JPWO2016147332A1 - 認識装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に記載の認識装置では、上限撮像位置と、下限撮像位置との一方から他方に向かって、撮像対象の対象部品が移動される際に、予め設定されたピッチ(0.1mm)毎に、対象部品の突起部が撮像される。そして、そのピッチ毎の撮像データに基づいて、対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かが判定される(○:認識可能、×:認識不能)。この際、対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された撮像データに応じた撮像位置(H4〜H10)のうちの、上限撮像位置に最も近い位置(H4)と、下限撮像位置に最も近い位置(H10)との間の中央の撮像位置(H7)が、推奨撮像位置として決定される。これにより、光源から照射される光の照射幅の内側の中央の近くで、突起部を撮像することが可能となり、突起部を適切に撮像し、突起部の位置を適切に認識することが可能となる。

Description

本発明は、基板に装着される部品の突起部の位置を認識するための認識装置に関するものである。
部品を基板に装着するためには、部品の電極等の突起部の位置を適切に認識する必要がある。このため、部品を基板に装着する部品装着機では、部品の撮像が行われ、撮像データに基づいて、部品の突起部の位置の認識処理が行われる。詳しくは、部品の突起部に光源から光が照射され、その突起部により反射した光に基づいて、その部品の突起部が撮像される。そして、その撮像データに基づいて、部品の突起部の位置の認識処理が行われる。下記特許文献には、部品の様々な撮像手法について記載されている。
特開2011−82506号公報
上記特許文献に記載の技術によれば、ある程度、部品の突起部の位置を認識することが可能となる。しかしながら、例えば、光源から照射される光の照射幅が比較的狭い場合には、部品の突起部に光源からの光が照射されず、部品の突起部を撮像することができず、突起部の位置を認識することができない。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、光源から照射される光の照射幅が比較的狭い場合であっても、部品の突起部の位置を適切に認識することである。
上記課題を解決するために、本発明に記載の認識装置は、基板に装着される部品の突起部の位置を認識するための認識装置であって、当該認識装置が、部品の突起部に光を照射する光源と、前記光源から部品の突起部に光が照射された際に、その突起部により反射した光に基づいて、その部品の突起部を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像された撮像データに基づいて、前記撮像装置により撮像された部品の突起部の位置を認識するデータ解析装置とを備え、前記データ解析装置が、予め設定された第1設定位置と、その第1設定位置より下方に設定された第2設定位置との一方から他方に向かって、前記撮像装置の撮像対象の部品である対象部品が移動する際に、予め設定されたピッチ毎に、前記対象部品の突起部を、前記撮像装置により撮像し、ピッチ毎の撮像データを作成する作成部と、前記作成部により作成されたピッチ毎の撮像データの各々に基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された撮像データに応じた撮像時の前記対象部品の位置である撮像位置のうちの、前記第1設定位置に最も近い位置である認識上限位置と前記第2設定位置に最も近い位置である認識下限位置との間の位置を、推奨撮像位置として決定する決定部とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に記載の認識装置は、 基板に装着される部品の突起部の位置を認識するための認識装置であって、当該認識装置が、部品の突起部に光を照射する光源と、前記光源から部品の突起部に光が照射された際に、その突起部により反射した光に基づいて、その部品の突起部を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像された撮像データに基づいて、前記撮像装置により撮像された部品の突起部の位置を認識するデータ解析装置とを備え、前記データ解析装置が、前記撮像装置の撮像対象の部品である対象部品を所定の位置に位置させた状態で、前記対象部品の突起部を前記撮像装置により撮像し、撮像データを作成する作成部と、前記作成部により作成された撮像データに基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された場合に、その判定対象の撮像データに応じた撮像時の前記対象部品の位置である撮像位置を、推奨撮像位置として決定する決定部とを有し、前記作成部は、当該作成部が作成した撮像データに基づいて前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定される迄、複数回撮像を行うものであり、1回目の撮像で、基準位