JP2015085648A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体上で光硬化性の液体を硬化させたとき、その硬化した液体の濃淡が生じることを抑制できる液体噴射装置を提供する。【解決手段】プリンターの制御部は、印刷時に媒体Pが距離センサーの真下に位置したとき、その距離センサーからの検出信号に基づき液体噴射ヘッド31に対する媒体Pの相対移動方向と直交する方向についての同媒体Pと第1照射器40及び第2照射器41との距離Lを取得する。制御部は、取得した上記距離Lに基づき媒体P上での第1照射器40及び第2照射器41の照射範囲A1,A2の相対位置を変えることにより、それら照射範囲A1,A2同士が大きく重なったり大きく離れたりしないよう上記照射範囲A1,A2の相対位置を定める。【選択図】図5

Description

本発明は、液体噴射装置に関する。
液体噴射装置の一種として、液体噴射ヘッドに対して相対移動する媒体に向けて同ヘッドから光硬化性(例えば紫外線硬化性)の液体を噴射し、その媒体に向けて第1光源部及び第2光源部から光(例えば紫外線)を照射することにより、同媒体上の液体を硬化させるインクジェット式のプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−160920号公報
ところで、媒体の厚さは、その媒体の種類によって様々である。この媒体の厚さが変わることにより、液体噴射ヘッドから液体を噴射された媒体に向けて光を照射するときに同媒体と第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離Lが変化する。そして、上記距離Lが変化すると、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲A1と第2光源部からの光の照射範囲A2との相対位置が変わる。
図19及び図20は、上記距離Lの変化に対する媒体上での照射範囲A1と照射範囲A2との相対位置の変化を示している。上記距離Lが長くなるほど図19に示すように照射範囲A1と照射範囲A2とが近づいてゆく一方で、上記距離Lが短くなるほど図20に示すように照射範囲A1と照射範囲A2とが離れてゆく。このため、媒体の種類毎による上記距離Lの違いにより、媒体上での照射範囲A1,A2同士の重なり度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりする。
このように媒体上で照射範囲A1,A2同士の重なり度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりする部分が生じると、そうした部分と他の部分との間で硬化後の液体の濃淡(バンディング)が発生するおそれがある。
なお、こうした実情は、紫外線硬化性のインクを用いて行うインクジェット式プリンターに限らず、光硬化性の液体を噴射する液体噴射装置にあっては概ね共通するものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、媒体上で光硬化性の液体を硬化させたとき、その硬化した液体の濃淡が生じることを抑制できる液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、前記媒体と第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき、前記媒体上での前記第1光源部からの光の照射範囲と前記第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を変える制御部と、を備える。
上記構成によれば、液体噴射ヘッドから光硬化性の液体を噴射された媒体に向けて光を照射するときに上記媒体と上記第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離に基づき、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を、それら照射範囲同士の重なり度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりしないよう、定めることが可能になる。そして、そのように媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることにより、媒体上で上記照射範囲同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲同士が大きく離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後の液体の濃淡が発生することを抑制できる。
上記課題を解決する液体噴射装置は、光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、前記噴射方向に、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部と、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の前記媒体に対する前記噴射方向の位置を変える制御部と、を備える。
上記構成によれば、上記媒体と上記第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離に基づき、第1光源部及び第2光源部のうちの少なくとも一方の媒体に対する上記噴射方向の位置を変えることにより、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を次のように定めることが可能になる。すなわち、それら照射範囲同士の重度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりしないよう、媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることが可能になる。そして、そのように媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることにより、媒体上で上記照射範囲同士の重なり度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後の液体の濃淡が発生することを抑制できる。
