JP5041611B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光が照射されると硬化するインクを吐出するインクヘッドと、インク硬化用の光照射装置とを備えたインクジェット式記録装置に関する。
従来、この種のインクジェットプリンタとしては、例えば次のようなものが存在する。すなわち、この従来のものは、紫外線が照射されると硬化するインク(以下、紫外線硬化インクという)を記録媒体に吐出するインクヘッドと、記録媒体上のインクに紫外線を照射して硬化させる紫外線照射装置と、紫外線照射装置による紫外線の照射開始時期を調整する調整手段とを備えている。これは、紫外線の照射開始時期を調整手段により調整することで、インク滴の粘度及び記録媒体の特性に合致した印刷を行おうとするものである(特許文献1参照)。
特開2005−313558号公報
しかしながら、上記従来のものは、紫外線照射装置がインクヘッドと同一のガイドレール上を移動するように構成されている。このため、紫外線照射装置による紫外線の照射時には、インクヘッドによる印刷を行うことができず、印刷作業の効率性を確保できないという問題があった。
これに対して、特許文献1には、前記ガイドレールの前方に別途サブガイドレールを平行に配置し、これに沿って紫外線照射装置が移動するようにした構成も開示されている。しかし、これによると、紫外線照射装置による紫外線の照射時期が、インクヘッドによる印刷の終了後、記録媒体を搬送した後に限定されてしまう。このため、印刷の表面状態を適宜に変更することはできず、画一的な印刷しか行うことができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクヘッドによるインクの印刷と光照射装置による光の照射とに関して多様な組み合わせが可能であり、様々な印刷を実現することのできるインクジェット式記録装置を提供することにある。
本発明に係るインクジェット式記録装置は、所定の光が照射されると硬化するインクを記録媒体に向かって吐出するノズルを複数備え、左右方向に移動するインクヘッドと、平面視において前記ノズルの左方または右方に位置する発光部を有し、前記インクヘッドと一体的に移動すると共に、前記記録媒体に対して前記光を照射する第1の光照射装置と、平面視において前記ノズルよりも前方に位置する発光部を有し、前記第1の光照射装置と独立して点灯可能に構成され、前記記録媒体に光を照射する第2の光照射装置と、を備え、前記インクヘッドは、互いに種類の異なる第1のインクと第2のインクとを各々吐出する第1のプリントヘッドと第2のプリントヘッドとを有し、前記インクヘッドが左右方向に移動しているときに前記第1のプリントヘッドから前記第1のインクを吐出させると共に、少なくとも前記第1の光照射装置を点灯させる第1の印刷工程と、前記インクヘッドが左右方向に移動しているときに前記第2のプリントヘッドから前記第2のインクを吐出させると共に、前記第1の光照射装置を消灯させ且つ前記第2の光照射装置を点灯させる第2の印刷工程と、を実行する制御装置を備えたものである。
本発明によれば、インクヘッドによるインクの印刷と、光照射装置による光の照射とを適宜に変更することによって、様々な印刷を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの一部を示す正面図である。 第1実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(d)は第1実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。 第2実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(d)は第2実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。 第3実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(d)は第3実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。 第4実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(e)は第4実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。 第5実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(e)は第5実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。 第6実施形態に係るインクヘッドと光照射装置との配置関係を示す平面図である。 (a)〜(e)は第6実施形態における光照射装置の照射状態を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に従って説明する。なお、本発明における「記録媒体」には、普通紙等の紙類からなる記録媒体は勿論のこと、PVC及びポリエステル等の樹脂材料、アルミニウムや鉄等の金属、木材、その他各種の材料からなる記録媒体が幅広く含まれるものとする。本発明における「インクジェット式」とは、インクジェット技術による印刷方式を意味する。「インクジェット式」には、公知の各種手法が含まれ、例えば二値偏向方式或いは連続偏向方式等の各種の連続方式や、サーマル方式或いは圧電素子方式等の各種のオンデマンド方式が含まれる。
<第1実施形態>
(インクジェットプリンタの構成)
図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、装置本体101と、装置本体101に固定されたガイドレール122とを備えている。装置本体101には、記録紙200を支持するプラテン112が設けられている。ガイドレール122は左右方向に延びている。以下、ガイドレール122の長手方向を主走査方向Yと称することとする。
