JPWO2014192936A1 - 複素環アミド化合物 - Google Patents
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Abstract
Description
〔1〕
式(1):
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−C(O)OR16、シアノ、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル又はU−1からU−25の何れかの基を表し、
R1bは、水素原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R1cは、C1〜C6アルキルを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−C(O)R18、−C(O)OR24、シアノ、ニトロ、−OR19、−S(O)m3R20、−N(R21)R22、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に、2つのR2aが隣接する場合には、隣接する2つのR2aは、−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR2aが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R2cは、C1〜C6ハロアルキルを表し、
R3は、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、−C(O)R25又は−C(O)OR26を表し、
R4aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4bは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)OR16、−OR38、−S(O)m3R20、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4cは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4dは、水素原子、C1〜C6アルキル又はR35によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
U−1乃至U−6、U−6a、U−7乃至U−10、U−10a、U−11、U−11a、U−12、U−12a、U−13、U−13a、U−14乃至U−22、U−22a、U−23、U−24、U−25、U−26は、それぞれ以下の構造で表される複素環を表し、
R5cは、水素原子、C1〜C6アルキル又はR36によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表すか、或いはR5cは、R4dと−(CH2)4−又は−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、R5cが結合する窒素原子及びR4dが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R6は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R7は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6シクロアルキルカルボニル、C1〜C6ハロアルキルカルボニル、C3〜C6ハロシクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノカルボニル、C1〜C6ハロアルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニル、−OR15、−S(O)m3R20、C1〜C6アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R8は、水素原子、C1〜C6アルキル又は−N(R11a)R12aを表し、
R8bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R9は、水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表し、
R10は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル又はC2〜C6ハロアルキニルを表し、
R11及びR12は、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、フェニルスルホニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表すか、或いは、R11はR12と一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R33)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R11a及びR12aは、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表すか、或いは、R11aはR12aと一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R11a及びR12aが結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R33)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R12bは、−OR19bを表し、
R13は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、−C(O)R8又はフェニルを表し、
R14は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はフェニルを表し、
R15は、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はC3〜C6シクロアルケニルを表し、
R16は、水素原子、C1〜C6アルキル又はR37によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R18は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R19は、水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表し、
R19bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R20は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はC3〜C6シクロアルケニルを表し、
R21及びR22は、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表すか、或いは、R21はR22と一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R21及びR22が結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R39)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R24は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R25及びR26は、各々独立しては、水素原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R27は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−C(O)OR16、−OR29、−S(O)m4R30、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R28は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル、−OR31又は−S(O)m4R30を表し、t2、t3、t4、t5、t7、t8又はt9が2以上の整数を表すとき、各々のR28は互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に2つのR28が隣接する場合には、隣接する2つのR28は一緒になって−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR28が結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R28aは、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル又は(C1〜C6アルキルチオ)C1〜C6アルキルを表し、
R29、R30及びR31は、各々独立して、水素原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R33は、水素原子、C1〜C6アルキルを表し
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1、U−3、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−25を表し、
R35は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルコキシを表し、
R36は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルコキシを表し、
R37は、C1〜C6アルコキシを表し、
R38は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R39は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
t1は、0又は1の整数を表し
m1、m2、m3、m4、m6及びt2は、各々独立して0、1又は2の整数を表し、
n及びt3は、各々独立して0、1、2又は3の整数を表し、
p及びrは、各々独立して1、2、3、4又は5の整数を表し、
t4は、0、1、2、3又は4の整数を表し、
t5は、0、1、2、3、4又は5の整数を表し、
t7は、0、1、2、3、4、5、6又は7の整数を表し、
t8は、0、1、2、3、4、5、6、7又は8の整数を表し、
t9は、0、1、2、3、4、5、6、7、8又は9の整数を表す。]で表される複素環アミド化合物又はその塩。
Wは、W−1又はW−2で示される芳香族複素環を表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−C(O)R18、−C(O)OR24、シアノ、ニトロ、−OR19又は−S(O)m3R20を表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよい上記〔1〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1bは、水素原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル又はU−1からU−25の何れかの基を表し、
R4aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル又はU−1からU−26の何れかの基を表し、
R7は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6シクロアルキルカルボニル、C1〜C6ハロアルキルカルボニル、C3〜C6ハロシクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノカルボニル、C1〜C6ハロアルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニル、−OR15、−S(O)m3R20、C1〜C6アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ又はU−1からU−26の何れかの基を表し、
R27は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−C(O)OR16、−OR29、−S(O)m4R30又はU−1からU−26の何れかの基を表す上記〔2〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−3、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表し、
R1bは、C1〜C6アルキル又はR6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−S(O)m3R20、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R3は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R4aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、U−1、U−2、U−7、U−10a又はU−26で示される複素環を表し、
R4bは、C1〜C6アルキルを表し、
R4cは、水素原子を表し、
R4dは、C1〜C6アルキルを表し、
R5aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル又はフェニルを表し、
R5bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R5cは、C1〜C6アルキルを表すか、或いはR5cは、R4dと−(CH2)4−又は−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、R5cが結合する窒素原子及びR4dが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又は−OR15を表し、
R8bは、水素原子を表し、
R9は、C1〜C6アルキルを表し、
R10は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル又はC2〜C6アルキニルを表し、
R11は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニルスルホニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル又はU−7を表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R11はR12と一緒になってC4〜C5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に5〜6員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよく、
R11aは、C1〜C6アルキルを表し、
R12aは、水素原子を表し、
R13は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、−C(O)R8又はフェニルを表し、
R14は、C1〜C6アルキル又はR34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R15は、C1〜C6アルキルを表し、
R19bは、C1〜C6アルキルを表し、
R20は、C1〜C6アルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−OR29、−C(O)OR16又は−S(O)m4R30を表し、
R28は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル又は−OR31を表し、t2、t3、t4、t5又はt7が2以上の整数を表すとき、各々のR28は互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に2つのR28が隣接する場合には、隣接する2つのR28は一緒になって−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR28が結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R29は、C1〜C6アルキルを表し、
R30は、C1〜C6アルキルを表し、
R31は、C1〜C6アルキルを表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1、U−8又はU−22aを表す上記〔3〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−1で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す上記〔4〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Xは、酸素原子を表し、
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表し、
