JP2002280799A - リード位置検出方法,電気部品装着方法およびリード位置検出装置 - Google Patents

リード位置検出方法,電気部品装着方法およびリード位置検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体の底面に直角にかつ底面から離れる向き
に延びるリードの位置を迅速に検出する。 【解決手段】 保持ヘッド100はヘッド移動装置によ
りプリント配線板の表面に平行な任意の位置に移動させ
られて電子部品を装着する。ヘッド移動装置のX軸スラ
イドに部品カメラ250,局部照明装置252を設け
る。局部照明装置252は複数の投光器266を備え、
コネクタ82のリード92の長手方向の限られた一部分
に、リード92の長手方向と直交する方向から水平な光
を当て、リード92の自由端側から長手方向に平行にリ
ード92を撮像する。リード92の外周面が光り、リー
ド92の横断面形状の像が得られ、その画像データが処
理されてリード位置が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品のリード
の位置を検出する方法,装置および電気部品装着方法に
関するものであり、特に、検出の迅速化に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電気部品には、本体と、その本体から延
び出たリードとを備えたものがある。この種の電気部品
においてリードは、例えば、自由端部が底面に対して直
角にかつ底面から遠ざかる向きに延びる状態で設けられ
る。コネクタ,リレー,コンデンサ等がその例である。
【0003】このようなリードを備えた電気部品におい
ては、例えば、特許第2899121号公報に記載され
ているようにリードの位置が検出されることがある。例
えば、電気部品を回路基板に装着する場合には、リード
の位置を検出し、それに基づいてリードの位置ずれや曲
がり等を検出し、回路基板の所定の接続位置に精度良く
接続されるようにするのである。
【0004】そのため、上記公報に記載のリード位置検
出装置は、リードをその自由端部の長手方向と直交する
方向から撮像し、リードの自由端部の、長手方向の直交
する切断平面による断面形状である横断面形状を取得
し、その像データに基づいてリードの位置を検出するよ
うにされている。このリード位置検出装置は、リードの
自由端部の長手方向と直交する方向に隔たって設けられ
た照明装置および撮像装置を有する。照明装置は、レー
ザダイオードを含み、レーザダイオードが照射した水平
な光をレンズにより拡散した後、別のレンズによって平
行光線に変えて、リードの自由端部にその長手方向と直
交する方向から照射するように構成されている。撮像装
置は、リニアイメージセンサにより構成され、リードの
長手方向と直角に立体交差する方向に一直線上に並んだ
多数の感光素子を有し、リードをライン状に撮像するよ
うにされている。また、これら撮像装置および照明装置
は回転駆動装置により、電気部品の軸線に平行な軸線ま
わりに一体的に回転させられ、リードを、その長手方向
に直角な切断平面内における3方向において撮像するよ
うにされている。そして、3方向における各撮像により
得られる3種類の画像データが処理され、1本のリード
について得られる3種類の像が合わせて処理されてリー
ドの横断面形状が得られ、それに基づいてリードの位置
が取得される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】しかしながら、上記のようにしてリードの位置を取
得する場合、1本のリードについて3種類の画像データ
を処理することが必要であって面倒であり、リード位置
の取得に時間がかかる問題があった。
【0006】本発明は、以上の事情を背景とし、自由端
部が、電気部品の本体の底面に直角にかつ底面から離れ
る向きに延びるリードの位置を迅速に検出することを課
題として為されたものであり、本発明によって、下記各
態様のリード位置検出方法,電気部品装着方法およびリ
ード位置検出装置が得られる。各態様は請求項と同様
に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の
項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまで
も本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記
載の技術的特徴およびそれらの組合わせが以下の各項に
記載のものに限定されると解釈されるべきではない。ま
た、一つの項に複数の事項が記載されている場合、それ
ら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけ
ではない。一部の事項のみを選択して採用することも可
能なのである。
【0007】なお、以下の各項において、 (1)項が請求
項1に相当し、 (2)項が請求項2に、(3)項が請求項3
に、(4)項が請求項4に、 (5)項が請求項5に、 (6)項
が請求項6に、(13)項が請求項7に、(14)項が請求項8
にそれぞれ相当する。
【0008】(1)本体とその本体から延び出たリード
とを備えた電気部品のリードの位置を検出する方法であ
って、前記リードの、長手方向の限られた一部分に、そ
のリードの長手方向とほぼ直交する方向から光を当て、
そのリードを、そのリードの自由端側からそのリードの
長手方向に平行に撮像し、その結果取得された画像デー
タを処理することにより、そのリードの位置を検出する
リード位置検出方法。本発明は、自由端側から長手方向
に平行に見た場合に本体と重なって見えるリードを備え
た電気部品のリードの位置を検出する必要がある場合に
特に有効である。この場合、電気部品は、リードを自由
端側から長手方向に平行に見た場合に本体と重なって見
えるリードを有するものであればよく、本体が一平面状
の底面を有するのであれば、その底面からリードが直角
にかつ一直線状に延び出させられたものでもよく、本体
の一側面からリードが側方へ延び出るさせられた後、内
側へ曲げられ、最終的に底面に対して直角にかつ底面か
ら離れる向きに延びる状態とされたものでもよい。リー
ドには、少なくともその外周面の、リードの長手方向に
おいて限られた一部分に光が当てられ、少なくとも環状
に光る。したがって、そのリードを自由端側から長手方
向に平行に撮像すれば、少なくとも環状の輪郭線により
規定されたリードの横断面形状の像が得られ、その像デ
ータに基づいてリードの位置を検出することができる。
光は、リードに、その長手方向と直交する方向から当て
ることが望ましいが、本体に当たらない程度であれば、
リードの長手方向と直交する方向に対して傾斜させても
よい。いずれにしても本体には光が当たらないため、リ
ードを自由端側からその長手方向に平行に撮像しても、
本体がリードの像の取得の邪魔になることがない。本項
の発明は、リードが本体の側面から側方に延び出た後、
直角に曲がって本体の底面に対して直角にかつ底面から
遠ざかる向きに延びる電気部品におけるリード位置の検
出にも有効である。この場合には、リードを自由端側か
ら長手方向に平行に見た場合に本体と重なって見えると
いうことはないため、リードの自由端面に向かう向きに
光りを当てて自由端面を撮像することも可能なのである
が、自由端面が平面ではなく、球面、円筒面等の曲面で
あったり、不定形であったり等の理由で、自由端面全体
の明るい像を取得することが困難である場合がある。そ
のような場合でも、リードの自由端から僅かに基端側へ
離れた部分の横断面形状によればリードの位置を精度よ
く検出することができ、本発明の利益を享受することが
できるのである。さらに、上記いずれの場合にも、画像
処理を行う像データは1種類でよく、画像処理を迅速に
行うことができ、リード位置を迅速に取得することがで
きる。 (2)前記リードが前記本体から複数本互いに平行に延
び出ており、それら複数本のリードの相対位置を検出す
る (1)項に記載のリード位置検出方法。例えば、電気部
品が回路基板に装着される場合、電気部品はリードにお
いて回路基板の予め設けられた接続部(例えば、挿入
孔)に接続されるため、リードと本体とにずれがあって
も、リードが接続可能であればよい。複数本のリードの
相対位置が回路基板の接続部に接続可能な位置であれば
よいのであり、複数のリードの相対位置の検出により、
電気部品を回路基板に装着可能であるか否かを判定する
ことができる。
【0009】(3)前記光として、前記リードの長手方
向とほぼ直交する一平面に沿った平板状の光を使用する
(1)項または (2)項に記載のリード位置検出方法。平板
状の光であれば、その厚さの設定により、リードの長手
方向の限られた一部分に光を当てることが容易である。
【0010】(4)前記リードの限られた一部を、前記
自由端から設定距離だけ基端側へ離れた部分とする (1)
項ないし (3)項のいずれかに記載のリード位置検出方
法。本項によれば、リードの先端面である自由端面には
光は当てられず、リードの横断面形状の像は幅の狭い環
状の明るい線となる。したがって、リードの限られた一
部分の幅(リードの長手方向に平行な方向における長
さ)が短いほど、リードの横断面形状を表す明るい線の
幅が狭くなり、リードの長手方向の特定の部分の位置を
精度良く検出し得る。また、リードの限られた一部分が
リードの自由端に近いほど、実質的にリードの自由端の
位置を検出したに等しいことになる。例えばリードが回
路基板の挿入孔に自由端側から挿入されて装着される場
合には、リードの自由端の位置を検出すれば、電気部品
の回路基板への装着を支障なく行うことができる。その
ため、リードの長手方向の限られた一部分を画定する2
つの境界であって、リードの長手方向に隔たった2つの
位置、すなわちリード自由端側位置およびリード基端側
位置のうち、リード自由端側位置は、リード全体の長さ
にもよるが、リードの自由端からの距離がリードの長さ
(本体の底面からの突出距離)の1/5以下、1/10
以下、1/15以下の位置とされることが望ましい。ま
た、リード基端側位置は、リード自由端側位置からの距
離が、リードの長さの1/5以下、1/10以下、1/