上記課題を解決する液体噴射装置は、光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、前記噴射方向と交差する方向に前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部と、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部と前記第2光源部との前記噴射方向と交差する方向の距離を変える制御部と、を備える。
上記構成によれば、第1光源部と第2光源部との上記噴射方向と交差する方向の距離を変えると、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置が変わる。従って、液体噴射ヘッドから光硬化性の液体を噴射された媒体に向けて光を照射するときに上記媒体と上記第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離に基づき、第1光源部と第2光源部との上記噴射方向と交差する方向での距離を変えることにより、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を次のように定めることが可能になる。すなわち、それら照射範囲同士の重りが大きくなったり照射範囲同士が離れたりしないよう、媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることが可能になる。そして、そのように媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることにより、媒体上で上記照射範囲同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後の液体の濃淡が発生することを抑制できる。
上記課題を解決する液体噴射装置は、光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の指向性を調整する駆動部と、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の光の照射角度を変える制御部と、を備える。
上記構成によれば、第1光源部及び第2光源部のうちの少なくとも一方の指向性を調整すると、その指向性を調整した光源部からの光の照射角度が変わるため、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置が変わる。従って、液体噴射ヘッドから光硬化性の液体を噴射された媒体に向けて光を照射するときに上記媒体と上記第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離に基づき、第1光源部と第2光源部との少なくとも一方の指向性を変えることにより、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を次のように定めることが可能になる。すなわち、それら照射範囲同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりしないよう、媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることが可能になる。そして、そのように媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることにより、媒体上で上記照射範囲同士の重なり度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後の液体の濃淡が発生することを抑制できる。
上記課題を解決する液体噴射装置は、光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光を調整する駆動部と、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光領域を変える制御部と、を備える。
上記構成によれば、第1光源部及び第2光源部のうちの少なくとも一方の発光(発光領域)を調整すると、その発光を調整した光源部からの光の照射範囲が拡大したり縮小したりするため、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置が変わる。従って、液体噴射ヘッドから光硬化性の液体を噴射された媒体に向けて光を照射するときに上記媒体と上記第1光源部及び第2光源部との上記噴射方向での距離に基づき、第1光源部及び第2光源部のうちの少なくとも一方の発光(発光領域)を調整することにより、媒体上での第1光源部からの光の照射範囲と第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を次のように定めることが可能になる。すなわち、それら照射範囲同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりしないよう、媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることが可能になる。そして、そのように媒体上での上記照射範囲同士の相対位置を定めることにより、媒体上で上記照射範囲同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲同士が離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後の液体の濃淡が発生することを抑制できる。
上記液体噴射装置は、媒体に対する液体噴射ヘットからの液体の噴射方向に、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部を更に備えるようにしてもよい。この場合、前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の前記媒体に対する前記噴射方向の位置を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える。
上記液体噴射装置は、媒体に対する液体噴射ヘットからの液体の噴射方向と交差する方向に、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部を更に備えるようにしてもよい。この場合、前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部と前記第2光源部との前記噴射方向と交差する方向の距離を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える。
