白化してしまうと、 そのボトルは廃棄しなければな らない。 このため従来公知のポリエチレンテレフタレートを用いてボト ルを成形する際に、 金型汚れを頻繁に除去しなければならず、 ボトルの 生産性が著しく低下してしまう という大きな問題点があった。
成形時に金型汚れが発生する主な原因は、 ポリエチレンテレフタレ一 卜の成形時に環状三量体などのォリゴマ一類が多!:に生成してポリェチ レンテレフタレー卜中に含まれる ¾状三量体などのオリゴマ一類の総量 が増加してしまう :とにあり、 これを防止するために、 固相重縮合工程 を経て得られるポリエチレンテレフタレートを水と接触させることによ り、 成形時の環状三 i体などのオリゴマー総!:の増加を著しく抑制する 方法が提案されている (特開平 3— 4 7 8 3 0号) 。
従来のポリエチレンテレフタレー卜の製造方法においては、 二酸化ゲ ルマニウムなどの重箱合触媒が用いられているが、 この重縮合触媒は反 応系に難溶性であるため、 水酸化テトラエチルアンモニゥム (E A H ) などのアル力リ性可溶化剤を用いて、 該重縮合触媒を溶解させて反応系 に添加していた。
本発明者らは、 成形時におけるォリゴマーの生成!:がさらに少なく、 金型汚れを発生させにくいポリ エチレンテレフタ レートを得るべくポリ エチレンテレフタレー卜およびその製造方法について鋭意研究したとこ ろ、 ポリ エチレンテレフ タ レー トを、 エステル化工程、 液相重縮合工程、 固相重縮合工程および水処理工程を経て製造する際に、 重縮合触媒を溶 解させるためのアル力リ性可溶化剤の使用量を少なくすればするほど得 られるポリエチレンテレフタレー トは、 成形時の環状三量体などのォリ ゴマー総!:の増加をさらに抑制し得ることを見出して、 本発明を完成す るに至った。
本発明の目的は、 上記のような従来技術に伴う問題点を解決しようと するものであって. 成形時に生成する環状三量体などのォリゴマーの生 成量が少なく, 金型汚れを発生させにくいポリ エチレンテレフタ レー ト の製造方法を提供することである。 発明の開示
本発明に係るポリエチレンテレフタレ一トの製造方法は,
テレフタル酸を主として含むジカルボン酸またはそのエステル形成性 誘導体と、 エチレングリ コールを主として含むグリ コールまたはそのェ ステル形成性誘導体とをエステル化するエステル化工程と、
上記エステル化工程で得られたエステル化物を、 重縮合触媒を含みか つ重縮合触媒 1 モルに対するアル力リ性可溶化剤の含有量が 0 . 4モル 以下の液相中で加熱下に重縮合させる液相重縮合工程と、
上記液相重縮合工程で得られた重縮合反応物を不活性雰囲気下で溶 ¾ 点以下の温度に加熱する固相重縮合工程と、
上記固相重縮合工程で得られた重縮合反応物を水と接触させて、 重縮 合触媒を失活させる水 41理工程とを含む方法である。
リ エチレンテレフ _タ レー 卜
本発明により製造するポリ エチレンテレフタレートは、 式 [ I ] OOC-( ( ))-COOCH2CH2H— -- [ I で表される構造単位の環状三 fi体を含むオリ ゴマーの fiが、 通常 0. 5 重¾%以下、 好ましくは 0. 4 5重量%以下、 さらに好ましくは 0. 4 重量%以下であることが望ましい。 そしてこのポリエチレンテレフタレ — 卜中のオリゴマー (環状三!:体) 量 W,, (重!:%) と, 該ポリエチレ ンテレフタレ一 卜を 2 90 °Cの温度に加熱溶 Stして、 後述するよ うな方 法で段付角板を成形した後のオリ ゴマー量 W: (重量。 /0) とが W:— W,. ≤ 0. 1、 好ましくは — W,>≤ 0. 0 5、 さらに好ましくは W,—
≤ 0. 0 3であることが望ましい。
このような本発明によ り得られるポリエチレンテレフタレー 卜は, ボ トル等に成形する際にォリ ゴマ一の増加が著しく抑制され、 従って金型 汚れが発生しにくい。 すなわち、 このポリエチレンテレフタレートを射 出成形機械などの成形機に供給して中空成形体用プリ フォームを成形し、 このプリ フォームを所定形状の金型に挿入し延伸プロ一成形した後ヒー 卜セッ ト して中空成形容器を成形する際に、 環状三 i体などのォリ ゴマ —類が増加しにく く、 このため金型汚れが発生しにくい。
ポ リ エチレンテレフタ レー 卜の製造
次に、 本発明に係るポリ エチレンテレフタ レートの製造方法を各工程 に沿って順次詳説する。
[原 料]
本発明に係るポリエチレンテレフタ レ一 卜の製造方法は. テレフタル 酸を主として含むジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と、 ェ チレングリ コールを主と して含むグリ コールまたはそのエステル形成性 誘導体とを原料として用いてエステル化および重縮合が行なわれる。 こ — o —
の場合、 テレフタル酸もしくはそのエステル形成性誘導体とエチレング リ コールもしくはそのエステル形成性誘導体とを重縮合させてもよく、 またこれらと 2 0モル%以下の他のジカルボン酸もしくはそのエステル 形成性誘導体および Zまたは他のグリ コールもしくはそのエステル形成 性誘導体とを共重縮合させてもよい。
共重縮合に用いられるテレフタル酸以外のジカルボン酸としては、 具 体的にはフタル酸、 イソフタル酸、 ナフタ リ ンジカルボン酸、 ジフヱ二 ルジカルボン酸、 ジフエノキシエタンジカルボン酸などの芳香族ジカル ボン酸、 アジピン酸、 セバシン酸, ァゼライン酸、 デカンジカルボン酸 などの脂肪族ジカルボン酸、 シク ロへキサンジカルボン酸などの脂環族 ジカルボン酸などが挙げられる。
共重縮合に用いられるエチレングリ コール以外のグリ コールとしては、 具体的には 卜 リ メチレングリ コール、 プロ ピレングリ コ一ル, テ 卜ラメ チレングリ コール、 ネオペンチルグリ コール、 へキサメチレングリ コー ル、 ドデカメチレングリ コ一ルなどの脂肪族グリ コール、 シクロへキサ ンジメ タノールなどの脂環族グリ コール、 ビスフヱノール頹、 ハイ ド口 キノ ン、 2 . 2 — ビス ( 4 一 ; 3 —ヒ ドロキシエ トキシフエニル) ブロ ノ ンなどの芳香族ジオール類などが举げられる。