15以下の位置であることが望ましい。なお、リード自
由端側位置とリード基端側位置とが近過ぎる場合、すな
わち、光が当てられる部分の幅が狭過ぎる場合には、撮
像のための光量が不足するため、光の当てられる部分の
幅の最小限はこの点から決められる。この値は、リード
の長さの1/20以上であることが望ましい。
【0011】(5)前記リードの限られた一部を、前記
自由端とそれに隣接した部分とする (1)項ないし (3)項
のいずれかに記載のリード位置検出方法。本態様におい
ては、リードの外周面に加えて、リードの自由端の端面
である自由端面にも光が当てられて反射光量が多く、し
かも、像の外周側の部分は、リードの外周面に当たった
光によって形成されるため、リードの自由端近傍部の位
置を容易にかつ精度よく検出できる。リードの自由端面
のみに光が当てられる場合には、自由端面の平面度の悪
さや周縁の丸み等によって、明るい像として取得される
自由端面の像の形状や大きさが変わり、リードの横断面
の正確な輪郭を取得し難いのであるが、自由端面とそれ
に隣接する外周面とに光が当てられる場合には、自由端
面の像の輪郭は外周面からの反射光により決まるため、
自由端面の平面度の悪さや周縁の丸み等の影響を受け
ず、自由端の位置を精度良く検出することができる。リ
ードの限られた一部分の幅は、リードの自由端と、自由
端から基端側へ離れた位置とによって規定され、その位
置の自由端からの距離は、リードの長さの1/5以下、
1/10以下、1/15以下であることが望ましい。
【0012】(6)前記光を、前記リードの長手方向と
ほぼ直交する平面内においてほぼ前記リードに向かう複
数の方向から前記リードに照射する (1)項ないし (5)項
のいずれかに記載のリード位置検出方法。例えば、本体
からリードが複数本延び出させられている場合、リード
がその長手方向と直交する一方向においては別のリード
と重なることがあっても、別の方向においては重なって
おらず、全部のリードに、その横断面形状の像を得るの
に足る光を照射することができる。 (7)前記複数方向を3方向以上とする (6)項に記載の
リード位置検出方法。 (8)前記光としてレーザ光を使用する (1)項ないし
(7)項のいずれかに記載のリード位置検出方法。レーザ
光は拡散性が少なく、リードの長手方向の限られた一部
に光を当てるのに適している。
【0013】(9)前記電気部品を保持ヘッドに保持さ
せた状態で前記リード位置の検出を行う (1)項ないし
(8)項のいずれかに記載のリード位置検出方法。保持ヘ
ッドは、例えば、部品保持具として、負圧により電気部
品を吸着する吸着ノズルを備えたものとしてもよく、複
数の把持部材を有し、それら把持部材の開閉により電気
部品を保持,解放する部品把持具を備えたものとしても
よい。本項によれば、リードの位置を検出することによ
り、例えば、リードの保持ヘッドに対する位置ずれが得
られ、リードの曲がりが無視できる場合には、本体の保
持ヘッドに対する位置ずれを検出することができる。電
気部品はリードを1本有するものでもよく、複数本有す
るものでもよく、1本であれば、その1本のリードの位
置に基づいて本体の保持ヘッドに対する相対位置が得ら
れ、複数あれば、それら複数のリードの位置に基づいて
本体の保持ヘッドに対する相対位置が得られる。 (10)前記保持ヘッドを前記リードの長手方向にほぼ
直角な方向に移動させ、その移動の途中において前記撮
像を行う (9)項に記載のリード位置検出方法。本項によ
れば、保持ヘッドの移動を利用して、電気部品を、電気
部品を撮像する撮像装置およびリードに光を照射する照
明装置に対して、予め設定された撮像位置ないしリード
位置検出位置に位置決めすることができる。したがっ
て、位置決めのために専用の移動装置ないし位置決め装
置を設ける場合に比較して電気部品を安価に位置決めす
ることができ、リード位置を安価に検出することができ
る。 (11)前記光を、前記保持ヘッドの移動に伴う前記リ
ードの移動軌跡から外れた位置に配設した投光器から放
射する(10)項に記載のリード位置検出方法。本項によれ
ば、投光器を移動装置によって動かさなくても、リード
との干渉を生ずることなく、リードに光を照射すること
ができる。 (12)前記電気部品を、回路基板に形成された挿入孔
に前記リードを挿入して回路基板に装着される挿入型コ
ネクタとする (1)項ないし(11)項のいずれかに記載のリ
ード位置検出方法。
【0014】(13)本体と、その本体から延び出たリ
ードとを備えた電気部品を回路基板に装着する方法であ
って、前記電気部品を保持ヘッドに保持させる保持工程
と、保持ヘッドに保持された電気部品のリードの、長手
方向の限られた一部分に、そのリードの長手方向とほぼ
直交する方向から光を当て、そのリードを、そのリード
の自由端側からそのリードの長手方向に平行に撮像する
撮像工程と、その撮像により取得された画像データを処
理することにより、そのリードの位置を検出するリード
位置検出工程と、そのリード位置検出工程において検出
されたリード位置のデータに基づいて前記保持ヘッドと
前記回路基板との相対位置を調節し、回路基板の挿入孔
に前記リードを挿入する挿入工程とを含む電気部品装着
方法。回路基板には、例えば、絶縁基板に設けられたプ
リント配線の全部に電気部品が搭載されていないプリン
ト配線板、プリント配線の一部に既に電気部品が搭載さ
れたプリント配線板、プリント配線に電気部品が搭載さ
れるとともに、半田付け接合を終えて実装を完了したプ
リント回路板、少数の電気部品が装着される小形の回路
板、チップ部品が容器により保護されたパッケージ電気
部品の半田バンプが形成される基材がある。電気部品の
回路基板への装着時には、保持ヘッドと回路基板とが、
電気部品のリードと回路基板の挿入孔との相対位置が合
致するように位置決めされる。したがって、リード位置
を検出すれば、リードと保持ヘッドとに位置ずれがあっ
ても、その量および方向を取得し、それに基づいて保持
ヘッドと回路基板との相対位置を調節することにより、
リードと挿入孔との位置を合わせて挿入することができ
る。本項に記載の発明によれば、リードの位置を迅速に
取得し、電気部品を回路基板に迅速に装着し得る電気部
品装着方法が得られる。前記 (2)項ないし(12)項のいず
れかに記載の特徴は本項の電気部品の装着方法にも適用
可能である。
【0015】(14)本体と、その本体から延び出たリ
ードとを備えた電気部品のリードの位置を検出する装置
であって、前記リードの、長手方向の限られた一部分
に、そのリードの長手方向とほぼ直交する方向から光を
当てる局部照明装置と、前記リードを、そのリードの自
由端側からそのリードの長手方向に平行に撮像する撮像
装置と、その撮像装置により取得された画像データを処
理することにより、そのリードの位置を検出する画像処
理装置とを含むリード位置検出装置。
【0016】撮像装置は、被写体の二次元像を一挙に取
得する面撮像装置でもよく、ラインセンサにより構成し
てもよい。ラインセンサは、一直線状に並べられた多数
の撮像素子を有するものであり、被写体と相対移動させ
つつ繰り返し撮像を行えば複数の一次元像が得られ、そ
れらの集合として二次元像が得られる。
【0017】撮像装置が面撮像装置である場合には、リ
ードの長い列を撮像すると、列の端の方に位置するリー
ドは正確にリードの長手方向に平行に撮像されず、撮像
領域の外周部に形成されるリードの像は中央部に形成さ
れる像とは僅かに異なる。したがって、場合によって
は、撮像面上での像形成位置による像形状の違いを考慮
して画像処理を行うことが必要になる。それに対し、ラ
インセンサの場合、リードの列の長手方向と多数の撮像
素子が並ぶ方向とが直交する状態で撮像を行えば、列の
端の方のリードも中央部のリードも同じ条件で撮像し得
るため、上記の配慮が不要となる。照明装置は、レーザ
光を照射するものでも通常の可視光を照射するものでも
よい。前者は、例えばレーザダイオードを光源とする装
置とすることができ、後者は、例えば発光ダイオードを
光源とする装置とすることができる。本項によれば、例
えば、 (1)項に記載の作用,効果が得られる。前記 (2)
項ないし(12)項のいずれかに記載の特徴は本項のリード
位置検出装置にも適用可能である。
【0018】(15)前記局部照明装置と前記撮像装置
とを共に保持する保持部材を含む(14)項に記載のリード
位置検出装置。本項によれば、局部照明装置と撮像装置
とが共通の部材により保持され、それらの相対位置の位
置決めが容易である。 (16)前記保持部材が、概して平板状をなし、中央部
に前記撮像装置が嵌合される嵌合穴を備えた本体部と、
その本体部からその本体部に直角に立ち上がり、前記局
部照明装置を保持する保持部とを備えた(15)項に記載の
リード位置検出装置。 (17)前記局部照明装置が複数の投光器を含み、か
つ、前記保持部が、前記本体部の周縁部から本体部に直
角に立ち上がり、それぞれ前記複数の投光器の各々を保
持する複数の投光器保持部を備えた(16)項に記載のリー
ド位置検出装置。 (18)前記局部照明装置が、投光口から投光する少な
くとも1個の投光器を含み、かつ、当該リード位置検出
装置が、前記投光器を前記リードと直角に立体交差する
回動軸線のまわりに回動可能に保持する保持部材と、そ
れら投光器と保持部材との間に設けられ、保持部材に対
する投光器の相対回動位置を調節することによって、投
光器から投光された光が前記リードに当たる位置を調節
する調節装置とを含む(14)項ないし(17)項のいずれかに
記載のリード位置検出装置。リードの光が当たる位置が
調節されることにより、リードの限られた一部分に正確
に光が当てられる。 (19)前記投光器の前記投光口が前記回動軸線の近傍
に形成された(18)項に記載のリード位置検出装置。リー
ドの光が当たる位置が調節されるとき、投光口とリード
との、リードの長手方向とほぼ直交する方向の距離の変
化が少なくて済む。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1において10は電子部品
装着システムのベースである。ベース10上には、回路
基板の一種であるプリント配線板12をX軸方向(図1
においては左右方向)に搬送する配線板コンベヤ14,
