JP2003298294A - 電子回路部品装着システム - Google Patents

電子回路部品装着システム

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JP2003298294A
JP2003298294A JP2002101172A JP2002101172A JP2003298294A JP 2003298294 A JP2003298294 A JP 2003298294A JP 2002101172 A JP2002101172 A JP 2002101172A JP 2002101172 A JP2002101172 A JP 2002101172A JP 2003298294 A JP2003298294 A JP 2003298294A
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circuit component
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JP2002101172A
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Inventor
Toshihiro Kondo
敏弘 近藤
Mamoru Tsuda
護 津田
Kimihiko Yasuda
公彦 安田
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路部品装着システムにおいて、部品受
取り時および部品装着時の部品保持ヘッドの昇降高さの
適正化を図り、装置や部品の損傷を防ぎ、装着が良好に
行なわれるようにする。 【解決手段】 電子回路部品装着システム10におい
て、光放射装置160により、プリント配線板14の上
面28に、それの法線に対して傾斜した方向から可視光
を放射し、上面28上に明瞭な輪郭を有する形象170
を形成する。基準マークカメラ152により形象170
を撮像し、撮像面内における形象170の像の位置が、
光放射装置の光軸の傾き角θと上面の高さとに基づいて
変化することを利用してプリント配線板の高さ方向のず
れ量Aを取得し、部品保持ヘッド60の昇降高さを補正
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路を得るた
めに回路基板に電子回路部品を装着する電子回路部品装
着システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子回路部品装着システムは、プリント
配線板等の回路基板を保持する基板保持装置と、その基
板保持装置に保持された回路基板に電子回路部品を装着
する部品装着装置と、その部品装着装置の作動を制御す
る制御装置とを含むように構成される。具体的には、例
えば、部品装着装置が、部品保持具を備えた部品保持ヘ
ッドと、その部品保持ヘッドと基板保持装置とを相対移
動させる相対移動装置とを含むものとされ、相対移動装
置が制御装置により制御されることによって、部品保持
ヘッドに保持された電子回路部品が基板保持装置に保持
された回路基板の被装着面である上面に装着される。
【0003】その際、部品保持ヘッドと基板保持装置と
はプログラムに従って予め定められた相対運動をさせら
れるため、回路基板の上面の位置が一定しない場合に
は、部品保持ヘッドの電子回路部品装着動作が不適切と
なる可能性がある。例えば、回路基板の下面が上向きの
規定面に密着させられることにより、回路基板の上面の
上下方向の位置決めが行われる場合には、回路基板の厚
さが変われば、回路基板上面の高さが変わり、その変化
を無視して電子回路部品装着動作が行われれば、その装
着動作が不適切なものとなる可能性があるのである。部
品保持ヘッドが予定の位置に達したにもかかわらず、電
子回路部品が回路基板上面に接触せず、あるいは予定よ
り早く接触することとなるのである。前者が電子回路部
品装着ミスの発生や、装着位置誤差増大の原因となるこ
とは明らかであるが、後者であっても、電子回路部品の
回路基板への接触力や接触速度過大の原因となり、電子
回路部品の損傷や装着位置誤差増大を引き起こす。ま
た、回路基板の厚さが均一であっても、上向きあるいは
下向きの反りが存在する場合には、回路基板上面の電子
回路部品装着点の高さが一定せず、やはり電子回路部品
装着ミスや装着位置誤差増大の原因となる。
【0004】従来は、部品保持ヘッドを回路基板上面と
の相対位置誤差を吸収する機能を有するものとしたり、
基板保持装置を、回路基板の上面位置の変動ができる限
り小さくて済む構造のものとしたり、部品保持ヘッドと
回路基板上面との接近速度を低く抑えたり、回路基板に
反りが存在する場合には、回路基板を下方から支持する
支持部材や回路基板を吸着により下方へ引き下げて保持
する吸着型支持部材を用いたりすることにより、上記装
着ミスの発生や装着位置誤差の増大を抑制する努力が払
われてきた。しかしながら、電子回路部品装着能率の向
上や装着位置精度の要求が高くなり、従来の対策では十
分にそれらの要求を満たすことが難しくなっているのが
実状である。
【0005】以上は電子回路部品が装着される際の部品
保持ヘッドと回路基板上面との上下方向の相対位置誤差
について説明したが、部品供給装置から電子回路部品が
取り出される際にも同様な問題が生じる。回路基板に装
着されるべき電子回路部品は、部品供給装置の部品供給
部から部品保持ヘッドにより取り出されるのであるが、
その際、部品保持ヘッドと部品供給部との上下方向の相
対位置に誤差があれば、電子回路部品の取出ミス、電子
回路部品や吸着ノズル等部品保持部具の損傷等の問題が
発生する可能性があるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、電子回路部品装
着システムにおいて、回路基板の厚さの変化や反り等に
起因する回路基板の上面の上下方向の位置が一定しない
場合でも、回路基板に対する装着作業が支障なく行われ
るようにすること、あるいは部品供給装置と部品保持ヘ
ッドとの上下方向の相対位置誤差の存在にかかわらず、
電子回路部品の取出しが適切に行われるようにすること
を課題としてなされたものであり、本発明によって、下
記各態様の電子回路部品装着システムが得られる。各態
様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、
必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。
これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであ
り、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わ
せが以下の各項に記載のものに限定されると解釈される
べきではない。また、一つの項に複数の事項が記載され
ている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなけ
ればならないわけではない。一部の事項のみを選択して
採用することも可能なのである。
【0007】なお、以下の各項において、(1)項が請求
項1に相当し、(2)項が請求項2にそれぞれ相当する。
【0008】(1)部品供給装置から供給される電子回
路部品を、部品保持ヘッドにより、基板保持装置に保持
された回路基板に装着する電子回路部品装着システムで
あって、前記基板保持装置に保持された回路基板の上面
またはその上面に装着された電子回路部品の上面と、前
記部品供給装置の部品供給部近傍の上面または部品供給
部に位置決めされた電子回路部品の上面との少なくとも
一方に光を照射することによってその一方にスポット状
の形象を形成する光放射装置と、前記形象を撮像する撮
像装置と、その撮像装置によって撮像された画像のデー
タを処理する画像処理装置とを含み、前記光放射装置と
前記撮像装置との少なくとも一方の光軸が前記少なくと
も一方に対する法線に対して傾斜させられており、か
つ、前記画像処理装置が、前記形象の像の前記画像内に
おける位置に基づいて前記少なくとも一方の上下方向位
置を取得する上面位置取得部を含むことを特徴とする電
子回路部品装着システム。本項に記載のシステムによれ
ば、簡単な構成の装置により、回路基板,部品供給装
置,電子回路部品等の上面の高さを取得することができ
る。したがって、例えば、取得した上面の高さに基づい
て部品保持ヘッドと回路基板または部品供給装置との上
下方向の相対移動を制御することにより、回路基板の上
面の上下方向の位置あるいは部品供給装置の部品供給部
の上下方向の位置が一定しない場合でも、回路基板に対
する装着作業あるいは電子回路部品の取出作業を支障な
く行うことが可能となる。
【0009】(2)前記撮像装置が、前記回路基板の上
面と直交する方向からその上面に設けられた基準マーク
を撮像するものであり、前記画像処理装置が、その撮像
により取得された画像内における前記基準マークの像の
画像内における位置に基づいて前記基板保持装置による
前記回路基板の保持位置を取得する保持位置取得部を含
む (1)項に記載の電子回路部品装着システム。本項に記
載の電子回路部品装着システムにおいては、回路基板の
基準マークを撮像する基準マーク撮像装置が、光放射装
置によって形成されるスポット状の形象を撮像する撮像
装置と兼用されるのであり、その分安価に目的を達成し
得る。 (3)前記光放射装置により放射される光が、横断面形
状が円形のものである (1)項または (2)項に記載の電子
回路部品装着システム。光の横断面形状は、円形以外の
形状であってもよく、例えば、正方形,長方形,三角
形,楕円形,十字形などでもよい。しかし、横断面形状
が円形の光を形成することが特に容易である。 (4)前記部品保持ヘッドを昇降させることにより、そ
の部品保持ヘッドを前記少なくとも一方に接近,離間さ
せる昇降装置を含む (1)項ないし (3)項のいずれかに記
載の電子回路部品装着システム。
【0010】(5)前記昇降装置を前記上面位置取得部
により取得された前記少なくとも一方の上下方向位置に
基づいて制御する昇降装置制御装置を含む (4)項に記載
の電子回路部品装着システム。昇降装置制御装置は、少
なくとも、部品保持ヘッドの下降端位置を制御する下降
端位置制御部を含むものとすることが望ましい。 (6)前記光放射装置および前記撮像装置と、前記基板
保持装置とを、その基板保持装置に保持された前記回路
基板の上面に平行な方向に相対移動させる水平移動装置
を含む (1)項ないし (5)項のいずれかに記載の電子回路
部品装着システム。 (7)前記水平移動装置が、前記部品保持ヘッドと前記
基板保持装置とを基板保持装置に保持された回路基板の
上面に平行な方向に相対移動させる装置を兼ねる(6)項
に記載の電子回路部品装着システム。
【0011】(8)前記光放射装置に前記回路基板の上
面の予め定められた複数の設定点の各々に光を放射さ
せ、前記撮像装置に前記形象を撮像させる撮像制御部
と、前記設定点の各々における形象の撮像結果に基づい
て、前記回路基板の上面における任意点の上下方向位置
を取得可能な任意点上下方向位置取得部とを含む (6)項
または (7)項に記載の電子回路部品装着システム。 (9)前記任意点上下方向位置取得部が、前記複数の設
定点における形象の撮像結果に基づいて、それら複数の
設定点の上下方向位置を取得する設定点上下方向位置取
得部と、その設定点上下方向位置取得部により取得され
た設定点の上下方向位置を記憶する設定点上下方向位置
記憶部と、その設定点上下方向位置記憶部に記憶された
設定点上下方向位置に基づいて前記任意点の上下方向位
置を決定する任意点上下方向位置決定部とを含む (8)項
に記載の電子回路部品装着システム。 (10)前記設定点が前記回路基板の上面に設定された
互いに直交する複数本ずつの第1格子線と第2格子線と
の各交点である複数の格子点を含む (9)項に記載の電子
回路部品装着システム。 (11)前記任意点上下方向位置決定部が、互いに隣接
する2本ずつの前記第1格子線と前記第2格子線とに囲
まれた四角形の領域内の前記任意点の上下方向位置を、
少なくともその四角形の領域の頂点である4つの前記格
子点の上下方向位置に基づいて決定する部分を含む(10)
項に記載の電子回路部品装着システム。任意点上下方向
位置決定部は、例えば、上記4つの格子点の上下方向位
置の平均値を上記四角形の領域全体の上下方向位置に決
定するというように、複数の領域の各々について一つず
つの上下方向位置を決定するものとすることも、また、
例えば、4つの格子点の上下方向位置に基づく比例計算
等によって、任意点の各々について上下方向位置を設定
するものとすることも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である電子回
路部品装着システム10を図1ないし図4に基づいて説
明する。この種の電子回路部品装着システム10は、例
えば、特許第2824378号公報等において既に知ら
れており、簡単に説明する。
【0013】図1において12は電子回路部品装着シス
テム10のシステム本体としてのベースである。ベース
