JP2010005934A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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明 池田
Masaru Onishi
勝 大西
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Abstract

【課題】複数種類のインクのそれぞれに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御する。
【解決手段】紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行う印刷装置10であって、複数種類のインクのインク滴を媒体50に対して吐出する印刷ヘッド部14と、媒体50上のインクへ紫外線を照射する紫外線照射部16とを備え、インク滴が吐出されてから当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である照射前時間は、複数種類のインクのそれぞれ毎に設定されており、紫外線照射部16は、それぞれのインクに対して設定された照射前時間が経過したタイミングで、それぞれのインクへ紫外線を照射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
従来、紫外線硬化型のインクを用いる印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような印刷装置においては、例えば、インクジェットヘッドと一体に設けられたUV照射手段により、紫外線の照射を行う。また、このような印刷装置において、例えばカラー印刷を行う場合には、それぞれ色が異なる複数種類のインクが用いられる。
特開2004−358769号公報
例えばインクジェット方式の印刷装置により印刷を行う場合、媒体に着弾したインクは、硬化するまでの間、媒体上で拡散する。そのため、硬化後のインクのドットサイズは、例えば硬化までの時間に応じて、大きくなる。また、インクの滲みの幅は、硬化までの時間に応じて拡がる。
ここで、高精細な印刷を行うためには、滲みを抑えつつ、印刷精度に応じたドットサイズでインクを硬化させる必要がある。そのため、高精細な印刷を行うためには、インクの硬化までの時間を適切に制御することが重要になる。また、カラー印刷を行う印刷装置のように、複数種類のインクを用いる場合、それぞれのインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御することが重要になる。
しかし、従来、このような制御の重要性は十分に認識されていなかった。そのため、例えば紫外線硬化型の複数種類のインクを用いる場合において、従来の印刷装置の構成では、それぞれのインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御することが困難な場合があった。
例えば、一のインクジェットヘッドから複数種類のインクのインク滴を吐出した後、複数種類のインクに対して同時に紫外線を照射する場合、媒体上の各位置において、インクの着弾から紫外線の照射開始までの時間が、インク毎に異なることとなる。そして、この場合、このタイミングのずれの影響により、インク毎のドットサイズのずれが生じるおそれもある。そこで、本発明は、上記の課題を解決できる印刷装置及び印刷方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行う印刷装置であって、複数種類のインクのインク滴を媒体に対して吐出する印刷ヘッド部と、媒体上のインクへ紫外線を照射する紫外線照射部とを備え、インク滴が吐出されてから当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である照射前時間は、複数種類のインクのそれぞれ毎に設定されており、紫外線照射部は、それぞれのインクに対して設定された照射前時間が経過したタイミングで、それぞれのインクへ紫外線を照射する。複数種類のインクのうち、少なくとも一部のインクに対応する照射前時間は、例えば、他のインクの照射前時間と異なる時間に設定される。複数種類のインクのそれぞれに対応する照射前時間は、例えば、印刷ヘッド部と紫外線照射部との位置関係等の構造により設定される。照射前時間は、印刷装置の動作を制御するプログラム中において設定されてもよい。