プリント配線板12に電気部品の一種である電子部品を
装着する部品装着装置18および部品装着装置18に電
子部品を供給する部品供給装置20,22等が設けられ
ている。
【0020】本実施形態においてプリント配線板12
は、配線板コンベヤ14により水平な姿勢で搬送され、
図示を省略する停止装置によって予め定められた部品装
着位置において停止させられるとともに、ベース10の
部品装着位置に対応する部分に設けられた回路基板支持
装置たる配線板支持装置(図示省略)により支持され
る。本実施形態においてプリント配線板12は、その電
子部品が装着される装着面28(図3参照)が水平な姿
勢で支持される。前記X軸方向は、装着面28に平行で
あって水平なXY座標面の一座標軸に平行な方向であ
る。
【0021】部品供給装置20,22は、図1および図
2に示すように、X軸方向と直交するY軸方向に互いに
隔たって、配線板コンベヤ14の両側に位置を固定して
設けられている。図示の例においては、部品供給装置2
0がフィーダ型部品供給装置とされ、部品供給装置22
がトレイ型部品供給装置とされている。フィーダ型電子
部品供給装置20においては、多数のフィーダ70がX
軸方向に並べて設置される。各フィーダ70にはテーピ
ング電子部品がセットされる。テーピング電子部品は、
キャリヤテープに等間隔に形成された部品収容凹部の各
々に電子部品が収容され、それら部品収容凹部の開口が
キャリヤテープに貼り付けられたカバーフィルムによっ
て塞がれることにより、キャリヤテープ送り時等におけ
る電子部品の部品収容凹部からの飛び出しが防止された
ものである。このキャリヤテープがY軸方向に所定ピッ
チずつ送られ、カバーフィルムが剥がされるとともに、
部品供給位置へ送られる。フィーダ70により供給され
る電子部品には、リードを有する電子部品もあれば、リ
ードを有さない電子部品もある。
【0022】トレイ型電子部品供給装置22は、電子部
品を部品トレイ76(図3参照)に収容して供給する。
部品トレイ76は、上下方向に配設された多数の部品ト
レイ収容箱78内にそれぞれ1枚ずつ支持されている。
これら部品トレイ収容箱78はそれぞれ図示しない支持
部材により支持され、コラム79(図1参照)内に設け
られた昇降装置により順次部品供給位置へ上昇させられ
るのであるが、部品供給位置の上方には後述する保持ヘ
ッドが電子部品を取り出すためのスペースを確保するこ
とが必要である。そのため、電子部品を供給し終わった
部品トレイ収容箱78は、次の部品トレイ収容箱78が
部品供給位置へ上昇させられるのと同時に、上記スペー
ス分上昇させられ、上方の退避領域へ退避させられる。
このトレイ型電子部品供給装置22は、特公平2−57
719号公報に記載の電子部品供給装置と同じであり、
説明は省略する。
【0023】上記のように、上方にスペースが形成され
た部品トレイ収容箱78内の部品トレイ76から部品装
着装置18が1個ずつ電子部品を取り出す。各部品トレ
イ76は、マトリックス状に形成された多数の収容凹部
(図示省略)にそれぞれ電子部品を収容しており、各収
容凹部は電子部品をほぼ位置決めした状態で収容してい
る。
【0024】部品トレイ76により、例えば、図5ない
し図7に示す電子部品の一種である挿入型コネクタ(以
下、コネクタと略称する)82が供給される。コネクタ
82は、図示の例では、その本体84は四角な容器状を
成し、開口86を上に向けてプリント配線板12に装着
される。本体84内には、複数のピン88が立設されて
いる。これらピン88は、図示の例では、本体84外へ
突出しない長さとされている。
【0025】また、本体84の底部の外面であって、コ
ネクタ82がプリント配線板12に装着されたとき、プ
リント配線板12側となる底面90には、複数本のリー
ド92が本体84の底面90に直角にかつ一直線状に延
び出させられ、互いに平行に延び出させられている。こ
れらリード92は、図示の例では横断面形状が正方形を
成し、本体84の長手方向に平行に複数列、図示の例で
は2列に並んで設けられており、その自由端側から長手
方向に平行に見た場合にいずれも本体84と重なって見
える。
【0026】コネクタ82は、本実施形態では、部品ト
レイ76の収容凹部に、本体84の開口86が上向きと
なり、リード92が垂直となる姿勢で収容されており、
本体84において位置決めされ、リード92において下
方から支持された状態で収容されている。コネクタ82
は、本体84において位置決めされるとともに支持され
た状態で収容凹部に収容されるようにしてもよい。
【0027】また、プリント配線板12には、図8に示
すように、コネクタ82の複数のリード92が挿入され
る複数の挿入孔96が装着面28に開口して形成されて
いる。挿入孔96の横断面形状は、図示の例では円形と
されており、リード92の横断面形状よりやや大きくさ
れている。
【0028】部品装着装置18は、図3に示す保持ヘッ
ド100が互いに直交するX軸方向およびY軸方向の成
分を有する方向に直線移動して電子部品を搬送し、プリ
ント配線板12の装着面28に装着するものとされてい
る。そのため、図1に示すように、ベース10の配線板
コンベヤ14のY軸方向における両側にはそれぞれボー
ルねじ104がX軸方向に平行に設けられるとともに、
X軸スライド106に設けられたナット108(図4に
1個のみ図示されている)の各々に螺合されており、こ
れらボールねじ104がそれぞれ、X軸スライド駆動用
モータ110によって回転させられることにより、X軸
スライド106がX軸に平行な方向の任意の位置へ移動
させられる。X軸スライド106は、図1に示すよう
に、フィーダ型電子部品供給装置20から配線板コンベ
ヤ14を越えてトレイ型電子部品供給装置22にわたる
長さを有する。なお、ベース10上には、2つのボール
ねじ104の下側にそれぞれ案内部材たるガイドレール
112(図4参照)が設けられており、X軸スライド1
06は被案部材たるガイドブロック114においてガイ
ドレール112に摺動可能に嵌合され、移動が案内され
る。以上、ナット108,ボールねじ104およびX軸
スライド駆動用モータ110等がX軸スライド移動装置
116を構成している。
【0029】X軸スライド106上には、ボールねじ1
20(図4参照)がY軸方向に平行に設けられるととも
に、Y軸スライド122がナット124において螺合さ
れている。このボールねじ120がY軸スライド駆動用
モータ126(図1参照)によりギヤ128,130を
介して回転させられることにより、Y軸スライド122
は案内部材たる一対のガイドレール132に案内されて
Y軸方向に平行な任意の位置に移動させられる。以上、
ナット124,ボールねじ120およびY軸スライド駆
動用モータ126がY軸スライド移動装置134を構成
し、前記X軸スライド106,X軸スライド移動装置1
16およびY軸スライド122と共に移動装置136を
構成しており、保持ヘッド100は、ヘッド移動装置1
36により、プリント配線板12の装着面28に平行な
一平面である水平面内の任意の位置へ移動させられる。
【0030】Y軸スライド122の垂直な側面140
に、図2および図3に示すように、保持ヘッド100,
保持ヘッド100を昇降させる昇降装置144,保持ヘ
ッド100をその軸線まわりに回転させる回転装置14
6が設けられており、これら保持ヘッド100等が部品
装着ユニットを構成している。本実施形態では、部品装
着ユニットは1組設けられているのであるが、複数組設
けてもよい。例えば、Y軸スライド122に複数の部品
装着ユニットをY軸方向に平行に1列に並べて設けるこ
とができる。
【0031】本実施形態の部品装着ユニットは、特開平
5−77186号公報に記載の部品装着ユニットと同様
に構成されており、簡単に説明する。Y軸スライド12
2の側面140に設けられた支持部150には、図9に
示すように、ナット152およびスプライン部材154
がそれぞれ同心にかつ上下方向に距離を隔てた状態で、
自身の軸線まわりであって、本実施形態においては垂直
軸線まわりに回転可能に支持されており、ナット152
には中空ロッド156の雄ねじ部158が螺合され、ス
プライン部材154には中空ロッド156の雄ねじ部1
58の下方に形成されたスプライン部160が嵌合され
ている。これらナット152およびスプライン部材15
4は、多数のボールを保持したボールナットおよびボー
ルスプライン部材である。
【0032】ナット152は、ノズル昇降用モータ16
4,歯車166,168を含む回転駆動装置により軸線
まわりに回転させられ、それにより中空ロッド156が
軸方向に移動させられ、昇降させられる。ナット15
2,歯車166,168およびノズル昇降用モータ16
4が昇降装置144を構成しているのである。昇降装置
144は、中空ロッド156、ひいては保持ヘッド10
0をその軸線に平行な方向に移動させる移動装置でもあ
り、保持ヘッド100をプリント配線板12の表面に直
角な方向に移動させ、プリント配線板12に接近,離間
させる接近・離間装置でもある。なお、ノズル昇降用モ
ータ164の回転角度はエンコーダ170によって検出
されるようになっている。
【0033】また、スプライン部材154の支持部15
0から突出した下端部には歯車172が固定され、ノズ
ル回転用モータ174(図14参照)の出力軸に固定の
歯車に噛み合わされており、ノズル回転用モータ174
によってスプライン部材154が回転させられることに
より、中空ロッド156がその垂直な軸線まわりに回転
させられる。それにより、保持ヘッド100がその軸線
まわりに回転させられ、保持ヘッド100に保持された
電子部品、例えば、コネクタ82が、その底面90に直
角でかつ底面90のほぼ中央を通る回転軸線であって、
本実施形態においては垂直な軸線まわりに回転させられ
る。ノズル回転用モータ174の回転角度はエンコーダ
176(図13参照)により検出される
【0034】上記中空ロッド156の下端部には、図1
0に示すように、チャックアダプタ180が着脱可能
に、かつ抜け出し不能に取り付けられ、チャックアダプ
タ180にはチャック182が着脱可能に、かつ抜け出
し不能に取り付けられている。これら3部材が部品保持
具の一種である吸着ノズル184を着脱可能に保持する
