JPWO2017006461A1 - 部品実装機、および部品実装ライン - Google Patents

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Abstract

本発明の部品実装機(1)は、機台(9)と、複数の部品供給ユニット(フィーダユニット8)をそれぞれ有して交換可能に装備される複数台の部品供給装置(3)と、装着ノズル(吸着ノズル46)の昇降動作の基準となる基準高さ(H0)が設定された部品移載装置(4)と、部品供給装置が装備されたときの各部品供給ユニットのユニット高さ(HL、HC、HR)に基づいた高さ固有値(Heg)であって部品供給装置ごとに固有な高さ固有値を記憶する高さ記憶部(装置制御部38)と、装備された部品供給装置の高さ固有値に基づいて装着ノズルの下降動作ストローク量を補正する高さ補正制御部(制御装置6)と、を備えた。これによれば、高さ固有値に基づいて装着ノズルの部品採取動作を制御することにより、高さ方向の誤差を総合的に吸収でき、安定して部品を採取できる。

Description

本発明は、複数台の部品供給装置が交換可能に装備される部品実装機、およびこの部品実装機を複数台備えた部品実装ラインに関する。
多数の部品が実装された基板を生産する設備として、はんだ印刷機、部品実装機、リフロー機、基板検査機などがある。これらの設備を一列に連結して基板生産ラインを構成することが一般的になっている。さらに、複数台の部品実装機を列設して部品実装ラインを構成することもある。部品実装機は、基板搬送装置、部品供給装置、部品移載装置、および制御装置を備える。部品供給装置には、部品を保持したキャリアテープを繰り出す方式のフィーダ装置や、部品をトレイに載置して供給するトレイ式装置や、ウエハ部品を保持したウエハパレットを用いるウエハ用装置などがある。この種の部品供給装置は、機台に交換可能に装備される場合が多い。部品供給装置に関する一技術例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の部品実装機は、ウエハパレットと突き上げポットとを備えたウエハ部品供給装置がセットされ、突き上げポットをシート吸着位置まで上昇させた状態で突き上げポットの上面の高さ位置を計測する手段と、計測した高さ位置に応じて吸着ノズルの下降位置を移動させる手段と、を備えている。この構成によれば、ウエハ部品供給装置を付け替えて突き上げポットの上面の高さ位置が変動しても、吸着ノズルの下降位置と突き上げポットとの間隔を自動的に修正でき、ウエハ部品を安定して吸着できる、とされている。
特開2013−4895号公報
ところで、特許文献1の技術において、部品供給装置の個体差によって生じる部品供給位置の高さのばらつきを吸収できる点は好ましい。しかしながら、部品供給装置が複数のフィーダ方式部品供給ユニットによって構成されている場合、複数ある部品供給位置の高さは、部品供給装置の個体差だけでなく、ユニット相互間の個体差や、各ユニットの取り付け高さの誤差などにも影響されてばらつく。したがって、複数の部品供給位置をもつ部品供給装置では、特許文献1の技術と比較して、部品供給位置の高さの管理が難しい。特に、近年では部品の小型化が進んでおり、今後の部品の極小化も考慮すると、部品供給位置の高さのばらつきを高精度に吸収できる技術が必要となる。
また、特許文献1の技術では、ウエハ部品供給装置を付け替えるたびに(交換して装備するたびに)突き上げポットの上面の高さ位置を計測することになるため、段取り替え作業に手間がかかる。これに対して、フィーダ方式部品供給ユニットは、突き上げポットのように部品供給位置の高さを上下動させる機構を備えない。したがって、複数のフィーダ方式部品供給ユニットによって構成された部品供給装置では、部品供給位置の高さを1回測定して記憶しておけば、装備するたびに測定を行う必要はない。