JP2015090933A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の反り量を取得するための専用の装置を設けることなく、反り量取得対象部位の反り量を取得可能な基板処理装置を提供する。【解決手段】この表面実装装置100(基板処理装置)は、基板処理のために基板200の表面を撮像するとともに、反り量取得対象部位としての基板200を撮像するカメラユニット52と、カメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、少なくとも、基板200上の予め決められた2つの基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上の距離である距離D1を取得し、距離D1と、基準値としての反りが無い状態の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の距離Dとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように構成された主制御部91とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、基板処理装置に関し、特に、反り量を取得する基板処理装置に関する。
従来、反り量を取得する基板処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、傾きや凹凸などに起因する基板(反り量取得対象部位)の反り量を測定(取得)するための専用のレーザ変位計を備えた部品実装装置が開示されている。この部品実装装置では、レーザ変位計により基板の反り量を測定し、測定結果に基づいて、部品を実装する際の実装高さを補正するように構成されている。
特許第3408584号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された部品実装装置では、基板の反り量を測定するための専用のレーザ変位計を設ける必要があるので、その分、部品実装装置の構造が複雑化するとともに大型化するなどの問題点が発生する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、基板の反り量を取得するための専用の装置を設けることなく、反り量取得対象部位の反り量を取得可能な基板処理装置を提供することである。
この発明の一の局面における基板処理装置は、基板処理のために基板の表面を撮像するとともに、反り量取得対象部位を撮像して画像を取得する基板認識カメラと、基板認識カメラにより撮像された反り量取得対象部位の画像に基づいて、少なくとも、反り量取得対象部位上の予め決められた2点の間の画像上の距離である第1距離を取得し、第1距離と、基準値としての反りが無い状態の反り量取得対象部位の2点の間の第2距離とに基づいて、反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成された反り量取得部とを備える。
この発明の一の局面による基板処理装置では、上記のように、基板処理のために基板の表面を撮像する基板認識カメラにより撮像された反り量取得対象部位の画像に基づいて、少なくとも、反り量取得対象部位上の予め決められた2点の間の画像上の距離である第1距離を取得し、第1距離と、基準値としての反りが無い状態の反り量取得対象部位の2点の間の第2距離とに基づいて、反り量取得対象部位の反り量を取得する反り量取得部を設けることによって、基板処理のために基板の表面を撮像する基板認識カメラを流用して反り量取得対象部位の画像を撮像し、撮像した反り量取得対象部位の反り量を取得することができるので、たとえば、レーザ変位計などの反り量取得対象部位の反り量を取得するための専用の装置を設けることなく、反り量取得対象部位の反り量を取得することができる。また、反り量取得対象部位の反り量を取得するための専用の装置(レーザ変位計)を設ける場合とは異なり、基板処理装置の構造が複雑化するのを抑制することができるとともに、ヘッドユニットのサイズが大きくなるのを抑制することができる。
上記一の局面による基板処理装置において、好ましくは、反り量取得部は、第1距離および第2距離と、反り量取得対象部位から基板認識カメラまでの第1高さおよび基準値としての反りが無い状態の反り量取得対象部位から基板認識カメラまでの第2高さとに基づいて、反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成されている。このように構成すれば、第1距離と、第2距離と、基準値としての第2高さとから幾何学的に第1高さを取得(算出)し、第2高さと第1高さとの差分から反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)することができる。
この場合、好ましくは、反り量取得対象部位の設計値に基づく第2距離と第2高さとを記憶する記憶部をさらに備え、反り量取得部は、第1距離および記憶部に記憶された第2距離と、第1高さおよび記憶部に記憶された第2高さとに基づいて、反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成されている。このように構成すれば、記憶部に記憶された反り量取得対象部位の設計値に基づく(反りが無い状態の)第2距離と第2高さとの情報を用いて反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)することができるので、反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)する際に、反りが無い状態の反り量取得対象部位を実測する場合と異なり、迅速かつ容易に反り量取得対象部位の反り量を取得することができる。
