JPWO2011135687A1 - 電動機の制御装置 - Google Patents

電動機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011135687A1
JPWO2011135687A1 JP2012512585A JP2012512585A JPWO2011135687A1 JP WO2011135687 A1 JPWO2011135687 A1 JP WO2011135687A1 JP 2012512585 A JP2012512585 A JP 2012512585A JP 2012512585 A JP2012512585 A JP 2012512585A JP WO2011135687 A1 JPWO2011135687 A1 JP WO2011135687A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
inverter
control
frequency ranges
electric motors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012512585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5644854B2 (ja
Inventor
淳 菊永
淳 菊永
服部 宏之
宏之 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Publication of JPWO2011135687A1 publication Critical patent/JPWO2011135687A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5644854B2 publication Critical patent/JP5644854B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation
    • H02P27/085Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation wherein the PWM mode is adapted on the running conditions of the motor, e.g. the switching frequency

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

第1インバータおよび第2インバータの各々は、キャリア信号を用いたパルス幅変調により制御される。第1インバータおよび第2インバータによる騒音を低下するために、第1インバータのキャリア信号の周波数(f1)および第2インバータのキャリア信号の周波数(f2)が制御される。第1インバータのキャリア信号の周波数(f1)は、予め設定された第1周波数範囲(420)内で、時間経過に応じて周期的あるいはランダムに変更される。第2インバータのキャリア信号の周波数(f2)は、第1周波数範囲(420)とは重ならないように予め設定された第2周波数範囲(430)内で、時間経過に応じて周期的あるいはランダムに変更される。

Description

この発明は、電動機の制御装置に関し、より特定的には、複数の電動機の並列制御に関する。
従来より、交流電動機を駆動制御する電力変換器(インバータ)に、パルス幅変調制御(PWM制御)を適用することが行なわれている。たとえば、特開2007−20320号公報(特許文献1)には、損失を増加させることなく聴感上の騒音を低減するPWMインバータ装置が記載されている。具体的には、PWMパルスの周波数を決めるキャリア周波数を、任意のキャリア周波数を中心として所定周波数範囲だけ周期的もしくはランダムに変動させることが記載されている。さらに、特許文献1では、このキャリア周波数の変動幅を、電動機電流値もしくは周波数指令値により変更することが記載されている。
同様に、PWM制御における騒音を低減するための技術として、特開2004−312922号公報(特許文献2)、特開2008−99475号公報(特許文献3)が存在する。特許文献2には、複数の電力変換器をPWM制御する制御装置において、電力変換器毎にキャリア信号周波数を時間変化させることによって、スイッチング素子のオンオフタイミングを複数のインバータ間でずらすことが記載されている。
特許文献3には、電力変換装置の制御において、所望の周波数帯におけるノイズスペクトルを平坦化するために、キャリア周波数を離散的かつ周期的に時間変化させることが記載されている。そして、変化させるキャリア周波数の値について、高調波周波数同士が重畳しないように決定することが記載されている。
特開2008−5625号公報(特許文献4)には、並列接続された2つのコンバータからの電流リップルを低減するために、当該コンバータ間でPWM制御のキャリア信号の位相を非同期とすることが記載されている。
特開2007−20320号公報 特開2004−312922号公報 特開2008−99475号公報 特開2008−5625号公報
特許文献1によれば、PWMインバータ装置のキャリア周波数を変動させることによって、キャリア周波数に起因する特定の周波数成分を分散化することで騒音を低減することができる。
しかしながら、特許文献2でも指摘されるように、複数のインバータ(電力変換器)が並列に動作する構成では、複数のインバータ間でキャリア周波数が重なってしまうことにより、全体での騒音レベルが大きくなる虞がある。
この点について、特許文献3には、複数のインバータを並列動作させるときの問題については何ら言及していない。また、特許文献4は、騒音の問題については何ら考慮していない。
一方、特許文献2では、各インバータのスイッチング周波を周期的に変化させるとともに、インバータ間で変化の位相をずらすことによって、各タイミングにおける複数のインバータのスイッチング周波数が異なるように制御している(特許文献の図2参照)。しかしながら、特許文献2では、スイッチング周波数が変化する周波数範囲は各インバータで共通である。このため、人間の聴感を考慮すれば、瞬間的にはインバータ間でキャリア周波数が異なっていても、上記周波数範囲で感知される騒音レベルはインバータの数に応じて増大する虞がある。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、複数の電動機を駆動する複数の電力変換器を同時に動作させる際において、電力変換器のスイッチングによって生じる騒音を抑制することである。
