JPWO2011042938A1 - 倣い加工装置 - Google Patents

倣い加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011042938A1
JPWO2011042938A1 JP2010541630A JP2010541630A JPWO2011042938A1 JP WO2011042938 A1 JPWO2011042938 A1 JP WO2011042938A1 JP 2010541630 A JP2010541630 A JP 2010541630A JP 2010541630 A JP2010541630 A JP 2010541630A JP WO2011042938 A1 JPWO2011042938 A1 JP WO2011042938A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copying
workpiece
nozzle body
laser
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010541630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4799697B2 (ja
Inventor
田中 章夫
章夫 田中
盛雄 野口
盛雄 野口
良幸 渡辺
良幸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON SHORYOKU CO., LTD.
Original Assignee
NIHON SHORYOKU CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON SHORYOKU CO., LTD. filed Critical NIHON SHORYOKU CO., LTD.
Application granted granted Critical
Publication of JP4799697B2 publication Critical patent/JP4799697B2/ja
Publication of JPWO2011042938A1 publication Critical patent/JPWO2011042938A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F3/00Severing by means other than cutting; Apparatus therefor
    • B26F3/004Severing by means other than cutting; Apparatus therefor by means of a fluid jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/0093Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring combined with mechanical machining or metal-working covered by other subclasses than B23K

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Machine Tool Copy Controls (AREA)

Abstract

ワークの倣い面が連続的もしくは断続的に変化する場合でも、倣い部材を倣い面に正確に沿わせることができ、倣いながらの切断を可能とした倣い加工装置を提供する。ウォーター又はレーザーのノズル本体13にステーを介してワーク51の倣い面51Aに当接する一対の倣い部材33A,33Bを取り付け、一対の倣い部材33A,33Bとノズル本体13のノズル先端13Aとの位置関係を、該ワークの倣い面51Aの形状に関連させて変位させる変位手段17を備えた。

Description

本発明は、ウォーター又はレーザーによる倣い加工装置に関する。
例えば、航空機や自動車の部品などに使用される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの成形製品において、該成形製品の表面に現れた端材又はバリを除去する倣い加工装置が知られている。ここで端材とは、製品を成形する際に、製品より一回り大きな原反を使用し、成形後に余分な部分を切り落とす、その部分のことであり、製品外やスクラップとも呼称される。近年では、上記CFRPは鋼板材料の代替品として、とくに自動車メーカが車体軽量化のため、ボデイ等の構造材にも使用するようになっており、該材料の存在感が増してきている。
この種の加工装置では、例えばロボットのアームに、ウォーター又はレーザーなどのノズル本体を取り付けると共に、ノズル本体にワークの倣い面に当接する倣い部材を取り付け、アーム動作に応じてノズル本体を操作して、ノズル本体のノズル先端から出力されるウォーター又はレーザーにより、バリを切断することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−12100号公報
しかしながら、従来の構成では、ノズル本体のノズル先端と倣い部材との位置関係が固定的であり、例えばワークの倣い面が、一様でなく、倣い面が、形態を含めて連続的もしくは断続的に大きく変化する場合などには、倣い部材を倣い面に正確に沿わせることができず、倣いながらの切断ができなくなる。