テレフタル酸その他のジカルボン酸のエステル形成性誘導体としては、 テレフタル酸その他のジカルボン酸の低級アルキルエステル、 フエニル エステルなどが举げられる。 またエチレングリ コールその他のグリ コー ルのエステル形成性誘導体としては、 エチレングリ コールその他のグリ コールのモノカルボン酸エステルなどが举げられる。
テレフタル酸を主として含むジカルボン酸またはそのエステル形成性 誘導体は、 テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体を 9 0モル% 以上、 他のジカルボン酸を 1 0モル%以下含むものが好ましい。 ェチレ ングリ コールを主として含むグリ コールまたはそのエステル形成性誘導 体は、 エチレングリ コールを 9 0モル%以上、 その他のグリ コールを 1 0モル%以下含むものが好ましい。
[エステル化反 工程二
上記のようなテレフタル酸を主として含むジカルボン酸 (以下、 単に ジカルボン酸という) またはそのエステル形成性誘導体と、 エチレング リ コールを主として含むグリ コール (以下, 単にグリ コールという) ま たはそのエステル形成性誘導体とを含む原料は、 エステル化工程におい てエステル化される。
具体的にはまず, ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と, グリ コールまたはそのエステル形成性誘導体とを含むスラ リ一を調製す る。 このスラ リーは、 ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体 1 モルに対して 1. 02〜 1. 4モル、 好ましくは 1. 0 3〜 1. 3モル のグリ コールまたはそのエステル形成性誘導体が含まれるのが好ましい t このスラ リ ーはエステル化反応工程に連統的に供袷され、 エステル化反 応が行われる。
エステル化反応は, 少なく とも 2個のエステル化反応器を直列に連結 した装 を用いてグリ コールが遠流する条件下で、 反応によって生成し た水を精留塔で系外に除去しながら実施されるのが好ましい。 エステル 化反応を行なう際の反応条件は、 第 1段目のエステル化反応の温度が通 常24 0〜 2 7 0て、 好ましくは 24 5〜 2 6 5てであり、 圧力が通常 0. 2〜 3 K g/ c m2G、 好ましくは 0. 5〜 2 K g / c m2 Gであり , また最終段目のエステル化反応の温度が通常 2 50~ 2 8 0て、 好まし くは 2 55〜 2 7 5 'Cであり、 圧力が通常 0〜 : L . 5 K gZc m2G、 好ましくは 0〜 1. 3 K g/ c m2 Gである。
したがって、 エステル化反応を 2段階で実施する場合には、 第 1段目 および第 2段目 (最終段) のエステル化反応条件がそれぞれ上記の範囲 である。 3段階以上で実施する場合には、 第 2段目から最終段の 1段前 までエステル化反応の反応条件は、 上記第 1段目の反応条件と最終段目 の反応条件の間の条件であるのが好ましい。
たとえば、 エステル化反応が 3段階で実施される場合には、 第 2段目 のエステル化反応の反応温度は通常 24 5〜 2 7 5て、 好ましくは 2 5 0〜 2 7 0 °Cであり、 圧力は通常の 0〜 2 K g / c m2G、 好ましくは 0. 2〜 1. 5 K g /'c m2Gである。 これらのエステル化反応の反応 率は、 それぞれの段階においては、 とくに制限はないが、 各段階におけ るエステル化反応率の上昇と度合が滑らかに分配されることが好ましく、 さらに最終段目のエステル化反応生成物においては通常 9 0 %以上、 好 ましくは 9 3 %以上に達することが望ましい。
このようなエステル化工程によりエステル化物が得られ、 このエステ ル化物の数平均分子量は、 通常 500 ~ 50 00である。
このようなエステル化反応はジカルボン酸およびグリコール以外の添 加物を添加せずに実施することも可能であり、 また後述する重縮合用の 触媒、 安定剤などの共存下に実施することも可能である。 この重縮合用 触媒は、 アルカリ性可溶化剤の不存在下に用いるのが好ましいが、 この 重縮合用触媒をアル力リ性可溶化剤と共に用いる場合には、 後述するよ うにできるだけ少!:のアル力リ性可溶化剤とともに用いられる。
本発明においては、 T i、 Z n、 M g , Mn、 C a , C o、 C u、 N i からなる群から選ばれる少なくとも 1種の元素 M2およびノまたは該 元素含有化合物を後述の重縮合触媒の失活促進用として使用することが でき, この場合はこのエステル化工程および/または後述する液相重縮 合工程において添加することができる。 本発明においては、 この元素 2 および Zまたは該元素含有化合物を使用する場合には、 とくにこの エステル化工程において添加することが好ましいが、 後述する液相重縮 合工程で添加してもよく、 さらには、 両工程に分けて添加してもよい。 また、 少量ずっ連統的に添加してもよく、 一度にあるいは数回に分けて 添加してもよく、 その添加方法は特に限定されない。
上記 T i、 Z n、 Mg、 Mn、 C a、 C o、 C u、 N i からなる群か ら選ばれる少なく とも 1種の元素 M2は、 例えば、 水溶液、 粉体として 用いてもよい。 また該元素 M2を含有する化合物としては、 例えば, 上 記元素 M2の酢酸塩などの塩、 アルコキシド等が举げられる。
なお, 後述する重縮合触媒由来の金属元素 M,、 例えば G eは、 G e 02あるいは G e O等として揮散するなどのためその使用量は一羝に決 定されないが、 上記 Z n等の元素 あるいは該元素 M2を含有す化合物 は、 元素 M2と、 重縮合触媒由来の金属元素 とのモル比 (M2/M,) が通常 0. 0 1 -50. 好ましくは 0. 05〜 2 0となるような!:で用 いられることが好ましい。
