JP5472327B2 - 回転電機の制御装置および回転電機の制御方法 - Google Patents

回転電機の制御装置および回転電機の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、3相コイルを有する回転電機のPWM制御に関し、特に、回転電機の回転速度に応じてキャリア周波数の拡散幅を決定して、決定された拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてノイズの発生を回避する技術に関する。
従来、3相コイルを有する回転電機の駆動に用いられる電力変換装置として、PWM(Pulse Width Modulation)変調方式を使用した電力変換装置が公知である。このような電力変換装置においては、スイッチング素子のオン・オフに起因した高調波ノイズが発生する場合がある。そのため、キャリア周波数を拡散させることよって、高調波ノイズのエネルギを広周波数帯域に拡散して、高調波ノイズのピークレベルを低減する技術が公知である。
このような技術として、たとえば、特開2009−089550号公報(特許文献1)は、キャリア周波数の高調波ノイズをより均一化することができる電力変換装置および電力変換方法を開示する。この電力変換装置は、指令値を出力する指令値出力手段と、搬送波を出力する搬送波出力手段と、搬送波の周波数を変化させる搬送波周波数変化手段と、指令値と搬送波とを比較し、比較結果に基づいた制御信号を生成する制御信号生成手段と、制御信号に基づいた出力値を出力する出力手段とを備える。搬送波周波数変化手段は、周波数の複数の値のうちの一の値が大きくなる程、複数の値を昇順または降順に並べた場合における一の値と一の値に隣接する値との差を小さくすることを特徴とする。
上述した公報に開示された電力変換装置によると、キャリア周波数の高調波ノイズをより均一化することができる。
特開2009−089550号公報
ところで、キャリア周波数を拡散させて高調波ノイズの均一化を図る場合、キャリア周波数の拡散幅が大きいほど均一化が図れ、高調波ノイズを低減することができる。しかしながら、キャリア周波数の拡散幅を大きくする場合には、回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分が重なり合って不快なビート音が発生するという問題がある。
上述した公報においては、このような問題について何ら考慮されておらず解決することはできない。
本発明の目的は、回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分の重複を抑制して騒音の発生を抑制する回転電機の制御装置および回転電機の制御方法を提供することである。
この発明のある局面に係る回転電機の制御装置は、3相コイルを有する回転電機の制御装置である。この制御装置は、回転電機の回転速度を検出するための検出部と、検出部によって検出された回転電機の回転速度に基づいて、回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分が重複しないようにキャリア周波数の拡散幅を決定するための決定部と、決定部によって決定された拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるためのキャリア発生部と、指令電圧とキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、回転電機を駆動させるためのパルス信号を発生させるためのパルス幅変調部とを含む。
好ましくは、決定部は、回転電機の回転速度が第1回転速度である場合の拡散幅が第1回転速度よりも小さい第2回転速度である場合の拡散幅よりも大きくなるように拡散幅を決定する。
さらに好ましくは、決定部は、第1回転速度と第2回転速度との間において、拡散幅が回転電機の回転速度に対して比例して変化するように拡散幅を決定する。
さらに好ましくは、決定部は、第1回転速度と第2回転速度との間において、拡散幅が回転電機の回転速度に対してステップ的に変化するように拡散幅を決定する。
さらに好ましくは、キャリア発生部は、決定部によって決定された拡散幅の範囲内でランダムにキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させる。
さらに好ましくは、キャリア発生部は、決定部によって決定された拡散幅の範囲内で正弦波に沿ってキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させる。
さらに好ましくは、キャリア発生部は、決定部によって決定された拡散幅の範囲内でステップ的に変化するようにキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させる。
この発明の他の局面に係る回転電機の制御方法は、3相コイルを有する回転電機の制御方法である。この制御方法は、回転電機の回転速度を検出するステップと、回転電機の回転速度に基づいて、回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分が重複しないようにキャリア周波数の拡散幅を決定するステップと、拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるステップと、指令電圧とキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、回転電機を駆動させるためのパルス信号を発生させるステップとを含む。