上記液体噴射装置は、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の指向性を調整する駆動部を更に備えるようにしてもよい。この場合、前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の光の照射角度を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える。
上記液体噴射装置は、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光を調整する駆動部を更に備えるようにしてもよい。この場合、前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の発光領域を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える。
一実施形態のプリンターの構成を示す斜視図。 キャリッジの構成を示す略図。 プリンターの電気的構成を示すブロック図。 第1照射器及び第2照射器によるUVの照射範囲同士の相対位置を変化させる処理の実行手順を示すフローチャート。 第1照射器及び第2照射器によるUVの照射態様を示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 キャリッジの構成を示す略図。 第1照射器及び第2照射器によるUVの照射態様を示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 キャリッジの構成を示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 キャリッジの構成を示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 第1照射器及び第2照射器の動きを示す略図。 変形例における液体噴射ヘッドと照射器の位置関係を示す略図。 媒体と液体噴射ヘッドとの間の距離と第1光源部及び第2光源部の照射範囲同士の相対位置との関係を示す略図。 媒体と液体噴射ヘッドとの間の距離と第1光源部及び第2光源部の照射範囲同士の相対位置との関係を示す略図。
[第1実施形態]
以下、液体噴射装置をインクジェット式のプリンターに具体化した第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すプリンター11は、本体ケース12内の下部に設けられた支持台13と、紙等の媒体Pを搬送方向Yに給送して支持台13に送るべく駆動される給送モーター14と、を備えている。更に、プリンター11は、本体ケース12内における支持台13の上方で搬送方向Yと直交する方向である走査方向Xに延びるように設けられたガイド軸15と、そのガイド軸15によって走査方向Xに往復移動可能に支持されたキャリッジ16と、そのキャリッジ16をガイド軸15に沿って移動させるキャリッジモーター19と、を備えている。
キャリッジ16の下面には、光硬化型の液体の一例である紫外線(UV)硬化型のインクを噴射するための液体噴射ヘッド31が設けられている。給送モーター14の駆動を通じて媒体Pが支持台13上に給送されるとき、同媒体Pは液体噴射ヘッド31に対し搬送方向Yに相対移動する。液体噴射ヘッド31は、キャリッジ16の上部に取り付けられたインクカートリッジ22からのインクの供給を受け、そのインクを噴射ノズルから支持台13上に給送された媒体Pに噴射する。
キャリッジ16の下面における液体噴射ヘッド31の走査方向Xの両側にはそれぞれ、第1光源部としての第1照射器40、及び、第2光源部としての第2照射器41が設けられている。キャリッジ16に設けられた第1照射器40と第2照射器41とは、搬送方向Yに並列となるように位置している。これら第1照射器40と第2照射器41とは、搬送方向Yにおける互いに異なる位置から媒体Pに対しUVを照射する。第1照射器40は、第2照射器41よりも搬送方向Yの上流に位置しており、液体噴射ヘッド31に対し搬送方向Yに相対移動する媒体P上のインクを予備硬化(インク表面を硬化)させるべく、比較的弱いUVを照射する。一方、第2照射器41は、第1照射器40からのUVの照射により予備硬化した上記インクを本硬化(インク内部を硬化)させるべく、第1照射器40から照射されるUVよりも強いUVを照射する。
図2に示すように、キャリッジ16には、搬送方向Yと直交する方向についての媒体Pと第1照射器40及び第2照射器41との距離Lを検出する距離センサー43が設けられている。なお、上記距離Lについては、媒体Pに対し液体噴射ヘッド31からインクを噴射する際の噴射方向での媒体Pと第1照射器40及び第2照射器41との距離と言い換えることもできる。ちなみに、搬送方向Yは上記噴射方向と交差する方向となり、上記走査方向X(図1)も上記噴射方向と交差する方向となる。
また、キャリッジ16には、第1照射器40及び第2照射器41を上記噴射方向に移動させる駆動部44も設けられている。なお、この実施形態では、上記駆動部44により第1照射器40及び第2照射器41が移動する上記噴射方向のことをギャップ可変方向Bと称する。
駆動部44は、モーターを備えるとともに、同モーターの駆動力を第1照射器40及び第2照射器41に対し上記ギャップ可変方向Bに作用させる変換機構(ラックアンドピニオン等)を備えている。従って、第1照射器40及び第2照射器41は、駆動部44の駆動を通じて、上記ギャップ可変方向Bに移動可能となっている。
次に、プリンター11の電気的構成について説明する。
図3に示すように、プリンター11は、同プリンター11を統括制御する制御部50を備えている。この制御部50の入力回路には距離センサー43が接続されるとともに、プリンター11にセットされたインク種及び媒体種等の情報をユーザーから取得する取得部52が接続されている。なお、こうした取得部52としては、プリンター11に接続されたパーソナルコンピューターや、プリンター11の操作パネル等があげられる。そして、上記取得部52から取得したインク種及び媒体種等の情報は、制御部50に設けられた記憶部51に記憶される。
