JP5955022B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
サテライトは、主滴に比べると初速度が遅いことから主滴よりもキャリッジの走査方向に着弾することが多い。また、サテライトは主滴より軽量で気流の影響を受けやすいため、サテライトの着弾位置は、所望の着弾位置とのズレ量も大きくなる。そのため、インク滴の飛翔経路にノズルの配列方向の速度成分が形成されている場合には、主滴により形成されたドットの隙間にサテライトが着弾する場合がある。この領域は視覚上高濃度の領域と認識され、目立った濃度ムラとして印字物に現れる。
比較例1では、実施例1において二等辺三角形で構成された基本ドット配置パターンの半分の密度で、ドットを印字領域全体に一様に配置し往復1回ずつ、計2回のスキャンを行うことで画像を形成する。図8に入力の印字パターンを示す。図8(A)は往路、図8(B)は復路の印字パターンであり、図8(C)は往復2回の印字により完成する画像である。実施例1では、往路でドット形成していない領域を復路で補っていたので、実質的に実施例1と比較例1は、往復の2スキャンで同一の画像を形成しようとしている。比較例1では、印字開始とともにノズル列の両端付近から複雑な速度分布を持つ渦状の流体構造が発生し、ノズル列中央付近へと集合する。最終的には、ノズル列長手方向にわたり複数の大きな渦構造をもつようになり、その領域に引き寄せられるようにインク滴が運動をする。図9に比較例1により得られる画像の模式図を示す。印字画像には複数の濃度ムラがスジ状に現れる。図10に、図9中の長方形で示される範囲2100における記録媒体上のドット形成の模式図を示す。図10において、横線で示されるドットが往路で形成されたドットであり、縦線で示されるドットが復路で形成されたドットである。渦構造によりインク滴が引き寄せられる影響を受け、主滴ドット2001の隙間にサテライトドット2002が形成される。この領域は視覚的に濃度の高い領域と認識され、比較例1は画像品質の劣化が顕著となる形態である。
本比較例2においても前記実施例9と同様に、近接する複数のノズルを有するヘッド構成において印字を行う。本比較例2におけるノズル構成は、図18に示される構成と同様である。
本比較例3においても前記実施例9と同様に、近接する複数のノズルを有するヘッド構成において印字を行う。本比較例3におけるノズル構成は、図18に示される構成と同様である。
402・・・ノズル列
NZ・・・ノズル
BP・・・基本ドット配置パターン
3000 1対の近接ノズル列のうち、走査往方向に位置するノズル列A
3001 1対の近接ノズル列のうち、走査復方向に位置するノズル列B
Claims (10)
- それぞれインクを吐出する複数のノズルが配列されたノズル列を有する記録ヘッドを、記録媒体に対して前記複数のノズルの配列方向を横切る向きに走査させて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
単位領域の画像を形成するために前記記録ヘッドを前記記録媒体の共通領域に対して双方向に偶数回走査させる走査手段と、
前記偶数回の走査のそれぞれにおいて、前記複数のノズルのうちインクの吐出を許可されたノズルが、走査方向に向かって先細りとなる二等辺三角形状の基本ドット配置パターンを周期的に形成するように、前記複数のノズルのうちインクの吐出を許可するノズルを走査の進行に応じて制御する吐出制御手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - それぞれインクを吐出する複数のノズルが配列されたノズル列を有する記録ヘッドを、記録媒体に対して前記複数のノズルの配列方向を横切る向きに走査させて画像を記録するインクジェット記録装置であって、
単位領域の画像を形成するために前記記録ヘッドを前記記録媒体の共通領域に対して双方向に偶数回走査させる走査手段と、
前記偶数回の走査のそれぞれにおいて、前記複数のノズルのうちインクの吐出を許可されたノズルが、走査方向に向かって先細りとなる台形状の基本ドット配置パターンを周期的に形成するように、前記複数のノズルのうちインクの吐出を許可するノズルを走査の進行に応じて制御する吐出制御手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記吐出制御手段は、各走査において、前記複数のノズルの配列方向において複数の前記基本ドット配置パターンを形成することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数の基本ドット配置パターンは、前記複数のノズルの配列方向において、互いに隣接していることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数の基本ドット配置パターンは、前記複数のノズルの配列方向において、互いに離隔していることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数の基本ドット配置パターンは、互いに形状の異なる複数の基本ドット配置パターンを含むことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記基本ドット配置パターンは、前記複数のノズルの配列方向において互いに隣接する複数の第1の二等辺三角形状パターンと、隣接する前記第1の二等辺三角形状パターンの頂点を結ぶ線分を底辺にもつ第2の二等辺三角形状パターンを有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記基本ドット配置パターンは、走査方向に向かって曲線状に先細りとなることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドにおいて、
近接するノズル列双方にキャリッジ走査方向に頂点を持つ二等辺三角形であるドット配置パターンが適用され、かつ該近接するノズル列同士で各々定められた二等辺三角形のドット配置がノズル列長手方向に逆位相となること
を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドにおいて、
近接するノズル列双方にキャリッジ走査方向を上底、他方を下底と定義する台形において、下底より短い上底を持つ台形であるドット配置パターンが適用され、かつ該近接するノズル列同士で各々定められた台形のドット配置がノズル列長手方向に逆位相となること
を特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
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