この発明のある局面では、電動機の制御装置は、複数の電動機にそれぞれ対応して設けられた、複数の電力変換器、複数のモータ指令演算部、複数のキャリア発生部、および、複数のパルス幅変調部を備える。複数の電力変換器の各々は、少なくとも1つのスイッチング素子を含むように構成される。複数のモータ指令演算部の各々は、対応の電動機に供給される電圧または電流の制御指令を発生するように構成される。複数のキャリア発生部は、複数のキャリア信号をそれぞれ発生し、キャリア周波数制御部は、複数のキャリア信号の周波数を制御する。複数のパルス幅変調部の各々は、対応するモータ指令演算部からの制御指令と、対応するキャリア発生部からのキャリア信号との比較に基づいて、対応する電力変換器のスイッチング素子のオンオフを制御するように構成される。キャリア周波数制御部は、複数のキャリア信号の周波数を、複数のキャリア信号にそれぞれ対応した複数の所定周波数範囲内で変動させるように制御する。そして、複数の所定周波数範囲は、それぞれの周波数範囲が互いに重ならないように予め設定される。
この発明の他の局面では、電動機の制御方法は、複数の電動機にそれぞれ対応して設けられた、少なくとも1つのスイッチング素子を含む複数の電力変換器の制御にそれぞれ用いられる複数のキャリア信号の周波数を制御するステップと、制御するステップにより決められた複数のキャリア周波数にそれぞれ従って、複数のキャリア信号を発生するステップと、複数の電動機にそれぞれ供給される電圧または電流の制御指令を発生するためのステップと、複数の電動機の各々について、制御指令と、対応するキャリア信号との比較に基づいてスイッチング素子のオンオフ制御信号を発生するステップとを備える。そして、制御するステップは、複数のキャリア周波数を、複数のキャリア信号にそれぞれ対応した複数の所定周波数範囲内で変動させるように制御する。複数の所定周波数範囲は、それぞれの周波数範囲が互いに重ならないように予め設定される。
好ましくは、複数の所定周波数範囲は、複数の所定周波数範囲をそれぞれ整数倍した周波数範囲と、複数の所定周波数範囲との全てが互いに重ならないように設定される。
また好ましくは、複数の電動機は、電動車両に搭載される。複数の電力変換器の各々は、インバータである。そして、制御指令は、インバータから各電動機の各相に印加される交流電圧を示す。
この発明によれば、複数の電動機を駆動する複数の電力変換器を同時に動作させる際において、電力変換器のスイッチングによって生じる騒音を抑制することができる。
本発明の実施の形態による電動機の制御装置が適用される電動車両の一例であるハイブリッド車の全体構成を説明する概略ブロック図である。 図1のハイブリッド車におけるエンジンおよびモータジェネレータ間の回転速度の関係を示す共線図である。 図1に示したモータジェネレータを駆動するための電気システムの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態による電動機の制御装置の機能ブロック図である。 図4に示したパルス幅変調部によるPWM制御を説明する波形図である。 各インバータでのキャリア周波数の制御を説明する概念図である。 図6に示したキャリア周波数制御における騒音の音圧レベル分布を示す概念図である。 本発明の実施の形態による電動機の制御装置による第1インバータおよび第2インバータのキャリア周波数を説明する概念図である。 本発明の実施の形態による電動機の制御装置によるキャリア周波数制御における騒音の音圧レベル分布を示す概念図である。 本発明の実施の形態による電動機の制御装置によるキャリア周波数制御での周波数変化範囲の好ましい例を示す概念図である。 本発明の実施の形態による電動機の制御装置によるキャリア周波数制御の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則的に繰返さないものとする。
以下本発明の実施の形態では、本発明による電動機の制御装置が適用される代表例として複数の電動機を搭載した電動車両を説明する。ただし以下の説明で明らかになるように、本発明は、電動車両への適用に限定されるものではなく、複数の電動機を同時に運転することが可能なシステムを採用していれば、如何なる負荷および機器に対しても適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態による電動機の制御装置が適用される電動車両の一例であるハイブリッド車の全体構成を説明する概略ブロック図である。なお、電動車両は、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車等の、電気エネルギによる車両駆動力発生源(代表的にはモータ)を備えた車両を総称するものとする。
図1を参照して、ハイブリッド車は、エンジン100と、第1モータジェネレータ110(以下、単に「MG1」とも称する)と、第2モータジェネレータ120(以下、単に「MG2」とも称する)と、動力分割機構130と、減速機140と、バッテリ150とを備える。
図1に示すハイブリッド車は、エンジン100およびMG2のうちの少なくとも一方からの駆動力により走行する。エンジン100、MG1およびMG2は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して前輪190を駆動する経路である。もう一方は、MG1を駆動させて発電する経路である。
MG1およびMG2の各々は、代表的には三相の交流回転電機である。MG1は、動力分割機構130により分割されたエンジン100の動力により発電する。MG1により発電された電力は、車両の走行状態や、バッテリ150のSOC(State Of Charge)に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時では、MG1により発電された電力はそのままMG2を駆動させる電力となる。一方、バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場合、MG1により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換される。その後、後述するコンバータにより電圧が調整されてバッテリ150に蓄えられる。
