JP2013207225A - 表面実装パッケージの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで生産可能な表面実装パッケージの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の電子部品2を実装した平面基板1に、穴4aを形成した枠状基板4を貼り合わせ、この穴4aに樹脂を充填して電子部品2を樹脂封止する。樹脂硬化後、枠状基板4および樹脂封止部3を平面基板1と一緒に切断して、個片化した表面実装パッケージにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、基板上に実装された電子部品を樹脂封止した表面実装パッケージの製造方法に関するものである。
従来、平面基板上に実装された光学素子などの電子部品を保護するため、透明樹脂で封止した表面実装パッケージが知られている。この表面実装パッケージの製造方法として、例えば図6に示すように、平面基板100上に実装された複数の電子部品101それぞれに直接透明樹脂102を塗布し、硬化させる方法がある。その後、平面基板100を切断して個片化する。この方法では、封止した透明樹脂102の形状が安定しないため、電子部品101が光学素子の場合には光学特性にばらつきが生じるという問題があった。
そこで、形状安定化のために型枠または金型を使用した製造方法が提案されている。
例えば図7に示す方法では、平面基板100上の電子部品101を金属製の型枠103で囲み、図示しない透明樹脂を型枠103内に充填し、硬化させる。その後、型枠103を取り外し、平面基板100を硬化した透明樹脂ごと切断し、個片化する(例えば、特許文献1参照)。
また例えば、図示は省略するが、平面基板上の電子部品を金型で覆い、平面基板と金型の隙間に樹脂を注入して硬化させ、金型を剥離して切断、個片化する方法もあった。
特開2007−27559号公報
従来の表面実装パッケージの製造方法は以上のように構成されているので、金属製の型枠または金型と透明樹脂とが接着し易く、剥離が困難であった。そのため、型枠または金型を取り外し辛く、製造コストの増加に繋がるという課題があった。
また、取り外し易くするために、離型剤を型枠または金型に塗布すると、この離型剤が平面基板に付着して密閉性が低下したり汚れが付着したりする問題が生じる。一方、剥離性の良い樹脂を使用すると、平面基板と樹脂とが剥離しやすく、製品の密閉性が保てないという問題が生じる。
また、金属製の型枠または金型を取り外した後、樹脂の硬化収縮によって平面基板が反ってしまい、ダイシング装置などで切断することが困難になり、個片化することができないという課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、低コストで生産可能な表面実装パッケージの製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る表面実装パッケージの製造方法は、基板の電子部品が実装された面上に、当該電子部品の周囲を囲む穴が形成された枠状部材を貼り合わせ、当該穴に樹脂を充填して電子部品を樹脂封止するものである。
この発明によれば、基板に貼り合わせた枠状部材を取り外さないので、従来のような金属製の型枠または金型を使用した場合に生じる問題を解消でき、低コストで生産可能な表面実装パッケージの製造方法を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図である。 図1に示す枠一体基板を切断して個片化した表面実装パッケージの斜視図である。 図1に示す枠一体基板を側方から透視的に表した側面図である。 この発明の実施の形態2に係る表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図である。 図4に示す枠一体基板を切断して個片化した表面実装パッケージの斜視図である。 従来の表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図であり、型枠を使用しない場合の一例を示す。 従来の表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図であり、型枠を使用する場合の一例を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図であり、この製造方法によって製造され個片化された表面実装パッケージを図2に示す。