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の部品供給ユニットを有する部品供給装置が交換可能に装備される構成において、部品供給装置の個体差だけでなく部品供給ユニットの相互間の個体差および取り付け高さの誤差などを総合的に吸収し、安定して部品を採取できるようにした部品実装機、および部品実装ラインを提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明の部品実装機は、機台と、部品供給位置で部品を供給する複数の部品供給ユニットをそれぞれ有して、前記機台に交換可能に装備される複数台の部品供給装置と、昇降動作して前記部品供給ユニットから部品を採取し基板に実装する装着ノズルを有するとともに、前記装着ノズルの昇降動作の基準となる基準高さが設定されて、前記機台に装備される部品移載装置と、前記部品供給装置が装備されたときの各前記部品供給ユニットの部品供給位置の高さを前記基準高さに対する相対的なユニット高さで表し、各前記部品供給ユニットのユニット高さに基づいて各前記部品供給ユニットに共通に定められる高さ固有値であって、前記部品供給装置ごとに固有な高さ固有値を記憶する高さ記憶部と、装備された部品供給装置の前記高さ固有値に基づいて、前記装着ノズルが各前記部品供給ユニットから前記部品を採取するときの下降動作ストローク量を補正する高さ補正制御部と、を備えた。
本発明の部品実装機において、高さ記憶部は、部品供給装置が装備されたときの各部品供給ユニットの部品供給位置の高さを代表する高さ固有値であって部品供給装置ごとに固有な高さ固有値を記憶し、高さ補正制御部は、記憶された高さ固有値に基づいて装着ノズルが各部品供給ユニットから部品を採取するときの下降動作ストローク量を補正する。ここで、高さ固有値は、交換して装備される部品供給装置の個体差を吸収できるように部品供給装置ごとの固有値とされ、かつ、高さ固有値は、複数の部品供給ユニットの個体差や取り付け高さの誤差などの影響を抑制できる代表値でもある。したがって、高さ固有値に基づいて部品採取動作を制御することにより、高さ方向の誤差を総合的に吸収でき、安定して部品を採取できる。
実施形態の部品実装機の構成を示す平面図である。 実施形態の部品実装機の制御の構成を示すブロック図である。 部品供給装置を後方左斜め上方から見下ろした斜視図である。 部品供給装置の上部の側面図である。 部品供給装置の載置板の上面付近を示す斜視図である。 高さ方向を誇張して描くことにより、高さ記憶部の機能を概念的に説明した図である。 実施形態の部品実装ラインの構成を示す平面図である。
(1.実施形態の部品実装機1の構成)
本発明の実施形態の部品実装機1について、図1〜図6を参考にして説明する。図1は、実施形態の部品実装機1の構成を示す平面図である。図1の紙面左側から右側に向かう方向が基板Kを搬入出するX軸方向、紙面下側の後方から紙面上側の前方に向かう方向がY軸方向である。部品実装機1は、基板搬送装置2、部品供給装置3、部品移載装置4、部品カメラ5、および制御装置6(図2参照)などが機台9に組み付けられて構成されている。図2は、実施形態の部品実装機1の制御の構成を示すブロック図である。基板搬送装置2、部品供給装置3、部品移載装置4、および部品カメラ5は、制御装置6から制御され、それぞれが所定の作業を行うようになっている。
基板搬送装置2は、基板Kを装着実施位置に搬入し位置決めし搬出する。基板搬送装置2は、搬送ユニット25およびバックアップユニット26からなる。搬送ユニット25は、一対のガイドレール21、22、および一対のコンベアベルトなどで構成されている。一対のガイドレール21、22は、機台9の上面中央を横断して搬送方向(X軸方向)に延在し、かつ互いに平行して機台9に組み付けられている。一対のガイドレール21、22の向かい合う内側に、図略の無端環状の一対のコンベアベルトが並設されている。一対のコンベアベルトは、コンベア搬送面に基板Kの両縁をそれぞれ戴置した状態で輪転して、基板Kを機台9の中央部に設定された装着実施位置に搬入および搬出する。バックアップユニット26は、装着実施位置の下方に配設されている。バックアップユニット26は、基板Kを押し上げて水平姿勢でクランプし、装着実施位置に位置決めする。これにより、部品移載装置4が装着実施位置で部品装着動作を行えるようになる。
部品供給装置3は、複数台が用意されており、その1台が機台9の後方寄りに交換可能に装備される。部品供給装置3は、複数のフィーダ方式部品供給ユニット8(図3参照、以降フィーダユニット8と略記)を含んで構成されている。部品供給装置3の詳細な構成は後述する。
