JPWO2010061904A1 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

媒体上に複数のインク層を形成可能なインクジェットプリンタにおいて、印刷時間の短縮化を図ることを目的とする。インクジェットプリンタ(100)は、媒体(M)にインクを吐出するインクヘッドユニット(102)と、インクヘッドユニット(102)を左右方向に移動させる移動機構(130)と、媒体(M)を前後方向に搬送する搬送機構(55)と、制御装置(50)とを備えている。制御装置(50)は、媒体(M)を前方へ順次搬送しながらインクヘッドユニット(102)からインクを吐出させる第1の印刷と、媒体(M)を後方へ順次搬送しながらインクヘッドユニット(102)からインクを吐出させる第2の印刷とを行う。

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来から、記録紙などの媒体にインクを吐出することによって、当該媒体に印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。また、印刷に際して、媒体の表面に複数のインク層を積層させるインクジェットプリンタも知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたインクジェットプリンタでは、インクヘッドユニットがインクを吐出しながら左右方向に移動する度に、媒体は所定の搬送量だけ前方へ搬送される。そして、このような動作が繰り返されることによって、媒体の全面にわたって1つのインク層が形成される。インク層が形成されると、媒体はいったん後方へ引き戻される。その後、同様にして、インクヘッドユニットがインクを吐出しながら左右方向に移動し、媒体は順次前方へ搬送される。その結果、上記インク層の上に新たなインク層が形成される。
特開2005−205670号公報
上記インクジェットプリンタは、1つのインク層を形成した後、媒体をいったん後方へ引き戻し、その後に他のインク層を形成する。そのため、媒体を後方へ引き戻す分だけ、印刷時間が長くなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、媒体上に複数のインク層を形成可能なインクジェットプリンタにおいて、印刷時間の短縮化を図ることにある。
本発明に係るインクジェットプリンタは、媒体に向かってインクを吐出するインクヘッドユニットと、前記インクヘッドユニットを左右方向に移動させる移動機構と、前記媒体を前後方向に搬送する搬送機構と、前記インクヘッドユニット、前記移動機構、および前記搬送機構を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記媒体を前方へ順次搬送しながら前記インクヘッドユニットからインクを吐出させる第1の印刷と、前記媒体を後方へ順次搬送しながら前記インクヘッドユニットからインクを吐出させる第2の印刷とを行うものである。
本発明によれば、媒体上に複数のインク層を形成可能なインクジェットプリンタにおいて、印刷時間の短縮化を図ることができる。
インクジェットプリンタの要部の正面図である。 第1の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態の第1実施例に係る印刷方法の説明図である。 第1の実施形態の第2実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(e)は、第1の実施形態の第2実施例に係る印刷方法の説明図である。 第2の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態の第1実施例に係る印刷方法の説明図である。 第2の実施形態の第2実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態の第2実施例に係る印刷方法の説明図である。 第2の実施形態の第3実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(e)は、第2の実施形態の第3実施例に係る印刷方法の説明図である。 第2の実施形態の第4実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(e)は、第2の実施形態の第4実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第3の実施形態の第1実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第2実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(h)は、第3の実施形態の第2実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第3実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(f)は、第3の実施形態の第3実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第4実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(e)は、第3の実施形態の第4実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第5実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(f)は、第3の実施形態の第5実施例に係る印刷方法の説明図である。 