JP2014097650A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面の凹凸の発生が低減された画像を形成する画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する吐出部33aと、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する吐出部33b,33cと、光を照射する光照射部15a,15bと、を含むヘッドユニット13と、記録媒体とヘッドユニット13とを相対的に往復移動させる移動部と、往復移動のうち、一方方向にヘッドユニット13を移動させながら、記録媒体に向けて透明インクを吐出させ、往復移動のうち、他方方向にヘッドユニット13を移動させながら、一方方向において塗布された透明インクに光を照射させる制御部と、を備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
光硬化型インクを用いて、例えば、インク受容層を有しない記録媒体に対して画像を形成する場合、インクが記録媒体に吸収されないため、表面に凹凸を有する画像が形成され、画質が低下してしまう場合がある。そこで、従来、画像形成装置では、光硬化型のカラーインクを吐出するヘッドと、光硬化型の透明インクを吐出するヘッドと、吐出されたインクに対して光を照射する光照射装置と、画質に応じて光照射装置から照射される光の照射量を制御する制御部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−199563号公報
しかしながら、上記の画像形成装置では、画質に応じて光照射装置を制御する必要があるため、装置構成が複雑化し、容易に画質の凹凸を抑制することができない、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する吐出部と、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する吐出部と、前記光を照射する光照射部と、を含むヘッドユニットと、前記記録媒体と前記ヘッドユニットとを相対的に往復移動させる移動部と、前記往復移動のうち、一方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、前記記録媒体に向けて前記透明インクを吐出させ、前記往復移動のうち、他方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、前記一方方向において塗布された前記透明インクに前記光を照射させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドユニットを一方方向へ移動させる過程において、透明インクが塗布される。そして、ヘッドユニットを他方方向へ移動させる過程において、透明インクに光が照射される。これにより、透明インクが硬化される。すなわち、一方方向の移動において塗布された透明インクは、ヘッドユニットが一方方向に移動している際には硬化されず、他方方向にヘッドユニットが移動する際に硬化される。従って、透明インクが記録媒体に塗布されてから硬化されるまでの間、透明インクは、硬化されたカラーインクのインクドット同士の凹部の間に濡れ広がる。そして、透明インクが濡れ広がった状態で硬化される。これにより、容易に表面の凹凸の発生を低減させ、高品質の画像を形成することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる画像形成装置の前記制御部では、前記カラーインクを吐出させて前記記録媒体上にインクドットを配置して第1インクドット列を形成させ、前記透明インクを吐出させて前記記録媒体上にインクドットを配置して第2インクドット列を形成させ、前記第1及び第2インクドット列の方向において、前記第1インクドット列の前記インクドットと前記第2インクドット列の前記インクドットとを、ずらして配置させることを特徴とする。
この構成によれば、第1ノズル列のノズルと第2ノズル列のノズルとが、第1及び第2ノズル列の方向においてずらして配置されるため、例えば、ヘッドユニットを往路移動させながらカラーインクを吐出して、記録媒体に配置されたカラーインクのインクドット間に容易に透明インクのインクドットを配置することができる。従って、効率よく凹凸の発生を低減することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる画像形成装置の前記制御部では、前記第1及び第2ノズル列のそれぞれの前記ノズルが均一の間隔となるように配置させ、前記第1及び第2ノズル列方向において、前記第1ノズル列の前記ノズルと前記第2ノズル列の前記ノズルとを、前記ノズル同士の間隔の半分の距離分ずらして配置させることを特徴とする。
この構成によれば、記録媒体上において塗布されたカラーインクのインクドット間のほぼ中心部分に透明インクのインクドットが塗布される。従って、カラーインクのインクドット間に形成された凹部を透明インクのインクドットによってさらに効率よく埋め、均一化された表面を有する画像を形成することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる画像形成装置では、前記一方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、前記記録媒体に向けて前記カラーインクを吐出させ、前記記録媒体に塗布された前記カラーインクに前記光を照射させた後、前記記録媒体に向けて前記透明インクを吐出させることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドユニットを一方方向へ移動させる過程において、まずカラーインクが塗布される。次いで、光の照射によってカラーインクが硬化される。次いで、透明インクが塗布される。そして、ヘッドユニットを他方方向へ移動させる過程において、透明インクに光が照射される。これにより、透明インクが硬化される。すなわち、一方方向の移動において塗布された透明インクは、ヘッドユニットが一方方向に移動している際には硬化されず、他方方向にヘッドユニットが移動する際に硬化される。従って、透明インクが記録媒体に塗布されてから硬化されるまでの間、透明インクは、硬化されたカラーインクのインクドット同士の凹部の間に濡れ広がる。そして、透明インクが濡れ広がった状態で硬化される。