JPWO2012067131A1 - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

ダイナミックダンパーを構成する弾性体に負荷される荷重を低減し、ダイナミックダンパーの寿命を延ばすことができるとともに、ダイナミックダンパーの周波数調整が容易なステアリングホイールを提供する。インシュレータ14は、ストッパ13と弾性体15との間に配置される第一フランジ部14aと、コイルスプリング17と弾性体15との間に配置される第二フランジ部14bと、を備え、弾性体15は、第一フランジ部14aと接触可能に拡径された第一拡径部15aと、第二フランジ部14bと接触可能に拡径された第二拡径部15bと、を備え、第一フランジ部14aの第一拡径部15aとの接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起14cが形成されている。

Description

本発明は、自動車等の車両を操舵するステアリングホイールに関し、特に、ダイナミックダンパーを備えたステアリングホイールに関する。
自動車等の車両を操舵するステアリングホイールには、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部と前記パッド部との間でホーンスイッチを構成したものが既に知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
かかるステアリングホイールの組み付け構造は、例えば、前記本体部に固定された第一ホーンプレートと、該第一ホーンプレートに立設されたガイドピンと、該ガイドピンの先端に配置されたストッパと、前記パッド部に固定されるとともに前記ガイドピンに沿って摺動可能に配置された第二ホーンプレートと、前記ガイドピンに沿って配置されるとともに前記第二ホーンプレートを前記ストッパに当接させる方向に付勢するコイルスプリングと、該コイルスプリングと前記第二ホーンプレートとの間に配置された弾性体と、により構成されている。
このようにコイルスプリングとホーンプレートとの間に弾性体を介在させることにより、質量体であるパッド部の固有振動数を調整し、本体部から伝達される振動をパッド部の共振により打ち消して制振するダイナミックダンパーが構成される。
特開平4−262965号公報 特開2009−202859号公報
上述した特許文献1に記載のステアリングホイールでは、ホーンプレートに接続されたガイド壁を介して、コイルスプリングにより弾性体を常時付勢している。したがって、かかる弾性体は、常に押し潰された状態になっており、弾性体が疲労し易く、弾性体の寿命を延ばすことが難しいという問題があった。
上述した特許文献2に記載のステアリングホイールでは、弾性体がホーンプレートに接続されており、その内側に弾性体をガイドするスライダが配置され、コイルスプリングによりスライダを常時付勢している。したがって、かかる弾性体は、スライダが上下するたびに荷重が負荷されるとともに、ホーンプレートとの間で磨耗を生じ、弾性体が疲労し易く、弾性体の寿命を延ばすことが難しいという問題があった。
また、これらのステアリングホイールに使用されるダイナミックダンパーは、車種又はステアリングホイールの種類ごとに個別に試作及び試験を繰り返して、最終的に形状が設定される。その際、試験結果に基づいて、弾性体の厚さ、弾性係数、コイルスプリングの弾性係数等を変更し、ダイナミックダンパーの周波数調整を行っている。また、ダイナミックダンパーの構成によっては、弾性体の厚さや弾性係数の変更だけでは、所望の周波数調整を行うことができず、ダイナミックダンパーの構成そのものの変更を余儀なくされることも少なくない。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、ダイナミックダンパーを構成する弾性体に負荷される荷重を低減し、ダイナミックダンパーの寿命を延ばすことができるとともに、ダイナミックダンパーの周波数調整が容易なステアリングホイールを提供することを目的とする。
本発明によれば、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部と前記パッド部との間でホーンスイッチを構成したステアリングホイールにおいて、前記本体部に固定された第一ホーンプレートと、前記パッド部に固定された第二ホーンプレートと、前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートの一方に立設されたガイドピンと、該ガイドピンの先端に形成されたストッパと、前記ガイドピンに沿って摺動可能に挿通されたインシュレータと、該インシュレータの外周に嵌合された弾性体と、該弾性体の外周に嵌合されるとともに前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートの他方に係止可能に配置されたプロテクタと、前記インシュレータを前記ストッパに向けて付勢するように前記ガイドピンに挿通されたコイルスプリングと、を有し、前記インシュレータは、前記ストッパと前記弾性体との間に配置される第一フランジ部と、前記コイルスプリングと前記弾性体との間に配置される第二フランジ部と、を備え、前記弾性体は、前記第一フランジ部と接触可能に拡径された第一拡径部と、前記第二フランジ部と接触可能に拡径された第二拡径部と、を備え、前記第一フランジ部の前記第一拡径部との接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起が形成されている、ことを特徴とするステアリングホイールが提供される。
前記第一フランジ部及び前記第一拡径部の径方向幅、前記第一拡径部の厚さ、又は、前記線状突起の本数、長さ、高さ若しくは幅のいずれかを調整することによって、前記パッド部の振動により生じる振幅又は周波数を調整するようにしてもよい。
前記第一フランジ部及び前記第一拡径部の径方向幅は、前記第二フランジ部及び前記第二拡径部の径方向幅よりも大きく形成された部分を有していてもよい。