上記一の局面による基板処理装置において、好ましくは、反り量取得対象部位は、基板であり、予め決められた2点の各々は、基板認識カメラにより撮像される際に認識される基板認識マーク、または、基板認識マークの近傍に配置される配線パターン上の点のいずれかである。このように構成すれば、基板上の配線パターン上の点を用いて、反り量取得対象部位の反り量を容易に取得することができる。また、基板に予め設けられた配線パターン上の点を流用する場合には、専用の(反り量取得の為だけの)配線パターンを基板に設ける場合と異なり、部品の実装領域などを削減することなく、反り量取得対象部位の反り量を容易に取得することができる。
上記一の局面による基板処理装置において、好ましくは、反り量取得対象部位は、基板であり、基板認識カメラは、所定の画素数の撮像素子を含み、反り量取得部は、取得した第1距離を構成する画素のうちの1画素に対応する距離である第1カメラスケールと、基準値としての反りがない状態の第2距離を構成する画素のうちの1画素に対応する距離である第2カメラスケールとに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている。このように構成すれば、反りがある状態の第1カメラスケールと基準値としての反りが無い状態の第2カメラスケールとを用いて、容易に、幾何学的に反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)することができる。
この場合、好ましくは、反り量取得部は、基板認識カメラにより撮像された基板の画像に基づいて、少なくとも、第1距離から基板認識カメラが基板を撮像する際の第1視野サイズを取得し、第1視野サイズと、基準値としての基板認識カメラが反りが無い状態の基板を撮像する際の第2視野サイズとに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている。このように構成すれば、反りがある状態の第1視野サイズと基準値としての反りが無い状態の第2視野サイズとを用いて、容易に、幾何学的に反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)することができる。
上記第1視野サイズと第2視野サイズとに基づいて基板の反り量を取得する構成において、好ましくは、反り量取得部は、基板から基板認識カメラまでの第1高さおよび基準値としての反りが無い状態の基板から基板認識カメラまでの第2高さの比率と、第1視野サイズおよび第2視野サイズの比率とに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている。このように構成すれば、第1高さおよび第2高さの比率と、第1視野サイズおよび第2視野サイズの比率とを用いて、容易に、幾何学的に第2高さと第1高さとの差分から反り量取得対象部位の反り量を取得(算出)することができる。
上記一の局面による基板処理装置において、好ましくは、反り量取得対象部位は、複数の個片基板に分割可能な基板であり、反り量取得部は、基板認識カメラにより撮像された複数の個片基板の画像に基づいて、少なくとも、複数の個片基板上の予め決められた2点の間の第1距離を取得し、第1距離と基準値としての反りが無い状態の複数の個片基板の2点の間の第2距離とに基づいて、複数の個片基板の反り量をそれぞれ取得するように構成されている。このように構成すれば、個片基板の反り量を容易に取得することができる。また、予め決められた2点の間が別個の個片基板上に配置されている(別個の個片基板を跨いでいる)場合には、別個の個片基板が隣接する反りが生じやすい領域の反り量を取得することができる。
本発明によれば、上記のように、基板の反り量を取得するための専用の装置を設けることなく、反り量取得対象部位の反り量を取得することができる。
本発明の第1実施形態による表面実装装置の全体構成を示した図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置のブロック図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置のカメラユニットにより撮像される基板を示した図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置における基板の反り量を説明するための図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置の反り状態の基板の画像を示した図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置の基準状態の基板の画像を示した図である。 本発明の第1実施形態による表面実装装置における基板の反り量の算出方法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による表面実装装置における基板の反り量の算出方法を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の変形例による表面実装装置のカメラユニットにより撮像される分割可能な基板を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による表面実装装置100の構成について説明する。なお、表面実装装置100は、本発明の「基板処理装置」の一例である。