これにより、容易に表面の凹凸の発生を低減させ、高品質の画像を形成することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる画像形成装置の前記ヘッドユニットは、光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する第1吐出部と、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する第2吐出部及び第3吐出部と、前記光を照射する第1光照射部及び第2光照射部と、を含み、前記第1吐出部の前記往復移動の方向に前記第2吐出部が配置されるとともに、前記第1吐出部と前記第2吐出部との間に前記第1光照射部が配置され、前記往復移動方向における前記第1吐出部に対して前記第2吐出部の配置位置とは反対側に前記第3吐出部が配置され、前記第1吐出部と前記第3吐出部との間に前記第2光照射部が配置されたことを特徴とする。
この構成によれば、往復移動における一方方向において、第1吐出部を上流側に配置し、第1吐出部の下流側に第1光照射部を配置し、さらに第1光照射部の下流側に第2吐出部を配置することが可能となる。また、往復移動における他方方向において、第1吐出部を上流側に配置し、第1吐出部の下流側に第2光照射部を配置し、さらに第2光照射部の下流側に第3吐出部を配置することが可能となる。これにより、往復移動において画像を形成することが可能となるので、生産性を向上させることができる。
画像形成装置の構成を示す概略図。 ヘッドユニットの構成を示す模式図。 ヘッドユニットの構成を示す平面図。 吐出部の構成を示す断面図。 画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図。 画像形成装置の制御方法を示す模式図。 画像形成方法を示す説明図。 変形例3にかかるヘッドユニットの構成を示す模式図。 変形例3にかかる吐出部の構成を示す平面図。 変形例4にかかる吐出部の構成を示す平面図。 変形例6にかかる画像形成方法を示す説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
まず、画像形成装置の構成について説明する。画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する吐出部としての吐出ヘッドと、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する吐出部としての吐出ヘッドと、光を照射する光照射部と、を含むヘッドユニットと、記録媒体とヘッドユニットとを相対的に往復移動させる移動部と、往復移動のうち、一方方向にヘッドユニットを移動させながら、記録媒体に向けてカラーインクを吐出させ、記録媒体に塗布されたカラーインクに光を照射させた後、記録媒体に向けて透明インクを吐出させ、往復移動のうち、他方方向にヘッドユニットを移動させながら、一方方向において塗布された透明インクに光を照射させる制御部を備えたものである。以下、具体的に説明する。
図1は、画像形成装置の構成を示す概略図である。図1に示すように、画像形成装置1は、ワーク搬送装置3と、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cが配置されたヘッドユニット13が搭載されたキャリッジ7と、キャリッジ搬送装置9と、メンテナンス装置11等を有している。画像形成装置1では、ヘッドユニット13と基材等のワークWとを相対的に移動させながらヘッドユニット13から機能液を液滴として吐出させる。これによって、ワークW上に液滴が着弾され、所望の画像を形成(描画)することができる。なお、図中のY軸方向はワークWの移動方向を示し、X軸方向は平面視でY軸方向とは直交する方向を示している。また、X軸方向及びY軸方向によって規定されるXY平面と直交する方向は、Z軸方向として規定される。
ワーク搬送装置3は、定盤21と、ガイドレール23aと、ガイドレール23bと、ワークテーブル25と、テーブル位置検出装置27と、を有している。定盤21は、Y軸方向に沿って延びるように据えられている。ガイドレール23a及びガイドレール23bは、定盤21の上面21a上に配設されている。ガイドレール23a及びガイドレール23bは、それぞれ、Y軸方向に沿って延在している。ガイドレール23aとガイドレール23bとは、互いにX軸方向に隙間をあけた状態で並んでいる。
ワークテーブル25は、ガイドレール23a及びガイドレール23bを挟んで定盤21の上面21aに対向した状態で設けられている。ワークテーブル25は、ガイドレール23a及びガイドレール23b上に載置されている。ワークテーブル25は、ワークWが載置される面である載置面25aを有している。載置面25aは、定盤21側とは反対側(上側)に向けられている。ワークテーブル25は、ガイドレール23a及びガイドレール23bによってY軸方向に沿って案内され、定盤21上をY軸方向に沿って往復移動可能に構成されている。テーブル位置検出装置27は、定盤21の上面21aに設けられており、Y軸方向に延在している。テーブル位置検出装置27は、ガイドレール23aとガイドレール23bとの間に設けられている。テーブル位置検出装置27は、ワークテーブル25のY軸方向における位置を検出する。
ワークテーブル25は、図示しない移動機構及び動力源によって、Y軸方向に往復動可能に構成されている。移動機構としては、例えば、ボールねじとボールナットとを組み合わせた機構や、リニアガイド機構などが採用され得る。また、本実施形態では、ワークテーブル25をY軸方向に沿って移動させるための動力源として、後述するワーク搬送モーターが採用されている。ワーク搬送モーターとしては、ステッピングモーター、サーボモーター、リニアモーターなどの種々のモーターが採用され得る。ワーク搬送モーターからの動力は、移動機構を介してワークテーブル25に伝達される。これにより、ワークテーブル25は、ガイドレール23a及びガイドレール23bに沿って、すなわちY軸方向に沿って往復移動することができる。つまり、ワーク搬送装置3は、ワークテーブル25の載置面25aに載置されたワークWを、Y軸方向に沿って往復移動させることができる。