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、2N(N:正の整数)回目の撮像で、基準位置から、前記第1設定位置と前記第2設定位置との一方に向かって、(設定距離×N)に相当する距離離れた位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、(2N+1)(N:正の整数)回目の撮像で、基準位置から、前記第1設定位置と前記第2設定位置との他方に向かって、(設定距離×N)に相当する距離離れた位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、撮像データを作成し、前記判定部は、前記作成部が撮像データを作成する毎に、前記作成部により作成された撮像データに基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明に記載の認識装置では、予め設定された第1設定位置と、その第1設定位置より下方に設定された第2設定位置との一方から他方に向かって、撮像対象の対象部品が移動される際に、予め設定されたピッチ毎に、対象部品の突起部が撮像される。そして、そのピッチ毎の撮像データに基づいて、対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かが判定される。この際、対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された撮像データに応じた撮像位置のうちの、第1設定位置に最も近い位置と第2設定位置に最も近い位置との間の位置が、推奨撮像位置として決定される。
また、本発明に記載の認識装置では、予め設定された基準位置を中心として、その基準位置から、予め設定されたピッチ毎に離れた位置において、撮像対象の対象部品が撮像される。そして、撮像データに基づいて、予め設定された第1設定位置と、その第1設定位置より下方に設定された第2設定位置との範囲内で、部品の突起部の位置が適切に認識されるまで、部品の撮像が行われ、部品の突起部の位置が適切に認識された撮像位置が、推奨撮像位置として決定される。
このように、推奨撮像位置を決定し、その決定された推奨撮像位置において、部品の撮像を行うことで、光源から照射される光の照射幅の内側の中央の近くに、部品の突起部が位置している際に、その突起部を撮像することが可能となる。これにより、突起部を適切に撮像し、突起部の位置を適切に認識することが可能となる。
部品実装機を示す斜視図である 部品実装機の部品装着装置を示す斜視図である。 部品実装機の備える制御装置を示すブロック図である。 パーツカメラを示す概略図である。 リード部品のリードに向かってレーザー光が照射されている状態を示す概略図である。 リード部品のリードに向かってレーザー光が照射されている状態を示す概略図である。 リード部品のリードに向かってレーザー光が照射されている状態を示す概略図である。 リード部品のリードに向かってレーザー光が照射されている状態を示す概略図である。 リード部品のリードに向かってレーザー光が照射されている状態を示す概略図である。 第1実施例の撮像位置を概念的に示す図である。 第1実施例の撮像位置を概念的に示す図である。 第2実施例の撮像位置を概念的に示す図である。 変形例の作業ヘッドを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<部品実装機の構成>
図1に、部品実装機10を示す。部品実装機10は、回路基材12に対する部品の実装作業を実行するための装置である。部品実装機10は、装置本体20、基材搬送保持装置22、部品装着装置24、マークカメラ26、パーツカメラ28、部品供給装置30、ばら部品供給装置32、制御装置(図3参照)34を備えている。なお、回路基材12として、回路基板、三次元構造の基材等が挙げられ、回路基板として、プリント配線板、プリント回路板等が挙げられる。
装置本体20は、フレーム部40と、そのフレーム部40に上架されたビーム部42とによって構成されている。基材搬送保持装置22は、フレーム部40の前後方向の中央に配設されており、搬送装置50とクランプ装置52とを有している。搬送装置50は、回路基材12を搬送する装置であり、クランプ装置52は、回路基材12を保持する装置である。これにより、基材搬送保持装置22は、回路基材12を搬送するとともに、所定の位置において、回路基材12を固定的に保持する。なお、以下の説明において、回路基材12の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。つまり、部品実装機10の幅方向は、X方向であり、前後方向は、Y方向である。
部品装着装置24は、ビーム部42に配設されており、2台の作業ヘッド60,62と作業ヘッド移動装置64とを有している。各作業ヘッド60,62の下端面には、図2に示すように、吸着ノズル66が設けられており、その吸着ノズル66によって部品を吸着保持する。また、作業ヘッド移動装置64は、X方向移動装置68とY方向移動装置70とZ方向移動装置72とを有している。そして、X方向移動装置68とY方向移動装置70とによって、2台の作業ヘッド60,62は、一体的にフレーム部40上の任意の位置に移動させられる。また、各作業ヘッド60,62は、スライダ74,76に着脱可能に装着されており、Z方向移動装置72は、スライダ74,76を個別に上下方向に移動させる。つまり、作業ヘッド60,62は、Z方向移動装置72によって、個別に上下方向に移動させられる。