MG1が発電機として作用している場合、MG1は負のトルクを発生している。ここで、負のトルクとは、エンジン100の負荷となるようなトルクをいう。MG1が電力の供給を受けてモータとして作用している場合、MG1は正のトルクを発生する。ここで、正のトルクとは、エンジン100の負荷とならないようなトルク、すなわち、エンジン100の回転をアシストするようなトルクをいう。なお、MG2についても同様である。
MG2は、代表的には三相交流回転電機である。MG2は、バッテリ150に蓄えられた電力およびMG1により発電された電力のうちの少なくとも一方の電力により駆動する。
MG2の駆動力は、減速機140を介して前輪190に伝えられる。これにより、MG2はエンジン100をアシストしたり、MG2からの駆動力により車両を走行させたりする。なお、前輪190の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
ハイブリッド車の回生制動時には、減速機140を介して前輪190によりMG2が駆動され、MG2が発電機として作動する。これによりMG2は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。MG2により発電された電力は、バッテリ150に蓄えられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤが自転可能であるように支持する。サンギヤはMG1の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤはMG2の回転軸および減速機140に連結される。
エンジン100、MG1およびMG2が、遊星歯車からなる動力分割機構130を介して連結されることで、エンジン100、MG1およびMG2の回転速度は、図2に示すように、共線図において直線で結ばれる関係になる。
図1に戻って、バッテリ150は、複数の二次電池セルにより構成された組電池である。バッテリ150の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ150には、MG1およびMG2が発電した電力の他、車両の外部電源から供給される電力によって充電されてもよい。
エンジン100、MG1およびMG2は、ECU(Electronic Control Unit)170により制御される。なお、ECU170は複数のECUに分割するようにしてもよい。
ECU170は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵した電子制御ユニットにより構成され、当該メモリに記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、各センサによる検出値を用いた演算処理を行なうように構成される。あるいは、ECUの少なくとも一部は、電子回路等のハードウェアにより所定の数値・論理演算処理を実行するように構成されてもよい。
図3には、図1に示したMG1,MG2を駆動するための電気システムの構成が示される。
図3を参照して、ハイブリッド車には、コンバータ200と、MG1に対応する第1インバータ210と、MG2に対応する第2インバータ220と、SMR(System Main Relay)250とが設けられる。
コンバータ200は、リアクトルと、直列接続された2個の電力用半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」とも称する)と、各スイッチング素子に対応して設けられた逆並列ダイオードと、リアクトルとを含む。電力用半導体スイッチング素子としては、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、電力用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、電力用バイポーラトランジスタ等を適宜採用することができる。リアクトルは、バッテリ150の正極側に一端が接続され、2つのスイッチング素子の接続点に他端が接続される。各スイッチング素子のオンオフは、ECU170により制御される。
バッテリ150から放電された電力をMG1もしくはMG2に供給する際、電圧がコンバータ200により昇圧される。逆に、MG1もしくはMG2により発電された電力をバッテリ150を充電する際、電圧がコンバータ200により降圧される。
コンバータ200と、第1インバータ210および第2インバータ220との間のシステム電圧VHは、電圧センサ180により検出される。電圧センサ180の検出結果は、ECU170に送信される。
第1インバータ210は、一般的な三相インバータで構成され、並列接続されたU相アーム、V相アームおよびW相アームを含む。U相アーム、V相アームおよびW相アームは、各々、直列に接続された2個のスイッチング素子(上アーム素子および下アーム素子)を有する。各スイッチング素子には、逆並列ダイオードが接続される。
MG1は、星型結線されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルを固定子巻線として有する。各相コイルの一端は、中性点112で互いに接続される。各相コイルの他端は、第1インバータ210の各相アームのスイッチング素子の接続点とそれぞれ接続される。
第1インバータ210は、車両走行時には、車両走行に要求される出力(車両駆動トルク、発電トルク等)を発生するために設定される動作指令値(代表的にはトルク指令値)に従ってMG1が動作するように、MG1の各相コイルの電流または電圧を制御する。第1インバータ210は、バッテリ150から供給される直流電力を交流電力に変換してMG1に供給する電力変換動作と、MG1により発電された交流電力を直流電力に変換する電力変換動作との双方向の電力変換を実行可能である。
第2インバータ220は、第1インバータ210と同様に、一般的な三相インバータで構成される。MG2は、MG1と同様に、星型結線されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルを固定子巻線として有する。各相コイルの一端は、中性点122で互いに接続される。各相コイルの他端は、第2インバータ220の各相アームのスイッチング素子の接続点とそれぞれ接続される。