そこで、本発明の目的は、例えば、ワークの倣い面が連続的もしくは断続的に変化する場合でも、倣い部材を倣い面に正確に沿わせることができ、倣いながらの切断を可能とした倣い加工装置を提供することにある。
本発明は、ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を変位させる変位手段を備えたことを特徴とする。
この場合、前記倣い部材が倣いローラーであってもよい。
この発明では、変位手段が、倣い部材とノズル本体との位置関係を変位させるため、倣い部材をワークに沿わせつつ、ノズル本体からウォーター(又はレーザー)を出力し、ワークに形成された端材やバリなどを容易に切断できる。
前記変位手段がアクチュエーターを備え、このアクチュエーターが、前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を、ワークの形状に関連させて変位させてもよい。
前記倣い部材を複数備え、複数の倣い部材を倣いヘッドに支持し、この倣いヘッドをワークの形状に関連させて首振り自在に形成してもよい。
この構成では、前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を、ワークの形状等に関連させて変位させれば、ワークが、一様でなく、例えば直線部や、凹凸部などを、連続的もしくは断続的に繰り返して変化するような場合であっても、倣い部材を容易に沿わせることができる。従って、倣い部材を、ワークに簡単に沿わせつつ、ノズル本体のノズル先端からウォーター(又はレーザー)を出力し、ワークに形成された端材やバリなどを容易に切断できる。
前記変位手段がオフセット調整ネジを備え、このオフセット調整ネジにより、ノズル本体によるワークの切断位置をオフセット自在に形成してもよい。
この構成では、ノズル本体によるワークの切断位置をオフセット自在としたため、オフセット調整により任意の位置を切断できる。
また、ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、前記ワークを両側からガイドするように、ウォーター又はレーザーの出力方向に沿って、複数の倣い部材を配列し、前記倣い部材間の距離を変位させる変位手段を備えてもよい。
前記倣い部材がワークを転動する倣いローラーであってもよい。
本発明では、変位手段が、倣い部材とノズル本体との位置関係を変位させるため、倣い部材を、ワークに沿わせつつ、ノズル本体からウォーター(又はレーザー)を出力し、ワークに形成された端材やバリなどを容易に切断できる。
Aは本実施の形態を示す正面図、Bは底面図、Cは側面図である。 Aは倣いヘッドの側面図、B及びCは平面図である。 A及びBは倣いヘッドの平面図である。 別の実施の形態を示す図であり、Aは別実施の形態を示す正面図、Bは底面図、Cは側面図である。 Aは図4Aの側面図、Bは倣い部材の離間を示す図である。 別の実施の形態の要部拡大図である。 別の実施の形態を示す図であり、Aは別実施の形態を示す正面図、Bは底面図、Cは側面図、Dはオフセット状態を示す図である。 A〜Dはそれぞれオフセット状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1Aにおいて、1は多関節ロボットのアームを示し、このアーム1の先端1Aには、フローティング機構3が配置されている。フローティング機構3は、アーム1の先端1Aに固定された基部3Aを有し、この基部3Aには、リニアベアリング5を介して矢印X1及び矢印X2の双方向にスライド可能なスライダー7が支持され、スライダー7には、図1Cに示すように、左右一対のエアーシリンダー9,9が連結されている。このエアーシリンダー9,9の動作で、スライダー7は、エアー圧により、常時、矢印X1の方向に押圧され、矢印X2方向にエアー圧以上の圧力が作用すると、スライダー7が押し返され、すなわち、フローティング状態となる。
スライダー7にはステー11が固定され、ステー11の図中前縁には、ウォーター切断用(又はレーザー切断用)のノズル本体13が、図中で上下に間隔δ1をあけて、二点で支持されている。また、ステー11には、図中で下縁に支持プレート15が固定されており、支持プレート15には、サーボモーター17が固定されている。
このサーボモーター17の出力軸17Aは、カップリング19を介してボールスクリュー21に連結され、ボールスクリュー21には、スクリューナット23を介してスライダー25が連結されている。
これらが変位手段を構成する。
このスライダー25は、リニアベアリング27に噛み合い、リニアベアリング27は支持プレート15に固定されている。
スライダー25の先端には、図1Bに示すように、ピン29を介して略U字状の倣いヘッド31が首振り自在に支持され、倣いヘッド31の両端部には、ワーク51の倣い面51Aに当接し、転動する一対の倣いローラー(カムフォロアー)33A,33Bが、所定の間隔δ2をあけて軸支されている。
一対の倣いローラー33A,33Bの間には、ノズル本体13のノズル先端13Aが位置しており、倣いローラー33A,33Bでワーク51の倣い面51Aを倣いながら、ノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力し、ワーク51に一体に形成されたバリ(又は端材)51Bを切断して除去する。
図2Aは倣いヘッドの側面図、図2B及び図2Cは同平面図である。
スライダー25の先端には、基台30を介して受け台32が固定され、この受け台32にはベアリング34を介して倣いヘッド31が係合し、この倣いヘッド31がピン29を介して首振り自在に支持されている。