このような元素 M2および/または該元素含有化合物を、 エステル化 工程および または下記の液相重縮合工程において添加すると, 後述す る粒状ポリエチレンテレフタレー卜の水 ¾理工程での重縮合触媒の失活 を促進でき、 水処理工程の所要時間を短縮することができる。
[液相重縮合工程〕
エステル化工程で得られたエステル化物は、 液相重縮合工程に ί共給し、 重縮合触媒の存在下に滅圧下で、 ポリエチレンテレフタレー卜の融点以 上の温度に加熱し、 液相で重縮合させる。 この際生成するグリ コールは 系外に留去する。
このような液相での重縮合反 は、 1段階で行なっても、 複数段階に 分けて行なってもよい。 複数段階で行なう場合、 重縮合反応条件は、 第 1段階目の重縮合の反応温度が、 通常、 2 50〜 2 9 0°C、 好ましくは 2 6 0〜 2 80てであり、 圧力が、 通常、 5 0 0〜2 0 T o r r、 好ま しくは 2 00〜30 T o r rであり、 また最終段階の重縮合反応の温度 が通常 2 6 5 ~ 300て、 好ましくは 2 7 0〜 2 9 5てであり、 圧力が 通常 1 0〜0. 1 T o r r、 好ましくは 5 ~ 0. 5 T o r rである。 重縮合反応を 2段階で実施する場合には、 第 1段目および第 2段目
(最終段) の重縮合反応条件はそれぞれ上記の範囲である。 3段階以上 で実施する場合には、 第 2段目から最終段目の 1段前までの重縮合反応 の反応条件は上記 1段目の反応条件と最終段目の反応条件との間の条件 であるのが好ましレ、。
たとえば、 重縮合反応が 3段階で実施される場合には、 第 2段目の重 縮合反応の反応温度は通常 2 6 0〜 2 9 5て、 好ましくは 2 7 0〜 2 8 5 °Cであり、 圧力は通常、 50〜2 T o r r、 好ましくは 4 0〜5 T o r rの範囲である。 これらの重縮合反応工程の各々において到達される 固有粘度 (IV) は特に制限はないが、 各段階における固有粘度の上昇の 度合が滑らかに分配されることが好ましく、 さらに最終段目の重縮合反 応器から得られるポリ エチレンテレフタ レー トの固有粘度 (IV) は通常 0. 3 5〜0. 80 d l / g, 好ましくは 0. 4 5〜0. 7 5 d l / g、 さらに好ましくは 0. 5 5 ~0. 7 5 d 1 / gの範囲であることが望ま しい。
本明細書において、 固有粘度は、 ポリ エチレンテレフタ レー ト 1. 2 gを o—クロ口フエノール 1 5 c c中に加熱溶解した後、 冷却して 2 5 で測定された溶液粘度から算出される。
またこのポリエチレンテレフタレ一卜の密度は、 通常特に限定されな いが、 1. 3 7 g/ c m3以上であることが望ましい。
本明細書において, ポリエチレンテレフタレー トの密度は、 四塩化炭 素およびヘプタンの混合溶媒を用いた密度勾配管により、 2 3°Cの温度 で測定される。
::触媒、 安定剤およびアルカ リ性可溶化剤:
上記のような重縮合反 は、 液相で重縮合触媒の存在下に行われる。 上記液相中には触媒を可溶化するためのアル力 リ性可溶化剤は含まない のが好ましいが、 場合によっては少量のアルカ リ性可溶化剤を含んでい てもよい。 本発明においては、 この重縮合触媒とともに安定剤を用いて もよい。
重縮合触媒と しては、 二酸化ゲルマニウム、 ゲルマニウムテ トラエ 卜 キシ ド、 ゲルマニウムテ 卜ラ n—ブ トキシドなどのゲルマニウム化合物、 三酸化アンチモンなどのアンチモン触媒およびチタニウムテ 卜ラブトキ サイ ドなどのチタン触媒を用いることができる。 これらの重縮合触媒の 中では、 二酸化ゲルマニウムを用いると生成するポリエチレンテレフタ レー トの色相および透明性が優れるので好ましい。
また、 安定剤としては、 ト リ メチルホスフニー ト、 卜 リ エチルホスフ ニー卜、 ト リ n—ブチルホスフェー ト, ト リ オクチルホスフニ一 卜、 卜 リ フエニルホスフェー ト、 卜 リ ク レジルホスフ -— トなどの燐酸エステ ル類. 卜 リ フエニルホスファイ ト、 ト リ ス ドデシルホスフ ァイ ト、 ト リ スノニルフェニルホスフアイ トなどの亜リ ン酸エステル類、 メチルァシ ッ ドホスフェー ト, イ ソプロ ピルアシッ ドホスフェー ト, ブチルァシッ ドホスフェー ト、 ジブチルホスフェー ト、 モノブチルホスフェー ト、 ジ ォクチルホスフエ一卜などの酸性リ ン酸エステルおよびリ ン酸、 ポリ リ ン酸などのリ ン化合物が用いられる。 これらの触媒あるいは安定剤の使 用割合は、 ジカルボン酸とグリ コールとの混合物の重量に対して、 触媒 の場合には触媒中の金属の重 iとして、 通常、 0 . 0 0 0 5〜 0 . 2重 量%、 好ましくは 0 . 0 0 1 ~ 0 . 0 5重量%の範囲であり、 また安定 剤の場合には、 安定剤中のリ ン原子の重量として通常、 0 . 0 0 1〜 0 . 1重量。 /。、 好ましくは 0 . 0 0 2 ~ 0 . 0 2重量。 /。の範囲である。 なお、 例えば、 2種以上のゲルマニウム系触媒を併用し、 あるいはゲルマニウ ム系触媒とアンチモン触媒とを併用する場合には、 これらの触媒総量中 の金属総重量として計算する。
上記重縮合触媒および安定剤の供袷方法は、 ニステル化反 工程の段 階において供給することもできるし、 重縮合反応工程の第 1段目の反応 器に洪袷することもできる。 液相重縮合工程では、 重縮合触媒および安 定剤は反応液相中に溶解または分散した状態で用いられる。
本発明の重縮合工程においては、 重箱合触媒用のアル力リ性可溶化剤 を用いることなく重縮合触媒を液相中に溶解または分散させるのが好ま しいが、 重縮合触媒 1モルに対して 0 . 4モル以下、 好ましくは重縮合 触媒 1 モルに対して 0 . 3モル以下、 特に好ましくは 0 . 2 モル以下の fiでアル力リ性可溶化剤を添加することもできる。