第3の実施形態の第6実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(f)は、第3の実施形態の第6実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第4の実施形態の第1実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第2実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(h)は、第4の実施形態の第2実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第3実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(f)は、第4の実施形態の第3実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第4実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(d)は、第4の実施形態の第4実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第5実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(e)は、第4の実施形態の第5実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第6実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(j)は、第4の実施形態の第6実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第7実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(f)は、第4の実施形態の第7実施例に係る印刷方法の説明図である。 第4の実施形態の第8実施例に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 (a)〜(g)は、第4の実施形態の第8実施例に係る印刷方法の説明図である。 第8の実施形態に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 第9の実施形態に係るインクヘッドユニットおよび紫外線ランプの配置図である。 印刷物の断面図である。
本明細書において「媒体」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録媒体は勿論のこと、PVC、ポリエステル等の樹脂材料やアルミ、鉄、木材などの各種の材料が含まれるものとする。
また、本明細書において「インクジェット方式」とは、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、従来より公知の各種の手法によるインクジェット技術による印刷方式を意味するものとする。
−インクジェットプリンタの構成−
始めに、インクジェットプリンタ100の構成を説明する。インクジェットプリンタ100は、媒体として、例えば記録紙Mを用いるものである。インクジェットプリンタ100は、紫外線が照射されると硬化するインク(以下、「UVインク」と適宜に称する。)を使用する。
インクジェットプリンタ100は、左右方向に延びるベース部材112を備えている。ベース部材112の左右両端には、側方部材114L、114Rが設けられている。側方部材114Lと側方部材114Rとは、中央壁122によって連結されている。側方部材114R内には、それぞれ種類の異なるUVインクを貯留した複数のインクカートリッジ116が配設されている。なお、図1においては、1個のインクカートリッジ116のみを表している。
インクカートリッジ116には、インクチューブ118の一端が接続されている。インクチューブ118の他端には、後述するインクヘッド103(図2参照)が接続されている。詳細は後述するが、インクヘッド103はUVインク毎に設けられている。複数のインクヘッド103によって、インクヘッドユニット102が構成されている。インクカートリッジ116に貯留されたUVインクは、インクチューブ118を介して、インクヘッド103へ供給される。なお、図1においては、1本のインクチューブ118のみを表している。インクチューブ118は、インクチューブガイド120の内部に挿通され、このインクチューブガイド120に支持されている。
中央壁122の壁面には、ガイド受け部材123が設けられている。インクチューブガイド120は、ガイド受け部材123により支持されている。中央壁122の壁面には、左右方向に移動自在なワイヤー124が配設されている。ワイヤー124には、キャリッジ130が固定されている。ワイヤー124の移動に伴い、キャリッジ130は左右方向に移動する。以下では、キャリッジの移動方向を主走査方向Yと称する。
インクヘッドユニット102は、キャリッジ130に搭載されている。キャリッジ130には、紫外線を照射する照射装置として、LED(Light Emitting Diode)ランプから構成される2つの紫外線ランプ2、106が搭載されている。なお、紫外線ランプ2および106の詳細については後述する。図1に示す紫外線ランプ2および106は、後述する第1の実施形態の第1実施例に係る照射装置であり、本発明に係る照射装置の一例に過ぎない。インクヘッドユニット102、紫外線ランプ2、紫外線ランプ106は、主走査方向Yに往復移動可能に構成されている。
インクジェットプリンタ100は、記録紙Mを前後方向に搬送するローラとして、グリッドローラ55を備えている。グリッドローラ55は主走査方向Yに沿って複数設けられている。図1では、左端および右端のグリッドローラ55のみを表している。図示は省略するが、グリッドローラ55の上方には、グリッドローラ55との間に記録紙Mを挟み込むピンチローラが設けられている。以下では、記録紙Mの搬送方向を副走査方向Xと称する。
インクジェットプリンタ100は、マイクロコンピュータからなる制御装置50を備えている。制御装置50は、インクジェットプリンタ100の各種動作を制御する。すなわち、制御装置50は、キャリッジ130の移動、グリッドローラ55による記録紙Mの搬送、紫外線ランプ2および106の点灯ならびに消灯、インクヘッドユニット102におけるインクの吐出などを制御する。
以下、複数の実施例を説明する。これら実施例は、インクヘッドユニットおよび照射装置の態様が互いに異なっている。
(1)第1の実施形態について
図2に示すように、インクヘッドユニット102は、プロセスカラーインクを吐出するインクヘッド103aと、クリアー(透明)インクを吐出するインクヘッド103bと、ホワイト(白色)インクを吐出するインクヘッド103cとを有している。各インクはUVインクである。なお、以下では、インクヘッド103a、103b、103cを、それぞれプロセスカラーインクヘッド、クリアーインクヘッド、ホワイトインクヘッドと適宜称することとする。
プロセスカラーインクヘッド103aは、より詳細には、青色(シアン)のインクを吐出するインクヘッドと、赤色(マゼンタ)のインクを吐出するインクヘッドと、黄色(イエロー)のインクを吐出するインクヘッドと、黒色(ブラック)のインクを吐出するインクヘッドとにより構成されている。以下では、青色、赤色、黄色、黒色のインクを吐出するインクヘッドを、それぞれ青色インクヘッド、赤色インクヘッド、黄色インクヘッド、黒色インクヘッドと適宜に称する。