マークカメラ26は、下方を向いた状態でスライダ74に取り付けられており、作業ヘッド60とともに、X方向,Y方向およびZ方向に移動させられる。これにより、マークカメラ26は、フレーム部40上の任意の位置を撮像する。パーツカメラ28は、図1に示すように、フレーム部40上の基材搬送保持装置22と部品供給装置30との間に、上を向いた状態で配設されている。これにより、パーツカメラ28は、作業ヘッド60,62の吸着ノズル66に把持された部品を撮像する。
部品供給装置30は、フレーム部40の前後方向での一方側の端部に配設されている。部品供給装置30は、トレイ型部品供給装置78とフィーダ型部品供給装置(図3参照)80とを有している。トレイ型部品供給装置78は、トレイ上に載置された状態の部品を供給する装置である。フィーダ型部品供給装置80は、テープフィーダ、スティックフィーダ(図示省略)によって部品を供給する装置である。
ばら部品供給装置32は、フレーム部40の前後方向での他方側の端部に配設されている。ばら部品供給装置32は、ばらばらに散在された状態の複数の部品を整列させて、整列させた状態で部品を供給する装置である。つまり、任意の姿勢の複数の部品を、所定の姿勢に整列させて、所定の姿勢の部品を供給する装置である。なお、部品供給装置30および、ばら部品供給装置32によって供給される部品として、電子回路部品,太陽電池の構成部品,パワーモジュールの構成部品等が挙げられる。また、電子回路部品には、リードを有する部品,リードを有さない部品等が有る。
制御装置34は、コントローラ82、複数の駆動回路86、画像処理装置88を備えている。複数の駆動回路86は、上記搬送装置50、クランプ装置52、作業ヘッド60,62、作業ヘッド移動装置64、トレイ型部品供給装置78、フィーダ型部品供給装置80、ばら部品供給装置32に接続されている。コントローラ82は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、データ記憶領域96とデータ解析領域98とを含む。データ記憶領域96は、各種データを記憶する領域であり、データ解析領域98は、各種データを解析する領域である。また、コントローラ82は、複数の駆動回路86に接続されている。これにより、基材搬送保持装置22、部品装着装置24等の作動が、コントローラ82によって制御される。さらに、コントローラ82は、画像処理装置88にも接続されている。画像処理装置88は、マークカメラ26およびパーツカメラ28によって得られた画像データを処理するものであり、コントローラ82は、画像データから各種情報を取得する。
<部品実装機の作動>
部品実装機10では、上述した構成によって、基材搬送保持装置22に保持された回路基材12に対して部品の装着作業が行われる。具体的には、回路基材12が、作業位置まで搬送され、その位置において、クランプ装置52によって固定的に保持される。次に、マークカメラ26が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12を撮像する。これにより、回路基材12の保持位置等に関する情報が得られる。また、部品供給装置30若しくは、ばら部品供給装置32は、所定の供給位置において、部品を供給する。そして、作業ヘッド60,62の何れかが、部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル66によって部品を保持する。続いて、部品を保持した作業ヘッド60,62が、パーツカメラ28の上方に移動し、パーツカメラ28によって、吸着ノズル66に保持された部品が撮像される。これにより、部品の保持位置等に関する情報が得られる。続いて、部品を保持した作業ヘッド60,62が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12の保持位置の誤差,部品の保持位置の誤差等を補正する。そして、吸着ノズル66が部品を離脱することで、回路基材12に部品が装着される。
<パーツカメラによる部品の電極位置の認識>
上述したように、部品実装機10では、吸着ノズル66により保持された部品が回路基材12に装着されるため、吸着ノズル66による部品の保持位置等に関する情報がパーツカメラ28により取得される。特に、回路基材12への装着予定の部品が、リードを有する電子回路部品(以下、「リード部品」と記載する場合がある。)である場合には、リードを回路基材12に形成された貫通穴に挿入するべく、リードの先端部の位置に関する情報が、パーツカメラ28により取得される。