また、制御部50の出力回路には、給送モーター14、キャリッジモーター19、液体噴射ヘッド31、第1照射器40、第2照射器41、及び駆動部44が接続されている。そして、制御部50は、プリンター11に接続されたパーソナルコンピューター等からの印刷ジョブデータを受信し、同データに基づいてプリンター11の印刷動作を制御する。詳しくは、制御部50は、プリンター11の印刷動作にかかわる給送モーター14、キャリッジモーター19、液体噴射ヘッド31、第1照射器40、第2照射器41、及び駆動部44の制御を実施する。
このときの給送モーター14の制御を通じて、媒体Pが搬送方向Yに移動することによって支持台13上に給送される。更に、キャリッジモーター19の制御及び液体噴射ヘッド31の制御を通じて、キャリッジ16を走査方向Xに適宜移動させながら液体噴射ヘッド31による媒体Pへのインクの噴射が行われる。更に、第1照射器40及び第2照射器41の制御を通じて、媒体P上に噴射されたインクにUVが照射されることにより、そのインクが硬化して媒体Pに対する印刷が行われる。
ところで、媒体Pの種類毎の厚さの違いにより上述した距離Lが変化し、同距離Lの長さに応じて媒体P上での第1照射器40からのUVの照射範囲A1と第2照射器41からのUVの照射範囲A2との相対位置が変わる。このため、上記距離Lの長さによっては媒体P上で照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりする可能性がある。このように媒体P上で照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりする部分が生じると、そうした部分と他の部分との間で硬化後のインクの濃淡(バンディング)が発生する。
図4は、こうしたことに対処するために実施される処理について示すフローチャートである。この処理は、印刷時に制御部50を通じて実行される。詳しくは、制御部50は、ステップ101(S101)の処理として、媒体Pが距離センサー43の真下に位置したときの同距離センサー43からの検出信号に基づき上記距離Lを取得する。制御部50は、続くS102の処理として、取得した上記距離Lに基づき、媒体P上での上記照射範囲A1,A2の相対位置を変えることにより、それら照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりしないよう上記照射範囲A1,A2の相対位置を定める。
なお、ここでいう照射範囲A1,A2の相対位置とは、照射範囲A1の外縁と照射範囲A2の外縁との位置関係に基づくものである。従って、照射範囲A1,A2の相対位置が変化するとき、その変化に応じて必ずしも照射範囲A1,A2の中心や重心が変化するとは限らない。
制御部50は、上記距離Lに基づきマップを参照して駆動部44の駆動指令値を求め、その駆動指令値に基づき駆動部44を駆動して第1照射器40及び第2照射器41を上述したギャップ可変方向Bに移動させることにより、それら第1照射器40及び第2照射器41の支持台13上の媒体Pに対する位置を変える。そして、このように第1照射器40及び第2照射器41の媒体Pに対する位置を変えることにより、媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を変える。従って、上記マップを参照して求められた駆動指令値は、照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりすることのない照射範囲A1,A2の相対位置を実現するための値とされる。
次に、プリンター11の作用について説明する。
上記媒体Pと上記第1照射器40及び第2照射器41とのギャップ可変方向B(媒体Pに対する液体噴射ヘッド31からのインクの噴射方向)での距離Lに基づき、媒体P上での第1照射器40及び第2照射器41からのUVの照射範囲A1,A2同士の相対位置が次のように定められる。すなわち、照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりしないよう、照射範囲A1,A2同士の相対位置が定められる。
図5及び図6は、媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を上述したように定める際の第1照射器40及び第2照射器41の動きの一例を示している。図5に示すように、例えば距離Lが長すぎる場合には媒体P上での照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなるおそれがある。この場合、上記距離Lに基づき第1照射器40及び第2照射器41が図6に示すようにギャップ可変方向B(図中上下方向)について媒体P近づく方向に移動させられ、その移動を通じて照射範囲A1,A2同士が僅かに重なってほぼ接した状態となるようにされる。
上述したように、距離Lに基づき媒体P上での上記照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めることにより、媒体P上で上記照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりする部分が生じることを抑制できる。従って、媒体P上で上記照射範囲A1,A2同士の重なりの度合が大きくなったり照射範囲A1,A2同士が離れたりする部分が生じることに基づく、そうした部分と他の部分との間での硬化後のインクの濃淡を抑制することができる。
なお、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、必ずしも第1照射器40及び第2照射器41をギャップ可変方向Bに移動させる必要はなく、いずれか一方のみを移動させるようにしてもよい。この場合、そうした移動を実現可能な駆動部44が採用される。また、距離Lに基づき第1照射器40と第2照射器41とを移動させる際、それらの移動方向を上述した例のように同じにする代わりに、逆方向にするようにしてもよい。この場合も、そうした移動を実現可能な駆動部44が採用される。ちなみに、距離Lに基づき第1照射器40と第2照射器41とを逆方向に移動させる場合には、照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づき定めるに当たり、第1照射器40及び第2照射器41の個々の移動量が同じ方向に移動させる場合に比べて少なく抑えられる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)媒体P上に噴射されたインクを第1照射器40及び第2照射器41からのUVの照射によって硬化させたとき、その硬化したインクの濃淡(バンディング)が生じることを抑制できる。