表面実装パッケージは、表面実装用に構成された平面基板1と、平面基板1の表面にダイボンディングおよびワイヤボンディングされて実装された電子部品2と、平面基板1および電子部品2を樹脂封止する樹脂封止部3とから構成される。
平面基板1は、ダイシング可能なガラスエポキシ樹脂などにより構成された板状部材である。電子部品2として例えば光学素子を使用する。光学素子には、LED(発光ダイオード)などの発光素子、フォトダイオードなどの受光素子がある。光学素子を実装する場合、樹脂封止部3として熱硬化性またはUV硬化性のエポキシ樹脂、シリコン樹脂などの透明樹脂を使用する。この樹脂封止部3は、電子部品2、および平面基板1に形成された配線パターンと電子部品2とを接続するワイヤを、周囲環境から保護する。
次に、図1を参照して、複数の表面実装パッケージを同時に製造する方法を説明する。
先ず、平面基板1の表面に、複数の電子部品2をダイボンディングおよびワイヤボンディングして実装する。
続いて、この平面基板1の表面に枠状基板4を貼り合わせ、1枚の枠一体基板5とする。枠状基板4は、平面基板1に実装された複数の電子部品2の周囲を囲むように穴4aが形成された枠状部材である。この枠状基板4は、ダイシング可能なガラスエポキシ樹脂などにより構成され、平面基板1と同じ材質にすることが好ましい。
続いて、この枠一体基板5を水平に載置した状態で、枠状基板4の内側、即ち穴4aに透明樹脂を充填し、そのまま透明樹脂を硬化させて樹脂封止部3を形成する。硬化後、ダイシング装置6などを用いて、適宜のダイシングライン(図1に一点鎖線で示す)に沿って枠一体基板5を厚み方向に切断して分割し、個々の単体の表面実装パッケージに個片化する。これにより、個片化した表面実装パッケージは枠構造の無いパッケージとなる。
ここで、図3に枠一体基板5を側方から透視的に表した側面図を示す。
樹脂封止部3の硬化収縮による平面基板1の反りを防止するために、平面基板1の厚みh1が樹脂封止部3の厚みh3より厚いことが好ましい。
また、平面基板1の厚みh1より樹脂封止部3の厚みh3の方が厚くなる場合は、枠状基板4の厚みh4を平面基板1の厚みh1より厚くすることが好ましい。
なお、図2は1つの表面実装パッケージに1つの電子部品2を実装し樹脂封止した構成であるが、1つの表面実装パッケージに複数の電子部品2を実装して併せて樹脂封止した構成にしてもよい。
以上より、実施の形態1によれば、平面基板1の電子部品2が実装された面上に、この電子部品2の周囲を囲む穴4aが形成された枠状基板4を貼り合わせ、この穴4aに樹脂を充填して電子部品2を樹脂封止して樹脂封止部3を形成する方法により、表面実装パッケージを製造するようにした。このため、従来のような金属製の型枠または金型を取り外す工程が不要となり、製造コストを低減することができる。また、枠状基板4は取り外さずに切断してしまうので、離型剤を使用したり、剥離しやすい樹脂を使用したりする必要がない。更に、金型を取り外す作業を含まずに表面実装パッケージを製造できるため、樹脂の硬化収縮によって平面基板1が反ってしまうという問題が生じにくいという利点がある。
また、実施の形態1によれば、電子部品2を樹脂封止した後に、樹脂封止部3ごと平面基板1を厚み方向に切断するようにしたので、1つの大きな平面基板1から複数の表面実装パッケージを同時に製造することができる。
なお、1つの平面基板1から、少なくとも1つ以上の任意数の表面実装パッケージを製造可能である。例えば、1つの平面基板1に1つの電子部品2を実装して枠状基板4を貼り付け、樹脂封止部3を形成後に枠状基板4の部分を切り落として、図2のような表面実装パッケージを製造してもよい。
また、実施の形態1によれば、平面基板1および枠状基板4を同一の材質にしたので、従来のような金属製の型枠または金型を別途用意する必要がなく、製造コストを低減することができる。
また、実施の形態1によれば、平面基板1の厚みh1が樹脂封止部3の厚みh3より厚い、または、枠状基板4の厚みh4が平面基板1の厚みh1より厚い構成にした。このように構成することで、樹脂硬化後の平面基板1の反りをより効果的に防止できる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係る表面実装パッケージの製造方法を説明する斜視図であり、この製造方法によって製造され個片化された表面実装パッケージを図5に示す。なお、図4および図5において図1および図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