キャリッジ搬送装置9は、架台61と、ガイドレール63と、キャリッジ位置検出装置65を有している。架台61は、X軸方向に延在しており、ワーク搬送装置3及びメンテナンス装置11をX軸方向に跨いでいる。架台61は、ワークテーブル25の定盤21側とは反対側で、ワーク搬送装置3及びメンテナンス装置11のそれぞれに対向している。架台61は、支柱67aと支柱67bとによって支持されている。支柱67a及び支柱67bは、定盤21を挟んでX軸方向に互いに対峙する位置に設けられている。支柱67a及び支柱67bは、それぞれ、ワークテーブル25よりもZ軸方向の上方に突出している。これにより、架台61とワークテーブル25との間及び架台61とメンテナンス装置11との間には、それぞれ隙間が保たれている。
ガイドレール63は、架台61の定盤21側に設けられている。ガイドレール63は、X軸方向に沿って延在しており、架台61のX軸方向における幅にわたって設けられている。キャリッジ7は、ガイドレール63に支持されている。キャリッジ7がガイドレール63に支持された状態において、各第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cのノズル面35(図2参照)は、Z方向においてワークテーブル25側に向いている。キャリッジ7は、ガイドレール63によってX軸方向に沿って案内され、X軸方向に往復動可能な状態でガイドレール63に支持されている。なお、平面視で、キャリッジ7がワークテーブル25に重なっている状態において、ノズル面35とワークテーブル25の載置面25aとは、互いに隙間を保った状態で対向する。キャリッジ位置検出装置65は、架台61とキャリッジ7との間に設けられており、X軸方向に延在している。キャリッジ位置検出装置65は、キャリッジ7のX軸方向における位置を検出する。
キャリッジ7は、図示しない移動機構及び動力源によって、X軸方向に往復動可能に構成されている。移動機構としては、例えば、ボールねじとボールナットとを組み合わせた機構や、リニアガイド機構などが採用され得る。また、本実施形態では、キャリッジ7をX軸方向に沿って移動させるための動力源として、後述する移動部としてのキャリッジ搬送モーターが採用されている。キャリッジ搬送モーターとしては、ステッピングモーター、サーボモーター、リニアモーターなどの種々のモーターが採用され得る。キャリッジ搬送モーターからの動力は、移動機構を介してキャリッジ7に伝達される。これにより、キャリッジ7は、ガイドレール63に沿って、すなわちX軸方向に沿って往復移動することができる。つまり、キャリッジ搬送装置9は、キャリッジ7に支持されたヘッドユニット13を、X軸方向に沿って往復移動させることができる。
メンテナンス装置11は、定盤71と、ガイドレール73aと、ガイドレール73bと、保守テーブル75と、キャッピングユニット76と、フラッシングユニット77と、ワイピングユニット79を有している。定盤71は、X軸方向に支柱67aを挟んで定盤21と対峙する位置に設けられている。ガイドレール73a及びガイドレール73bは、定盤71の上面71a上に配設されている。ガイドレール73a及びガイドレール73bは、それぞれ、Y軸方向に沿って延在している。ガイドレール73aとガイドレール73bとは、互いにX軸方向に隙間をあけた状態で並んでいる。保守テーブル75は、ガイドレール73a及びガイドレール73bを挟んで定盤71の上面71aに対向した状態で設けられている。保守テーブル75は、ガイドレール73a及びガイドレール73b上に載置されている。
保守テーブル75には、キャッピングユニット76、フラッシングユニット77、ワイピングユニット79等の保守ユニットが載置される。保守テーブル75は、ガイドレール73a及びガイドレール73bによってY軸方向に沿って案内され、定盤71上をY軸方向に沿って往復移動可能に構成されている。フラッシングユニット77は、保守テーブル75の定盤71側とは反対側に設けられている。ここで、ワークWへの画像の描画とは無関係に、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cから機能液を吐出させる動作は、フラッシング動作と呼ばれる。フラッシング動作には、例えば、ノズル37a,37b(図3参照)内に滞留する機能液がノズル37a,37b内で固化してしまうことを予防する効果がある。フラッシングユニット77は、フラッシング動作のときに、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cから吐出される機能液を受ける装置である。
キャッピングユニット76は、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cに蓋をする装置である。第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cから吐出される機能液では、液体成分が蒸発することがある。一般的に、機能液における液体成分が蒸発すると、機能液の粘度が高くなる。第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33c内の機能液の粘度が高くなると、ノズル37a,37bにおける液滴D(図4参照)を吐出する性能(以下、吐出性能と呼ぶ)が低下することがある。吐出性能の低下としては、例えば、ノズル37a,37bから吐出された液滴Dの進行方向が曲がってしまったり(飛行曲がり)、ノズル37a,37bから液滴Dが吐出されなかったり(不吐出)することなどが挙げられる。なお、キャッピングユニット76で第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cに蓋をする動作は、キャッピング動作と呼ばれる。
キャッピングユニット76は、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cに蓋をすることで、機能液における液体成分がノズルから蒸発することを低く抑える。これにより、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cにおける吐出性能を維持しやすくすることができる。ワイピングユニット79は、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cのノズル面35を拭く装置である。画像形成装置1では、ノズル面35に機能液が付着することがある。ノズル面35に機能液が付着すると、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cにおける吐出性能が低下することがある。ワイピングユニット79は、ノズル面35を拭くことによって、ノズル面35に付着している機能液を払拭する。これにより、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cにおける吐出性能を維持しやすくすることができる。なお、ワイピングユニット79でノズル面35を拭く動作は、ワイピング動作と呼ばれる。