重縮合工程においては、 重縮合触媒の量が多い状態でエステル化工程 のエステル化物を重縮合することが好ましいが、 本発明では重縮合触媒 の全部または一部をグリ コールに溶解または分散させて添加することに より、 触媒の添加量を多くすることができる。
アル力リ性可溶化剤を用いないで重縮合触媒をグリコールに溶解して 添加する方法としては、 次のような方法が好ましい。
① 特公昭 4 3— 1 3 2 3 9号に示されているように, グリコールに 対して可溶性の触媒をグリコールに溶解して添加する方法。
グリ コールに可溶の触媒としては、 例えば結晶性 G e 0 2を融解、 急 冷等の可溶化 ¾理により非晶性 G e O :としたもの等が挙げられる。 こ の方法では通常可溶化処理した触媒 1重:!:部に対してグリコール 5 0〜 2 0 0重!:部を用いる。 溶解に際しては可溶化処理した触媒の溶解量を 増加するため加熱するのが好ましく、 例えば常温〜 2 0 0 °Cで溶解して O 2 一 12—
添加することができる。
② 特公昭 4 6— 4 24 9 3号、 特公昭 4 7— 6 7 4 6号、 特公昭 4 9 - 3 2 3 1 7号に示されているように、 力ルボン酸類等のキレー ト化 剤を使用して結晶性 G e 02などの触媒をグリ コールに溶解して添加す る方法。
この方法ではキレート化剤の存在下に 1 0〜 2 00重量倍の水に触媒 を溶解したのち、 水の 0. 5〜 5重量倍のグリ コールに溶解して、 ある レ、はさらに水を除去して添加することができる。 このよ うなキレ一 ト化 剤と して使用できるカルボン酸類としてはシユウ酸、 酒石酸、 クェン酸0 等が举げられる。 このキレー 卜化剤の使用量は G e 021モルに対して 0. 5〜 5モルとするのが好ましい。
このほか次のような重合触媒の添加方法によってもよい。
③ 重縮合触媒をグリコールに 濁させたスラ リーの状態で添加する 方法。
5 ④ 重縮合触媒を過剰量のグリ コールに部分的に溶解させて添加する 方法。
⑤ 重縮合触媒を水に溶解ないし懸«して添加する方法。
⑥ 重縮合触媒を粉体のままで添加する方法。
この方法では反応系の液相に直接触媒が添加されて溶解または分散す0 る。
⑦ 特関昭 5 5— 1 1 0 1 2 0等に示されるように重縮合工程から留 出した重合触媒を含むグリ コールをエステル化工程ないし重縮合工程に 循環使用する方法。
この方法では留出したグリ コールをそのまま、 または G e浪度が 0.5 1〜 5重量%となるように濃縮して循環することができる。
上記各方法において溶媒または分散媒としてグリ コールを用いる場合 は、 原料としてのグリコールを用いることができる。 重縮合触媒を反応 工程の液相中に直接添加して溶解または分散させる方法よりも、 重縮合 触媒を溶解または分散した液をエステル化反 工程または液相重縮合反 応工程に添加するのが好ましい。
重縮合触媒用のアル力リ性可溶化剤の含有量が重縮合触媒 1モルに対 して 0 . 4モル以下の量の液相中でエステル化物を重縮合すると、 ポリ エチレンテレフタレー 卜の成形時に環状三量体などのオリ ゴマ一類が少 fiしか生成せず、 このためポリエチレンテレフタレー ト中に含まれる環 状三 i体などのォリゴマ一類の総量が増加せず, 金型汚れが低減され、 また、 後述する水処理工程の時間を短縮できるため好ましい。
アル力リ性可溶化剤は少ないほど好ましいが、 重縮合触媒に対して 0 . 4モル以下の量で用いてもよい。 アルカリ性可溶化剤としては, ト リエ チルァミン、 ト リ n—ブチルァミン、 ベンジルジメチルァミンなどの第 3級ァミン、 水酸化テトラエチルアンモニゥム (E A H ) 、 水酸化テト ラ n—ブチルアンモニゥム、 水酸化ト リ メチルベンジルアンモニゥムな どの水酸化第 4級アンモニゥムなどが使用できる。
このようにして最終重縮合反応器から得られたポリエチレンテレフタ レー卜には、 上述のようにテレフタル酸単位以外のジカルボン酸単位や グリコール単位以外のジオール単位が 2 0モル%以下の量で含まれてい てもよいが、 特に好ましいポリエチレンテレフタレートは、 式 [ I ]
Figure imgf000015_0001
で表わされるエチレンテレフタレー 卜成分単位 ( a ) の含有率が、 9 5 0〜 9 9 . 0モル。/。の範囲にあり、 式 [ II ] OOCH2CH2OCH2CH2' [11:
Figure imgf000016_0001
で表わされるジォキシエチレンテレフタレ一 卜成分単位 ( b ) の含有率 力 1. 0 ~ 5. 0モル。んの範囲にあることが望ましレ、。
このよ うにして、 最終重縮合反応器から得られたポリエチレンテレフ タ レ一 卜は、 通常, 溶 ¾押出成形法によって粒状 (チップ状) に成形さ れる。
このよ うな粒状ポ リ エチレンテレフタレー トは、 通常 2〜 5 mm、 好 まし くは 2. 2 ~ 4. 0 mmの平均粒径を有することが望ましい。 このよ うにして液相重箱合工程を経た粒状ポリ ェチレンテレフタ レー 卜には、 固相重縮合工程が加えられる。
[固相重縮合工程]
固相重箱合工程に供給される粒状ポリ エチレンテレフタ レー トは, 予 め、 固相重縮合を行なう場合の温度よ り低い温度に加熱して予備結晶化 を行なった後、 固相重縮合工程に ί共給してもよい。
このよ う な予備結晶化工程は、 連統式装釁を用いる場合、 粒状ポリェ チレンテレフ タ レ一 トを乾燥後通常 1 2 0〜 2 00て、 好ましくは 1 3 0- 1 8 0°Cの温度に 1分〜 4時間加熱することによって行なってもよ く、 あるいは粒状ポリ エチレンテレフタレー トを水蒸気雰囲気下または 水蒸気含有不活性ガス雰囲気下あるいは水蒸気含有空気雰囲気下で通常 1 2 0〜 2 00ての温度に 1分間以上加熱することによって行なっても よい。 また回分式装置を用いる場合は粒状ポリエチレンテレフ タ レ一 卜 の乾燥を強化する必要があり、 加熱時間等を増加して乾燥および予備結 晶化を行ってもよい。