R2aは、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−S(O)m3R20、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R6は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R27は、ハロゲン原子、フェニル、−OR29又は−S(O)m4R30を表す上記〔5〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子、−OR29を表す上記〔6〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−3で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す上記〔4〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、−C(O)R8、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−3、U−5a、U−6a、U−8、U−10a、又はU−13aを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルを表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R6は、ハロゲン原子、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル又は−OR15を表し、
R8は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R11は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R11はR12と一緒になってC5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に6員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよく、
R16は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R27は、(R28)rによって置換されたフェニル、−OR29、−C(O)OR16又は−S(O)m4R30を表し、
R28は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1又はU−8を表す上記〔8〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又はC2〜C6アルケニルを表し、
R27は、−OR29又は−S(O)m4R30を表す上記〔9〕記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Xは、酸素原子を表す上記〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Xは、硫黄原子を表す上記〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R3は、水素原子表す上記〔1〕〜〔12〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R3は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔12〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R2aは、C1〜C6ハロアルキルを表す上記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R2aは、ハロゲン原子を表す上記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R2aは、−S(O)m3R20を表し、
R20は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R2aは、トリフルオロメチルを表す上記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
nは、1、2又は3の整数を表す上記〔1〕〜〔18〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
nは、1の整数を表す上記〔1〕〜〔18〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−2で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−4で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−5で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−1で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−2で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−2で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−2で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−3で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−2で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−4で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−2で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−5で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−2で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−1で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−3で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−2で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−3で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−3で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−3で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−4で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−3で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
Qは、Q−5で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−3で示される芳香族複素環を表す上記〔1〕〜〔20〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、水素原子を表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、C1〜C3アルキルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、メチルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、エチルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R4aは、C1〜C3ハロアルキルを表す上記〔1〕〜〔33〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、水素原子を表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、C1〜C3アルキルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、メチルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、エチルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R27は、−OR29又は−S(O)m4R30を表し、
R29は、C1〜C6アルキルを表し、
R30は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R5aは、C2〜C6アルケニルを表す上記〔1〕〜〔41〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、−CHO、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−3、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表し、
R6は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R8は、C1〜C6アルキルを表し、
R10は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル又はC2〜C6アルケニルを表し、
R11は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル又はU−7を表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R11はR12と一緒になってC4〜C5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に5〜6員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよく、
R13は、水素原子、C1〜C6アルキル又はR34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R14は、C1〜C6アルキル又はR34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R16は、水素原子、C1〜C6アルキル又はR37によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33、−S(O)m6R33又はU−1を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、−CHOを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、ハロゲン原子を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、シアノを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−C(O)OR16を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、−OR33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、C1〜C6アルキル又はR34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子又は−OR33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R8は、C1〜C6アルキルを表し、
R14は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R16は、C1〜C6アルキルを表し、
R34は、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33又は−S(O)m6R33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル又はC2〜C6ハロアルキニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル表し、
R6は、ハロゲン原子を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル又はC2〜C6アルケニルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33を表し、
R8は、C1〜C6アルキルを表し、
R16は、C1〜C6アルキルを表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、C2〜C6アルケニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、C2〜C6アルキニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、シアノを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、C3〜C6シクロアルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、−C(O)R8、−C(O)OR16を表し、
R8は、C1〜C6アルキルを表し、
R16は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、−OR33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、−S(O)m6R33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、C1〜C6アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、−S(O)m6R33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、−OR33を表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11はR12と一緒になってC4〜C5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に5〜6員環を形成し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよい上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又は−OR15を表し、
R15は、C1〜C6アルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子、−OR29又は−S(O)m4R30を表し、
R29及びR30は、各々独立してC1〜C6アルキルを表す上記〔84〕〜〔90〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又は−OR15を表し、
R15は、C1〜C6アルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子を表す上記〔84〕〜〔90〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、U−1乃至U−25のいずれかの複素環を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、U−3、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、U−7を表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−20乃至U−25を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−S(O)m1R10を表し、
R10は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−22aを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−20乃至U−25を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、−N(R11)R12を表し、
R11は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−22aを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−20乃至U−25を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−OR13を表し、
R13は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−22aを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−20乃至U−25を表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R1aは、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R6は、−S(O)m2R14を表し、
R14は、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R34は、U−1、U−3又はU−22aを表す上記〔1〕〜〔48〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