第2インバータ220は、車両走行時には、車両走行に要求される出力(車両駆動トルク、回生制動トルク等)を発生するために設定される動作指令値(代表的にはトルク指令値)に従ってMG2が動作するように、MG2の各相コイルの電流または電圧を制御する。第2インバータ220についても、バッテリ150から供給される直流電力を交流電力に変換してMG2に供給する電力変換動作と、MG2により発電された交流電力を直流電力に変換する電力変換動作との双方向の電力変換を実行可能である。
SMR250は、バッテリ150とコンバータ200との間に設けられる。SMR250が開放されると、バッテリ150が電気システムから遮断される。一方、SMR250が閉成されると、バッテリ150が電気システムに接続される。SMR250の状態は、ECU170により制御される。たとえば、ハイブリッド車のシステム起動を指示するパワーオンスイッチ(図示せず)のオン操作に応答して、SMR250が閉成される一方で、パワーオンスイッチのオフ操作に応答して、SMR250は開放される。
このように、ハイブリッド車では、「複数の電動機」に対応するMG1およびMG2が同時に駆動される。したがって、MG1およびMG2にそれぞれ対応して設けられた第1インバータ210および第2インバータ220による、スイッチング素子のオンオフ動作(PWM動作)についても同時に実行される。
図4は、本発明の実施の形態による電動機の制御装置の機能ブロック図である。図4に示した各機能ブロックについては、当該ブロックに相当する機能を有する回路(ハードウェア)をECU170に構成してもよいし、予め設定されたプログラムに従ってECU170がソフトウェア処理を実行することにより実現してもよい。
図4を参照して、ECU170は、モータ指令演算部300,305と、パルス幅変調部310,315と、キャリア周波数制御部350と、キャリア発生部360,365とを含む。
モータ指令演算部300は、MG1のフィードバック制御により、第1インバータ210の制御指令を演算する。ここで、制御指令は、各インバータ210,220によって制御される、MG1,MG2へ供給される電圧または電流の指令値である。以下では、制御指令として、MG1,MG2の各相の電圧指令Vu,Vv,Vwを例示する。たとえば、モータ指令演算部300は、MG1の各相の電流Imt(1)のフィードバックにより、MG1の出力トルクを制御する。具体的には、モータ指令演算部300は、MG1のトルク指令値Tqcom(1)に対応した電流指令値を設定するとともに、当該電流指令値とモータ電流Imt(1)との偏差に応じて電圧指令Vu,Vv,Vwを発生する。この際に、MG1の回転角θ(1)を用いた座標変換(代表的には、dq軸変換)を伴う制御演算を用いることが一般的である。
モータ指令演算部305は、モータ指令演算部300と同様に、MG2のフィードバック制御によって、第2インバータ220の制御指令、具体的には、MG2の各相電圧指令Vu,Vv,Vwを発生する。すなわち、MG2のモータ電流Imt(2)、回転角θ(2)およびトルク指令値Tqcom(2)に基づいて、電圧指令Vu,Vv,Vwが生成される。
パルス幅変調部310は、キャリア発生部360からのキャリア信号160(1)と、モータ指令演算部300からの電圧指令Vu,Vv,Vwとに基づいて、第1インバータ210のスイッチング素子の制御信号S11〜S16を発生する。制御信号S11〜S16により、第1インバータ210のU相、V相、W相の上下アームを構成する6個のスイッチング素子のオンオフが制御される。
同様に、パルス幅変調部315は、キャリア発生部365からのキャリア信号160(2)と、モータ指令演算部305からの電圧指令Vu,Vv,Vwとに基づいて、第2インバータ220のスイッチング素子の制御信号S21〜S26を発生する。制御信号S21〜S26により、第2インバータ220のU相、V相、W相の上下アームを構成する6個のスイッチング素子のオンオフが制御される。
パルス幅変調部310,315では、キャリア信号160(160(1)および160(2)を総称するもの)と、電圧指令Vu,Vv,Vwとを比較するPWM制御が実行される。
図5は、パルス幅変調部310,315によるPWM制御を説明する波形図である。
図5を参照して、PWM制御では、キャリア信号160と、電圧指令270(電圧指令Vu,Vv,Vwを総称するもの)との電圧比較に基づき、インバータの各相のスイチング素子のオンオフが制御される。この結果、MG1,MG2の各相コイル巻線には、各相に疑似正弦波電圧としてのパルス幅変調電圧280が印加される。キャリア信号160は、周期的な三角波やのこぎり波によって構成することができる。
再び図4を参照して、キャリア周波数制御部350は、第1インバータ210でのPWM制御に用いられるキャリア周波数f1と、第2インバータ220のPWM制御に用いられるキャリア周波数f2とを制御する。
キャリア発生部360は、キャリア周波数制御部350によって設定されたキャリア周波数f1に従ってキャリア信号160(1)を発生する。キャリア発生部360は、キャリア周波数制御部350によって設定されたキャリア周波数f2に従ってキャリア信号160(2)を発生する。
すなわち、キャリア信号160(1)および160(2)の周波数は、キャリア周波数制御部350によって設定されたキャリア周波数f1およびf2に従って変化する。この結果、第1インバータ210および第2インバータ220での、PWM制御によるスイッチング周波数が、キャリア周波数制御部350によって制御される。
図6には、各インバータ210,220でのキャリア周波数制御が示される。図6には、インバータ210のキャリア周波数f1の制御が例示される。
図6を参照して、キャリア周波数制御部350は、キャリア周波数f1を、所定の周波数範囲420内で予め定められたパターンに従って、時間経過に応じて周期的あるいはランダムに変化させる。周波数範囲420の中心値はfaであり、上限値(f1max)はfa+Δfaであり、下限値(f1min)はfa−Δfaである。
図7を参照して、符号400は、キャリア周波数f1=faに固定した場合の音圧レベルの周波数分布が示される。この場合には、中心周波数faに対応した固定周波数の音圧レベルが高くなるため、当該周波数の騒音がユーザに感知されやすくなる。
一方で、符号410は、図6に示したようにキャリア周波数f1を下限値f1minから上限値f1maxの周波数範囲で変動させた場合の音圧レベルの周波数分布である。キャリア周波数を変更する周期を短くすることにより(たとえば、2〜10[ms]程度)、人間の聴覚には、当該周波数範囲で一様な強度の音として認識される。この結果、符号410に示すように、当該周波数領域内で音圧レベルを分散することができるため、騒音の音圧レベルを低減することが可能となる。