表面実装装置100は、図1に示すように、一対のコンベア2により1枚ものの基板200をX1方向からX2方向(搬送方向)に搬送し、所定の実装作業位置で基板200に部品4aを実装する装置である。また、基板200には、図3に示すように、配線パターン210が含まれるとともに、部品4aが実装される。なお、基板200は、本発明の「反り量取得対象部位」の一例である。
表面実装装置100は、図1に示すように、基台1と、一対のコンベア2と、ベースプレート3と、部品供給部4と、ヘッドユニット5とを備えている。また、表面実装装置100は、支持部6と、レール部7と、カメラユニット8と、制御装置9(図2参照)とを備えている。表面実装装置100は、制御装置9により実装作業に関する動作が制御されるように構成されている。
コンベア2は、基板200を搬送方向(X方向)に搬送する機能を有する。また、コンベア2には、図示しないクランプ機構が設けられている。コンベア2は、このクランプ機構により、搬送中の基板200を実装作業位置で停止させた状態で保持(固定)するように構成されている。
ベースプレート3は、コンベア2上を搬送される基板200の下方に位置するように基台1上に設けられている。ベースプレート3には、基板200を裏面(Z2方向)から支持し、基板200の撓みを抑制するバックアップピン(図示せず)が配置される。ベースプレート3は、実装作業時には、実装作業位置に固定された基板200の裏面にバックアップピンが当接するまで上昇されるように構成されている。
部品供給部4は、基板200に実装される部品4aをヘッドユニット5に供給するように構成されている。部品供給部4は、ICなどの小型の部品4aが保持されている複数のフィーダ41と、BGAなどの大型の部品4aが載置されているトレイ42および43とを含んでいる。
ヘッドユニット5は、6本のヘッド51と、カメラユニット52と、Z軸駆動モータ54(図2参照)とを含んでいる。また、ヘッドユニット5は、支持部6およびレール部7によって、コンベア2の上方の位置で、XY方向に移動可能な状態で支持されている。ヘッド51は、Z軸駆動モータ54が駆動されることによりヘッドユニット5に対してZ軸方向(上下方向)に昇降するように構成されている。また、ヘッド51(ヘッドユニット5)は、図示しない吸引ノズルにより、部品供給部4から部品4aを取得するとともに、取得した部品4aを基板200に実装するように構成されている。なお、カメラユニット52は、本発明の「基板認識カメラ」の一例である。
カメラユニット52は、基板処理(部品実装)のために基板200の表面を撮像する機能を有する。カメラユニット52は、図1および図4に示すように、所定の画素数からなる(たとえば横方向の画素数Ix×縦方向の画素数Iy)矩形形状の撮像素子53を含んでいる。ここで、第1実施形態では、カメラユニット52は、反り量取得対象部位としての基板200を撮像するように構成されている。また、カメラユニット52は、基板200を撮像する際に予め決められた一対(2つ)の基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)(図3参照)の上方の位置に移動し、基板200の認識した一対の基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)の近傍(周辺)を撮像(認識)するように構成されている。この際、カメラユニット52は、一対の基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)が1つの画像に収まるように、画像を撮像するように構成されている。そして、第1実施形態では、カメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、制御装置9により一対の基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)の間の領域の基板200の反り量ΔHが取得される制御(反り量取得制御)が行われる。なお、この制御の詳細については後述する。なお、カメラユニット52は、本発明の「基板認識カメラ」の一例である。また、基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)、は、本発明の「2点」の一例である。
支持部6は、図1に示すように、ボールネジ軸61とボールネジ軸61を回転させるX軸駆動モータ62とを含んでいる。X軸駆動モータ62が駆動されることにより、ヘッドユニット5はX方向に移動されるように構成されている。
レール部7は、支持部6の両端部(X方向)をY方向に移動可能に支持する一対のガイドレール71と、Y方向に延びるボールネジ軸72と、ボールネジ軸72を回転させるY軸駆動モータ73とを含んでいる。Y軸駆動モータ73が駆動されることにより、ヘッドユニット5はY方向に移動されるように構成されている。