t1、t2、t3、t4、t5、t7、t8及びt9は、各々独立して0の整数を表す上記〔93〕〜〔108〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R28は、ハロゲン原子、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル、−OR31又は−S(O)m4R30を表す上記〔93〕〜〔108〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R28は、ハロゲン原子を表す上記〔93〕〜〔108〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R28は、C1〜C6アルキルを表す上記〔93〕〜〔108〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
R28は、C1〜C6アルコキシを表す上記〔93〕〜〔108〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物又はその塩。
上記〔1〕〜〔113〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を有効成分として含有する農薬。
上記〔1〕〜〔113〕のいずれかに記載の複素環アミド化合物及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を有効成分として含有する除草剤。
従って、本発明は水田、畑地及び果樹園等の農園芸分野において有用な除草剤を提供することができる。
次に、本明細書において示した各置換基の具体例を以下に示す。ここで、n−はノルマル、i−はイソ、s−はセカンダリー及びtert−はターシャリーを各々意味し、Phはフェニルを意味する。
本明細書におけるCa〜Cbアルキルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
また、この「5−6員芳香族複素環」がC=N二重結合を有する場合はその窒素原子はN−オキシドであってもよい。
1)環を構成する原子数が3乃至7個であり、
2)環を構成する原子中に1乃至3個のヘテロ原子(該へテロ原子は、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を意味する。)を含有し、
3)環中にカルボニル基、チオカルボニル基、二重結合又は三重結合を含んでいてもよく、
4)環を構成する原子中に硫黄原子が含まれる場合、その硫黄原子はスルフィニル基又はスルホニル基であってもよい、
単環の非芳香族性の複素環を意味し、具体例としては、例えばアゼチジン、ピロリジン、ピロリジノン、オキサゾリジン、イソキサゾリジン、チアゾリジン、イソチアゾリジン、ピペラジン、ピペラジノン、ピペリジン、ピペリジノン、モルホリン、チオモルホリン、アゼピン、ジアゼピン、オキセタン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、オキセパン、ホモモルホリン等が挙げられる。
製造法A
式(1)で表される複素環アミド化合物は、例えば、式(2)で表される化合物と式(3a)で表される化合物を反応させることにより製造することができる。
本反応では式(2)で表される化合物1当量に対して、式(3a)で表される化合物は、0.1から100当量の範囲で用いることができる。
式(2)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、一部は市販品として入手できる。
式(3a)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、文献記載の公知の方法に準じた方法によって合成できる。文献既知の公知の方法とは、例えば、国際公開第2008/006540号に記載の方法が挙げられる。
本反応では式(2)で表される化合物1当量に対して、式(3b)で表される化合物は、0.1から100当量の範囲で用いることができる。
式(1−2)[式中、W、Q及びR3は前記と同じ意味を表す。]で表される本発明化合物は、例えば、式(1−1)[式中、W、Q及びR3は前記と同じ意味を表す。]で表される本発明化合物と五硫化二燐、五硫化二燐−HMDO(ヘキサメチルジシロキサン)、ローソン試薬(Lawesson’s Reagent;2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3,2,4−ジチアジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)等の硫化剤を反応させることにより製造することができる。
必要ならば、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン等の塩基を使用することができる。
反応温度は、−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができ、反応時間は、反応基質の濃度、反応温度によって変化するが、通常5分から100時間の範囲で任意に設定できる。
式(3b)で表される化合物の或るものは、以下に示す反応式1によって合成することができる。
式(1−1)で表される複素環アミド化合物は、例えば、式(1−3)[式中、W及びQは前記と同じ意味を表す。]で表される化合物と式(4)[式中、R3は前記と同じ意味を表し、Jはハロゲン原子、−OH、−OSO2Me、−OSO2CF3等の脱離基を表す。]で表される化合物を反応させることにより製造することができる。
式(4)で表される化合物の或るものは公知化合物であり、一部は市販品として入手できる。また、それ以外のものも文献記載の公知の方法に準じて合成することができる。
ハロゲン化剤としては、例えば塩化チオニル、塩化オキサリル、塩化ホスホリル等が挙げられる。ハロゲン化剤の当量としては、式(3a)で表される化合物1当量に対して、0.1から100当量の範囲で用いることができる。
反応終了後、通常の後処理を行うことにより製造法Bの原料化合物となる製造中間体を得ることができる。
また、この方法により製造された製造中間体は、単離・精製することなく、そのまま次工程の反応に用いることもできる。
これら固体及び液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
本発明化合物は必要に応じて製剤又は散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤又は共力剤等と混合施用してもよい。
特に、他の除草剤と混合施用することにより、施用薬量の減少による低コスト化、混合薬剤の相乗作用による殺草スペクトラムの拡大や、より高い殺草効果が期待できる。この際、同時に複数の公知除草剤との組み合わせも可能である。
mazapic/一般名)、イマザピル(imazapyr/一般名)、イマゼタピル(imazethapyr/一般名)、イマザキン(imazaquin/一般名)、イマゾスルフロン(imazosulfuron/一般名)、インダノファン(indanofan/一般名)、インダジフラム(indaziflam/一般名)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium/一般名)、アイオキシニル(ioxynil octanoate/一般名)、アイオキシニルの塩およびエステル(ioxynil―salts and esters)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone/一般名)、イソプロチュロン(isoproturon/一般名)、イソウロン(isouron/一般名)、イソキサベン(isoxaben/一般名)、イソキサフルトール(isoxaflutole/一般名)、カルブチレート(karbutilate/一般名)、ラクトフェン(lactofen/一般名)、レナシル(lenacil/一般名)、リニュロン(linuron/一般名)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide/一般名)、MCPA(一般名)、MCPAの塩およびエステル(MCPA―salts and esters)、MCPB(一般名)、MCPBの塩およびエステル(MCPB―salts and esters)、メコプロップ(mecoprop、MCPP/一般名)、メコプロップの塩およびエステル(mecoprop―salts and esters)、Pメコプロップ(mecoprop―P、MCPP―P/一般名)、Pメコプロップの塩およびエステル(mecoprop―P―salts and esters)、メフェナセット(mefenacet/一般名)、メフルイジド(mefluidide/一般名)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron―methyl/一般名)、メソトリオン(mesotrione/一般名)、メタム(metam/一般名)、メタミホップ(metamifop/一般名)、メタミトロン(metamitron/一般名)、メタザクロール(metazachlor/一般名)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron/一般名)、メタゾスルフロン(metazosulfuron/一般名)、メチオゾリン(methiozolin/一般名)、メチルアジド(methyl azide/一般名)、臭化メチル(methyl bromide/一般名)、メチルダイムロン(methyl dymron/一般名)、ヨウ化メチル(methyl iodide/一般名)、メトベンズロン(metobenzuron/一般名)、メトラクロール(metolachlor/一般名)、Sメトラクロール(metolachlor―S/一般名)、メトスラム(metosulam/一般名)、メトリブジン(metribuzin/一般名)、メトスルフロンメチル(metsulfuron−methyl/一般名)、メトクスロン(metoxuron/一般名)、モリネート(molinate/一般名)、モノリニュロン(monolinuron/一般名)、モノスルフロン(monosulfuron/一般名)、モノスルフロンメチル(monosulfuron−methyl/一般名)、MSMA/一般名、ナプロアニリド(naproanilide/一般名)、ナプロパミド(napropamide/一般名)、ナプタラム(naptalam/一般名)、ナプタラムナトリウム(naptalam―sodium/一般名)、ネブロン(neburon/一般名)、ニコスルフロン(nicosulfuron/一般名)、ノルフルラゾン(norflurazon/一般名)、OK−701(試験名)、オレイン酸(oleic acid/一般名)、オルベンカーブ(orbencarb/一般名)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron/一般名)、オリザリン(oryzalin/一般名)、オキサジアルギル(oxadiargyl/一般名)、オキサジアゾン(oxadiazon/一般名)、オキサスルフロン(oxasulfuron/一般名)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone/一般名)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen/一般名)、パラコート(paraquat/一般名)、ペラルゴン酸(pelargonicacid/一般名)、ペンディメタリン(pendimethalin/一般名)、ペノキススラム(penoxsulam/一般名)、ペンタノクロール(pentanochlor/一般名)、ペントキサゾン(pentoxazone/一般名)、ペトキサミド(pethoxamid/一般名)、フェンメディファムエチル(phenmedipham―ethyl/一般名)、ピクロラム(picloram/一般名)、ピクロラムの塩およびエステル(picloram―salts and esters)、ピコリナフェン(picolinafen/一般名)、ピノキサデン(pinoxaden/一般名)、ピペロフォス(piperophos/一般名)、プレチラクロール(pretilachlor/一般名)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron―methyl/一般名)、プロジアミン(prodiamine/一般名)、プロフルアゾール(profluazol/一般名)、プロフォキシジム(profoxydim/一般名)、プロメトン(prometon/一般名)、プロメトリン(prometryn/一般名)、プロパクロール(propachlor/一般名)、プロパニル(propanil/一般名)、プロパキザホップ(propaquizafop/一般名)、プロパジン(propazin/一般名)、プロファム(propham/一般名)、プロピソクロール(propisochlor/一般名)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium/一般名)、プロピリスルフロン(propyrisulfuron/一般名)、プロピザミド(propyzamide/一般名)、プルスルホカーブ(prosulfocarb/一般名)、プロスルフロン(prosulfuron/一般名)、ピラクロニル(pyraclonil/一般名)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen―ethyl/一般名)、ピラスルホトール(pyrasulfotole/一般名)、ピラゾリネート(pyrazolynate/一般名)、ピラゾスルフロン(pyrazosulfuron/一般名)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethyl/一般名)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen/一般名)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim/一般名)、ピリブチカルブ(pyributicarb/一般名)、ピリダフォル(pyridafol/一般名)、ピリデート(pyridate/一般名)、ピリフタリド(pyriftalid/一般名)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methyl/一般名)、ピリミスルファン(pyrimisulfan/一般名)、ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac―sodium/一般名)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone/一般名)、ピロキシスラム(pyroxsulam/一般名)、キンクロラック(quinclorac/一般名)、キンメラック(quinmerac/一般名)、キノクラミン(quinoclamine/一般名)、キザロホップ(quizalofop/一般名)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl/一般名)、キザロホップテフリル(quizalofop−tefuryl/一般名)、Pキザロホップ(quizalofop―P/一般名)、Pキザロホップエチル(quizalofop―P−ethyl/一般名)、Pキザロホップテフリル(quizalofop―P−tefuryl/一般名)、リムスルフロン(rimsulfuron/一般名)、サフルフェナシル(saflufenacil/一般名)、セトキシジム(sethoxydim/一般名)、シデュロン(siduron/一般名)、シマジン(simazine/一般名)、シメトリン(simetryn/一般名)、SL−261(試験名)、スルコトリオン(sulcotrione/一般名)、スルフェントラゾン(sulfentrazone/一般名)、スルフォメツロンメチル(sulfometuron―methyl/一般名)、スルフォスルフロン(sulfosulfuron/一般名)、TCBA(2,3,6−TBA/一般名)、TCBAの塩およびエステル(2,3,6−TBA―salts and esters)、TCTP(chlorthal−dimethyl,tetorachlorothiophene/一般名)、テブタム(tebutam/一般名)、テブティウロン(tebuthiuron/一般名)、テフリルトリオン(tefuryltrione/一般名)、テンボトリオン(tembotrione/一般名)、テプラロキシジム(tepraloxydim/一般名)、ターバシル(terbacil/一般名)、ターブメトン(terbumeton/一般名)、ターブチラジン(terbuthylazine/一般名)、ターブトリン(terbutryn/一般名)、テトラピオン(tetrapion/flupropanate/一般名)、テニルクロール(thenylchlor/一般名)、チアザフルロン(thiazafluron/一般名)、チアゾピル(thiazopyr/一般名)、チジアジミン(thidiazimin/一般名)、チジアズロン(thidiazuron/一般名)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl/一般名)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl/一般名)、トルピラレート(tolpyralate/一般名)、トプラメゾン(topramezon/一般名)、トラルコキシジム(tralkoxydim/一般名)、トリアファモン(triafamone/一般名)、トリアレート(triallate/一般名)、トリアスルフロン(triasulfuron/一般名)、トリアジフラム(triaziflam/一般名)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl/一般名)、トリクロピル(triclopyr/一般名)、トリクロピルの塩およびエステル(triclopyr―salts and esters)、トリディファン(tridiphane/一般名)、トリエタジン(trietazine/一般名)、トリフルディモキサジン(trifludimoxadin/一般名)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron/一般名)、トリフルラリン(trifluralin/一般名)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron―methyl/一般名)、トリトスルフロン(tritosulfuron/一般名)、2,4−PA(一般名)、2,4−PAの塩およびエステル(2,4−PA―salts and esters)、2,4−DB(一般名)、2,4−DBの塩およびエステル(2,4−DB―salts and esters)等が挙げられる。これらの成分は単独でまたは2種以上混合して使用することができ、混合する場合の比も自由に選択できる。