保守テーブル75は、図示しない移動機構及び動力源によって、Y軸方向に往復動可能に構成されている。移動機構としては、例えば、ボールねじとボールナットとを組み合わせた機構や、リニアガイド機構などが採用され得る。また、本実施形態では、保守テーブル75をY軸方向に沿って移動させるための動力源として、後述するテーブル搬送モーターが採用されている。テーブル搬送モーターとしては、ステッピングモーター、サーボモーター、リニアモーターなどの種々のモーターが採用され得る。テーブル搬送モーターからの動力は、移動機構を介して保守テーブル75に伝達される。これにより、保守テーブル75は、ガイドレール73a及びガイドレール73bに沿って、すなわちY軸方向に沿って往復移動することができる。つまり、メンテナンス装置11は、キャッピングユニット76や、フラッシングユニット77、ワイピングユニット79などの保守ユニットを、Y軸方向に沿って往復移動させることができる。これにより、平面視で第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cがメンテナンス装置11に重なっている状態において、第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cをキャッピングユニット76、フラッシングユニット77及びワイピングユニット79のそれぞれに対向させることができる。
次に、ヘッドユニットの構成について説明する。図2は、ヘッドユニットの構成を示す模式図であり、図3はヘッドユニットの構成を示す平面図である。なお、図2は、キャリッジ7を図1中のA視方向に見たときの正面図である。図2及び図3に示すように、ヘッドユニット13は、光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する第1吐出ヘッド33aと、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する第2吐出ヘッド33bと、吐出されたカラーインクまたは透明インクに光を照射する第1光照射部15aを備えている。さらに、本実施形態では、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する第3吐出ヘッド33cと、吐出されたカラーインクまたは透明インクに光を照射する第2光照射部15bを備えている。
そして、図2及び図3に示すように、第1吐出ヘッド33aの往復移動の方向(X軸方向)に第2吐出ヘッド33bが配置されるとともに、第1吐出ヘッド33aと第2吐出ヘッド33bとの間に第1光照射部15aが配置され、往復移動方向における第1吐出ヘッド33aに対して第2吐出ヘッド33bの配置位置とは反対側に第3吐出ヘッド33cが配置され、第1吐出ヘッド33aと第3吐出ヘッド33cとの間に第2光照射部15bが配置されている。なお、本実施形態にかかるカラーインクは、着色剤を含有するインクであり、透明インクは、着色剤を含有しないインクである。また、本実施形態におけるカラーインク及び透明インクでは、紫外光の照射によって硬化が促進されるインクである。
第1及び第2光照射部15a,15bは、それぞれ、ワークWに塗布されたインクに向けて紫外光を発する光源43を有している。光源43からの紫外光を照射することにより、紫外光を受けたカラーインク及び透明インクは、硬化が促進される。光源43としては、例えば、LED、LD、水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、エキシマランプ等の種々の光源43を採用することができる。
また、図3に示すように、第1吐出ヘッド33aには、複数のノズル37aが配置されたノズル列39が配列されている。本実施形態では、カラーインクを吐出する複数のノズル37aは、Y軸方向に沿って配列され、複数のノズル列39a,39bを構成している。各ノズル列39a,39bにおける複数のノズル37aは、Y軸方向に沿って所定のノズル間隔Pで形成されている。そして、ノズル列39a,39b方向において、ノズル列39aのノズル37aとノズル列39bのノズル37aとが、間隔Pの半分の距離分(P/2)ずれて配置されている。
また、本実施形態では、図3に示すように、ノズル列39a,39bがそれぞれ4列ずつX軸方向に互いに隙間をあけた状態で交互に並んでいる。この場合、例えば、カラーインクとしてのシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのそれぞれのカラーインクが、ノズル列39a,39bのそれぞれに適宜対応するように構成される。なお、カラーインクは4色に限られず、カラーインクを3色以下としてもよいし、カラーインクを5色以上にしてもよい。この場合、カラーインクの数に応じてノズル列39a,39bの列数を適宜設定すればよい。
また、第2吐出ヘッド33bには、複数のノズル37bが配置されたノズル列40が配列されている。本実施形態では、透明インクを吐出する複数のノズル37bは、Y軸方向に沿って配列され、各1列ずつのノズル列40a,40bを構成している。各ノズル列40a,40bにおける複数のノズル37bは、Y軸方向に沿って所定のノズル間隔Pで形成されている。そして、ノズル列40a,40b方向において、ノズル列40aのノズル37bとノズル列40bのノズル37bとが、間隔Pの半分の距離分(P/2)ずれて配置されている。なお、本実施形態の第2吐出ヘッド33bでは、2列のノズル列40a,40bを配列したが、これに限定されず、1列でもよいし3列以上であってもよい。なお、第3吐出ヘッド33cの構成は、第2吐出ヘッド33bの構成と同様なので説明を省略する。
次に、吐出ヘッドの構成について説明する。図4は、吐出ヘッドの構成を示す断面図(図2におけるB−B断面図)である。図4に示すように、第1吐出ヘッド33aは、ノズルプレート46と、キャビティープレート47と、振動板48と、複数の圧電素子49と、を有している。ノズルプレート46は、ノズル面35を有している。そして、ノズルプレート46には、複数のノズル37aが設けられている。キャビティープレート47は、ノズルプレート46のノズル面35とは反対側の面に設けられている。キャビティープレート47には、複数のキャビティー51が形成されている。各キャビティー51は、各ノズル37a,37bに対応して設けられており、対応する各ノズル37aに連通している。各キャビティー51には、図示しないタンクから機能液53が供給される。