ガイドレール122には、キャリッジ130が係合している。図示は省略するが、ガイドレール122の右端側及び左端側にはローラが設けられている。これらローラには、無端状のベルト124が巻き架けられている。キャリッジ130は、ベルト124に固定されている。ベルト124が走行すると、キャリッジ130は主走査方向Yに移動する。すなわち、キャリッジ130は、ガイドレール122に沿って主走査方向Yに移動可能である。
装置本体101には、記録紙200を挟み込む上下一対のローラ201が設けられている。ただし、図1では上方のローラの図示は省略している。ローラ201は回転可能に構成されており、主走査方向Yと直交する方向である副走査方向Xに記録紙200を搬送する。ローラ201は、記録紙200を搬送する搬送装置を構成している。なお、走査方向Yは左右方向であるので、副走査方向Xは前後方向となる。図中の符号L、R、F、Reは、それぞれ左方向、右方向、前方、後方を表す。
装置本体101には、複数のメインタンク116が取り付けられている。各メインタンク116は装置本体101に着脱可能(言い換えると、交換可能)に取り付けられており、いわゆるインクカートリッジとして構成されている。各インクタンク116には、紫外線が照射されると硬化するインク(以下、紫外線硬化インクという)が貯留されている。詳しくは、装置本体101には合計6個のメインタンク116が設けられている。それらメインタンク116には、プロセスカラーであるシアン、マゼンタ、イエロ、及びブラックのインクと、スポットカラーであるホワイトインクと、透明なインクすなわちクリアーインクとがそれぞれ貯留されている。
キャリッジ130には、インクヘッド102が搭載されている。図2に示すように、インクヘッド102は、前記インクタンク116に対応して複数のプリントヘッド103を備えている。すなわち、インクヘッド102は、前記プロセスカラーのインクを吐出する4つのプリントヘッド103aと、クリアーインクを吐出するプリントヘッド103bと、ホワイトインクを吐出するプリントヘッド103cとを備えている。なお、プロセスカラー及びホワイトのインクは第1のインクに相当し、クリアーインクは第2のインクに相当する。これらプリントヘッド103a、103b、103cは、主走査方向Yに沿って並んでいる。ただし、これらプリントヘッド103a、103b、103cの配列の順番は特に限定されない。
各プリントヘッド103の下面には、インクを吐出する複数のノズル9が設けられている。ノズル9は、前後方向に複数設けられている。ただし、ノズル9が前後方向に配列されてなるノズル列は1列に限らず、2列以上であってもよい。図2に示すように、ノズル9は千鳥状に配列されていてもよい。なお、図2では、左端のプリントヘッド103aのノズル9のみを図示しており、他のプリントヘッド103a、103b、103cのノズル9の図示は省略している。また、図2以外の他の図面においても、ノズル9の図示は省略している。図2ではノズル9の個数は少なめに図示しているが、ノズル9の実際の個数はもっと多い。ただし、ノズル9の個数は特に限定されない。最も前方に位置するノズル9と最も後方に位置するノズル9との間の領域は、プリントヘッド130が一回の走査でインクを吐出可能な最大の領域である。以下では、この領域を印刷領域103dと称することとする。各プリントヘッド130からは、印刷領域103dの範囲にインクが吐出されることになる。
図1に示すように、各プリントヘッド103は、可撓性を有するインク供給チューブ118(図1では1本のみ図示している)を介して各メインタンク116に接続されている。各インク供給チューブ118は、変形自在なケーブルベア120内に収容され、ケーブルベア120によって保護されている。このケーブルベア120は、主走査方向Yに延びる受け部材123により保持されている。
インクジェットプリンタ1は、紫外線を照射する装置として、第1の紫外線ランプ106と第2の紫外線ランプ1とを備えている。第1の紫外線ランプ106は、インクヘッド102の右側方に配置されており、インクヘッド102と一体となって左右方向に移動する。なお、第1の紫外線ランプ106は、左右方向に並ぶ複数のプリントヘッド103a、103b、103cのうち、いずれか2つの間に配置されていてもよい。例えば、第1の紫外線ランプ106は、プリントヘッド103aとプリントヘッド103bとの間に配置されていてもよい。図2に示すように、第2の紫外線ランプ1は、インクヘッド102の左斜め前方に配置されている。第2の紫外線ランプ1もインクヘッド102と一体となって左右方向に移動する。インクヘッド102と第1の紫外線ランプ106とは、間隔Gを空けて離れている。インクヘッド102と第2の紫外線ランプ1との左右方向の間隔も間隔Gである。
本実施形態では、紫外線ランプ106、1は、紫外線を照射するLED(Light Emitting Diode)ランプによって構成されている。LEDランプは、点灯と消灯とを瞬時に切り替えることができるという特性を有している。そのため、後述の各制御を容易に行うことができる。ただし、紫外線ランプ106、1の種類はLEDランプに限定される訳ではない。紫外線ランプ106、1は、略箱型のランプ本体106a、1aと、その下面中央に設けられて紫外線を照射する発光部106b、1bとを備えている。前後方向に関して、第2の紫外線ランプ1の発光部1bの後端縁は、第1の紫外線ランプ106の発光部106bの前端縁と同一の位置にある。言い換えると、発光部1bの後端縁は、発光部106bの前端縁を通る左右方向の軸線上に位置している。