(2)距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めるために第1照射器40と第2照射器41との一方のみをギャップ可変方向Bに移動させる場合、第2照射器41のみを移動させるようにすれば、媒体P上でのインクの硬化後の光沢感に影響が及ぶことを抑制できる。これは、媒体P上のインクの予備硬化を行うための第1照射器40を移動させてしまうと、その移動によって上記インクの硬化後の光沢感に影響を及ぼす可能性が高くなり、そうした影響を小さく抑えるためには第2照射器41のみを移動させることが好ましいためである。
[第2実施形態]
次に、液体噴射装置を具体化したプリンターの第2実施形態について、図7〜図10を参照して説明する。
この実施形態では、媒体Pに対する液体噴射ヘッド31からのインクの噴射方向と交差する方向(搬送方向Y)に、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方を移動させることにより、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を変えるようにしている。なお、このように照射範囲A1,A2同士の相対位置を変えるべく、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方を移動させる方向のことを、この実施形態では接近離間方向Cと称する。
図7は、この実施形態のキャリッジ16を概略的に示している。同キャリッジ16に設けられる駆動部44は、第1照射器40と第2照射器41とのうち、第2照射器41のみを接近離間方向Cに移動させる構造を有している。詳しくは、駆動部44は、モーターを備えるとともに、同モーターの駆動力を第2照射器41に対し上記接近離間方向に作用させる変換機構を備えている。従って、第2照射器41は、駆動部44の駆動を通じて、第1照射器40に対して上記接近離間方向Cに相対移動可能となっている。
制御部50は、距離Lに基づきマップを参照して駆動部44の駆動指令値を求め、その駆動指令値に基づき駆動部44を駆動して第2照射器41を上述した接近離間方向Cに移動させることにより、その接近離間方向Cについての第1照射器40に対する第2照射器41の相対位置を変える。そして、制御部50は、上述したように接近離間方向Cについての第1照射器40に対する第2照射器41の相対位置を変えることにより、それら第1照射器40及び第2照射器41の照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりしないよう上記照射範囲A1,A2の相対位置を定める。従って、上記マップを参照して求められた駆動指令値は、照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりすることのない照射範囲A1,A2の相対位置を実現するための値とされる。
図8及び図9は、上述したように距離Lに基づいて媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を定める際の第1照射器40と第2照射器41との相対的な動きの一例を示している。図8に示すように、例えば距離Lが長すぎる場合には媒体P上での照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなるおそれがある。この場合、上記距離Lに基づき第2照射器41が図9に示すように接近離間方向C(図中左右方向)について第1照射器40に対し離れる方向に移動させられ、その移動を通じて照射範囲A1,A2同士が僅かに重なってほぼ接した状態となるようにされる。
なお、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、第2照射器41のみを接近離間方向Cに移動させることに代えて、第1照射器40のみを接近離間方向Cに移動させるようにしたり、第1照射器40と第2照射器41とを接近離間方向Cについて逆方向に移動させるようにしたりしてもよい。これらの場合、各々の移動を実現可能な駆動部44が採用される。ちなみに、第1照射器40と第2照射器41との両方を接近離間方向Cについて互いに逆方向に移動させれば、照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づき定めるに当たっての第1照射器40及び第2照射器41の個々の移動量が、それらのうちの一方のみを移動させる場合に比べて少なく抑えられる。
図10は、距離Lに基づいて媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を定める際の第1照射器40と第2照射器41との相対的な動きの他の例を示している。この例では、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、第1照射器40のみを接近離間方向Cに移動させるようにしている。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果に加え、以下に示す効果を得ることができる。
(3)距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めるために、第1照射器40と第2照射器41とを接近離間方向Cに相対移動させる際、第1照射器40を移動させてしまうと、その移動によって媒体P上に噴射されたインクの硬化後の光沢感に影響を及ぼす可能性が高くなる。しかし、距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定める際、第2照射器41のみが接近離間方向Cに移動されるようにすれば、上述したように媒体P上でのインクの硬化後の光沢感に影響が及ぶことを抑制できる。
[第3実施形態]
次に、液体噴射装置を具体化したプリンターの第3実施形態について、図11〜図14を参照して説明する。
この実施形態では、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方の指向性を調整することにより、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を変えるようにしている。