カメラユニット8は、基台1の上面上に固定的に設置されている。また、カメラユニット8は、各ヘッド51の吸引ノズル(図示せず)に吸着された部品4aを撮像し、部品4aの実装に先立って部品4aの吸着状態を認識するように構成されている。
また、第1実施形態では、制御装置9は、図2に示すように、CPUからなる主制御部91と、記憶部92と、カメラ制御部93と、画像処理部94と、駆動制御部95とを含んでいる。また、記憶部92には、表面実装装置100の動作プログラムや個々の部品4aが特定可能な情報(たとえば部品番号、形状などの情報)などが記憶(格納)されている。また、記憶部92には、基板200のCADデータなどの設計値に基づく、基準値としての反りが無い状態(以下、基準状態という)の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の第2距離(以下、距離Dという)が記憶されている。また、記憶部92には、設計値に基づく、基準状態の基板200(基板200のZ1側の表面)からカメラユニット52までの第2高さ(以下、高さHという)が記憶されている。また、この制御装置9により、表面実装装置100の実装動作に関する全体的な動作が制御される。なお、主制御部91は、本発明の「反り量取得部」の一例である。
次に、図4〜図7を参照して、主制御部91により実施される反り量取得制御の概要について説明する。主制御部91は、カメラユニット52により撮像された反りがある状態(以下、反り状態という)の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上(見かけ上の)の距離である第1距離(以下、距離D1という)と基準状態の距離Dとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように構成されている。具体的には、主制御部91は、反り状態の距離D1を構成する画素数P1を取得し、反り状態の距離D1を構成する画素(画素数P1)のうちの1画素に対応する距離(1画素の幅)である第1カメラスケール(以下、カメラスケールS1という)(図5参照)を取得するように構成されている。また、主制御部91は、カメラスケールS1からカメラユニット52が基板200を撮像する際の第1視野サイズ(長さ)(以下、視野サイズV1という)(図5参照)を取得するように構成されている。そして、主制御部91は、視野サイズV1を用いて、反り状態の基板200からカメラユニット52までの第1高さ(以下、高さH1という)を取得する。また、記憶部92には、図7に示すように、基準状態の距離Dを構成する画素数Pが距離Dと対応付けられて予め記憶されている。また、記憶部92には、距離Dおよび高さHに加えて、基準状態の距離Dを構成する画素(画素数P)のうちの1画素に対応する距離(1画素の幅)である第2カメラスケール(以下、カメラスケールSという)(図6参照)と、カメラユニット52が基板200を撮像する際の第2視野サイズ(長さ)(以下、視野サイズVという)(図6参照)とが予め記憶されている。そして、主制御部91は、基準状態の高さHおよび視野サイズV1を用いて取得(算出)される反り状態の高さH1との差分を取ることにより、基板200の反り量ΔHを取得するように構成されている。以下に、主制御部91による基板200の反り量取得制御の詳細について説明する。なお、基板認識マーク201aおよび201b以外の基板認識マーク202aおよび202b(203aおよび203b、204aおよび204b)についても、基板認識マーク201aおよび201bの間の領域における基板200の反り量取得制御と同様の制御が行われる。このため、ここでは、基板認識マーク201aおよび201bの間の領域における基板200の反り量取得制御について説明し、それ以外の基板認識マークの間の領域における基板200の反り量取得制御については、説明を省略する。
主制御部91は、図4に示すように、反り状態の基板200の画像に基づいて、基板200上の予め決められた一対(2つ)の基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上の距離である距離D1を取得するように構成されている。この反り状態における画像上の距離D1は、見かけ上の距離である。すなわち、物理的な距離Dが、距離D1として見える。また、距離D1を構成する画像は、撮像素子53(カメラユニット52)のP1個の画素により構成されている(P1個の画素を含んでいる)。すなわち、反り状態における画像上の距離D1と画素数P1とは対応関係(図7参照)にある。反り状態の距離D1の間に含まれる画素数(P1個)は、図7に示す状態(基板200が上方に向けて凸状に反った状態)では、基準状態の距離Dの間に含まれる画素数(P個)よりも大きい(P1>P)。
また、基準状態における距離Dは、物理的な(見かけによらない)基板認識マーク201aおよび201b間の距離に一致する。そして、距離Dを構成する画像は、撮像素子53のP個の画素により構成されている(P個の画素を含んでいる)。すなわち、基準状態における距離Dと画素数Pとは対応関係(図7参照)にある。
また、主制御部91は、物理的な距離Dを画素数P1で除して、反り状態のカメラスケールS1を取得するように構成されている。すなわち、カメラスケールS1は以下の式(1)により示される。
S1=D/P1・・・(1)
