JP7115157B2 - 吐出装置、画像形成装置、硬化方法およびプログラム - Google Patents

吐出装置、画像形成装置、硬化方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、吐出装置、画像形成装置、硬化方法およびプログラムに関する。
従来から、UV(Ultraviolet:紫外線)硬化型インク等の活性エネルギー線硬化型の液体を用いて画像を形成するインクジェット装置が知られている。また、このようなUV硬化型のインクジェット装置において、印刷物に光沢感を出すために、クリアインクでグロスコートが行われる技術が知られている。
通常、UV硬化型のインクジェット装置におけるカラー印刷は、インクの吐出直後に照射して硬化する方法がとられるが、グロスコートを行う場合は、クリアインクを吐出直後に照射するのでなく、クリアインクをレベリング(平滑化)させてからUV照射を行う。このとき、クリアインクがカラーインクと同じ組成である場合、カラー塗膜上にクリアインクを吐出させてレベリングする際、クリアインクをレベリングした後すぐ硬化させないと、クリアインクによってカラー塗膜が溶解されてしまう。そのため、溶解を防止するため、クリアインク吐出と照射を一連のプロセスで行う必要がある。このような一連のプロセスでグロスコートを行うためには、カラーインクを吐出直後にUV照射するカラー用UV照射機、および、クリアインクのレベリング後にUV照射するクリア用UV照射機の2つの照射機を備える構成、または、1つの照射器を部分的に消灯させて2つの照射器と同等の効果を得る構成等が挙げられる。
例えば、1つの照射器を部分的に消灯させて2つの照射器と同等の効果を得る構成では、ヘッド構成およびスキャン数に対応して、部分的に照射(点灯)させる部分と消灯させる部分とを設けることが望ましい。このような、部分的に照射(点灯)させる部分と消灯させる部分とを設ける技術として、n回のパスで、n-m回目まで吐出と直後に照射し、m回目でクリアインクをレベリングさせて、残りのパスでレベリングしたクリアインクを照射して、グロスを得る技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、スキャン幅と同じ幅の部分照射の点灯制御を行うため、スキャン毎に照射と消灯とを正確に行っており、このようなスキャン数に対応した点灯制御が可能な照射機は新規開発が必要となり、照射機の汎用品を用いる場合に比べてコストが高くなるという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、低コストに精度よくグロスコートを行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被記録媒体に対して、主走査方向に移動する吐出部のうち第1吐出部から活性エネルギー線硬化型の液体を吐出させる吐出制御部と、活性エネルギー線を照射し、前記主走査方向と直交する副走査方向に複数の照射ブロックに分割された照射部と、前記複数の照射ブロックのうち、前記主走査方向に移動する前記第1吐出部に対応する第1照射ブロックを消灯させる照射制御部と、を備え、前記照射部は、前記複数の照射ブロックのうち、前記第1吐出部に対応し消灯状態である前記第1照射ブロックの前記副走査方向における下流側に隣接する第2照射ブロックを有し、前記第1吐出部の前記副走査方向の下流端から、前記第2照射ブロックの上流端までの前記副走査方向における第1距離が、前記第2照射ブロックが照射する場合に前記第2照射ブロックの照射面の端部から前記副走査方向の外側に前記被記録媒体に照射する第2距離よりも大きくなるように配置され、前記照射制御部は、前記第2照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させることで前記液体を硬化させることを特徴とする。
本発明によれば、低コストに精度よくグロスコートを行うことができる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置の側面図である。 図3は、実施形態に係る画像形成装置の上面図である。 図4は、実施形態に係る画像形成装置の要部(主走査ユニットおよび照射ユニット)の底面図である。 図5は、実施形態に係る画像形成装置の要部(主走査ユニットおよび照射ユニット)の側断面図である。 図6は、実施形態に係る画像形成装置(コントローラユニット)の機能ブロック構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る画像形成装置における駆動信号およびインクの吐出量の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る画像形成装置の照射ユニットから照射されるUV光の照射距離と照射幅との関係の一例を説明する図である。 図9は、実施形態に係る画像形成装置の主走査ユニットおよび照射ユニットの底面の拡大図である。 図10は、実施形態に係る画像形成装置においてY<Cの場合におけるグロスコートモードでの画像形成処理を行う場合のヘッドユニットと照射ユニットとの配置関係の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る画像形成装置がグロスコートモードで動作する場合に照射ユニットをヘッドユニットに対して移動させた場合の配置関係の一例を示す図である。 図12は、スキャン幅を照射ブロックの幅より大きくした場合を説明する図である。 図13は、実施形態に係る画像形成装置の画像形成処理(硬化処理を含む)の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、変形例に係る画像形成装置の照射ユニットの配置の一例を示す図である。
以下に、図1~図14を参照しながら、本発明に係る吐出装置、画像形成装置、硬化方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2は、実施形態に係る画像形成装置の側面図である。図3は、実施形態に係る画像形成装置の上面図である。図1~図3を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成(ハードウェア構成)について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラユニット3と、検知群4と、主走査ユニット100と、副走査ユニット200と、ヘッドユニット300(吐出部)と、照射ユニット400(照射部)と、メンテナンスユニット500と、を備えている。