本発明によると、回転電機の回転速度に比例して拡散幅を決定することによって、キャリア周波数を拡散幅の範囲内で変化させた場合に、キャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分の重複を抑制することができるため、ビート音の発生を抑制することができる。
本実施の形態に係る回転電機の制御装置を搭載した車両の概略構成図である。 本実施の形態におけるインバータの構成を示す図である。 モータ回転速度に依存しないキャリア周波数の拡散幅を示す図である。 キャリア周波数の拡散幅を一定とした場合の側帯波成分の変化を示す図である。 モータ回転速度に依存しない場合の側帯波成分の分布を示す図である。 本実施の形態に係る回転電機の制御装置であるECUの機能ブロック図である。 モータ回転速度とキャリア周波数の拡散幅との関係を示すマップである。 本実施の形態に係る回転電機の制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 モータ回転速度に依存して拡散幅を決定する場合の側帯波成分の変化を示す図である。 モータ回転速度に依存して拡散幅を決定する場合の側帯波成分の分布を示す図である。 モータ回転速度に依存して決定されるキャリア周波数の拡散幅の変化を示す図(その2)である。 モータ回転速度に依存して決定されるキャリア周波数の拡散幅の変化を示す図(その3)である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に示すように、車両1は、駆動輪10と、モータ20と、インバータ30と、スイッチング回路32と、昇圧コンバータ40と、蓄電装置50と、ECU100と、回転速度検出センサ102とを含む。本実施の形態に係る回転電機の制御装置は、ECU100によって実現される。
モータ20は、電動車両(ハイブリッド自動車、電動自動車や燃料電池車等の電気エネルギによって車両駆動力を発生する自動車をいうものとする)である車両1の駆動輪10を駆動するためのトルクを発生するための3相コイルを有する回転電機である。
また、モータ20は、車両駆動力を発生させる電動機として機能に加えて、エンジンにて駆動される発電機の機能を持つように構成されてもよい。さらに、モータ20は、エンジンに対して電動機として動作し、たとえば、エンジン始動を行ない得るようなものとしてハイブリッド自動車に組み込まれるようにしてもよい。
本実施の形態において、モータ20は、3相の同期電動機であり、U,V,W相の3つのコイルの各々の一端が中性点に共通に接続されている。さらに、各相のコイルの他端は、インバータ30に接続される。
蓄電装置50は、代表的には、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池や電気二重層キャパシタ等の再充電可能な直流の電源である。
昇圧コンバータ40は、モータ20の駆動制御時に、ECU100からのコンバータ制御信号に基づいて動作するスイッチング回路(図示せず)によって、昇圧コンバータ40に含まれるスイッチング素子をオンまたはオフする動作(以下、スイッチング動作という)をして、蓄電装置50からの直流電圧を昇圧してインバータ30に供給したり、モータ20の回生制御時に、インバータ30からの直流電圧を降圧して蓄電装置50に供給したりする。
インバータ30は、モータ20の駆動制御時に、スイッチング回路32によってスイッチング動作をして、昇圧コンバータ40からの直流電力を交流電力に変換してモータ20に供給したり、モータ20の回生制御時に、モータ20からの交流電力を直流電力に変換して昇圧コンバータ40に供給したりする。スイッチング回路32は、ECU100からのインバータ制御信号に基づいてインバータ30に含まれるスイッチング素子に対してスイッチング動作を行なう。
回転速度検出センサ102は、モータ20の回転速度を検出する。回転速度検出センサ102は、検出したモータ20の回転速度を示す信号をECU100に送信する。
回転速度検出センサ102としては、たとえば、モータ20のロータ回転角(電気角)を検出する回転角センサ(レゾルバ)を用いるようにしてもよい。ECU100は、回転角センサから受信した回転角に基づいてモータ20の回転速度を算出するようにしてもよい。また、ECU100にてモータ電圧や電流から回転速度を直接演算することによって、回転速度検出センサ102を省略してもよい。
ECU100は、内部に設けられたメモリ104に予め記憶されたプログラムを図示しないCPU(Central Processing Unit)で実行することによるソフト処理および/または専用の電子回路によるハードウェア処理によって、モータ20を動作させる。