前記第二フランジ部の前記第二拡径部との接触面には、複数の点状突起が形成されていてもよい。また、前記第一フランジ部の前記ストッパ側の表面には、複数の凹凸が形成されていてもよい。
前記インシュレータは、前記第一フランジ部と、前記第一フランジ部から前記第二フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第一脚部と、を備える第一インシュレータと、前記第二フランジ部と、前記第二フランジ部から前記第一フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第二脚部と、を備える第二インシュレータと、に分割されていてもよい。
前記プロテクタは、前記第一拡径部と接触可能に拡張された拡張部と、該拡張部の表面に立設された柱状突起と、を有し、前記第一フランジ部及び前記第一拡径部は、前記柱状突起と係止可能な凹部を有していてもよい。
前記プロテクタは、外周面に前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートに係止可能な爪部を有し、前記拡張部、前記第一フランジ部及び前記第一拡径部は、前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートに係止した前記爪部を目視可能な切欠部を有していてもよい。
前記第一フランジ部及び前記第二フランジ部は、組み付けられた前記弾性体を目視可能な透孔を有していてもよい。
上述した本発明に係るステアリングホイールによれば、弾性体が、ガイドピンのストッパ、第一ホーンプレート又は第二ホーンプレート及びコイルスプリングと直接的に接触することがなく、弾性体に負荷される荷重及び磨耗を低減することができ、ダイナミックダンパーの寿命を延ばすことができる。また、インシュレータと弾性体との接触に線状突起を使用したことにより、インシュレータと弾性体との間で効果的に摩擦力を生じさせることができる。さらに、インシュレータと弾性体との接触面積を調整することにより、インシュレータと弾性体との間に生じる摩擦力の大きさを容易に調整することができ、ダイナミックダンパーの周波数調整を容易に行うことができる。
また、第一フランジ部及び第一拡径部の径方向幅、第一拡径部の厚さ、又は、線状突起の本数、長さ、高さ若しくは幅のいずれかを調整することにより、インシュレータと弾性体との間に生じる摩擦力の大きさを容易に調整することができ、パッド部の振動により生じる振幅又は周波数を調整することができ、ダイナミックダンパーの周波数調整を容易に行うことができる。
また、第一フランジ部及び第一拡径部を第二フランジ部及び第二拡径部よりも大きく形成することにより、ダンパー性能に影響の大きい第一フランジ部側の面積を大きく確保することができ、インシュレータと弾性体との間に必要な摩擦力を生じさせるようにすることができる。
また、第二フランジ部の第二拡径部との接触面に複数の点状突起を形成することにより、第二フランジ部におけるインシュレータと弾性体との間で摩擦力を生じさせることができ、第一フランジ部において生じる摩擦力を補助することができる。
また、第一フランジ部のストッパ側の表面に複数の凹凸を形成することにより、第一フランジ部のガイドピンやワッシャ等への貼り付きを抑制することができ、異音の発生やインシュレータの破損を抑制することができる。
また、インシュレータを第一インシュレータと第二インシュレータとに分割することにより、インシュレータを組み付け易くすることができる。さらに、第二インシュレータの脚部をストッパに接触させることによって弾性体に生じる荷重を低減することもできる。
また、プロテクタに柱状突起を形成し、インシュレータ及び弾性体に柱状突起と係止可能な凹部を形成することにより、インシュレータ及び弾性体の回転を抑制することができ、インシュレータ及び弾性体の磨耗を抑制することができる。
また、プロテクタの外周面にホーンプレートに係止可能な爪部を形成し、インシュレータ及び弾性体に切欠部を形成することにより、ホーンプレートに係止した爪部を目視可能に構成することができ、組み付け状態を容易に確認することができる。
また、インシュレータの第一フランジ部及び第二フランジ部に透孔を形成することにより、インシュレータに組み付けられた弾性体を目視可能に構成することができ、組み付け状態を容易に確認することができる。
本発明に係るステアリングホイールの第一実施形態を示す断面図である。 第一実施形態に示したダイナミックダンパーの拡大図であり、(A)は通常時、(B)はホーン鳴笛時、を示している。 図1に示した第一インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図3(A)におけるC矢視図、(D)は図3(A)におけるD−D断面図、である。 図1に示した第二インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図4(A)におけるC矢視図、である。 図1に示した弾性体の詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図5(A)におけるC矢視図、である。 図1に示したプロテクタの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図6(A)におけるC矢視図、(D)は図6(A)におけるD−D断面図、である。 図1に示したダイナミックダンパーの組み付け工程を示す図であり、(A)は弾性体の組み付け工程、(B)は第一インシュレータの組み付け工程、(C)は第二インシュレータの組み付け工程、を示している。 図1に示した第一ホーンプレートの詳細図であり、(A)はダンパー組み付け前の平面図、(B)はダンパー組み付け後の平面図、を示している。 本発明に係るステアリングホイールの他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図9を用いて説明する。