コントローラユニット3は、画像形成装置1の各ユニットの動作を制御する装置である。コントローラユニット3は、図1に示すように、ユニット制御回路31と、ROM(Read Only Memory)32と、メモリ33と、CPU(Central Processing Unit)34と、I/F(Interface)35と、を備えている。なお、本発明に係る「吐出装置」は、例えば、少なくともコントローラユニット3および照射ユニット400を含む装置であればよい。
ユニット制御回路31は、CPU34からの指令に従って、主走査ユニット100、副走査ユニット200、ヘッドユニット300、照射ユニット400およびメンテナンスユニット500の動作を制御する回路である。
CPU34は、メモリ33をワークエリア(作業領域)としてROM32に格納されたプログラムを実行することにより、画像形成装置1全体の動作を制御する。具体的には、CPU34は、ユニット制御回路31を介して、主走査ユニット100、副走査ユニット200、ヘッドユニット300、照射ユニット400およびメンテナンスユニット500の動作を制御する。また、CPU34は、図1に示すPC(Personal Computer)2から受信した記録データ、および、検知群4により検知された検知データに基づいて、上述の各ユニットを制御して、基材上に画像を形成する。
I/F35は、画像形成装置1が外部のPC2とデータ通信を行うために接続するためのインターフェースである。なお、図1では、画像形成装置1のI/F35がPC2に直接接続されているが、これに限定されるものではなく、例えば、ネットワークを介してPC2に接続されてもよく、あるいは、無線通信によりPC2とデータ通信を行うものとしてもよい。
PC2は、プリンタドライバがインストールされており、このプリンタドライバにより画像データから、画像形成装置1に送信する記録データを生成する。記録データは、画像形成装置1の副走査ユニット200等を動作させるコマンドデータと、画像に関する画素データと、を含む。画素データは、例えば、画素毎に2ビットのデータで構成されており、4階調で表現される。
検知群4は、画像形成装置1の動作に必要となる各種センサである。例えば、検知群4は、後述する図4および図5に示す高さセンサ41等を含む。
主走査ユニット100は、ユニット制御回路31からの駆動信号に従って、図2に示すZ軸方向(高さ方向)、および、図2および図3に示すX軸方向(主走査方向)に移動するユニットである。主走査ユニット100は、主走査方向に移動する際には、図示しないプーリに掛けられ、主走査方向に延びたタイミングベルト101(図2および図3参照)によって、主走査方向に移動する。
副走査ユニット200は、ユニット制御回路31からの駆動信号に従って、図2および図3に示す当該副走査ユニット200上に載置された基材201(被記録媒体の一例)を、図3に示すY軸方向(副走査方向)に移動させるユニットである。また、副走査ユニット200は、吸着機構を備えており、この吸着機構によって、ユーザにより載置された基材201を吸着して固定する。
ヘッドユニット300は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)、CL(クリア)、W(ホワイト)のUV硬化型インク(活性エネルギー線硬化型のインクの一例)をそれぞれ吐出するヘッドにより構成されたユニットである。ヘッドユニット300は、主走査ユニット100の下面に備えられている。なお、ヘッドユニット300の各ヘッドの配置構成については、後述の図4および図5で説明する。
ヘッドユニット300の各ヘッドは、ピエゾ素子(圧電素子)を備えており、ユニット制御回路31からピエゾ素子に駆動信号が印加されることにより、収縮運動を起こし、当該収縮運度による圧力変化によって、UV硬化型インクを基材上に吐出する。これによって、基材上に、インク塗付面が形成される。なお、本実施形態に係るUV硬化型インクとしては、例えば、アクリレート系モノマーまたはメタクリレート系モノマー等を含むインクを挙げることができる。メタクリレート系モノマーは、皮膚感作性が比較的弱いという利点があるが、一般のインクに比べ硬化収縮の度合いが大きいという特性がある。
照射ユニット400は、主走査ユニット100のX軸方向(主走査方向)に垂直な2つの側面に備えられており、ユニット制御回路31からの駆動信号に従って、UV光(活性エネルギー線の一例)を照射するユニットである。照射ユニット400は、主としてUV光を照射するUV照射ランプを含んでいる。このUV照射ランプは、例えば、LED(Light Emitting Diode)によって実現される。照射ユニット400は、図2および図3に示すように、主走査ユニット100のX軸方向(主走査方向)に垂直な一方の側面に備えられた照射ユニット400Lと、他方の側面に備えられた照射ユニット400Rと、によって構成されている。
メンテナンスユニット500は、ヘッドユニット300の各ヘッドの性能を維持および回復するために、メンテナンスユニット500の上側に移動した主走査ユニット100のヘッドユニット300の各ヘッドをクリーニング(メンテナンス)するユニットである。具体的には、メンテナンスユニット500は、図2および図3に示すように、ワイパーユニット501を有し、主走査ユニット100に備わる加圧機構により、各ヘッドから任意の量のインクが排出され、排出された際に、各ヘッドの表面に付着したインクを、ワイパーユニット501が上昇して副走査方向に移動することにより払拭する。
なお、図1に示した画像形成装置1のハードウェア構成は一例を示すものであり、図1に示した構成要素をすべて含む必要はなく、あるいは、その他の構成要素を含むものとしてもよい。
(ヘッドユニットおよび照射ユニットの構成の詳細)
図4は、実施形態に係る画像形成装置の要部(主走査ユニットおよび照射ユニット)の底面図である。図5は、実施形態に係る画像形成装置の要部(主走査ユニットおよび照射ユニット)の側断面図である。図4および図5を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1のヘッドユニット300および照射ユニット400の構成の詳細について説明する。