12上には、回路基板の一種であるプリント配線板14
をX軸方向(図1においては左右方向)に搬送する配線
板コンベヤ16,プリント配線板14を保持する基板保
持装置たるプリント配線板保持装置18,プリント配線
板14に電子回路部品20(図4参照)を装着する部品
装着装置22および部品装着装置22に電子回路部品2
0を供給する部品供給装置24,26等が設けられてい
る。
【0014】本実施形態においてプリント配線板14
は、配線板コンベヤ16により水平な姿勢で搬送され、
図示を省略する停止装置によって予め定められた作業位
置において停止させられるとともに、ベース12の作業
位置に対応する部分に設けられたプリント配線板保持装
置18により保持される。本実施形態においてプリント
配線板14は、その電子回路部品20が装着される被装
着面たる上面28(図4参照)が水平な姿勢で支持され
る。
【0015】本実施形態においては、電子回路部品装着
システム10全体についてXY座標面が設定され、この
XY座標面上において部品装着装置22の後述する部品
保持ヘッド等の移動データ等が設定される。このXY座
標面は、本実施形態では、図1に示すように、電子回路
部品装着システム10を上方から、部品供給装置26が
上側、部品供給装置24が下側に位置する状態で平面視
した場合における左右方向をX軸方向、上下方向をY軸
方向とし、右方および上方をそれぞれ正方向とする水平
な座標面とされている。
【0016】部品供給装置24,26は、図2に示すよ
うに、XY座標面内においてX軸方向と直交するY軸方
向に互いに隔たって、配線板コンベヤ16の両側に位置
を固定して静止して設けられている。図示の例において
は、部品供給装置24がフィーダ型部品供給装置とさ
れ、部品供給装置26がトレイ型部品供給装置とされて
いる。
【0017】フィーダ型部品供給装置24は、多数のフ
ィーダ30がフィーダ支持テーブル32上に、各部品供
給部が一線上、例えばX軸方向に平行な方向に並べて配
列された部品供給テーブル34を有する。各フィーダ3
0は、電子回路部品20を部品保持テープ40(図6参
照)に保持させ、テープ化電子回路部品42とした状態
で供給する。テープ化電子回路部品42は、図6および
図7に示すように、部品保持テープ40に等間隔に形成
された収容凹部44に一個ずつの電子回路部品20が収
容され、カバーテープ46で覆われたものである。テー
プ化電子回路部品42は、フィーダ30の上面に載せら
れるとともに、図5に示すカバー47が被せられ、図示
を省略する送り装置により一定ピッチ、すなわち収容凹
部44の中心間のピッチに等しい距離ずつ送られる。カ
バー47の先端側、すなわち部品装着装置22に近い側
に開口48が形成され、電子回路部品20が取出し可能
とされている。
【0018】トレイ型部品供給装置26は、図8および
図9に示すように、電子回路部品20を部品トレイ50
に収容して供給する。部品トレイ50は板状に形成さ
れ、等間隔に形成された部品収容凹部51に例えばリー
ド53を備える電子回路部品20が1個ずつ収容され、
リード53が部品収容凹部51の底面に接触して電子回
路部品20の部品本体55を水平な姿勢で支持してい
る。部品トレイ50は、上下方向に配設された多数の部
品トレイ収容箱52内にそれぞれ1枚ずつ支持されてい
る。これら部品トレイ収容箱52はそれぞれ図示しない
支持部材により支持され、コラム54内に設けられた昇
降装置により順次部品供給位置へ上昇させられるのであ
るが、部品供給位置の上方には後述する部品保持ヘッド
が電子回路部品20を取り出すためのスペースを確保す
ることが必要である。そのため、電子回路部品20を供
給し終わった部品トレイ収容箱52は、次の部品トレイ
収容箱52が部品供給位置へ上昇させられるのと同時
に、上記スペース分上昇させられ、上方の退避領域へ退
避させられる。このように上方にスペースが形成された
部品トレイ収容箱52内の部品トレイ50から部品装着
装置22の部品保持ヘッドが1個ずつ電子回路部品を取
り出す。このトレイ型部品供給装置26は、特公平2−
57719号公報に記載の部品供給装置と同じであり、
詳細な説明は省略する。
【0019】部品装着装置22は、図4に示す部品保持
ヘッド60が互いに直交するX軸方向およびY軸方向の
成分を有する方向に平行移動して電子回路部品20を搬
送し、プリント配線板14の上面28に装着するものと
されている。そのため、図1に示すように、ベース12
の配線板コンベヤ16のY軸方向における両側にはそれ
ぞれボールねじ64がX軸方向に平行に設けられるとと
もに、X軸スライド66に設けられた2個のナット68
(図3に1個のみ図示されている)の各々に螺合されて
おり、これらボールねじ64がそれぞれ、X軸スライド
駆動用モータ70によって回転させられることにより、
X軸スライド66がX軸に平行な方向の任意の位置へ移
動させられる。
【0020】X軸スライド66は、図1に示すように、
フィーダ型部品供給装置24から配線板コンベヤ16を
越えてトレイ型部品供給装置26にわたる長さを有す
る。なお、ベース12上には、2つのボールねじ64の
下側にそれぞれ案内部材たるガイドレール72(図3参
照)が設けられており、X軸スライド66は被案部材た
るガイドブロック74においてガイドレール72に摺動
可能に嵌合され、移動が案内される。以上、ナット6
8,ボールねじ64およびX軸スライド駆動用モータ7
0等がX軸スライド移動装置76を構成している。
【0021】X軸スライド66上には、ボールねじ80
(図3参照)がY軸方向に平行に設けられるとともに、
Y軸スライド82がナット84において螺合されてい
る。このボールねじ80がY軸スライド駆動用モータ8
6(図1参照)によりギヤ88,90を介して回転させ
られることにより、Y軸スライド82は案内部材たる一
対のガイドレール92に案内されてY軸方向に平行な任
意の位置に移動させられる。以上、ナット84,ボール
ねじ80およびY軸スライド駆動用モータ86等がY軸
スライド移動装置94を構成し、前記X軸スライド6
6,X軸スライド移動装置76およびY軸スライド82
と共に相対移動装置としてのXY移動装置96を構成し
ており、部品保持ヘッド60は、XY移動装置96によ
り、水平面内の任意の位置へ移動させられる。
【0022】Y軸スライド82に設けられた支持部10
2には、図3および図4に示すように、部品保持ヘッド
60,部品保持ヘッド60を昇降させるヘッド軸方向移
動装置たるヘッド昇降装置104,部品保持ヘッド60
をその軸線まわりに回転させる回転装置106が設けら
れており、これら部品保持ヘッド60等が部品装着ユニ