ここで、図1は、本発明に係るステアリングホイールの第一実施形態を示す断面図である。図2は、第一実施形態に示したダイナミックダンパーの拡大図であり、(A)は通常時、(B)はホーン鳴笛時、を示している。図3は、図1に示した第一インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図3(A)におけるC矢視図、(D)は図3(A)におけるD−D断面図、である。図4は、図1に示した第二インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図4(A)におけるC矢視図、である。図5は、図1に示した弾性体の詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図5(A)におけるC矢視図、である。図6は、図1に示したプロテクタの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図6(A)におけるC矢視図、(D)は図6(A)におけるD−D断面図、である。
本発明の第一実施形態に係るステアリングホイールは、図1〜図6に示すように、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトSに組み付けられる本体部1と、本体部1の略中央に配置されるパッド部2と、を有し、ステアリングシャフトSの軸方向に移動可能にパッド部2を本体部1に組み付け、本体部1とパッド部2との間でホーンスイッチ3を構成したステアリングホイールSWであって、本体部1に固定された第一ホーンプレート11と、パッド部2に固定された第二ホーンプレート21と、第二ホーンプレート21に立設されたガイドピン12と、ガイドピン12の先端に形成されたストッパ13と、ガイドピン12に沿って摺動可能に挿通されたインシュレータ14と、インシュレータ14の外周に嵌合された弾性体15と、弾性体15の外周に嵌合されるとともに第一ホーンプレート11に係止可能に配置されたプロテクタ16と、インシュレータ14をストッパ13に向けて付勢するようにガイドピン12に挿通されたコイルスプリング17と、を有し、インシュレータ14は、ストッパ13と弾性体15との間に配置される第一フランジ部14aと、コイルスプリング17と弾性体15との間に配置される第二フランジ部14bと、を備え、弾性体15は、第一フランジ部14aと接触可能に拡径された第一拡径部15aと、第二フランジ部14bと接触可能に拡径された第二拡径部15bと、を備え、第一フランジ部14aの第一拡径部15aとの接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起14cが形成されている。
前記本体部1は、図1に示したように、ステアリングシャフトSに固定具1aにより固定されるボス部1bと、ボス部1bから径方向に延設された複数のスポーク部1cと、スポーク部1cに連結された環状のリム部1dと、を有する。また、本体部1の内側には、第一ホーンプレート11が固定される壁面部1eが形成されている。かかる本体部1の構成は、基本的に従来の構成と同様であり、図示された構成に限定されるものでもない。
前記パッド部2は、図1に示したように、ステアリングホイールSWの略中央部に配置され、エアバッグ22を収容する部品である。パッド部2は、一般に、樹脂成形されており、エアバッグ22の膨張展開時には裏面に形成された薄肉部により破断できるように構成されている。また、パッド部2は、第二ホーンプレート21が固定される壁面部23と、第二ホーンプレート21と当接する支持部24と、を有する。さらに、パッド部2に固定される第二ホーンプレート21の略中央部には、エアバッグ22にガスを供給するインフレータ25が固定される。エアバッグ22は、インフレータ25と一緒に第二ホーンプレート21に固定されており、折り畳まれた状態でパッド部2内に収容されている。エアバッグ22は、ラッピングシート26により包まれていてもよい。なお、第二ホーンプレート21は、個別の部品ではなく、インフレータ25を保持するリテーナにより構成されていてもよい。
前記第一ホーンプレート11は、図1に示したように、ガイドピン12が挿通される第一平面部11aと、ホーンスイッチ3の固定接点3aが配置される第二平面部11bと、第一平面部11a及び第二平面部11bを接続する側面部11cと、を有する。側面部11cは、本体部1の壁面部1eにリベット等の固定具により固定される。
前記第二ホーンプレート21は、図1に示したように、インフレータ25が固定されるとともにガイドピン12が立設される第一平面部21aと、ホーンスイッチ3の可動接点3bが配置される第二平面部21bと、第一平面部21aと第二平面部21bとを接続する側面部21cと、を有する。側面部21cは、パッド部2の壁面部23にリベット等の固定具により固定される。
上述した本体部1及びパッド部2は、ガイドピン12、ストッパ13、インシュレータ14、弾性体15、プロテクタ16及びコイルスプリング17によって構成されるダイナミックダンパーにより、ステアリングシャフトSの軸方向に移動可能かつ振動低減可能に構成されている。以下、図2〜図6を参照しつつ、ダイナミックダンパーの構成について詳述する。
前記ガイドピン12は、図2に示すように、ストッパ13と一体に形成されたナット状に構成されており、第二ホーンプレート21を挟んでボルト等の固定部材18が螺合され、第二ホーンプレート21に固定される。前記ストッパ13は、ガイドピン12の先端に一体に形成され、ガイドピン12よりも拡径されたフランジ部により構成される。なお、ストッパ13とインシュレータ14との間にワッシャ19等を介在させるようにしてもよい。