部品移載装置4は、X軸方向およびY軸方向に水平移動可能なXYロボットタイプの装置である。部品移載装置4は、ヘッド駆動機構48を構成する一対のY軸レール41、42およびY軸スライダ43、実装ヘッド44、ノズルツール45、吸着ノズル46、ならびに基板カメラ47などで構成されている。一対のY軸レール41、42は、機台9の両方の側面寄りに配置されて、前後方向(Y軸方向)に延在している。Y軸レール41、42上に、Y軸スライダ43が移動可能に装架されている。Y軸スライダ43は、図略のY軸ボールねじ機構によってY軸方向に駆動される。
実装ヘッド44は、Y軸スライダ43に移動可能に装架されている。実装ヘッド44は、図略のX軸ボールねじ機構によってX軸方向に駆動される。ノズルツール45は、実装ヘッド44に交換可能に保持される。ノズルツール45は、負圧を利用して部品を吸着採取する吸着ノズル46を1本または複数本有する。吸着ノズル46は、昇降動作してフィーダユニット8の部品供給位置82から部品を採取し、基板Kに装着する。吸着ノズル46の昇降動作を制御する際の基準高さH0として、位置決めされた基板Kの上面高さが設定されている。なお、ノズルツール45は、負圧を利用する吸着ノズル46以外の装着ノズルを有してもよい。
基板カメラ47は、ノズルツール45と並んで実装ヘッド44に設けられている。基板カメラ47は、基板Kに付設された位置基準マークを撮像して、基板Kの正確な位置を検出する。また、基板カメラ47は、フィーダユニット8に付設された識別コードを撮像して、フィーダユニット8の個体を特定できる。さらに、基板カメラ47は、フィーダユニット8の部品供給位置82にセットされた治具を撮像することにより、部品供給位置82の高さを実測できる。
部品カメラ5は、基板搬送装置2と部品供給装置3との間の機台9の上面に、上向きに設けられている。部品カメラ5は、実装ヘッド44が部品供給装置3から基板K上に移動する途中で、吸着ノズル46に吸着されている部品の状態を撮像する。部品カメラ5の撮像データによって部品の吸着姿勢の誤差や回転角のずれなどが判明すると、制御装置6は、必要に応じて部品装着動作を微調整し、装着が困難な場合には当該の部品を廃棄する制御を行う。
制御装置6は、機台9に組み付けられており、その配設位置は特に限定されない。制御装置6は、CPUを有してソフトウェアで動作するコンピュータ装置である。制御装置6は、オペレータによる入力設定を行う入力部61、オペレータに情報を表示する表示部63、および各種のプログラムやデータを記憶する記憶部62を備えている。図2に示されるように、制御装置6は、基板搬送装置2、部品供給装置3の装置制御部38、部品移載装置4、および部品カメラ5と通信接続されている。さらに、制御装置6は、上位のホストコンピュータ7にも通信接続されている。
制御装置6は、基板Kに装着する部品の種類および装着順序、当該の部品を供給するフィーダユニット8などを指定した装着シーケンスを保持している。制御装置6は、基板カメラ47および部品カメラ5の撮像データ、ならびに図略のセンサの検出データなどに基づき、装着シーケンスにしたがって部品装着動作を制御する。また、制御装置6は、生産完了した基板Kの生産数や、部品の装着に要した装着時間、部品の吸着エラーの発生回数などの稼動状況データを逐次収集して更新する。
(2.部品供給装置3の詳細な構成)
次に、部品供給装置3の詳細な構成について説明する。図3は、部品供給装置3を後方左斜め上方から見下ろした斜視図である。図4は、部品供給装置3の上部の側面図である。図5は、部品供給装置3の載置板36の上面付近を示す斜視図である。図3において、1個のフィーダユニット8のみが例示されている。通常の使用時には、部品供給装置3の幅方向に多数のフィーダユニット8が列設される。
フィーダユニット8は、幅方向寸法が小さな扁平形状である。フィーダユニット8は、本体部81、本体部81の後方に配設されたリール支承部87、および本体部81の内部に配置されたフィーダ制御部88などで構成されている。図4に示されるように、本体部81の上面の前方端近くに部品供給位置82が設定されている。本体部81の前面の上から下へと順番に、上側位置決めピン83、フィーダ側コネクタ84、および下側位置決めピン85が設けられている。