キャリア周波数制御部350は、第2インバータ220のキャリア周波数f2についても、キャリア周波数f1と同様に、予め定められたパターンに従って、時間経過に応じて周期的あるいはランダムに変化させる。
しかしながら、複数のインバータが同時に動作している場合には、図6に示したキャリア周波数制御を、第1インバータ210および第2インバータ220の各々で同一の周波数範囲で実行すると、音圧レベルの分布は、図7の符号410の2倍となってしまう。このため、複数のインバータ全体による騒音がユーザに感知され易くなる虞がある。
したがって、本発明の実施の形態による電動機の制御装置では、複数のインバータ210,220におけるキャリア周波数制御を図8に示すように実行する。
図8を参照して、キャリア周波数制御部350(図5)は、キャリア周波数f1を、所定の周波数範囲430内で変動させる。周波数範囲430の中心値はfbであり、上限値(f2max)はfb+Δfbであり、下限値(f2min)はfb−Δfbである。
そして、キャリア周波数f1の周波数範囲420およびキャリア周波数f2の周波数範囲430は、互いに重ならないように予め設定される。すなわち、図8の例のように、fa>fbであるときには、fa−Δfa>fb+Δfbとなるように、fa,fb,Δfa,Δfbが決定される。あるいは、fb>faであるときには、fb−Δfb>fa+Δfaとなるように、fa,fb,Δfa,Δfbが決定される。
図9を参照して、図8のようなキャリア周波数制御により、第1インバータ210および第2インバータ220から発生される騒音の音圧レベルは、周波数範囲420(f1min〜f1max)内および周波数範囲430(f2min〜f2max)内でそれぞれ平均化されて低減されている。そして、これらの周波数範囲が重ならないため、複数のインバータ全体による騒音の音圧レベルは、周波数領域420,430の各々において、図7の符号410と同様のレベルに低減される。
この結果、複数の電動機を同時に運転するために複数のインバータ(電流変換器)を同時に動作させても、スイッチングに起因した騒音をユーザに検知される可能性が低くなる。
図10には、本実施の形態によるキャリア周波数制御でのさらに好ましい周波数範囲の設定例が示される。
図10を参照して、キャリア周波数f1が変化する周波数範囲420と、キャリア周波数f2が変化する周波数範囲430とは、図8に示したように、互いに重ならないように設定される。さらに、周波数範囲420を整数倍した周波数範囲420♯、周波数範囲430を整数倍した周波数範囲430♯、ならびに、周波数範囲420,430の全てが互いに重ならないように、周波数範囲420,430を決定することが好ましい。なお、周波数範囲420♯は、f1min×n〜f1max×n(n:2以上の所定の整数)で示される。同様に、周波数範囲430♯は、f2min×m〜f2max×m(m:2以上の所定の整数)で示される。
このようにすると、高調波成分についても周波数範囲が重なることによって音圧レベルが大きくなるのを防止できるため、同時運転される複数のインバータ(電流変換器)から発生される騒音をさらに抑制できる。
図11は、本発明の実施の形態による電動機の制御装置によるキャリア周波数制御の処理手順を説明するフローチャートである。図11に示すフローチャートに従う処理を実行するためのプログラムがECU170に予め格納される。ECU170は、MG1,MG2の運転時には、このプログラムを所定周期で実行する。
図11を参照して、ECU170は、ステップS10により、第1インバータ210のキャリア周波数f1を決定する。さらに、ECU170は、ステップS110により、第2インバータ220のキャリア周波数f2決定する。キャリア周波数f1,f2は、図8または図10に示したように設定される。すなわち、キャリア周波数f1,f2は、時間経過に応じて、周期的にまたはランダムにそれぞれ変更される。ステップS100およびS110による処理は、図5のキャリア周波数制御部350の機能に対応する。
ECU170は、ステップS120では、ステップS100,S110で決定されたキャリア周波数f1,f2に従って、キャリア信号160(1),160(2)を発生する。すなわち、S120による処理は、図5のキャリア発生部360,365の機能に対応する。
ECU170は、ステップS130では、第1インバータ210および第2インバータ220の制御指令を演算する。代表的には、制御指令として、インバータ各相の電圧指令Vu,Vv,Vwが演算される。すなわち、ステップS130による演算は、図5のモータ指令演算部300,305と同様に実行できる。
ECU170は、ステップS140では、第1インバータ210の制御指令とキャリア信号160(1)とを比較するPWM制御によって、第1インバータ210のスイッチング素子のオンオフ制御信号を発生する。ステップS140では、さらに、第2インバータ220の制御指令とキャリア信号160(2)とを比較するPWM制御によって、第2インバータ220のスイッチング素子のオンオフ制御信号が発生される。
ステップS100〜S140の処理を所定周期で繰返すことによって、図8,図10のキャリア周波数制御に従ったキャリア信号を用いて、同時に運転されるMG1,MG2をそれぞれ制御する第1インバータ210および第2インバータ220でのPWM制御を実行できる。
これにより、同時に動作する複数のインバータ全体で発生される騒音を抑制することができるので、ユーザに騒音を感知され難くすることができる。
エンジンを必要とせずに走行できる電動車両では、走行音が小さいため電動機を運転する際の騒音が感知され易くなる。図1のハイブリッド車のように複数の電動機(MG1,MG2)と搭載した電動車両においても、本実施の形態によるキャリア周波数制御の適用により、複数の電動機を同時に運転しても騒音をユーザに感知され難くすることができる。
なお、本実施の形態では、PWM制御される電力変換器としてインバータを例示したが、本発明の適用はこのような場合に限定されるものではない。すなわち、コンバータ等のインバータ以外の電力変換器をPWM制御する構成にも、本実施の形態によるスイッチング周波数制御を同様に適用することができる。