振動板48は、キャビティープレート47のノズルプレート46側とは反対側の面に設けられている。振動板48は、Z方向に振動(縦振動)することによって、キャビティー51内の容積を拡大したり、縮小したりする。複数の圧電素子49は、それぞれ、振動板48のキャビティープレート47側とは反対側の面に設けられている。各圧電素子49は、各キャビティー51に対応して設けられており、振動板48を挟んで各キャビティー51に対向している。各圧電素子49は、駆動信号に基づいて、伸張する。これにより、振動板48がキャビティー51内の容積を縮小する。このとき、キャビティー51内の機能液53に圧力が付与される。その結果、ノズル37aから、機能液53としてのカラーインクが液滴Dとして吐出される。
なお、本実施形態では、縦振動型の圧電素子49が採用されているが、機能液53に圧力を付与するための加圧手段は、これに限定されず、例えば、下電極と圧電体層と上電極とを積層形成した撓み変形型の圧電素子も採用され得る。また、加圧手段としては、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズルから液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなども採用され得る。さらに、発熱体を用いてノズル内に泡を発生させ、その泡によって機能液に圧力を付与する構成も採用され得る。なお、第2及び第3吐出ヘッド33b,33cの構成は上記第1吐出ヘッド33aの構成と同様なので説明を省略する。なお、第2及び第3吐出ヘッド33b,33cでは、ノズル37bから、機能液53としての透明インクが液滴Dとして吐出される。
次に、画像形成装置の制御部の構成について説明する。図5は、画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、画像形成装置1は、上記の各構成部の動作を制御する制御部111を有している。制御部111は、CPU(Central Processing Unit)113と、駆動制御部115と、メモリー部117を有している。駆動制御部115及びメモリー部117は、バス119を介してCPU113に接続されている。また、画像形成装置1は、ワークWに対してキャリッジ7(ヘッドユニット13)をX軸方向に往復移動させる移動部としてのキャリッジ搬送モーター121と、ワーク搬送モーター123と、テーブル搬送モーター125と、入力装置129と、表示装置131を有している。キャリッジ搬送モーター121、ワーク搬送モーター123及びテーブル搬送モーター125は、それぞれ、入出力インターフェース133とバス119とを介して制御部111に接続されている。また、入力装置129及び表示装置131も、それぞれ、入出力インターフェース133とバス119とを介して制御部111に接続されている。
キャリッジ搬送モーター121は、キャリッジ7を駆動するための動力を発生させる。ワーク搬送モーター123は、ワークテーブル25を駆動するための動力を発生させる。テーブル搬送モーター125は、保守テーブル75を駆動するための動力を発生させる。入力装置129は、各種の加工条件を入力する装置である。表示装置131は、加工条件や、作業状況を表示する装置である。画像形成装置1を操作するオペレーターは、表示装置131に表示される情報を確認しながら、入力装置129を介して種々の情報を入力することができる。なお、キャリッジ位置検出装置65、テーブル位置検出装置27及び3個の第1から第3吐出ヘッド33a,33b,33cが、それぞれ、入出力インターフェース133とバス119とを介して制御部111に接続されている。また、2個の第1及び第2光照射部15a,15b、及びメンテナンス装置11も、それぞれ、入出力インターフェース133とバス119とを介して制御部111に接続されている。
CPU113は、プロセッサーとして各種の演算処理を行う。駆動制御部115は、各構成の駆動を制御する。メモリー部117は、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read Only Memory)などを含んでいる。メモリー部117には、画像形成装置1における動作の制御手順が記述されたプログラムソフト135を記憶する領域や、各種のデータを一時的に展開する領域であるデータ展開部137などが設定されている。データ展開部137に展開されるデータとしては、例えば、描画すべき画像が示される描画データや、描画処理等のプログラムデータなどが挙げられる。駆動制御部115は、モーター制御部141と、位置検出制御部143と、吐出制御部145と、照射制御部147と、保守制御部149と、表示制御部151と、を有している。
モーター制御部141は、CPU113からの指令に基づいて、キャリッジ搬送モーター121の駆動と、ワーク搬送モーター123の駆動と、テーブル搬送モーター125の駆動とを、個別に制御する。位置検出制御部143は、CPU113からの指令に基づいて、キャリッジ位置検出装置65と、テーブル位置検出装置27とを、個別に制御する。位置検出制御部143は、CPU113からの指令に基づいて、キャリッジ位置検出装置65にキャリッジ7のX軸方向における位置を検出させ、且つ検出結果をCPU113に出力する。また、位置検出制御部143は、CPU113からの指令に基づいて、テーブル位置検出装置27にワークテーブル25のY軸方向における位置を検出させ、且つ検出結果をCPU113に出力する。
吐出制御部145は、CPU113からの指令に基づいて、第1吐出ヘッド33a、第2吐出ヘッド33b、第3吐出ヘッド33cのそれぞれの駆動を制御する。照射制御部147は、CPU113からの指令に基づいて、第1及び第2光照射部15a,15bのそれぞれにおける光源43の発光状態を個別に制御する。保守制御部149は、CPU113からの指令に基づいて、メンテナンス装置11におけるキャッピングユニット76や、フラッシングユニット77、ワイピングユニット79などの保守ユニットの駆動を個別に制御する。表示制御部151は、CPU113からの指令に基づいて、表示装置131の駆動を制御する。