保持具ホルダたるノズルホルダ186を構成し、吸着ノ
ズル184およびノズルホルダ186が保持ヘッド10
0を構成している。
【0035】吸着ノズル184は、スリーブ190と、
スリーブ190の内周面に嵌合された吸着管192とを
有している。スリーブ190はチャックアダプタ180
に嵌合されるとともに、チャックアダプタ180との間
に配設された圧縮コイルスプリング198(以下、スプ
リング198と略称する。)によりチャックアダプタ1
80から抜け出す向きに付勢されており、スリーブ19
0の1対の耳部200にそれぞれ設けられ、互に同一平
面上に位置する1対の傾斜面202が、チャック182
に設けられた1対のピン204に係合することにより、
吸着ノズル184はチャック182によって軸方向に相
対移動不能かつ相対回転不能に保持されている。圧縮コ
イルスプリング198は、付勢手段の一種である弾性部
材たるばね部材である。
【0036】吸着管192のスリーブ190から突出し
た下端部には、カバー208が取り付けられている。カ
バー208は、コネクタ82等、吸着ノズル184によ
り吸着が予定されている電子部品より大きい正方形状を
成し、図示の例では硬い合成樹脂により作られている。
【0037】吸着ノズル184はコネクタ82を負圧に
より吸着し、装着対象部材としてのプリント配線板12
に装着する。そのため、吸着ノズル184は、中空ロッ
ド156内に軸方向に相対移動可能に嵌合されたパイプ
210,パイプ210の中空ロッド156から突出させ
られた上端部に固定のハウジング212,ハウジング2
12に取り付けられたニップル214等を経て図示を省
略する負圧源,正圧源および大気に接続されており、電
磁方向切換弁装置(図示省略)の切換えにより、吸着管
192が負圧源,正圧源および大気に択一的に連通させ
られる。
【0038】なお、プリント配線板12には、コネクタ
82に限らず、フラットパッケージ型電子部品等、種々
の電子部品が装着され、装着には電子部品の種類に応じ
た吸着ノズルが用いられる。そのため、図示は省略する
が、例えば、カバー208が設けられず、発光体を有す
る吸着ノズル等、複数種類の吸着ノズルが用意され、図
示しないノズル収容装置に収容されている。いずれの吸
着ノズルも吸着ノズル184と同様にノズルホルダ18
6に着脱可能に保持され、装着する電子部品の種類に応
じて交換される。
【0039】Y軸スライド122にはまた、プリント配
線板12に設けられた基準マークを撮像する撮像装置た
る基準マークカメラ230(図1参照)が移動不能に設
けられている。基準マークカメラ230は、本実施形態
においては、CCD(電荷結合素子)とレンズ系とを備
えたCCDカメラにより構成され、被写体の二次元像を
一挙に取得する面撮像装置とされている。基準マークカ
メラ230に対応して照明装置232が配設されてお
り、基準マークおよびその周辺を照明する。
【0040】X軸スライド106には、図1および図2
に示すように、ちょうどX軸スライド106を移動させ
る2つのボールねじ104にそれぞれ対応する位置であ
って、フィーダ型部品供給装置20とプリント配線板1
2との間の位置に撮像システム240が設けられ、トレ
イ型部品供給装置22とプリント配線板12との間の位
置に撮像システム242が設けられている。
【0041】撮像システム240は、本実施形態では、
まだ未公開であるが、本出願人に係る特願2000−3
43641の明細書に記載の撮像システムと同様に構成
され、X軸スライド106に設けられたCCDカメラ
(図示省略)と、電子部品の像を形成する像形成光をC
CDカメラに導く導光装置とを有し、電子部品の投影像
あるいは正面像を撮像するようにされている。この撮像
システム240は、本発明とは直接関係がないため、図
示および詳細な説明を省略する。
【0042】X軸スライド106のトレイ型部品供給装
置22とプリント配線板12との間のボールねじ104
に対応する位置に設けられた撮像システム242は、図
4に示すように、撮像装置たる部品カメラ250および
局部照明装置252を有する。X軸スライド106の垂
直な側面256にはブラケット258が突設され、ブラ
ケット258に取り付けられた保持部材たる保持板26
0に局部照明装置252が取り付けられている。局部照
明装置252は、図11に示すように、複数、例えば4
つの投光器266を有し、保持ヘッド100のX軸スラ
イド106上におけるY軸方向における移動軌跡の下方
に設けられている。これら投光器266の構成は同じで
あり、1つを代表的に説明する。
【0043】投光器266は、ケーシング268内に配
設された光源としてのレーザダイオード270,複数の
レンズを有し、レーザダイオード270が発するレーザ
光を平行光に変換するレンズ群272,スリットを有
し、平行光の一部を通過させ、断面形状が矩形をなすス
リット光とするスリット部材274,スリット光を厚さ
(リード92の長手方向ないし保持ヘッド100の回転
軸線に平行な方向であって、ここでは垂直方向における
長さ)を変えることなく、拡散するロッドレンズ27
6,ロッドレンズ276により拡散された光を反射し、
ケーシング268に設けられた投光口278から外へ照
射する全反射ミラー280とを有する。
【0044】4つの投光器266は、図11および図1
2に示すように、吸着ノズル184のY軸方向の移動軌
跡の両側に2つずつ、Y軸方向に1列に並んで設けられ
ている。吸着ノズル184のY軸方向の移動軌跡を挟
み、移動軌跡から外れた位置に投光器266が2つず
つ、互いに対向して設けられているのである。4つの投
光器266がそれぞれ照射する光は、断面形状が矩形を
成し、図12に破線で示すように、水平面に沿った平板
状を成し、厚さ(垂直方向の寸法)が一定であり、全反
射ミラー280は、4つの投光器266がそれぞれ照射
する光が、図11に示すように、X軸スライド106上
を移動する吸着ノズル184の下方であって、4つの投
光器66に挟まれた空間の中央において互いに交差する
向きに設けられている。
【0045】4つの投光器266がそれぞれ照射する光
の厚さは、リード92の長手方向の限られた一部分に当
てられる厚さとされている。リード92の限られた一部
分であって、光が当てられる被照射部284は、本実施
形態では、図13に示すように、リード92の自由端面
である先端面282から設定距離だけ基端側へ離れた部
分であって、自由端からの距離がリード92の長さ(本
体84の底面90からの突出距離)の1/10であるリ
ード自由端側位置と、そのリード自由端側位置から、リ
ード92の長さの1/7の距離、基端側へ離れたリード
基端側位置との間の部分とされている。
【0046】局部照明装置252を保持する保持板26
0は、その垂直方向、すなわち保持ヘッド100の軸線
に平行な方向であって、保持ヘッド100に保持された
コネクタ82のリード92の長手方向に平行な方向の位
置が、図示を省略する調節装置によって調節されるよう
にされており、投光器266が照射する平板状の光がち
ょうど、上述のように位置が設定された被照射部284
に、リード92の長手方向と直交する方向から当たる位
置に調節されている。本実施形態では、光りがリード9
2に、リード92の長手方向と直交する平面内におい
て、リード92に向かう4つの方向から照射されるので
ある。
【0047】部品カメラ250は、図4に示すように、
X軸スライド106の局部照明装置252の下方の位置
に設けられている。部品カメラ250は、本実施形態で
は、前記基準マークカメラ230と同様にCCDおよび
レンズ系を有するCCDカメラにより構成され、図示の
例では、被写体の二次元像を一挙に取得する面撮像装置
とされている。本実施形態においては、CCDは、一平
面上に多数の微小な受光素子が配列されたものであり、
各受光素子の受光状態に応じた電気信号を発生させる。
多数の受光素子により撮像面286(図11参照)が形
成されており、部品カメラ250は、撮像面286がち
ょうど保持ヘッド100のX軸スライド106上におけ
るY軸方向の移動軌跡であって、4つの投光器266が
それぞれ照射する光が交差する領域の下方に位置し、軸
線が保持ヘッド100の回転軸線と平行であって垂直と
なり、撮像面286が水平で上向きとなる状態で設けら
れている。
【0048】局部照明装置252を保持する保持板26
0の中央であって、4つの投光器266がそれぞれ照射
する光が交差する部分に対応する部分には、保持板26
0を上下方向に貫通して貫通穴290が設けられ、リー
ド92の像を形成する像形成光が部品カメラ250の撮
像面286に入光するようにされている。なお、保持板
260が設けられたブラケット258は、貫通穴が設け
られ、あるいは貫通穴288から外れた位置において保
持板260を保持するように設けられ、撮像面286へ
の像形成光の入光を妨げないように構成されている。
【0049】本電子部品装着システムは、図14に示す
制御装置300によって制御される。制御装置300
は、PU302,ROM304,RAM306およびそ
れらを接続するバスを有するコンピュータ310を主体
とするものである。バスには入出力インタフェース31
2が接続され、エンコーダ170等、種々の検出装置等
が接続されている。
【0050】入出力インタフェース312にはまた、駆
動回路316を介してX軸スライド駆動用モータ110
等の各種アクチュエータが接続されている。これらモー
タ110等はそれぞれ駆動源を構成し、本実施形態で
は、電動回転モータの一種である回転角度の精度の良い
制御が可能なサーボモータにより構成されている。サー
ボモータに代えてステップモータを用いてもよい。ま
た、電動回転モータに代えてリニアモータを用いてもよ
い。なお、X軸スライド駆動用モータ110等の回転角
度はそれぞれ、エンコーダ324等により検出され、そ
の検出結果に基づいてモータ110等が制御される。
【0051】入出力インタフェース312にはさらに、
制御回路318を介して前記基準マークカメラ230お
よび部品カメラ250が接続されている。図示は省略す
るが、撮像システム240のCCDカメラも制御回路を
介して接続されている。これら駆動回路316,制御回
路318およびコンピュータ310が制御装置300を