このような粒状ポリエチレンテレフタレー トが供給される固相重縮合 工程は、 少なく とも 1段からなり、 重縮合温度が通常 1 90〜 2 3 0 °C, 好ましくは 1 9 5〜 2 2 5 °Cであり、 圧力が通常、 1 K g Z c m2G〜 1 0 T 0 r r , 好ましくは常圧ないし 1 00 T o r rの条件下で、 通常 1〜 5 0時間、 好ましくは 5 ~ 3 0時間、 さらに好ましくは 7〜 2 5時 間窒素ガス、 アルゴンガス, 炭酸ガスなどの不活性ガス雰囲気下で固相 重縮合反応が実施される。 これらの不活性ガスの中では室素ガスが好ま しい。
このようにして得られた (粒状) ポリエチレンテレフタレート中に含 まれる重縮合触媒由来の金属 と、 T i、 Z n、 Mg、 Mn . C a、 C o , C u、 N i からなる群から選ばれる少なくとも 1種の元素 M2と のモル比 (M2ZM)) は、 0. 0 1 ~ δ 0 , 好ましくは 0. 0 5〜 2 0 であることが望ましい。
また粒状ポリエチレンテレフタレートの固有粘度は、 通常 0. 50 d 1 / g以上, 好ましくは 0. 54 d 1ノ g以上、 さらに好ましくは 0. 7 0 d 1 / g以上、 特に好ましくは 0. 7 2 d l Zg以上であることが 望ましい。
このポ リ エチレンテレフ タ レ一 卜の密度は、 通常 1. 3 7 gZ c m3 以上、 好ましくは 1. 3 8 gノ c m3以上, さらに好ましくは 1. 3 9 gノ c m3以上であることが望ましい。
またこのようなポリエチレンテレフタレー卜中に含まれる
■OOC- ■COOCH2CH2- I
の瓚状三量体を含むオリゴマーの!:は、 通常 0. 5重量%以下、 好まし くは 0. 4 5重量%以下、 さらに好ましくは 0. 4重量%以下であるこ とが望ましい。 / 44
- 16 -
[水 ¾L理工程]
二のよ うな固相重縮合工程を経て得られた粒状ポリエチレンテレフタ レー トには、 水処理が加えられるが、 この水 ¾1理は、 粒状ポリエチレン テレフタ レ一 卜を水、 水蒸気, 水蒸気含有不活性ガス, 水蒸気含有空気 5 などと接触させることによ り行なわれる。
拉状ポリエチレンテレフタ レー ト と水との接触は、 粒状ポリエチレン テレフタレー トを 5 0〜 1 0 0 の水に 3分〜 5時間、 特に好ましくは、 粒状ポリエチレンテレフ タ レー トを 8 0〜 1 0 0 °Cの 水に 5分〜 4時 間浸演することによ り行なわれる。
10 また、 粒状ポリエチレンテレフ タ レ一 卜 と水蒸気または水蒸気含有ガ スとの接触は、 通常、 7 0〜 1 5 0て、 好まし くは 7 0〜 1 1 0ての温 度の水蒸気または水蒸気含有不活性ガスあるいは水蒸気含有空気を好ま しくは粒状ポリエチレンテレフタレ一 ト 1 k g当り、 ◦ . 5 g以上の量 で供袷するか、 あるいは存在させて粒状ポリエチレンテレフ タ レート と I S 水蒸気とを接触させることによ り行なわれる。
この粒状ポリエチレ ンテレフタレー ト と水蒸気との接触は, 通常 5分 ~ 1 0時間行なわれる。
以下に、 粒状ポリエチレンテレフタレー トの水 41理を工業的に行なう 方法を例示するが、 これに限定されるものではない。 また処理方法は、 20 連統式、 バッチ方式のいずれであっても差し支えない。
粒状ポリエチレンテレフタレー 卜の水 41理をバッチ方式で行なう場合 は、 サイロタイプの 理装置が用いられる。 すなわち、 粒状ポリェチレ ンテレフタレ一卜をサイロへ受け入れ、 バッチ方式で, 水を供袷し粒状 ポリエチレンテレフタレー トと接触させて水 理を行なう。 あるいは回 25 転简型の接/ ft処理装置に拉状ポリエチレンテレフタ レ一 卜を受け入れ、 回転简を回転させながら水処理を行ない、 上記接触をさらに効率的にす ることもできる。
粒状ポリエチレンテレフ タ レー トを連铳的に水 理する場合は、 粒状 ポ リ エチレンテレフタ レー トを塔型の処理装置の上部よ り連続的に受け 入れ, 粒状ポリエチレンテレフタ レ一卜の流動方向に対して並流あるい は向流となるよ うに水を連続供給し、 粒状ポリエチレンテレフタレー 卜 と接触させて水処理を行なうことができる。 その後、 水処理された粒状 ポリエチレンテレフタレー卜を振動篩機、 シモンカ一ターなどの水切り 装置で水切り し、 次の乾燥工程へ移送する。 水蒸気または水蒸気含有ガ スで ίΠ:理した場合はそのまま乾燥工程へ移送することができる。
水処理した粒状ポリエチレンテレフタレー トの乾燥装置としては、 通 常用いられるポリエチレンテレフタレー卜の乾燥^理装置を用いること ができる。 連続的にこの粒状ポリエチレンテレフタレ一卜を乾燥する方 法としては、 上部よ り粒状ポリエチレンテレフ タ レ一 卜を供給し、 下部 よ り乾燥ガスを通気するホッパー型の通気乾燥機が通常使用される。 使 用する乾燥ガス量を減らし、 効率的に乾燥する方法としては、 回転ディ スク型加熱方式の連続乾燥機が選ばれ、 この乾燥機を用いると、 少量の 乾燥ガスを通気しながら回転ディスクゃ外部ジャケッ 卜に加熱蒸気、 加 熱媒体などを供給し粒状ポリエチレンテレフタ レ一トを間接的に加熱乾 燥することができる。 バッチ方式で粒状ポリエチレンテレフタレー トを 乾燥するタイプの乾燥機としては、 タブルコーン型回転乾燥機が用いら れ、 この乾燥機を用いれば、 真空下であるいは真空下少量の乾燥ガスを 通気しながら拉状ポリエチレンテレフタレー 卜を乾燥することができる。 あるいはこのタブルコーン型回転乾燥機を用いる場合には、 大気圧下で 乾燥ガスを通気しながら粒状ポリエチレンテレフタレ一 卜を乾燥しても よい。
乾燥ガスとしては、 大気空気でも差し支えないが、 ポ リ エチレンテレ フタ レー トの加水分解による分子量低下を防止する観点からは乾燥窒素、 除湿空気が好ましい。
上記のよ うにして水処理が施されたポリエチレンテレフタレー トは、 ボ 卜ル等への成形時におけるオリゴマ一の増加が著し く抑制される。 こ のことは、 前述したよ うな方法すなわち水処理されたポリエチレンテレ フ タ レー トを 2 9 0ての温度に加熱溶融して後述するよ うな段付角板を 成形した後のォリ ゴマー量を測定することによ り確かめられる。