図2および他の図面において、“F”、“Re”、“Le”、“R”は、それぞれ前方、後方、左方、右方を表す。“A”、“B”は、キャリッジの行き方向、帰り方向を表す。ここでは、行き方向Aは左方向、帰り方向Bは右方向であるが、それらは逆であっても構わない。行き方向Aのみでインクを吐出する印刷は、単方向(Uni−Direction)印刷である。行き方向Aおよび帰り方向Bの両方でインクを吐出する印刷は、双方向(Bi−Direction)印刷である。
(1−1)第1実施例
図2は、第1の実施形態の第1実施例に係り、インクヘッドユニット102等を図1のA1方向から見た配置図である。第1実施例では、各プロセスカラーインクヘッド103aと、クリアーインクヘッド103bと、ホワイトインクヘッド103cとが、前後方向に関して揃った位置に配置されている。インクヘッドユニット102の右方には、紫外線ランプ106が配置されている。インクヘッドユニット102および紫外線ランプ106の後方には、紫外線ランプ2が配置されている。図2および他の図面において、インクヘッド103a、103b、および103cの実線で描かれた各矩形領域は、インクの吐出領域を示す。紫外線ランプ2および106の実線で描かれた各矩形領域は、紫外線の照射領域を示す。符号Lは、紫外線ランプ2および106の各照射領域の前後方向長さを示す。インクヘッドユニット102と紫外線ランプ106との左右方向の間隔は、長さGである。各インクヘッド103a、103b、および103cの吐出領域と、紫外線ランプ106の照射領域との前後方向長さは同一である。インクヘッドユニット102と紫外線ランプ2との前後方向の間隔は、長さG2である。なお、本実施形態および後述の各実施形態の各実施例において、G2は零であってもよい。本実施例では、インクヘッドユニット102の後方に配置された紫外線ランプ2は、インクヘッドユニット102の側方に配置された紫外線ランプ106よりも左右方向の長さが長い。しかし、本実施形態および後述の各実施形態の各実施例において、インクヘッドユニットの後方に配置された紫外線ランプの左右方向長さは、インクヘッドユニットの側方に配置された紫外線ランプ106の左右方向長さと等しくてもよく、それより短くてもよい。
インクジェットプリンタ100は、記録紙を前方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニットからインクを吐出する第1の印刷と、記録紙を後方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニットからインクを吐出する第2の印刷とを行うことができる。第1の印刷では、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cがインクを吐出し、クリアーインクヘッド103bはインクを吐出しない。第2の印刷では、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cはインクを吐出せず、クリアーインクヘッド103bがインクを吐出する。第1の印刷では、インクヘッドユニットの側方に配置された紫外線ランプは、常時または適宜に点灯される。これにより、記録紙上のプロセスカラーインクおよびホワイトインクに紫外線が照射され、それらのインクは硬化する。
次に、第2の印刷時におけるインクヘッドユニット102および紫外線ランプ2,106の動作について説明する。インクヘッドユニット102および紫外線ランプ2,106の動作態様には、様々なものが存在する。図3(a)〜(d)はそれらの例である。各図において、“○”はインクヘッドユニット102(詳しくは、クリアーインクヘッド103b。以下同様)がインク(詳しくは、クリアーインク。以下同様)を吐出することを表し、“×”はインクヘッドユニット102がインクを吐出しないことを表す。
図3(a)に示すように、第1の方法では、キャリッジ130が行き方向Aに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は消灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出する。キャリッジ130が帰り方向Bに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は点灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出しない。
この第1の方法によれば、記録紙上に吐出されたクリアーインクに対して、吐出直後に紫外線が照射されることはなく、紫外線が照射されるまで所定の時間を有することとなる。これにより、クリアーインクの表面状態が平滑となり、紫外線ランプ106から照射された紫外線により、表面状態が平滑な状態でクリアーインクが硬化されることとなる。このため、硬化されたクリアーインクは光沢感を生じるようになり、その結果、光沢感の大きい印刷物を得ることができる。なお、クリアーインクは、紫外線ランプ2によっても硬化される。
このような光沢感の大きい印刷は、「グロス印刷」と呼ばれる。逆に、インクが吐出されてから硬化されるまでの時間が短いと、インクの表面状態は凸凹した状態となり、光沢感のない印刷物を得ることができる。このような光沢感のない印刷は、「マット印刷」と呼ばれる。
図3(b)に示すように、第2の方法では、キャリッジ130が行き方向Aに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は消灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出する。キャリッジ130が帰り方向Bに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は消灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出しない。第2の方法によれば、更に光沢感の大きい印刷物を得ることができる。
図3(c)に示すように、第3の方法では、キャリッジ130が行き方向Aに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は消灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出する。キャリッジ130が帰り方向Bに移動する際には、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は点灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出する。