代表的な機能として、ECU100は、トルク指令値、蓄電装置50の電圧、電流、昇圧コンバータ40からインバータ30に出力される電圧、モータ20の電流、モータ20の回転速度等に基づいて、モータ20がトルク指令値に従ったトルクを出力するように、昇圧コンバータ40およびインバータ30の動作を制御する。すなわち、ECU100は、昇圧コンバータ40およびインバータ30の動作を制御するためのコンバータ制御信号およびインバータ制御信号を生成して、昇圧コンバータ40のスイッチング回路およびインバータ30のスイッチング回路32にそれぞれ送信する。
図2に示すように、インバータ30は、正極母線7および負極母線5の間に互いに並列に設けられる、U相上下アーム15と、V相上下アーム16と、W相上下アーム17とを含む。
各相上下アームは、正極母線7および負極母線5の間に直列接続されたスイッチング素子を含む。たとえば、U相上下アーム15は、スイッチング素子Q1,Q2を含む。V相上下アーム16は、スイッチング素子Q3,Q4を含む。W相上下アーム17は、スイッチング素子Q5,Q6を含む。
また、スイッチング素子Q1−Q6に対して、逆並列ダイオードD1−D6がそれぞれ接続されている。スイッチング素子Q1−Q6のオン・オフは、スイッチング回路32からのスイッチング制御信号SG1−SG6によって制御される。
本実施の形態において、インバータ30およびコンバータ40に用いられるスイッチング素子として、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、電力用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタあるいは、電力用バイポーラトランジスタ等を用いることができる。
インバータ30は、モータ20のトルク指令値が正の場合には、スイッチング回路32からのスイッチング制御信号SG1−SG6に応答したスイッチング素子Q1−Q6のスイッチング動作によって、昇圧コンバータ40からの直流電圧を交流電圧に変換して正のトルクを出力するようにモータ20を駆動させる。
また、インバータ30は、モータ20のトルク指令値が零の場合には、スイッチング制御信号SG1−SG6に応答したスイッチング動作によって、昇圧コンバータ40からの直流電圧を交流電圧に変換してトルクが零になるようにモータ20を駆動させる。
さらに、車両1の回生制御時には、モータ20のトルク指令値は負に設定される。この場合には、インバータ30は、スイッチング制御信号SG1−SG6に応答したスイッチング動作によって、モータ20が発電した交流電圧を直流電圧に変換し、その変換した直流電圧を昇圧コンバータ40へ供給する。なお、ここで言う回生制御は、車両を運転するドライバーによってフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動時のモータ20の制御、および、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車両を減速(または加速の中止)させて、蓄電装置50を充電する場合のモータ20の制御を含む。
ECU100は、スイッチング回路32にインバータ30に供給するスイッチング制御信号SG1−SG6を発生させるためにPWM制御を実行する。以下、PWM制御の動作について簡単に説明する。PWM制御では、搬送波(キャリア信号)と、トルク指令値に基づくU相、V相およびW相の交流電圧指令との電圧比較に基づき、インバータ30の各相のスイッチング素子のオン・オフを制御する。これによって、モータ20の各相に疑似正弦波電圧としてのパルス幅変調電圧が印加される。キャリア信号は、たとえば、三角波やのこぎり波によって構成することができる。
このようなスイッチング動作時に生じる電流高調波成分がモータ駆動電流に重畳し、電磁力が変動することによって高調波ノイズが発生する。
そのため、このキャリア信号の周波数(以下、キャリア周波数という)を、たとえば、基準周波数f(0)を中心とした図3の破線に示される予め定められた拡散幅の範囲内でランダムに変化させることによって、キャリア周波数の高調波ノイズのエネルギを広周波数帯域で拡散させることができ、高調波ノイズのピークレベルを低減することができる。なお、図3の縦軸は、モータ20の回転速度を示し、図3の横軸は、キャリア周波数を示す。
しかしながら、キャリア周波数を拡散させて高調波ノイズの均一化を図る場合、キャリア周波数の拡散幅を大きくすることによって、キャリア周波数の複数の側帯波成分が重なり合って、不快なビート音がノイズとして発生する場合がある。
たとえば、図3に示す拡散幅の範囲内でランダムにキャリア周波数を変化させた場合には、図4の斜線の領域に示すようにキャリア周波数の2つの側帯波成分が重複する場合がある。図4の縦軸は、モータ20の回転速度を示し、図4の横軸は、周波数を示す。
図4の実線に示すように、電流高調波成分は、モータ20の回転速度が上昇するほどピークレベルの周波数が下降していく第1高調波成分と、モータ20の回転速度が上昇するほどピークレベルの周波数が上昇していく第2高調波成分とを有する。
また、図4の破線に示されるキャリア周波数の第1側帯波成分は、第1高調波成分の変化とともに、モータ20の回転速度が上昇するほど所定レベル以上の側帯波成分の周波数帯が下降していく。