ベアリング34は曲面で形成されており、その円弧半径Rがノズル本体13のノズル先端13Aを中心とした半径となる曲面である。
この実施の形態では、図2A及び図2Bに示すように、ワーク51の倣い面51Aが直線部L1の場合、サーボモーター17の機能を停止し、ノズル先端13Aの位置に対する一対の倣いローラー33A,33Bの位置(寸法W1)を固定し、フローティング機構3の推進力で、倣いローラー33A,33Bを、ワーク51の倣い面51Aに押圧し倣いながら、ノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力し、ワーク51に一体に形成された、例えばバリ(又は端材)51Bを切断する。
ワーク51の倣い面51Aが、図2Cに示すように、傾いた直線部L2であれば、この傾きに応じ、倣いヘッド31がピン29の回りを首振りし、一対の倣いローラー33A,33Bが、傾いた直線部L2を倣う。
そして、倣いローラー33A,33Bでワーク51の倣い面51Aを倣いながら、ノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力し、ワーク51に一体に形成されたバリ(又は端材)51Bを切断する。
また、この構成では、図3A及び図3Bに示すように、ワーク51の倣い面51Aの形態に応じて、一対の倣いローラー33A,33Bと、ノズル本体13のノズル先端13Aとの位置関係(寸法W2、寸法W0)が、サーボモーター17の機能により相対的に変位する。なお、これらの場合において、倣い面51Aに対する切断位置は一定である。ワーク51の倣い面51Aが、図3Aに示すように、例えば、略90°の内側曲面(内R)であれば、サーボモーター17が逆回転し、ボールスクリュー21を介してスライダー25を後退し、一対の倣いローラー33A,33Bが後退する。
そして、倣いローラー33A,33Bでワーク51の内Rの倣い面51Aを倣いながら、ノズル本体13のノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力して、ワーク51に一体に形成されたバリ51Bを切断する。
また、ワーク51の倣い面51Aが、図3Bに示すように、例えば、略90°の外側曲面(外R)であれば、サーボモーター17が正回転し、ボールスクリュー21を介してスライダー25を前進し、一対の倣いローラー33A,33Bを前進させる。
そして、倣いローラー33A,33Bでワーク51の外Rの倣い面51Aを倣いながら、ノズル本体13のノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力して、ワーク51に一体に形成されたバリ51Bを切断して除去する。
サーボモーター17は、ロボットティーチングで記憶した、ワーク51の倣い面51Aの形態に関する制御データー(不図示)に従って正逆回転される。
この実施の形態では、適宜のエアー圧力で作動するフローティング機構3を有したため、倣いローラー33A,33Bを、ワーク51の倣い面51Aに適宜のエアー圧力で押圧でき、倣い面51Aを簡単に倣うことができる。
また、この構成では、ワーク51の倣い面51Aが、一様でなく、例えば、倣い面51Aが、図2の直線部、又は図3の形態などを、連続的もしくは断続的に繰り返して変化するような場合であっても、サーボモーター17の機能により、一対の倣いローラー33A,33Bを、倣い面51Aに容易に沿わせることができる。
従って、倣いローラー33A,33Bを、倣い面51Aに簡単に沿わせつつ、ノズル本体13のノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力し、ワーク51に形成されたバリ51Bを容易に切断できる。
この実施の形態では、ワーク51の倣い面51Aが、ノズル先端13Aの延長線上を延びており、この倣い面51Aに対し、一対の倣いローラー33A,33Bが当接し、倣い面51A上を転動する。従って、倣い面51Aの図中の下側に張り出して存在するバリ51Bの切断などに好適である。
図4は、別の実施の形態を示している。
図4Aにおいて、41は多関節ロボットのアームを示し、このアーム41の先端41Aには、フローティング機構43が固定されている。
フローティング機構43は、アーム41の先端41Aに固定された基部43Aを有し、この基部43Aには、リニアベアリング45を介して矢印X1及び矢印X2の双方向にスライド可能なスライダー47が支持され、スライダー47には、図4Cに示すように、左右一対のエアーシリンダー49,49が連結されている。このエアーシリンダー49,49の動作で、スライダー47は、エアー圧により、常時、矢印X1の方向に押圧され、矢印X2方向にエアー圧以上の圧力が作用すると、スライダー47が押し返され、すなわち、フローティング状態となる。
このスライダー47にはステー61が固定され、このステー61の図中前縁には支持プレート62が固定され、この支持プレート62には、ウォーター切断用(又はレーザー切断用)のノズル本体63が、図中で上下に間隔δ1をあけて、支持体64及び支持体65の二点で支持されている。ノズル本体63のノズル先端63Aは、図6に示すように、支持体65を貫通し、キャップ66内側を延出し、倣いローラー(倣い部材)71の貫通孔71A内に終端する。