本体部81は、部品を保持したキャリアテープを部品供給位置82まで繰り出す図略のテープ繰り出し機構を有する。リール支承部87は、キャリアテープが巻回された供給リールを回転可能に支承する。フィーダ制御部88からの制御にしたがって、テープ繰り出し機構は、キャリアテープを所定ピッチずつ繰り出す。これにより、部品は、収納状態を解除され、部品供給位置82から吸着ノズル46へと順次供給される。
部品供給装置3は、台車31、パレット部材34、結合部材35、載置板36、および装置制御部38などで構成されている。台車31は、部品実装機1の幅寸法よりも小さめに形成されており、下側には移動用のキャスタ311が複数設けられている。台車31の両方の側部に、それぞれ高さ調整部32が設けられている。各高さ調整部32から前向き斜め上方に向けて、それぞれアーム部材33が高さ調整可能に立設されている。両方のアーム部材33の先端上部に、板状のパレット部材34が水平に架け渡されている。パレット部材34の前側に、結合部材35が立設されている。
パレット部材34には、前後方向に延びるスロット341が幅方向に並んで形成されている。図3の例で、パレット部材34には、65条のスロット341が形成されている。結合部材35の各スロット341に対応する位置には、上から下へと順番に上側位置決め孔351、装置側コネクタ352、および下側位置決め孔353が設けられている。
複数のフィーダユニット8は、それぞれパレット部材34のスロット341の後方から前方に向かって差し込まれ、装着される。このとき、上側位置決めピン83および下側位置決めピン85は、それぞれ上側位置決め孔351および下側位置決め孔353に嵌入する。これにより、各フィーダユニット8は、パレット部材34および結合部材35に対して位置決めされる。また、フィーダ側コネクタ84が装置側コネクタ352に嵌合する。これにより、フィーダユニット8に電源が供給され、かつ、フィーダ制御部88と装置制御部38とが通信接続される。
両方のアーム部材33の先端のパレット部材34の下側に離隔して、板状の載置板36が水平に架け渡されている。図5に示されるように、載置板36の上面の左右2箇所に、それぞれ位置決めピン37が前方斜め上方を向いて立設されている。載置板36の前側の上方に、基板形状の装置制御部38が立設されている。載置板36と装置制御部38との間に、装置制御部38に接続された通信コネクタ39が配設されている。
載置板36は、高さ調整部32によってアーム部材33とともに高さが調整された後、台車31とともに前進して機台9の後方寄りの上面に載置される。このとき、両側の位置決めピン37が機台9に設けられた位置決め孔に嵌入して、位置決めが行われる。また、装置制御部38は、通信コネクタ39を経由して制御装置6に通信接続される。これにより、部品供給装置3は、部品実装機1に装備された状態となる。
(3.高さ記憶部および高さ補正制御部の機能および作用)
次に、高さ記憶部および高さ補正制御部の機能および作用について説明する。本実施形態において、高さ記憶部の機能は部品供給装置3の装置制御部38によって実現され、高さ補正制御部の機能は制御装置6によって実現されている。図6は、高さ方向を誇張して描くことにより、高さ記憶部の機能を概念的に説明した図である。
装置制御部38は、部品供給装置3が装備されたときの各フィーダユニット8の部品供給位置82の高さを基準高さH0に対する相対的なユニット高さで表し、各フィーダユニット8のユニット高さに基づいて各フィーダユニット8に共通に定められる高さ固有値Hegを記憶する。ここで、パレット部材34の全部のスロット341にフィーダユニット8が装着された場合を考えると、部品供給位置82の高さは最大で65点のデータとなり、全データを実測するのは煩雑である。したがって、本実施形態では、3個のフィーダユニット8を選択して、部品供給位置82の高さを実測する。3個のフィーダユニット8の選択位置は、65条のスロット341のうち左端、中央、および右端のスロット341L、341C、341Rとする。これに限定されず、選択位置は適宜変更できる。
また、部品実装機1は稼動中であることが多く、部品供給装置3が装備された状態で常に実測を行えるとは限らない。そこで、本実施形態では、部品供給装置3が部品実装機1の外部に置かれた状態で実測を行う。これに限定されず、部品供給装置3が装備された状態で、前述した基板カメラ47により部品供給位置82の高さを実測してもよい。
