JPH11151700A - 切断・研掃装置およびそれを用いる施工方法 - Google Patents

切断・研掃装置およびそれを用いる施工方法

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JPH11151700A
JPH11151700A JP31687397A JP31687397A JPH11151700A JP H11151700 A JPH11151700 A JP H11151700A JP 31687397 A JP31687397 A JP 31687397A JP 31687397 A JP31687397 A JP 31687397A JP H11151700 A JPH11151700 A JP H11151700A
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JP
Japan
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guide rail
cutting
shaped guide
belt
polishing
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Application number
JP31687397A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Nojima
康敬 野島
Kenichi Fukuda
健一 福田
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JFE Logistics Corp
Original Assignee
Kawatetsu Logistics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平状態はもちろんのこと、垂直状態の筒状
体、あるいは平面体等を高能率で切断又は研掃すること
ができる切断・研掃装置およびそれを用いる施工方法を
提供する。 【解決手段】 施工対象物に沿わせて設ける帯状ガイド
レール3に移動自在に装着する装置本体に対して、高圧
水ノズル4又は研掃部材と前記ガイドレール面に垂直な
方向へ回動可能なアームにより接触転動する磁性体の走
行輪5と該走行輪の駆動モータ6とを設けてなる切断・
研掃装置と、施工対象物の切断又は研掃方向に沿って帯
状ガイドレールを設けて、該帯状ガイドレールに前記切
断・研掃装置を装着して施工対象物を切断又は研掃する
ことを特徴とする施工方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平状態はもちろ
んのこと、垂直状態の筒状体、あるいは平面体等を高能
率で切断又は研掃することができる切断・研掃装置およ
びそれを用いる施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大口径管を高圧水で切断する装置につい
ては、例えば上下水道ヒューム管を切断可能な高圧水切
断装置が使用されている。初期のこの種の装置は高圧水
ノズルを人手によって保持することの難点をヒューム管
の全周に張られたチェンによって案内させるものであっ
た。しかし、単にチェンによって管状体外周の高圧水ノ
ズルの移動を行なわせるのみであると、切断の始めと終
わりが合わないことが多い。この点を実開平6-46900号
ではチェンに樋状のガイドレールを設けることで解決し
ている。ガイドレールが管状体全周に取付けられ、その
ガイドレール内のチェンを利用して高圧水ノズルが管状
体外周を移動するため、切断の始めと終わりが合わない
といった難点が解決されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記実開平6-46900号
に示した装置は、上下水道ヒューム管のような水平に設
置されたものの切断は可能であるが、タンクその他の垂
直方向の管状体あるいは筒体の切断には無理がある。垂
直方向に設置されている管状体あるいは筒体の外周を回
るための保持手段が適当でないと、切断に伴って移動す
ると下がっていくので、螺旋状に切断されてしまう。作
業面からみても、切断に先立って管状体あるいは筒体の
外周全体へチェンおよびガイドレールを設置する手間が
多くかかり、切断作業前の準備が切断作業全体の能率を
低下させている。加えて、切断対象物の径に応じたガイ
ドレールの製作が必要であるし、切断対象物が大径にな
るとガイドレールの重量が重くなり、重機等を必要とす
る。更に作業時においては、高圧水ノズルの移動を行な
わせる駆動モータがガイドレール上にあるのでその部分
が切断できないため、チェンとガイドレールを緩めてモ
ータを含めた全体を円周に沿ってずらし、ノズルユニッ
トの切断位置合わせをして、残りの切れていない部分を
切断しなければならない難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、水平状態はもち
ろんのこと、垂直状態の筒状体、あるいは平面体等を切