このように構成すれば、例えば、複数種類のインクのそれぞれに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。これにより、ドットサイズや滲みの幅を適切に制御し、高精細な印刷を行うことができる。
また、印刷結果における光沢度は、インクの硬化までの時間が長くなるほど大きくなる。そのため、このように構成すれば、更に、複数種類のインクのそれぞれに対して、硬化後の光沢度を適切に制御できる。また、ドットサイズ、滲みの幅、及び光沢度等のバランスを適切に制御することもできる。また、複数種類のインクのそれぞれに対してこれらの制御を行うことにより、インクの種類毎の特性の違いを適切に補正できる。
尚、照射前時間は、例えば、それぞれのインクに対して、硬化後に形成すべき目標のドットサイズ、インクを硬化させるのに必要な紫外線の累積強度、及び媒体上においてインクが拡がる速さであるインク拡散速度等に応じて設定される。紫外線の累積強度は、例えば一定面積あたりの累積強度の密度である。照射前時間は、紫外線照射部が照射する紫外線の強度に更に基づいて設定されることが好ましい。
また、目標のドットサイズは、例えば一部のインクに対して、他のインクと異なってもよい。例えば、印刷ヘッド部が、複数種類のインクとして、白色又はクリア色等の全面印刷用のインクと、CMYKインク等のカラー印刷用のインクとを吐出する場合、例えば全面印刷用のインクのドットサイズを、カラー印刷用のインクのドットサイズよりも大きくすることが好ましい場合がある。このような場合、全面印刷用のインクに対する照射前時間は、カラー印刷用のインクよりも大きなドットサイズを考慮して設定される。また、カラー印刷用のインクに対する照射前時間は、全面印刷用のインクよりも小さなドットサイズを考慮して設定される。
(構成2)紫外線照射部は、紫外線の光源として、UVLEDを有する。UVLEDは、例えば紫外線ランプ等と比べ、点灯と消灯との切り替えを行いやすい。そのため、このように構成すれば、紫外線を照射するタイミングを、より適切に制御できる。
(構成3)印刷ヘッド部は、複数種類のインクのインク滴として、CMYKインクの各色のインクのインク滴を吐出する。
カラー印刷用のCMYKインクに対しては、ドットサイズ等の制御を、より高精度で行うことが求められる。また、そのためには、インクの硬化までの時間をより高い精度で制御することが求められる。
これに対し、このように構成すれば、例えば、CMYKインクの各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。また、これにより、例えば、高精細なカラー印刷を適切に行うことができる。
尚、CMYKインクの各色のインクに対し、照射前時間は、例えば、硬化までの間にインクが拡散する幅が同程度になるように設定される。このように構成すれば、例えば、各色のインクについて、硬化後のドットサイズが同程度になる。ドットサイズが同程度になるとは、例えば、それぞれのインクの硬化後のドットサイズが、印刷の精度に対応して予め設定された範囲内のサイズになることである。また、印刷装置は、CMYKインク以外のインクを更に用いてもよい。例えば、印刷ヘッド部は、例えば白色又はクリア色(クリアコート剤)等の、全面印刷用のインクのインク滴を更に吐出してもよい。
(構成4)印刷ヘッド部は、CMYKインクの各色のインク滴をそれぞれが吐出する複数の各色用ヘッドを有し、紫外線照射部は、それぞれが複数の各色用ヘッドそれぞれに対応し、対応する各色用ヘッドから吐出されて媒体に着弾したインクへ紫外線を照射する複数の各色インク用光源部を有し、それぞれの各色用ヘッドは、予め設定された主走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出し、複数の各色用ヘッドは、主走査方向と直交する副走査方向へ並べて設けられ、複数の各色インク用光源部のそれぞれは、対応する各色用ヘッドと主走査方向において隣接して設けられ、主走査方向へ移動しつつ、媒体上のインクへ紫外線を照射し、各色用ヘッドと各色インク用光源部との主走査方向における距離は、当該距離を各色インク用光源部が移動する移動時間が当該各色用ヘッドから吐出されるインクに対応する照射前時間となる距離である。