図4および図5に示すように、UV硬化型インク(以下、単に「インク」と称する場合がある)を吐出するヘッドユニット300は、主走査ユニット100の下面に備えられている。ヘッドユニット300は、C(シアン)およびM(マゼンタ)のカラーインクを吐出するヘッド301CM1~301CM3、Y(イエロー)およびK(ブラック)のカラーインクを吐出するヘッド301YK1~301YK3、W(ホワイト)のカラーインクを吐出するヘッド301W1~301W3、および、グロスコートを行うためのクリアインクを吐出するヘッド301CL1~301CL3を含んで構成されている。なお、上述のヘッドユニット300の各ヘッドについて、任意のヘッドを示す場合、または総称する場合、単に「ヘッド301」と称するものとする。
図4に示すように、各ヘッド301には、インクが吐出されるノズル孔が副走査方向に複数並んでいるノズル列が4列備わっている。このうち、ヘッド301CM1は、C(シアン)のカラーインクを吐出する2列のノズル列で構成された吐出部301C1と、M(マゼンタ)のカラーインクを吐出する2列のノズル列で構成された吐出部301M1と、を備えている。同様に、ヘッド301CM2は、吐出部301C2と、吐出部301M2と、を備え、ヘッド301CM3は、吐出部301C3と、吐出部301M3と、を備えている。また、ヘッド301YK1は、Y(イエロー)のカラーインクを吐出する2列のノズル列で構成された吐出部301Y1と、K(ブラック)のカラーインクを吐出する2列のノズル列で構成された吐出部301K1と、を備えている。同様に、ヘッド301YK2は、吐出部301Y2と、吐出部301K2と、を備え、ヘッド301YK3は、吐出部301Y3と、吐出部301K3と、を備えている。
ヘッド301W1~301W3が吐出するW(ホワイト)のカラーインクは、白地以外の基材201に対応するものとして用いられる。また、ヘッド301CL1~301CL3が吐出するクリアインクは、基材201、または、基材201に塗付されたカラーインクの上側にグロスコート層を形成するために用いられる。なお、ヘッド301CL1~301CL3から吐出され、グロスコート層を形成するためのインクは、無色であるクリアインクに限定されるものではなく、例えば、半透明、または、少し色味を帯びたインク等であってもよい。
図4に示すように、各色のヘッド301は、3つのヘッドが主走査方向に互いにずれた態様で、副走査方向に配置されている。例えば、W(ホワイト)のカラーインクを吐出するヘッド301W1~301W3は、主走査方向に互いにずれた態様で、副走査方向に配置されている。各色のヘッド301が上述のように配置されることによって、図4に示すように、各色のインクが吐出される副走査方向の長さHが定まる。
また、図4および図5に示すように、主走査ユニット100の下面には、高さセンサ41が備えられている。高さセンサ41は、基材201までの距離(ギャップ)、すなわち、基材201に対する主走査ユニット100の下面の高さを測定する。主走査ユニット100は、高さセンサ41により測定されたギャップに基づいて、主走査ユニット100(ヘッドユニット300)と基材201とのギャップが目的の設定値(例えば、1mm)となるまで、Z軸方向に移動する。
照射ユニット400は、上述のように、主走査ユニット100のX軸方向に垂直な側面にそれぞれ照射ユニット400Lおよび照射ユニット400Rを備えている。照射ユニット400Lおよび照射ユニット400Rは、それぞれ複数の照射ブロックに分割されており、各照射ブロックはそれぞれ独自にLEDの出力を制御することが可能となっている。図4に示す例では、照射ブロック401Lは、9つの照射ブロック(照射ブロック401L1~401L9)に分割されている。なお、照射ブロック401L1~401L9について、任意の照射ブロックを示す場合、または総称する場合、単に「照射ブロック401L」と称するものとする。また、照射ブロック401Rは、9つの照射ブロック(照射ブロック401R1~401R9)に分割されている。なお、照射ブロック401R1~401R9について、任意の照射ブロックを示す場合、または総称する場合、単に「照射ブロック401R」と称するものとする。また、各照射ブロックの範囲は、例えば、副走査方向において一番上流から下流までの範囲である。
図4および図5に示すように、照射ユニット400Lおよび照射ユニット400Rは、それぞれ、ランプ移動機構402(照射移動部の一例)に接続されている。ランプ移動機構402は、主走査ユニット100に固定されたランプ固定機構403およびガイドレール404に接続されている。照射ユニット400Lおよび照射ユニット400Rは、ランプ移動機構402およびランプ固定機構403にそれぞれ穿設された孔に、ランプ固定ピン405Lおよび405Rをそれぞれ嵌め込むことによって、ランプ固定機構403に対して固定される。また、照射ユニット400L(400R)は、ランプ移動機構402からランプ固定ピン405L(405R)を取り外すことによって、ランプ固定機構403に対する固定が解除される。照射ユニット400L(400R)は、ランプ固定機構403に対する固定が解除されると、ガイドレール404に沿って、すなわち、副走査方向に手動で移動可能となる。そして、照射ユニット400L(400R)は、副走査方向に任意の位置に移動したら、ランプ固定ピン405L(405R)によりランプ固定機構403に固定させることができる。これによって、照射ユニット400L(400R)は、副走査方向で固定された任意の位置で、基材201に塗付されたインクに対してUV光を照射することが可能となる。
なお、上述では照射ユニット400L(400R)を、主走査ユニット100(ランプ固定機構403)に対して副走査方向に手動で移動させる例について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、ランプ移動機構402が照射ユニット400L(400R)を副走査方向に移動させるアクチュエータ(照射移動部の一例)を備えるものとし、照射ユニット400L(400R)を副走査方向の任意の位置に自動で移動できるものとしてもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の画像形成処理(硬化処理を含む)の概要について説明する。
まず、副走査ユニット200は、CPU34(ユニット制御回路31)からの駆動信号に従って、副走査方向(Y軸方向)に移動し、基材201を、画像を形成させるための初期値に移動させる。
次に、主走査ユニット100は、CPU34(ユニット制御回路31)からの駆動信号に従って、ヘッドユニット300によるUV硬化型インクの吐出に適した高さ(例えば、ヘッドユニット300と基材201とのギャップが1mmとなる高さ)に移動する。この場合、基材201に対するヘッドユニット300の高さは、高さセンサ41により検知された高さに関する検知データによって、CPU34により認識される。