構成している。さらに、RAM306には、電子部品を
プリント配線板12に装着するためのプログラム,電子
部品のリードの位置を検出するプログラム等、種々のプ
ログラムおよびデータ等が記憶されている。
【0052】次に、吸着ノズル184によるコネクタ8
2のプリント配線板12への装着を説明する。装着時に
は保持ヘッド100は、ヘッド移動装置136によって
トレイ型部品供給装置22へ移動させられる。そして、
保持ヘッド100が部品トレイ76に収容されたコネク
タ82上において停止させられるとともに、昇降装置1
44により下降させられ、吸着ノズル184に負圧が供
給されてコネクタ82を吸着する。
【0053】コネクタ82は、部品トレイ76に、装着
時に上側となる開口84を上向きにして収容されてお
り、吸着ノズル184が下降させられれば、吸着管19
2は開口84に対向し、図10に示すように、カバー2
08がコネクタ82の本体84の開口端に当接させられ
る。カバー82は開口86より大きく、開口86の周辺
に密着すれば、開口86が実質的に気密に塞がれ、本体
84およびカバー208によって、吸着管192に連通
する真空圧室が形成され、その真空圧室に負圧が供給さ
れてコネクタ82が吸着され、保持ヘッド100により
保持される。
【0054】吸着後、保持ヘッド100が上昇させられ
るとともに、吸着ノズル184が上昇させられるととも
に、プリント配線板12へ移動させられる。コネクタ8
2を保持した保持ヘッド100は、ヘッド移動装置13
6によって水平に移動させられ、リード92の長手方向
にほぼ直角な方向に移動させられる。保持ヘッド100
は、部品トレイ76の部品供給部(部品トレイ76の保
持ヘッド100により取り出されるコネクタ82が収容
された収容凹部が位置する部分)と、プリント配線板1
2の電子部品が装着される被装着位置とを結ぶ直線に沿
って被装着位置へ移動させられるのであるが、この際、
X軸スライド106の部品供給部と被装着位置との間の
位置に設けられた撮像システム242に至る。
【0055】部品供給部および被装着位置がトレイ型部
品供給装置22およびプリント配線板12のいずれの位
置にあっても、保持ヘッド100が部品供給部から被装
着位置へ移動するためには必ず、X軸スライド106上
をY軸方向へ移動してトレイ型部品供給装置22とプリ
ント配線板12との間の部分を通る。したがって、保持
ヘッド100は、X軸スライド106の部品供給部と被
装着位置との間に位置する部分に設けられている部品カ
メラ250および局部照明装置252上を必ず通るので
あり、保持ヘッド100の移動の途中においてコネクタ
82の撮像が行われる。
【0056】保持ヘッド100は、予め設定された撮像
位置ないし部品姿勢検出位置において停止させられる。
撮像位置は、保持ヘッド100の回転軸線が部品カメラ
250の撮像面286の撮像中心と一致する位置であ
り、保持ヘッド100が撮像位置に停止させられた状態
では、図13に示すように、コネクタ82の全部のリー
ド92のそれぞれ長手方向において限られた一部分であ
る被照射部284が局部照明装置252の4つの投光器
266がそれぞれ照射する光が交差する領域内に位置す
る状態となる。
【0057】コネクタ82は部品トレイ76の収容凹部
に、本体84の開口86が上向きとなり、リード92が
垂直となる姿勢で収容されており、保持ヘッド100に
より保持された状態では、リード92は本体84の底面
90から垂直にかつ下方に延びる状態となる。そのた
め、4つの投光器266により、水平面内において4つ
の方向から照射される光は、リード92に、その長手方
向と直交する方向から当てられる。
【0058】前述のように、投光器266が放射する光
の厚さおよび位置は、リード92の被照射部284に光
が当てられる厚さおよび位置に設定されており、リード
92の先端面282から小距離、基端側へ離れた部分の
みに光が当てられる。リード92には互いに異なる4方
向から光が当てられるため、被照射部284においては
全周に光が当てられて環状に光るとともに、全周におい
て反射され、その反射光が部品カメラ250の撮像面2
86に入光し、図15に概略的に示すように、複数のリ
ード92の各横断面形状の像330が形成される。
【0059】部品カメラ250は局部照明装置252の
下方であって、保持ヘッド100の移動軌跡の下方に垂
直にかつ上向きに設けられており、本体84の底面90
から直角に延び出させられたリード92を、その自由端
側からリード92の長手方向に平行に撮像する。このリ
ード92の像330は、リード92の横断面形状と同様
の正方形状の環状であって、幅の狭い環状の明るい線で
ある。リード92には水平方向から、すなわちリード9
2の長手方向と直交する方向から光が照射されるため、
本体84には光は照射されず、リード92のみが撮像さ
れる。
【0060】なお、例えば、リード92が曲がっている
場合には、リード92の曲がり具合と、投光器266と
リード92との距離とによっては、部品カメラ250に
よりリード92の一部のみが撮像され、図16に示すよ
うに、リード92の像332は、横断面形状を画定する
輪郭の一部の像となる傾向がある。しかし、リード92
の正規の横断面形状,寸法は予めわかっており、そのデ
ータと、得られた像のデータとに基づいてリード92の
横断面形状の輪郭全体の像が演算により取得される。
【0061】そして、撮像により得られた画像データが
画像処理され、複数、本実施形態では10本のリード9
2の各々の位置が検出される。像330の中心位置が求
められ、リード92の位置とされるのである。リード9
2の被照射部284は、リード92の自由端から設定距
離だけ基端側へ離れた部分であるが、その幅は狭く、設
定距離は短いため、リード92の被照射部284の位置
を精度良く検出し得るとともに、像330の中心位置の
検出により得られるリード92の位置は、実質的にリー
ド92の自由端の位置に等しい。検出後、それらリード
92のあるべき位置に対する位置ずれ等が求められ、プ
リント配線板12への装着が可能であるか否か、可能で
あれば、コネクタ82をプリント配線板12に装着する
ために必要な保持ヘッド100の移動位置の修正量,回
転位置の修正量が求められる。
【0062】コネクタ82のプリント配線板12への装
着の可否、装着が可能である場合の保持ヘッド100の
移動位置の修正量等は、種々の手法によって取得するこ
とが可能であるが、本実施形態においては、以下のよう
にして取得される。
【0063】まず、図17に示すように、2列のリード
92の各列についてそれぞれ、複数のリード92の位置
に対する外れが最も小さくなる直線である回帰直線LR
1,LR2が最小二乗法等により求められる。なお、図1
7において白丸がリード92の位置を表す。次いで、図
18に一点鎖線で示すように、2つの回帰直線LR1,L
R2の平均の直線LRAが求められる。そして、この平均回
帰直線LRAのY軸に対する傾きΔθが求められる。この
傾きΔθは、リード92の位置に基づいて得られる傾き
であり、2列のリード列の、コネクタ82の底面90に
直角な直線のまわりの平均回転角度を表す。コネクタ8
2は、ここでは、複数本のリード92が並ぶ方向がY軸
方向に平行となる姿勢で保持ヘッド100により保持さ
れるものとする。したがって、上記平均回帰直線LRAの
Y軸に対する傾きΔθがコネクタ82の回転位置ずれで
あることになる。
【0064】また、図17に示すように、10本のリー
ド92の各位置の平均位置PA が求められる。この位置
は、10本のリード92の各X座標値およびY座標値の
各平均値を演算することにより得られ、10本のリード
92の位置に基づいて得られるコネクタ82の中心位置
とみなすことができる。そして、この平均位置PA とコ
ネクタ82の中心があるべき位置(正規の中心位置)と
の位置ずれΔXおよびΔYが求められる。保持ヘッド1
00の移動位置は、それの回転軸線で表され、撮像時に
は、保持ヘッド100はそれの回転軸線が撮像中心と一
致する撮像位置ないし部品姿勢検出位置に停止させられ
る。したがって、ここでは、コネクタ82の正規の中心
位置は撮像中心Oである。
【0065】そして、リード92の位置により得られた
コネクタ82の中心を正規の中心に一致させるととも
に、コネクタ82を回転させて回転位置ずれを解消した
場合における10本のリード92の各位置が求められ、
各リード92のあるべき位置との差が求められる。リー
ド92のあるべき位置は、コネクタ82の正規の中心に
対して予め設定されており、全部のリード92について
差がX軸方向,Y軸方向においてそれぞれ求められる。
算出後、X軸,Y軸の各方向において差の絶対値がそれ
ぞれ設定値と比較され、全部のリード92についてX軸
方向においてもY軸方向においても差の絶対値が設定値
以下であれば、全部のリード92が挿入孔96に挿入可
能であると判定される。
【0066】それにより、撮像後、保持ヘッド100が
被装着位置へ移動させられるとき、移動位置がΔXおよ
びΔY修正されるとともに、回転位置がΔθ修正され
る。保持ヘッド100は、回転装置146によってΔθ
回転させられるのである。保持ヘッド100は被装着位
置へ移動させられるとともに下降させられ、吸着ノズル
184が下降させられてコネクタ82の全部のリード9
2が挿入孔96に挿入され、コネクタ82がプリント配
線板12に装着される。リード92の位置ずれは、コネ
クタ82の保持ヘッド100に対する位置ずれ,リード
92の本体84に対する位置ずれ,リード92の曲がり
等、種々の理由により生ずるが、保持ヘッド100の移
動位置の修正および回転位置の修正が行われ、保持ヘッ
ド100とプリント配線板12との位置が調節されるこ
とにより、コネクタ82をプリント配線板12に装着す
ることができるのである。挿入孔96へ挿入されたリー
ド92は、後に半田付けされる。
【0067】以上は理解を容易にするために、配線板支
持装置によるプリント配線板12の保持位置誤差はない
ものとして説明したが、実際には、コネクタ82のプリ
ント配線板12への装着時には、配線板支持装置による
プリント配線板12の保持位置誤差による挿入孔96の
X軸,Y軸方向における各位置ずれも取得され、それら