次に、画像形成装置の制御方法について説明する。図6は、画像形成装置の制御方法を示す模式図であり、図7は、画像形成方法を示す説明図である。画像形成装置の制御方法は、ヘッドユニットの往復移動のうち、一方方向にヘッドユニットを移動させながら、記録媒体に向けてカラーインクを吐出させ、記録媒体に塗布されたカラーインクに光を照射させた後、記録媒体に向けて透明インクを吐出させ、往復移動のうち、他方方向にヘッドユニットを移動させながら、一方方向において塗布された透明インクに光を照射させるものである。以下、具体的に説明する。なお、本実施形態では、上記にて説明した画像形成装置1を用いて画像を形成する場合について説明する。
まず、ヘッドユニット13を記録媒体としてのワークWに対してプラスX軸方向に往路移動(第1パス)させながら、ワークW上に画像を形成(描画)する場合の制御方法について説明する。この場合、第1吐出ヘッド33aと第2吐出ヘッド33b及び第1光照射部15aを駆動制御する。このとき、第1吐出ヘッド33aと第2吐出ヘッド33bと第1光照射部15aの配置は、プラスX軸方向において第1吐出ヘッド33aが最上流に配置され、第1吐出ヘッド33aの下流側に第1光照射部15aが配置され、第1光照射部15aの下流側に第2吐出ヘッド33bが配置される関係となる。
そして、図6(a)及び図7(a)に示すように、第1吐出ヘッド33aをプラスX軸方向に往路移動(第1パス)させながら、まず、ワークWに向けて第1吐出ヘッド33aのノズル列39aのノズル37a(図3参照)からカラーインクを液滴Dとして吐出させ、ワークW上にカラーインクのインクドット200aを配置(塗布)して第1インクドット列390aを形成させる。なお、本実施形態では、第1インクドット列390aは、ノズル列39aに対応してY軸方向に沿って形成される。そして、第1インクドット列390aにおけるインクドット200aは、例えば、Y軸方向に沿って所定のノズル間隔Paで配置される。
次いで、ワークWに塗布されたインクドット200aに向けて第1光照射部15aから紫外光を照射させる。これにより、インクドット200aが硬化され、カラーインク200が定着される。
次いで、図6(b)及び図7(a)に示すように、ワークWに向けて第2吐出ヘッド33bのノズル列40aのノズル37b(図3参照)から透明インクを液滴Dとして吐出させ、ワークW上に透明インクのインクドット210aを配置(塗布)して第2インクドット列400aを形成させる。なお、本実施形態では、第2インクドット列400aは、ノズル列40aに対応してY軸方向に沿って形成される。そして、第2インクドット列400aにおけるインクドット210aは、例えば、Y軸方向に沿って所定のノズル間隔Paで配置される。また、透明インクのインクドット210aのサイズ等は適宜設定することができる。ここで、第1及び第2インクドット列390a,400aの列方向において、第1インクドット列390aのインクドット200aと第2インクドット列400aのインクドット210aとを、ずらして配置させる。本実施形態では、ノズル同士の間隔Paの半分の距離(Pa/2)分ずらして配置される。配置された透明インクのインクドット210aは硬化されたカラーインク200間において濡れ広がる。
次に、ヘッドユニット13をワークWに対してマイナスX軸方向に復路移動(第2パス)させながら、ワークW上に画像を形成(描画)する場合の制御方法について説明する。この場合、第1吐出ヘッド33aと第3吐出ヘッド33c及び第2光照射部15bを駆動制御する。このとき、第1吐出ヘッド33aと第3吐出ヘッド33cと第2光照射部15bの配置は、マイナスX軸方向において第1吐出ヘッド33aが最上流に配置され、第1吐出ヘッド33aの下流側に第2光照射部15bが配置され、第2光照射部15bの下流側に第3吐出ヘッド33cが配置される関係となる。
そして、第1吐出ヘッド33aをマイナスX軸方向に往路移動(走査)させながら、ワークWに向けて第1吐出ヘッド33aのノズル列39a,39bのノズル37a(図3参照)からカラーインクを液滴Dとして吐出させ、上記第1パスと同様にしてワークW上にカラーインクのインクドット200aを配置(塗布)して第1インクドット列390aを形成させる。
次いで、図6(c)及び図7(b)に示すように、ワークWに塗布されたカラーインクのインクドット200a及び第1パスにおいて塗布された透明インクのインクドット210aに向けて第2光照射部15bから紫外光を照射させる。これにより、インクドット200a,210aが硬化され、第2パスにおけるカラーインク200と第1パスにおける透明インク210が定着される。すなわち、透明インクのインクドット210aは、透明インクを塗布した第1パスで硬化されるのではなく、次パスの第2パスにおいて硬化される。
なお、第2パスにおいても、第3吐出ヘッド33cから透明インクを液滴Dとして吐出させ、ワークW上にインクドット210aを配置させる。これにより、配置された透明インクのインクドット210aは硬化されたカラーインク200間において濡れ広がる。
以降、ヘッドユニット13の往復移動を繰り返し、上記同様の制御を行う。これにより、所望の画像を形成することができる。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
ヘッドユニット13を往復移動させる過程において、まず、第1パスにおいてカラーインクが塗布され、塗布されたカラーインクのインクドット200aが紫外光の照射によって硬化される。そして、硬化されたカラーインク200間に透明インクが塗布される。次いで、第2パスにおいて塗布された透明インクに紫外光を照射させる。これにより、透明インクのインクドット210aが硬化される。すなわち、第1パスで塗布された透明インクは、第1パスでは硬化されず、第2パスにおいて硬化される。従って、透明インクがワークWに塗布されてから硬化されるまでの間、透明インクは、硬化されたカラーインク200同士の凹部の間に濡れ広がる。そして、透明インクが濡れ広がった状態で硬化される。これにより、容易に表面の凹凸の発生を低減させ、高品質の画像を形成することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、第1吐出ヘッド33aをプラスX軸方向に往路移動(第1パス)させながら、まず、ワークWに向けて第1吐出ヘッド33aのノズル列39aのノズル37a(図3参照)からカラーインクを液滴Dとして吐出させ、その後に第2吐出ヘッド33bのノズル列40aのノズル37b(図3参照)から透明インクを液滴Dとして吐出させカラーインクのインクドット200aと透明インクのインクドット210aとがY軸方向においてPaの半分の距離分ずらして配置したが、これに限定されない。まず、ワークWに向けて第1吐出ヘッド33aのノズル列39a,39bのノズル37a(図3参照)からカラーインクを液滴Dとして吐出させ、その後に第2吐出ヘッド33bのノズル列40a,40bのノズル37b(図3参照)から透明インクを液滴Dとして吐出させ、カラーインクのインクドット200aと透明インクのインクドット210aとがY軸方向においてほぼ重なるように配置する等、適宜変更が可能である。