詳しくは、パーツカメラ28は、図4に示すように、反射鏡100と、レーザー照明102と、撮像装置104とを備えている。反射鏡100は、撮像予定のリード部品110を保持した吸着ノズル66の下方に、約45度に傾斜した状態で配設されている。なお、リード部品110は、部品本体部112と、部品本体部112の底面から延び出す複数のリード114とを含み、リード114を下方に向けた状態で部品本体部112において吸着ノズル66によって吸着保持されている。
また、レーザー照明102は、4個のレーザー照射装置(図では2個のレーザー照射装置のみが記されている)120によって構成されている。4個のレーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110を囲むように、4等配の位置に配設されている。そして、4個のレーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110に向かって、側方の4箇所からレーザー光を照射する。なお、レーザー光は拡散しないため、各レーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード部品110の先端部に向かってピンポイントで、レーザー光を照射する。
レーザー照明102から照射された光は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード114によって反射し、光路(2本の点線130の間の経路)に沿って、反射鏡100に入射する。そして、反射鏡100に入射した光が、反射鏡100により反射し、光路(2本の点線132の間の経路)に沿って、撮像装置104に入射する。
その撮像装置104は、レンズ136と撮像素子138とを有しており、撮像装置104に入射した光が、レンズ136を介して、撮像素子138により検出される。これにより、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード114の先端部の撮像データが得られる。そして、その撮像データが、コントローラ82のデータ解析領域98において解析されることで、リード114の先端部の位置が認識される。このようにして、パーツカメラ28により吸着ノズル66を保持したリード部品110を撮像することで、リード114の先端部の位置の認識処理(以下、「先端部認識処理」と記載する場合がある)を適切に行うことが可能となる。
しかしながら、パーツカメラ28では、レーザー光をリード114に向かって照射し、その反射光を用いて撮像を行っているため、リード114の先端部認識処理を適切に実行できない虞がある。詳しくは、レーザー光は、拡散しないため、図5に示すように、所定の幅の光路(2本の点線150の間の経路)に沿って、リード部品110に向かって照射される。この際、リード114の先端部が、図5に示すように、その光路の内側に位置している場合には、リード114の先端部において光が反射するため、リード114の先端部が撮像される。このような場合には、リード114の先端部認識処理を適切に行うことが可能となる。
一方、リード114の先端部が、図6に示すように、その光路の上方に位置している場合には、リード114の先端部に光が照射されず、リード114の先端部を撮像することができない。このような場合には、リード114の先端部認識処理を行うことができない。また、リード114の先端部が、図7に示すように、その光路の下方に位置している場合には、リード114の部品本体部112側の基端部に光は照射されるが、リード114の先端部に光が照射されず、リード114の先端部を撮像することができない。このような場合にも、リード114の先端部認識処理を行うことができない。
このため、リード部品110の撮像時には、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側に位置するように、リード部品110の撮像位置を設定する必要がある。ただし、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側に位置するように設定された撮像位置であっても、リード114の長さの誤差により、リード114の先端部認識処理を行えない場合がある。
詳しくは、同じ種類のリード部品であっても、リードの長さには、僅かであるが誤差がある。特に、アキシャルフィーダにより供給されるリード部品では、リードの長さの誤差が大きくなる場合がある。アキシャルフィーダとは、アキシャル型のリード部品のリードを所定の長さに切断し、屈曲させた状態でリード部品を供給するフィーダである。このようなアキシャルフィーダにより供給されるリード部品では、リードの線径,材質等により、リードの長さの誤差が大きくなる場合がある。
このように、リードの長さに誤差がある場合には、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側に位置するように、リード部品110の撮像位置が設定されても、リードの長さに応じて、先端部認識処理を行えない場合がある。具体的には、例えば、図8に示す位置に、リード部品110の撮像位置が設定された場合、つまり、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側の上限の近くに位置するように、リード部品110の撮像位置が設定された場合には、リード114の長さが、通常の長さであれば、リード114の先端部に光が照射される。一方で、リード114の長さが、誤差により、短い場合には、リード部品110の撮像位置が、図8の撮像位置と同じであっても、図6に示すように、リード114の先端部はレーザー光の照射幅の上方に位置し、リード114の先端部に光は照射されない。このような場合には、先端部認識処理を行うことができない。