前記インシュレータ14は、弾性体15を保持しつつガイドピン12に沿って摺動する部材である。インシュレータ14は、略H字形状を横倒しにした断面形状を有し、第一フランジ部14aと第二フランジ部14bとにより、弾性体15を挟持する。かかるインシュレータ14は、第一フランジ部14a及び第二フランジ部14bを有する一体成形部品であってもよいし、複数の部品を組み付けて成形される部品であってもよい。図2に示したインシュレータ14は、第一フランジ部14aを有する第一インシュレータ141と、第二フランジ部14bを有する第二インシュレータ142と、に分割されている。
第一インシュレータ141は、図3(A)〜(D)に示したように、第一フランジ部14aと、第一フランジ部14aから第二フランジ部14bに向かって延設されるとともにガイドピン12に沿って配置される第一脚部14dと、を備えている。また、第一インシュレータ141の中央部には、ガイドピン12を挿通する開口部14eが形成されている。
図3(A)に示したように、第一フランジ部14aのストッパ13側の表面には、複数の凹凸14fが形成されている。ここでは、格子状の突起により凹凸14fを形成しているが、これに限定されるものではなく、格子状の窪み、網目状の突起又は窪み、平行線状の突起又は窪み、配列された複数の点状の突起又は窪み、任意に分散された複数の点状の突起又は窪み等によって形成してもよい。かかる凹凸14fを形成することにより、第一フランジ部14aのガイドピン12やワッシャ19等への貼り付きを抑制することができ、異音の発生やインシュレータ14の破損を抑制することができる。
また、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aは、周縁部にプロテクタ16の柱状突起16e(図6参照)と係止可能な凹部14gを有する。かかる凹部14gを形成することにより、プロテクタ16と第一インシュレータ141とを周方向に係止させることができ、第一インシュレータ141(すなわち、インシュレータ14)の回転を抑制することができ、インシュレータ14及び弾性体15の磨耗を抑制することができる。
また、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aは、周縁部に第一ホーンプレート11に係止したプロテクタ16の爪部16f(図6参照)を平面視で目視可能な切欠部14hを有する。かかる切欠部14hを形成することにより、ダイナミックダンパーの組み付け状態を容易に確認することができる。
また、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aは、インシュレータ14に組み付けられた弾性体15を目視可能な透孔14iを有する。かかる透孔14iを形成することにより、弾性体15の組み付け状態を容易に確認することができる。
図3(B)に示したように、第一フランジ部14aの背面には、複数の線状突起14cが形成されている。線状突起14cは、例えば、第一フランジ部14aの最大直径D1を有する部分に放射状に形成されるが、図示した配置に限定されるものではなく、第一フランジ部14aの背面の他の部分に短い線状突起を追加するようにしてもよいし、一部の線状突起は放射状に配置されていなくてもよい。なお、第一フランジ部14aは、最大直径D1を有する部分において、径方向幅Rf1を有する。
また、線状突起14cは、図3(B)及び(C)に示したように、長さL、幅w、高さhを有する断面略半円形状の突起である。そして、線状突起14cの本数、長さL、幅w又は高さhを適宜調整することにより、線状突起14cを弾性体15に食い込み可能に構成し、所望の摩擦力を生じさせるようにする。かかる摩擦力を調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。また、線状突起14cの必要な長さLに合わせて、第一フランジ部14aの径方向幅Rf1を調整するようにしてもよい。なお、線状突起14cの幅wの大きさは、長さLに渡って均一である必要はなく、径方向外方に向かって、徐々に大きくなるように、徐々に小さくなるように又は中間部で最大となるように、設定してもよい。
図3(B)〜(D)に示したように、第一脚部14dは、開口部14eの周縁部の一部に立設されており、先端部に第二インシュレータ142に係止可能な爪部14jを有する。ここでは、二本の第一脚部14dを図示しているが、第二脚部14kは、三本以上であってもよい。また、第一脚部14dは、後述する第二インシュレータ142の第二脚部14kと組み合わされてガイドピン12に沿って配置される略筒状部を形成する。
第二インシュレータ142は、図4(A)〜(C)に示したように、第二フランジ部14bと、第二フランジ部14bから第一フランジ部14aに向かって延設されるとともにガイドピン12に沿って配置される第二脚部14kと、を備えている。また、第二インシュレータ142の中央部には、ガイドピン12を挿通する開口部14lが形成されている。
図4(A)及び(B)に示したように、第二フランジ部14bの開口部14lの周縁部には、第一インシュレータ141の第一脚部14dを挿通可能な収容部14mが形成されている。かかる収容部14mに第一インシュレータ141の第一脚部14dを挿通して、第一インシュレータ141と第二インシュレータ142とを組み付けることによって、ガイドピン12に沿って摺動可能な略筒状部を形成することができる。
また、第二インシュレータ142の第二フランジ部14bは、インシュレータ14に組み付けられた弾性体15を目視可能な透孔14nを有する。かかる透孔14nを形成することにより、弾性体15の組み付け状態を容易に確認することができる。
図4(A)及び(C)に示したように、第二フランジ部14bのコイルスプリング17側の表面には、開口部14lの周縁部に沿って立設されたスプリングガイド14oが形成されている。スプリングガイド14oの外周にはコイルスプリング17が挿通される。スプリングガイド14oは、挿通されたコイルスプリング17の係合する爪部(図示せず)を有していてもよい。