次に、主走査ユニット100は、CPU34(ユニット制御回路31)からの駆動信号に従って、主走査方向(X軸方向)に往復移動(スキャン)する。ヘッドユニット300は、主走査ユニット100の往復移動の際に、CPU34(ユニット制御回路31)からの駆動信号に従って、カラーインク(エネルギー硬化型の有色液体)を吐出する。これによって、基材201上には、1走査(1スキャン)分の画像が形成される。さらに、主走査ユニット100の往復移動の際に、基材201に吐出されたカラーインクは、照射ユニット400によるUV光の照射によって硬化される。続いて、副走査ユニット200は、CPU34(ユニット制御回路31)からの駆動信号に従って、副走査方向(Y軸方向)に1走査(1スキャン)分の幅(以下、「スキャン幅」と称する場合がある)(走査幅)だけ移動する。以下、画像の形成が終了するまで、1走査分の画像を形成する動作と、副走査ユニット200を副走査方向へスキャン幅だけ移動させる動作とが交互に実行される。
また、クリアインクによるグロスコートが行われる場合、クリアインクが吐出された直後にUV光を照射して硬化させるのではなく、クリアインクが平滑化(レベリング)される時間(以下、「レベリング時間」と称する場合がある)待機され、この後、照射ユニット400によりUV光が照射されることによって、レベリングされたクリアインクが硬化し、グロスコーティング層が形成される。
(コントローラユニットの機能構成)
図6は、実施形態に係る画像形成装置(コントローラユニット)の機能ブロック構成の一例を示す図である。図7は、実施形態に係る画像形成装置における駆動信号およびインクの吐出量の一例を示す図である。図8は、実施形態に係る画像形成装置の照射ユニットから照射されるUV光の照射距離と照射幅との関係の一例を説明する図である。図6~図8を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1のコントローラユニット3の機能ブロックの構成について説明する。
図6に示すように、本実施形態に係るコントローラユニット3は、移動制御部601と、液滴吐出制御部602(吐出制御部)と、照射制御部603と、を有する。
移動制御部601は、ユニット制御回路31に対して駆動信号を主走査ユニット100および副走査ユニット200に印加させ、主走査ユニット100をZ軸方向(高さ方向)およびX軸方向(主走査方向)に移動させ、副走査ユニット200をY軸方向(副走査方向)に移動させる機能部である。移動制御部601は、例えば、図1に示すCPU34により実行されるプログラムにより実現される。
液滴吐出制御部602は、ヘッドユニット300のインクの吐出動作を制御する機能部である。液滴吐出制御部602は、ユニット制御回路31に対して、例えば、図7に示すような駆動信号をヘッドユニット300に印加させ、ON/OFFのマスク信号によって、インクの吐出量(例えば、図7に示す「吐出無し」、「小ドット」、「中ドット」および「大ドット」)を制御する。液滴吐出制御部602は、画素の階調に基づいて、マスク信号を選択して吐出量を決定する。液滴吐出制御部602は、例えば、図1に示すCPU34により実行されるプログラムにより実現される。
照射制御部603は、ユニット制御回路31に対して駆動信号を照射ユニット400に印加させ、照射ユニット400の照射ブロック401Lごと、および照射ブロック401RごとにUV光の照射動作を制御する機能部である。
ここで、図8に、照射ユニット400の特定の照射ブロック401L(401R)から照射されるUV光の態様を示す。照射ブロック401L(401R)から照射されたUV光は、図8に示すように放射状に広がる。図8では、照射ブロック401L(401R)から照射されたUV光が、副走査方向に広がっている状態を示している。照射ブロック401L(401R)の照射面から照射された直後の副走査方向のUV光の幅を照射幅L1とすると、図8に示すように、UV光の照射距離が長くなるほど、UV光の副走査方向の照射幅(照射範囲)も広くなることが分かる。この場合、UV光の照射距離が長くなるほど、拡散して照度が低くなるという性質がある。
ここで、照射ブロック401L(401R)の照射面の基材201に対する高さ(以下、単に「照射面の高さ」と称する場合がある)をhとした場合、高さhにおけるUV光の副走査方向の照射幅Lhは、照射幅L1よりも大きくなる。すなわち、照射幅Lhには、照射幅L1からはみ出た部分Lr/2(Lr=Lh-L1)が生じることになり、このはみ出た部分Lr/2のUV光によるインクの硬化の影響を考慮する必要がある。これについては、図10~図12で詳細を後述する。
(グロスコートモードで動作する場合の照射ユニットの位置の調整について)
図9は、実施形態に係る画像形成装置の主走査ユニットおよび照射ユニットの底面の拡大図である。図10は、実施形態に係る画像形成装置においてY<Cの場合におけるグロスコートモードでの画像形成処理を行う場合のヘッドユニットと照射ユニットとの配置関係の一例を示す図である。図11は、実施形態に係る画像形成装置がグロスコートモードで動作する場合に照射ユニットをヘッドユニットに対して移動させた場合の配置関係の一例を示す図である。図9~図11を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1においてグロスコートモードで動作する場合の照射ユニット400の位置の調整について説明する。ここで、グロスコートモードとは、カラーインクにより画像形成された後、その上からクリアインクを吐出することによってグロスコート層を形成することにより光沢のある画像を形成する動作モードを示すものとする。なお、図9~図11において、照射ユニット400を構成する照射ユニット400L、400Rのうち、照射ユニット400Rに着目して説明するものとする。
図9に示す拡大図のように、上述した各色のヘッド301によって当該色のインクが吐出される副走査方向の長さHの他、照射ユニット400(400R)の副走査方向の長さをL、1つの照射ブロック401Rの副走査方向の長さをB、ヘッド301の副走査方向の最下流(図9の紙面視下側、すなわち、ヘッドユニット300(および照射ユニット400)について基材201上の特定の領域に対して最後にスキャンさせる側を下流側とする)の端部から、照射ユニット400Rにおける下流側で点灯している照射ブロック(図9に示す例では、照射ブロック401R9)の上流端までの距離をY(第1距離)とすると、L=H+Y+Bとなる。