ただし、発光部1bの後端縁は、発光部106bの前端縁よりも前方に位置していてもよい。発光部106bの前端縁と発光部1bの後端縁との前後方向の間隔は、印刷時における記録紙200の前方への最小送り量以上であってもよい。これによると、インクを吐出してから第2の紫外線ランプ1による紫外線照射までの間に、十分な時間を確保することができる。インクが吐出されてから紫外線が照射されるまでの間の経過時間によって、記録紙200上のインクの表面状態が異なってくる。このように、前記間隔を適宜変更することにより、印刷状態が相違する種々の印刷を行うことが可能になる。
紫外線ランプ106、1の発光部106b、1bの前後方向の長さと、インクヘッド102の印刷領域103dの前後方向の長さとは、いずれも寸法Lに設定されており、互いに等しくなっている。これにより、プリントヘッド103から一回の走査で記録紙200上に吐出された全てのインクに、発光部106b、1bから紫外線を照射させることができる。なお、紫外線ランプ106、1の発光部106b、1bの前後方向の長さは、インクヘッド102の印刷領域103dの前後方向の長さよりも長くてもよい。
図1に示すように、装置本体101は、インクジェットプリンタ100の各部の動作を制御する制御装置105を備えている。制御装置105は、キャリッジ130の移動、記録紙200の搬送、インクヘッド102からのインクの吐出、第1の紫外線ランプ106および第2の紫外線ランプ1の照射等を制御する。
(インクジェットプリンタの動作)
本実施形態に係るインクジェットプリンタ100は、以上のように構成されている。次に、記録紙200に対する印刷について説明する。インクジェットプリンタ100は、プロセスカラーのインクのみを用いる印刷、プロセスカラー及びホワイトのインクを用いる印刷、並びに、それらのインク及びクリアーインクを用いる印刷が可能である。本実施形態及び以下の各実施形態では、プロセスカラー及びホワイトのインク(すなわち第1のインク)とクリアーインク(すなわち第2のインク)とを用いる印刷について説明する。
第1及び第2のインクを用いる印刷は、第1及び第2の印刷工程によって行われる。第1の印刷工程は、プロセスカラー及びホワイトのインクで記録紙200に画像等を形成する工程である。第2の印刷工程は、第1の印刷工程によって画像等が形成された記録紙200に、クリアーインクを上塗りする工程である。各印刷工程では、インクヘッド102が主走査方向Yに移動しながらインクを吐出する。ここで、「インクヘッド102がインクを吐出する」とは、複数のプリントヘッド103a、103b、103cのうちの少なくとも1つのプリントヘッドの少なくとも一部のノズル9からインクを吐出することを意味する。なお、インクヘッド102は、主走査方向Yの一方から他方へ移動するときにのみインクを吐出してもよく、一方から他方へ移動するとき及び他方から一方へ移動するときの両方にてインクを吐出してもよい。以下、主走査方向Yの一方から他方へ移動するときにのみインクを吐出する印刷を単方向印刷と言い、両方にてインクを吐出する印刷を双方向印刷と言うこととする。各印刷工程において、記録紙200は所定の送り量ずつ順次前方に搬送される。つまり、インクヘッド102が一回又は複数回往復するたびに、記録紙200が上記送り量だけ前方に搬送される。本実施形態では、第1の印刷工程が終わると、記録紙200が後方へ連続的に搬送され、第2の印刷工程が開始される。ただし、第1の印刷工程と第2の印刷工程とを連続的に繰り返してもよい。すなわち、第1の印刷工程を行った後、記録紙200を搬送することなく第2の印刷工程を行い、その後に記録紙200を所定の送り量だけ前方へ搬送し、以後第1の工程と第2の工程とを同様に繰り返してもよい。言い換えると、プロセスカラー又はホワイトのインクを吐出して硬化させた後、直ちにその上にクリアーインクを吐出し、それから記録紙200を前方へ搬送するようにしてもよい。
第1の印刷工程では、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ1を常時点灯させておく。第1の印刷工程における印刷は、単方向印刷であってもよく、双方向印刷であってもよい。単方向印刷の場合、キャリッジ130を初期位置から行き方向Aに移動させて、プリントヘッド103a、103cから記録紙200へインクを吐出させる。記録紙200上に着弾した各インクには、その直後に第1の紫外線ランプ106から紫外線が照射される。このため、インクは迅速に硬化し、記録紙200上に定着することになる。その後、キャリッジ130を帰り方向Bに移動させて、初期位置に戻す。ただし、第1の印刷工程において、必ずしも、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ1の両方を常時点灯させておく必要はない。第1及び第2の紫外線ランプ160、1の点灯状態のパターンとしては、様々なパターンが考えられる。
第1の印刷工程が終了すると、記録紙200が後方へ引き戻され、第2の印刷工程が開始される。第2の印刷工程では、第1の印刷工程で形成された画像等に光沢等を付与するために、クリアーインクの印刷を行う。インクヘッド102は主走査方向Yに移動しながら、プリントヘッド103bからクリアーインクを吐出する。インクヘッド102は、初期位置から行き方向Aに移動した後、帰り方向Bに移動して初期位置に戻る。インクヘッド102が初期位置に戻ると、記録紙200が所定の送り量だけ前方へ搬送される。以後、印刷が完了するまで同様の動作が繰り返される。
第2の印刷工程においても、単方向印刷と双方向印刷とが可能である。また、単方向印刷及び双方向印刷のそれぞれについて、第1及び第2の紫外線ランプ160、1の点灯パターンを変えた複数の方法が可能である。次に、これらの方法について説明する。