本実施の形態2では、枠状基板4に、平面基板1に実装された複数の電子部品2それぞれの周囲を囲むように複数の穴4aが形成されている。そして、格子状の枠状基板4を平面基板1に貼り合わせて1枚の枠一体基板5にした後、複数の穴4aそれぞれに樹脂を充填して、1つの電子部品2に対して1つの樹脂封止部3を形成する。硬化後、ダイシング装置6などを用いて、適宜のダイシングライン(図4に一点鎖線で示す)に沿って枠一体基板5を厚み方向に切断して分割し、個々の単体の表面実装パッケージに個片化する。
個片化した表面実装パッケージは、図5に示すように、枠構造の残ったパッケージとなる。LEDなどの発光素子を実装し、枠構造を残して個片化することにより、枠状基板4が遮光板の役目を果たし、ダイシングカット面からの光の漏れを防止する表面実装パッケージができる。また、個片化した後も樹脂封止部3を囲む枠構造が残るため、平面基板1の厚みを薄くしても、平面基板1の反りを防止することができる。
なお、上記実施の形態1において、1つの平面基板1に1つの電子部品2を実装して枠状基板4を貼り合わせ、樹脂を充填して樹脂封止部3を形成した状態(切断しない)でも、図5に示すような枠構造の残ったパッケージとなる。
また、上記実施の形態1では、材質の異なる平面基板1と樹脂封止部3を切断するため、それぞれのダイシング条件を考慮する必要があるが、本実施の形態2では材質の同じ平面基板1と枠状基板4を切断するため、ダイシング条件も同じになり、製造がより容易になる。
以上より、実施の形態2によれば、1枚の平面基板1に複数の電子部品2が実装された面上に、これら電子部品2それぞれの周囲を囲む複数の穴4aが形成された格子状の枠状基板4を貼り合わせ、これら穴4aそれぞれに樹脂を充填して各電子部品2を樹脂封止して樹脂封止部3を形成し、平面基板1および枠状基板4の両方を厚み方向に切断する方法により、複数の表面実装パッケージを製造するようにした。このため、個片化した後も枠構造が残り、平面基板1の反りを防止することができる。また、枠構造が遮光板の役目を果たし、ダイシングカット面からの光の漏れを防止することができる。さらに、上記実施の形態1と同様に、枠状基板4を取り外す工程が不要となり、製造コストを低減することができる。また、離型剤を使用したり、剥離しやすい樹脂を使用したりする必要がない。
また、実施の形態2によれば、平面基板1および枠状基板4を同一の材質にしたので、ダイシング条件も同じになり、容易に切断できる。また、上記実施の形態1と同様に、従来のような金属製の型枠または金型を別途用意する必要がなく、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施の形態1,2において、枠状基板4は平面基板1の外縁全周を覆うことが望ましいが、一部に欠け等があっても、樹脂封止可能な限り問題ない。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
1 平面基板(基板)
2 電子部品
3 樹脂封止部
4 枠状基板(枠状部材)
4a 穴
5 枠一体基板
6 ダイシング装置
100 平面基板
101 電子部品
102 透明樹脂
103 型枠

Claims (5)

  1. 基板の電子部品が実装された面上に、当該電子部品の周囲を囲む穴が形成された枠状部材を貼り合わせ、当該穴に樹脂を充填して前記電子部品を樹脂封止する表面実装パッケージの製造方法。
  2. 前記電子部品を樹脂封止した後に、前記基板と前記樹脂、または、前記基板と前記枠状部材を厚み方向に切断することを特徴とする請求項1記載の表面実装パッケージの製造方法。
  3. 1枚の前記基板に複数の前記電子部品が実装され、前記枠状部材には当該電子部品それぞれの周囲を囲む複数の穴が形成されることを特徴とする請求項2記載の表面実装パッケージの製造方法。
  4. 前記基板および前記枠状部材は同一の材質であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の表面実装パッケージの製造方法。
  5. 前記基板の厚みが前記樹脂の厚みより厚い、または、前記枠状部材の厚みが前記基板の厚みより厚いことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の表面実装パッケージの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017224687A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 株式会社ジェイデバイス 半導体パッケージの製造方法
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