これらの農薬活性成分は単独で又は2種以上混合して使用することができ、混合する場合の比も自由に選択できる。
水和剤
本発明化合物 0.1〜80部
固体担体 5〜98.9部
界面活性剤 1〜10部
その他 0〜 5部
その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.1〜30部
液体担体 45〜95部
界面活性剤 4.9〜15部
その他 0〜10部
その他として、例えば展着剤、分解防止剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.1〜70部
液体担体 15〜98.89部
界面活性剤 1〜12部
その他 0.01〜30部
その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.1〜90部
固体担体 0〜98.9部
界面活性剤 1〜20部
その他 0〜10部
その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.01〜70部
液体担体 20〜99.99部
その他 0〜10部
その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.01〜80部
固体担体 10〜99.99部
その他 0〜10部
その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
本発明化合物 0.01〜30部
固体担体 65〜99.99部
その他 0〜10部
その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
使用に際しては上記製剤をそのままで、又は水で1〜10000倍に希釈して散布する。
次に具体的に本発明化合物を有効成分とする農薬製剤例を示すがこれらのみに限定されるものではない。尚、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。
〔配合例1〕水和剤
本発明化合物No.1−001 20部
パイロフィライト 76部
ソルポール5039 2部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
カープレックス#80 2部
(合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
本発明化合物No.1−001 5部
キシレン 75部
N−メチルピロリドン 15部
ソルポール2680 5部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
以上を均一に混合して乳剤とする。
本発明化合物No.1−001 25部
アグリゾールS−710 10部
(非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名)
ルノックス1000C 0.5部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
キサンタンガム 0.02部
水 64.48部
以上を均一に混合した後、湿式粉砕してフロアブル剤とする。
本発明化合物No.1−001 75部
ハイテノールNE−15 5部
(アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株式)商品名)
バニレックスN 10部
(アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名)
カープレックス#80 10部
(合成含水珪酸:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて撹拌混合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥してドライフロアブル剤とする。
本発明化合物No.1−001 1部
ベントナイト 55部
タルク 44部
以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて撹拌混合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。
また、実施例のプロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値は、基準物質としてMe4Si(テトラメチルシラン)を用い、300MHzにて測定した。また測定に使用した溶媒を以下の合成例中に記載する。また 、実施例のプロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値における記号は、下記の意味を表す。
s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、m:マルチプレット、q:カルテット、br:ブロード
〔合成例1〕
3−イソプロピル−5−メチル−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−003)
工程1;2−ヒドラジニル−6−メチルニコチン酸メチルの合成
2−クロロ−6−メチルニコチン酸メチル3.0g(16.2mmol)及びジオキサン30mlの混合溶液に、室温にてヒドラジン・一水和物1.62g(32.3mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を60℃にて4時間、続いて80℃にて6時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(150ml×2回)した。得られた有機層を飽和重曹水で洗浄した後、飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をヘキサンで洗浄し、濾取することにより目的物1.60gを橙色固体として得た。
融点:90〜91℃
2−ヒドラジニル−6−メチルニコチン酸メチル1.5g(8.28mmol)、トリエチルアミン838mg(8.28mmol)及びテトラヒドロフラン20mlの混合溶液に、氷冷下にてイソブチリルクロリド882mg(8.28mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を氷冷下にて30分間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(100ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をヘキサン及びジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物1.68gを肌色固体として得た。
融点:99〜101℃
2−(2−イソブチリルヒドラジニル)−6−メチルニコチン酸メチル1.6g(63.7mmol)及びトルエン10mlの混合溶液に、室温にて塩化ホスホリル3mlを添加した。添加終了後、該反応混合物を加熱還流下にて5時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を氷水に添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて洗浄(50ml×1回)した。得られた水層に氷冷下にて炭酸カリウムを添加しpHを8〜9とし、該反応液を酢酸エチルにて抽出(100ml×2回)した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物490mgを淡黄色固体として得た。
融点:138〜140℃
3−イソプロピル−5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル450mg(1.93mmol)及びメタノール4mlの混合溶液に、室温にて1M水酸化ナトリウム水溶液2mlを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて2時間攪拌した。攪拌終了後、1M塩酸を添加し、pHを2〜3とした。該反応液中の溶媒を減圧下にて留去した後、析出した固体を水洗し、濾取することにより、目的物250mgを淡黄色固体として得た。
融点:194〜195℃
3−イソプロピル−5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸400mg(1.95mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド0.1ml及び塩化メチレン3mlの混合溶媒に、塩化オキサリル463mg(3.91mmol)を室温にて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物中の溶媒を減圧下にて留去し、粗3−イソプロピル−5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸クロリド・塩酸塩を得た。得られた粗3−イソプロピル−5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸クロリド・塩酸塩540mg(1.95mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン180mg(1.82mmol)及び塩化メチレン5mlの混合溶液に、氷冷下にてトリエチルアミン368mg(3.91mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて20時間撹拌した。攪拌終了後、該反応混合物にピリジン5ml及び4−(ジメチルアミノ)ピリジン10mgを添加した後、該反応混合物を60℃にて10時間撹拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(20ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムで脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテル及び酢酸エチルで洗浄し、濾取することにより目的物60mgを茶褐色固体として得た。
3−イソプロピル−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−004)
3−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸160mg(0.59mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン70mg(0.71mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド5mlの混合溶液に、室温にて1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩135mg(0.71mmol)及び1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール96mg(0.71mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて24時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液をクロロホルムにて抽出(10ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー{n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1〜0:1(体積比、以下同じである)}にて精製し、目的物90mgを白色固体として得た。
融点:176〜178℃
3−イソプロピル−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(メチルチオ)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−009)
工程1;2−ヒドラジニル−6−クロロニコチン酸メチルの合成
2、6−ジクロロニコチン酸メチル11.5g(55.8mmol)及びジオキサン150mlの混合溶液に、室温にてヒドラジン・一水和物5.58g(111mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて18時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液中の溶媒を減圧下にて留去した。析出した固体を水洗し、濾取することにより目的物10.7gを黄色固体として得た。
融点:82〜83℃
2−ヒドラジニル−6−クロロニコチン酸メチル5.0g(24.8mmol)、トリエチルアミン2.5g(24.8mmol)及びテトラヒドロフラン20mlの混合溶液に、氷冷下にてイソブチリルクロリド2.64g(24.8mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を氷冷下にて2時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(150ml×1回)した。得られた有機層を水洗後、飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテル及びヘキサンで洗浄し、濾取することにより目的物5.90gを白色固体として得た。
融点:147〜148℃
2−(2−イソブチリルヒドラジニル)−6−クロロニコチン酸メチル5.9g(21.7mmol)及び塩化ホスホリル20mlを室温にて混合した後、該反応混合物を加熱還流下にて5時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を氷水に添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて洗浄(50ml×1回)した。得られた水層に氷冷下にて炭酸カリウムを添加しpHを8〜9とし、該反応液を酢酸エチルにて抽出(200ml×2回)した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物4.75gを茶色淡黄色固体として得た。
融点:105〜107℃
3−イソプロピル−5−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル420mg(1.66mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド3mlの混合溶液に、氷冷下にてナトリウムチオメトキシド140mg(1.99mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を氷冷下にて45分間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(30ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物280mgを茶色固体として得た。
融点:142〜145℃
3−イソプロピル−5−(メチルチオ)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル140mg(0.53mmol)、メタノール3ml及び水1mlの混合溶液に、1M水酸化ナトリウム水溶液0.6mlを室温下にて添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて17時間攪拌した。攪拌終了後、1M塩酸1mlを添加して反応を停止させた。該反応液中の溶媒を減圧下にて留去し、粗3−イソプロピル−5−(メチルチオ)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸を得た。得られた粗3−イソプロピル−5−(メチルチオ)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸190mg(0.53mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン104mg(1.06mmol)及びピリジン3mlの混合溶液に、室温にて塩化チオニル126mg(1.06mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を60℃にて5時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテル及びクロロホルムで洗浄し、濾取することにより目的物57mgを黄土色固体として得た。
3−クロロ−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−013)
工程1;3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の合成