また、制御対象となる「複数の電動機」についても、本実施の形態で例示した三相のモータジェネレータに限定されるものではなく、各種の直流モータおよび交流モータあるいはモータジェネレータを適用することができる。さらに、3個以上の電動機および電力変換器が同時に運転されるシステムに対しても、本実施の形態によるスイッチング周波数制御を適用することを確認的に記載する。
また、本実施の形態によるスイッチング周波数制御が適用される電動車両は、同時運転される複数の電動機(モータジェネレータを含む)を搭載する限り、図1とは異なる動力伝達構成のハイブリッド車、エンジンを搭載しない電気自動車や燃料電池自動車等であってもよい。さらには、複数の電動機およびこれらの電動機を制御する複数の電力変換器が同時に動作し得るシステムであれば、電動車両への搭載に限らず、共通に本発明を適用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、複数の電動機を複数の電力変換器のそれぞれによるPWM制御によって同時に運転するシステムに適用することができる。
100 エンジン、110 第1モータジェネレータ(MG1)、112,122 中性点、120 第2モータジェネレータ’MG2)、130 動力分割機構、140 減速機、150 バッテリ、160(1),160(2) キャリア信号、180 電圧センサ、190 前輪、200 コンバータ、210 第1インバータ(MG1)、220 第2インバータ(MG2)、270 電圧指令、280 パルス幅変調電圧、300,305 モータ指令演算部、310,315 パルス幅変調部、350 キャリア周波数制御部、360,360 キャリア発生部、400,410 音圧分布、420,430 周波数範囲、Imt(1),Imt(2) モータ電流、S11〜S16,S21〜S26 制御信号(インバータ)、Tqcom トルク指令値、VH システム電圧、Vu,Vv,Vw 電圧指令、f1min,f2min 下限値、f1,f2 キャリア周波数、f1max,f2max 上限値、fa,fb 中心周波数。

Claims (6)

  1. 複数の電動機(MG1,MG2)にそれぞれ対応して設けられ、各々が少なくとも1つのスイッチング素子を含むように構成された複数の電力変換器(210,220)と、
    前記複数の電動機にそれぞれ対応して設けられ、各々が対応の前記電動機に供給される電圧または電流の制御指令(Vu,Vv,Vw)を発生するための複数のモータ指令演算部(300,305)と、
    前記複数の電動機にそれぞれ対応して設けられた複数のキャリア発生部(360,365)と、
    前記複数のキャリア発生部のそれぞれが発生する複数のキャリア信号(160(1),160(2))の周波数を制御するキャリア周波数制御部(350)と、
    前記複数の電動機にそれぞれ対応して設けられた複数のパルス幅変調部(310,315)とを備え、
    前記複数のパルス幅変調部の各々は、対応する前記モータ指令演算部からの制御指令と、対応する前記キャリア発生部からのキャリア信号との比較に基づいて、対応する前記電力変換器の前記スイッチング素子のオンオフを制御し、
    前記キャリア周波数制御部は、前記複数のキャリア信号の周波数を、前記複数のキャリア信号にそれぞれ対応した複数の所定周波数範囲(420,430)内で変動させるように制御し、
    前記複数の所定周波数範囲は、それぞれの周波数範囲が互いに重ならないように予め設定される、電動機の制御装置。
  2. 前記複数の所定周波数範囲(420,430)は、前記複数の所定周波数範囲をそれぞれ整数倍した周波数範囲(420♯,430♯)と、前記複数の所定周波数範囲との全てが互いに重ならないように設定される、請求の範囲第1項に記載の電動機の制御装置。
  3. 前記複数の電動機は、電動車両に搭載され、
    前記複数の電力変換器の各々は、インバータ(210,220)であり、
    前記制御指令は、前記インバータから各前記電動機の各相に印加される交流電圧を示す、請求の範囲第1項または第2項に記載の電動機の制御装置。
  4. 複数の電動機(MG1,MG2)にそれぞれ対応して設けられた、少なくとも1つのスイッチング素子を含む複数の電力変換器(210,220)の制御にそれぞれ用いられる複数のキャリア信号(160(1)、160(2))の周波数を制御するステップ(S100,S110)と、
    前記制御するステップにより決められた複数のキャリア周波数にそれぞれ従って、前記複数のキャリア信号を発生するステップ(S120)と、
    前記複数の電動機にそれぞれ供給される電圧または電流の制御指令(Vu,Vv,Vw)を発生するためのステップ(S130)と、
    前記複数の電動機の各々について、前記制御指令と、対応する前記キャリア信号との比較に基づいて前記スイッチング素子のオンオフ制御信号を発生するステップ(S140)とを備え、
    前記制御するステップ(S100,S110)は、前記複数のキャリア周波数を、前記複数のキャリア信号にそれぞれ対応した複数の所定周波数範囲(420,430)内で変動させるように制御し、
    前記複数の所定周波数範囲は、それぞれの周波数範囲が互いに重ならないように予め設定される、電動機の制御方法。
  5. 前記複数の所定周波数範囲(420,430)は、前記複数の所定周波数範囲をそれぞれ整数倍した周波数範囲(420♯,430♯)と、前記複数の所定周波数範囲との全てが互いに重ならないように設定される、請求の範囲第4項に記載の電動機の制御方法。
  6. 前記複数の電動機は、電動車両に搭載され、
    前記複数の電力変換器の各々は、インバータ(210,220)であり、
    前記制御指令は、前記インバータから各前記電動機に印加される交流電圧を示す、請求の範囲第4項または第5項に記載の電動機の制御方法。
JP2012512585A 2010-04-28 2010-04-28 電動機の制御装置および制御方法 Active JP5644854B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/057548 WO2011135687A1 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 電動機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011135687A1 true JPWO2011135687A1 (ja) 2013-07-18