このように構成すれば、例えば、CMYKインクの各色のインクに対し、個別の照射前時間を適切に設定できる。また、これにより、CMYKインクの各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。
(構成5)印刷ヘッド部は、CMYKインクの各色のインク滴をそれぞれが吐出する複数の各色用ヘッドを有し、紫外線照射部は、それぞれが複数の各色用ヘッドそれぞれに対応し、対応する各色用ヘッドから吐出されて媒体に着弾したインクへ紫外線を照射する複数の各色インク用光源部を有し、複数の各色用ヘッドは、印刷ヘッド部に対して相対的に媒体が搬送される搬送方向へ並べて設けられ、複数の各色インク用光源部のそれぞれは、対応する各色用ヘッドの搬送方向下流側にそれぞれ設けられ、各色用ヘッドと各色インク用光源部との搬送方向における距離は、当該距離を媒体が搬送される搬送時間が当該各色用ヘッドから吐出されるインクに対応する照射前時間となる距離である。この搬送方向は、例えば、印刷装置における副走査方向である。
このように構成すれば、例えば、CMYKインクの各色のインクに対し、個別の照射前時間を適切に設定できる。また、これにより、CMYKインクの各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。
(構成6)印刷ヘッド部は、複数種類の前記インクのインク滴として、全面印刷用のインクのインク滴を更に吐出し、全面印刷用インクの照射前時間は、CMYKインクの各色の照射前時間よりも長く設定される。全面印刷用のインクとは、例えば、例えば白色又はクリア色等のインクである。
このように構成すれば、例えば、全面印刷用のインクを、CMYKインクよりも広い範囲に拡散させることができる。また、これにより、全面印刷を効率よく適切に行うことができる。紫外線照射部は、全面印刷用のインクに対し、対応する照射前時間の経過後に、紫外線を照射する。
(構成7)紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行う印刷方法であって、複数種類のインクのインク滴を媒体に対して吐出する吐出段階と、媒体上のインクへ紫外線を照射する紫外線照射段階とを備え、インク滴が吐出されてから当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である照射前時間は、複数種類のインクのそれぞれ毎に設定されており、紫外線照射段階は、それぞれのインクに対して設定された照射前時間が経過したタイミングで、それぞれのインクへ紫外線を照射する。このようにすれば、例えば、構成1と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、例えば、複数種類のインクのそれぞれに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置10の構成の一例を示す。印刷装置10は、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行うインクジェットプリンタであり、制御部12、ローラ18、印刷ヘッド部14、及び紫外線照射部16を備える。印刷装置10は、例えばガイドレールや他のローラ等を更に備えてもよい。
制御部12は、例えば印刷装置10のCPUであり、印刷装置10の各部の動作を制御する。例えば、印刷装置10の印刷動作において、制御部12は、印刷ヘッド部14に、媒体50へインク滴を吐出する吐出段階を行わせる。また、制御部12は、紫外線照射部16に、紫外線照射段階を行わせる。また、制御部12は、ローラ18に、媒体50の搬送を行わせる。
ローラ18は、媒体50を搬送するローラである。ローラ18は、印刷装置10において予め設定されたX方向(副走査方向)と平行な搬送方向へ、媒体50を搬送する。これにより、ローラ18は、印刷ヘッド部14に対して相対的に、媒体50を移動させる。尚、本発明の変形例においては、ローラ18により媒体50を搬送する代わりに、印刷ヘッド部14の側を、媒体50に対して副走査方向へ移動させてもよい。
印刷ヘッド部14は、マルチパス方式で印刷を行うインクジェットヘッドである。本例において、印刷ヘッド部14は、X方向へ並べて設けられる4個の各色用ヘッド20と、2個の各色用ヘッド24とを有する。複数の各色用ヘッド20、24は、それぞれ異なるインクのインク滴を吐出するスキャン方式用のインクジェットヘッドであり、X方向と直交するY方向(主走査方向)への往復動作を行うスキャン動作により、Y方向へ移動しつつ、媒体50へインク滴を吐出する。