5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸300mg(1.30mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド6mlの混合溶液に、N−クロロスクシンイミド347mg(2.60mmol)を室温にて添加した。添加終了後、該反応混合物を60℃にて4時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(50ml×2回)した。得られた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物210mgを茶色固体として得た。
3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸70mg(0.26mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン52mg(0.53mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン10mg(0.03mmol)及びピリジン5mlの混合溶液に、塩化チオニル63mg(0.53mmol)を室温にて添加した。該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液をクロロホルムにて抽出(15ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物52mgを淡黄色固体として得た。
融点:238〜241℃
3−イソプロピル−N−(4−メチル−1,2,5−オキサジアゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.3−001)
3−イソプロピル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸165mg(0.60mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド0.1ml及び塩化メチレン5mlの混合溶液に、室温にて塩化オキサリル83mg(0.66mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて20分間攪拌した。攪拌終了後、4−メチル−1,2,5−オキサジアゾール−3−アミン119mg(1.21mmol)、トリエチルアミン122mg(1.21mmol)及び塩化メチレン3mlの混合溶液を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。攪拌終了後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=9:1〜2:1)にて精製し、目的物168mgを白色固体として得た。
融点:185〜186℃
5−クロロ−3−イソプロピル−N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.2−004)
5−クロロ−3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル500mg(1.97mmol)、メタノール3ml及び水1mlの混合溶液に、氷冷下にて1M水酸化ナトリウム水溶液2mlを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。攪拌終了後、1M塩酸2.5mlを添加して反応を停止させた。該反応液中の溶媒を減圧下にて留去し、粗5−クロロ−3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸を得た。得られた粗5−クロロ−3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸500mg(1.97mmol)、1−メチル−1H−テトラゾール−5−アミン390mg(3.94mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン24mg(0.19mmol)及びピリジン5mlの混合溶液に、室温にて塩化チオニル469mg(3.94mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて2日間攪拌した。攪拌終了後、水を添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(50ml×2回)した。得られた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜1:1)にて精製し、目的物140mgを淡黄色固体として得た。
融点:189〜190℃
3−(メトキシメチル)−N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.2−010)
工程1;2−(2−(2−メトキシアセチル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチルの合成(化合物No.A1−05a)
2−ヒドラジニル−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル1.0g(4.25mmol)、トリエチルアミン473mg(4.68mmol)及びテトラヒドロフラン20mlの混合溶液に、氷冷下にてメトキシアセチルクロリド508mg(4.68mmol)のテトラヒドロフラン2ml溶液を添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて30分間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去し、水15mlを添加した後、クロロホルムにて抽出(30ml×1回、10ml×2回)した。得られた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物1.16gを白色固体として得た。
融点:76〜77℃
2−(2−(2−メトキシアセチル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル1.16g(3.78mmol)及びトルエン17mlの混合溶液に、室温にて塩化ホスホリル1.74g(11.3mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を加熱還流下にて5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液を別途用意した水20mlに注ぎ、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜9とした後、酢酸エチルにて抽出(30ml×1回、15ml×3回)した。合わせた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物721mgを黄色固体として得た。
融点:95〜97℃
3−(メトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル693mg(2.39mmol)及びエタノール7mlの混合溶液に、氷冷下にて水酸化ナトリウム115mg(2.87mmol)の水溶液7mlを添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて30分間攪拌した。反応終了後、該反応溶液に1M塩酸を添加し、pHを2〜3とした後、クロロホルムにて抽出(30ml×1回、15ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物553mgを黄色固体として得た。
融点:111〜112℃
3−(メトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸100mg(0.36mmol)、1−メチル−1H−テトラゾール−5−アミン72mg(0.73mmol)、4−ジメチルアミノピリジン5mg及びピリジン2mlの混合溶液に、塩化チオニル87mg(0.73mmol)を室温にて添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて30分間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣に1mol/L塩酸を添加し、pHを2〜3とした後、クロロホルムにて抽出(15ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物76mgを白色固体として得た。
融点:205〜209℃
N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−(メチルチオ)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−018)
工程1;3−チオキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの合成
2−ヒドラジニル−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル1.0g(4.25mmol)、1,1’−チオカルボニルジイミダゾール795mg(4.46mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合溶液を、60℃にて3時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物とイミダゾールの混合物534mgを赤色固体として得た。
工程1で得られたイミダゾールを含む3−チオキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル534mgのN,N−ジメチルホルムアミド10ml溶液に、ヨウ化メチル402mgを室温にて添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて1.5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣に水15mlを添加し、クロロホルムにて抽出(15ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物336mgを黄色固体として得た。
融点:163〜167℃
3−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル332mg(1.14mmol)及びメタノール3mlの混合溶液に、氷冷下にて0.5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液2.8ml(1.4mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて1時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液に1mol/L塩酸を添加し、pHを2〜3とした。析出した固体を濾取し、1mol/L塩酸、水、ジイソプロピルエーテルで洗浄することにより目的物228mgを黄色固体として得た。
融点:158〜162℃
3−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸100mg(0.36mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン71mg(0.72mmol)、4−ジメチルアミノピリジン4mg及びピリジン2mlの混合溶液に、塩化チオニル129mg(1.08mmol)を氷冷下にて添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて20分間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣に1mol/L塩酸を添加し、pHを2〜3とし、クロロホルムにて抽出(15ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより目的物100mgを黄色固体として得た。
融点:230〜233℃
3−イソプロピル−N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボチオアミド(化合物No.2−039)
3−イソプロピル−N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド100mg(0.28mmol)、ローソン試薬[Lawesson’s Reagent;2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3,2,4−ジチアジホスフェタン−2,4−ジスルフィド]114mg(0.28mmol)及びトルエン3mlの混合溶液を、110℃にて5時間攪拌した。攪拌終了後、該反応溶液にローソン試薬114mg(0.28mmol)を添加し、110℃で3時間攪拌を継続した。反応終了後、該反応溶液に0.1規定塩酸5mlを添加し、酢酸エチル(15ml×1)で抽出した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(4:1〜3:7のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物66mgを黄色固体として得た。
融点:198〜200℃
3−アリル―N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド及びN−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−159及び化合物No.1−159*)
工程1;3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル及び3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの合成
合成例7の工程1と同様の方法で合成した2−(2−(ブチ−3−エノイル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル1.20g(3.96mmol)及びトルエン18mlの混合溶液に、室温にて塩化ホスホリル1.82g(11.9mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を加熱還流下にて1.5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液を別途用意した水20mlに注ぎ、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜9とした後、酢酸エチルにて抽出(30ml×1回、15ml×3回)した。合わせた有機層を飽和食塩水、次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(7:3〜0:1のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物730mgを白色固体として得た [3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル/3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル=4/1]。
3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ7.97 (d, 1H, J=7.2Hz), 7.44 (d, 1H, J=7.2Hz), 6.31-6.20 (m, 1H), 5.26-5.12 (m, 2H), 4.10 (s, 3H), 4.00 (dd, 2H, J=6.3Hz, 1.2Hz)。
3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ7.94 (d, 1H, J=6.0Hz), 7.42 (d, 1H, J=6.0Hz), 7.00-6.90 (m, 1H), 6.66-6.58 (m, 1H), 4.10 (s, 3H), 2.04 (dd, 3H, J=6.6Hz, 1.8Hz)。
融点:121〜123℃
3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル及び3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの混合物720mg(2.65mmol)及びエタノール10mlの混合溶液に、氷冷下にて0.5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液7.0ml(3.5mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて30分間攪拌した。反応終了後、該反応溶液に1M塩酸を添加し、pHを2〜3とした後、酢酸エチルにて抽出(15ml×2回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去し、目的物467mgを白色固体として得た [3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸/3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸=4/1]。
3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ8.25 (d, 1H, J=7.5Hz), 7.61 (d, 1H, 7.5Hz), 6.34-6.20 (m, 1H), 5.35-5.22 (m, 2H), 4.00 (dd, 2H, J=6.3Hz, 1.2Hz)。(CO2Hのプロトンピークは観測されなかった。)
3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ8.22 (d, 1H, J=8.1Hz), 7.58 (d, 1H, J=8.1Hz), 7.12-7.00 (m, 1H), 6.67-6.60 (m, 1H), 2.07 (dd, 3H, J=6.9Hz, 1.8Hz)。(CO2Hのプロトンピークは観測されなかった。)