図4(B)及び(C)に示したように、第二脚部14kは、第二フランジ部14bの開口部14lに沿って形成される。ここでは、四本の第二脚部14kを図示しているが、第二脚部14kは、二本であってもよいし、三本であってもよいし、五本以上であってもよい。
また、第二フランジ部14bの弾性体15側の表面の周縁部には、プロテクタ16の表面に当接可能なストッパ壁14pが形成されていてもよい。かかるストッパ壁14pは、第二フランジ部14bとプロテクタ16との間で弾性体15が押圧された場合に、所定以上の荷重が弾性体15に負荷されないように、プロテクタ16の表面に当接して一定の間隔を確保する機能を有する。なお、ストッパ壁14pは、プロテクタ16との接触面において、段差部を形成してストッパ壁14pの一部がプロテクタ16と当接するように構成してもよい。
また、第二フランジ部14bの弾性体15(第二拡径部15b)との接触面には、複数の点状突起14qが形成されている。かかる点状突起14qを形成することにより、第二フランジ部14bにおけるインシュレータ14と弾性体15との間で摩擦力を生じさせることができ、第一フランジ部14aにおいて生じる摩擦力を補助することができる。ここでは、四箇所に点状突起14qを配置しているが、図示した配置や形状に限定されるものではなく、配置箇所、個数、径の大きさ等は任意に設定することができる。
図4(B)に示したように、第二フランジ部14bは、直径D2を有する円板形状に形成されている。かかる直径D2は、第一フランジ部14aの最大直径D1よりも小さくなるように設定されている。また、第二フランジ部14bは、直径D2を有する部分において、径方向幅Rf2を有する。したがって、第一フランジ部14aの径方向幅Rf1は、第二フランジ部14bの径方向幅Rf2よりも大きく形成された部分(例えば、最大直径D1の部分)を有するように設定されている。かかる構成により、ダンパー性能に影響の大きい第一フランジ部14a側の面積を大きく確保することができ、インシュレータ14と弾性体15との間に必要な摩擦力を生じさせるようにすることができる。第一フランジ部14aの径方向幅Rf1は、例えば、第二フランジ部14bの径方向幅Rf2の1.5倍以上に設定され、好ましくは、1.5〜2.0倍又は1.5〜3.0倍の範囲内に設定される。なお、第一フランジ部14aの径方向幅Rf1(又は最大直径D1)の上限は、第一インシュレータ141が配置される第一ホーンプレート11の形状及び大きさによって決定される。
前記弾性体15は、図2に示したように、第一インシュレータ141と第二インシュレータ142とにより構成されたインシュレータ14の第一フランジ部14aと第二フランジ部14bとの間に嵌合されるゴム成形部品である。
図5(A)〜(C)に示したように、弾性体15は、薄平たい略円筒形状をなしており、略円筒形状の胴部15cと、胴部15cの第一フランジ部14a側の端部に形成された第一拡径部15aと、胴部15cの第二フランジ部14b側の端部に形成された第二拡径部15bと、を有する。また、弾性体15の中央部には、インシュレータ14の第一脚部14d及び第二脚部14kを挿通可能な開口部15dが形成されている。
図5(A)に示したように、第一拡径部15aは、周縁部にプロテクタ16の柱状突起16e(図6参照)と係止可能な凹部15eを有する。凹部15eは、例えば、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aに形成された凹部14gと同じ形状に形成される。かかる凹部15eを形成することにより、プロテクタ16と弾性体15とを周方向に係止させることができ、弾性体15の回転を抑制することができ、弾性体15の磨耗を抑制することができる。
また、第一拡径部15aは、周縁部に第一ホーンプレート11に係止したプロテクタ16の爪部16f(図6参照)を平面視で目視可能な切欠部15fを有する。切欠部15fは、例えば、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aに形成された切欠部14hと同じ形状に形成される。かかる切欠部15fを形成することにより、ダイナミックダンパーの組み付け状態を容易に確認することができる。
また、第一拡径部15aは、凹部15e及び切欠部15fが形成されていない部分において、最大直径D1´を有する。この最大直径D1´は、第一インシュレータ141における第一フランジ部14aの最大直径D1と略同じ大きさに設定される。すなわち、第一インシュレータ141の第一フランジ部14aと弾性体15の第一拡径部15aとは、実質的に同じ形状を有し、プロテクタ16の爪部16fにより互いの形状が一致するように位置決めされる。
図5(B)に示したように、第二拡径部15bは、周縁部に第一拡径部15aの切欠部15fと対応した位置に形成された切欠部15gを有する。かかる切欠部15gには、第二フランジ部14bに形成されたストッパ壁14pが配置され、ストッパ壁14pとプロテクタ16とが当接可能に構成される。
また、第二拡径部15bは、切欠部15gが形成されていない部分において、最大直径D2´を有する。この最大直径D2´は、第二インシュレータ142における第二フランジ部14bの直径D2と略同じ大きさに設定される。すなわち、第二インシュレータ142の第二フランジ部14bと弾性体15の第二拡径部15bとは、実質的に同一の形状を有する。
また、第一拡径部15aは、最大直径D1´を有する部分において、径方向幅Rw1を有する。第二拡径部15bは、最大直径D2´を有する部分において、径方向幅Rw2を有する。径方向幅Rw1は、実質的に第一フランジ部14aの径方向幅Rf1と同じ大きさであり、径方向幅Rw2は、実質的に第二フランジ部14bの径方向幅Rf2と同じ大きさである。したがって、第一拡径部15aの径方向幅Rw1は、第二拡径部15bの径方向幅Rw2よりも大きく形成された部分を有する。
そして、第一拡径部15aの径方向幅Rf1の大きさは、第一フランジ部14aに形成された線状突起14cと弾性体15との接触面積を増減させて、所望の摩擦力を生じることができるように設定される。したがって、第一拡径部15aの径方向幅Rf1を調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。