本例において、4個の各色用ヘッド20のそれぞれは、カラー印刷の一次色であるCMYKインクの各色のインク滴をそれぞれ吐出する。2個の各色用ヘッド24のそれぞれは、媒体50の印刷領域の全面に吐出される全面印刷用のインクである白色(W)及びクリア色(CL)のインクのインク滴をそれぞれ吐出する。これにより、印刷ヘッド部14は、複数種類のインクのインク滴を媒体50に対して吐出する。
紫外線照射部16は、媒体50に着弾したインクへ紫外線(UV光)を照射する紫外線照射装置である。本例において、紫外線照射部16は、それぞれの各色用ヘッド20、24に対して2個ずつ設けられた複数の各色インク用光源部22を有する。各色用ヘッド20、24に対応する2個の各色インク用光源部22は、対応する各色用ヘッド20、24をY方向の両側から挟むように、各色用ヘッド20、24と隣接して設けられる。また、各色インク用光源部22は、対応する各色用ヘッド20、24のスキャン動作時に各色用ヘッド20、24と共にY方向へ移動しつつ、紫外線を照射する。これにより、各色インク用光源部22は、各色用ヘッド20、24から吐出されたインクへ紫外線を照射する。
尚、本例において、各色用ヘッド20、24と、各色インク用光源部22とのY方向における距離は、各色用ヘッド20、24から吐出されるインクの特性に応じて個別に設定されている。この距離の設定については、後に詳しく説明する。
本例によれば、各色用ヘッド20、24から吐出されたインクを、各色インク用光源部22により、適切に硬化させることができる。また、これにより、紫外線硬化型のインクを用いて、適切にカラー印刷を行うことができる。
図2は、媒体50へのインク滴の着弾からインクの定着までの様子の一例を示す。図2(a)は、媒体50へ着弾する直前のインク滴の状態の一例を示す。図2(b)は、媒体50へ着弾した直後のインクの状態の一例を示す。媒体50への着弾後、インクは、媒体50に沿って拡散することにより、平坦化する。
図2(c)は、各色インク用光源部22による紫外線の照射開始直後の状態の一例を示す。各色インク用光源部22は、媒体50へインクが着弾した後、所定のタイミングで、紫外線を照射する。このタイミングは、例えば、各色用ヘッド20、24と各色インク用光源部22との間の距離により設定されている。
ここで、紫外線硬化型のインクは、例えば、所定の累積強度の紫外線の照射により硬化する。この累積強度は、例えば、紫外線の強度と照射時間の積の密度である。そのため、紫外線の照射を開始しても、インクが完全に硬化するまでには、ある程度の時間を要する。そのため、インクの平坦化は、紫外線の照射の開始から、完全に硬化するまでの間にも進む。また、各色インク用光源部22は、インクの上を通り過ぎる間に紫外線を照射し続けることにより、各位置のインクに対して、累積強度分の紫外線を照射する。
図2(d)は、硬化により媒体50に定着したインクの状態の一例を示す。インクは、媒体50への着弾から硬化までの時間に応じたドットサイズに拡がった状態で、媒体50に定着する。このように、インクは、着弾後、硬化までの間、媒体50上で徐々に拡がる。そのため、高い精度で印刷を行うためには、各色用ヘッド20、24から吐出される各色のインク滴に対して、媒体50への着弾後、硬化までの時間を適切に制御することが必要になる。
また、そのためには、特に、ドットサイズ等の制御が重要となるカラー印刷用のインクであるCMYKインクの各色に対し、色毎の特性に応じて、紫外線を照射するタイミングを制御する必要がある。例えば、各色のインクを同じドットサイズで硬化させようとする場合、媒体50上でのインク拡散速度や、インクを硬化させるのに必要な紫外線の累積強度等の違いに応じて、紫外線の照射のタイミングを異ならせることが好ましい。
図3は、紫外線の照射のタイミングの影響の一例を説明する図である。図3(a)は、紫外線の照射のタイミングと滲み幅Wの関係の一例を示す。