融点:103〜104℃
3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸及び3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の混合物100mg(0.37mmol)、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン55mg(0.55mmol)、1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール5mg(0.04mmol)及びN,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合溶液に、室温にて1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩106mg(0.55mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。攪拌終了後、1mol/l塩酸3mlを添加し、該反応液を酢酸エチルにて抽出(10ml×2回)した。得られた有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた個体を酢酸エチルからの再結晶にて精製し、目的物67mgを淡黄色固体として得た [3−アリル―N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド/N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド=4/1]。
3−アリル―N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミドの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ12.9 (brs, 1H), 8.42 (d, 1H, J=7.5Hz), 7.63 (d, 1H, J=7.5Hz), 6.38-6.24 (m, 1H), 5.36-5.23 (m, 2H), 4.03 (dd, 2H, J=6.9Hz, 1.2Hz), 2.59 (s, 3H)。
N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミドの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ12.9 (brs, 1H), 8.38 (d, 1H, J=6.9Hz), 7.60 (d, 1H, J=6.9Hz), 7.12-7.00 (m, 1H), 6.69-6.62 (m, 1H), 2.60 (s, 3H), 2.09 (dd, 3H, J=6.6Hz, 1.8Hz)。
融点:159〜161℃
3−アリル―N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド及びN−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.2−105及び化合物No.2−105*)
合成例7の工程2で合成した3−アリル−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸及び3−(プロプ−1−エン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の混合物100mg(0.37mmol)、1−メチル−1H−テトラゾール−5−アミン56mg(0.57mmol)及びピリジン2mlの混合溶液に、塩化チオニル66mg(0.55mmol)を15℃以下の温度にて添加した。添加終了後、該反応溶液を15℃以下に保ち1.5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣にアセトニトリル1.5ml及び1mol/L塩酸2mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(10ml×2回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体を酢酸エチルで洗浄し、濾取することにより目的物27mgをうす茶色固体として得た [3−アリル―N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド/N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド=3/1]。
3−アリル―N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミドの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ12.5 (brs, 1H), 8.40 (d, 1H, J=7.5Hz), 7.65 (d, 1H, J=7.5Hz), 6.37-6.24 (m, 1H), 5.37-5.24 (m, 2H), 4.13 (s, 3H), 4.06 (dd, 2H, J=6.6Hz, 1.2Hz)。
N−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−3−(プロプ−1−エン−1−イル)―5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミドの1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ12.5 (brs, 1H),8.36 (d, 1H, J=7.2Hz), 7.62 (d, 1H, J=7.2Hz), 7.13-7.01 (m, 1H), 6.70-6.62 (m, 1H), 4.13 (s, 3H), 2.10 (dd, 3H, J=6.6Hz, 1.5Hz)。
融点:164〜167℃
3−(2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロピル)−N−エチル−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド(化合物No.1−174)
3−(2,2−ジクロロ−1−メチルシクロプロピル)−N−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボキサミド67mgのN,N−ジメチルホルムアミド1ml溶液に、炭酸カリウム31mg及びヨウ化エチル48mgを室温にて添加した。添加終了後、該反応混合物を55℃にて30分間攪拌した。反応終了後、水2mlを加え、酢酸エチル(3ml×2)で抽出した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸マグネシウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(2:1〜0:1のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物21mgを無色樹脂状物質として得た。
1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ7.72 (d, 1H, J=7.8Hz), 7.53 (d, 1H, J=7.8Hz), 4.15 (q, 2H, J=7.2Hz), 2.78 (d, 1H, J=7.8Hz), 2.38 (s, 3H), 1.83 (d, 1H, J=7.8Hz), 1.80 (s, 3H), 1.43 (t, 3H, J=7.2Hz)。
尚、プロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値は、基準物質としてMe4Si(テトラメチルシラン)を用い、重クロロホルム溶媒中で、300MHzにて測定した。また、第4表の記号は下記の意味を表す。s:シングレット、brs:ブロードシングレット、d:ダブレット、dd:ダブルダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、m:マルチプレット。
〔参考例1〕
合成例7の工程1と同様の方法で、第12表に示す化合物を合成した。尚、表中Meとの記載はメチル基を表し、以下同様にEtはエチル基を、Prはプロピル基を、Penはペンチル基を、Phはフェニル基を、Bnはベンジル基を、n−はノルマルを、i−はイソを、c−はシクロ及びt−はターシャリーを各々意味する。
また、表中D−3a、D−4a、D−5、D−8a、D−9a、D−10a、D−11、D−12、D−13a、D−14、D−16a及びD−16mで表される置換基は、以下の構造を表す。
合成例7の工程2と同様の方法で、第13表に示す化合物を合成した。尚、表中Meとの記載はメチル基を表し、以下同様にEtはエチル基を、Prはプロピル基を、Penはペンチル基を、Phはフェニル基を、Bnはベンジル基を、n−はノルマルを、i−はイソを、c−はシクロ及びt−はターシャリーを各々意味する。
また、表中D−3a、D−4a、D−5、D−8a、D−9a、D−10a、D−11、D−12、D−13a、D−14、D−16a、D−16m及びD−24fで表される置換基は、以下の構造を表す。
合成例7の工程3と同様の方法で、第14表に示す化合物を合成した。尚、表中Meとの記載はメチル基を表し、以下同様にEtはエチル基を、Prはプロピル基を、Penはペンチル基を、Phはフェニル基を、Bnはベンジル基を、n−はノルマルを、i−はイソを、c−はシクロ及びt−はターシャリーを各々意味する。
また、表中D−3a、D−4a、D−5、D−8a、D−9a、D−10a、D−11、D−12、D−13a、D−14、D−16a、D−16m及びD−24fで表される置換基は、以下の構造を表す。
3−(エチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
工程1;3−(チオキソ)−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の合成
合成例8の工程1と同様にして合成したイミダゾールを含む3−チオキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル2.0gのメタノール20ml溶液に、0.5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を氷冷下にて17ml添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて3.5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液に1mol/L塩酸20mlを添加し、該反応溶液中に析出した固体をろ別した。得られた個体を1mol/L塩酸、水、ジイソプロピルエーテルの順で洗浄し、濾取することにより目的物1.1gを黄色固体として得た。
融点:235〜240℃
3−(チオキソ)−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸700mg(2.66mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド10ml溶液に、室温にてヨウ化エチル898mg(5.76mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて4日間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣に、水5ml、1mol/l塩酸5mlを添加し、析出した固体をろ別した。得られた固体を水、ジイソプロピルエーテルの順で洗浄することにより、目的物486mgを黄色固体として得た。
融点:113〜114℃
合成例8の工程2及び工程3、または参考例4と同様の方法で以下の化合物を合成した。
3−(イソプロピルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:120〜122℃
3−(イソプロピルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:135〜136℃
3−((2−メトキシエチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:106〜111℃
3−(アリルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:96〜99℃
3−(プロプ−2−イン−1−イルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:179〜181℃
3−(n−プロピルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:87〜88℃
3−(n−プロピルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:106〜108℃
3−(イソブチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:105〜106℃
3−(イソブチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:110〜112℃
3−(s−ブチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:88〜90℃
3−(s−ブチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:107〜109℃
3−(ベンジルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:130〜135℃
3−(ベンジルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:153〜156℃
3−((4−メトキシベンジル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:119〜121℃
3−((4−メトキシベンジル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:180〜182℃
3−((シクロプロピルメチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:122〜123℃
3−((シクロプロピルメチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:127〜129℃
3−(((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ7.95 (d, 1H, J=7.2Hz), 7.42 (d, 1H, J=7.2Hz), 4.34-4.25 (m, 1H), 4.09 (s, 3H), 3.92-3.84 (m, 1H), 3.79-3.68 (m, 2H), 3.56-3.49 (m, 1H), 2.17-2.06 (m, 1H), 1.99-1.87 (m, 2H), 1.76-1.68 (m, 1H)。
3−(((テトラヒドロフラン−2−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:108〜112℃
3−((シアノメチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:146〜148℃
3−((シアノメチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:138〜140℃
3−((2−オキソプロピル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:84〜87℃
3−((2−オキソプロピル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:121〜124℃
3−(((1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:99〜102℃
3−(((1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:110〜112℃
3−((2,2,2−トリフルオロエチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:150〜151℃
3−((2−メトキシ−2−オキソエチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:143〜144℃
3−(シクロペンチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:92〜94℃
3−(シクロペンチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:143〜146℃
3−(((6−クロロピリジン−3−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:99〜100℃
3−(((6−クロロピリジン−3−イル)メチル)チオ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:159〜160℃
2−メチル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの合成