ット108を構成している。本実施形態では、部品装着
ユニット108は1組設けられているのであるが、複数
組設けてもよい。例えば、Y軸スライド82に複数の部
品装着ユニット108をY軸方向に平行に1列に並べて
設けることができる。
【0023】本実施形態の部品装着ユニット108は、
特許第3093339号公報に記載の部品装着ユニット
と同様に構成されており、簡単に説明する。支持部10
2には、軸110がZ軸方向に平行な方向に移動可能か
つ軸線まわりに回転可能に設けられ、その下端部に設け
られたホルダ112によって吸着ノズル114が着脱可
能に保持される。本実施形態においては、軸110およ
びホルダ112が部品保持ヘッド60を構成している。
【0024】ヘッド昇降装置104は、昇降用モータ1
20を駆動源とし、昇降用モータ120の回転がギヤ1
22,124を含む回転伝達装置によりナット126に
伝達され、ナット126が回転させられることにより、
ナット126に螺合された軸110が昇降させられ、部
品保持ヘッド60が昇降させられる。ヘッド昇降装置1
04が接近・離間装置を構成している。回転装置106
は、回転用モータ130(図10参照)を駆動源とし、
その回転がギヤ132を含む回転伝達装置により軸11
0に伝達され、軸110が軸線まわりに回転させられ
て、部品保持ヘッド60が垂直な回転軸線まわりに回転
させられる。
【0025】吸着ノズル114は電子回路部品20を負
圧により吸着し、プリント配線板14に装着する。その
ため、吸着ノズル114は、図示を省略する負圧源,正
圧源および大気に接続されており、電磁方向切換弁装置
(図示省略)の切換えにより、吸着管140が負圧源,
正圧源および大気に択一的に連通させられる。吸着管1
40は下向きの吸着面142を備え、電子回路部品20
を吸着する。
【0026】Y軸スライド82にはまた、プリント配線
板14に設けられた複数の基準マーク150を撮像する
撮像装置たる基準マークカメラ152(図1,図4参
照)が移動不能に設けられている。基準マークカメラ1
52は、本実施形態においては、CCDカメラにより構
成されるとともに、面撮像装置とされている。基準マー
クカメラ152に対応して照明装置154が配設されて
おり、基準マーク150およびその周辺を照明する。
【0027】Y軸スライド82には、さらに、可視光を
放射する光放射装置160が設けられている。光放射装
置160は、可視光を発光する発光器162とレンズ系
164とを備え、プリント配線板保持装置18により位
置決め保持されたプリント配線板14の上面28におい
て明瞭な輪郭を有する形象170(図11参照)を形成
する。光放射装置160は、それの光軸が上面28の法
線に対して傾斜して設けられており、本実施形態におい
ては、上面28に対して入射角θとなる光を放射する
が、この光により、上面28において、基準マークカメ
ラ152の撮像領域の中央付近に形象170が形成され
る。本実施形態においては、プリント配線板14の上面
たる上面28が灰色とされており、光放射装置160
が、横断面形状が円形の白色光を放射することにより、
上面28上に周囲より明度の高い形象を形成する。この
とき、基準マークカメラ152により、上面28から垂
直方向上方に向かって反射された乱反射光が受光され
る。なお、光放射装置160により放射される光は他の
形状であっても良く、例えば横断面形状が三角形,正方
形,長方形,十字形等に形成されてもよいし、さらに、
光の色彩は、上面28の対応して明度の異なる形象が形
成されればよく、例えば、色彩が赤色,青色等でもよ
い。さらに、上面28が白色や黒色など中間的な明度の
色彩でない場合には、形象が形成される部位に中間的な
明度の塗料を塗布して形象が容易に識別されるようにし
てもよい。さらに光放射装置は、レーザ光を放射しても
よく、その場合には、レンズ系を設けなくてもよい。
【0028】本電子回路部品装着システム10において
は、さらに、部品供給装置24,26の部品供給部とプ
リント配線板14の上面28との高さがほぼ等しくされ
ており、光放射装置160によりそれら部品供給装置2
4,26の供給部にも同様の形象170を形成し、基準
マークカメラ152により撮像可能とされている。本実
施形態においては、具体的には、フィーダ型部品供給装
置24のカバー47の上面174と、トレイ型部品供給
装置26の部品トレイ50の上面176とに可視光を放
射するようにされている。後で詳細に説明するが、光放
射装置160が上記上面28および上面174,176
等、測定対象面に可視光を放射する場合に、その対象面
の上下方向位置が異なれば、それに対応して形象170
が形成される位置が変化して、基準マークカメラ152
により撮像される撮像面内における形象170の像の位
置も変化する。本実施形態においては、その撮像面内の
形象170の像の位置のずれの量に基づいて、測定対象
面の高さを測定する。このように、光放射装置160と
基準マークカメラ152とがプリント配線板14および
部品供給装置24,26の高さを測定する高さ測定装置
172を構成している。
【0029】X軸スライド66には、ちょうどX軸スラ
イド66を移動させる2つのボールねじ64にそれぞれ
対応する位置であって、フィーダ型部品供給装置24と
プリント配線板14との間およびトレイ型部品供給装置
26とプリント配線板14との間の位置にそれぞれ、撮
像装置180が移動不能に取り付けられている。これら
撮像装置180の構成は同じであり、一方の撮像装置1
80を代表的に説明する。
【0030】撮像装置180は、図3に示すように、電
子回路部品20を撮像する部品カメラ182および導光
装置184を備え、導光装置184は、反射装置として
の反射鏡186,188を有している。反射鏡186,
188は、図示しないブラケットによりX軸スライド6
6の下部に固定されており、一方の反射鏡186は、部
品保持ヘッド60のY軸方向の移動経路の真下におい
て、吸着ノズル114の中心線を含む垂直面に対して約
45度傾斜させられ、それのX軸スライド66に近い側
の端部が下方に位置する反射面190を有する。
【0031】それに対して他方の反射鏡188は、X軸
スライド66を挟んだ反対側に反射鏡186の反射面1
90と垂直面に対して対称に傾斜し、X軸スライド66
に近い側の端部が下方に位置する反射面192を有す
る。X軸スライド66の部品保持ヘッド60が設けられ
た側とは反対側であって、前記反射鏡188の反射面1
92に対向する位置において、吸着ノズル114に保持
された電子回路部品20を撮像する部品カメラ182が