カラー印刷を行う場合、印刷装置10は、CMYKインクのそれぞれの色のインク滴を、媒体50上において近接する領域へ吐出する。そのため、インクの着弾後、時間の経過によりインクが拡がると、例えば図に示したように、複数の色のインクが重なって滲みが発生する。また、滲み幅Wは、時間の経過と共に拡がることとなる。そのため、紫外線の照射のタイミングは、例えば、印刷精度に応じて許容される滲み幅Wを考慮して適切に制御する必要がある。また、このタイミングの決定においては、硬化後のインクドットサイズや、光沢度等も考慮する必要がある。
図3(b)は、紫外線の照射の照射前時間と、硬化後のインクの状態との関係の一例を示すグラフであり、照射前時間と、硬化後の滲み幅W、ドットサイズ、光沢度との関係の一例を示す。紫外線の照射の照射前時間とは、各色用ヘッド20、24によりインク滴が吐出されてから、当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である。
尚、グラフにおいて、滲みのプロットは、グラフの縦軸上方に行くほど滲み幅Wが小さく、評価結果が良好であることを示す。ドットサイズのプロットは、縦軸上方に行くほどドットサイズが大きいことを示す。また、光沢は、縦軸上方に行くほど光沢度が高いことを示す。
照射前時間が長くなると、インクが硬化するまでの時間も長くなり、インクは、より拡がることとなる。そのため、滲み幅Wは、照射前時間の増加に従って大きくなる。その結果、滲みの評価結果は、照射前時間の増加に従って悪化する。また、ドットサイズは、照射前時間の増加に従って大きくなる。更に、インクが拡がると、平坦度が高くなり、光沢度は高くなる。そのため、光沢度も、照射前時間の増加に従って大きくなる。
グラフからわかるように、滲み幅W、ドットサイズ、光沢度等を適切な範囲に制御するためには、照射前時間を適切な範囲に設定することが重要である。また、照射前時間と滲み幅W、ドットサイズ、光沢度等との関係は、インクの特性により異なる。そのため、高い精度で高精細な印刷を行うためには、印刷装置10で用いるそれぞれのインク毎に、照射前時間を個別に設定することが好ましいことがわかる。
ここで、図1を用いて説明したように、本例において、各色用ヘッド20、24と、各色インク用光源部22とのY方向における距離は、各色用ヘッド20、24から吐出されるインクの特性に応じて個別に設定されている。また、各色インク用光源部22は、対応する各色用ヘッド20、24と共に主走査方向へ移動しつつ、その各色用ヘッド20、24から媒体50上へ吐出されたインクへ紫外線を照射する。
この場合、媒体50へのインクの着弾後、着弾位置まで各色インク用光源部22が移動する時間が、照射前時間に相当する時間となる。そのため、各インクの照射前時間は、各色用ヘッド20、24と、各色インク用光源部22との距離に応じて、インク毎に決まることとなる。そのため、本例によれば、照射前時間を、インク毎に個別に設定できる。また、これにより、例えば、硬化後のインクの状態を、インク毎に個別に制御できる。そのため、本例によれば、例えば、高精細な印刷を高い精度で適切に行うことができる。
図4は、各色用ヘッド20、24と各色インク用光源部22との距離の設定の一例について説明する図であり、Y色のインク滴を吐出する各色用ヘッド20と各色インク用光源部22との位置関係の一例を示す。尚、各色インク用光源部22との間の距離以外の点については、他の色のインク滴を吐出する各色用ヘッド20、24も、図示した各色用ヘッド20と同一又は同様である。
本例において、各色用ヘッド20は、X方向へ複数のノズルが並ぶノズル列102を複数列有する。また、各色インク用光源部22は、紫外線の光源として、ノズル列102と平行に並ぶ複数のUVLED104を有する。UVLED104は、例えば、紫外線を発生する発光ダイオードのモジュールである。
また、各色用ヘッド20に対応する2個の各色インク用光源部22は、各色用ヘッド20から吐出されるインクの特性に応じて予め設定された距離を空けて、各色用ヘッド20に隣接して設けられる。この距離は、例えば、インク拡散速度や、インクを硬化させるのに必要な紫外線の累積強度等のインクの特性に応じて、インクの色毎に個別に設定される。
ここで、本例において、各色インク用光源部22は、各色用ヘッド20と共に、Y方向へのスキャン動作を行う。この場合、媒体50の各位置へ各色インク用光源部22が到達する時間は、各色用ヘッド20よりも、各色用ヘッド20との距離の移動に要する時間だけ遅れることとなる。また、その結果、各インクに対応する照射前時間は、各色用ヘッド20と各色インク用光源部22との距離に応じて決まることとなる。すなわち、本例において、各色用ヘッド20と各色インク用光源部22との主走査方向における距離は、当該距離を各色インク用光源部22が移動する移動時間が各色用ヘッド20から吐出されるインクに対応する照射前時間となる距離となる。