JP5644854B2 JP5644854B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=44861031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012512585A Active JP5644854B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 電動機の制御装置および制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130026955A1 (ja)
EP (1) EP2566040A1 (ja)
JP (1) JP5644854B2 (ja)
CN (1) CN102971957A (ja)
WO (1) WO2011135687A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011118044A1 (de) * 2011-11-09 2013-05-16 Conti Temic Microelectronic Gmbh Verfahren zur Steuerung eines Motors mittels Pulsweitenmodulation (PWM)
US9564835B2 (en) * 2013-03-15 2017-02-07 Sunpower Corporation Inverter communications using output signal
US9318991B2 (en) 2013-04-11 2016-04-19 The Boeing Company Electric motor frequency modulation system
KR101812458B1 (ko) * 2013-05-27 2017-12-26 가부시끼가이샤 도시바 회전 센서리스 제어 장치 및 회전 센서리스 제어 장치의 제어 방법
JP6211336B2 (ja) * 2013-07-29 2017-10-11 東芝機械株式会社 サーボ制御システム
FR3015809B1 (fr) * 2013-12-20 2016-02-05 Renault Sas Procede de commande par decoupage des tensions d'alimentation d'une machine electrique et dispositif de commande correspondant
US9407103B2 (en) 2014-03-07 2016-08-02 Nissan North America, Inc. Battery charger noise reduction by variable frequency
US9379575B2 (en) 2014-03-07 2016-06-28 Nissan North America, Inc. Battery charger noise reduction by frequency switching
US9816743B2 (en) * 2014-08-22 2017-11-14 Mitsubishi Electric Corporation Electric motor drive device and air-conditioning apparatus or refrigerating and air-conditioning apparatus using the same
JP2017045901A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 トヨタ自動車株式会社 還流ダイオードと車載用電源装置
CN108476007A (zh) * 2016-01-12 2018-08-31 日立汽车系统株式会社 车载设备的控制方法以及车载控制装置
JP6310974B2 (ja) * 2016-08-12 2018-04-11 株式会社Subaru 車両
JP6439771B2 (ja) * 2016-10-19 2018-12-19 トヨタ自動車株式会社 駆動装置および自動車
KR102633313B1 (ko) * 2016-12-08 2024-02-06 현대자동차주식회사 모터 시스템, 차량, 상기 모터 시스템 및 상기 차량의 제어 방법
CN110582929B (zh) * 2017-05-09 2021-03-12 三菱电机株式会社 电力变换装置
US10011178B1 (en) * 2017-06-08 2018-07-03 Ford Global Technologies, Llc DC inverter having reduced switching loss and reduced voltage spikes
CN110832769B (zh) 2017-07-03 2022-10-04 三菱电机株式会社 功率转换装置、电动助力转向装置
JP7003768B2 (ja) * 2018-03-22 2022-01-21 株式会社デンソー モータシステム
KR102618407B1 (ko) * 2018-12-10 2023-12-28 삼성전자주식회사 가전기기 및 이의 제어 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06327294A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Nissan Motor Co Ltd 多ロータモータ駆動用インバータ装置
JP2004312922A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Toyota Motor Corp 電力変換器制御装置
JP2005016859A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2007020320A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Yaskawa Electric Corp Pwmインバータ装置とその制御方法
JP2007120903A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ装置