保持部材196により下向きに保持されて固定されてい
る。
【0032】したがって、部品保持ヘッド60がXY移
動装置96によって移動させられ、Y軸方向においてボ
ールねじ64に対応する位置であって、反射鏡186上
に位置する位置に至れば、像形成光が反射鏡186,1
88により反転されて部品カメラ182に入光させられ
る状態となり、部品カメラ182は電子回路部品20を
撮像することができる。撮像装置180は、Y軸スライ
ド82がX軸スライド66に対して移動する際における
電子回路部品20の移動軌跡上において、その電子回路
部品20の像を撮像可能な位置に配設されているのであ
る。本実施形態においては、部品カメラ182は、前記
基準マークカメラ152と同様に、CCDカメラとされ
るとともに、面撮像装置とされている。なお、反射鏡1
88を省略し、部品カメラ182を水平な姿勢で反射鏡
186に対向する位置に配設することも可能である。
【0033】反射鏡186の近傍には、紫外線照射装置
としてのストロボ200が設けられ、吸着ノズル114
の発光板202に向かって紫外線を照射するようにされ
ている。発光板202は紫外線を吸収して可視光線を放
射し、部品カメラ182は電子回路部品20の投影像を
下方から撮像する。本実施形態においては、発光板20
2および紫外線照射装置が照明装置を構成している。
【0034】また、上記ストロボ200に比較して吸着
ノズル114に近い位置に可視光線を照射する別のスト
ロボ204が設けられており、電子回路部品20の底面
(プリント配線板14に装着される装着面)からの反射
光により、部品カメラ182は電子回路部品20の正面
像を下方から撮像する。上記撮像装置180,照明装置
が撮像システムを構成している。
【0035】本電子回路部品装着システム10は、制御
手段として、図10に示す制御装置210を備えてい
る。制御装置210は、CPU212,ROM214,
RAM216およびそれらを接続するバス218を備え
るコンピュータ220を主体として構成されている。バ
ス218には、さらに、入出力インターフェース222
が接続されており、駆動回路224を介してX軸スライ
ド駆動用モータ70,Y軸スライド駆動用モータ86,
昇降用モータ120,回転用モータ130などが接続さ
れている。制御装置210には、画像処理コンピュータ
226を介して基準マークカメラ152および部品カメ
ラ182が接続されている。制御装置210には、さら
に、キーボード等の入力装置228とマウス230とが
接続され、制御回路232を介して表示装置たるディス
プレイ234に接続されている。
【0036】なお、駆動源たるX軸スライド駆動用モー
タ70等は、サーボモータにより構成され、その回転角
度がエンコーダにより検出されてコンピュータ220に
入力される。図10には、回転用モータ130に設けら
れたエンコーダ236を代表的に示す。また、ROM2
14またはRAM216には、図示は省略するが、メイ
ンルーチン,電子回路部品装着プログラム,部品供給部
の高さを測定するプログラム,プリント配線板の表面の
高さを測定するプログラム等を始めとする種々のプログ
ラムおよびそれらプログラムの実行等に必要なデータ等
が記憶させられている。
【0037】次に作動を説明する。電子回路部品20を
プリント配線板14に装着する装着作業は、前記特許第
2824378号公報、およびまだ未公開であるが本出
願人の出願に係る特願2000−343641号の出願
等に記載されているため、全体の説明は簡略にし、本発
明に関連の深い部分を詳細に説明する。
【0038】プリント配線板14が図示しない搬入装置
により搬入され、配線板コンベヤ16により電子回路部
品20が装着される装着位置まで搬送されれば、プリン
ト配線板保持装置18により位置決めされ、上面28が
水平となる姿勢で保持される。XY移動装置96により
部品装着ユニット108とともに基準マークカメラ15
2が、プリント配線板14に設けられた基準マーク15
0を撮像する基準マーク撮像位置に位置決めされ、2個
の基準マーク150がそれぞれ撮像される。次に、XY
移動装置96により、それら部品装着ユニット108
と、基準マークカメラ152および光放射装置160と
が、上面28の高さを測定する高さ測定位置に移動させ
られて、プリント配線板14の上面28の高さを測定す
る。高さ測定位置はプリント配線板14上に少なくとも
1箇所設定され、本実施形態においては、2箇所設定さ
れており、それぞれの位置における高さの平均値が、現
にプリント配線板保持装置18に保持されているプリン
ト配線板14の上面28の高さとして取得される。な
お、高さ測定作業については、後で詳細に説明する。こ
の測定結果に基づいて、以下に説明する部品装着作業に
おいて部品装着位置における部品保持ヘッド60の下降
量が補正される。
【0039】次に、部品保持ヘッド60は、X軸スライ
ド66およびY軸スライド82の移動によりフィーダ型
部品供給装置24またはトレイ型部品供給装置26の部
品供給位置へ移動させられる。先に上面28の高さが測
定された場合と同様に、高さ測定装置172により各部
品供給装置24,26の電子回路部品20を供給する部
品供給部の高さが測定され、部品供給部の実際の高さに
基づいて、部品保持ヘッド60の下降量が補正される。
その補正された値にしたがって、部品保持ヘッド60が
ヘッド昇降装置104により昇降させられ、吸着ノズル
114に負圧が供給されることにより電子回路部品20
が保持される。
【0040】電子回路部品20を保持した部品保持ヘッ
ド60は、フィーダ30の電子回路部品20を供給する
部品供給位置であって、フィーダ30から電子回路部品
20を受け取る部品受取位置から、プリント配線板14
に電子回路部品20を装着する部品装着位置へ移動させ
られるのであるが、この際、X軸スライド66の部品受
取位置と部品装着位置との間の位置に固定されている反
射鏡186上を通過する。部品供給位置および部品装着
位置がフィーダ型部品供給装置24およびプリント配線
板14のいずれの位置にあっても、部品保持ヘッド60
が部品供給位置から部品装着位置へ移動するためには必
ず、X軸スライド34上をY軸方向へ移動してフィーダ
型部品供給装置24とプリント配線板14との間の部分
を通る。したがって、部品保持ヘッド60は、X軸スラ
イド34の部品供給位置と部品装着位置との間に位置す
る部分に固定されている反射鏡186を必ず通り、部品
カメラ182により電子回路部品20が撮像される。部
品保持ヘッド60が反射鏡186上に位置し、部品カメ
ラ182によって撮像される位置を部品保持位置検出位
置ないし撮像位置と称する。