また、図4の一点鎖線に示されるキャリア周波数の第2側帯波成分は、第2高調波成分の変化と同様に、モータ20の回転速度が上昇するほど所定レベル以上の側帯波成分の周波数帯が上昇していく。
その結果、第1側帯波成分と第2側帯波成分とは、図4の斜線の領域に示すように、モータ20の回転速度がNaよりも小さい場合に重複する部分が生じる。なお、所定レベルとは、2つの側帯波成分が重複した場合に、ビート音が発生し得るレベルをいう。
たとえば、図5にモータ20の回転速度がNaよりも小さいNbである場合の第1側帯波成分および第2側帯波成分の周波数分布を図5に示す。図5の縦軸は、レベルを示し、図5の横軸は、周波数を示す。図5に示すように、キャリア周波数を図3の拡散幅の範囲内でランダムに変化させた場合には、図5の破線に示される第1側帯波成分と図5の一点鎖線に示される第2側帯波成分との重複によってビート音が発生することとなる。
そこで、本実施の形態においては、ECU100が、回転速度検出センサ102によって検出されたモータ20の回転速度に基づいてキャリア周波数の側帯波成分が重複しないようにキャリア周波数の拡散幅を決定して、決定された拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させ、交流電圧指令とキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、モータ20を駆動するパルス信号を発生させる点に特徴を有する。
また、ECU100は、モータ20の回転速度が第1回転速度である場合の拡散幅が第1回転速度よりも小さい第2回転速度である場合の拡散幅よりも大きくなるように拡散幅を決定する。
本実施の形態において、ECU100は、第1回転速度と第2回転速度との間において、拡散幅が回転速度に対して比例して変化するように拡散幅を決定する。また、ECU100は、決定された拡散幅の範囲内でランダムにキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させる。
図6に、本実施の形態に係る回転電機の制御装置であるECU100の機能ブロック図を示す。ECU100は、拡散幅決定部152と、キャリア周波数決定部154と、PWMキャリア発生部156と、パルス幅変調部158とを含む。
拡散幅決定部152は、キャリア周波数の拡散幅をモータ20の回転速度に応じて決定する。たとえば、図7に示す回転速度と拡散幅との関係をマップとして予め記憶しておく。拡散幅決定部152は、モータ20の回転速度と、記憶されたマップとに基づいて拡散幅を決定する。図7の横軸は、キャリア周波数を示し、図7の縦軸は、モータ20の回転速度を示す。
図7に示すように、モータ20の回転速度がNm(1)である場合の拡散幅A(1)は、モータ20の回転速度がNm(1)よりも小さいNm(2)である場合の拡散幅A(2)よりも大きい。
さらに、拡散幅決定部152は、少なくともNm(1)とNm(2)との間において、モータ20の回転速度に対して比例して変化するように拡散幅を決定する。好ましくは、モータ20の駆動が開始してから予め定められた回転速度になるまで、モータ20の回転側に対して比例して変化するように拡散幅を決定することが望ましい。これは、複数の側帯波成分の重複が予め定められた回転速度以下の低回転領域で生じるからである。
再び図6に戻って、キャリア周波数決定部154は、拡散幅決定部152によって決定された拡散幅内でキャリア周波数をランダムに変化させて最終的なキャリア周波数を決定する。
キャリア周波数決定部154は、決定された拡散幅に基づいてランダムに変化させるキャリア周波数の範囲の上限値と下限値とを算出する。本実施の形態においては、キャリア周波数決定部154は、基準周波数f(0)を中心として対称となるようにランダムに変化させるキャリア周波数の上限値と下限値とを算出する。
具体的には、キャリア周波数決定部154は、基準周波数f(0)に決定された拡散幅の半分の値を加算した値を上限値として算出し、基準周波数f(0)から決定された拡散幅の半分の値を減算した値を下限値として算出する。
なお、基準周波数f(0)は、予め定められた周波数であってもよいし、車両の状態に応じて決定される周波数であってもよい。
キャリア周波数決定部154は、算出された上限値と下限値との範囲内でキャリア周波数をランダムに変化させて最終的なキャリア周波数を決定する。なお、ランダムにキャリア周波数を変化させる方法としては、たとえば、ランダム関数を用いて算出された値をフィルタ等を用いて上限値と下限値との間の値を出力するようにしてもよいし、上限値と下限値とを指定することによって、上限値と下限値との間でランダムに値を出力する関数を用いてもよいし、その他の周知の方法を用いてランダムにキャリア周波数を変化させるようにしてもよい。
PWMキャリア発生部156は、キャリア周波数決定部154によって決定された最終的なキャリア周波数に基づいてキャリア信号を発生させる。PWMキャリア発生部156は、発生させたキャリア信号をパルス幅変調部158に送信する。
パルス幅変調部158は、各相の交流電圧指令とPWMキャリア発生部156から受信したキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、モータ20を駆動させるための各相についてのパルス信号を生成する。パルス幅変調部158は、生成したパルス信号をスイッチング回路32に送信する。