が保持ヘッド100の移動位置の修正と回転とにより除
去されて、リード92が挿入孔96に挿入される。挿入
孔96の位置ずれは、例えば、プリント配線板12に設
けられた基準マークを基準マークカメラ230により撮
像し、それにより得られるプリント配線板12の位置ず
れに基づく演算により取得される。複数の挿入孔96同
士の相対位置は精度が高いのが普通であるため、挿入孔
96同士の間に相対位置ずれはないものとみなされ、プ
リント配線板12の保持位置誤差に基づく挿入孔96の
位置ずれが求められるのである。具体的には、10個の
挿入孔96から成る挿入孔群の中央位置の位置ずれと挿
入孔96の列のY軸に対する傾き角とが演算され、それ
らも除去されるように、保持ヘッド100の移動位置が
修正され、保持ヘッド100が回転させられるのであ
る。
【0068】リード92の実際の位置とあるべき位置と
の、X軸方向,Y軸方向における各差の絶対値が1つで
も設定値を超えるリード92があれば、そのコネクタ8
2はプリント配線板12に装着不可能であると判定さ
れ、図示を省略する排出装置に排出される。
【0069】局部照明装置252により、リード92の
自由端とそれに隣接した部分とに光が当てられるように
してもよい。この場合、局部照明装置252は、図19
に示すように、全反射ミラー280により反射された光
がリード92の先端面282を含み、先端面282から
設定距離、本実施形態においては、リード92の長さの
1/10に相当する距離、離れた位置までの間の部分で
ある被照射部340に光が当てられるように垂直方向、
すなわち保持ヘッド100の軸線に平行であってリード
92の長手方向に平行な方向の位置が調節される。
【0070】保持ヘッド100がコネクタ82を吸着し
て保持した後、プリント配線板12に移動する途中で撮
像システム242上で停止させられる。この際、リード
92はその先端面282を含む被照射部340が光の照
射領域内に位置し、リード92の外周面および先端面2
82に光が当てられる。そのため、リード92の外周面
および先端面282から光が反射され、図20に示すよ
うに、正方形状を成すリード92の横断面形状の像が得
られる。リード92の外周面のみならず、先端面282
にも光が当てられるため、反射光量が多く、しかも、像
の外周側の部分は、リード92の外周面に当たった光に
よって形成されるため、リード92の横断面の正確な輪
郭が得られる。そして、取得された像に基づいて、リー
ド92の自由端から離れた被照射部284に光を当てて
リード92の像を取得する場合と同様にリード位置の検
出等が行われる。
【0071】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、制御装置300の部品カメラ250によ
るコネクタ82の撮像により得られた画像データを処理
し、リード92の位置を検出する部分が画像処理装置を
構成している。
【0072】なお、上記実施形態においては、複数本の
リード92の各位置のあるべき位置に対するずれが求め
られ、その差の絶対値が設定値を超えるリード92があ
れば、プリント配線板12に装着不能とされていたが、
取得された複数本のリード92の位置と、それらリード
92が挿入される挿入孔96の位置とに基づいて、複数
のリード92の挿入位置を互いに融通し合うことにより
全部のリード92を挿入孔96に挿入可能であるか否か
を判定し、可能であれば、挿入に必要な保持ヘッド10
0の移動位置の修正量,回転位置の修正量を求めるよう
にしてもよい。挿入孔96の横断面積はリード92の横
断面積より大きく、その差の分、予め設定された位置か
らずれた位置においてリード92を挿入孔96に挿入す
ることが可能であるからである。
【0073】挿入が可能であるか否かの判定は、複数の
リード92の各々の位置ずれの方向,量に基づいて行わ
れる。例えば、図21(a) に示すように、複数のリード
92のうち、Y軸方向における位置が同じであるべき2
つのリード92について、X軸方向において互いに接近
する方向の位置ずれがある場合には、一方のリード92
を挿入孔に挿入しようとすれば、他方のリード92は更
に挿入孔から外れることとなり、コネクタ82のプリン
ト配線板12への装着位置を修正してリード92を挿入
孔96に挿入することは不可能である。また、図21
(b) に示すように、Y軸方向における位置が同じである
べき2つのリード92について、X軸方向において互い
に離れる向きの位置ずれがあっても、挿入不可能であ
る。図21(c) ,図21(d) に示すように、X軸方向の
位置が同じであるべきリード92にY軸方向において互
いに接近する方向あるいは離間する方向に位置ずれがあ
っても挿入不可能である。それに対し、図21(e) に示
すように、複数のリード92に位置ずれがあっても、そ
のずれのコネクタ82の軸線まわりにおける方向が同じ
であれば、コネクタ82を回転させてリード92を挿入
孔96に挿入することができ、挿入に要するコネクタ8
2の回転角度が演算される。この場合にも、プリント配
線板12の保持位置誤差に基づく挿入孔96の位置ずれ
が取得され、コネクタ82の装着時に、保持ヘッド10
0の移動位置,回転位置の修正により除去される。な
お、図21においては、作図の容易化のために、リード
92の横断面形状が円形で図示されている。
【0074】上記実施形態において局部照明装置252
は、レーザダイオード270を光源としていたが、局部
照明装置は発光ダイオードを光源とする装置としてもよ
い。その実施形態を図22ないし図28に基づいて説明
する。
【0075】本実施形態の撮像システム400は、図2
2に示すように、撮像装置たる部品カメラ402および
局部照明装置404を備え、保持部材406および図示
を省略するブラケットにより、前記撮像システム242
と同様に、ヘッド移動装置(図示省略)のX軸スライド
に取り付けられている。
【0076】保持部材406は、図23に示すように、
平板状を成し、水平に設けられた本体部412と、本体
部412の周縁部から本体部412に直角に立ち上が
り、垂直に延びる複数、図示の例では、4つの投光器保
持部414とを備えている。4つの投光器保持部414
はそれぞれ、図24ないし図26に示すように平板状の
部材により構成され、図22に示すように、本体部41
2を構成する平板状部材の、保持ヘッド100のX軸ス
ライド106上でのY軸方向における移動軌跡の両側の
部分にそれぞれ、2つずつ、ボルト等の固定装置(図示
省略)によって着脱可能に固定されている。これら2つ
ずつの投光器保持部414は、Y軸方向に並ぶととも
に、互いに離れた側の端部ほど、保持ヘッド100の移
動軌跡に接近する向きに傾斜して設けられている。本体
部412の中心を囲む閉曲線の一部を成すように設けら
れているのである。
【0077】局部照明装置404は、複数、図示の例で
は、4つの投光器418を備えている。これら投光器4
18の構成は同じであり、1つを代表的に説明する。投
光器418は、図24ないし図28に示すように、ケー
シング420と、ケーシング420内に設けられ、光源
としての複数の発光ダイオード422が一列に並んで設
けられた発光ダイオード列423、発光ダイオード42
2が照射する光をスリット光とする2つのスリット部材
424,426、凸レンズ428および凹レンズ430
を含み、スリット光をその厚さを変えることなく拡散す
るレンズ群432、レンズ群432から照射される光を
反射する全反射ミラー434とを含む。凸レンズ428
と凹レンズ430との間の距離は、リード92に当てら
れる光を、境界が明瞭なリード92の像を形成する光と
する距離に設定されている。また、スリット部材42
4,426にはそれぞれスリット438,439が設け
られ、図示の例では、断面形状が矩形のスリット光を形
成する。全反射ミラー434により反射された光は、ケ
ーシング420に設けられた投光口436から外へ放射
される。この光は平板状を成し、厚さが一定であり、図
22,図23に破線で示すように、水平面に沿って放射
される。投光器418が照射する光の厚さは、リードの
長手方向の限られた一部分に当てられる厚さとされてい
る。この光の厚さは、例えば、凸レンズ428と凹レン
ズ430との間の距離の設定により所定の厚さとされ
る。
【0078】ケーシング420には、図24および図2
5に示すように、一対の脚部440が、発光ダイオード
列423,スリット部材424,426,レンズ群43
2,全反射ミラー434が並ぶ方向に平行に設けられて
おり、脚部440において投光口436が上側に位置す
る状態で投光器保持部414を挟むとともに、軸442
によって回動可能に取り付けられている。脚部440な
いし投光器418は軸442により、投光口436の近
傍部において投光器保持部414により回動可能に支持
され、投光器418は投光器保持部414に、リード9
2と直角に立体交差する水平な回動軸線であって、投光
器保持部414のY軸方向に対する傾斜方向と平行な回
動軸線まわりに回動可能に取り付けられている。
【0079】したがって、投光口436は、水平に延び
るとともに、投光器保持部414と同様に、Y軸方向に
対して傾斜させられ、4つの投光器418が照射する光
は、吸着ノズルのX軸スライド上におけるY軸方向の移
動軌跡上において互いに交差する。
【0080】また、ケーシング420は、図24,図2
6に示すように、その投光口436とは反対側の端部で
あって下端部と、投光器保持部414との間に設けられ
た付勢装置の一種である弾性部材たる引張コイルスプリ
ング446によって、投光器保持部414に接近する向
きに付勢されている。スプリング446の付勢によるケ
ーシング420の回動限度は、ケーシング420に螺合
された調節部材たるアジャストボルト448が投光器保
持部414に当接することにより規定される。アジャス
トボルト448のケーシング420に対する螺合量を調
節することにより、ケーシング420の回動限度位置が
調節され、それにより、全反射ミラー434により反射
されて投光口436から照射される光の垂直面内におけ
る方向(水平面に対する角度)であって、コネクタのリ
ードに当たる位置が調節される。投光器418が照射す
る光の方向は、例えば、保持ヘッドに保持されたコネク