また、例えば、図9に示す位置に、リード部品110の撮像位置が設定された場合、つまり、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側の下限の近くに位置するように、リード部品110の撮像位置が設定された場合には、リード114の長さが、通常の長さであれば、リード114の先端部に光が照射される。一方で、リード114の長さが、誤差により、長い場合には、リード部品110の撮像位置が、図9の撮像位置と同じであっても、図7に示すように、リード114の先端部はレーザー光の照射幅の下方に位置し、リード114の先端部に光は照射されない。このような場合にも、先端部認識処理を行うことができない。
このようなことに鑑みて、部品実装機10では、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側の中央に位置するように、リード部品110の撮像位置が設定されている。具体的には、コントローラ82のデータ記憶領域96には、リード部品110の推奨される撮像位置(以下、「推奨撮像位置」と記載する場合がある)が記憶されている。そして、その推奨撮像位置から設定距離(本実施例では、0.5mm)、上方の位置(以下、「撮像上限位置」と記載する場合がある)が、上限の撮像位置として設定され、推奨撮像位置から設定距離(本実施例では、0.5mm)、下方の位置(以下、「撮像下限位置」と記載する場合がある)が、下限の撮像位置として設定される。そして、撮像上限位置から撮像下限位置に向かって、リード部品110を保持した吸着ノズル66を下方に向かって移動させる際に、予め設定されたピッチ(本実施例では、0.1mm)毎に、パーツカメラ28による撮像が行われる。
つまり、例えば、図10に示すように、推奨撮像位置の0.5mm上方が撮像上限位置と設定され、推奨撮像位置の0.5mm下方が撮像下限位置と設定される。そして、撮像上限位置から撮像上限位置までの間を、0.1mm毎に撮像位置として設定する。これにより、上から順番にH〜H11の11個の撮像位置が設定される。このように撮像位置が設定されると、リード部品110を保持した吸着ノズル66が、撮像上限位置(H)から撮像下限位置(H11)まで移動され、各撮像位置において、パーツカメラ28による撮像が行われる。
上記手順に従ってリード部品110が撮像されると、コントローラ82のデータ解析領域98において、各撮像に応じた撮像データが作成される。つまり、各撮像位置(H〜H11)での撮像データが作成される。そして、それら複数の撮像位置(H〜H11)での撮像データ毎に、リード114の先端部を認識可能であるか否かが、データ解析領域98において判断される。この際、例えば、撮像位置(H〜H、H11)での撮像データの各々では、リード114の先端部を認識不能であり、撮像位置(H〜H10)での撮像データの各々では、リード114の先端部を認識可能であると判断されたと仮定する。なお、図10では、リード114の先端部を認識不能であると判断された撮像位置(H〜H、H11)には、「×」が記され、リード114の先端部を認識可能であると判断された撮像位置(H〜H10)には、「○」が記されている。
このように、撮像位置毎に、リード114の先端部を認識可能であるか否かが判断されると、リード114の先端部を認識可能であると判断された撮像位置(H〜H10)の中央の位置が、推奨撮像位置として再設定される。つまり、リード114の先端部を認識可能であると判断された撮像位置(H〜H10)の最も上方の撮像位置(以下、「認識上限位置」と記載する場合がある)(H)と、リード114の先端部を認識可能であると判断された撮像位置(H〜H10)の最も下方の撮像位置(以下、「認識下限位置」と記載する場合がある)(H10)との中央の撮像位置(H)が、推奨撮像位置として再設定される。
つまり、リード部品110を保持した吸着ノズル66が撮像上限位置(H)から撮像下限位置(H11)まで移動される際に、リード部品110が認識上限位置(H)に位置している場合には、図8に示すように、リード114の先端部は、レーザー光の照射幅の内側の上限の近くに位置している。また、リード部品110が認識下限位置(H10)に位置している場合には、図9に示すように、リード114の先端部は、レーザー光の照射幅の内側の下限の近くに位置している。このため、認識上限位置(H)と認識下限位置(H10)との中央の撮像位置(H)にリード部品110が位置している場合には、図5に示すように、リード114の先端部は、レーザー光の照射幅の内側の略中央に位置する。これにより、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側の略中央に位置する際の撮像位置(H)を、推奨撮像位置として設定することが可能となる。