3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル500mg(1.91mmol)、炭酸カリウム525mg(3.82mmol)及びアセトニトリル10mlの混合物に、室温にてヨウ化メチル298mg(2.10mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を室温にて5時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液にクロロホルム20mlを添加した後、析出した固体をろ別した。ろ別により得られた溶液を減圧下にて溶媒を留去した。溶媒を留去した後に得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(17:3〜2:3のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物312mgを黄色固体として得た。
融点:189〜190℃
2−エチル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:135〜137℃
2−イソプロピル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:124〜125℃
2−ベンジル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル
融点:99〜100℃
2−メチル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸の合成
2−メチル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル312mg(1.13mmol)のエタノール3ml溶液に、水酸化ナトリウム50mg(1.25mmol)の3ml水溶液を氷冷下にて添加した。添加終了後、該反応溶液を同温度にて1時間攪拌した。反応終了後、1mol/L塩酸3mlを加え、ジクロロメタンにて抽出(10ml×3回)した。得られた有機層を飽和食塩水、無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄することにより、目的物250mgを黄色固体として得た。
融点:155〜160℃
2−エチル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:160〜163℃
2−イソプロピル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:160〜162℃
2−ベンジル−3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
融点:84〜86℃
3−チオキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルの合成
合成例8の工程1記載の方法で合成した3−チオキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチルとイミダゾールの混合物100mgを酢酸エチル50mlに溶かし、1mol/L塩酸20mlで洗浄した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去することで、目的物63mgを橙黄色固体として得た。
融点:218〜220℃
3−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
工程1;2−(2−(フェニルカルバモイル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチルの合成
2−ヒドラジニル−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル500mg(2.13mmol)のテトラヒドロフラン13ml溶液に、イソシアン酸フェニル255mg(2.14mmol)を氷冷下にて添加した。添加終了後、該反応溶液を同温度にて14時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた固体をジイソプロピルエーテルで洗浄することにより、目的物740mgを白色固体として得た。
融点:190〜195℃
2−(2−(フェニルカルバモイル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸メチル730mg(2.06mmol)及びトルエン15mlの混合溶液に、室温にて塩化ホスホリル940mg(6.11mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を加熱還流下にて3時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を室温まで冷却した後、氷水に添加し反応を停止させ、該反応液を酢酸エチルにて抽出(30ml×2回)した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル−メタノール(90:10:0〜0:100:0〜0:90:10のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物480mgを黄色固体として得た。
融点:225〜230℃
3−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸メチル470mg(1.40mmol)及びメタノール10mlの混合溶液に、氷冷下にて1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液8.0ml(8.0mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて3時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した後、1N塩酸を添加し、pHを5〜6とした。該反応混合液を酢酸エチルにて抽出(30ml×2回)し、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。析出した固体をジイソプロピルエーテルで洗浄することにより、目的物250mgを橙色固体として得た。
融点:125〜130℃
3−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸
工程1;2−(2−((2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチルの合成
3−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−2,3−ジヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル500mg(1.82mmol)、N−(2−メトキシエチル)メチルアミン320mg(3.59mmol)及びテトラヒドロフラン10mlの混合物を加熱還流下にて3時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(90:10〜0:100のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物610mgを淡黄色固体として得た。
融点:65〜66℃
2−(2−((2−メトキシエチル)(メチル)カルバモイル)ヒドラジニル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチン酸エチル595mg(1.63mmol)及びトルエン10mlの混合溶液に、室温にて塩化ホスホリル750mg(4.94mmol)を添加した。添加終了後、該反応混合物を加熱還流下にて1.5時間攪拌した。攪拌終了後、該反応混合物を室温まで冷却した後、氷水に添加し反応を停止させ、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜9とした後、酢酸エチルにて抽出(30ml×2回)した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン−酢酸エチル(90:10〜0:100のグラジエント)にて溶出する中圧分取液体クロマトグラフィーにて精製し、目的物520mgを橙色液体として得た。
1H NMR (CDCl3, Me4Si, 300MHz) δ7.91 (d, 1H, J=7.2Hz), 7.80 (d, 1H, J=7.2Hz), 4.55 (q, 2H, J=6.9Hz), 3.75-3.41 (m, 4H), 3.27 (s, 3H), 2.87 (s, 3H), 1.48 (t, 3H, J=6.9Hz)。
3−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルボン酸エチル500mg(1.44mmol)及びエタノール10mlの混合溶液に、氷冷下にて1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液4.5ml(4.5mmol)を添加した。添加終了後、該反応溶液を氷冷下にて1時間攪拌した。反応終了後、該反応溶液中の溶媒を減圧下にて留去した後、1mol/L塩酸を添加し、pHを4とした。該反応混合液を酢酸エチルにて抽出(30ml×2回)し、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去することにより、目的物470mgを淡黄色固体として得た。
融点:115〜120℃
参考例9又は参考例10と同様の方法で、第15表に示す化合物を合成した。尚、表中Meとの記載はメチル基を表し、以下同様にEtはエチル基を、Phはフェニル基及び−cはシクロを各々意味する。
また、表中D−9b、D−14、D−17及びD−19で表される置換基は、以下の構造を表す。
次に、本発明化合物の除草剤としての有用性について、以下の試験例において具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
〔試験例1〕湛水条件における雑草発生前処理による除草効果試験
1/10000アールのワグネルポットに沖積土壌を入れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とした。ノビエ、ホタルイ及びコナギの種子を上記カップに混播した後、2.5葉期のイネ苗を移植した。播種当日、配合例2に準じて調製した本発明化合物の乳剤を所定の薬量になるように水で希釈し、水面に処理した。カップを25乃至30℃の温室内に置いて植物を育成し、薬剤処理3週間後に、各種植物に対する影響を下記の判定基準に従い調査した。結果を第17表に示す。
判定基準
5 … 殺草率 90%以上 (ほとんど完全枯死)
4 … 殺草率 70%以上90%未満
3 … 殺草率 40%以上70%未満
2 … 殺草率 20%以上40%未満
1 … 殺草率 5%以上20%未満
0 … 殺草率 5%以下 (ほとんど効力なし)
1/10000アールのワグネルポットに沖積土壌を入れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とした。ノビエ、ホタルイ及びコナギの種子を上記カップに混播し、25乃至30℃の温室内に置いて植物を育成した。ノビエ、ホタルイ及びコナギが1乃至2葉期に達したとき、配合例2に準じて調製した本発明化合物の乳剤を所定の薬量になるように水で希釈し、水面に処理した。薬剤処理3週間後に、各種植物に対する影響を試験例1の判定基準に従って調査した。結果を第18表に示す。
1/10000アールのワグネルポットに沖積土壌を入れた後、水を入れて混和し、水深0.1乃至0.5cmの条件とした。イヌビエ、アゼガヤ、タマガヤツリ及びイネの種子を播種し、25乃至30℃の温室内に置いて植物を育成した。14日間育成したのち、配合例2に準じて調製した本発明化合物の乳剤を所定の薬量になるように水で希釈し、茎葉部へ小型スプレーで均一に処理した。薬剤処理3週間後に、各種植物に対する影響を試験例1の判定基準に従って調査した。結果を第19表に示す。
縦21cm、横13cm、深さ7cmのプラスチック製箱に殺菌した洪積土壌を入れ、メヒシバ、エノコログサ、イヌビエ、カラスムギ、ブラックグラス、イタリアンライグラス、セイヨウヌカボ、イチビ、アオゲイトウ、シロザ、ハコベ、ヤエムグラ、オオイヌノフグリ、トウモロコシ、ダイズ、イネ、コムギ、ビート及びナタネの種子をそれぞれスポット状に播種し、約1.5cm覆土した後、25乃至30℃の温室内において植物を育成した。14日間育成したのち,配合例2に準じて調製した本発明化合物の乳剤を所定の薬量になるように水で希釈し、茎葉部へ小型スプレーで均一に処理した。薬剤処理3週間後に、各種植物に対する影響を試験例1の判定基準に従って調査した。結果を第20表に示す。
A:ノビエ、B:ホタルイ、C:コナギ、D:アゼガヤ、E:タマガヤツリ、F:メヒシバ、G:エノコログサ、H:イヌビエ、I:カラスムギ、J:ブラックグラス、K:イタリアンライグラス、L:セイヨウヌカボ、M:イチビ、N:アオゲイトウ、O:シロザ、P:ハコベ、Q:ヤエムグラ、R:オオイヌノフグリ、a:移植イネ、b:直播イネ、c:トウモロコシ、d:ダイズ、e:コムギ、f:ビート、g:ナタネ
また処理薬量(g/ha)とは、1ヘクタール(1ha)当たりに換算したときに、記載した数値のグラム(g)数だけ処理されるように濃度を調整したことを表す。
Claims (12)
- 式(1):
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−C(O)OR16、シアノ、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル又はU−1からU−25の何れかの基を表し、
R1bは、水素原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R1cは、C1〜C6アルキルを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−C(O)R18、−C(O)OR24、シアノ、ニトロ、−OR19、−S(O)m3R20、−N(R21)R22、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に、2つのR2aが隣接する場合には、隣接する2つのR2aは、−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR2aが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R2cは、C1〜C6ハロアルキルを表し、
R3は、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、−C(O)R25又は−C(O)OR26を表し、
R4aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4bは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)OR16、−OR38、−S(O)m3R20、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4cは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R4dは、水素原子、C1〜C6アルキル又はR35によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
U−1乃至U−6、U−6a、U−7乃至U−10、U−10a、U−11、U−11a、U−12、U−12a、U−13、U−13a、U−14乃至U−22、U−22a、U−23、U−24、U−25、U−26は、それぞれ以下の構造で表される複素環を表し、
R5cは、水素原子、C1〜C6アルキル又はR36によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表すか、或いはR5cは、R4dと−(CH2)4−又は−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、R5cが結合する窒素原子及びR4dが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R6は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R7は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6シクロアルキルカルボニル、C1〜C6ハロアルキルカルボニル、C3〜C6ハロシクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノカルボニル、C1〜C6ハロアルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニル、−OR15、−S(O)m3R20、C1〜C6アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R8は、水素原子、C1〜C6アルキル又は−N(R11a)R12aを表し、
R8bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R9は、水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表し、
R10は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル又はC2〜C6ハロアルキニルを表し、
R11及びR12は、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、フェニルスルホニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−19を表すか、或いは、R11はR12と一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R33)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R11a及びR12aは、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表すか、或いは、R11aはR12aと一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R11a及びR12aが結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R33)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R12bは、−OR19bを表し、