図3(d)に示すように、第4の方法では、キャリッジ130が行き方向Aに移動する際および帰り方向Bに移動する際の両方において、紫外線ランプ2は点灯し、紫外線ランプ106は消灯し、インクヘッドユニット102はインクを吐出する。
(1−2)第2実施例
図4に示すように、第2実施例は、インクヘッドユニット102の左方に紫外線ランプ104を配置したものである。その他の構成は実施例1と同様である。
第2実施例では、第2の印刷において、例えば図5(a)〜(e)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(2)第2の実施形態について
図6に示すように、第2の実施形態は、ホワイトインクヘッド103cが、青色インクヘッド103aa、赤色インクヘッド103ab、黄色インクヘッド103ac、黒色インクヘッド103ad、およびクリアーインクヘッド103bよりも後方に配置されたものである。第2の実施形態においても、記録紙を前方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニットからプロセスカラーインクおよびホワイトインクを吐出する第1の印刷と、記録紙を後方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニットからクリアーインクを吐出する第2の印刷とを行う。
(2−1)第1実施例
図6は、第2の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニット102−1等を表している。符号L2は、インクヘッドユニット102−1の吐出領域の前後方向長さを示す。インクヘッドユニット102−1の右方には、紫外線ランプ106−1が配置されている。紫外線ランプ106−1の照射領域の前後方向長さはL2である。インクヘッドユニット102−1および紫外線ランプ106−1の後方には、紫外線ランプ20が配置されている。インクヘッドユニット102−1、紫外線ランプ20および106−1は、キャリッジ130−1に搭載されている。
第1実施例では、第2の印刷において、例えば、図7(a)〜(d)に示すような方法を用いることができる。図7および他の図面において、“W”はホワイトインクヘッド、“P”はプロセスカラーインクヘッド、“CL”はクリアーインクヘッドを示す(以下同様)。各方法の内容はこれらの図から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(2−2)第2実施例
図8に示すように、第2実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびクリアーインクヘッド103bの右方に紫外線ランプ106−1aを配置し、ホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−1bを配置したものである。
第2実施例では、第2の印刷において、例えば図9(a)〜(d)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(2−3)第3実施例
図10に示すように、第3実施例は、インクヘッドユニット102−1の左方に紫外線ランプ104−1を配置し、インクヘッドユニット102−1および紫外線ランプ104−1の後方に紫外線ランプ20を配置したものである。
第3実施例では、第2の印刷において、例えば図11(a)〜(e)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(2−4)第4実施例
図12に示すように、第4実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびクリアーインクヘッド103bの左方に紫外線ランプ104−1aを配置し、ホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−1bを配置したものである。
第2実施例では、第2の印刷において、例えば図13(a)〜(e)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3)第3の実施形態について
図14に示すように、第3の実施形態は、クリアーインクヘッド103bが、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cよりも前方に配置されたものである。第3の実施形態においても、記録紙を前方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニット102−2からプロセスカラーインクおよびホワイトインクを吐出する第1の印刷と、記録紙を後方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニット102−2からクリアーインクを吐出する第2の印刷とを行う。
(3−1)第1実施例
図14は、第3の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニット102−2等を表している。インクヘッドユニット102−2の右方には、紫外線ランプ106−1が配置されている。インクヘッドユニット102−2および紫外線ランプ106−1の後方には、紫外線ランプ40が配置されている。インクヘッドユニット102−2、紫外線ランプ40および106−1は、キャリッジ130−2に搭載されている。
第1実施例では、第2の印刷において、例えば図15(a)〜(d)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3−2)第2実施例
図16に示すように、第2実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−1aを配置し、クリアーインクヘッド103bの右方に紫外線ランプ106−1bを配置したものである。
第2実施例では、第2の印刷において、例えば図17(a)〜(h)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3−3)第3実施例
図18に示すように、第3実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−3を配置し、インクヘッドユニット102−2および紫外線ランプ106−3の後方に紫外線ランプ40を配置したものである。