また、基準状態のカメラスケールSは、物理的な距離Dが画素数Pで除されたものである。すなわち、カメラスケールSは以下の式(2)により示される。
S=D/P・・・(2)
また、主制御部91は、カメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、反り状態の距離D1(画素数P1)からカメラユニット52が基板200を撮像する際の視野サイズV1(図5参照)を取得するように構成されている。詳細には、主制御部91は、反り状態のカメラスケールS1(1画素の幅)と、撮像素子53に含まれる距離D1が延びる方向と平行な方向の撮像素子53の画素数Iとを乗じ、視野サイズV1を取得する。すなわち、視野サイズV1は以下の式(3)により示される。
V1=S1・I・・・(3)
また、基準状態の基板200を撮像する際の第2視野サイズ(以下、視野サイズVという)(図6参照)は、基準状態のカメラスケールS(1画素の幅)が撮像素子53の画素数Iと乗じられたものである。すなわち、視野サイズVは以下の式(4)により示される。
V=S・I・・・(4)
また、主制御部91は、基板200からカメラユニット52までの高さH1および基準状態の基板200からカメラユニット52までの高さHの比率と、視野サイズV1および視野サイズVの比率とに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように構成されている。具体的には、図4に示すように、基準状態の高さHおよび視野サイズVと、反り状態の高さH1および視野サイズV1とが相似関係にあることから、以下の関係式(5)が成立する。
H:H1=V:V1・・・(5)
H1=(H・V1)/(V)・・・(6)
また、式(3)および式(4)によって、H1は以下の式(7)により示される。
H1=(H・S1・I)/(S・I)・・・(7)
また、式(1)および式(2)によって、H1は以下の式(8)により示される。
H1=(H・D/P1)/(D/P)・・・(8)
H1=(H・P)/(P1)・・・(9)
以上から、式(9)により、反り量ΔH(=H−H1)を示す以下の式(10)が取得される。
反り量ΔH=H−H1
=H(1−P/P1)・・・(10)
これにより、基板認識マーク201aおよび201bの間の領域の基板200の反り量ΔHが取得される。
また、基板認識マーク201aおよび201b以外の基板認識マーク202aおよび202b(203aおよび203b、204aおよび204b)の間の領域の基板200の反り量ΔHについても、順次取得される。このようにして取得された反り量ΔHは、表面実装装置100の動作プログラムに反映される。そして、反り量ΔHが反映された動作プログラムにより実装作業が行われるので、基板200に部品4aが実装される際に、部品4aに過度の付加(押圧力)が掛かるのを抑制することが可能である。
また、カメラ制御部93は、図2に示すように、カメラユニット52およびカメラユニット8のそれぞれを制御し、撮像動作を行わせるように構成されている。
画像処理部94は、カメラユニット52およびカメラユニット8が個々に取得した画像データの画像処理を行うように構成されている。
駆動制御部95は、表面実装装置100の駆動に関する制御を行うように構成されている。たとえば、駆動制御部95は、X軸駆動モータ62やY軸駆動モータ73を駆動させる制御を行うように構成されている。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、基板処理のために基板200の表面を撮像するカメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、基板200上の予め決められた2点である基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上の距離である距離D1を取得し、距離D1と、基準値としての反りが無い状態の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の距離Dとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得する主制御部91を設ける。これにより、基板処理のために基板200の表面を撮像するカメラユニット52を流用して基板200の画像を撮像し、撮像した基板200の反り量ΔHを取得することができるので、たとえば、レーザ変位計などの基板200の反り量ΔHを取得するための専用の装置を設けることなく、基板200の反り量ΔHを取得することができる。また、基板200の反り量ΔHを測定するための専用の装置(レーザ変位計)をヘッドユニット5に設ける場合とは異なり、表面実装装置100の構造が複雑化するのを抑制することができるとともに、ヘッドユニット5のサイズが大型化するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、距離D1および距離Dと、基板200からカメラユニット52までの高さH1および基準値としての反りが無い状態の基板200からカメラユニット52までの高さHとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように主制御部91を構成する。