図3(a)は、単方向印刷の第1の方法を説明するための図である。この第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ106は消灯し、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ106は点灯する。第2の紫外線ランプ1は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯する。この方法によれば、行き方向Aの移動のときに吐出されたクリアーインクは、帰り方向Bの移動の際に第1の紫外線ランプ106によって硬化され、さらに、記録紙200が前方に搬送された後、行き方向A及び帰り方向Bの移動の際に第2の紫外線ランプ1によって硬化される。この方法によれば、クリアーインクは、吐出されてからある程度の時間が経過して、表面が滑らかになった後に、第1の紫外線ランプ106によって硬化されることになる。そのため、クリアーインクの印刷面の凹凸が少なくなり、光沢の大きな印刷を実現することができる。また、クリアーインクは、第1の紫外線ランプ106で硬化された後、第2の紫外線ランプ1で再度硬化される。そのため、クリアーインクをより確実に硬化させることができる。
図3(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、インクヘッド102が行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ106は消灯し、第2の紫外線ランプ1は点灯する。この方法では、クリアーインクへの紫外線の照射は、第2の紫外線ランプ1のみによって行われる。この方法によれば、インクの吐出後、紫外線照射までに、さらに十分な時間が確保されることになる。したがって、より光沢の大きな印刷を実現することができる。
なお、上記各方法は、単方向印刷における方法であった。しかし、図3(c)及び図3(d)に示すように、双方向印刷において上記各方法を利用することも可能である。行き方向A及び帰り方向Bの両方でクリアーインクを吐出することにより、記録紙200にクリアーインクを2度印刷することができ、印刷物の光沢感が更に向上することになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、クリアーインクに対して紫外線を照射する開始時期を、その着弾直後ではなく、所定時間が経過した後としている。これによると、所定時間の経過により、表面状態が平滑となったクリアーインクに対して紫外線が照射されることになる。よって、良好な光沢感を備えた印刷物を得ることができる。
一方、本実施形態によれば、第2の工程において、プリントヘッド103bからクリアーインクを吐出しながら、第1の紫外線ランプ106または第2の紫外線ランプ1によってクリアーインクを硬化させることができる。そのため、記録紙200のほぼ全面にクリアーインクを印刷し、その後に記録紙200の全体をいったん後方に戻してからクリアーインクを硬化させる方法に比べると、クリアーインクを短時間の間に硬化させることができる。したがって、印刷時間の短縮化を図ることができる。なお、印刷時間の短縮化という効果は、記録紙200の副走査方向Xの長さが長いほど、顕著に発揮されることになる。
ただし、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100の印刷方法は、上述の方法に限定される訳ではない。インクジェットプリンタ100によれば、第1の紫外線ランプ106がインクヘッド102の側方に配置され、第2の紫外線ランプ1がインクヘッド102よりも前方に配置され、第1の紫外線ランプ106と第2の紫外線ランプ1とがそれぞれ独立して点灯可能であるので、様々な印刷を実現することができる。すなわち、上述の各方法により、それぞれ仕上がり具合の異なる様々な印刷が可能となる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100によれば、プリントヘッド103bからクリアーインクを吐出した直後に、そのクリアーインクに紫外線を照射することも可能である。例えば、クリアーインクを用いて単方向印刷を行う際に、第1の紫外線ランプ106を点灯させることにより、そのような印刷が可能となる。これにより、表面の凹凸が比較的大きい印刷を実現することができる。すなわち、光沢感を低下させた印刷が可能となる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100によれば、第2の工程を、クリアーインクを吐出すると共に紫外線を照射する工程と、専ら紫外線を照射する工程とに分けて実行することも可能である。例えば、まず、少なくとも第1の紫外線ランプ106を点灯させつつ、インクヘッド102を左右方向に複数回往復させながら、第2のプリントヘッド103bからクリアーインクを吐出させる。記録紙200を前方へ順次搬送させながら、このような動作を繰り返す。その結果、記録紙200の必要範囲の全体にクリアーインクが印刷されると共に、そのクリアーインクが硬化される。次に、印刷開始位置に戻ってくるまで記録紙200を後方に連続的に搬送する。その後、第1の紫外線ランプ106を消灯させ且つ第2の紫外線ランプ1を点灯させた状態でインクヘッド102を左右方向に移動させるとともに、第2のプリントヘッド103bからクリアーインクを吐出させ、記録紙200を前方へ順次搬送する。その結果、光沢感が高まるようにクリアーインクの表面が仕上げられる。なお、制御装置105は、記録紙200が後方に搬送されているときには、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ1を消灯させる。