このように、推奨撮像位置が再設定された場合には、次回からリード部品が撮像される際には、再設定された推奨撮像位置において、リード部品110の撮像が行われる。これにより、次回からのリード部品において、撮像位置の調整を行うことなく、リードの長さの誤差がある程度、大きい場合であっても、リード114の先端部を撮像することが可能となり、リード114の先端部認識処理を適切に実行することが可能となる。また、次回からのリード部品の撮像において、推奨撮像位置での撮像データに基づいて、リード114の先端部認識処理が適切に行えなかった場合には、上述した推奨撮像位置の再設定が行われる。これにより、推奨撮像位置を刷新し、新たに設定された推奨撮像位置において、リード114の先端部認識処理を適切に行うことが可能となる。
なお、推奨撮像位置の再設定を行う際の撮像上限位置および、撮像下限位置を設定するための設定距離は、レーザー光の照射幅に応じて任意に設定することが可能である。また、推奨撮像位置の再設定を行う際の撮像ピッチも、任意の値に設定することが可能であるが、撮像回数,精度等を考慮して、0.1〜0.5mm程度に設定されることが好ましい。
また、上記説明では、認識上限位置と認識下限位置との間の全ての撮像位置において、リード114の先端部認識処理が適切に行われているが、認識上限位置と認識下限位置との間の少なくとも1つの撮像位置において、リード114の先端部認識処理を適切に行えない場合がある。なお、このような現象は、リード114等に付着した異物等によるレーザー光の反射等により生じる。
具体的には、例えば、図11に示すように、撮像位置(H〜H、H、H、H11)での撮像データの各々では、リード114の先端部を認識不能であり、撮像位置(H、H、H〜H10)での撮像データの各々では、リード114の先端部を認識可能であると判断される場合がある。つまり、認識上限位置(H)と認識下限位置(H10)との間の撮像位置(H、H)において、リード114の先端部認識処理を適切に行えない場合がある。
このような場合には、認識上限位置(H)と認識下限位置(H10)との間に存在する先端部認識処理を行うことができない撮像位置(H、H)の下方の撮像位置(H)と、認識下限位置(H10)との間の中央の撮像位置(H)が、推奨撮像位置として再設定される。これにより、リード114の先端部が、レーザー光の照射幅の内側の下方に位置している際の画像データ、つまり、リード114の先端部を含む多くの部分にレーザー光が照射された状態で撮像された撮像データに基づいて、先端部認識処理を行うことが可能となり、適切にリード114の先端部の位置を認識することが可能となる。
なお、コントローラ82のデータ解析領域98は、図3に示すように、作成部160と判定部162と決定部164とを有している。作成部160は、撮像位置毎の撮像データを作成するための機能部である。判定部162は、撮像位置毎の撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置を認識できるか否かを判定するための機能部である。決定部164は、判定部162の判定結果に基づいて、推奨撮像位置を決定するための機能部である。
<第2実施例>
第1実施例の部品実装機10では、撮像上限位置から、下方に向かって、撮像下限位置まで間で、順番に複数の撮像位置が設定されているが、第2実施例の部品実装機10では、推奨撮像位置を中心として、推奨撮像位置から順次離れた位置が、複数の撮像位置として設定されている。
具体的には、データ記憶領域96に記憶されている推奨撮像位置が、図12に示すように、1回目の撮像位置(H)として設定される。そして、2回目の撮像位置(H)として、推奨撮像位置から、下方に向かって、設定ピッチ(本実施例では、0.1mm)に相当する距離離れた撮像位置が設定される。次に、3回目の撮像位置(H)として、推奨撮像位置から、上方に向かって、設定ピッチ(本実施例では、0.1mm)に相当する距離離れた撮像位置が設定される。さらに、4回目の撮像位置(H)として、推奨撮像位置から、下方に向かって、設定ピッチの2倍に相当する距離離れた撮像位置が設定され、5回目の撮像位置(H)として、推奨撮像位置から、上方に向かって、設定ピッチの2倍に相当する距離離れた撮像位置が設定される。つまり、2N(N:正の整数)回目の撮像位置(H2N)として、推奨撮像位置から、下方に向かって、(設定ピッチ×N)に相当する距離離れた撮像位置が設定され、(2N+1)(N:正の整数)回目の撮像位置(H2N+1)として、推奨撮像位置から、上方に向かって、(設定ピッチ×N)に相当する距離離れた撮像位置が設定される。なお、推奨撮像位置から上方に向かって離れた上限の撮像位置、つまり、上限撮像位置は、第1実施例と同様に、推奨撮像位置から上方に向かって設定距離(本実施例では、0.5mm)離れた位置である。また、推奨撮像位置から下方に向かって離れた下限の撮像位置、つまり、下限撮像位置は、第1実施例と同様に、推奨撮像位置から下方に向かって設定距離(本実施例では、0.5mm)離れた位置である。これにより、図12に示す例では、11か所の撮像位置(H〜H11)が設定される。