(変形例2)上記実施形態では、プラスX軸方向に往路移動(第1パス)時には第1光照射部15aから紫外線を照射させ、マイナスX軸方向に復路移動(第2パス)時には第2光照射部15bから紫外線を照射していたが、これに限らず、プラスX軸方向の往路移動時、マイナスX軸方向の復路移動時の両方、または一方において、第1光照射部15aおよび第2光照射部15bの両方から紫外線を照射してもよい。
特に上記実施形態において、マイナスX軸方向に復路移動(第2パス)時に第1光照射部15aおよび第2光照射部15bの両方から紫外線を照射するようにした場合には、まず、第1光照射部15aからの紫外線照射により、第1パスにおいて塗布された透明インクのインクドット210aが硬化された後に、第2パスにおけるカラーインクのインクドット200aがワークWに塗布されるので、第1パスで塗布される透明インクのインクドット210aと第2パスで塗布されるカラーインクのインクドット200aが混じり合わない。したがって、光照射部をこのように制御する場合には、透明インクのインクドットとカラーインクのインクドットの混合による弊害を防ぐことができるという効果がある。
(変形例3)上記実施形態では、第1パスにおいてカラーインクが塗布され、塗布されたカラーインクのインクドット200aが紫外光の照射によって硬化される。そして、硬化されたカラーインク200間に透明インクが塗布される。次いで、第2パスにおいて塗布された透明インクに紫外光を照射させる。これにより、透明インクのインクドット210aが硬化していたが、これに限らず、第1パスにおいてカラーインクが塗布され、塗布されたカラーインクのインクドット200aが紫外光の照射によって硬化される。そして、第2パスにおいて硬化されたカラーインク200間またはカラーインク200上に透明インクが塗布し、次いで、第3パス(往路移動)において塗布された透明インクに紫外光を照射させる。すなわち、第2パスで塗布された透明インクは、第2パスでは硬化されず、第3パスにおいて硬化される。従って、透明インクは、硬化されたカラーインク200同士の凹部の間に濡れ広がる。そして、透明インクが濡れ広がった状態で硬化される。したがって、このような方法であっても、容易に表面の凹凸の発生を低減させ、高品質の画像を形成することができる。そしてこのような方法の場合は図2及び図3に示したような第1吐出ヘッド33aと第2吐出ヘッド33bとの間に第1光照射部15aが配置されたヘッドユニットの構成でなくても、図8、図9に示すようなヘッドユニットの構成であっても実施することが可能である。
図8は、変形例3にかかるヘッドユニットの構成を示す模式図である。なお、図8は図2と同様に、キャリッジ7を図1中のA視方向に見たときの正面図である。図8に示すように、ヘッドユニット313は、吐出ヘッド333と光照射部315を備えている。つまり上記実施形態の往復移動方向(X軸方向)における吐出ヘッド333の両側のそれぞれに光照射部315a,315bが配置されている。そして図9に示すように、吐出ヘッド333のノズルプレート346には、カラーインクを吐出する複数のノズル337aが配置された第1ノズル列339と、第1ノズル列と並列に配列され、透明インクを吐出する複数のノズル337bが配置された第2ノズル列340を備えている。さらに本変形例においては、複数の第1ノズル列339aと2本の第2ノズル列340a,340bを備えている。そして、第1及び第2ノズル列339a,340a,340bの方向(上記実施形態のY軸方向)において、第1ノズル列339aのノズル337aと第2ノズル列340a,340bのノズル337bとが、ずれて配置されている。
図8、図9に示すようなヘッドユニットの構成を用いる場合(図7参照)は、第1パス(プラスX軸方向)においてカラーインクが第1ノズル列339aのノズル337aにより塗布され、塗布されたカラーインクのインクドット200aが光照射部315aによる紫外光の照射によって硬化される。そして、第2パス(マイナスX軸方向)において硬化されたカラーインク200間に透明インクが第2ノズル列340aまたは340bにより塗布され、次いで、第3パスにおいて塗布された透明インクに光照射部315aまたは315bにより紫外光を照射させる。すなわち、第2パスで塗布された透明インクは、第2パスでは硬化されず、第3パスにおいて硬化される。従って、透明インクは、硬化されたカラーインク200同士の凹部の間に濡れ広がる。そして、透明インクが濡れ広がった状態で硬化される。したがって、このような方法であっても、容易に表面の凹凸の発生を低減させ、高品質の画像を形成することができる。
(変形例4)上記変形例3では、一組の第1ノズル列339aを有する吐出ヘッド333を搭載したが、これの構成に限定されない。例えば、第1ノズル列339aを複数組有してもよい。図10は、変形例4にかかる吐出ヘッドの構成を示す平面図である。変形例にかかる画像形成装置は、第1ノズル列と第2ノズル列とを備えるととともに、第1及び第2ノズル列の列方向に対して交差する方向に往復移動可能な吐出ヘッドを備え、吐出ヘッドは、往復移動方向のうち、一方の移動方向に対して上流側に配置された第1ノズル列と第1ノズル列の下流側に配置された第2ノズル列とを有する第1ノズル列群と、往復移動方向のうち、他方の移動方向に対して上流側に配置された第1ノズル列と第1ノズル列の下流側に配置された第2ノズル列とを有する第2ノズル列群と、を有し、第1ノズル列群と第2ノズル列群の各移動方向における第1ノズル列のカラーインクの色配列が同じものである。
具体的には、図10に示すように、吐出ヘッド333aは、X軸方向に往復移動可能に構成され、Y軸方向に沿って第1ノズル列339aと第2ノズル列340aとが配置されている。そして、X軸方向における往復移動方向のうち、プラスX軸方向に対して上流側に配置された第1ノズル列339aと第1ノズル列339aの下流側に配置された第2ノズル列340aとを有する第1ノズル列群350aが配置されている。また、X軸方向における往復移動方向のうち、マイナスX軸方向に対して上流側に配置された第1ノズル列339bと第1ノズル列339bの下流側に配置された第2ノズル列340bとを有する第2ノズル列群350bが配置されている。