このよ うな水 理されたポリ エチレンテレフ タ レー ト中に含まれる
Figure imgf000020_0001
の環状三惫体を含むオリ ゴマーの量 W Q (重量。ん) と、 該ポリエチレン テレフ タ レ一 卜を 2 9 0 °Cの温度に加熱溶融して段付角板を成形した後 のオリ ゴマー ¾W i (重量0 /。) とは、 — W 0≤ 0 . 1であり、 好まし くは W i— W0 O . 0 5、 さらに好ましくは W i— W0≤ 0 . 0 3である ことが望ましい。 なお、 段付角板成形前のポリ エチレンテレフ タ レー ト 中に含まれるオリ ゴマーの量 W。 (重量。/。) は、 通常 0 . 5重量%以下、 好ましくは 0 . 4 5重量%以下、 さらに好ましくは 0 . 4重量%以下で あることが望ましい。
本発明では、 上記のよ うに液相重縮合工程を、 重縮合触媒を含み重縮 合触媒 1モルに対するアル力 リ性可溶化剤の含有 3:が 0 . 4モル以下の 量の液相中で加熱下にエステル化物を重縮合させることによ り行い、 こ のよ うな液相重縮合工程に次いで固相重縮合工程、 水処理工程を行って 得られる該ポリエチレンテレフタレー トを 2 9 0ての温度に加熱溶融し て段付角板を成形した際に増加するオリ ゴマー量を抑制することができ る。 このようにポリエチレンテレフタレー トに水 ¾a理を施すことによって、 成形時にポリエチレンテレフタレ一 卜中に含まれる環状三!:体などのォ リ ゴマ一類の増加を抑制できるのは、 重縮合触媒を含み重縮合触媒 1モ ルに対するアル力 リ性可溶化剤の含有量が 0 . 4モル以下の量の液相中 で加熱下にエステル化物を重縮合させることによ り得られるポリエチレ ンテレフタレー トに水^理を施すと、 アルカ リ性可溶化剤が重箱合触媒 の失活を阻止することがなく、 ポ リ エチレンテレフタ レ一 卜中に含まれ る重縮合触媒たとえばゲルマニウム系触媒が速やかに失活し、 したがつ て成形時に加熱されても、 ポ リ エチレンテレフタレ一 卜は分解反応ある いはエステル交換反応がほとんど進行せず、 このため生成する環状三量 体などのォリ ゴマ一類の量が少なくなるのであろう と考えられる。
このよ うに本発明に係る製造方法で得られたポリ エチレンテレフタレ 一トは、 成形時に生成する環状三量体などのォリゴマ一類の量が少なく、 したがって、 このポリエチレンテレフタレー トを射出成形機械などの成 形機に供給して中空成形体用プリ フォームを成形し、 このプリ フォーム を所定形状の金型に挿入し延伸ブ π—成形した後ヒー 卜セッ 卜 して中空 成形容器を成形する際に、 環状三量体などのォリ ゴマ一類が金型に付着 することによる金型汚れが発生しにくい。
以上の通り、 本発明に係るポリエチレンテレフタレー 卜の製造方法は、 エステル化工程と, このエステル化工程で得られたエステル化物を、 重 縮合触媒を含みかつ重縮合触媒 1 モルに対するアル力 リ性可溶化剤の含 有量が 0 . 4モル以下の量の液相中で加熱下に重縮合させる液相重縮合 工程と、 固相重縮合工程と、 水 理工程とを含んでおり、 この製造方法 によ り得られたポリエチレンテレフタレー 卜は、 成形時に生成する環状 三量体などのオリ ゴマー類の量が少なく、 しかも成形時にポリエチレン テレフタレート中に含まれるォリ ゴマ一類の総量が少ないため、 成形時 に金型汚れが発生しにくい。
したがって、 本発明に係るポリエチレンテレフタレー卜の製造方法に より得られるポリエチレンテレフタレ一卜は、 成形品を製造する際に頻 繁に洗浄を行なう必要がなく、 ボトルやフィルム、 シートなどの成形品 の生産性を向上させることができ、 しかも得られる成形品の白化 (汚れ) を防止することができる。 図面の SS単な説明
図 1は、 段付角板状成形物の斜視図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明を実施例により説明するが、 本発明はこれら実施例に限 定されるものではない。
段付角板によるオリゴマ一含有量の測定方法
ポリ エチレンテレフ タ レー卜を射出成形してテス卜用成形品 (段付角 板) を製造し、 この成形品に含まれるオリゴマー含有量を測定する方法 について説明する。
まず原料としての予めオリゴマー含有量が測定された (測定値 w 0 % ) 粒状ポリエチレンテンフタ レ一卜 (ペレツ 卜状ポリエチレンテレフタ レ
—ト) 2 k gを温度 1 4 0て、 圧力 1 0 t 0 r rの条件で 1 6時間以上 棚段式の乾燥器を用いて乾燥して、 粒状ポリエチレンテレフタレートの 水分を 5 0 p p m以下にする。
次に、 乾燥された粒状ポリ エチレンテレフタ レー卜を名機製作所 (株〉 製 M— 7 0 A肘出成形機により、 成形時には II点が一 7 0 の窒素をホ ッパー上部、 スクリユーフィーダ一シュー ト部に各 5 ノルマル立方メ一 トルノ時間の割合でフィードし, バレル設定温度 2 9 0て、 また成形機 のシリンダへッ ドの後部ノ中部/前部/ノズル先の温度を 2 6 0 °C / 2 9 0 °C / 2 9 0 °C / 3 0 0 °Cの各温度にして、 金型冷却温度 1 5 °Cの条 件下で射出成形して、 段忖角板状の成形物を得る。
段付角板状成形物の射出成形は、 計 i l 2秒、 射出 6 0秒となるよう にして、 乾燥された粒状ポリエチレンテレフタレー 卜をホツバより射出 成形機に供給して行なう。 また成形機内の溶 ¾樹^の滞留時間は約 7 2 秒とする。 なお段付角板状成形物 1個当りの重!:は 7 5 gであり、 オリ ゴマー測定用試料は、 射出成形開始後 1 1個〜 1 5個目のいずれか 1個 を用いる。
段付角板状成形物 1は、 図 1に示すような形状を有しており、 厚肉部