第3実施例では、第2の印刷において、例えば図19(a)〜(f)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3−4)第4実施例
図20に示すように、第4実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−1を配置し、インクヘッドユニット102−2および紫外線ランプ104−1の後方に紫外線ランプ40を配置したものである。
第4実施例では、第2の印刷において、例えば図21(a)〜(e)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3−5)第5実施例
図22に示すように、第5実施例は、クリアーインクヘッド103bの左方に紫外線ランプ104−1aを配置し、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−1bを配置し、インクヘッドユニット102−2および紫外線ランプ104−1(すなわち、紫外線ランプ104−1aおよび104−1b)の後方に紫外線ランプ40を配置したものである。
第5実施例では、第2の印刷において、例えば図23(a)〜(f)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(3−6)第6実施例
図24に示すように、第6実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−3を配置し、インクヘッドユニット102−2および紫外線ランプ104−3の後方に紫外線ランプ40を配置したものである。
第6実施例では、第2の印刷において、例えば図25(a)〜(f)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4)第4の実施形態について
図26に示すように、第4の実施形態は、クリアーインクヘッド103bがプロセスカラーインクヘッド103aよりも前方に配置され、ホワイトインクヘッド103cがプロセスカラーインクヘッド103aよりも後方に配置されたものである。第4の実施形態においても、記録紙を前方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニット102−3からプロセスカラーインクおよびホワイトインクを吐出する第1の印刷と、記録紙を後方に順次搬送しつつ、インクヘッドユニット102−3からクリアーインクを吐出する第2の印刷とを行う。
(4−1)第1実施例
図26は、第4の実施形態の第1実施例に係るインクヘッドユニット102−3等を表している。インクヘッドユニット102−3の右方には、紫外線ランプ106−2が配置されている。紫外線ランプ106−2の照射領域の前後方向長さL3は、クリアーインクヘッド103b、プロセスカラーインクヘッド103a、およびホワイトインクヘッド103cの照射領域の前後方向長さの合計と等しい。インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ106−2の後方には、紫外線ランプ68が配置されている。インクヘッドユニット102−3、紫外線ランプ68および106−2は、キャリッジ130−3に搭載されている。
第1実施例では、第2の印刷において、例えば図27(a)〜(d)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−2)第2実施例
図28に示すように、第2実施例は、クリアーインクヘッド103bの右方に紫外線ランプ106−2aを配置し、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−2bを配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ106−2(すなわち、紫外線ランプ106−2aおよび106−2b)の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。紫外線ランプ106−2aの前後方向長さLは、クリアーインクヘッド103bの前後方向長さと等しい。紫外線ランプ106−2bの前後方向長さL2は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの前後方向長さの合計と等しい。
第2実施例では、第2の印刷において、例えば図29(a)〜(h)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−3)第3実施例
図30に示すように、第3実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−4を配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ106−4の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第3実施例では、第2の印刷において、例えば図31(a)〜(f)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−4)第4実施例
図32に示すように、第4実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびクリアーインクヘッド103bの右方に紫外線ランプ106−2cを配置し、ホワイトインクヘッド103cの右方に紫外線ランプ106−2dを配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ106−2(すなわち、紫外線ランプ106−2cおよび106−2d)の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第4実施例では、第2の印刷において、例えば図33(a)〜(d)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−5)第5実施例
図34に示すように、第5実施例は、インクヘッドユニット102−3の左方に紫外線ランプ104−2を配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ104−2の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第5実施例では、第2の印刷において、例えば図35(a)〜(e)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−6)第6実施例