図11は、この実施形態のキャリッジ16を概略的に示している。同キャリッジ16に設けられる駆動部44は、第1照射器40と第2照射器41とのうち、第2照射器41の指向性を調整する構造を有している。詳しくは、駆動部44は、モーターを備えるとともに、同モーターの駆動力を第2照射器41に対し同第2照射器41の指向性を変化させる回転方向Dに作用させる変換機構を備えている。なお、ここでの回転方向Dとは、媒体Pに対する第2照射器41からのUVの照射方向を搬送方向Yに沿って変更するよう、第2照射器41を回転させる方向のことである。従って、駆動部44の駆動を通じて、第2照射器41の回転方向Dについての回転、言い換えれば第2照射器41の指向性の変化が実現される。このように第2照射器41の指向性を変化させることにより、媒体Pに対する第2照射器41からのUVの照射角度が変化しつつ、同UVの照射方向が上述したように搬送方向Yに沿って変更される。
制御部50は、距離Lに基づきマップを参照して駆動部44の駆動指令値を求め、その駆動指令値に基づき駆動部44を駆動して第2照射器41の指向性を調整することにより、媒体Pに対する第2照射器41からのUVの照射角度を変える。そして、制御部50は、上述したように第2照射器41からのUVの照射角度を変えることにより、第1照射器40及び第2照射器41の照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりしないよう上記照射範囲A1,A2の相対位置を定める。従って、上記マップを参照して求められた駆動指令値は、照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりすることのない照射範囲A1,A2の相対位置を実現するための値とされる。
図12及び図13は、上述したように距離Lに基づいて媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を定める際の第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方(この例では第2照射器41のみ)の指向性の調整の一例を示している。図12に示すように、例えば距離Lが長すぎる場合には媒体P上での照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなるおそれがある。この場合、上記距離Lに基づき第2照射器41の指向性が図13に示すように調整され、その調整を通じて照射範囲A1,A2同士が僅かに重なってほぼ接した状態となるようにされる。
なお、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、第2照射器41の指向性を調整することに代えて、第1照射器40の指向性を調整するようにしたり、第1照射器40と第2照射器41との両方の指向性を個別に調整するようにしたりしてもよい。これらの場合、上述した指向性の調整を実現可能な駆動部44が採用される。ちなみに、第1照射器40と第2照射器41との両方の指向性を調整すれば、照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づき定めるに当たっての第1照射器40及び第2照射器41の個々の指向性の調整量を、それらのうちの一方のみを調整する場合に比べて少なく抑えることが可能である。
図14は、距離Lに基づいて媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を定める際の第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方の指向性の調整の他の例を示している。この例では、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、第1照射器40の指向性を調整するようにしている。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果に加え、以下に示す効果を得ることができる。
(4)距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めるために、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方の指向性を調整する際、第1照射器40の指向性を調整すると、その調整によって媒体P上に噴射されたインクの硬化後の光沢感に影響を及ぼす可能性が高くなる。しかし、距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定める際、第2照射器41のみ指向性を調整するようにすれば、上述したように媒体P上でのインクの硬化後の光沢感に影響が及ぶことを抑制できる。
[第4実施形態]
次に、液体噴射装置を具体化したプリンターの第4実施形態について、図15〜図17を参照して説明する。
この実施形態では、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方の発光領域を調整することにより、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を変えるようにしている。
図15は、この実施形態のキャリッジ16を概略的に示している。同キャリッジ16に設けられる駆動部44は、第1照射器40と第2照射器41とのうち、第2照射器41の発光領域を調整する機能を有している。詳しくは、第2照射器41は、複数のUVLED等の発光体45を備えており、それら発光体45の発光を通じて媒体Pに向けてUVを照射する。駆動部44は、発光体45の発光数を変えることにより、第2照射器41の発光領域を調整する。
制御部50は、距離Lに基づきマップを参照して駆動部44の駆動指令値を求め、その駆動指令値に基づき駆動部44を駆動して第2照射器41の発光領域を調整する。そして、制御部50は、上述したように第2照射器41の発光領域を変えることにより、第1照射器40及び第2照射器41の照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりしないよう上記照射範囲A1,A2の相対位置を定める。従って、上記マップを参照して求められた駆動指令値は、照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなったり照射範囲A1,A2が離れたりすることのない照射範囲A1,A2の相対位置を実現するための値とされる。