図5(C)に示したように、第一拡径部15aは厚さtを有する。第一拡径部15aは、インシュレータ14とプロテクタ16との間に挟まれる部分であり、その厚さtを調整することによって、第一フランジ部14aに形成された線状突起14cと弾性体15との接触面積を増減させて、所望の摩擦力を生じさせることができる。すなわち、第一拡径部15aの厚さtを調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。
前記プロテクタ16は、図2に示したように、弾性体15が第一ホーンプレート11と直接接触しないように保護する部材である。具体的には、プロテクタ16は、弾性体15の第一拡径部15aと第二拡径部15bとの間に配置される。かかるプロテクタ16を配置することにより、ダイナミックダンパーの振動時やホーン鳴笛時に、弾性体15と第一ホーンプレート11との間における擦れがなくなり、弾性体15の磨耗を効果的に抑制することができる。
図6(A)〜(D)に示したように、プロテクタ16は、全体として薄平たい略円筒形状をなしており、略円筒形状の胴部16aと、胴部16aの第一拡径部15a側の端部に形成された第一拡張部16bと、胴部16aの第二拡径部15b側の端部に形成された第二拡張部16cと、を有する。また、プロテクタ16の中央部には、弾性体15の胴部15cを挿通可能な開口部16dが形成されている。
図6(A)及び(C)に示したように、プロテクタ16は、第一拡径部15aと接触可能に拡張された拡張部(第一拡張部16b)と、拡張部(第一拡張部16b)の表面に立設された柱状突起16eと、を有する。柱状突起16eは、インシュレータ14の第一フランジ部14aに形成された凹部14g及び弾性体15の第一拡径部15aに形成された凹部15eに係止可能に構成されている。かかる柱状突起16eにより、インシュレータ14及び弾性体15の回転を抑制し、インシュレータ14及び弾性体15の磨耗を抑制することができる。また、柱状突起16eは、図2に示したように、ストッパ13に当接可能に配置されており、弾性体15がストッパ13と第一ホーンプレート11との間に圧縮された場合であっても、柱状突起16eがストッパ13に当接することにより、過剰な荷重が弾性体15に負荷されないように構成されている。
図6(A)、(C)及び(D)に示したように、プロテクタ16の胴部16aには、第一ホーンプレート11に係止可能な爪部16fを有する。また、第一拡張部16bは、第一拡張部16b側から第一ホーンプレート11に係止した爪部16fを目視可能な切欠部16gを有する。かかる切欠部16gは、インシュレータ14の切欠部14h及び弾性体15の切欠部15fと実質的に同じ形状に形成されている。したがって、プロテクタ16を第一ホーンプレート11に係止させた場合であっても、爪部16fは、第一フランジ部14a、第一拡径部15a及び第一拡張部16bが邪魔になることなく目視で確認することができ、組み付け状態を容易に確認することができる。
図6(C)及び(D)に示したように、爪部16fは、第一拡張部16bと第二拡張部16cとの間に形成され、弾性力により径方向に変位可能に構成されている。ここでは、胴部16aの外周の二箇所に爪部16fを配置したが、三箇所以上に爪部16fを配置してもよいし、目視可能な爪部16fは少なくとも一箇所あればよい。すなわち、少なくとも一つの爪部16fを目視できるように、切欠部14h,15f,16gを形成するようにしてもよい。
図6(A)〜(C)に示したように、第一拡張部16bと第二拡張部16cとの間には胴部16aの軸方向に所定の隙間が形成されており、この隙間に第一ホーンプレート11が装着される。図6(A)に示したように、第二拡張部16cには、第一ホーンプレート11と接触する当接部16hが形成されていてもよい。
前記コイルスプリング17は、図2(A)に示したように、インシュレータ14と第二ホーンプレート21との間に挿通されており、インシュレータ14の第二フランジ部14bに当接してインシュレータ14をストッパ13に押し付ける方向に付勢している。上述したように、弾性体15は、インシュレータ14の外周に嵌合され、その外周にプロテクタ16が嵌合されていることにより、コイルスプリング17の付勢力により押し潰された状態になっておらず、弾性体15に付加される荷重を低減し、弾性体15の寿命を延ばすことができる。特に、インシュレータ14を第一インシュレータ141及び第二インシュレータ142に分割し、第一インシュレータ141の第一脚部14dをストッパ13又はワッシャ19に当接可能に構成することにより、コイルスプリング17の付勢力を第一脚部14dで受け止めることができ、弾性体15に付加される荷重を効果的に低減することができる。
図2(B)に示したように、ホーン鳴笛時には、パッド部2が押されることにより、第二ホーンプレート21が図の矢印方向に移動する。このとき、インシュレータ14は、プロテクタ16を介して本体部1に固定された第一ホーンプレート11に係止されており、ガイドピン12は第二ホーンプレート21に固定されていることから、第二ホーンプレート21の移動とともに、ガイドピン12は図の矢印方向にインシュレータ14内を摺動しながら移動する。そして、図1に示した第一ホーンプレート11に形成された固定接点3aに、第二ホーンプレート21に形成された可動接点3bが接触することにより、ホーンスイッチ3が作動して音が鳴る。
かかるホーン鳴笛時においても、コイルスプリング17により押圧されるインシュレータ14(第二インシュレータ142)は、ストッパ壁14pがプロテクタ16と当接することによって、弾性体15に付加される荷重を低減することができる。