断又は研掃できて、しかも、施工前の準備も簡単な作業
ですむ切断・研掃装置について検討した結果、施工対象
物に沿わせて設ける帯状ガイドレールに移動自在に装着
する装置本体に対して、高圧水ノズル又は研掃部材と前
記ガイドレールに接触転動する走行輪と該走行輪の駆動
モータとを設けてなる切断・研掃装置とした。
【0005】帯状ガイドレールに接触転動する走行輪は
磁性体(永久磁石)が最も好ましく、その走行輪を帯状ガ
イドレール面に垂直な方向へ回動することが可能なアー
ムにより装置本体へ設ける。磁性体の走行輪の回転はモ
ータによる。走行輪については帯状ガイドレール面に垂
直な方向へ付勢するようにしたゴム、合成樹脂等の車輪
であってもよい。
【0006】帯状ガイドレールに装置本体を装着する手
段は、帯状ガイドレールを表裏から挾む転動輪および帯
状ガイドレールの縁部に転動するガイド輪であり、装置
本体の前後に対して表裏で対の転動輪が帯状ガイドレー
ル面に垂直な方向に回動可能に設けられ、前後の転動輪
間に伸縮調節杆又はバネを設けて、帯状ガイドレールの
軌跡、すなわち、切断・研掃対象物の外周に沿って走行
するようにした。
【0007】更に、施工対象物の切断又は研掃方向に沿
って帯状ガイドレールを設け、該帯状ガイドレールに上
記切断・研掃装置を装着して施工対象物を切断又は研掃
することを特徴とする施工方法を開発した。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の切断・研掃装置の
正面図、図2は同装置の平面図、図3は右側面図であ
る。本発明の切断・研掃装置1は切断・研掃対象物2の表
面(外周)に少し間隔を置いて(この例ではほぼ80mm)固定
した帯状のガイドレール3(この例では100mm幅、4.5mm
厚)に移動自在に装着する装置本体に対して、高圧水ノ
ズル4(図示することを省略するが、研掃が目的の場合
は高圧水を用いる研掃用ノズルや回転ブラシ等の研掃部
材を高圧水ノズルに付け代えて用いる)と、前記帯状ガ
イドレール3に接触転動する走行輪5と、その走行輪5
の駆動モータ6とを設けている。切断部位へ高圧水ノズ
ルが配置されるように、切断・研掃対象物2に対する帯
状ガイドレール3の固定は切断・研掃対象物が金属であ
れば、帯状ガイドレールに固定した磁石、切断・研掃対
象物とレール間に介在させたレール保持金属棒による溶
接保持、又は吸盤、切断・研掃対象物がコンクリートな
どの場合はアンカーボルト止めなどによって行なう。帯
状ガイドレール3は切断・研掃対象物2の全周へ一度に
設ける必要はなく、切断・研掃の進行に従って、後方の
切断・研掃済部分の帯状ガイドレールを進行方向前方へ
継ぎ足して用いるようにすることができる。このことは
後に図6によって更に説明する。
【0009】帯状ガイドレール3に接触転動する走行輪
5は、この例では帯状ガイドレールが鋼製であるから、
永久磁石である(25Kgf/個程度で帯状ガイドレールと密
着する)。この走行輪5をアーム7により帯状ガイドレ
ール3面に垂直な方向へ回動することができるように装
置本体へ支軸8によって設けている。磁性体の走行輪5
の回転はチェン9で連結したモータ6による。
【0010】本発明の切断・研掃装置の移動を円滑に行
なうためと、高圧水の反力を帯状ガイドレールに吸収さ
せるために、装置本体には帯状のガイドレール3を表裏
から挾むように転動輪10a,10bを一対づつ4個所設けて
いる。転動輪10a,10bは帯状ガイドレール3を表裏から
挾む間隔で回動可能に本体側へ軸支された回動ブラケッ
ト11に設けられており、図4,5にみられるように、走
行方向前後の回動ブラケット11,11を伸縮調節杆12,12に
軸支し、伸縮調節杆12,12の他端装置中央側をおねじ構
造として、中央部に両者共通のめねじ13を螺合し、該め
ねじ13を装置本体から突出させた保持ブラケット14へ保
持させて、めねじ13を回せばターンバックル同様に伸縮
調節杆12,12が伸縮して回動ブラケット11,11を回動させ
て帯状のガイドレール3を表裏から挾む転動輪10a,10b
の角度を変えることができるのである。なお、伸縮調節
杆とそれに螺合させためねじはコイルバネやゴム弾性体
に代えることもできる。これらによって帯状ガイドレー
ルの軌跡に沿って走行可能となっている。帯状ガイドレ
ール3の幅方向に対する揺れを防止するために、前後2
個づつのガイド輪16を帯状ガイドレール3の幅だけ開け
て装置本体に設けている。
【0011】図6は本発明の切断・研掃装置による作業
の一例の様子を示す斜視図である。この例は縦型鋼製タ
ンクの解体時の様子を示している。切断・研掃対象物2
は、加圧水ポンプの性能によるが、厚みが100mm程度の
ものでも切断することができる。作業は足場15さえ組め
れば、図6のように切断部位へ帯状ガイドレール3をマ
グネット18により固着させる。マグネット18は100Kgf/
1個の吸着力があり、帯状ガイドレール1.5m当り3個
設けており、高圧水ノズルの噴射力が20Kgfであるから
十分に噴射反力に耐えることができる。マグネット18は
作用ノブ18aの切り換えによって(図2,3参照)鋼製タン
クに作用させることができる。帯状ガイドレール3は切