上述したように撮像位置が設定されると、撮像位置(H)にリード部品110が移動され、パーツカメラ28により撮像される。そして、撮像により作成された撮像データに基づいて、リード114の先端部認識処理が行われる。この際、撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識された場合は、その認証処理で用いられた撮像データの撮像位置(H)が、推奨撮像位置として再設定される。一方、撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識されなかった場合は、次の撮像位置(H)にリード部品110が移動され、その位置での撮像データに基づいて、先端部認識処理が行われる。この際、撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識された場合は、その認証処理で用いられた撮像データの撮像位置(H)が、推奨撮像位置として再設定される。一方、撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識されなかった場合は、次の撮像位置(H)にリード部品110が移動され、その位置での撮像データに基づいて、先端部認識処理が行われる。つまり、撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識されるまで、リード部品110は次の撮像位置に移動され、その位置での撮像データに基づいて、先端部認識処理が行われる。
具体的には、例えば、5か所の撮像位置(H〜H)の各々に、順番に従って、リード部品110が移動され、各撮像位置での撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識されなかった場合は、撮像位置(H)にリード部品110が移動され、その撮像位置での撮像データに基づいて先端部認識処理が行われる。この際、撮像位置(H)での撮像データに基づいて、リード114の先端部の位置が認識された場合は、その撮像位置(H)が推奨撮像位置として再設定される。そして、撮像位置(H〜H11)での撮像は行われず、その撮像位置(H〜H11)の撮像データに基づく先端部認識処理も行われない。
このように、推奨撮像位置を設定することで、リード114の先端部がレーザー光の照射幅の内側の中央の近くに位置する際の撮像位置を、推奨撮像位置として設定することが可能となる。これにより、第1実施例と同様の効果を奏することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例の部品実装機10では、吸着ノズル66が旋回しない構造の作業ヘッド60,62が採用されていたが、吸着ノズルが旋回する構造の作業ヘッドを採用することが可能である。
具体的には、図13に示す作業ヘッド170は、吸着ノズル172とノズル旋回装置174とノズル回転装置176とを有している。吸着ノズル172は、ホルダ178の下端部に着脱可能に装着されおり、ホルダ178は、支持軸180において屈曲可能とされている。そして、ノズル旋回装置174の作動により、ホルダ178は上方向に90度屈曲する。これにより、ホルダ178に装着されている吸着ノズル172は、90度旋回する。なお、吸着ノズル172は、ホルダ178が旋回していない状態で、リード部品110等の部品を吸着保持する。そして、ホルダ178を90度旋回させることで、保持したリード部品110のリード114が下方を向いた状態とする。ただし、ホルダ178が旋回される前に、旋回位置の吸着ノズル172に保持されたリード部品110のリード114が、鉛直方向での下方を向くように、吸着ノズル172は、ノズル回転装置176の作動により、回転される。このような、作業ヘッド170では、吸着ノズル172のリード部品110の保持位置に応じて、リード114の先端部の位置が変化する。このため、このような作業ヘッド170を採用した場合には、上述した手順で推奨撮像位置を設定する効果を充分に発揮することが可能となる。
また、上記実施例では、本発明が、リード部品110のリード114の先端部の位置の認識処理に適用されているが、リードを有さない電子回路部品の電極、例えば、バンプ等の位置の認識処理に、本発明を適用することが可能である。さらに、言えば、電子回路部品の電極に限らず、部品の突起部の先端部の位置の認識処理に、本発明を適用することが可能である。
また、上記第1実施例では、撮像上限位置から撮像下限位置に、リード部品110が移動される際に、設定ピッチ毎に撮像が行われているが、撮像下限位置から撮像上限位置に、リード部品110が移動される際に、設定ピッチ毎に撮像が行われてもよい。
また、上記第1実施例では、認識上限位置と認識下限位置との間の中央の位置が、推奨撮像位置に設定されているが、認識上限位置と認識下限位置との間の任意の位置を、推奨撮像位置に設定することが可能である。