そして、この距離は、インクの特性に応じて設定されている。そのため、本例において、照射前時間は、インクの特性に応じて、複数種類のインクのそれぞれ毎に設定される。また、この設定により、各色用ヘッド20は、インクの特性に応じて設定された照射前時間が経過したタイミングで、媒体50上のインクへ紫外線を照射する。
本例によれば、例えば、先ず、CMYKインクの各色のインクに対し、個別の照射前時間を適切に設定できる。これにより、CMYKインクの各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。また、色毎に照射前時間を設定することにより、各色のインクのドットサイズを、例えば筋ムラ等の発生しない適正な大きさに設定できる。また、例えば、インクの色や用途に合わせて、光沢度、滲み、ドットサイズのバランスを適切に設定できる。更には、色毎の特性の違いを適切に補正できる。
更に、本例においては、滲み等の考慮が不要な全面印刷用のインクである白色、クリア色のインクに対しても、個別の照射前時間を適切に設定できる。そして、全面印刷用のインクに対し、各色用ヘッド24と各色用ヘッド20との距離は、CMYKインクの各色のインクに対応する距離よりも大きく設定される。これにより、全面印刷用のインクの照射前時間は、CMYKインクの各色に対応する照射前時間よりも長くなる。そのため、本例によれば、例えば、全面印刷用のインクを、CMYKインクよりも広い範囲に拡散させることができる。また、これにより、全面印刷を効率よく適切に行うことができる。
尚、本例において、各色用ヘッド20と各色インク用光源部22との距離とは、例えば、図中にLYと示したような、各色用ヘッド20のY方向中央と、各色インク用光源部22のY方向中央との距離である。各色用ヘッド20と各色インク用光源部22との距離は、他の箇所を基準とした距離であってもよい。例えば、この距離として、ノズル列102のY方向中央と、UVLED104のY方向中央等の距離を用いることもできる。この場合も、インク毎の特性に応じて距離を設定することにより、各色のインク毎の照射前時間を適切に設定できる。
図5は、印刷ヘッド部14及び紫外線照射部16の配置の他の例を示す。尚、以下に説明する点を除き、印刷装置10の構成は、図1〜4を用いて説明した印刷装置10と同一又は同様である。
本例の印刷ヘッド部14において、各色用ヘッド20、24は、媒体50(図1参照)の搬送方向へ並べて設けられる。また、紫外線照射部16においては、それぞれの各色用ヘッド20、24に対して1個の各色インク用光源部22が、対応する各色用ヘッド20、24の搬送方向下流側にそれぞれ設けられる。
また、各色用ヘッド20、24と各色インク用光源部22との搬送方向における距離(LW、LCL、LY、LM、LC、LK)は、各色用ヘッド20、24から吐出されるインクの特性に応じて個別に設定される。本例において、各色用ヘッド20、24と各色インク用光源部22との距離は、例えば、その距離を媒体50が搬送される搬送時間が設定すべき照射前時間となるように設定される。
本例においても、例えば、CMYKインク各色のインク及び白色又はクリア色等の全面印刷用のインクに対し、個別の照射前時間を適切に設定できる。また、これにより、各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。
尚、本例において、印刷装置10は、例えば、フルライン型のワンパスインクジェットプリンタであってよい。この場合、各色用ヘッド20、24は、例えば、媒体50の幅よりも長くY方向へ延伸するフルライン型のインクジェットヘッドである。印刷装置10は、図1に示した印刷装置10と同様に、スキャン方式で印刷を行うインクジェットプリンタであってもよい。
図6は、印刷ヘッド部14及び紫外線照射部16の配置の更なる他の例を示す。尚、以下に説明する点を除き、印刷装置10の構成は、図1〜4を用いて説明した印刷装置10と同一又は同様である。