図16及び図17は、上述したように距離Lに基づいて媒体P上での照射範囲A1,A2の相対位置を定める際の第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方(この例では第2照射器41のみ)の発光領域の調整の一例を示している。図16に示すように、例えば距離Lが長すぎる場合には媒体P上での照射範囲A1,A2同士の重なりの度合いが大きくなるおそれがある。この場合、上記距離Lに基づき第2照射器41の発光領域が図17に示すように調整され、その調整を通じて照射範囲A1,A2同士が僅かに重なってほぼ接した状態となるようにされる。
なお、媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を距離Lに基づいて定めるに当たり、第2照射器41の発光領域を調整することに代えて、第1照射器40の発光領域を調整するようにしたり、第1照射器40と第2照射器41との両方の発光領域を個別に調整するようにしたりしてもよい。これらの場合には上述した発光領域の調整を実現可能な駆動部44が採用され、第1照射器40の発光領域を調整する場合には第1照射器40にも第2照射器41における複数の発光体45と同様に複数の発光体が設けられる。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果に加え、以下に示す効果を得ることができる。
(4)距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めるために、第1照射器40と第2照射器41との少なくとも一方の発光領域を調整する際、第1照射器40の発光領域を調整すると、その調整によって媒体P上に噴射されたインクの硬化後の光沢感に影響を及ぼす可能性が高くなる。しかし、距離Lに基づき媒体P上での照射範囲A1,A2同士の相対位置を定める際、第2照射器41のみ発光領域を調整するようにすれば、上述したように媒体P上でのインクの硬化後の光沢感に影響が及ぶことを抑制できる。
[その他の実施形態]
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・図18に示すように、プリンター11は、走査方向Xに往復移動するキャリッジ16の代替として、固定配置された液体噴射部60を有する所謂ラインヘッド式のプリンターであってもよい。この場合、液体噴射部60は、媒体Pの搬送方向Yと直交する媒体Pの幅方向Zに沿ってノズル列63,64が連続するように設けられた複数の液体噴射ヘッド61,62と、液体噴射ヘッド61,62が媒体Pに噴射したインクにUVを照射可能な複数の照射器71,72とを備えていることが好ましい。また、液体噴射部60において、第1液体噴射ヘッド61は、第2液体噴射ヘッド62に対し幅方向Zに隣り合った状態で搬送方向Yにおける下流側に設けられていることが好ましく、第1照射器71と第2照射器72とは、幅方向Zに隣り合った状態で、第1液体噴射ヘッド61及び第2液体噴射ヘッド62の搬送方向Yにおける下流側に設けられていることが好ましい。また、第1照射器71から第1液体噴射ヘッド61までの距離L1は、第2照射器72から第2液体噴射ヘッド62までの距離L2よりも短いことが好ましい。そして、給送モーター14の駆動に基づき、固定配置された液体噴射部60に対して媒体Pが搬送方向Yに相対的に搬送されることで、媒体Pに対して液体噴射部60が搬送方向Yの反対方向に相対移動することとなる。
そして、図18に示す液体噴射部60では、搬送される媒体Pに第1液体噴射ヘッド61及び第2液体噴射ヘッド62がインクを噴射し、媒体Pに噴射されたインクに第1照射器71及び第2照射器72がUVを照射することで印刷が行われる。なお、これら第1照射器71と第2照射器72とは、幅方向Zにおける互いに異なる位置から媒体Pに対しUVを照射する。ちなみに、上記幅方向Zは、上述したように搬送方向Yと交差(直交)し、且つ、媒体Pに対する第1液体噴射ヘッド61及び第2液体噴射ヘッド62からのインクの噴射方向と交差する方向となる。
また、図18に示すプリンターにおいて、媒体Pを搬送方向Yに移動させた状態で、さらに液体噴射部60を搬送方向Yの逆方向に移動させて印刷を行ってもよい。すなわち、媒体P及び液体噴射部60の双方を移動させるようにしてもよい。この場合、液体噴射部60を搬送方向Yの逆方向に移動させる駆動源をさらに備えることが好ましい。
・第1実施形態において、キャリッジ16自体をギャップ可変方向Bに移動させることにより、第1照射器40及び第2照射器41をギャップ可変方向Bに移動させるようにしてもよい。
・第1実施形態において、第1照射器40及び第2照射器41をキャリッジ16に対し固定し、距離Lに基づき支持台13をギャップ可変方向Bに移動させることにより、照射範囲A1,A2の相対位置を変えるようにしてもよい。
・距離Lを距離センサー43からの検出信号に基づいて求めたが、取得部52から取得した媒体種等の情報に基づいて求めるようにしてもよい。
・距離Lに基づき照射範囲A1,A2同士の相対位置を定めるに当たり、第1〜第4実施形態のうちの少なくとも二つの実施形態における第1照射器40及び第2照射器41の動き(若しくは調整)を組み合わせて行うようにしてもよい。
・第1照射器40及び第2照射器41の発光体としてUVLEDを例示したが、それ以外の発光体を採用してもよい。こうした発光体としては、例えばメタルハライドランプや水銀ランプがあげられる。
・媒体Pに噴射されるインクは、UV以外の光を照射することで硬化するものであってもよい。
・プリンター11は、媒体Pにインク以外の光硬化性の液体を噴射するものであってもよい。
・液体噴射装置をプリンター以外に適用してもよい。
この場合、液体噴射装置によって噴射される液体は、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)を含む。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散、又は混合されたものなども含む。