この倣いローラー71は、ノズル先端63Aの軸線回りを回転自在に、キャップ66に取り付けられ、この倣いローラーと一対を成す倣いローラー73は、ノズル先端63Aの軸線回りを回転自在に、支持体74に取り付けられている。倣いローラー73は、軸方向の貫通孔73Aを有し、ノズル本体63のノズル先端63Aから出力されたウォーター(又はレーザー)が、倣いローラー71の貫通孔71Aを通り、後述するワーク53のエッジ53Eを切断した後、倣いローラー73の貫通孔73A、及び支持体74の貫通孔74Aを経て排出される。
この構成では、各倣いローラー71,73の軸線が、ウォーター(又はレーザー)の出力線と一致したが、これに限定されず、各倣いローラー71,73は、ワーク53を両側からガイドするように、ウォーター(又はレーザー)の出力方向に沿って配列されればよく、各軸線はずれてもよい。
上記支持体74は、図6に示すように、スライダー75に固定され、スライダー75は、リニアベアリング76に噛み合い、リニアベアリング76は、支持プレート62に固定されたプレート77に固定される。
支持プレート62には、サーボモーター(変位手段)79が固定され、このサーボモーター79の出力軸79Aは、回転板81に固定されている。回転板81には偏心カムフォロアー82が支持され、偏心カムフォロアー82が、図5Aに示すように、スライダー75の把持部75A,75Aの間に嵌合される。
サーボモーター79は、ロボットティーチングで記憶した、ワーク53の倣い面53Aの形態に関する制御データーに従って正逆回転される。このサーボモーター79が回転すると、回転板81が回転し、偏心カムフォロアー82が回転し、把持部75A,75Aを介してスライダー75が図中上下動する。例えば、図5Bに示すように、サーボモーター79が正回転すると、倣いローラー71,73の間が広がり、サーボモーター79が逆回転すると、その間が狭まる。
この構成では、ロボットティーチングの情報に従い、倣いローラー71,73の間が離間し、ワーク53の倣い面53Aに従う倣いが可能となるため、倣い面53Aが一様でなく、その形態が変化する場合であっても、倣いローラー71,73を、ワーク53の倣い面53Aに簡単に沿わすことができる。
この実施の形態では、図6に示すように、一対の倣いローラー71,73の間にワーク53が支持され、ワーク53の倣い面53A上を、一対の倣いローラー71,73が転動するため、倣いローラー71,73を、倣い面53Aに沿わせつつ、ノズル本体63のノズル先端63Aからウォーター(又はレーザー)を出力して、ワーク53のエッジ(又は端材)53Eを正確に切断できる。
また、倣いローラー71,73が、ノズル本体63の軸方向に配列されると共に、一方の倣いローラー71には、ノズル本体63のノズル先端63Aが臨む貫通孔71Aが設けられ、この一方の倣いローラー71に対し、他方の倣いローラー73が、サーボモーター79の機能により離間自在である。
従って、ワークの面取り量が変化する場合に追従が可能であり、倣い面53Aが一様でなく、形態が変化しても、或いは、面取り量が部位毎に変化するときに、倣いローラー71,73を、ワーク53の倣い面53Aに簡単に沿わすことができ、倣いローラー71,73をワークに沿わせつつ、ノズル先端63Aからレーザーを出力して、ワーク53のエッジ53Eを正確に切断できる。
図7及び図8は、別の実施の形態を示す。
なお、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
上記実施の形態では、倣い面51Aに対する切断位置は一定であったが、この実施の形態では、倣い面51Aに対する切断位置をオフセット自在である。
支持プレート15には、オフセット調整ネジ100を介して、倣いヘッド101が、矢印X方向に移動自在に取り付けられている。倣いヘッド101は、図7Bに示すように、略L字状に形成され、その先端部には、単一の倣いローラー(倣い部材、カムフォロアー)102が支持されている。倣いローラー102は、図7Aに示すように、ワーク51の倣い面51Aに当接し、その面51Aを転動しながら、ノズル本体13のノズル先端13Aからウォーター(又はレーザー)を出力し、ワーク51に一体に形成されたバリ(又は端材)51Bを切断して除去する。倣いローラー102の位置A,Bは、オフセット調整ネジ100の手動による調整によって、ノズルの先端13Aを基準にして、自由にオフセットが自在であり、例えば、図7Dに示すように、倣いローラー102の位置を、ノズル先端13Aを越えて、前方にオフセットすれば、倣いローラー102の位置より手前のバリ(又は端材)51Bを切断できる。
このオフセットは、例えば、図8A〜図8Dに示すように、バリ(又は端材)51Bの切断位置に応じて、手動により実行されるが、図示を省略したアクチュエーター等を用いて、自動で実行することが可能である。
図8A及び図8Bでは、ワーク51の倣い面51Aが直線部であり、図8Cでは、倣い面51Aが内Rであり、図8Dでは、倣い面51Aが外Rである。これらの場合には、倣いローラー102を適宜の位置にオフセットさせることで、倣いローラー102の手前、又は前方を自由に切断可能である。
以上、一実施の形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態の説明では、複数の倣いローラーを含む場合、一対の倣いローラーで説明したが、一対に限定されず、それ以上の複数であってもよい。また、ワークのバリ切断だけではなく、ワークの寸法取りなどの切断にも、これを適用できることは云うまでもない。
1,41 多関節ロボットのアーム
3,43 フローティング機構
9,49 エアーシリンダー
11,61 ステー
13,63 ノズル本体
13A,63A ノズル先端
17,79 サーボモーター(変位手段)
25 スライダー
31 倣いヘッド