また、上記第1実施例では、認識上限位置と認識下限位置との間の少なくとも1つの撮像位置において、リード114の先端部認識処理を適切に行えない場合には、認識上限位置と認識下限位置との間に存在する先端部認識処理を行うことができない撮像位置の下方の撮像位置と、認識下限位置との間の位置が、推奨撮像位置として設定されるが、認識上限位置と認識下限位置との間に存在する先端部認識処理を行うことができない撮像位置の上方の撮像位置と、認識上限位置との間の位置を、推奨撮像位置として設定してもよい。
28:パーツカメラ(認識装置) 98:データ解析領域(データ解析装置) 102:レーザー照明(光源) 104:撮像装置 160:作成部 162:判定部 164:決定部

Claims (4)

  1. 基板に装着される部品の突起部の位置を認識するための認識装置であって、
    当該認識装置が、
    部品の突起部に光を照射する光源と、
    前記光源から部品の突起部に光が照射された際に、その突起部により反射した光に基づいて、その部品の突起部を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により撮像された撮像データに基づいて、前記撮像装置により撮像された部品の突起部の位置を認識するデータ解析装置と
    を備え、
    前記データ解析装置が、
    予め設定された第1設定位置と、その第1設定位置より下方に設定された第2設定位置との一方から他方に向かって、前記撮像装置の撮像対象の部品である対象部品が移動する際に、予め設定されたピッチ毎に、前記対象部品の突起部を、前記撮像装置により撮像し、ピッチ毎の撮像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成されたピッチ毎の撮像データの各々に基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された撮像データに応じた撮像時の前記対象部品の位置である撮像位置のうちの、前記第1設定位置に最も近い位置である認識上限位置と前記第2設定位置に最も近い位置である認識下限位置との間の位置を、推奨撮像位置として決定する決定部と
    を有することを特徴とする認識装置。
  2. 前記決定部が、
    前記認識上限位置と認識下限位置との間の中央の位置を、前記推奨撮像位置として決定することを特徴とする請求項1に記載の認識装置。
  3. 前記決定部は、
    前記認識上限位置と前記認識下限位置との間の撮像位置での撮像データに、前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識不能であると判定された撮像データが存在する場合に、その撮像データに応じた撮像位置の下方の撮像位置と、前記認識下限位置との間の位置を、前記推奨撮像位置として決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の認識装置。
  4. 基板に装着される部品の突起部の位置を認識するための認識装置であって、
    当該認識装置が、
    部品の突起部に光を照射する光源と、
    前記光源から部品の突起部に光が照射された際に、その突起部により反射した光に基づいて、その部品の突起部を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により撮像された撮像データに基づいて、前記撮像装置により撮像された部品の突起部の位置を認識するデータ解析装置と
    を備え、
    前記データ解析装置が、
    前記撮像装置の撮像対象の部品である対象部品を所定の位置に位置させた状態で、前記対象部品の突起部を前記撮像装置により撮像し、撮像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された撮像データに基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定された場合に、その判定対象の撮像データに応じた撮像時の前記対象部品の位置である撮像位置を、推奨撮像位置として決定する決定部と
    を有し、
    前記作成部は、
    当該作成部が作成した撮像データに基づいて前記判定部により前記対象部品の突起部の位置を認識可能であると判定される迄、複数回撮像を行うものであり、1回目の撮像で、基準位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、2N(N:正の整数)回目の撮像で、基準位置から、前記第1設定位置と前記第2設定位置との一方に向かって、(設定距離×N)に相当する距離離れた位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、(2N+1)(N:正の整数)回目の撮像で、基準位置から、前記第1設定位置と前記第2設定位置との他方に向かって、(設定距離×N)に相当する距離離れた位置に位置する前記対象部品の突起部を撮像し、撮像データを作成し、
    前記判定部は、
    前記作成部が撮像データを作成する毎に、前記作成部により作成された撮像データに基づいて、前記対象部品の突起部の位置を認識可能であるか否かを判定することを特徴とする認識装置。
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