これにより、距離D1と、距離Dと、基準値としての反りが無い状態の基板200からカメラユニット52までの高さHとから幾何学的に基板200からカメラユニット52までの高さH1を取得(算出)し、高さHと高さH1との差分から基板200の反り量ΔHを取得(算出)することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、基板200の設計値に基づく距離Dと高さHとを記憶する記憶部92を設け、距離D1および記憶部92に記憶された距離Dと、高さH1および記憶部92に記憶された高さHとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように主制御部91を構成する。これにより、記憶部92に記憶された基板200の設計値に基づく(反りが無い状態の)距離Dと高さHとの情報を用いて基板200の反り量ΔHを取得(算出)することができるので、基板200の反り量ΔHを取得(算出)する際に、反りが無い状態の基板200を実測する場合と異なり、迅速かつ容易に基板200の反り量ΔHを取得することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、予め決められた2点の各々は、カメラユニット52により撮像される際に認識される基板認識マーク201aおよび201bである。これにより、基板200に予め設けられた基板認識マーク201aおよび201bを流用して、容易に、基板200の反り量ΔHを取得することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、撮像素子53を含むカメラユニット52を設け、取得した距離D1を構成する画素のうちの1画素に対応する距離であるカメラスケールS1と、基準値としての反りがない状態の距離Dを構成する画素のうちの1画素に対応する距離であるカメラスケールSとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように主制御部91を構成する。これにより、反りがある状態のカメラスケールS1と基準値としての反りが無い状態のカメラスケールSとを用いて、容易に、幾何学的に基板200の反り量ΔHを取得(算出)することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、カメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、距離D1からカメラユニット52が基板200を撮像する際の視野サイズV1を取得し、視野サイズV1と、基準値としてのカメラユニット52が反りが無い状態の基板200を撮像する際の視野サイズVとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように主制御部91を構成する。これにより、反りがある状態の視野サイズV1と基準値としての反りが無い状態の視野サイズVとを用いて、容易に、幾何学的に基板200の反り量ΔHを取得(算出)することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、主制御部91は、高さH1および高さHの比率と、視野サイズV1および視野サイズVの比率とに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように構成する。これにより、高さH1および高さHの比率と、視野サイズV1および視野サイズVの比率とを用いて、容易に、幾何学的に高さHと高さH1との差分からカメラユニット52の反り量ΔHを取得(算出)することができる。
(第2実施形態)
以下、図8を参照して、本発明の第2実施形態による表面実装装置110の構成について説明する。なお、表面実装装置110は、本発明の「基板処理装置」の一例である。
この第2実施形態では、反り状態および基準状態のそれぞれのカメラユニット52の視野サイズV1およびV(カメラスケールSおよびS1)から基板200の反り量ΔHを取得する第1実施形態と異なり、反り状態および基準状態のそれぞれの基板認識マーク201aおよび201b間の見かけ上の距離D1および距離Dから基板200の反り量ΔHを取得する表面実装装置110について説明する。なお、以下の説明で示される符号の部材のうち上記第1実施形態と同様であるものについては、その説明を省略する。
主制御部91は、カメラユニット52により撮像された反り状態の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上(見かけ上の)の距離である距離D1と基準状態の距離Dとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得するように構成されている。基準状態の距離Dは、反り状態においては、距離Dよりも大きい距離D1としてカメラユニット52によって認識される(見える)。すなわち、物理的な距離Dはカメラユニット52に近づくほど見かけ上、大きく見えるので、基板200からカメラユニット52までの高さと、認識される基板認識マーク201aおよび201bの間の距離の大きさとは反比例の関係にある。また、基準状態の距離Dを構成する画素数はPであり、反り状態の距離D1を構成する画素数はP1である(図8参照)。
以上より、基準状態の高さHおよび距離Dと、反り状態の高さH1および距離D1とのの間には、以下の関係式(11)が成立する。
H:H1=1/D:1/D1・・・(11)
H1=(H・D)/(D1)・・・(12)