断・研掃対象物2の全周へ一度に設ける必要はなく、切
断・研掃の進行に従って、後方の切断・研掃済部分の帯状
ガイドレールを進行方向前方へ継ぎ足して用いる。従っ
て、切断・研掃作業に至るまでの準備が簡略化される
し、高能率で行なえる。帯状ガイドレール3の取付け
は、ケガキされた切断・研掃線に高圧水ノズル4が一致
する水準となる。固定された帯状ガイドレールの端部へ
本装置を取付け、コントローラユニット17を操作しなが
ら切断・研掃していく。オペレーターの外には必要に応
じて洗浄作業員、研削材供給作業員を配備する。また、
切断・研掃状況に応じて切断・研掃対象物を上方へ吊る。
切断・研掃の進行に従って、後方の切断・研掃済部分の帯
状ガイドレールを進行方向前方へ継ぎ足して用いるの
で、帯状ガイドレールを全周へ一度に設ける必要がな
く、しかも、作業を中断しなくてもよくなっている。
【0012】本発明の切断・研掃装置による作業は上記
のような縦型の切断・研掃対象物を輪切りや研掃するこ
とを可能にしたが、従来よりチェンによって行なわれて
いる横型のヒューム管、ボックスカルバート等の切断・
研掃も帯状ガイドレールの適当な固着手段の選択によっ
て可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明によって、水平状態はもちろんの
こと、垂直状態の筒状体、平面体等を切断・研掃でき、
しかも、切断・研掃前の準備が簡単な切断・研掃装置の提
供と、高能率な切断・研掃を実施可能とした。特に、反
応筒などの縦型、かつ大型の筒状体を高圧水によって容
易に切断解体できることとなった点は、安全性、作業能
率の向上、低コスト化等に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断・研掃装置の正面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の一部破断右側面図である。
【図4】切断対象が湾曲状態で、帯状ガイドレールが湾
曲している場合に本発明の切断・研掃装置を使用可能と
した場合の平面図である。
【図5】帯状ガイドレールが直線状態のとき本発明の切
断・研掃装置を使用する場合の平面図である。
【図6】本発明の切断・研掃装置による作業の一例の様
子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 切断・研掃装置 2 切断・研掃対象物 3 ガイドレール 4 高圧水ノズル 5 走行輪 6 駆動モータ 7 アーム 8 支軸 9 チェン 10a 転動輪 10b 転動輪 11 回動ブラケット 12 伸縮調節杆 13 めねじ 14 保持ブラケット 15 足場 16 ガイド輪 17 コントローラユニット 18 マグネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工対象物に沿わせて設ける帯状ガイド
    レールに移動自在に装着する装置本体に対して、高圧水
    ノズル又は研掃部材と前記ガイドレールに接触転動する
    走行輪と該走行輪の駆動モータとを設けてなる切断・研
    掃装置。
  2. 【請求項2】 帯状ガイドレールに接触転動する走行輪
    が磁性体であり、該走行輪を帯状ガイドレール面に垂直
    な方向へ回動可能なアームにより装置本体へ設けてなる
    請求項1記載の切断・研掃装置。
  3. 【請求項3】 帯状ガイドレールに装置本体を装着する
    手段が、帯状ガイドレールを表裏から挾む転動輪および
    帯状ガイドレールの縁部に転動するガイド輪であり、装
    置本体の前後に対して表裏で対の転動輪が帯状ガイドレ
    ール面に垂直な方向に回動可能に設けられ、前後の転動
    輪間に伸縮調節杆または弾性体を設けて、帯状ガイドレ
    ールの軌跡に沿って走行可能としてなる請求項1又は2
    記載の切断・研掃装置。
  4. 【請求項4】 施工対象物の切断又は研掃方向に沿って
    帯状ガイドレールを設け、該帯状ガイドレールに請求項
    1,2又は3記載の切断・研掃装置を装着して施工対象物
    を切断又は研掃することを特徴とする施工方法。
JP31687397A 1997-11-18 1997-11-18 切断・研掃装置およびそれを用いる施工方法 Pending JPH11151700A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011042938A1 (ja) * 2009-10-09 2011-04-14 日本省力機械株式会社 倣い加工装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011042938A1 (ja) * 2009-10-09 2011-04-14 日本省力機械株式会社 倣い加工装置
JP4799697B2 (ja) * 2009-10-09 2011-10-26 日本省力機械株式会社 倣い加工装置

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