実測によって得られた3個の部品供給位置82の高さの実測値は、図6に示されるように、基準高さH0に対する相対的なユニット高さHL、HC、HRに変換される。そして、装置制御部38は、3個のユニット高さHL、HC、HRに基づいて、高さ固有値Hegを演算する。本実施形態では、高さ固有値Hegとして、3個のユニット高さHL、HC、HRの平均値を用いる。これに限定されず、他の演算方法を用いて高さ固有値Hegを求めてもよい。例えば、吸着ノズル46が部品に衝突する事態を回避するために高さ方向の余裕を設ける場合、高さ固有値Hegを小さめ(低い位置)に設定することが好ましい。この場合、高さ固有値Hegとして、3個のユニット高さHL、HC、HRの最小値を用いることができる。
なお、フィーダユニット8の実物に代え、フィーダユニット8を模擬した治具を用いて実測を行うこともできる。この治具は、フィーダユニット8の部品供給位置82の高さや、上側位置決めピン83および下側位置決めピン85の取り付け位置などが高精度に製作されたものである。いくつかのスロット341を選択して治具を装着し、治具の部品供給位置82の高さを測定することにより、選択したスロット341に対応する上側位置決め孔351および下側位置決め孔353の高さ誤差が高精度に求められる。さらに、治具を用いた機外の実測では、機内の基板カメラ47よりも高精度な測定器を利用できる。例えば、検出部が下降して治具の部品供給位置82に接触することにより部品供給位置82の高さを検出する接触式センサを利用できる。
フィーダユニット8の実物または治具を用いた実測によって最終的に得られた高さ固有値Hegは、装置制御部38の内部の不揮発性メモリに記憶される。装置制御部38は、部品実装機1に部品供給装置3が装備されると、通信接続された制御装置6(高さ補正制御部)に高さ固有値Hegを伝送する。ここで、部品供給装置3は、両方の位置決めピン37の形状や配設される高さ位置に個体差を有している。したがって、高さ固有値Hegは、部品供給装置3ごとに固有な値となり、部品供給装置3の個体差の影響を吸収可能な値となる。
また、結合部材35に設けられた65個の上側位置決め孔351および65個の下側位置決め孔353の高さは完全に一致せず、誤差を含んでいる。一方、フィーダユニット8の上側位置決めピン83および下側位置決めピン85の高さにも個体差がある。さらに、フィーダユニット8の構造に起因する部品供給位置82の高さにも個体差がある。したがって、高さ固有値Hegは、複数のフィーダユニット8の個体差や取り付け高さの誤差などの影響を抑制できる代表値でもある。
制御装置6は、装置制御部38から受け取った高さ固有値Hegに基づいて、吸着ノズル46が各フィーダユニット8の部品供給位置82から部品を吸着するときの下降動作ストローク量を補正する。これによれば、吸着ノズル46の部品吸着動作の制御に際して、複数台の部品供給装置3の個体差の影響が吸収され、かつ複数のフィーダユニット8の個体差や取り付け高さの誤差などの影響が抑制される。下降動作ストローク量の補正は、部品移載装置4内の制御部が高さ固有値Hegの情報を受け取って実施するようにしてもよい。
なお、高さ固有値Hegは、代表値としてひとつだけでもよいが、複数あってもよい。例えば、実測された3個のユニット高さHL、HC、HRを高さ固有値として記憶してもよい。この場合、65条のスロット341を左寄りのグループ、中央付近のグループ、および右寄りのグループに分け、各グループに近傍のユニット高さHL、HC、HRを割り当てる。そして、フィーダユニット8が装着されるスロット341の位置に応じて3個のユニット高さHL、HC、HRを使い分け、吸着ノズル46の部品吸着動作の制御に反映する。また例えば、装着される全部のフィーダユニット8の部品供給位置82の高さを実測し、各実測値を高さ固有値として記憶してもよい。
(4.実施形態の部品実装機1の態様および効果)