次に、上述したダイナミックダンパーの組み付け方法について説明する。ここで、図7は、図1に示したダイナミックダンパーの組み付け工程を示す図であり、(A)は弾性体の組み付け工程、(B)は第一インシュレータの組み付け工程、(C)は第二インシュレータの組み付け工程、を示している。また、図1に示した第一ホーンプレートの詳細図であり、(A)はダンパー組み付け前の平面図、(B)はダンパー組み付け後の平面図、を示している。
まず、図7(A)に示したように、プロテクタ16に弾性体15を組み付ける。具体的には、プロテクタ16の開口部16dに弾性体15を挿通し、弾性体15の第一拡径部15aがプロテクタ16の第一拡張部16bの表面上に配置され、弾性体15の第二拡径部15bがプロテクタ16の胴部16aの端面上に配置されるように組み付ける。また、このとき、プロテクタ16の柱状突起16eが、弾性体15の凹部15e内に配置されるように位置合わせされる。
次に、図7(B)に示したように、第一インシュレータ141を、プロテクタ16及び弾性体15の組立体に組み付ける。具体的には、弾性体15の開口部15dに第一インシュレータ141の第一脚部14dを挿通する。このとき、プロテクタ16の柱状突起16eが、第一インシュレータ141の凹部14g内に配置されるように位置合わせされる。
次に、図7(C)に示したように、第二インシュレータ142を、プロテクタ16、弾性体15及び第一インシュレータ141の組立体に組み付ける。具体的には、弾性体15の開口部15dに第二インシュレータ142の第二脚部14kを挿通し、爪部14jを第二フランジ部14bの表面に係止させる。このとき、第二インシュレータ142の収容部14m内に第一インシュレータ141の第一脚部14dが配置されるように位置合わせされる。
かかる工程によって、インシュレータ14、弾性体15及びプロテクタ16による組立体を構成することができる。この組立体は、第一ホーンプレート11に接続する前にユニット化して組み付けるようにしてもよいし、プロテクタ16を第一ホーンプレート11に接続した後に、順次、弾性体15及びインシュレータ14を組み付けるようにしてもよい。なお、第一インシュレータ141の組み付け工程と、第二インシュレータ142の組み付け工程とは、順序を入れ替えるようにしてもよい。
図8(A)に示したように、プロテクタ16が係止される第一ホーンプレート11は、ガイドピン12が挿通される第一平面部11aと、ホーンスイッチ3の固定接点3aが配置される第二平面部11bと、インフレータ25が配置される開口部11dと、を有する。第一平面部11aには、プロテクタ16が係止される複数の係止孔11eが形成されている。係止孔11eは、プロテクタ16の第二拡張部16cを挿通可能な切欠部11fと、プロテクタ16の爪部16fと係止可能なノッチ11gと、を有する。切欠部11f及びノッチ11gの配置及び個数は、プロテクタ16の第二拡張部16c及び爪部16fの配置及び個数に合わせて設定される。また、係止孔11eは、例えば、開口部11dを中心にして、二時、六時、十時の位置に形成される。
図8(B)に示したように、インシュレータ14、弾性体15及びプロテクタ16による組立体を第一ホーンプレート11の係止孔11eに係止させるには、プロテクタ16の第二拡張部16cを係止孔11eの切欠部11fに挿通し(例えば、図の左上の係止孔11eの位置に示した状態)、組立体(プロテクタ16)を90°回転させることによって、プロテクタ16の爪部16fを係止孔11eのノッチ11gに係止させる(例えば、図の右上の係止孔11eの位置に示した状態)。このとき、組立体には、インシュレータ14、弾性体15及びプロテクタ16のそれぞれに切欠部14h,15f,16gが形成されていることから、ノッチ11gに係止した爪部16fを目視で確認することができる。したがって、組立体の組み付け状態を容易に確認することができる。
上述した第一実施形態に係るステアリングホイールSWによれば、弾性体15が、ガイドピン12のストッパ13、第一ホーンプレート11、第二ホーンプレート21及びコイルスプリング17と直接的に接触することがなく、弾性体15に負荷される荷重及び磨耗を低減することができ、ダイナミックダンパーの寿命を延ばすことができる。また、インシュレータ14と弾性体15との接触に線状突起14cを使用したことにより、インシュレータ14と弾性体15との間で効果的に摩擦力を生じさせることができる。さらに、第一フランジ部14a及び第一拡径部15aの径方向幅Rf1,Rw1、第一拡径部15aの厚さt、又は、線状突起14cの本数、長さL、高さh若しくは幅wのいずれかを調整することにより、インシュレータ14と弾性体15との接触面積を調整することができ、インシュレータ14と弾性体15との間に生じる摩擦力の大きさを容易に調整することができ、ダイナミックダンパーの周波数調整を容易に行うことができる。
次に、本発明の他の実施形態に係るステアリングホイールSWについて説明する。ここで、図9は、本発明に係るステアリングホイールの他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、である。なお、第一実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図9(A)に示した第二実施形態は、図1に示したダイナミックダンパーを上下反転させて配置したものである。具体的には、ガイドピン12は第一ホーンプレート11に立設され、ストッパ13は第二ホーンプレート21側に配置されている。かかる構成によっても、第一実施形態に示したステアリングホイールSWと同様の効果を奏する。
図9(B)に示した第三実施形態は、インシュレータ14の第一フランジ部14aと第二フランジ部14bとを一体の構造物として成形したものである。具体的には、インシュレータ14は、弾性体15に挿通される胴部14rと、胴部14rのストッパ13側に形成された第一フランジ部14aと、胴部14rのコイルスプリング17側に形成された第二フランジ部14bと、を有する。かかる構成によっても、組み付け方法が異なるだけであり、第一実施形態に示したステアリングホイールSWと同様の効果を奏する。