Aの厚みは約 6 . 5 m mであり, 中肉部 Bの厚みは約 5 m mであり、 薄 肉部 Cの厚みは約 4 m mである。 この段付角板状成形物 1は射出成形型 のランナー 2およびゲート 3に対応する部分を介して、 2個が成形され ているが、 そのうちの 1個の段忖角板状成形物 1の薄肉部 Cを試料とし て用いる。
すなわち, 成形された段付角板状成形物 1の 4 m m厚さの薄肉部 Cを チップ状に切断し、 オリゴマー測定用試料としてオリゴマー量 (W i重 惫%) が測定される。
また、 ポリエチレンテレフタレート中に含まれるオリゴマーの ftは、 以下のよ うにして測定される,
すなわち所定量のポリエチレンテレフタレー トを 0—クロ αフヱノー ルに溶解した後、 テ卜ラヒ ドロフランで再析出して ϊ«過して線状ポリェ チレンテレフタレートを除く。 次いで得られた濂液を液クロマ卜グラフ ィー (島津製作所製 L C 7 A ) に供給してポリエチレンテレフタレー 卜 中に含まれるオリ ゴマー!:を求め, この値を測定に用いたポリエチレン テレフタレー 卜量で割って、 ポリエチレンテレフタレー 卜中に含まれる ォリゴマー: 1 (重量0/。) とする。
実施例 1
第 1、 第 2、 第 3、 第 4および第 5の反応器が槽型であり、 また第 6 の反応器が二軸回転式の横型反応器からなる連铳重縮合装置を用いて, 以下のとおり操作して連統重合を行い、 ポリエチレンテレフタレ一 卜を 製造した。
予め 3 7 5 0重!:部の反応液が滞留されており 攪拌下 2 5 5 °Cで窒 素棼囲気下に 1 . 7 K g / c m 2 Gの条件下に維持された第 1反応器に、 毎時高純度テレフタル酸 1 4 3 7重量部およびエチレングリ コール 6 4 5重量部を混合して調製されたスラ リーを連統的に ί共袷し、 第 1段目の エステル化反応を行った。 この第 1段目のエステル化反応においては, 2 0 3重 fi部の水と 3重量部のエチレングリコールとの混合液が留去さ れた。 また、 この第 1段目のエステル化反応は、 反応混合物の平均滞留 時間が 2 . 0時間になるように制御され, 反応 ί昆合物は攪拌下 2 6 0 °C で 0 . 8 K g Z c m 2 Gの条件下に維持された第 2反応器に連統的に導 かれた。
この第 2反応器においては、 毎時 0 . 3 5重量部の二酸化ゲルマニウ ムと 3 2重量部のエチレングリコールとの均一溶液 (非晶性 G e 0 2を エチレングリコールに加熱溶解して G e 0 2濃度 1重惫%として使用) が連統的に供給されるとともに、 毎時 8 4重!:部の水と 7重量部のェチ レングリコールとの混合液が連統的に留去されて, 第 2段目のエステル 化反応が継統された。 また、 この第 2段目のエステル化反応は、 反応混 合物の平均滞留時間が 2 . 0時間になるように制御され, 反応混合物は 攪拌下 2 6 5 で常圧の条件下に維持された第 3反応器に連続的に ¾か れた。
この第 3反応器においては、 毎時 1 . 2 3重量部のト リ メチルホスフ エー 卜 と 2 2重量部のエチレングリ コールとが混合された均一溶液が連 統的に供給されるとともに、 毎時 2 1重量部の水と 3 8重量部のェチレ ングリ コールとの混合液が連統旳に留去され、 第 3段目のエステル化反 が継続された。
この第 3段目のエステル化反応は、 反応混合物の平均滞留時間が 2 .
0時間となるように制御され、 反応混合物は攪拌下 2 7 5 °Cで 7 O m m H gに維持された第 4反応器に連铳的に ¾かれた。 この第 4反応器にお いては、 毎時 6 2重量部のェチレングリ コールと 6重量部の水との混合 物が連統的に留去されて第 1段目の液相重縮合反応が行われた。 また、 この第 1段目の液相重縮合反応は、 反応混合物の平均滞留時間が 1 . 0 時間となるよ うに制御され、 反応混合物は攪袢下 2 8 0てで 5 m m H g に維持された第 5反応器に連統的に ¾かれた。
この第 5反応器においては、 毎時 2 6重量部のェチレ ングリ コールと 3重量部の水との混 ^液が連铳的に留去されて第 2段目の重縮合反応が 継铳された。 また, この第 2段目の重縮合反応は、 平均滞留時間が 1 .
0時間になるよ うに制御され、 連铳的に 2 8 2 ° (:〜 2 8 5 °Cで 1 . 8 m m H g 〜 2 . 5 m m H gの条件下に維持された横型二軸回転式反応糟で ある第 6反応器に導カゝれた。
この第 6反応器においては、 毎時 1 2重量部のェチレングリ コールと 1重量部の水との反応液が連統的に留去されて第 3段目の重縮合反応が 継続された。 また、 この第 3段目の重縮合反応は, 反応混合物の平均滞 留時間が 2 . 5時間となるように制御され、 連続的にポリエステル抜き 出し装置によって、 重縮合反応物は反応器外にス 卜ラン ド状で抜き出さ れ、 水中に浸演されて冷却された後、 ス トランドカッターによってチッ プ状に裁断された。 以上の液相重縮合によって得られたポリエチレンテ レフタレー トの 0—クロ口フエノール中で 2 δてで測定した固有粘度 IV は 0. 5 7 d i Zgであり、 またジォキシエチレンテレフ タ レ一 卜成分 の含有量は 2. 50モル。/。であった。
さらに、 その液相重縮合によるポ リ エチレンテレフ タ レ一 卜は, 窒素 雰囲気下約 1 4 0てで約 1 δ時間乾燥すると ともに結晶化を行った後、 塔型の固相重縮合器に装填し、 窒素雰囲気下 2 0 5 °Cで 1 5時間固相重 縮合を行った。 このよ うにして得られたポリエチレンテレフタレー トの o—クロ口フニノール中 2 5 °Cで;'則定した固有粘度は 0. 8 0 d 1 / g であり、 密度は 1. 4 O g/ c m3であり、 オリ ゴマー含有量は 0. 2 9重量。んであ り、 またそのジォキシエチレ ンテ レ フ タ レ一 卜成分の含量 は 2. 53モル%であつた。
このよ う にして得られたポ リ エチレンテレフ タ レ一 卜 (A) 5 k gを、 ステン レス容器内で 6. 5 k gの蒸留水に浸演させた。