本例において、印刷ヘッド部14は、CMYKの各色、白色、及びクリア色のインク用のノズル列102がY方向に並べて設けられた一のインクジェットヘッドにより構成される。印刷ヘッド部14は、Y方向へのスキャン動作により、媒体50上の各位置へインク滴を吐出する。
また、紫外線照射部16は、Y方向において印刷ヘッド部14を挟むように設けられた2個の光源部26を有する。光源部26は、例えば各色インク用光源部22(図4参照)と同一又は同様の構成を有する。光源部26は、印刷ヘッド部14と共にスキャン動作を行うことにより、媒体50上のインクへ紫外線を照射する。
また、本例において、各色のインクに対応する照射前時間は、印刷装置10の動作を制御するプログラム中において設定される。制御部12(図1参照)は、予め設定されたシーケンスに従って、紫外線照射部16を適宜点灯及び消灯する。
例えば、本例において、印刷装置10は、全面印刷用の白色及びクリア色のインクによる印刷動作を、CMYKインクによる印刷動作の前又は後に別途行う。そして、全面印刷用のインクによる印刷動作時と、CMYKインクの各色インクによる印刷動作時とで、インク滴の吐出、及び紫外線の照射のタイミングを異ならせる。
例えば、全面印刷用のインクによる印刷動作を行う場合、印刷ヘッド部14は、スキャン動作の往路においてのみ、インク滴を吐出する。また、紫外線照射部16は、スキャン動作の復路においてのみ、紫外線を照射する。このように構成すれば、例えば、全面印刷用のインクに対して、長い照射前時間を適切に確保できる。また、これにより、全面印刷を効率よく行うことができる。
一方、CMYKインクによる印刷を行う場合、印刷ヘッド部14は、スキャン動作の往路及び復路の両方において、インク滴を吐出する。また、紫外線照射部16は、スキャン動作の往路及び復路の両方において、紫外線を照射する。このように構成すれば、全面印刷用のインクよりも小さなドットサイズ及び滲み幅で、CMYKインクを適切に硬化させることができる。
本例においても、全面印刷用のインクとCMYKインクのそれぞれに求められるドットサイズ等の違いに応じて、全面印刷用のインクと、CMYKインクとのそれぞれに対し、異なる照射前時間を適切に設定できる。また、これにより、各色のインクに対して、インクの硬化までの時間を適切に制御できる。
尚、本例において、CMYKインクの各色のインクは、例えば、媒体50上の同じ位置に対し、それぞれ異なるタイミングで、順次媒体50に着弾する。そのため、紫外線照射部16は、例えば、各色のインクの着弾タイミングの時間差を更に考慮して、紫外線を照射してもよい。このようにすれば、例えば、色毎の硬化のタイミングを、より適切に制御できる。また、これにより、印刷の画質を更に向上させることができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えば印刷装置に好適に利用できる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置10の構成の一例を示す図である。 媒体50へのインク滴の着弾からインクの定着までの様子の一例を示す図である。図2(a)は、媒体50へ着弾する直前のインク滴の状態の一例を示す。図2(b)は、媒体50へ着弾した直後のインクの状態の一例を示す。図2(c)は、各色インク用光源部22による紫外線の照射開始直後の状態の一例を示す。図2(d)は、硬化により媒体50に定着したインクの状態の一例を示す。 紫外線の照射のタイミングの影響の一例を説明する図である。図3(a)は、紫外線の照射のタイミングと滲み幅Wの関係の一例を示す。図3(b)は、紫外線の照射の照射前時間と、硬化後のインクの状態との関係の一例を示すグラフである。 各色用ヘッド20、24と各色インク用光源部22との距離の設定の一例について説明する図である。 印刷ヘッド部14及び紫外線照射部16の配置の他の例を示す図である。 印刷ヘッド部14及び紫外線照射部16の配置の更なる他の例を示す図である。
符号の説明
10・・・印刷装置、12・・・制御部、14・・・印刷ヘッド部、16・・・紫外線照射部、18・・・ローラ、20・・・各色用ヘッド、22・・・各色インク用光源部、24・・・各色用ヘッド、26・・・光源部、102・・・ノズル列、104・・・UVLED

Claims (7)

  1. 紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行う印刷装置であって、