本変形例では、第1ノズル列群350aの第1ノズル列339aは、4つの第1ノズル列339aがX軸方向に均一の間隔で配置されている。そして、プラスX軸方向に対して上流側から下流側へのカラーインクの色配列が、例えば、イエロー(339a(Y))、マゼンタ(339a(M))、シアン(339a(C))、ブラック(339a(K))の順に配置されている。また、同様にして、第2ノズル列群350bの第1ノズル列339bは、4つの第1ノズル列339aがX軸方向に均一の間隔で配置されている。そして、マイナスX軸方向に対して上流側から下流側へのカラーインクの色配列が、例えば、イエロー(339b(Y))、マゼンタ(339b(M))、シアン(339b(C))、ブラック(339b(K))の順に配置されている。このようにすれば、プラスX軸方向とマイナスX軸方向において色合いをほぼ同じに形成することができる。これにより、さらに高画質の画像を形成することができる。
さらに、本変形例では、第1ノズル列群350aの第1ノズル列339aと第2ノズル列群350bの第1ノズル列339bとが、往復移動方向に対して交互に配列されている。そして、第1ノズル列群350aの第2ノズル列340aと第2ノズル列群350bの第2ノズル列340bとが、往復移動方向に対して吐出ヘッド333aの端部にそれぞれ配置されている。この構成によれば、往復移動方向における吐出ヘッド333aのサイズを小型化することができる。
(変形例5)上記実施形態や変形例では、図3、図9および図10で示したように同一の吐出ヘッドのノズルプレートに複数のノズル列が形成されている(図3では12本、図9では6本、図10では10本)構成で説明をしたが、この構成に限定されない。例えば、1本または2本のノズル列を持つ吐出ヘッドを複数並べて、各ノズル列方向の相対位置が図3、図9、図10に示すものと同等となるように吐出ヘッド間の相対位置を調整して固定することでヘッドユニットを構成しても、上記実施例と同様の効果を有する。
(変形例6)上記実施形態ではカラーインクによる第1インクドット列390aと透明インクによる第2インクドット列400aとが図7(a)および図7(b)ではX軸方向にずれるように配置しているが、これに限定されず、図11(a)および図11(b)のように、第1インクドット列390aと第2インクドット列400aとがほぼ重なるように形成する等、適宜変更が可能である。
1…画像形成装置、7…キャリッジ、9…キャリッジ搬送装置、13…ヘッドユニット、15a…第1光照射部、15b…第2光照射部、33a…第1吐出部としての第1吐出ヘッド、33b…第2吐出部としての第2吐出ヘッド、33c…第3吐出部としての第3吐出ヘッド、37a,37b…ノズル、39a,39b…ノズル列、40a,40b…ノズル列、111…制御部、121…キャリッジ搬送モーター、200…硬化されたカラーインク、200a…インクドット、210…硬化された透明インク、210a…インクドット、390a…第1インクドット列、400a…第2インクドット列。

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する吐出部と、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する吐出部と、前記光を照射する光照射部と、を含むヘッドユニットと、
    前記記録媒体と前記ヘッドユニットとを相対的に往復移動させる移動部と、
    前記往復移動のうち、一方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、
    前記記録媒体に向けて前記透明インクを吐出させ、
    前記往復移動のうち、他方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、
    前記一方方向において塗布された前記透明インクに前記光を照射させる制御部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部では、
    前記カラーインクを吐出させて前記記録媒体上にインクドットを配置して第1インクドット列を形成させ、前記透明インクを吐出させて前記記録媒体上にインクドットを配置して第2インクドット列を形成させ、
    前記第1及び第2インクドット列の方向において、前記第1インクドット列の前記インクドットと前記第2インクドット列の前記インクドットとを、ずらして配置させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御部では、
    前記第1及び第2ノズル列のそれぞれの前記ノズルが均一の間隔となるように配置させ、
    前記第1及び第2ノズル列方向において、前記第1ノズル列の前記ノズルと前記第2ノズル列の前記ノズルとを、前記ノズル同士の間隔の半分の距離分ずらして配置させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記一方方向に前記ヘッドユニットを移動させながら、
    前記記録媒体に向けて前記カラーインクを吐出させ、前記記録媒体に塗布された前記カラーインクに前記光を照射させた後、前記記録媒体に向けて前記透明インクを吐出させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記ヘッドユニットは、
    光を照射することによって硬化する光硬化型のカラーインクを吐出する第1吐出部と、光を照射することによって硬化する光硬化型の透明インクを吐出する第2吐出部及び第3吐出部と、前記光を照射する第1光照射部及び第2光照射部と、を含み、
    前記第1吐出部の前記往復移動の方向に前記第2吐出部が配置されるとともに、前記第1吐出部と前記第2吐出部との間に前記第1光照射部が配置され、
    前記往復移動方向における前記第1吐出部に対して前記第2吐出部の配置位置とは反対側に前記第3吐出部が配置され、前記第1吐出部と前記第3吐出部との間に前記第2光照射部が配置されたことを特徴とする画像形成装置。
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