JP2009303288A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Toyota Motor Corp インバータ制御装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2810081B2 (ja) * 1989-02-08 1998-10-15 株式会社日立製作所 Pwm電力変換装置
GB9827015D0 (en) * 1998-12-08 1999-02-03 Nokia Telecommunications Oy A transmitter in a mobile communications system
US7187102B2 (en) * 2002-02-06 2007-03-06 Elliptec Resonant Actuator Ag Piezoelectric motor control
CN1794578A (zh) * 2006-01-12 2006-06-28 上海交通大学 开关频率周期调制的三角波发生电路
JP4811102B2 (ja) * 2006-04-26 2011-11-09 日産自動車株式会社 電力変換装置の制御装置および制御方法
JP2008005625A (ja) 2006-06-22 2008-01-10 Toyota Motor Corp 電圧変換装置およびそれを備えた車両
JP4356715B2 (ja) * 2006-08-02 2009-11-04 トヨタ自動車株式会社 電源装置、および電源装置を備える車両
JP5061570B2 (ja) 2006-10-13 2012-10-31 日産自動車株式会社 電力変換装置および電力変換方法
JP4424421B2 (ja) * 2008-01-17 2010-03-03 トヨタ自動車株式会社 電動車両の制御装置およびそれを備えた電動車両、ならびに電動車両の制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP5133834B2 (ja) * 2008-09-30 2013-01-30 トヨタ自動車株式会社 交流電動機の制御装置
WO2011096051A1 (ja) * 2010-02-03 2011-08-11 トヨタ自動車株式会社 回転電機の制御装置および回転電機の制御方法
JP5454685B2 (ja) * 2010-06-25 2014-03-26 トヨタ自動車株式会社 モータ駆動装置およびそれを搭載する車両

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06327294A (ja) * 1993-05-12 1994-11-25 Nissan Motor Co Ltd 多ロータモータ駆動用インバータ装置
JP2004312922A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Toyota Motor Corp 電力変換器制御装置
JP2005016859A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2007020320A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Yaskawa Electric Corp Pwmインバータ装置とその制御方法
JP2007120903A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ装置
JP2009303288A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Toyota Motor Corp インバータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102971957A (zh) 2013-03-13
EP2566040A1 (en) 2013-03-06
WO2011135687A1 (ja) 2011-11-03
JP5644854B2 (ja) 2014-12-24
US20130026955A1 (en) 2013-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5644854B2 (ja) 電動機の制御装置および制御方法
JP4830462B2 (ja) 電動車両の制御装置
JP5751240B2 (ja) 交流電動機の制御システム
JP5440698B2 (ja) 電動機の制御装置および制御方法
CN103958243B (zh) 车辆和用于车辆的控制方法
JP5472327B2 (ja) 回転電機の制御装置および回転電機の制御方法
JP5947705B2 (ja) 交流電動機の制御システム
JP2013103516A (ja) 車両および車両の制御方法
JP2008247273A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2010166677A (ja) 交流電動機の制御装置および電動車両
CN108667368B (zh) 车辆及其控制方法
WO2013051152A1 (ja) 電圧変換装置の制御装置及び制御方法
JP6330834B2 (ja) ハイブリッド車両
KR20190098915A (ko) 전동 차량의 제어 장치
JP2012060840A (ja) 車両用回転電機の駆動制御装置
JP5758778B2 (ja) 車両および車両の制御方法
JP2011083072A (ja) 電気システム
JP6248766B2 (ja) ハイブリッド車両の制御システム
JP2017204943A (ja) 自動車
JP5618012B2 (ja) 電圧変換装置の制御装置及び制御方法
JP2017128193A (ja) ハイブリッド車両
JP2024082380A (ja) 電源装置
JP2012171369A (ja) ハイブリッド車両およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140813

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5644854

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250