また、図9に示す例では、照射ユニット400Rの照射ブロック401Rのうち、照射ブロック401R1~401R3、401R9を照射させ、照射ブロック401R4~401R8を消灯させた状態を示している。この場合、後述するようにクリアインクの硬化を担う照射ブロック401R9が照射するUV光は、図8で上述したように、基材201までの照射距離に基づくはみ出し部分が存在する。そのため、照射ブロック401R9は、基材201に対して、照射ブロック401R9の照射面の大きさに対応する部分だけでなく、図9に示す副走査方向の距離C(第2距離)の分だけ外側に照射することになる。距離Cは、図8で上述したように、照射ユニット400の照射面の高さ、および照度によって変化する。例えば、照度が4.5W/cm(積算1250mJ/cm)であり、照射ブロック401Rと照射面の高さが2mmの場合、距離Cは2mmとなる。
次に、図10を参照しながら、Y<Cとした場合におけるグロスコートモードでの画像形成処理について説明する。図10に示す例では、グロスコートモードでの画像形成処理を行う場合、すなわち、カラーインクにより画像形成されたカラー画像の上にクリアインクでグロスコート層を形成する場合、まずCMYKのカラーインクを吐出して画像形成するヘッド301として、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1(第2吐出部の一例)を利用し、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1によるカラーインクの吐出は、1スキャン~4スキャンで行われる。その際、カラーインクは吐出直後にUV光により照射されるため、カラーインクの吐出のためのスキャン(1スキャン~4スキャン)の各スキャン幅が重なっている照射ブロック401Rである照射ブロック401R1~401R3をそれぞれ点灯状態(照射状態)とする。このとき、スキャン数に基づくスキャン幅に応じた専用の照射ランプを製造しない限りにおいては、スキャン幅と、1つの照射ブロック401Rの長さ(上述の長さB)とが異なることが一般的である。
また、カラーインクの吐出により形成されたカラー塗膜は、カラーインクが吐出直後にUV光が照射されているので凹凸の状態(マットの状態)となっており、グロスコートを行うクリアインク(活性エネルギー硬化型の液体の一例)を吐出するヘッド301として、ヘッド301CL2、301CL3(第1吐出部の一例、特定の吐出部の一例)を利用する。このとき、クリアインクの吐出とカラーインクによる画像形成とは一連の作業で行われるため、ヘッド301CL2、301CL3によるクリアインクの吐出のためのスキャンの幅は、カラーインクの吐出のためのスキャンの幅と同じとなる。そして、ヘッド301CL2、301CL3によるクリアインクの吐出は、5スキャン~12スキャンで行われる。その際、照射制御部603は、クリアインクの吐出のためのスキャン(5スキャン~12スキャン)の各スキャン幅が重なっている照射ブロック401Rである照射ブロック401R4~401R8をそれぞれ消灯させる。これによって、クリアインクは吐出直後にUV光により照射されることなく、十分にレベリングされる。
その後、十分にレベリングされたクリアインクを硬化させるためのUV光の照射を、13スキャンおよび14スキャンで行う。その際、UV光の照射のためのスキャン(13スキャンおよび14スキャン)の各スキャン幅が重なっている照射ブロック401Rである照射ブロック401R9を点灯状態(照射状態)とする。これによって、レベリングされた後のクリアインクはUV光により照射されてグロスコーティング層が形成される。
しかし、図10のY<Cとした場合の例では、12スキャン目において、ヘッド301CL3により吐出されたクリアインクをレベリングさせるはずが、Y<Cとなっているため、12スキャンの領域に、照射ブロック401R9の照射光の一部(はみ出し部分)が照射され、クリアインクが吐出された部分の下流側(図10における副走査方向の下側)が十分にレベリングされずに硬化されてマット状態となってしまう。
そこで、ユーザは、光沢のあるグロスコーティング層を得るために、図11に示すように、照射ユニット400Rを副走査方向にY>Cとなるように移動させる。なお、照射ユニット400Rだけではなく、照射ユニット400Lについても同様に移動させる。これによって、12スキャン目において、ヘッド301CL3により吐出されたクリアインクは、12スキャンの領域に照射ブロック401R9の照射光の一部(はみ出し部分)が照射されることがないので、十分にレベリングすることができ、カラー塗膜の上に光沢のあるグロスコーティング層を形成することができる。
また、図11において、5スキャン目において、照射ブロック401R3が点灯していることにより、ヘッド301CL2によるクリアインクの吐出後、上流部分がすぐに硬化されてマット状態となる。しかし、その後、他のスキャン(6スキャン~12スキャン)でクリアインクが吐出されて十分にレベリングされるため、マット状態のクリアインクの上に光沢のあるグロスコーティング層が形成される。また、カラーインクの吐出と、カラーインクの吐出との境界を示す境界部分701では、点灯状態である照射ブロック401R3が対応しているため、カラーインクは確実にUV光により照射されるので綺麗なカラー画像を得ることができる。
また、図11に示すように、各色のインクが吐出される副走査方向の長さであるHの最上流端と、照射ブロック401R(照射ユニット400)の最上流端との距離をAとした場合、A<C<Yとなるように、照射ユニット400Rを副走査方向に移動させることが望ましい。A<Cの状態を保つものとすれば、1スキャン目で、ヘッド301CM1、301YK1により吐出されたカラーインクによるカラー塗膜の上流端の部分も、照射ブロック401R1のUV光により照射されるため、カラーインク同士が合一しにくくなり、綺麗なカラー画像を得ることができる。