図9(C)に示した第四実施形態は、線状突起14cを直線状に配置された複数の点状突起14sにより構成したものである。かかる点状突起14sによっても点線状の突起を形成することができ、実質的に線状突起14cと同等の構成を有し、線状突起14cと同様の効果を奏する。なお、点状突起14sの径の大きさは、全て同じ大きさである必要はなく、径方向外方に向かって、徐々に大きくなるように、徐々に小さくなるように又は中間部で最大となるように、設定してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、第一実施形態〜第四実施形態を適宜組み合わせて使用することができる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 本体部
2 パッド部
3 ホーンスイッチ
11 第一ホーンプレート
12 ガイドピン
13 ストッパ
14 インシュレータ
14a 第一フランジ部
14b 第二フランジ部
14c 線状突起
14d 第一脚部
14f 凹凸
14g 凹部
14i,14n 透孔
14k 第二脚部
14q,14s 点状突起
15 弾性体
15a 第一拡径部
15b 第二拡径部
15e 凹部
16 プロテクタ
16b 第一拡張部
16c 第二拡張部
16e 柱状突起
16f 爪部
16g 切欠部
17 コイルスプリング
21 第二ホーンプレート
141 第一インシュレータ
142 第二インシュレータ

Claims (9)

  1. 回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部と前記パッド部との間でホーンスイッチを構成したステアリングホイールにおいて、
    前記本体部に固定された第一ホーンプレートと、前記パッド部に固定された第二ホーンプレートと、前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートの一方に立設されたガイドピンと、該ガイドピンの先端に形成されたストッパと、前記ガイドピンに沿って摺動可能に挿通されたインシュレータと、該インシュレータの外周に嵌合された弾性体と、該弾性体の外周に嵌合されるとともに前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートの他方に係止可能に配置されたプロテクタと、前記インシュレータを前記ストッパに向けて付勢するように前記ガイドピンに挿通されたコイルスプリングと、を有し、
    前記インシュレータは、前記ストッパと前記弾性体との間に配置される第一フランジ部と、前記コイルスプリングと前記弾性体との間に配置される第二フランジ部と、を備え、前記弾性体は、前記第一フランジ部と接触可能に拡径された第一拡径部と、前記第二フランジ部と接触可能に拡径された第二拡径部と、を備え、
    前記第一フランジ部の前記第一拡径部との接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起が形成されている、ことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記第一フランジ部及び前記第一拡径部の径方向幅、前記第一拡径部の厚さ、又は、前記線状突起の本数、長さ、高さ若しくは幅のいずれかを調整することによって、前記パッド部の振動により生じる振幅又は周波数を調整する、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記第一フランジ部及び前記第一拡径部の径方向幅は、前記第二フランジ部及び前記第二拡径部の径方向幅よりも大きく形成された部分を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  4. 前記第二フランジ部の前記第二拡径部との接触面には、複数の点状突起が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  5. 前記第一フランジ部の前記ストッパ側の表面には、複数の凹凸が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  6. 前記インシュレータは、前記第一フランジ部と、前記第一フランジ部から前記第二フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第一脚部と、を備える第一インシュレータと、前記第二フランジ部と、前記第二フランジ部から前記第一フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第二脚部と、を備える第二インシュレータと、に分割されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  7. 前記プロテクタは、前記第一拡径部と接触可能に拡張された拡張部と、該拡張部の表面に立設された柱状突起と、を有し、前記第一フランジ部及び前記第一拡径部は、前記柱状突起と係止可能な凹部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  8. 前記プロテクタは、外周面に前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートに係止可能な爪部を有し、前記拡張部、前記第一フランジ部及び前記第一拡径部は、前記第一ホーンプレート又は前記第二ホーンプレートに係止した前記爪部を目視可能な切欠部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  9. 前記第一フランジ部及び前記第二フランジ部は、組み付けられた前記弾性体を目視可能な透孔を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
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