図36に示すように、第6実施例は、クリアーインクヘッド103bの左方に紫外線ランプ104−2aを配置し、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−2bを配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ104−2(すなわち、紫外線ランプ104−2aおよび104−2b)の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第6実施例では、第2の印刷において、例えば図37(a)〜(j)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−7)第7実施例
図38に示すように、第7実施例は、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−4を配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ104−4の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第7実施例では、第2の印刷において、例えば図39(a)〜(f)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(4−8)第8実施例
図40に示すように、第8実施例は、クリアーインクヘッド103bおよびプロセスカラーインクヘッド103aの左方に紫外線ランプ104−2cを配置し、ホワイトインクヘッド103cの左方に紫外線ランプ104−2dを配置し、インクヘッドユニット102−3および紫外線ランプ104−2(すなわち、紫外線ランプ104−2cおよび104−2d)の後方に紫外線ランプ68を配置したものである。
第8実施例では、第2の印刷において、例えば図41(a)〜(g)に示すような方法を用いることができる。各方法の内容は上記図面から明らかであるので、それらの説明は省略する。
(5)第5の実施形態
第1〜第4の実施形態の各実施例では、インクヘッドユニットは、第1の印刷時にプロセスカラーインクおよびホワイトインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出する。しかし、第1および第2の印刷の時に吐出されるインクの種類は、前記実施例に限定されない。
例えば、インクヘッドユニットは、第1の印刷時にホワイトインクを吐出し、第2の印刷時にプロセスカラーインクを吐出してもよい。この場合、インクヘッドユニットは、クリアーインクを吐出するインクヘッドを備えていなくてもよい。
インクヘッドユニットは、第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出してもよい。また、インクヘッドユニットは、第1の印刷時にホワイトインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出してもよい。
インクヘッドユニットは、第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にホワイトインクを吐出してもよい。また、インクヘッドユニットは、第1の印刷時にクリアーインクを吐出し、第2の印刷時にプロセスカラーインクおよびホワイトインクを吐出してもよい。例えば、透明の媒体に対して上記第1および第2の印刷を行うことにより、この透明媒体を通じて視認される印刷物を形成することができる。この場合、ホワイトインクによる白色は、印刷物の背景色となる。
インクヘッドユニットは、第1の印刷時にホワイトインクを吐出し、第2の印刷時にホワイトインクおよびプロセスカラーインクを吐出してもよい。この場合、記録紙を前方に搬送する時および後方に搬送する時の両方において、ホワイトインクを吐出することになる。そのため、多くのホワイトインクを短時間の間に吐出することができ、ホワイトインクの濃度または厚みが十分に確保された印刷物を形成することができる。
(6)第6の実施形態
第1〜第5の実施形態では、第1の印刷時に吐出されるインクの種類と、第2の印刷時に吐出されるインクの種類とは、一部または全部が異なっていた。しかし、第1の印刷時に吐出されるインクの種類と、第2の印刷時に吐出されるインクの種類とは、同一であってもよい。例えば、インクヘッドユニットは、第1の印刷および第2の印刷の両方において、プロセスカラーインクを吐出してもよい。この場合、記録紙を前方に搬送する時および後方に搬送する時の両方において、プロセスカラーインクを吐出することになる。そのため、多くのプロセスカラーインクを短時間の間に吐出することができ、プロセスカラーインクの濃度または厚みが十分に確保された印刷物を形成することができる。
(7)第7の実施形態
前記実施形態において、第1の印刷と第2の印刷とは、印刷のモードが同じであってもよいが、異なっていてもよい。次に、第1の印刷と第2の印刷とで印刷のモードが異なる実施形態を説明する。
インクヘッドユニットは、例えば金色または銀色のインクであるメタリックインクを吐出するインクヘッドを備えていてもよい。メタリックインクは、プロセスカラーインクよりも硬化しにくい性質を有している。そこで、インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にメタリックインクを吐出する場合に、キャリッジの移動速度を、第2の印刷時の方が第1の印刷時よりも遅くなるようにしてもよい。これにより、メタリックインクに対して長い時間にわたって紫外線を照射することができるので、硬化しにくいメタリックインクを確実に硬化させることができる。
プロセスカラーインクの吐出に際しては、複数の色のインクが同時に吐出される。そのため、異なる色のインクが混じり合わないように、プロセスカラーインクを早く硬化させることが好ましい。そこで、インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時に単色のインク、例えばクリアーインクまたはホワイトインクを吐出する場合に、キャリッジの移動速度を、第1の印刷時の方が第2の印刷時よりも速くなるようにしてもよい。これにより、プロセスカラーインクを吐出直後に硬化させることができ、記録紙上におけるプロセスカラーインクのにじみを抑制することができる。
記録紙に対して多量のクリアーインクを吐出することにより、表面が盛り上がった立体印刷物を形成することができる。しかし、多量のクリアーインクを確実に硬化させるためには、より多くの紫外線を照射する必要がある。そこで、インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出して立体印刷を行う場合に、キャリッジの移動速度を、第2の印刷時の方が第1の印刷時よりも遅くなるようにしてもよい。これにより、クリアーインクに対して紫外線を照射する時間を長く確保することができるので、クリアーインクを確実に硬化させることができる。
インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出して立体印刷を行う場合に、記録紙の搬送速度を、第2の印刷時の方が第1の印刷時よりも遅くなるようにしてもよい。すなわち、記録紙が後方に搬送される時の速度が、前方に搬送される時の速度よりも遅くてもよい。この場合にも、クリアーインクに対して紫外線を照射する時間を長く確保することができるので、クリアーインクを確実に硬化させることができる。
インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出して立体印刷を行う場合に、第2の印刷時のパス数が第1の印刷時のパス数よりも多くなるようにしてもよい。これにより、記録紙上に、より厚いクリアーインク層を形成することができる。なお、印刷のパス数とは、1ラインの印刷を完成するために必要なキャリッジの往復回数のことである。印刷のパス数が1の場合、キャリッジが1往復する毎に、媒体は1ライン分だけ搬送される。印刷のパス数が4の場合、キャリッジが1往復する毎に、媒体は1/4ライン分だけ搬送される。
インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時に単色のインクを吐出する場合に、第1の印刷時のパス数が第2の印刷時のパス数よりも多くなるようにしてもよい。
インクヘッドユニットが第1の印刷時にプロセスカラーインクを吐出し、第2の印刷時にクリアーインクを吐出して光沢仕上げを行う場合に、第1の印刷時の方が第2の印刷時よりも印刷の解像度が高くなるようにしてもよい。
インクヘッドユニットが第1の印刷時にホワイトインクを吐出し、第2の印刷時にプロセスカラーインクを吐出する場合に、記録紙に形成されるインクドットの大きさが、第2の印刷時の方が第1の印刷時よりも小さくなるようにしてもよい。これにより、プロセスカラーの印刷をより鮮明にすることができる。
(8)第8の実施形態
前記各実施形態では、インクヘッドユニットの前方には紫外線ランプが設けられていなかった。しかし、インクヘッドユニットの前方に紫外線ランプを配置してもよい。例えば図42に示すように、インクヘッドユニット102の側方、後方、前方に、それぞれ紫外線ランプ106、2、3を配置してもよい。
第1の印刷時において、例えば、紫外線ランプ3を点灯させ、紫外線ランプ106を消灯させるようにしてもよい。これにより、第1の印刷時においても、インクが吐出されてから硬化されるまでの間に、ある程度長い時間を確保することができる。紫外線ランプ3でインクを硬化させることによって、より光沢感の大きなグロス印刷を行うことができる。本実施形態によれば、第1の印刷および第2の印刷の両方において、より光沢感の大きなグロス印刷を実現することができる。
(9)第9の実施形態
前記各実施形態において、1つまたは複数のインクヘッドの前後方向の位置を変更させる位置変更機構を設けてもよい。例えば、図43に示すように、プロセスカラーインクヘッド103a、クリアーインクヘッド103b、およびホワイトインクヘッド103cを前後方向に移動させるインクヘッド移動機構75を設けてもよい。インクヘッド移動機構75は制御装置50(図43では図示せず。図1参照)によって制御される。図43では、プロセスカラーインクヘッド103aおよびクリアーインクヘッド103bが前方に位置付けられ、ホワイトインクヘッド103cが後方に位置付けられた状態を表している。なお、位置変更機構は、インクヘッドの位置を自動または手動により変更可能なものであればよく、モータ等の動力を用いてインクヘッドを移動させるインクヘッド移動機構75に限られない。
本実施形態においても、種々の実施例が可能である。例えば、第1の印刷時には、記録紙が前方に順次搬送され、プロセスカラーインクヘッド103aおよびホワイトインクヘッド103cがインクを吐出する。紫外線ランプ106−1aおよび106−1bは点灯し、紫外線ランプ20は消灯する。第2の印刷時には、記録紙が後方に順次搬送され、クリアーインクヘッド103bがインクを吐出する。紫外線ランプ106−1aおよび106−1bは点灯し、紫外線ランプ20は消灯する。これにより、図44に示すように、記録紙M上に、ホワイトインク層WL、プロスカラーインク層PL、クリアーインク層CLLが順次積層された印刷物を得ることができる。
本実施形態によれば、媒体の種類や印刷物の用途等に応じて、インク層の順番を変更することができる。プロセスカラーインクヘッド103a、クリアーインクヘッド103b、およびホワイトインクヘッド103cの前後方向の位置を変更することにより、多様な印刷物を得ることができる。
(10)その他の実施形態
前記各実施形態では、UVインクと、紫外線を照射する照射装置とを用いることとした。しかし、紫外線とは異なる光、例えば、可視光または電子線等を照射する照射装置を用い、当該照射装置が照射する光を受けて硬化するインクを用いることも可能である。また、光を照射する装置の代わりに、熱を加えることによってインクを硬化させる装置を用いることも可能である。
また、本発明において、照射装置等のインクを硬化させる装置は必ずしも必要ではない。インクに関しても、UVインクに代えて、溶剤系インクや水溶性インク等、他の種類のインクを用いることができる。
前記各実施形態のインクジェットプリンタ100は、プラテン上に配置した記録紙をローラで前後方向に搬送するものであった。しかし、本発明に係るインクジェットプリンタは、記録紙を支持するベッドと、そのベッドを前後方向に移動させる機構とを備えたものであってもよい。
前記各実施形態において、インクヘッドの前方または後方に配置された紫外線ランプ(例えば、図2の紫外線ランプ2等)は、キャリッジの外部に設けられ、キャリッジと共に移動しないものであってもよい。例えば、上記紫外線ランプはベース部材112(図1参照)に固定されていてもよい。
前記各実施形態では、媒体を前方に順次搬送しながら印刷を行った後に、媒体を後方に順次搬送しながら印刷を行うこととした。しかし、媒体を後方に順次搬送しながら印刷を行った後に、媒体を前方に順次搬送しながら印刷を行うようにしてもよい。すなわち、第2の印刷を行った後に、第1の印刷を行うことも可能である。
−実施形態の効果−