以上のように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ100によれば、紫外線硬化インクを用いた様々な印刷が可能である。なお、紫外線ランプ106、1としてLEDランプを用いることとすれば、点灯と消灯との切り替えを瞬時に行うことができ、上述の制御をより正確且つ容易に実行することができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態における第2の紫外線ランプ1に代えて、図4に示すように、主走査方向Yに細長い紫外線ランプユニット2を用いてもよい。この紫外線ランプユニット2は、略箱型のユニット本体2aと、複数の紫外線ランプが主走査方向Yに所定間隔ごとに並べられてなる発光部2bとを備えている。紫外線ランプユニット2は、インクヘッド102及び第1の紫外線ランプ106よりも前方に配置されている。紫外線ランプユニット2の後端縁と、第1の紫外線ランプ106の前端縁との間には、間隔G2が設けられている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
間隔G2は、印刷時における記録紙200の最小送り量以上に設定されている。このように間隔G2を最小送り量以上に設定することにより、インクが吐出されてから紫外線ランプユニット2で硬化されるまでの時間を、十分に確保することができる。ただし、間隔G2は適宜に設定することができる。間隔G2を最小送り量よりも小さく設定することも可能である。
なお、紫外線ランプユニット2は、必ずしもキャリッジ130と一体的に移動するように構成されている必要はなく、例えば二点鎖線で示すように、キャリッジ130と共に移動不能なように、装置本体101等に固定されていても構わない。なお、この場合、紫外線ランプユニット2は、記録紙200の幅方向(主走査方向Y)の全体にわたって設けられることが好ましい。
本実施形態における紫外線ランプユニット2は、複数の紫外線ランプが主走査方向Yに並んで構成されたものであるため、紫外線照射量を十分に確保することができる。よって、記録紙200に着弾したインクを効率よく硬化させることができる。また、間隔G2の値を適宜に設定することにより、紫外線ランプユニット2から照射される紫外線の漏れ光が、インクヘッド102側へ回り込むという事態を適切に防止できる。
本実施形態においても、第1及び第2の印刷工程が行われる。第1の印刷工程では、記録紙200上に画像等が形成される。第1の印刷工程では、例えば、第1の紫外線ランプ106及び紫外線ランプユニット2の両方が点灯される。ただし、第1の紫外線ランプ106及び紫外線ランプユニット2の点灯状態のパターンは特に限定されない。
本実施形態においても、第2の印刷工程の際に、第1の紫外線ランプ106及び紫外線ランプユニット2の点灯状態のパターンを変えた複数の方法が利用可能である。
例えば図5(a)に示すように、単方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には紫外線ランプ106を消灯させ、帰り方向Bに移動する際には紫外線ランプ106を点灯させる。紫外線ランプユニット2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図5(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ106は消灯させ、紫外線ランプユニット2は点灯させる。
図5(c)に示すように、双方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には紫外線ランプ106を消灯させ、帰り方向Bに移動する際には紫外線ランプ106を点灯させる。紫外線ランプユニット2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図5(d)に示すように、双方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ106は消灯させ、紫外線ランプユニット2は点灯させる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第3実施形態>
上記第1実施形態のように光照射手段として2個の紫外線ランプを使用する場合に、第2の紫外線ランプを次のように配置してもよい。すなわち、図6に示すように、第2の紫外線ランプ3−2を第1の紫外線ランプ106の前方に配置してもよい。この実施形態では、第2の紫外線ランプ3−2は、第1の紫外線ランプ106に対して、前後方向に幅G3の間隔3−1を空けて配置されている。この間隔3−1の幅G3は、各紫外線ランプ106、3−2からの漏れ光が相互に悪影響を及ぼさないように設定されている。これにより、紫外線ランプ3−2から照射される紫外線の漏れ光が、インクヘッド102側へ回り込むという事態を適切に防止できる。なお、間隔3−1を設けることに代えて、あるいは間隔3−1を設けつつ、紫外線ランプ106、3−2間に遮蔽部材を設けるようにしてもよい。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1及び第2の印刷工程が行われる。第1の印刷工程では、例えば、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ3−2の両方が点灯される。ただし、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ3−2の点灯状態のパターンは特に限定されない。
本実施形態においても、第2の印刷工程の際に、第1の紫外線ランプ106及び第2の紫外線ランプ3−2の点灯状態のパターンを変えた複数の方法が利用可能である。
例えば図7(a)に示すように、単方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ106を消灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ106を点灯させる。第2の紫外線ランプ3−2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図7(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ106は消灯させ、第2の紫外線ランプ3−2は点灯させる。