なお、図11の例では、CMYKのカラーインクを吐出して画像形成するヘッド301として、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1を利用し、クリアインクを吐出するヘッド301として、ヘッド301CL2、301CL3を利用する例を示した。しかし、例えば、W(ホワイト)のカラーインクを利用した画像形成処理の例として、W(ホワイト)のカラーインクを吐出するヘッド301としてヘッド301W1を利用し、CMYKのカラーインクを吐出するヘッド301としてヘッド301CM2およびヘッド301YK2を利用し、クリアインクを吐出するヘッド301としてヘッド301CL3を利用する動作モードも考えられる。この場合、図11の例では、カラーインクの吐出と、カラーインクの吐出との境界部分が、照射ブロック401R5と照射ブロック401R6との境界近傍に相当してしまう。この場合、上述のようにA<C<Yを満たす範囲で、当該境界部分が、照射状態にある照射ブロック401R5に対応するように、照射ユニット400R(400L)を副走査方向に移動させるものとすればよい。これによって、マット状態のクリアインクの上に光沢のあるグロスコーティング層を形成することができると共に、カラーインクは確実にUV光により照射されるので綺麗なカラー画像を得ることができる。
図12は、スキャン幅を照射ブロックの幅より大きくした場合を説明する図である。図12を参照しながら、スキャン幅を1つの照射ブロック401Rの長さBよりも大きくした場合について説明する。具体的には、1つのヘッド301のインクが吐出される部分の副走査方向の長さが、2スキャン分のスキャン幅と同じになるようにしている。
図12に示すように、スキャン幅が1つの照射ブロック401Rの長さBよりも大きいと、最後の7スキャン目において、照射ブロック401R9がUV光を照射しても、隣の照射ブロック401R8が消灯しているため、吐出されたクリアインクに未照射の部分が残ってしまい、クリアインクに一部硬化されない領域が残ることになる。したがって、十分に硬化したグロスコーティング層を得るためには、スキャン幅を1つの照射ブロック401Rの長さBよりも小さくすることが望ましい。
(画像形成装置の画像形成処理の流れ)
図13は、実施形態に係る画像形成装置の画像形成処理(硬化処理を含む)の流れの一例を示すフローチャートである。図13を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1のグロスコートモードでの画像形成処理の流れを説明する。なお、図13においては、照射ユニット400Rに注目して説明するが、照射ユニット400Lについても同様である。また、図13では、上述の図11の場合と同様に、CMYKのカラーインクを吐出して画像形成するヘッド301として、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1を利用し、グロスコートを行うクリアインクを吐出するヘッド301として、ヘッド301CL2、301CL3を利用するものとして説明する。また、図13では、基材201の特定の部分(1スキャン幅分の領域)に着目して画像形成を行う動作を説明する。
<ステップS11>
ユーザは、ランプ移動機構402およびランプ固定機構403に取り付けられているランプ固定ピン405Rを取り外し、A<C<Yとなるように、照射ユニット400Rを副走査方向に移動させる。ユーザは、照射ユニット400Rを移動させた後、再びにランプ移動機構402およびランプ固定機構403にランプ固定ピン405Rを嵌め込むことによって、照射ユニット400Rをランプ固定機構403に固定させる。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
液滴吐出制御部602は、副走査方向に並んだ複数のヘッド301のうち、上流側に位置するヘッド301をカラーインクを吐出するヘッドとして特定し、下流側に位置するヘッド301をクリアインクを吐出するヘッドとして特定する。照射制御部603は、カラーインクの吐出のためのスキャンの各スキャン幅に重なっている照射ブロック401Rを点灯状態(照射状態)にする。また、照射制御部603は、クリアインクの吐出のためのスキャンの各スキャン幅が重なっている照射ブロック401Rを消灯させる。そして、移動制御部601は、主走査ユニット100の主走査方向のスキャン動作と、副走査ユニット200の副走査方向の移動動作との繰り返し動作を開始する。なお、ここでは、図11と同様に、カラーインクを吐出する上流側に位置するヘッド301として、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1が特定されたものとし、クリアインクを吐出する下流側に位置するヘッド301として、ヘッド301CL2、301CL3が特定されたものとして説明する。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
主走査ユニット100が次に行うスキャン動作が、カラーインクを吐出させるためのスキャンである場合(ステップS13:Yes)、ステップS14へ移行し、カラーインクを吐出させるためのスキャンでない場合(ステップS13:No)、ステップS16へ移行する。なお、図11の例では、1スキャン~4スキャンがカラーインクを吐出させるめのスキャンに相当する。
<ステップS14>
液滴吐出制御部602は、移動制御部601による主走査ユニット100のスキャン動作に合わせて、ヘッド301CM1およびヘッド301YK1にカラーインクを基材201に対して吐出させて、カラー画像を形成させる。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
液滴吐出制御部602によりカラーインクが吐出された直後に、照射制御部603は、当該スキャンに対応する点灯状態にある照射ブロック401Rに、カラーインクのカラー塗膜に対してUV光を照射させて、当該カラーインクを硬化させる。なお、照射制御部603による照射ブロック401Rの点灯動作は、常時点灯状態としてもよく、または、硬化対象となるカラーインク上を照射ブロック401Rがスキャンする際に点灯状態にするものとしてもよい。そして、ステップS20へ移行する。
<ステップS16>
主走査ユニット100が次に行うスキャン動作が、クリアインクを吐出させるためのスキャンである場合(ステップS16:Yes)、ステップS17へ移行し、クリアインクを吐出させるためのスキャンでない場合(ステップS16:No)、ステップS19へ移行する。なお、図11の例では、5スキャン~12スキャンがクリアインクを吐出させるめのスキャンに相当し、13スキャンおよび14スキャンが、カラーインクおよびクリアインクのいずれの吐出もさせないスキャン(UV光の照射のためのスキャン)に相当する。
<ステップS17>
液滴吐出制御部602は、移動制御部601による主走査ユニット100のスキャン動作に合わが次に行うせて、ヘッド301CL2またはヘッド301CL3のうち当該スキャンに対応するヘッドにクリアインクを基材201に対して吐出させる。そして、ステップS18へ移行する。