33A,33B,71,73 倣いローラー
51 ワーク
51A 倣い面
51B バリ
本発明は、ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、ロボットのアームの先端にフローティング機構を設け、前記フローティング機構のスライダーに前記ノズル本体と、前記ワークを倣う倣い部材とを設け、前記倣い部材を前記ノズル本体に向けて進退自在に構成し、前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を変位させる変位手段を備えたことを特徴とする。
この場合、前記倣い部材が倣いローラーであってもよい。
この発明では、変位手段が、倣い部材とノズル本体との位置関係を変位させるため、倣い部材をワークに沿わせつつ、ノズル本体からウォーター(又はレーザー)を出力し、ワークに形成された端材やバリなどを容易に切断できる。
前記変位手段がオフセット調整ネジを備え、このオフセット調整ネジにより、ノズル本体によるワークの切断位置をオフセット自在に形成してもよい。
この構成では、ノズル本体によるワークの切断位置をオフセット自在としたため、オフセット調整により任意の位置を切断できる。
また、ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、ロボットのアームの先端にフローティング機構を設け、前記フローティング機構のスライダーに前記ノズル本体と、前記ワークを倣う複数の倣い部材とを設け、前記複数の倣い部材は前記ワークを両側からガイドするように、ウォーター又はレーザーの出力方向に沿って配列し、前記倣い部材間の距離を変位させる変位手段を備えてもよい。
前記倣い部材がワークを転動する倣いローラーであってもよい。

Claims (7)

  1. ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、
    前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を変位させる変位手段を備えたことを特徴とする倣い加工装置。
  2. 前記倣い部材がワークを転動する倣いローラーであることを特徴とする請求項1に記載の倣い加工装置。
  3. 前記変位手段がアクチュエーターを備え、このアクチュエーターが、前記倣い部材と前記ノズル本体との位置関係を、ワークの形状に関連させて変位させることを特徴とする請求項1又は2に記載の倣い加工装置。
  4. 前記倣い部材を複数備え、複数の倣い部材を倣いヘッドに支持し、この倣いヘッドをワークの形状に関連させて首振り自在に形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の倣い加工装置。
  5. 前記変位手段がオフセット調整ネジを備え、このオフセット調整ネジにより、ノズル本体によるワークの切断位置をオフセット自在に形成したことを特徴とする請求項1に記載の倣い加工装置。
  6. ウォーター又はレーザーを出力するノズル本体にワークを倣う倣い部材を取り付け、この倣い部材でワークを倣いながらノズル本体からのウォーター又はレーザーでワークを切断する倣い加工装置において、
    前記ワークを両側からガイドするように、ウォーター又はレーザーの出力方向に沿って、複数の倣い部材を配列し、前記倣い部材間の距離を変位させる変位手段を備えたことを特徴とする倣い加工装置。
  7. 前記倣い部材がワークを転動する倣いローラーであることを特徴とする請求項6に記載の倣い加工装置。
JP2010541630A 2009-10-09 2009-10-09 倣い加工装置 Active JP4799697B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/005275 WO2011042938A1 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 倣い加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4799697B2 JP4799697B2 (ja) 2011-10-26
JPWO2011042938A1 true JPWO2011042938A1 (ja) 2013-02-28

Family

ID=43856442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541630A Active JP4799697B2 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 倣い加工装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2471638B1 (ja)
JP (1) JP4799697B2 (ja)
CN (1) CN102510794B (ja)
ES (1) ES2658264T3 (ja)
WO (1) WO2011042938A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105334800B (zh) * 2015-12-04 2018-06-01 天水锻压机床(集团)有限公司 管端数字仿形补刀控制系统
IT201800004485A1 (it) * 2018-04-13 2019-10-13 Macchina e metodo per la lavorazione di un bordo di un pezzo.