実施形態の部品実装機1は、機台9と、部品供給位置82で部品を供給する複数のフィーダユニット8(部品供給ユニット)をそれぞれ有して、機台9に交換可能に装備される複数台の部品供給装置3と、昇降動作してフィーダユニット8から部品を採取し基板Kに実装する吸着ノズル46(装着ノズル)を有するとともに、吸着ノズル46の昇降動作の基準となる基準高さH0が設定されて、機台9に装備される部品移載装置4と、部品供給装置3が装備されたときの各フィーダユニット8の部品供給位置82の高さを基準高さH0に対する相対的なユニット高さHL、HC、HRで表し、各フィーダユニット8のユニット高さHL、HC、HRに基づいて各フィーダユニット8に共通に定められる高さ固有値Hegであって、部品供給装置3ごとに固有な高さ固有値Hegを記憶する装置制御部38(高さ記憶部)と、装備された部品供給装置3の高さ固有値Hegに基づいて、吸着ノズル46が各フィーダユニット8から部品を採取するときの下降動作ストローク量を補正する制御装置6(高さ補正制御部)と、を備えた。
ここで、高さ固有値Hegは、交換して装備される部品供給装置3の個体差を吸収できるように部品供給装置3ごとの固有値とされ、かつ、高さ固有値Hegは、複数のフィーダユニット8の個体差や取り付け高さの誤差などの影響を抑制できる代表値でもある。したがって、高さ固有値Hegに基づいて吸着ノズル46の部品採取動作を制御することにより、高さ方向の誤差を総合的に吸収でき、安定して部品を採取できる。
さらに、装置制御部38は、部品供給装置3に設けられ、当該の部品供給装置3が装備されると高さ固有値Hegを制御装置6に伝送する。これによれば、各部品供給装置3の高さ固有値Hegを1度測定して記憶させておけば、部品供給装置3が装備されるたびに当該の高さ固有値Hegが自動的に制御装置6に伝送される。したがって、部品供給装置3を交換して装備する際の段取り替え作業の手間が軽減される。
さらに、部品供給装置3が機外に置かれた状態で、複数のフィーダユニット8の一部のユニット高さの実測値が求められ、実測値に基づいて高さ固有値Hegが演算される。これによれば、部品実装機1が稼動している状況であっても、予め機外で高さ固有値Hegを求めておくことができる。したがって、段取り替え作業が効率化されるとともに、部品実装機1の稼動が阻害されない。
さらに、部品供給装置3は、幅方向に列設された複数のフィーダユニット8を有する。これによれば、高さ固有値Hegは、多数のフィーダユニット8の個体差や取り付け高さの誤差の影響などを抑制できる代表値となる。したがって、高さ固有値Hegに基づいて吸着ノズル46の部品吸着動作を制御することにより、多数のフィーダユニット8から安定して部品を採取できる。
(5.実施形態の部品実装ライン100)
次に、本発明の実施形態の部品実装ライン100について、実施形態の部品実装機1で説明していない点、および実施形態の部品実装機1と異なる点を主に説明する。図7は、実施形態の部品実装ライン100の構成を示す平面図である。実施形態の部品実装ライン100は、実施形態の部品実装機1と同じ構造の4台の部品実装機11〜14が一列に連結されて構成されている。4台の部品実装機1A〜1Dは、説明済みの部品供給装置3と同じ構造の6台の部品供給装置3A〜3Fを互換可能に装備することができる。図6の例で、第1〜第4の部品実装機11〜14に第1〜第4の部品供給装置3A〜3Dが装備されており、さらに、第5および第6の部品供給装置3E、3Fが交換用に準備されている。
実施形態の部品実装ライン100において、高さ記憶部の機能および高さ補正制御部の機能は、ともに各部品実装機11〜14の制御装置6によって実現されている。また、高さ固有値Hegを求める際にユニット高さを実測する3個のフィーダユニット8の選択位置は、左端、中央、および右端のスロット341L、341C、341Rとされている。ただし、ユニット高さの実測は、部品供給装置3A〜3Fが部品実装機11〜14に装備された状態で行う。
すなわち、新品の部品供給装置3A〜3Fやメンテナンス実施後の部品供給装置3A〜3Fが初めて部品実装機11〜14に装備されたときに、制御装置6は、高さ固有値Hegを演算するプログラムを実行する。プログラムの実行に先立ち、オペレータは、左端、中央、および右端のスロット341L、341C、341Rに装着されたフィーダユニット8の部品供給位置82にそれぞれ治具をセットする。次に、制御装置6は、基板カメラ47を3つの治具の上方に順番に移動させて各治具を撮像させることにより、3箇所の部品供給位置82の高さを実測する。