図7(c)に示すように、双方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ106を消灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ106を点灯させる。第2の紫外線ランプ3−2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図7(d)に示すように、双方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ106は消灯させ、第2の紫外線ランプ3−2は点灯させる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第4実施形態>
2つの紫外線ランプを次のように配置することもできる。すなわち、図8に示すように、第1の紫外線ランプ104を、インクヘッド102の左側方に間隔幅Gを有して配置する。第2の紫外線ランプ4を、その発光部4bの後端縁が第1の紫外線ランプ104の発光部104bの前端縁を通る左右方向の軸線上に配置されるように、インクヘッド102の右斜め前方に配置する。インクヘッド102と第2の紫外線ランプ4との左右方向の間隔は、幅Gとする。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1及び第2の印刷工程が行われる。第1の印刷工程では、例えば、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ4の両方が点灯される。ただし、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ4の点灯状態のパターンは特に限定されない。
本実施形態においても、第2の印刷工程の際に、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ4の点灯状態のパターンを変えた複数の方法が利用可能である。
例えば図9(a)に示すように、単方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ4を点灯させる。図9(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。第2の紫外線ランプ4は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図9(c)に示すように、単方向印刷の第3の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、第2の紫外線ランプ4を点灯させる。
図9(d)に示すように、双方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。第2の紫外線ランプ4は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図9(e)に示すように、双方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、第2の紫外線ランプ4を点灯させる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第5実施形態>
上記第2実施形態では、第1の紫外線ランプ106をインクヘッド102の右側方に配置したが、図10に示すように、第1の紫外線ランプ104をインクヘッド102の左側方に配置してもよい。紫外線ランプユニット5の後端縁と、第1の紫外線ランプ104の前端縁との間には、間隔G5が設けられている。その他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1及び第2の印刷工程が行われる。第1の印刷工程では、例えば、第1の紫外線ランプ104及び紫外線ランプユニット5の両方が点灯される。ただし、第1の紫外線ランプ104及び紫外線ランプユニット5の点灯状態のパターンは特に限定されない。
本実施形態においても、第2の印刷工程の際に、第1の紫外線ランプ104及び紫外線ランプユニット5の点灯状態のパターンを変えた複数の方法が利用可能である。
例えば図11(a)に示すように、単方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104及び紫外線ランプユニット5を点灯させる。図11(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。紫外線ランプユニット5は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図11(c)に示すように、単方向印刷による第3の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、紫外線ランプユニット6を点灯させる。
図11(d)に示すように、双方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。紫外線ランプユニット5は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図11(e)に示すように、双方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、紫外線ランプユニット5を点灯させる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第6実施形態>