以上のように、前記各実施形態によれば、制御装置50は、媒体を前方へ順次搬送しながらインクヘッドユニットからインクを吐出させる第1の印刷と、媒体を後方へ順次搬送しながらインクヘッドユニットからインクを吐出させる第2の印刷とを行う。前記各実施形態に係るインクジェットプリンタによれば、媒体を後方に引き戻す際にも印刷を行うので、印刷時間の短縮化を図ることができる。
第1の印刷時と第2の印刷時とで異なる種類のインクを吐出することとすれば、種類の異なるインク層が積層された印刷物を短時間で得ることができる。
一部のインクヘッドを他のインクヘッドよりも前方または後方に配置することにより(例えば、図6等参照)、媒体を前方または後方の一方向に順次搬送している間に、前記一部のインクヘッドから吐出したインクの上に、前記他のインクヘッドから吐出したインクを重ねることができる。したがって、媒体を一方向に順次搬送している時にも、媒体上に複数のインク層を形成することができる。よって、印刷時間を更に短縮することができる。
図43に示すように、インクヘッドの前後方向の位置を変更する位置変更機構を設けることとすれば、多様な印刷物を得ることができる。
第1の印刷と第2の印刷とにおいて印刷のモードを変更することとすれば、多様な印刷物を得ることできる。
光が照射されると硬化するインクを用いることにより、照射装置から光を照射することによってインク層を瞬時に形成することができる。よって、複数のインク層の間でインクが混じり合うことを抑制することができる。したがって、高品質の印刷物を得ることができる。また、照射装置の点灯および消灯のタイミングを制御することにより、例えばグロス印刷やマット印刷など、表面状態の異なる複数種類の印刷を実現することができる。
インクヘッドユニットよりも後方に配置された照射体(例えば図2の紫外線ランプ2)を備えることとすれば、第2の印刷時に、インクが吐出されてから硬化されるまでの間に、ある程度長い時間を確保することができる。そのため、第2の印刷時に、より光沢感の大きなグロス印刷を行うことができる。
インクヘッドユニットと共に左右方向に移動する照射体(例えば図2の紫外線ランプ106)を備え、第1の印刷と第2の印刷とにおいて上記照射体の点灯パターンを変更することとすれば、多様な印刷物を得ることができる。
2 紫外線ランプ(照射装置)
50 制御装置
55 グリッドローラ(搬送機構)
100 インクジェットプリンタ
102 インクヘッドユニット
106 紫外線ランプ(照射装置)
130 キャリッジ(移動機構)
F 前方
Re 後方
M 記録紙(媒体)

Claims (15)

  1. 媒体に向かってインクを吐出するインクヘッドユニットと、
    前記インクヘッドユニットを左右方向に移動させる移動機構と、
    前記媒体を前後方向に搬送する搬送機構と、
    前記インクヘッドユニット、前記移動機構、および前記搬送機構を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記媒体を前方へ順次搬送しながら前記インクヘッドユニットからインクを吐出させる第1の印刷と、前記媒体を後方へ順次搬送しながら前記インクヘッドユニットからインクを吐出させる第2の印刷とを行う、インクジェットプリンタ。
  2. 前記インクヘッドユニットは、第1のインクを吐出する第1インクヘッドと、前記第1のインクと種類の異なる第2のインクを吐出する第2インクヘッドと、を有し、
    前記制御装置は、前記第1の印刷のときに前記第1インクヘッドからインクを吐出させ、前記第2の印刷のときに前記第2インクヘッドからインクを吐出させる、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記第2インクヘッドは前記第1インクヘッドよりも前方または後方に配置されている、請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記制御装置は、前記第1の印刷のときに、前記第1インクヘッドおよび前記第2インクヘッドからインクを吐出させ、前記第2の印刷のときに、前記第1インクヘッドからインクを吐出させず且つ前記第2インクヘッドからインクを吐出させる、請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記制御装置は、前記第1の印刷のときに、前記第1インクヘッドからインクを吐出させ且つ前記第2インクヘッドからインクを吐出させず、前記第2の印刷のときに、前記第1インクヘッドおよび前記第2インクヘッドからインクを吐出させる、請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第1インクヘッドおよび前記第2インクヘッドのうち少なくとも一方の前後方向の位置を変更する位置変更機構を備えている、請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、印刷のモードが異なっている、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、前記インクヘッドユニットの移動速度が異なっている、請求項7に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、印刷のパス数が異なっている、請求項7に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、印刷の解像度が異なっている、請求項7に記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、前記インクが前記媒体に着弾することによって前記媒体上に形成されるインクドットの寸法が異なっている、請求項7に記載のインクジェットプリンタ。
  12. 前記インクは、光が照射されると硬化するインクであり、
    前記制御装置によって制御され、前記媒体上のインクに光を照射する照射装置を備えている、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  13. 前記照射装置は、前記インクヘッドユニットよりも後方に配置された照射体を有している、請求項12に記載のインクジェットプリンタ。
  14. 前記制御装置は、前記第2の印刷のときに前記照射体を点灯させる、請求項13に記載のインクジェットプリンタ。
  15. 前記照射装置は、前記インクヘッドユニットと共に左右方向に移動する照射体を有し、
    前記第1の印刷と前記第2の印刷とは、前記照射体の点灯パターンが異なっている、請求項12に記載のインクジェットプリンタ。
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