【0041】電子回路部品20の回転位置が吸着時と装
着時とで異なる場合には、吸着後、部品保持位置検出位
置に到達するまでの間に部品保持ヘッド60がヘッド回
転装置106により回転させられ、電子回路部品20が
回転させられて装着時の回転位置に変更される。
【0042】そして、部品保持ヘッド60が部品保持位
置検出位置に到達すれば、電子回路部品20が撮像され
る。撮像装置180およびストロボ200,204はX
軸スライド66上に設けられているため、部品保持ヘッ
ド60は、Y軸方向においてはその移動を停止させられ
るが、X軸方向においては移動させられたままの状態で
電子回路部品20が撮像される。撮像された像のデータ
は制御装置210において保持位置誤差のない正規の像
のデータと比較され、中心位置誤差(水平位置誤差)Δ
XE ,ΔYE および回転位置誤差Δθが算出される。
【0043】また、前述のように、プリント配線板14
の中心位置誤差ΔXP ,ΔYP がプリント配線板14に
設けられた基準マーク150を予め基準マークカメラ1
52によって撮像することにより算出されており、部品
装着位置へ移動するまでの間に、これら誤差ΔXE ,Δ
YE,ΔXP ,ΔYP および回転位置誤差Δθの修正に
より生ずる電子回路部品20の中心位置のずれに基づい
て部品保持ヘッド60の移動距離が修正されるととも
に、部品保持ヘッド60がヘッド回転装置106により
回転させられて回転位置誤差Δθが修正される。このよ
うに、電子回路部品20はプリント配線板14の正確な
被装着位置に正しい回転位置で装着される。部品保持ヘ
ッド60は、誤差の演算等と並行して、プリント配線板
14の被装着位置上へ移動させられるとともに前記補正
された下降量にしたがって下降させられ、電子回路部品
20を被装着位置に装着する。以上で1サイクルの装着
作業が終了する。
【0044】以下、高さ測定装置172による高さ測定
作業について、詳細に説明する。高さ測定作業は、プリ
ント配線板14の上面28の高さを測定する場合と、部
品供給装置24,26の部品供給部の高さを測定する場
合とで同様の手順により実行されるので、以下、プリン
ト配線板14の上面28の高さを測定する作業を代表的
に説明し、他の測定作業の説明を省略する。
【0045】光放射装置160は、前述のように、上面
28の法線に対して傾斜した方向に沿って可視光を放射
するので、図11(a),(b)に示すように、上面2
8の高さが変化することによって、形象170が形成さ
れる位置が平行光の傾斜の方向に沿って変化する。本実
施形態においては、光放射装置160の光軸は、Z−Y
平面に平行な面に沿って傾斜させられているので、上面
28の高さが変化すれば、上面28上において形象17
0の形成される位置が、Y軸方向に沿って変化するとと
もに、撮像面内における形象170の像の位置が変化す
るのである。なお、図11(b)において、プリント配
線板14が上下方向における基準位置に位置する状態を
実線で示し、基準位置からずれている状態の例を破線で
示す。
【0046】ここで、本電子回路部品装着システム10
においては、プリント配線板保持装置18により支持さ
れた状態におけるプリント配線板14の上面28の高さ
が予め定められており、プリント配線板14が予め定め
られた高さに位置する場合に、その上面28上に形成さ
れる形象170が、基準マークカメラ152により撮像
された場合に撮像面内におけるその形象170の像の位
置たる像設定位置Q0が予め記憶されている(図11
(a)参照)。本実施形態においては、高さ測定作業
は、現にプリント配線板保持装置18に保持されている
プリント配線板14の上面28上に形成された形象17
0を、基準マークカメラ152により撮像し、撮像面内
における形象170の像の実際の位置である像実位置Q
の像設定位置Q0に対する位置ずれ量を取得することに
より行なわれる。なお、像設定位置Q0は、上面28が
高さ方向基準位置に位置すると仮定した場合に形成され
る形象170の、基準マークカメラ152により撮像さ
れる画像内における位置である。
【0047】以下、制御装置210により実行される高
さ測定ルーチンを図12に示すフローチャートに基づい
て、さらに詳細に説明する。まず、ステップS1(以
下、単にS1と称する。他のステップについても同じ)
において、フラグF1が0であるか否かが問われる。今
回のプログラムの実行においては、フラグF1が0であ
るので、S1の判定がYESとなり、S2に進む。S2
において、XY移動装置96の移動により高さ検出装置
172がプリント配線板14の上面28の高さを測定す
る高さ測定位置に到達することが待たれる。本実施形態
においては、2個の高さ測定位置について、測定する順
番が予め定められており、今回測定すべきn番目(ただ
し、本実施形態においては、nは1または2)の測定位
置である測定位置nに到達することが待たれるのであ
る。高さ検出装置172が高さ測定位置に到達しない間
は、S2の判定がNOとなり、本プログラムの1回の実
行が終了する。これに対して、高さ測定装置172が高
さ測定位置に到達すれば、S2の判定がYESとなりS
3に進む。
【0048】次に、S3において、光放射装置160に
より可視光を放射して上面28上に形象170を形成す
るよう指示され、S4において、その形象170を基準
マークカメラ152により撮像することが指示される。
基準マークカメラ152は、その指示にしたがって形象
170と周囲の上面28とを撮像し、その画像データを
画像処理コンピュータ226に伝達する。S5におい
て、測定位置nに1を加算した値が新しい測定位置の番
号nとして取得され、S6において、番号nが最大置N
(本実施形態においては2)を超えているか否かが判定
される。番号nが最大値N以下である場合には、S6の
判定がNOとなり、本プログラムの1回の実行が終了す
る。これに対して、番号nが最大値Nを超えている場合
には、S6の判定がYESとなり、S7に進んでフラグ
F1が1とされ、以後、1回の高さ測定作業が終了する
までS1ないしS7の実行がスキップされる。
【0049】次にS8において、基準マークカメラ15
2により撮像された画像が、画像処理コンピュータ22
6により処理されることが待たれる。画像処理が終了し
て、処理された情報が画像処理コンピュータ226から
制御装置210に伝達されれば、S8の判定がYESと
なり、S9に進んで、高さ測定位置nのそれぞれにおけ
る、今回撮像された形象170の像の実際の位置である
像実位置Qと、予め設定された位置である像設定位置Q
0とが比較され、位置ずれ量anが取得される。S10に