スイッチング回路32は、受信したパルス信号に従って、インバータ30の各相上下アームのスイッチング素子をオンまたはオフするためのスイッチング制御信号SG1−SG6を生成して、インバータ30に送信する。これによって、モータ20の各相に対してパルス幅変調電圧に相当する疑似正弦波電圧が印加される。
本実施の形態において、拡散幅決定部152と、キャリア周波数決定部154と、PWMキャリア発生部156と、パルス幅変調部158とは、いずれもECU100のCPUがメモリ104に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
図8を参照して、本実施の形態に係る回転電機の制御装置であるECU100で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU100は、モータ20の回転速度を検出する。S102にて、ECU100は、検出されたモータ20の回転速度と、図7に示すマップとから拡散幅を決定する。
S104にて、ECU100は、基準周波数f(0)と決定された拡散幅とに基づいて最終的なキャリア周波数を決定する。キャリア周波数の決定方法については上述したとおりであるため、その詳細な説明は繰返さない。
S106にて、ECU100は、決定された最終的なキャリア周波数に基づいてキャリア信号を発生させる。S108にて、ECU100は、各相交流電圧指令とキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、パルス信号を生成して、スイッチング回路32に生成したパルス信号を送信する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る回転電機の制御装置であるECU100の動作について説明する。
モータ20の駆動制御時において、ECU100は、検出されたモータ20の回転速度に応じて拡散幅を決定する(S100,S102)。ECU100は、モータ20の回転速度の上昇に比例して拡散幅が大きくなるように変化させて、拡散幅を決定する。
ECU100は、決定された拡散幅の範囲内でランダムに変化させた最終的なキャリア周波数を決定する(S104)。ECU100は、決定された最終的なキャリア周波数に基づいてキャリア信号を発生させる(S106)。ECU100は、各相の交流電圧指令とキャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、パルス信号を発生させる(S106)。
図9に、モータ20の回転速度に基づいてキャリア周波数の拡散幅を決定した場合のモータ20の回転速度に対する所定レベル以上の側帯波成分の周波数帯の変化を示す。図9の縦軸は、モータ20の回転速度を示し、図9の横軸は、周波数を示す。
図7に示すマップに従って、モータ20の回転速度が低いほど拡散幅は小さい値に決定され、モータ20の回転速度が高いほど拡散幅は大きい値に決定される。そのため、図9の破線に示される、キャリア周波数の所定レベル以上の第1側帯波成分の周波数帯は、モータ20の回転速度が低いほど狭くなり、モータ20の回転速度が高くなるにしたがって広がるように変化する。
同様に、図9の一点鎖線に示される、キャリア周波数の所定レベル以上の第2側帯波成分の周波数帯も、モータ20の回転速度が低いほど狭くなり、モータ20の回転速度が高くなるにしたがって広がるように変化する。
そのため、第1側帯波成分と第2側帯波成分とは、モータ20の低回転領域での重複が抑制されるため、不快なビート音の発生が抑制される。
図10に、モータ20の回転速度がNbである場合の第1側帯波成分および第2側帯波成分の周波数分布を示す。図10の縦軸は、ノイズのレベルを示し、図10の横軸は、周波数を示す。図10に示すように、回転速度に基づいて決定された拡散幅の範囲内でキャリア周波数をランダムに変化させた場合には、図10の破線に示される第1側帯波成分と、図10の一点鎖線に示される第2側帯波成分の山の幅は、図5に示した第1側帯波成分および第2側帯波成分とそれぞれ比較して狭くなる。そのため、所定レベル以上の第1側帯波成分および第2側帯波成分同士の重複が回避されるため、ビート音の発生が抑制される。
以上のようにして、本実施の形態に係る回転電機の制御装置によると、モータの回転速度に比例して拡散幅を決定することによって、キャリア周波数をランダムに変化させた場合に、キャリア周波数の側帯波成分の重複を回避することができる。そのため、側帯波成分の重複に起因したビート音の発生を抑制することができる。したがって、回転電機のPWM制御時にキャリア周波数の側帯波成分の重複を回避してノイズの発生を抑制する回転電機の制御装置および回転電機の制御方法を提供することができる。
また、キャリア周波数の拡散幅をモータ20の回転速度が高い場合よりも制限することによってモータ20の回転速度が低い場合に生じる傾向にある第1側帯波成分と第2側帯波成分との重複を回避することができる。
さらに、決定された拡散幅の範囲内でランダムにキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させることによって、高調波ノイズの広周波数帯への均一化が図れる。