JP7306936B2 (ja) * 2019-09-25 2023-07-11 ファナック株式会社 ワーク受け支持装置
CN111408852B (zh) * 2020-04-20 2021-05-04 山东沃烯新材料科技有限公司 一种石墨烯鞋垫裁样机和使用方法
CN113829127B (zh) * 2021-11-25 2022-04-08 广东职业技术学院 一种异步仿形加工设备及方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4222627B1 (ja) * 1939-11-26 1942-11-06
JPS4222627Y1 (ja) * 1965-05-04 1967-12-22
JPS5855862B2 (ja) * 1977-05-25 1983-12-12 新日本製鐵株式会社 切断装置
JPS55103077U (ja) * 1979-01-10 1980-07-18
JPS55103077A (en) * 1979-01-30 1980-08-06 Toshiba Corp Power converter
JPS5847376A (ja) * 1981-09-17 1983-03-19 Canon Inc フレ−ム・トランスフア−型撮像素子
JPS5847376U (ja) * 1981-09-18 1983-03-30 松下電器産業株式会社 倣い装置
JPS6281286A (ja) * 1985-10-03 1987-04-14 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工装置
JP2601530Y2 (ja) * 1991-07-31 1999-11-22 株式会社スギノマシン ウォータジェット切断装置
JP2514138B2 (ja) * 1992-01-16 1996-07-10 村田機械株式会社 レ―ザ加工機の倣い制御装置
JPH08229691A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Sumitomo Metal Ind Ltd レーザ溶接装置
JPH09201794A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Asahi Glass Co Ltd 合わせガラス中間膜の自動耳切り装置
JPH11151700A (ja) * 1997-11-18 1999-06-08 Kawatetsu Transportation & Technology Co Ltd 切断・研掃装置およびそれを用いる施工方法
JPH11314186A (ja) * 1998-04-28 1999-11-16 Amada Co Ltd ハンディトーチによる加工方法およびその装置
JP3394750B2 (ja) * 2000-10-02 2003-04-07 ファナック株式会社 ワーク押し付け装置
CN2523554Y (zh) * 2001-09-12 2002-12-04 刘恒 金属板料定心圆与仿形切割装置
JP4026466B2 (ja) * 2002-10-08 2007-12-26 日産自動車株式会社 レーザ溶接装置およびレーザ溶接方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2471638A1 (en) 2012-07-04
EP2471638A4 (en) 2015-09-02
CN102510794B (zh) 2014-11-12
CN102510794A (zh) 2012-06-20
EP2471638B1 (en) 2017-12-06
ES2658264T3 (es) 2018-03-09
JP4799697B2 (ja) 2011-10-26
WO2011042938A1 (ja) 2011-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4799697B2 (ja) 倣い加工装置
TWI533974B (zh) 加工裝置
JP4642629B2 (ja) 樹脂チューブの高速曲げ方法とこの方法に用いる3次元曲げ型
CN203418280U (zh) 一种自定心式滚花机构
WO2016103964A1 (ja) パイプ曲げ型ユニット、及び該ユニットを備えたパイプ曲げ加工装置
CN1056546C (zh) 带有可动模具的旋转装置
JP2008173762A (ja) 加工用エンドレスベルトを使用するロボット式工作機械
JP3869115B2 (ja) 加工機械
CN103406712A (zh) 一种自定心式滚花机构
JP5033368B2 (ja) ローラヘミング装置
JP2008036676A (ja) 曲げ加工装置
JP4559374B2 (ja) ローラヘミング装置及びローラヘミング加工方法
KR20200095855A (ko) 자동 절단가공장치
JP4356644B2 (ja) 中空カム軸の製造方法
JP3782651B2 (ja) 線材曲げ成形方法
JP2020127963A (ja) 非円形管体の製造方法及び管体成形装置
WO2010058442A1 (ja) 切削加工装置及び切削加工方法
JP2005008299A (ja) 円柱状または円筒状の長尺物のセンターリングガイド装置
JP5399135B2 (ja) ヘミング加工装置
KR101018721B1 (ko) 정착롤러용 중공관 성형방법 및 성형장치
JP6444780B2 (ja) 丸鋸腰入装置及び丸鋸腰入方法
JPH0510973Y2 (ja)
JP5210805B2 (ja) ロールヘミング装置
JP2006068746A (ja) パンチプレス装置
JPS6025340Y2 (ja) 倣いシフト装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4799697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250