おいて、位置ずれ量anに基づいて、上面28の上下方
向におけるずれ量Anが算出される。位置ずれ量an,光
軸の傾斜角θ,および上面28の高さの設定高さに対す
る高さずれ量Anの関係は式(1)で表される An=an×tanθ・・・(1)
【0050】次にS11に進んで、高さずれ量Anの平
均ずれ量Aが算出され、S12において、その平均ずれ
量Aにしたがって部品保持ヘッド60の装着作業時にお
ける下降量が補正される。本実施形態においては、平均
ずれ量Aが正の値である場合には(像実位置Qが像設定
位置Q0に対してY軸方向において正の方向にずれてい
る場合には)、上面28が設定高さに対して高いほうに
ずれていると判断されて、部品保持ヘッド60の下降量
が小さくなるように、すなわち下降端位置が高くなるよ
うに補正される。一方、平均ずれ量Aが負の値である場
合には、上面28が設定高さに対して低い方にずれてい
るので、部品保持ヘッド60の下降量が大きくなるよう
に、すなわち、下降端位置が低くなるように補正され
る。S13に進んで、番号nおよびフラグF1が初期値
に戻されて、本プログラムの1回の実行が終了する。以
上で、一回の高さ測定作業が終了する。
【0051】以上部品装着位置の高さを測定するために
プリント配線板14の上面28の高さを測定する場合に
ついて説明したが、部品供給装置24,26から部品保
持ヘッド60により電子回路部品20を受け取る際の受
け取り高さを補正するために、同様にして部品供給部の
高さが測定される。具体的には、フィーダ型部品供給装
置24については、カバー47の上面174であって、
図5に点Pで示すように、開口48に近い部位の高さを
測定し、トレイ型部品供給装置26については、部品ト
レイ50の上面176の高さを測定する。なお、部品供
給装置24,26の高さを測定する場合には、それらの
部品供給部ではなく、直接電子回路部品20の上面25
0(図7,9参照)の高さを測定してもよいし、カバー
テープ46の上面を測定してもよいし、部品保持テープ
40のその他の部位を測定してもよい。
【0052】なお、部品供給装置24,26の高さの測
定は、部品保持ヘッド60により電子回路部品20を受
け取る毎に実行されてもよいが、特定の時期に実行され
てもよく、例えば、フィーダ型部品供給装置24につい
てはフィーダ30が交換された場合に、少なくとも新た
に搭載されたフィーダ30の高さが測定され、トレイ型
部品供給装置26については、新しい部品トレイ50が
部品供給位置に配置される毎に高さが測定されるように
してもよい。電子回路部品装着システムの起動時に行わ
れるようにしてもよい。また、高さの測定は、部品保持
ヘッド60による電子回路部品20の受取り動作の直前
に行われるようにしてもよく、受取り動作とは関係なく
独自の動作で行われるようにしてもよい。
【0053】以上の説明から明らかなように、本電子回
路部品装着システムにおいては、基準マークカメラ15
2が「撮像装置」を構成し、画像処理コンピュータ22
6が「画像処理装置」を構成し、制御装置210のコン
ピュータ220のうち高さ測定プログラムのS8を実行
する部分が「上面位置取得部」を構成している。
【0054】本実施形態においては、プリント配線板保
持装置18によるプリント配線板14の保持位置を検出
するために、上面28上に形成される形象170を撮像
して高さを測定したが、例えば、そのプリント配線板1
4上に、高さ測定作業より前に装着された電子回路部品
20の上面250の高さを測定し、その測定結果に基づ
いてその後の装着作業における部品保持ヘッド60の装
着高さを補正してもよい。
【0055】また、上記態様においては、プリント配線
板14の上面28が平坦であると仮定して高さが取得さ
れたが、実際には、上面28に段差を有するものや、部
品装着作業の前段階の作業において変形したもの等があ
り、平坦であるとは限らない。このような場合には、装
着領域全体について測定されるようにすることが望まし
い。以下、プリント配線板14上において電子回路部品
20が装着される装着領域全面の上面高さが測定される
場合について説明する。
【0056】本態様においては、図13に示すように、
プリント配線板14上において、上面28の高さを測定
すべき高さ測定位置260が格子点状に設定されてお
り、プリント配線板14がプリント配線板保持装置18
により位置決め保持されれば、電子回路部品装着作業が
開始される前にそれぞれの測定位置260における高さ
が測定される。電子回路部品装着作業が実施される際に
は、それら測定された高さの情報のうち、電子回路部品
20を装着する部品装着位置の近傍に位置する高さ測定
位置260の高さに基づいて、その部品装着位置におけ
る上面28の高さが取得され、部品保持ヘッド60の装
着高さが補正される。具体的には、部品装着位置を囲む
4つの測定位置260における上面28の高さに基づい
て部品装着位置の高さが取得される。以下、さらに詳細
に説明する。
【0057】図14に示すように、今回電子回路部品2
0を装着すべき部品装着位置Eについて、近傍の高さ測
定位置260として、部品装着位置Eを囲むように位置
する4つの測定位置260が選択される。以下、それら
を近傍測定位置A,B,C,Dと称する。それら近傍測
定位置A,B,C,Dそれぞれにおける上面28の高さ
HA,HB,HC,HDに基づいて、部品装着位置Eに
おける上面28の高さが線形補間により演算される。
【0058】部品装着位置Eの座標を(X,Y)、4つ
の近傍測定位置A,B,C,Dの座標をそれぞれ(x,
y),(x+1,y),(x+1,y+1),(x,y
+1)とし、部品装着位置Eと近傍測定位置AとのX座
標およびY座標の差をa=X−x,b=Y−yとする
と、部品装着位置Eにおける上面高さHは次式(2)で
表される。 H=HA*(1−a)*(1−b)+HB*a*(1−b)+HC*a*b+H D*(1−a)*b・・・(2)
【0059】上記(2)式により部品装着位置Eにおけ
る上面28の高さHが取得され、それに基づいて部品保
持ヘッド60の部品装着高さが補正される。本態様によ
れば、部品装着位置毎に上面28の高さが取得されるの
で、上面28が反っている等、平坦でない場合にも、良
好に部品装着作業を行うことが可能となる。
【0060】さらに、本実施形態においては、基準マー
クカメラ152が上面28上に形成された形象170を
撮像する撮像装置を兼ねる構成とされていたが、形象1
70を撮像するための形象撮像装置270を専用に設け
てもよい。その場合には、形象撮像装置270の光軸を
基準マークカメラ152と同様に垂直方向下向きに設け
てもよいが、形象170が形成される測定場所の上方に