タのリードの自由端と自由端に隣接した部分とに光が当
てられる角度に調節される。スプリング446およびア
ジャストボルト448が調節装置を構成しているのであ
る。
【0081】ケーシング420は、図25および図26
に示すように、固定装置たるボルト454によって保持
部材406に固定される。一対の脚部440のうちの一
方には、図26に示すように、軸442によって保持部
材406に回動可能に取り付けられた部分とは反対側の
部分に長穴456が、ケーシング420の回動軸線を中
心とする円弧に対する接線方向に延びる状態で設けられ
ており、ボルト454が長穴456を通って投光器保持
部414に螺合されることにより、投光器418が保持
部材406に固定される。
【0082】保持部材406の本体部412の中央部に
は、図22および図23に示すように、垂直方向に貫通
して嵌合穴460が形成されるとともに、前記部品カメ
ラ402が嵌合されている。部品カメラ402は、前記
部品カメラ250と同様にCCDカメラにより構成さ
れ、垂直にかつ上向きに設けられている。
【0083】保持ヘッドはコネクタを保持した後、プリ
ント配線板へ移動する途中で撮像システム400上で停
止させられ、リードが撮像される。保持ヘッドが撮像位
置に停止させられた状態では、リードに、その長手方向
と直角な平面内において、リードに向かう4つの方向か
ら投光器418によって光が当てられ、その反射光によ
り形成される像が部品カメラ402により、リードの自
由端側からをの長手方向に平行に撮像され、画像処理さ
れてリードの位置が検出される。
【0084】さらに、別の態様の電子部品装着システム
におけるリード位置の検出に本発明を適用することも可
能である。例えば、図29に示すように、垂直軸線まわ
りに回転可能にかつ移動不能に設けられた回転体たる間
欠回転盤に支持された保持ヘッドに電気部品が保持さ
れ、回路基板が基板移動装置により回路基板の表面に平
行な方向に移動させられて、回路基板の任意の位置に電
気部品が装着されるいわゆる回転盤式電子部品装着シス
テムとしての間欠回転式電子部品装着システムにおいて
も、保持ヘッドに保持された電気部品のリードに、それ
の長手方向とほぼ直交する方向から光を当てるととも
に、リードを、その自由端側からリードの長手方向に平
行に撮像し、リード位置を検出することができる。以
下、間欠回転式電子部品装着システムについて簡単に説
明する。
【0085】同図において、500は基板保持装置たる
プリント配線板保持装置、502は部品装着装置、50
4は部品供給装置である。部品装着装置502は、垂直
軸線まわりに間欠回転する間欠回転盤506を備えてい
る。間欠回転盤506は、複数の保持ヘッド508を等
角度間隔に保持し、図示しない間欠回転用モータ,カ
ム,カムフォロワおよび回転軸等により構成される間欠
回転装置510により間欠回転させられ、保持ヘッド5
08が順次部品供給位置(部品取出し位置),2つの部
品姿勢検出位置,部品姿勢修正位置,部品装着位置等の
作動位置へ移動させられる。複数の保持ヘッド508
は、順次作動位置に位置決めされて、電気部品のプリン
ト配線板512への装着に必要な各種作動を行う。複数
の保持ヘッド508はそれぞれ、間欠回転盤506に、
その回転軸線に平行な方向に相対移動可能かつ軸線まわ
りに回転可能に設けられている。
【0086】部品供給装置504は、2台の部品供給テ
ーブル520,522を有する。これら各部品供給テー
ブル520,522はそれぞれ、フィーダ支持台524
と、その上に搭載された複数個のフィーダ526とを有
する。複数個のフィーダ526は、各部品供給部が水平
面内の1本の直線(この直線の方向をX方向とする)に
沿って並ぶ状態でフィーダ支持台524に支持されてい
る。フィーダ支持台524は、送りねじたるボールねじ
528が支持台移動用モータ530によって回転させら
れることにより、ガイドレール532に沿ってX軸方向
に移動させられ、それによって複数のフィーダ526の
各部品供給部が部品供給位置へ選択的に移動させられ
る。これらボールねじ528および支持台移動用モータ
530等が支持台移動装置534ないしテーブル移動装
置を構成している。フィーダ526は、リード挿入式電
子部品,フラットパッケージ型電子部品,リードレス電
子部品等、種々の電子部品を供給する。なお、部品供給
テーブル520については、フィーダ526の図示は省
略されている。2台の部品供給テーブル520,522
による電子供給の供給は既に知られており、説明を省略
する。
【0087】前記プリント配線板保持装置500は、配
線板保持ユニット540および配線板保持ユニット移動
装置542を備え、プリント配線板512を、図示の例
では、水平なXY平面内の任意の位置へ移動させる。プ
リント配線板保持装置510は、前記部品装着装置50
2および部品供給装置504と共に基台546上に設け
られており、図示しない搬入装置からプリント配線板5
12を受け取り、電子部品の装着後、同じく図示しない
搬出装置に引き渡す。これら搬入装置および搬出装置は
それぞれベルトコンベアを備えており、プリント配線板
512をX軸方向に搬送する。
【0088】配線保持ユニット移動装置542は、基台
546に設けられた送りねじたるボールねじ550がX
軸スライド駆動用モータ552によって回転させられる
ことにより、一対のガイドレール554に沿ってX軸方
向へ直線移動させられるX軸スライド556と、そのX
軸スライド556上に設けられ、送りねじたるボールね
じ558がY軸スライド駆動用モータ560によって回
転させられることにより、一対のガイドレール562に
沿ってY軸方向へ直線移動させられるY軸スライド56
4とを備えている。このY軸スライド564上に配線板
保持ユニット540が設けられている。上記支持台移動
用モータ530等、各種モータは駆動源を構成し、本実
施形態においてはサーボモータにより構成されている。
【0089】2つの部品姿勢検出位置の一方には、電子
部品の投影像あるいは正面像を撮像する撮像システム5
70が設けられている。撮像システム570は、図示の
例では、照明装置,CCDカメラにより構成された撮像
装置たる部品カメラおよび導光装置を備えている。導光
装置は、保持ヘッドの移動軌跡上に設けられ、その移動
軌跡の外側に下向きに設けられたCCDカメラに像形成
光を入光させる。
【0090】他方の部品姿勢検出位置には、電子部品の
リードを撮像する撮像システム572が設けられてい
る。撮像システム572は、例えば、前記撮像システム
242あるいは撮像システム400と同様に構成され、
保持ヘッドに保持された電子部品のリードに、その長手
方向と直交する方向から光を当て、リードをその自由端
側から長手方向に平行に撮像するようにされている。但
し、局部照明装置は、保持ヘッドの移動軌跡上に設けら
れているが、CCDカメラにより構成された面撮像装置
たる部品カメラは、保持ヘッドの移動軌跡から外れた位
置であって、移動軌跡の外側に位置を固定し、静止して
下向きに設けられ、リードにより反射された像形成光
は、導光装置によって部品カメラに入光させられる。本
電子部品装着システムも、コンピュータを主体とする制
御装置580により制御される。
【0091】電子部品のプリント配線板512への装着
時には、間欠回転盤506が間欠回転装置510によっ
て間欠回転させられ、保持ヘッド508は部品取出し位
置においてフィーダ526から電子部品を受け取る。そ
して、電子部品がリード挿入式電子部品であれば、撮像
システム572が設けられた部品姿勢検出位置において
部品カメラによりリードが撮像され、リードの位置が検
出される。検出されたリードの位置に基づいて電子部品
をプリント配線板512に装着可能であるか否かが判定
され、可能であれば、配線板保持ユニット移動装置54
2によるプリント配線板512の移動位置の修正,保持
ヘッド508の回転位置の修正により、リードがプリン
ト配線板512に設けられた挿入孔に挿入されるように
される。図示は省略するが、プリント配線板512に設
けられた基準マークが、位置を固定して設けられた基準
マークカメラにより撮像され、プリント配線板512の
位置ずれが取得されるとともに、挿入孔の位置ずれが求
められ、プリント配線板512の移動位置の修正によっ
て修正される。
【0092】なお、リードの局部照明装置によって光が
当てられる被照射部の幅を変える場合、その幅に応じた
厚さの光をリードに照射する局部照明装置を用いるよう
にしてもよい。照射する光の厚さが複数種類に異なる局
部照明装置を複数用意し、リードの被照射部の幅に応じ
て選択的に用いるのである。あるいは局部照明装置を、
照射する光の厚さを調節可能な装置としてもよい。
【0093】また、上記各実施形態において電子部品の
撮像は、保持ヘッドが停止させられた状態で行われてい
たが、停止させることなく行ってもよい。例えば、局部
照明装置をストロボを含む装置とし、カメラを高速度カ
メラとし、電子部品の通過時に強い光をリードの長手方
向の限られた一部に当ててリードを撮像する。電子部品
は移動しているが、シャッタ速度を極めて大きくする
か、照明時間をごく短くすることにより、電子部品をあ
たかも静止しているかのように撮像することができる。
【0094】さらに、保持ヘッドがプリント配線板に対
して、その表面に平行な平面内の任意の位置に移動させ
られて電子部品を装着する場合、局部照明装置および撮
像装置を位置を固定して設け、例えば、ベースに設け、
保持ヘッドがそれら局部照明装置等が設けられた撮像位
置へ移動してリードが撮像されるようにしてもよい。
【0095】さらにまた、図1ないし図20に示す実施
形態において、X軸スライド106のトレイ型部品供給
装置22とプリント配線板12との間の位置にリード9
2を撮像する撮像システム242が設けられ、フィーダ
型部品供給装置20とプリント配線板12との間の位置
に電子部品の投影像あるいは正面像を撮像する撮像シス
テム240が設けられていたが、必要であれば、例え
ば、トレイ型部品供給装置22からも投影像あるいは正
面像の取得が必要な電子部品が供給されるのであれば、
X軸スライド106のフィーダ型部品供給装置20とプ
リント配線板12との間の位置と、トレイ型部品供給装