また、DおよびD1は、それぞれ、PおよびP1に対応しているので、式(12)は以下のように示される。
H1=(H・P)/(P1)・・・(13)
以上から、式(13)により、反り量ΔH(=H−H1)を示す以下の式(14)が取得される。
反り量ΔH=H−H1
=H(1−P/P1)・・・(14)
これにより、基板認識マーク201aおよび201bの間の領域の基板200の反り量ΔHが取得される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、基板処理のために基板200の表面を撮像するカメラユニット52により撮像された基板200の画像に基づいて、基板200上の予め決められた2点である基板認識マーク201aおよび201bの間の画像上の距離である距離D1を取得し、距離D1と、基準値としての反りが無い状態の基板200の基板認識マーク201aおよび201bの間の距離Dとに基づいて、基板200の反り量ΔHを取得する主制御部91を設ける。これにより、基板処理のために基板200の表面を撮像するカメラユニット52を流用して基板200の画像を撮像し、撮像した基板200の反り量ΔHを取得することができる。その結果、たとえば、レーザ変位計などの基板200の反り量ΔHを取得するための専用の装置を設けることなく、基板200の反り量ΔHを取得することができる。また、基板200の反り量ΔHを測定するための専用の装置(レーザ変位計)をヘッドユニット5に設ける場合とは異なり、表面実装装置110の構造が複雑化するのを抑制することができるとともに、ヘッドユニット5のサイズが大型化するのを抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、本発明を表面実装装置100および110(基板処理装置)に適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、たとえば、検査装置、印刷装置、および、ディスペンサ装置など、表面実装装置以外の基板処理装置にも適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、本発明の反り量取得対象部位が基板である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、反り量取得対象部位が、たとえば基板に実装される電子部品など、基板以外の部分であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、設計値に基づく基準状態の基板(反り量取得対象部位)に関する情報が記憶部に予め記憶されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、基準状態の基板(反り量取得対象部位)を実際に基板認識カメラで撮像し、基板に関する情報を取得してもよいし、ユーザが手入力で基板に関する情報を入力してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、1枚ものの基板200(反り量取得対象部位)の反り量ΔHを取得する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図9に示すように、複数の個片基板320に分割可能な基板300(反り量取得対象部位)の反り量ΔHを取得してもよい。詳細には、個片基板320に含まれる基板認識マーク301aおよび301bの間の画像を撮像し、基板認識マーク301aおよび301bの間の領域の反り量ΔHを取得してもよい。これにより、個片基板320の反り量ΔHを容易に取得することができる。また、隣接する個片基板320を跨ぐ基板認識マーク302aおよび302b(それぞれ別個の個片基板320に設けられている基板認識マーク302aおよび302b)の間の画像を撮像し、基板認識マーク302aおよび302bの間の領域の反り量ΔHを取得してもよい。これにより、別個の個片基板320が隣接する反りが生じやすい領域の反り量ΔHを取得することができる。なお、基板300は、本発明の「反り量取得対象部位」の一例である。また、基板認識マーク301aおよび301b(302aおよび302b)は、本発明の「2点」の一例である。
また、上記第1および第2実施形態では、基板(反り量取得対象部位)上の予め決められた2点が基板認識マーク201aおよび201b(202aおよび202b、203aおよび203b、204aおよび204b)である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図9に示すように、反り量取得対象部位上の予め決められた2点が、基板認識マーク303を認識した際に基板認識カメラの撮像範囲内に収まる2つの配線パターン310上の点303aおよび303bであってもよい。また、反り量取得対象部位上の予め決められた2点のうち、一方の点が基板認識マーク303であり、他方の点がこの基板認識マーク303を認識した際に基板認識カメラの撮像範囲内に収まる配線パターン310上の点304であってもよい。これにより、基板に予め設けられた基板認識マークの近傍に配置される配線パターン上の点を流用して、容易に、反り量取得対象部位の反り量ΔHを取得することができる。なお、配線パターン310上の点303aおよび303bは、互いに平行に延びる2つの配線パターン310上や配線パターン310の折曲(好ましくは、略90度に折曲)する位置に設けられていることが好ましい。これにより、カメラユニット52により配線パターン310上の点303aおよび303bを認識しやすくすることができるので、精度よく点303aおよび303bの間の領域の基板300の反り量ΔHを取得することができる。なお、配線パターン310上の点303aおよび303bは、本発明の「2点」の一例である。また、基板認識マーク303および配線パターン310上の点304は、本発明の「2点」の一例である。