上記第3実施形態では、第1及び第2の紫外線ランプ104、3−2をインクヘッド102の右側方に配置したが、図12に示すように、第1及び第2の紫外線ランプ104、6−2をインクヘッド102の左側方に配置するようにしてもよい。第2の紫外線ランプ6−2は、第1の紫外線ランプ104の前方に配置されている。第2の紫外線ランプ6−2と第1の紫外線ランプ104との前後方向の間隔6−1は、幅G6に設定されている。その他の構成は、上記第3実施形態と同様である。
本実施形態においても、第1及び第2の印刷工程が行われる。第1の印刷工程では、例えば、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ6−2の両方が点灯される。ただし、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ6−2の点灯状態のパターンは特に限定されない。
本実施形態においても、第2の印刷工程の際に、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ6−2の点灯状態のパターンを変えた複数の方法が利用可能である。
例えば図13(a)に示すように、単方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104及び第2の紫外線ランプ6−2を点灯させる。図13(b)に示すように、単方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。第2の紫外線ランプ6−2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図13(c)に示すように、単方向印刷の第3の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、第2の紫外線ランプ6−2を点灯させる。
図13(d)に示すように、双方向印刷の第1の方法では、行き方向Aに移動する際には第1の紫外線ランプ104を点灯させ、帰り方向Bに移動する際には第1の紫外線ランプ104を消灯させる。第2の紫外線ランプ6−2は、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも点灯させる。図13(e)に示すように、双方向印刷の第2の方法では、行き方向Aに移動する際にも帰り方向Bに移動する際にも、第1の紫外線ランプ104を消灯させ、第2の紫外線ランプ6−2を点灯させる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態では、クリアーインクに対する紫外線等の光の照射開始時期について詳述したが、本発明は決してこれに限定されるものではない。その他のインクについても、光の照射開始時期は適宜に変更することが可能である。インクヘッド102が吐出するインクは、上述のインクに限らず、他のインクであってもよい。例えば、インクヘッド102は金色や銀色等のインクを吐出してもよい。
上記各実施形態では、第1の印刷工程と第2の印刷工程とを実行することとした。しかし、第1の印刷工程のみを実行することも可能である。また、第2の印刷工程のみを実行することも可能である。すなわち、プロセスカラーインクやホワイトインクによる印刷を行わずに、記録紙200上にクリアーインクを直接印刷することも可能である。
また、第1及び第2の光照射装置の配置の態様は、上記各実施形態に限定されない。
更に、上記実施形態においては、第2の光照射装置たる第2の紫外線ランプまたは紫外線ランプユニットを、インクヘッド102と一体的に移動するように構成している。このように構成すると、紫外線を必要な箇所にのみ照射させることができるという利点がある。しかし、必ずしもこのように構成する必要はなく、第2の光照射装置は例えば装置本体101に固定してもよい。
また、上記実施形態では、第1及び第2の光照射装置として、紫外線を照射可能な紫外線ランプや紫外線ランプユニットを使用している。しかし、光照射装置として、紫外線を照射するLED等を用いることも可能である。また、光照射装置は光硬化インクの種類に応じて適宜変更が可能である。例えば、紫外線とは異なる放射線の可視光、電子線、或いはその他の光を照射させ得るもので光照射装置を構成してもよい。
更に、上記実施形態のように、各紫外線ランプ及び紫外線ランプユニットの発光部と、プリントヘッド103の印刷領域103dとの前後方向の長さを略同じ寸法Lに設定する必要はない。
上記各実施形態では、第2の光照射装置たる紫外線ランプ及び紫外線ランプユニットを常に点灯させていた。しかし、第2の光照射装置を必要に応じて点灯または消灯させるようにしてもよい。
インクヘッド102に設けられるプリントヘッド103の数は、印刷の種類等に応じて適宜変更が可能である。例えば、単色印刷やクリアー印刷のみを行うような場合、1個のプリントヘッド103でインクヘッド102が構成されることもある。
その他、本発明は、記録媒体の全面に印刷を行う場合のみならず、その一部に行う印刷においても、幅広く適用することが可能である。
「インクジェット式記録装置」は、インクジェット式の記録を行う装置全般を意味する。「インクジェット式記録装置」には、インクジェットプリンタ以外に、例えばファクシミリ等、その他の各種の記録装置が含まれる。
1 第2の紫外線ランプ(第2の光照射装置)
1b 発光部
9 ノズル
100 インクジェットプリンタ(インクジェット式記録装置)
102 インクヘッド
103 プリントヘッド
103a 第1のプリントヘッド
103b 第2のプリントヘッド
106 第1の紫外線ランプ(第1の光照射装置)
106b 発光部
105 制御装置
200 記録紙(記録媒体)
201 ローラ(搬送装置)

Claims (10)

  1. 所定の光が照射されると硬化するインクを記録媒体に向かって吐出するノズルを複数備え、左右方向に移動するインクヘッドと、
    平面視において前記ノズルの左方または右方に位置する発光部を有し、前記インクヘッドと一体的に移動すると共に、前記記録媒体に対して前記光を照射する第1の光照射装置と、