形象撮像装置270を配設することができない場合に
は、図15に示すように、光軸を上面28の法線に対し
て傾斜させて配設してもよい。
【0061】後者の場合において、光放射装置160の
光軸の上面28に対する傾斜角をθ1,形象撮像装置2
70の光軸の上面28に対する傾斜角をθ2,形象撮像
装置270により撮像される撮像面内における形象17
0の基準位置に対する位置ずれ量をaとすると、上面2
8の基準高さに対する高さ方向のずれ量Aは次式(3)
により算出される。 A=a/(cosθ2+sinθ2×cosθ1/sinθ1)・・・(3) なお、図15において、プリント配線板14が高さ方向
の基準位置に位置する場合を実線で示し、基準位置から
ずれている場合を破線で示す。
【0062】以上、水平方向に移動可能な部品保持ヘッ
ドを備え、移動不能に固定されたプリント配線板の上面
に電子回路部品を装着する電子回路部品装着システムに
高さ検出装置が設けられた場合について説明したが、本
高さ検出装置は、部品保持ヘッドが間欠回転盤に回転可
能かつ昇降可能に保持され、プリント配線板が水平方向
の任意の位置に移動可能なXYテーブルに保持されて、
部品保持ヘッドとプリント配線板とが水平方向に相対移
動させられる電子回路部品装着システムに設けてもよ
い。その場合には、例えば、基準マークカメラおよび光
放射装置をシステム本体のフレームに固定的に設け、プ
リント配線板の上面の高さを測定させるとともに、部品
供給装置の高さを測定する専用の高さ測定検出装置を部
品供給位置(すなわち部品受け取り位置)の近傍に設
け、部品供給装置の高さを測定させることが望ましい。
また、1組の基準マークカメラと光放射装置160とを
移動可能に設け、プリント配線板の基準マークを撮像す
る基準マーク撮像位置と、プリント配線板の上面の高さ
を測定するプリント配線板高さ位置測定位置と、部品供
給装置の上面高さを測定する供給装置高さ測定位置とに
移動させる移動装置を設けてもよい。その場合、基準マ
ーク撮像位置とプリント配線板高さ位置測定位置とは同
じにしてもよい。
【0063】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子回路部品装着シ
ステムを示す平面図である。
【図2】上記システムを示す正面図である。
【図3】上記システムの部品装着装置を拡大して示す側
面図(一部断面)である。
【図4】上記部品装着装置の正面図である。
【図5】上記システムの部品供給装置に設けられるフィ
ーダのカバーを示す平面図である。
【図6】上記フィーダにより保持されるテープ化電子回
路部品を部分的に示す平面図である。
【図7】上記テープ化電子回路部品の側面断面図であ
る。
【図8】上記システムの別の部品供給装置により保持さ
れる部品トレイを示す斜視図である。
【図9】上記部品トレイを示す側面断面図である。
【図10】上記システムの制御装置を示すブロック図で
ある。
【図11】上記システムの高さ測定装置により高さを測
定する作業を説明するための図であって(a)は基準マ
ークカメラにより撮像される画像を示す図である。
(b)はプリント配線板の高さの違いによって光放射装
置により形象の形成される位置が異なる様子を説明する
ための図である。
【図12】上記制御装置により実行される高さ測定ルー
チンを示すフローチャートである。
【図13】上記高さ測定装置によりプリント配線板の上
面を測定する際に測定される測定位置を説明するための
図である。
【図14】上記測定位置の高さに基づいて装着位置にお
ける上面の高さを演算するための線形補間を説明する図
である。
【図15】別の態様の高さ測定装置を用いて、高さを測
定する作業を説明するための図である。
【符号の説明】
10:電子回路部品装着システム 12:ベース
14:プリント配線板 16:配線板コンベヤ
18:プリント配線板保持装置 20:電子
回路部品 22:部品装着装置 24:フィー
ダ型部品供給装置26:トレイ型部品供給装置 4
7:カバー 50:部品トレイ152:基準マーク
カメラ 160:光放射装置 162:発光器
164:レンズ系 170:形象 17
2:高さ測定装置174:表面 176:表面
210:制御装置 212:CPU 21
4:ROM 216:RAM 218:バス
220:コンピュータ 250:上面 2
60:高さ測定位置 270:形象撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 公彦 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 AA17 AA23 CC04 DD03 DD21 DD31 EE03 EE22 FF24 FF28 FF32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給装置から供給される電子回路部
    品を、部品保持ヘッドにより、基板保持装置に保持され
    た回路基板に装着する電子回路部品装着システムであっ
    て、 前記基板保持装置に保持された回路基板の上面またはそ
    の上面に装着された電子回路部品の上面と、前記部品供
    給装置の部品供給部近傍の上面または部品供給部に位置
    決めされた電子回路部品の上面との少なくとも一方に光
    を照射することによってその一方にスポット状の形象を
    形成する光放射装置と、 前記形象を撮像する撮像装置と、 その撮像装置によって撮像された画像のデータを処理す
    る画像処理装置とを含み、前記光放射装置と前記撮像装
    置との少なくとも一方の光軸が前記少なくとも一方に対
    する法線に対して傾斜させられており、かつ、前記画像
    処理装置が、前記形象の像の前記画像内における位置に
    基づいて前記少なくとも一方の上下方向位置を取得する
    上面位置取得部を含むことを特徴とする電子回路部品装
    着システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置が、前記回路基板の上面と
    直交する方向からその上面に設けられた基準マークを撮
    像するものであり、前記画像処理装置が、その撮像によ
    り取得された画像内における前記基準マークの像の画像
    内における位置に基づいて前記基板保持装置による前記
    回路基板の保持位置を取得する保持位置取得部を含む請
    求項1に記載の電子回路部品装着システム。
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