置22とプリント配線板12との間の位置とにそれぞ
れ、撮像システム240,242を両方共に設けてもよ
い。その場合、撮像システム240,242は、X軸ス
ライド上にY軸方向に並んで設けられる。
【0096】また、図29に示す実施形態において、撮
像システム570,572の部品カメラの少なくとも一
方は、導光装置は省略し、保持ヘッド508の旋回軌跡
上に保持ヘッド508と対向する向きに、すなわち垂直
にかつ上向きに設けてもよい。
【0097】さらに、部品装着装置は、保持ヘッドがヘ
ッド移動装置により、回路基板の表面である装着面に平
行な移動平面内において互いに直交する2方向のうちの
一方に移動させられる装置としてもよい。この場合、基
板保持装置は、上記2方向のうちの他方に移動させられ
る。部品供給装置は、上記2方向のうちの他方に移動さ
せられてもよく、あるいは位置を固定して静止して設け
てもよい。さらに、間欠回転盤に限らず、正逆両方向に
任意の角度回転させられる回転盤に複数の保持ヘッドを
設け、回転盤を回転盤回転装置により回転させて保持ヘ
ッドに電気部品の保持,装着を行わせてもよい。さらに
また、部品装着装置は、間欠回転式部品装着装置等の回
転盤式部品装着装置を移動部材に搭載し、移動部材を移
動装置によって移動させ、保持ヘッドを旋回させるとと
もに、回路基材に対して移動させて電気部品を装着させ
る装置としてもよい。保持ヘッドは、共通の旋回軸線の
まわりに互いに独立に回動可能な複数の回動部材にそれ
ぞれ設けてもよい。複数の回動部材には、それぞれ上記
旋回軸線を一周するとともに、その一周の間に1回以上
の停止を含み、かつ互いに一定時間差を有する回動運動
が回動運動付与装置により付与され、それら回動部材の
各々に旋回軸線から等距離の位置に保持ヘッドが保持さ
れる。
【0098】また、リードの横断面形状は正方形に限ら
ず、長方形,円形,V字形等でもよい。また、挿入孔
は、その断面形状は円形が多いが、円形以外、例えば正
方形,長方形等でもよい。
【0099】さらに、回路基板の電気部品のリードが接
続される接続部は、挿入孔に限らず、回路基板の表面に
形成された回路パターンでもよい。
【0100】また、本発明に係るリード位置検出方法お
よびリード位置検出装置により、回路基板に装着される
電気部品以外の電気部品のリードの位置を検出すること
ができる。
【0101】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるリード位置検出装置を
備えた電子部品装着システムを示す平面図である。
【図2】上記電子部品装着システムを示す側面図であ
る。
【図3】上記電子部品装着システムの部品装着装置を示
す側面図である。
【図4】上記部品装着装置を示す正面図(一部断面)で
ある。
【図5】上記部品装着装置によりプリント配線板に装着
されるコネクタを示す斜視図である。
【図6】上記コネクタを示す側面図である。
【図7】上記コネクタを示す底面図である。
【図8】上記コネクタのリードがプリント配線板の挿入
孔に挿入された状態を示す平面図である。
【図9】上記部品装着装置の保持ヘッドを昇降装置およ
び回転装置と共に示す側面図(一部断面)である。
【図10】上記保持ヘッドを示す側面図(一部断面)で
ある。
【図11】上記リード位置検出装置の局部照明装置を示
す平面図(一部断面)である。
【図12】上記局部照明装置を示す正面図である。
【図13】上記保持ヘッドにより保持されたコネクタの
リードに上記局部照明装置によって光が当てられた状態
を示す正面図である。
【図14】上記電子部品装着システムを制御する制御装
置のうち、本発明に関連の深い部分を示すブロック図で
ある。
【図15】上記リード位置検出装置の部品カメラによっ
て撮像されたコネクタのリードの像を示す図である。
【図16】上記部品カメラによって撮像されたコネクタ
のリードの別の例を示す図である。
【図17】上記リードの撮像に基づくリードの位置ずれ
の検出を説明する図である。
【図18】上記リードの撮像に基づくコネクタの回転位
置の位置ずれの取得を説明する図である。
【図19】上記リード位置検出装置によるリードの位置
ずれ検出の別の作動態様において、局部照明装置によっ
てリードに光が当てられた状態を示す図である。
【図20】図19に示す作動態様におけるリードの撮像
により得られたリードの像を示す図である。
【図21】リード位置検出装置により検出されたリード
位置に基づくリードの挿入孔への挿入可否の判定を説明
する図である。
【図22】本発明の別の実施形態であるリード位置検出
装置を示す平面図である。
【図23】図22に示すリード位置検出装置を示す正面
図である。
【図24】図22に示すリード位置検出装置の局部照明
装置の投光器を示す平面図である。
【図25】図24に示す投光器が保持部材に取り付けら
れた状態を示す側面図である。
【図26】図24に示す投光器が保持部材に取り付けら
れた状態を示す正面図である。
【図27】図24に示す投光器を示す側面断面図であ
る。
【図28】図24に示す投光器そ示す正面断面図であ
る。
【図29】本発明に係るリード位置検出装置を備えた間
欠回転式電子部品装着システムを概略的に示す平面図で
ある。
【符号の説明】
12:プリント配線板 18:部品装着装置 2
0,22:部品供給装置82:コネクタ 84:本体
92:リード 96:挿入孔 100:保持ヘ
ッド 136:ヘッド移動装置 184:吸着ノズ
ル 250:部品カメラ 252:局部照明装置
266:投光器 270:レーザダイオード 3
00:制御装置 402:部品カメラ 404:局
部照明装置 406:保持部材 412:本体
部 414:投光器保持部 418:投光器 436:投光口 442:軸
448:アジャストボルト 502:部品装着装置
504:部品供給装置 512:プリント配
線板 572:撮像システム 580:制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/60 150 G06T 7/60 150B H05K 13/04 H05K 13/04 C M Fターム(参考) 2F065 AA07 AA16 AA52 BB05 CC27 DD06 DD09 FF01 FF04 GG06 HH05 HH14 JJ03 JJ09 JJ26 LL10 LL12 LL28 PP12 RR06 SS04 TT02 UU01 UU05 5B057 AA03 BA02 BA11 DA07 DC09 5E313 AA06 AA11 CC04 EE03 EE24 FF24 FF26 FF28 5L096 CA02 CA17 FA69

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、その本体から延び出たリードと
    を備えた電気部品のリードの位置を検出する方法であっ
    て、 前記リードの、長手方向の限られた一部分に、そのリー
    ドの長手方向とほぼ直交する方向から光を当て、そのリ
    ードを、そのリードの自由端側からそのリードの長手方
    向に平行に撮像し、その結果取得された画像データを処
    理することにより、そのリードの位置を検出することを
    特徴とするリード位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記リードが前記本体から複数本互いに
    平行に延び出ており、それら複数本のリードの相対位置
    を検出することを特徴とする請求項1に記載のリード位
    置検出方法。
  3. 【請求項3】 前記光として、前記リードの長手方向と
    ほぼ直交する一平面に沿った平板状の光を使用する請求
    項1または2に記載のリード位置検出方法。
  4. 【請求項4】 前記リードの限られた一部を、前記自由
    端から設定距離だけ基端側へ離れた部分とすることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリード位
    置検出方法。
  5. 【請求項5】 前記リードの限られた一部を、前記自由
    端とそれに隣接した部分とすることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載のリード位置検出方法。
  6. 【請求項6】 前記光を、前記リードの長手方向とほぼ
    直交する平面内においてほぼ前記リードに向かう複数の
    方向から前記リードに照射することを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載のリード位置検出方法。
  7. 【請求項7】 本体と、その本体から延び出たリードと
    を備えた電気部品を回路基板に装着する方法であって、 前記電気部品を保持ヘッドに保持させる保持工程と、 保持ヘッドに保持された電気部品のリードの、長手方向
    の限られた一部分に、そのリードの長手方向とほぼ直交
    する方向から光を当て、そのリードを、そのリードの自
    由端側からそのリードの長手方向に平行に撮像する撮像
    工程と、 その撮像により取得された画像データを処理することに
    より、そのリードの位置を検出するリード位置検出工程
    と、 そのリード位置検出工程において検出されたリード位置
    のデータに基づいて前記保持ヘッドと前記回路基板との
    相対位置を調節し、回路基板の挿入孔に前記リードを挿
    入する挿入工程とを含むことを特徴とする電気部品装着
    方法。
  8. 【請求項8】 本体と、その本体から延び出たリードと
    を備えた電気部品のリードの位置を検出する装置であっ
    て、 前記リードの、長手方向の限られた一部分に、そのリー
    ドの長手方向とほぼ直交する方向から光を当てる局部照
    明装置と、 前記リードを、そのリードの自由端側からそのリードの
    長手方向に平行に撮像する撮像装置と、 その撮像装置により取得された画像データを処理するこ
    とにより、そのリードの位置を検出する画像処理装置と
    を含むことを特徴とするリード位置検出装置。
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