    複数種類の前記インクのインク滴を前記媒体に対して吐出する印刷ヘッド部と、
    前記媒体上の前記インクへ紫外線を照射する紫外線照射部と
    を備え、
    前記インク滴が吐出されてから当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である照射前時間は、前記複数種類のインクのそれぞれ毎に設定されており、
    前記紫外線照射部は、それぞれの前記インクに対して設定された前記照射前時間が経過したタイミングで、それぞれの前記インクへ紫外線を照射することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記紫外線照射部は、紫外線の光源として、UVLEDを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷ヘッド部は、前記複数種類の前記インクのインク滴として、CMYKインクの各色の前記インクのインク滴を吐出することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の印刷装置。
  4. 前記印刷ヘッド部は、前記CMYKインクの各色の前記インク滴をそれぞれが吐出する複数の各色用ヘッドを有し、
    前記紫外線照射部は、それぞれが前記複数の各色用ヘッドそれぞれに対応し、対応する前記各色用ヘッドから吐出されて前記媒体に着弾した前記インクへ紫外線を照射する複数の各色インク用光源部を有し、
    それぞれの前記各色用ヘッドは、予め設定された主走査方向へ移動しつつ前記媒体へ前記インク滴を吐出し、
    前記複数の前記各色用ヘッドは、前記主走査方向と直交する副走査方向へ並べて設けられ、
    前記複数の各色インク用光源部のそれぞれは、対応する前記各色用ヘッドと前記主走査方向において隣接して設けられ、前記主走査方向へ移動しつつ、前記媒体上の前記インクへ紫外線を照射し、
    前記各色用ヘッドと前記各色インク用光源部との前記主走査方向における距離は、当該距離を前記各色インク用光源部が移動する移動時間が当該各色用ヘッドから吐出される前記インクに対応する前記照射前時間となる距離であることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷ヘッド部は、前記CMYKインクの各色の前記インク滴をそれぞれが吐出する複数の各色用ヘッドを有し、
    前記紫外線照射部は、それぞれが前記複数の各色用ヘッドそれぞれに対応し、対応する前記各色用ヘッドから吐出されて前記媒体に着弾した前記インクへ紫外線を照射する複数の各色インク用光源部を有し、
    前記複数の前記各色用ヘッドは、前記印刷ヘッド部に対して相対的に前記媒体が搬送される搬送方向へ並べて設けられ、
    前記複数の各色インク用光源部のそれぞれは、対応する前記各色用ヘッドの前記搬送方向下流側にそれぞれ設けられ、
    前記各色用ヘッドと前記各色インク用光源部との前記搬送方向における距離は、当該距離を前記媒体が搬送される搬送時間が当該各色用ヘッドから吐出される前記インクに対応する前記照射前時間となる距離であることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  6. 前記印刷ヘッド部は、前記複数種類の前記インクのインク滴として、全面印刷用のインクのインク滴を更に吐出し、
    前記全面印刷用インクの前記照射前時間は、前記CMYKインクの各色の前記照射前時間よりも長く設定されることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型のインクを用いて印刷を行う印刷方法であって、
    複数種類の前記インクのインク滴を前記媒体に対して吐出する吐出段階と、
    前記媒体上の前記インクへ紫外線を照射する紫外線照射段階と
    を備え、
    前記インク滴が吐出されてから当該インクへの紫外線の照射が開始されるまでの時間である照射前時間は、前記複数種類のインクのそれぞれ毎に設定されており、
    前記紫外線照射段階は、それぞれの前記インクに対して設定された前記照射前時間が経過したタイミングで、それぞれの前記インクへ紫外線を照射することを特徴とする印刷方法。
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