    平面視において前記ノズルよりも前方に位置する発光部を有し、前記第1の光照射装置と独立して点灯可能に構成され、前記記録媒体に光を照射する第2の光照射装置と、を備え、
    前記インクヘッドは、互いに種類の異なる第1のインクと第2のインクとを各々吐出する第1のプリントヘッドと第2のプリントヘッドとを有し、
    前記インクヘッドが左右方向に移動しているときに前記第1のプリントヘッドから前記第1のインクを吐出させると共に、少なくとも前記第1の光照射装置を点灯させる第1の印刷工程と、前記インクヘッドが左右方向に移動しているときに前記第2のプリントヘッドから前記第2のインクを吐出させると共に、前記第1の光照射装置を消灯させ且つ前記第2の光照射装置を点灯させる第2の印刷工程と、を実行する制御装置を備えたインクジェット式記録装置。
  2. 前記第1の光照射装置の発光部の前後方向長さは、前記ノズルのうち最も前方に位置するノズルと最も後方に位置するノズルとの間の前後方向長さと実質的に等しい、請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記第2の光照射装置の発光部の前後方向長さは、前記ノズルのうち最も前方に位置するノズルと最も後方に位置するノズルとの間の前後方向長さと実質的に等しい、請求項2に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前後方向に関して、前記第2の光照射装置の発光部の後端縁が、前記第1の光照射装置の発光部の前端縁と同じ位置又は前方の位置に配置された、請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記記録媒体を前方に搬送可能な搬送装置を備え、前記搬送装置は、印刷時に前記記録媒体を所定の最小送り量以上の長さずつ前方に送り出し、
    前記第2の光照射装置の発光部の後端縁が、前記第1の光照射装置の発光部の前端縁よりも前記最小送り量以上前方に位置している、請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記第2の光照射装置は、前記インクヘッドと一体的に移動するように構成されている、請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  7. 前記第1の光照射装置は、前記インクヘッドの左方及び右方のいずれか一方に配置され、
    前記第2の光照射装置は、前記インクヘッドの他方に配置されている、請求項6に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 前記記録媒体を前方に搬送可能な搬送装置を備え、前記搬送装置は、前記記録媒体を後方に搬送可能であり、
    前記制御装置は、前記記録媒体が後方に搬送されているときには、前記第1及び第2の光照射装置を消灯させる、請求項に記載のインクジェット式記録装置。
  9. 所定の光が照射されると硬化するインクを記録媒体に向かって吐出するノズルを複数備え、左右方向に移動するインクヘッドと、
    前記記録媒体を前方に搬送可能な搬送装置と、
    平面視において前記ノズルの左方または右方に位置する発光部を有し、前記インクヘッドと一体的に移動すると共に、前記記録媒体に対して前記光を照射する第1の光照射装置と、
    平面視において前記ノズルよりも前方に位置する発光部を有し、前記記録媒体に光を照射する第2の光照射装置と、を備え、
    前記インクヘッドは、互いに種類の異なる第1のインクと第2のインクとを各々吐出する第1のプリントヘッドと第2のプリントヘッドとを有し、
    前記搬送装置は、前記記録媒体を後方に搬送可能であり、
    少なくとも前記第1の光照射装置を点灯させつつ前記インクヘッドを左右方向に移動させ、前記第1のプリントヘッドから前記第1のインクを吐出させると共に、前記記録媒体を前方へ搬送する工程と、その後に前記記録媒体を後方に搬送する工程と、その後に、少なくとも前記第1の光照射装置を点灯させつつ、前記インクヘッドを左右方向に複数回往復させながら前記第2のプリントヘッドから第2のインクを吐出させると共に、前記記録媒体を前方へ搬送する工程と、を実行する制御装置を備えたインクジェット式記録装置。
  10. 所定の光が照射されると硬化するインクを記録媒体に向かって吐出するノズルを複数備え、左右方向に移動するインクヘッドと、
    前記記録媒体を前方に搬送可能な搬送装置と、
    平面視において前記ノズルの左方または右方に位置する発光部を有し、前記インクヘッドと一体的に移動すると共に、前記記録媒体に対して前記光を照射する第1の光照射装置と、
    平面視において前記ノズルよりも前方に位置する発光部を有し、前記第1の光照射装置と独立して点灯可能に構成され、前記記録媒体に光を照射する第2の光照射装置と、を備え、
    前記インクヘッドは、互いに種類の異なる第1のインクと第2のインクとを各々吐出する第1のプリントヘッドと第2のプリントヘッドとを有し、
    前記搬送装置は、前記記録媒体を後方に搬送可能であり、
    少なくとも前記第1の光照射装置を点灯させつつ前記インクヘッドを左右方向に移動させ、前記第1のプリントヘッドから前記第1のインクを吐出させると共に、前記記録媒体を前方へ搬送する工程と、その後に前記記録媒体を後方に搬送する工程と、その後に前記第1の光照射装置を消灯するとともに前記第2の光照射装置を点灯させつつ、前記インクヘッドを左右方向に移動させ、前記第2のプリントヘッドから第2のインクを吐出させると共に、前記記録媒体を前方へ搬送する工程と、を実行する制御装置を備えたインクジェット式記録装置。
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