次いで、制御装置6は、3箇所の部品供給位置82の高さの実測値をユニット高さに変換する。さらに、制御装置6は、予め設定された平均値演算や最小値選択などの演算方法にしたがい、高さ固有値Hegを演算する。最終的に、制御装置6は、部品供給装置3A〜3Fの個体を識別する識別コードと、当該の部品供給装置3A〜3Fの高さ固有値Hegとをセットにして記憶する。部品供給装置3A〜3Fの2度目以降の装備では、ユニット高さの実測および高さ固有値Hegの演算は行われず、記憶された高さ固有値Hegが用いられる。
ここで、各部品供給装置3A〜3Fの高さ固有値Hegが4台の部品実装機11〜14で互いに異なることが許容されている。例えば、第1の部品供給装置3Aの高さ固有値HAは、第1の部品実装機11では高さ固有値HA1、第2の部品実装機12では高さ固有値HA2、第3の部品実装機13では高さ固有値HA3、第4の部品実装機14では高さ固有値HA4と記憶されている。そして、HA1≠HA2≠HA3≠HA4となることが許容されている。
同様に、第2の部品供給装置3Bの高さ固有値HBは、4台の部品実装機11〜14にそれぞれ高さ固有値HB1、HB2、HB3、HB4と記憶され、これら4つの高さ固有値HB1、HB2、HB3、HB4が互いに異なってもよい。さらに同様に、第3〜第6の部品供給装置3C〜3Fの高さ固有値Hegは、4台の部品実装機11〜14で互いに異なることが許容されている。
高さ固有値Heg(HA1〜HA4、HB1〜HB4)が4台の部品実装機11〜14で相違する原因は、部品実装機11〜14の側の個体差に起因する。例えば、部品供給装置3の位置決めピン37が嵌入する機台9側の位置決め孔の高さは、4台の部品実装機11〜14で相違し得る(個体差が生じ得る)。この場合、同じ部品供給装置(3A〜3Fのいずれか1台)が装備されても、4台の部品実装機11〜14の相互間で載置板36の載置高さがばらついて、高さ固有値Hegの相違が発生する。
実施形態の部品実装ライン100を構成する各部品実装機11〜14では、記憶された高さ固有値Hegに基づいて吸着ノズル46の部品採取動作を制御することにより、高さ方向の誤差を総合的に吸収でき、安定して部品を採取できる。
さらに、各部品実装機11〜14の制御装置6(高さ補正制御部)は、高さ記憶部を兼ね、部品供給装置3の個体を識別する識別コードと、当該の部品供給装置3の高さ固有値Hegとをセットにして記憶する。これによれば、各部品供給装置3A〜3Fの高さ固有値Hegを1度測定して記憶させておけば、装備される部品供給装置3に対応して当該の高さ固有値Hegが自動的に部品吸着動作に反映される。したがって、部品供給装置3を交換して装備する際の段取り替え作業の手間が軽減される。
さらに、各部品実装機11〜14において、部品供給装置3A〜3Fが装備された状態で複数のフィーダユニット8の一部のユニット高さの実測値が求められ、実測値に基づいて高さ固有値Hegが演算される。これによれば、部品実装機11〜14に部品供給装置3A〜3Fが装備された実際の使用状況下で高さ固有値Hegが求められるので、高さ固有値Hegの精度が良好となる。
また、実施形態の部品実装ライン100は、実施形態の部品実装機1と同じ構造の部品実装機11〜14を複数台備え、複数台の部品供給装置3A〜3Fは、各部品実装機11〜14に互換可能に装備され、かつ、高さ固有値Heg(HA1〜HA4、HB1〜HB4)が複数台の部品実装機11〜14で互いに異なることを許容する。これによれば、部品実装機11〜14の側の個体差をも反映した高さ固有値Hegが個別に求められるので、各部品実装機11〜14において高さ固有値Hegの精度がさらに向上する。
(6.実施形態の応用および変形)
なお、前述したように、部品供給装置3、3A〜3Fが装備されるたびに高さ固有値Hegを演算する必要は無い。それでも、多数のフィーダユニット8を交換した後の部品供給装置3、3A〜3Fについては、装備された状態または機外に置かれた状態でユニット高さを実測して、高さ固有値Hegを求め直すことが好ましい。