52 カメラユニット(基板認識カメラ)
53 撮像素子
91 反り量取得部(主制御部)
92 記憶部
100、110 表面実装装置(基板処理装置)
200、300 基板(反り量取得対象部位)
201a、201b、202a、202b、203a、203b、204a、204b、301a、301b、302a、302b、303 基板認識マーク
210、310 配線パターン
303a、303b、304 配線パターン上の点
320 個片基板
D 距離(第2の距離)
D1 距離(第1の距離)
H 高さ(第2の高さ)
H1 高さ(第1の高さ)
S カメラスケール(第2カメラスケール)
S1 カメラスケール(第1カメラスケール)
V 視野サイズ(第2視野サイズ)
V1 視野サイズ(第1視野サイズ)

Claims (8)

  1. 基板処理のために基板の表面を撮像するとともに、反り量取得対象部位を撮像して画像を取得する基板認識カメラと、
    前記基板認識カメラにより撮像された前記反り量取得対象部位の画像に基づいて、少なくとも、前記反り量取得対象部位上の予め決められた2点の間の画像上の距離である第1距離を取得し、前記第1距離と、基準値としての反りが無い状態の前記反り量取得対象部位の前記2点の間の第2距離とに基づいて、前記反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成された反り量取得部とを備える、基板処理装置。
  2. 前記反り量取得部は、前記第1距離および前記第2距離と、前記反り量取得対象部位から前記基板認識カメラまでの第1高さおよび基準値としての反りが無い状態の前記反り量取得対象部位から前記基板認識カメラまでの第2高さとに基づいて、前記反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成されている、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記反り量取得対象部位の設計値に基づく前記第2距離と前記第2高さとを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記反り量取得部は、前記第1距離および前記記憶部に記憶された前記第2距離と、前記第1高さおよび前記記憶部に記憶された前記第2高さとに基づいて、前記反り量取得対象部位の反り量を取得するように構成されている、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記反り量取得対象部位は、基板であり、
    予め決められた前記2点の各々は、前記基板認識カメラにより撮像される際に認識される基板認識マーク、または、前記基板認識マークの近傍に配置される配線パターン上の点のいずれかである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  5. 前記反り量取得対象部位は、基板であり、
    前記基板認識カメラは、所定の画素数の撮像素子を含み、
    前記反り量取得部は、取得した前記第1距離を構成する画素のうちの1画素に対応する距離である第1カメラスケールと、基準値としての反りがない状態の前記第2距離を構成する画素のうちの1画素に対応する距離である第2カメラスケールとに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  6. 前記反り量取得部は、前記基板認識カメラにより撮像された基板の画像に基づいて、少なくとも、前記第1距離から前記基板認識カメラが基板を撮像する際の第1視野サイズを取得し、前記第1視野サイズと、基準値としての前記基板認識カメラが反りが無い状態の基板を撮像する際の第2視野サイズとに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている、請求項5に記載の基板処理装置。
  7. 前記反り量取得部は、基板から前記基板認識カメラまでの第1高さおよび基準値としての反りが無い状態の基板から前記基板認識カメラまでの第2高さの比率と、前記第1視野サイズおよび前記第2視野サイズの比率とに基づいて、基板の反り量を取得するように構成されている、請求項6に記載の基板処理装置。
  8. 前記反り量取得対象部位は、複数の個片基板に分割可能な基板であり、
    前記反り量取得部は、前記基板認識カメラにより撮像された複数の個片基板の画像に基づいて、少なくとも、複数の個片基板上の予め決められた2点の間の第1距離を取得し、前記第1距離と基準値としての反りが無い状態の複数の個片基板の前記2点の間の第2距離とに基づいて、複数の個片基板の反り量をそれぞれ取得するように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板処理装置。
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