<ステップS18>
液滴吐出制御部602によりクリアインクが吐出された直後においては、照射制御部603は、当該スキャンに対応する照射ブロック401Rを消灯状態にさせているため、クリアインクにはUV光が照射されず、レベリング(平滑化)される。そして、ステップS20へ移行する。
<ステップS19>
カラーインクを吐出させるためのスキャンでもなく、クリアインクを吐出させるためのスキャンでもない、最終段のスキャン(図11の例では、13スキャンおよび14スキャン)においては、既に、カラー塗膜の上にクリアインクが吐出され、かつ、レベリングされた状態にあり、照射制御部603は、当該スキャンに対応する点灯状態にある照射ブロック401Rに、クリアインクに対してUV光を照射させて、当該クリアインクを硬化させる。そして、ステップS20へ移行する。
<ステップS20>
最終のスキャン動作が終了した場合(ステップS20:Yes)、画像形成処理を終了し、最終のスキャン動作が終了していない場合(ステップS20:No)、移動制御部601は、基材201を副走査方向に1スキャン幅分移動させ、ステップS13へ戻る。
以上のステップS11~S20の動作によって、グロスコートモードでの画像形成処理が実行される。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1では、照射ユニット400R(400L)を副走査方向にY>Cとなるように移動させるものとしている。これによって、クリアインクが吐出される最下流のスキャンにおいて、クリアインクを吐出する最下流のヘッド301により吐出されたクリアインクは、当該スキャンの領域に、クリアインクを硬化させるための照射ブロック401R(401L)の照射光の一部(はみ出し部分)が照射されることがないので、十分にレベリングすることができ、低コストにカラー塗膜の上に光沢のあるグロスコーティング層を形成することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、各色のインクが吐出される副走査方向の長さであるHの最上流端と、照射ブロック401R(401L)の最上流端との長さをA(第3距離)とした場合、A<C<Yとなるように、照射ユニット400Rを副走査方向に移動させるものとしている。A<Cの状態を保つものとすれば、1スキャン目で、ヘッド301により吐出されたカラーインクによるカラー塗膜の上流端の部分も、最上流側の照射ブロック401R(401L)のUV光により照射されるため、カラーインク同士が合一しにくくなり、綺麗なカラー画像を得ることができる。
また、カラーインクの吐出と、カラーインクの吐出との境界部分が、照射ブロック同士の境界近傍に相当する場合、上述のようにA<C<Yを満たす範囲で、当該境界部分が、当該照射ブロックのうち照射状態にある照射ブロックに対応するように、照射ユニット400R(400L)を副走査方向に移動させるものとする。これによって、マット状態のクリアインクの上に光沢のあるグロスコーティング層を形成することができると共に、カラーインクは確実にUV光により照射されるので綺麗なカラー画像を得ることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1では、スキャン幅を1つの照射ブロック401R(401L)の長さBよりも小さくするものとしている。これによって、最後のスキャンにおいて、照射ブロック401R(401L)がUV光を照射しても、隣の照射ブロック401R(401L)が消灯しているため、吐出されたクリアインクに未照射の部分が残り、クリアインクに一部硬化されない領域が残ることになるという事態を回避し、十分に硬化したグロスコーティング層を得ることができる。
(変形例)
図14は、変形例に係る画像形成装置の照射ユニットの配置の一例を示す図である。図14を参照しながら、本実施形態に係る画像形成装置1の変形例について説明する。
図14に示すように、本変形例に係る画像形成装置1の主走査ユニット100では、照射ユニット400Rの照射面が、基材201の上面に対して副走査方向で傾くように、照射ユニット400Rが取り付けられている。さらに、照射ユニット400Rの照射面のうち副走査方向の下流側の部分が高くなるように、照射ユニット400Rが取り付けられている。なお、照射ユニット400Lの取り付けの態様も、照射ユニット400Rの取り付けと同様である。
このように、照射ユニット400R(400L)を、照射面が基材201の上面に対して副走査方向で傾けることによって、照射距離が延びて照射範囲が広がることになる。したがって、照射ユニット400R(400L)の副走査方向の長さLが短くても、照射ブロック401R(401L)による部分的な照射が可能となる。
また、照射ユニット400Rの照射面のうち副走査方向の下流側の部分が高くなるように傾けることによって、クリアインクを硬化するスキャンにおいて、図14の紙面視最左端の照射ブロックから照度の低いUV光が照射されるため、クリアインクの中で硬化収縮の差が生じにくく、綺麗なグロスコート膜を得ることができる。
また、上述の実施形態および変形例において、画像形成装置1の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態および変形例に係る画像形成装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例に係る画像形成装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例に係る画像形成装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例の画像形成装置1で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU34が上述の記憶装置(例えば、ROM32)からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置(例えば、メモリ33)上にロードされて生成されるようになっている。
1 画像形成装置
2 PC
3 コントローラユニット
4 検知群
31 ユニット制御回路
32 ROM
33 メモリ
34 CPU
35 I/F
41 高さセンサ
100 主走査ユニット
101 タイミングベルト
200 副走査ユニット
201 基材
300 ヘッドユニット
301 ヘッド
301C1~301C3 吐出部