R13は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、−C(O)R8又はフェニルを表し、
R14は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はフェニルを表し、
R15は、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はC3〜C6シクロアルケニルを表し、
R16は、水素原子、C1〜C6アルキル又はR37によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R18は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R19は、水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表し、
R19bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R20は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル又はC3〜C6シクロアルケニルを表し、
R21及びR22は、各々独立して水素原子、C1〜C6アルキル又はフェニルを表すか、或いは、R21はR22と一緒になってC2〜C6アルキレン鎖を形成することにより、R21及びR22が結合する窒素原子と共に3〜7員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)、S(O)2又はN(R39)を1個含んでもよく、且つオキソ基又はチオキソ基によって置換されていてもよく、
R24は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R25及びR26は、各々独立しては、水素原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R27は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−C(O)OR16、−OR29、−S(O)m4R30、5−6員へテロアリール、(R28及びR28aによって任意に置換された)5−6員へテロアリール、3−7員ヘテロシクリル又は(R28及びR28aによって任意に置換された)3−7員ヘテロシクリルを表し、
R28は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル、−OR31又は−S(O)m4R30を表し、t2、t3、t4、t5、t7、t8又はt9が2以上の整数を表すとき、各々のR28は互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に2つのR28が隣接する場合には、隣接する2つのR28は一緒になって−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR28が結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R28aは、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルキル又は(C1〜C6アルキルチオ)C1〜C6アルキルを表し、
R29、R30及びR31は、各々独立して、水素原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R33は、水素原子、C1〜C6アルキルを表し
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1、U−3、U−7、U−8、U−9又はU−14乃至U−25を表し、
R35は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルコキシを表し、
R36は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルコキシを表し、
R37は、C1〜C6アルコキシを表し、
R38は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル又はフェニルを表し、
R39は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
t1は、0又は1の整数を表し
m1、m2、m3、m4、m6及びt2は、各々独立して0、1又は2の整数を表し、
n及びt3は、各々独立して0、1、2又は3の整数を表し、
p及びrは、各々独立して1、2、3、4又は5の整数を表し、
t4は、0、1、2、3又は4の整数を表し、
t5は、0、1、2、3、4又は5の整数を表し、
t7は、0、1、2、3、4、5、6又は7の整数を表し、
t8は、0、1、2、3、4、5、6、7又は8の整数を表し、
t9は、0、1、2、3、4、5、6、7、8又は9の整数を表す。]で表される複素環アミド化合物又はその塩。 - Wは、W−1又はW−2で示される芳香族複素環を表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−C(O)R18、−C(O)OR24、シアノ、ニトロ、−OR19又は−S(O)m3R20を表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよい請求項1記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - R1bは、水素原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、ナフチル又はU−1からU−25の何れかの基を表し、
R4aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R27によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ、−NHC(O)R8、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル又はU−1からU−26の何れかの基を表し、
R7は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6シクロアルキルカルボニル、C1〜C6ハロアルキルカルボニル、C3〜C6ハロシクロアルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、C1〜C6ハロアルコキシカルボニル、C1〜C6アルキルアミノカルボニル、C1〜C6ハロアルキルアミノカルボニル、ジ(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニル、−OR15、−S(O)m3R20、C1〜C6アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜C6アルキル)アミノスルホニル、−NH2、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6アルキル)アミノ又はU−1からU−26の何れかの基を表し、
R27は、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−C(O)OR16、−OR29、−S(O)m4R30又はU−1からU−26の何れかの基を表す請求項2記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−3、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表し、
R1bは、C1〜C6アルキル又はR6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−S(O)m3R20、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R3は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R4aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、U−1、U−2、U−7、U−10a又はU−26で示される複素環を表し、
R4bは、C1〜C6アルキルを表し、
R4cは、水素原子を表し、
R4dは、C1〜C6アルキルを表し、
R5aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルケニル又はフェニルを表し、
R5bは、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R5cは、C1〜C6アルキルを表すか、或いはR5cは、R4dと−(CH2)4−又は−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、R5cが結合する窒素原子及びR4dが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又は−OR15を表し、
R8bは、水素原子を表し、
R9は、C1〜C6アルキルを表し、
R10は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル又はC2〜C6アルキニルを表し、
R11は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニルスルホニル、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル又はU−7を表し、
R12は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R11はR12と一緒になってC4〜C5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に5〜6員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよく、
R11aは、C1〜C6アルキルを表し、
R12aは、水素原子を表し、
R13は、水素原子、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、−C(O)R8又はフェニルを表し、
R14は、C1〜C6アルキル又はR34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキルを表し、
R15は、C1〜C6アルキルを表し、
R19bは、C1〜C6アルキルを表し、
R20は、C1〜C6アルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子、フェニル、(R28)rによって置換されたフェニル、−OR29、−C(O)OR16又は−S(O)m4R30を表し、
R28は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル又は−OR31を表し、t2、t3、t4、t5又はt7が2以上の整数を表すとき、各々のR28は互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、更に2つのR28が隣接する場合には、隣接する2つのR28は一緒になって−CH=CH−CH=CH−を形成することにより、それぞれのR28が結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
R29は、C1〜C6アルキルを表し、
R30は、C1〜C6アルキルを表し、
R31は、C1〜C6アルキルを表し、
R33は、C1〜C6アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1、U−8又はU−22aを表す請求項3記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - Qは、Q−1で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す請求項4記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - Xは、酸素原子を表し、
R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルケニル、−C(O)R8、−OR9、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、−C(=NR12b)R8b、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−5a、U−6a、U−7、U−8、U−10a、U−11a、U−12a、又はU−13aを表し、
R2aは、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、−S(O)m3R20、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R6は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−C(O)R8、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R27は、ハロゲン原子、フェニル、−OR29又は−S(O)m4R30を表す請求項5記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - R4aは、水素原子、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキルを表し、
R27は、ハロゲン原子、−OR29を表す請求項6記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - Qは、Q−3で示される芳香族複素環を表し、
Wは、W−1で示される芳香族複素環を表す請求項4記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - R1aは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、R6によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、R6によって任意に置換された(C3〜C6)シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、−C(O)R8、−S(O)m1R10、−N(R11)R12、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−3、U−5a、U−6a、U−8、U−10a、又はU−13aを表し、
R2aは、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルを表し、nが2以上の整数を表すとき、各々のR2aは互いに同一であっても又は互いに相異なってもよく、
R6は、ハロゲン原子、−C(O)OR16、−OR13、−S(O)m2R14又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R7は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル又は−OR15を表し、
R8は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R11は、C1〜C6アルキル、R34によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、フェニル又は(R7)pによって置換されたフェニルを表し、
R11はR12と一緒になってC5アルキレン鎖を形成することにより、R11及びR12が結合する窒素原子と共に6員環を形成してもよいことを表し、このときこのアルキレン鎖はO、S、S(O)又はS(O)2を1個含んでもよく、
R16は、水素原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R27は、(R28)rによって置換されたフェニル、−OR29、−C(O)OR16又は−S(O)m4R30を表し、
R28は、ハロゲン原子又はC1〜C6アルキルを表し、
R34は、ハロゲン原子、シアノ、C3〜C6シクロアルキル、−OR33、−S(O)m6R33、フェニル、(R7)pによって置換されたフェニル、U−1又はU−8を表す請求項8記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - R5aは、C1〜C6アルキル、R27によって任意に置換された(C1〜C6)アルキル又はC2〜C6アルケニルを表し、
R27は、−OR29又は−S(O)m4R30を表す請求項9記載の複素環アミド化合物又はその塩。 - 請求項1〜請求項2記載の複素環アミド化合物及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を有効成分として含有する農薬。
- 請求項1〜請求項2記載の複素環アミド化合物及びその塩から選ばれる1種又は2種以上を有効成分として含有する除草剤。
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