上記液体噴射装置としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルター等の製造に用いられる電極材や色材等を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射するものがあげられる。更に、例えばバイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射するもの、精密ピペットとして用いられる試料となる液体を噴射するもの、捺染装置やマイクロディスペンサー等もあげられる。また、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射するもの、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射するもの等もあげられる。
11…プリンター、12…本体ケース、13…支持台、14…給送モーター、15…ガイド軸、16…キャリッジ、19…キャリッジモーター、22…インクカートリッジ、31…液体噴射ヘッド、40…第1照射器、41…第2照射器、43…距離センサー、44…駆動部、50…制御部、52…取得部、51…記憶部、60…液体噴射部、61…第1液体噴射ヘッド、62…第2液体噴射ヘッド、63…ノズル列、64…ノズル列、71…第1照射器、72…第2照射器。

Claims (9)

  1. 光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、
    前記媒体と第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき、前記媒体上での前記第1光源部からの光の照射範囲と前記第2光源部からの光の照射範囲との相対位置を変える制御部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、
    前記噴射方向に、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部と、
    前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の前記媒体に対する前記噴射方向の位置を変える制御部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  3. 光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、
    前記噴射方向と交差する方向に前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部と、
    前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部と前記第2光源部との前記噴射方向と交差する方向の距離を変える制御部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  4. 光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、
    前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の指向性を調整する駆動部と、
    前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の光の照射角度を変える制御部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  5. 光硬化性の液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    同液体噴射ヘッドから前記液体を噴射された媒体に対し、前記液体が噴射される方向である噴射方向と交差する方向に相対移動するとともに、互いに異なる位置から光を照射する第1光源部及び第2光源部と、
    前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光を調整する駆動部と、
    前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動することにより、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光領域を変える制御部と、
    を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項1記載の液体噴射装置において、
    前記噴射方向に、前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部を更に備え、
    前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の前記媒体に対する前記噴射方向の位置を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  7. 請求項1記載の液体噴射装置において、
    前記噴射方向と交差する方向に前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部を更に備え、
    前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部と前記第2光源部との前記噴射方向と交差する方向の距離を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  8. 請求項1記載の液体噴射装置において、
    前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の指向性を調整する駆動部を更に備え、
    前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の光の照射角度を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  9. 請求項1記載の液体噴射装置において、
    前記第1光源部及び前記第2光源部のうちの少なくとも一方の発光を調整する駆動部を更に備え、
    前記制御部は、前記媒体と前記第1光源部及び第2光源部との前記噴射方向での距離に基づき前記駆動部を駆動し、前記第1光源部及び前記第2光源部のうち少なくとも一方の発光領域を変えることにより、前記媒体上での前記照射範囲同士の相対位置を変える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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