301CL1~301CL3 ヘッド
301CM1~301CM3 ヘッド
301K1~301K3 吐出部
301M1~301M3 吐出部
301W1~301W3 ヘッド
301Y1~301Y3 吐出部
301YK1~301YK3 ヘッド
400 照射ユニット
400L 照射ユニット
400R 照射ユニット
401L、401L1~401L9 照射ブロック
401R、401R1~401R9 照射ブロック
402 ランプ移動機構
403 ランプ固定機構
404 ガイドレール
405L、405R ランプ固定ピン
500 メンテナンスユニット
501 ワイパーユニット
601 移動制御部
602 液滴吐出制御部
603 照射制御部
701 境界部分
L1 照射幅
Lh 照射幅
特開2015-186918号公報

Claims (11)

  1. 被記録媒体に対して、主走査方向に移動する吐出部のうち第1吐出部から活性エネルギー線硬化型の液体を吐出させる吐出制御部と、
    活性エネルギー線を照射し、前記主走査方向と直交する副走査方向に複数の照射ブロックに分割された照射部と、
    前記複数の照射ブロックのうち、前記主走査方向に移動する前記第1吐出部に対応する第1照射ブロックを消灯させる照射制御部と、
    を備え、
    前記照射部は、
    前記複数の照射ブロックのうち、前記第1吐出部に対応し消灯状態である前記第1照射ブロックの前記副走査方向における下流側に隣接する第2照射ブロックを有し、
    前記第1吐出部の前記副走査方向の下流端から、前記第2照射ブロックの上流端までの前記副走査方向における第1距離が、前記第2照射ブロックが照射する場合に前記第2照射ブロックの照射面の端部から前記副走査方向の外側に前記被記録媒体に照射する第2距離よりも大きくなるように配置され、
    前記照射制御部は、前記第2照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させることで前記液体を硬化させる吐出装置。
  2. 前記吐出制御部は、前記吐出部のうち、前記第1吐出部の上流側に位置する第2吐出部から活性エネルギー線硬化型の有色液体を吐出させ、
    前記照射制御部は、前記複数の照射ブロックのうち、前記主走査方向に移動する前記第2吐出部に対応する前記照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させることで前記有色液体を硬化させる請求項1に記載の吐出装置。
  3. 前記照射部は、前記第2吐出部の前記副走査方向の上流端から、前記複数の照射ブロックのうち最上流に位置する前記照射ブロックの上流端までの第3距離が、前記第2距離よりも小さくなるように配置された請求項2に記載の吐出装置。
  4. 前記照射制御部は、前記第1吐出部と前記第2吐出部との境界に対して前記主走査方向で対応する前記照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させる請求項2または3に記載の吐出装置。
  5. 前記吐出部が前記主走査方向に走査する場合の走査幅は、前記照射ブロックの前記副走査方向の長さよりも小さい請求項1~4のいずれか一項に記載の吐出装置。
  6. 前記照射部は、照射面が前記被記録媒体に対して前記副走査方向で傾くように配置された請求項1~5のいずれか一項に記載の吐出装置。
  7. 前記照射部は、照射面のうち前記副走査方向の下流側の部分が上流側の部分よりも前記被記録媒体に対して高くなるように配置された請求項6に記載の吐出装置。
  8. 前記吐出部と、
    前記吐出部を前記主走査方向に移動させる移動制御部と、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の吐出装置と、
    を備えた画像形成装置。
  9. 前記照射部を前記吐出部に対して前記副走査方向に移動可能とする照射移動部を、さらに備えた請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 被記録媒体に対して、主走査方向に移動する吐出部のうち特定の吐出部から活性エネルギー線硬化型の液体を吐出させる吐出制御ステップと、
    活性エネルギー線を照射する照射部を前記主走査方向と直交する副走査方向に分割した複数の照射ブロックのうち、前記主走査方向に移動する前記特定の吐出部に対応する第1照射ブロックを消灯させる照射制御ステップと、
    前記複数の照射ブロックのうち、消灯状態である前記第1照射ブロックの前記副走査方向の下流側に隣接する第2照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させることで前記液体を硬化させる硬化ステップと、を有し、
    前記照射部は、前記特定の吐出部の前記副走査方向における下流端から前記第2照射ブロックの上流端までの前記副走査方向における第1距離が、前記第2照射ブロックが照射する場合に前記第2照射ブロックの照射面の端部から前記副走査方向の外側に前記被記録媒体に照射する第2距離よりも大きくなるように配置される、
    硬化方法。
  11. 被記録媒体に対して主走査方向に移動し、活性エネルギー線硬化型の液体を吐出する吐出部と、前記主走査方向と直交する副走査方向に複数の照射ブロックに分割され、前記被記録媒体に対して活性エネルギー線を照射する照射部と、を備える吐出装置に、
    前記被記録媒体に対して、主走査方向に移動する前記吐出部のうち特定の吐出部から活性エネルギー線硬化型の液体を吐出させる吐出制御ステップと、
    前記複数の照射ブロックのうち、前記主走査方向に移動する前記特定の吐出部に対応する第1照射ブロックを消灯させる照射制御ステップと、
    消灯状態である前記第1照射ブロックの前記副走査方向の下流側に隣接する第2照射ブロックから前記活性エネルギー線を照射させることで前記液体を硬化させる硬化ステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記照射部は、前記特定の吐出部の前記副走査方向における下流端から前記第2照射ブロックの上流端までの前記副走査方向における第1距離が、前記第2照射ブロックが照射する場合に前記第2照射ブロックの照射面の端部から前記副走査方向の外側に前記被記録媒体に照射する第2距離よりも大きくなるように配置される、
    プログラム
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