次に、 ポリ エチレンテレフタ レ一 トおよび蒸留水が入ったステンレス 容器を外部よ り加熱し, 內温を 9 0°Cにコン ト π—ルし、 2時問保持し て水 50:理を行なった後, 脱水し、 1 4 0°Cで 1 4時間窒素中で乾燥した。 該ポ リ エチレンテレフ タ レー トを射出成形機 (名機製作所製 M— 7 0 A) で 2 90てにおいて成型した段付角板状の成形物のォリ ゴマ一含有量は 〇 . 3 2重量%であり、 オリ ゴマー増加量は 0. 0 3重量%であった。 実施例 2
実施例 1で得られたポリエチレンテレフタレート (固相重縮合品) 5 k gを、 熱水 理時間を 4時間に変更した以外は、 実施例 1 と同様の方 法で熱水処理を行ない, 次いで実施例 1 と同様に段付角板に成形してこ の段付角板に含まれるオリ ゴマー量を測定したところ、 0. 3 0重量% であり、 オリゴマー増加 Sは、 0. 0 1重; £%であった。
実施例 3
実施例 1において、 第 2反応器に ί共給される二酸化ゲルマニウムとェ チレングリ コール との均一溶液が、 結晶性の二酸化ゲルマニウムをその 2倍モルの酒石酸を用いて可溶化させることによって調製されたもので ある以外は、 実施例 1 と同様の方法でポリエチレンテレフタレー トを製 造した。 得られたポリ二チレンテレフ タ レ一 ト (固相重縮合品) の 0 — ク ロ口フエ ノール中 2 5 °Cで測定した固有粘度は、 0. 8 0 d l Z gで あり、 密度は 1. 4 O g / c m3であり、 オリ ゴマー含有量は 0. 3 0 重量%であ り、 ジォキシエチレンテレフタ レー ト成分の含有量は 2. 4 0モル%であった。
得られたポ リ エチレ ンテレ フ タ レ一 卜 (固相重縮合品) 5 k gを熟水 処理時間を 2時間で実施例 1 と同様の方法で 水 ½理を行い、 次いで、 実施例 1 と同様に段付角板に成形してこの段付角板に含まれるオリ ゴマ 一量を測定したところ、 0. 3 3重量。/。であり、 オリ ゴマー増加量は、 0. 0 3重量%であった。
比較例 1
実施例 1において、 第 2反応器に ft袷される二酸化ゲルマニウムと二 チレングリ コールとの均一溶液が、 結晶性二酸化ゲルマニウムをその 0. 5倍モルの水酸化テ トラェチルアンモニゥムを用いてエチレングリ コ一 ルに可溶化させることによって調整されたものである以外は、 実施例 1 と同搽の方法でポリエチレンテレフタレートを製造した。 得られたポリ エチレンテレフタ レー ト (固相重縮合品) の o—クロ口フエ ノール中 2
5 °Cで,'則定した固有粘度は、 0. 8 0 d l Z gであり、 密度は 1. 4 0 gZ c m3であり、 オリ ゴマー含有量は 0. 2 8重量。/。であり、 ジォキ シエチレンテレフ タ レー ト成分の含有量は、 2. 5 1モル%であった。 得られたポ リ エチレンテレフタ レ一 ト (固相重縮合品) 5 k gを、 水処理時間を 2時間で実施例 1 と同様の方法で熱水処理を行ない、 次い で、 実施例 1 と同様に段付角板に成形してこの段付角板に含まれるオリ ゴマー量を測定したところ、 0 . 3 6重量%であり、 オリ ゴマー増加量 は 0 . 0 8重量。/。であった。
比較例 2
比較例 1 で得られたポ リ エチレンテレ フ タ レー 卜 (固相重縮合品) 5 k gを, 水&理時間を 4時間に変更した以外は、 比較例 1 と同様の方 法で熱水処理を行ない, 次いで実施例 1 と同様に段付角板に成形してこ の段 ί寸角板に aまれるオリ ゴマー量を測定したところ、 0 . 3 3重量% であり、 オリ ゴマー増加量は 0 . 0 5重量%であった。
比 15例 3
二酸化ゲルマニウムの溶解にその G . 5倍モルの水酸化テ トラ η—ブ チルアンモニワムを使用した以外は、 比較例 1 と同様の方法でボリ ェチ レンテレ フ タ レ一 卜を製造した。
得られたポ リ エチレンテレフタ レー ト (固相重縮合品) の固有粘度は、 0 . 8 0 d 1 / gであり、 密度は 1 . 4 0 g , c m 3であり、 オリ ゴマ —含有量は 0 . 3 0重量0んであ り , ジォキシエチレンテレ フ タ レー 卜成 分の含有量は 2 . 4 8モル。/。であった '
得られたポリエチレンテレフ タ レ一卜を、 実施例 1 と同様の方法で:2 時間熱水 ¾L理を行ない、 次いで実施例 1 と同様に段付角板に成形してこ の段忖角板に含まれるォリ ゴマー量を測定したところ◦ . 3 7重量%で あり, オリ ゴマー増加量は、 0 . 0 7重量%であった。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . テレフタル酸を主として含むジカルボン ¾またはそのエステル形 成性誘導体と, ェチレングリ コールを主と して含むグリ コールまたはそ のエステル形成性誘 ¾体とをエステル化するニステル化工程と、 上記エステル化工程で得られたニステル化物を、 重縮合触媒を含みか つ重縮合触媒 1 モルに対するアル力 リ性可溶化剤の含有量が 0 . 4モル 以下の液相中で加 下に重縮合させる液相重縮合工程と、
上記液相重縮合工程で得られた重縮合反^物を不活性雰囲気下で溶融 点以下の温度に加熱する固相重縮台工程と、
上記固†目重縮合工程で得られた重箱合反応物を水と接触させて、 重縮 合触媒を失活させる水 ¾理工程と
を含むポリ エチレ ンテレフ タ レー トの製造方法。
2 . 二チレングリ コールを主と して含むグリ コールに可 性の重合触 媒を溶解して液相重箱合工程に (共給するよ うにした請求項 1記載のポリ エチレンテレフ タ レー トの製造方法
3 . エチレングリ コールを主と して含むグリ コールに、 キ レー ト化剤 の存在下に重縮合触媒を溶解して ¾相重縮合工程に供給するよ うにした 請求項 1記載のポリ二チレンテレ フタレ一卜の製造方法。
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