なお、本実施の形態においては、キャリア周波数の拡散幅は、モータの回転速度に比例して決定されるものとして説明したが、所定レベル以上の第1側帯波成分と第2側帯波成分との重複が回避できれば、特に比例に限定するものではない。たとえば、キャリア周波数の拡散幅は、図11に示すように、モータ20の回転速度に対してステップ的に変化するようにしてもよいし、図12に示すように、モータ20の回転速度が予め定められた回転速度以下である場合に、モータの回転速度に比例して拡散幅を決定し、予め定められた回転速度よりも大きい場合に、拡散幅を一定の値とするようにしてもよいし、あるいは、モータの回転速度に対して予め定められた非線形の関数に従って変化するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、決定された拡散幅の範囲内でキャリア周波数をランダムに変化させてキャリア信号を発生させるものとして説明したが、キャリア周波数を拡散幅の範囲内で拡散できれば、特にランダムに変化させることに限定されるものではない。
たとえば、決定された拡散幅の範囲内で正弦波に沿ってキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるようにしてもよいし、決定された拡散幅の範囲内でステップ的にキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、5 負極母線、7 正極母線、10 駆動輪、15 U相上下アーム、16 V相上下アーム、17 W相上下アーム、20 モータ、30 インバータ、32 スイッチング回路、40 昇圧コンバータ、50 蓄電装置、102 回転速度検出センサ、152 拡散幅決定部、154 キャリア周波数決定部、156 PWMキャリア発生部、158 パルス幅変調部。

Claims (8)

  1. 3相コイルを有する回転電機の制御装置であって、
    前記回転電機の回転速度を検出するための検出部と
    前記検出部によって検出された前記回転電機の回転速度に基づいて、前記回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分が重複しないようにキャリア周波数の拡散幅を決定するための決定部と
    前記決定部によって決定された前記拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるためのキャリア発生部と
    指令電圧と前記キャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、前記回転電機を駆動させるためのパルス信号を発生させるためのパルス幅変調部とを含む、回転電機の制御装置。
  2. 前記決定部は、前記回転電機の回転速度が第1回転速度である場合の前記拡散幅が前記第1回転速度よりも小さい第2回転速度である場合の前記拡散幅よりも大きくなるように前記拡散幅を決定する、請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  3. 前記決定部は、前記第1回転速度と前記第2回転速度との間において、前記拡散幅が前記回転電機の回転速度に対して比例して変化するように前記拡散幅を決定する、請求項2に記載の回転電機の制御装置。
  4. 前記決定部は、前記第1回転速度と前記第2回転速度との間において、前記拡散幅が前記回転電機の回転速度に対してステップ的に変化するように前記拡散幅を決定する、請求項2に記載の回転電機の制御装置。
  5. 前記キャリア発生部は、前記決定部によって決定された前記拡散幅の範囲内でランダムにキャリア周波数を変化させて前記キャリア信号を発生させる、請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  6. 前記キャリア発生部は、前記決定部によって決定された前記拡散幅の範囲内で正弦波に沿ってキャリア周波数を変化させて前記キャリア信号を発生させる、請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  7. 前記キャリア発生部は、前記決定部によって決定された前記拡散幅の範囲内でステップ的に変化するようにキャリア周波数を変化させて前記キャリア信号を発生させる、請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  8. 3相コイルを有する回転電機の制御方法であって、
    前記回転電機の回転速度を検出するステップと、
    前記回転電機の回転速度に基づいて、前記回転電機の駆動時にキャリア周波数を中心として発生する複数の側帯波成分が重複しないようにキャリア周波数の拡散幅を決定するステップと、
    前記拡散幅の範囲内でキャリア周波数を変化させてキャリア信号を発生させるステップと、
    指令電圧と前記キャリア信号とに基づいてパルス幅変調を実行して、前記回転電機を駆動させるためのパルス信号を発生させるステップとを含む、回転電機の制御方法。
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