また、上側および下側位置決めピン83、85を用いたフィーダユニット8の位置決め構造、ならびに、載置板36の上面の位置決めピン37を用いた部品供給装置3の位置決め構造は、他の構造であってもよい。どのような位置決め構造であっても、本発明によれば、最終的に部品供給位置82の高さの誤差を総合的に吸収できる。さらに、実施形態において、部品供給装置3は複数のフィーダユニット8を含んで構成されているが、これに限定されない。例えば、部品供給装置3は、複数のトレイ式部品供給ユニットで構成されていてもよい。
さらになお、フィーダユニット8の個体差のデータを利用して、吸着ノズル46の下降動作ストローク量を補正するようにしてもよい。例えば、フィーダユニット8は、自身の寸法に関するデータをフィーダ制御部88の内部のメモリに記憶することができる。すると、制御装置6は、装置制御部38から高さ固有値Hegを受け取るとともに、フィーダ制御部88から装置制御部38を経由してフィーダユニット8の寸法に関するデータを受け取ることができる。これによれば、制御装置6は、各フィーダユニット8の寸法をそれぞれ考慮して、下降動作ストローク量を個別に正確に補正することができる。また、本発明の高さ記憶部および高さ補正制御部は、装置制御部38および制御装置6以外の制御部やコンピュータによって実現されていてもよい。本発明は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1、11〜14:部品実装機 2:基板搬送装置
3、3A〜3F:部品供給装置 34:パレット部材
341、341L、341C、341R:スロット
38:装置制御部(高さ記憶部)
4:部品移載装置 46:吸着ノズル
5:部品カメラ 6:制御装置(高さ補正制御部、高さ記憶部)
8:フィーダ方式部品供給ユニット(フィーダユニット)
82:部品供給位置 9:機台
100:部品実装ライン
H0:基準高さ Heg:高さ固有値
HL、HC、HR:ユニット高さ

Claims (6)

  1. 機台と、
    部品供給位置で部品を供給する複数の部品供給ユニットをそれぞれ有して、前記機台に交換可能に装備される複数台の部品供給装置と、
    昇降動作して前記部品供給ユニットから部品を採取し基板に実装する装着ノズルを有するとともに、前記装着ノズルの昇降動作の基準となる基準高さが設定されて、前記機台に装備される部品移載装置と、
    前記部品供給装置が装備されたときの各前記部品供給ユニットの部品供給位置の高さを前記基準高さに対する相対的なユニット高さで表し、各前記部品供給ユニットのユニット高さに基づいて各前記部品供給ユニットに共通に定められる高さ固有値であって、前記部品供給装置ごとに固有な高さ固有値を記憶する高さ記憶部と、
    装備された部品供給装置の前記高さ固有値に基づいて、前記装着ノズルが各前記部品供給ユニットから前記部品を採取するときの下降動作ストローク量を補正する高さ補正制御部と、を備えた部品実装機。
  2. 前記高さ記憶部は、前記部品供給装置に設けられ、当該の部品供給装置が装備されると前記高さ固有値を前記高さ補正制御部に伝送する請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記高さ補正制御部は、前記高さ記憶部を兼ね、前記部品供給装置の個体を識別する識別コードと当該の部品供給装置の前記高さ固有値とをセットにして記憶する請求項1に記載の部品実装機。
  4. 前記部品供給装置が装備された状態または機外に置かれた状態で、前記複数の部品供給ユニットの一部または全部の前記ユニット高さの実測値が求められ、前記実測値に基づいて前記高さ固有値が演算される請求項1〜3のいずれか一項に記載の部品実装機。
  5. 前記部品供給装置は、幅方向に列設された複数のフィーダ方式部品供給ユニットを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の部品実装機。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載された部品実装機を複数台備え、
    前記複数台の部品供給装置の少なくとも一部は、前記複数台の部品実装機の少なくとも一部に互換可能に装備され、かつ、前記高さ固有値が前記複数台の部品実装機の少なくとも一部で互いに異なることを許容する部品実装ライン。
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