JP5682753B2 - 記録装置 - Google Patents
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本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
また、前記紫外線照射部は、用紙を基準とした前記記録ヘッドと同じ側に設けられていた。
図9に示す如く、従来技術のプリンター40は、記録ヘッド41と、紫外線照射部43とを備えていた。このうち、記録ヘッド41は、媒体支持部47に支持された用紙46に対してノズル42から紫外線硬化型インク45を吐出するように設けられていた。また、紫外線照射部43は、記録ヘッド41の移動方向両側に近接して設けられていた。またさらに、記録ヘッド41と一体に移動することができるように構成されていた。そして、記録ヘッド41がインク45を吐出しながら移動した際、進行方向後側の紫外線照射部43が、用紙46におけるインク45が着弾した箇所に対して紫外線44を照射し、インク45を硬化させる構成であった。
また、前記被記録媒体は透過性を有しているので、前記表のインクに対して裏(前記反対側)から電磁波を照射して前記表のインクを硬化させることができる。
また、被記録媒体が前記第1照射部にインク滴およびインクミストが付着することを防止するバリアの役割を果たす。その結果、前記第1照射部が汚れる虞がない。
またさらに、前記第1照射部における照射する部分は複数のブロックに区画されているので、ブロック毎に照射量を調整することも可能である。
またさらに、前記無駄に多い量の電磁波を照射することによる弊害として、例えば、インクが収縮する量が大きくなることを防止することができる。
本態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、被記録媒体における広範囲の領域のインクを一度にムラ無く硬化させることができる。また、一時停止している被記録媒体に対して前記照射する構成なので、移動中の被記録媒体に対して照射する構成と比較して、照射量を変える制御が容易である。
本態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、送られてくる箇所を該箇所の前記着弾する量に応じて照射量を変えながらインクを順次ムラ無く硬化させることができる。送られてくる被記録媒体に対して照射するので、前記第1照射部を送り方向において短く設けることができる。送り方向においてブロックが一列あればよく、記録装置を小型化する場合に有効である。
本態様によれば、第5の態様と同様の作用効果に加え、前記記録モードの場合に、前記第1照射部および前記第2照射部を有する構成は特に有効である。つまり、前述したように、第2類インクの定着性をよくすることができる。また、第2類インクが着弾した後に、前記第1照射部によって第1類インクを本硬化させることができる。
本態様によれば、第1から第6のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、インクの種類に応じて硬化に必要な電磁波の照射量が異なる場合であっても、照射量を必要な量に調整して硬化ムラ無く均一に硬化させることができる。インクの種類毎に成分が異なるが、例えば、黒色インクの黒い色素は光を吸収するため、照射される光がインク滴における表面に近い箇所で吸収されてしまい、表面から遠い内部が硬化しにくい傾向がある。また、酸化チタンを使用した白色インクや、アルミニウムを使用したメタリック色系インクは、金属を使用している。そのため、照射される紫外線等の光をインク滴における表面に近い箇所で反射してしまい、表面から遠い内部が硬化しにくい傾向がある。これらの傾向を考慮して、インクの種類に応じて、照射量を調整することによって、硬化ムラ無く均一に硬化させることができる。
また、例えば、インクが着弾する側を表としたときの表側および裏側の両方から前記紫外線等の光の照射量を調整して照射する場合、一方のみから照射する場合と比較して、よりムラ無く内部まで光を送ることができ、特に有効である。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の一例であるプリンター1の概略を示す側面図である。
図1に示す如く、プリンター1は、媒体送り手段2と、記録部4と、排出手段の一例である巻き取り手段12と、を備えている。このうち、媒体送り手段2は、被記録媒体(S)の一例であるロール媒体としての透明フィルムSを送り方向下流側(Y軸の矢印方向)へ送ることができるように設けられている。ここで、本実施例では、被記録媒体(S)は、インクを硬化させる電磁波(W)の一例である紫外線Wを透過させる透過性を有していることを前提とする。
また、記録部4は、媒体送り手段2より下流側において、透明フィルムSに対してインクを吐出して記録を実行することができるように設けられている。
またさらに、媒体支持部9は、透明フィルムSを支持し、透明フィルムSと第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7との間の距離を所定の距離に保つことができるように設けられている。尚、Z軸方向は、媒体支持部9と第1記録ヘッド5および第2記録ヘッド7とが対向する方向である。また、鉛直方向でもある。
尚、ロール媒体の一例として透明フィルムSについて説明するが、透明フィルムSに限らない。布(反物)や紙でもよいのは勿論である。また、被記録媒体(S)は、ロール状のものに限らない。シート状の所謂、単票紙でもよい。
続いて、第1記録ヘッド5、第2記録ヘッド7、第1照射部16等についてより詳しく説明する。
図2(A)に示す如く、媒体支持部9上の透明フィルムSを基準とした一方(上方)にはキャリッジ10が設けられている。
一方、第2記録ヘッド7には、第2類インク(L2)を吐出する第2ノズル8が設けられている。本実施例では、白インクL2を吐出する。
尚、「第1類インク」のみを単独で用いてもよいのは勿論である。
一方、第2記録モードとは、先に第1類インク(L1)を吐出してから、その上に第2類インク(L2)を吐出して記録をするモードをいう。第2記録モードは、被記録媒体(S)が透明のフィルム等であって、記録した面(インクを吐出した側の面)と反対側の面から、文字、模様、写真等を見る場合に用いる記録モードである。
続いて、キャリッジ10の動作と第1照射部16の照射制御との関係について説明する。
図4に示す如く、ステップS1では、制御部20が、現在選択されている記録モードが第2記録モードか否かを判定する。第2記録モードが選択されていると判定した場合、第2記録モードを実行するべく、ステップS2へ進む。一方、否と判定した場合、第1記録モードを実行するべく、ステップS7へ進む。
ステップS3では、透明フィルムSに着弾したシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等のインクL1を仮硬化させるべく、第1記録ヘッド5より移動方向後側の第2照射部11b(11)によって紫外線Wを照射する。
尚、紫外線Wの照射量は、単位面積当たりのインクが着弾した量の多少に応じて、調整してもよい。具体的には、着弾した量が多い場合は照射量を多くし、着弾した量が少ない場合は照射量を少なくする。着弾した量が多いか少ないかは、記録データに基づいて対応する箇所におけるインクの吐出量から制御部20が判断することができる。
そして、ステップS4へ進む。
ステップS5では、白インクL2を硬化させるべく、第2記録ヘッド7より移動方向後側の第2照射部11c(11)によって紫外線Wを照射する。そして、ステップS6へ進む。
また、単位面積当たりのインクが着弾する量が少ない箇所に対して、無駄に多い量の紫外線Wを照射することを防止することができるので、所謂、省エネにもなる。
またさらに、前記無駄に多い量の紫外線Wを照射することによる弊害として、例えば、インクが収縮する量が大きくなることを防止することができる。
ステップS7では、前述した第1記録モードを実行する。ここでは詳しい説明を省略する。その後、シーケンスを終了する。
図5(A)(B)に示すのは、本実施例における発明の概念を示す正面断面図である。理解を容易にするため、必要最小限の構成のみを図示する。
図5(A)に示す如く、第1記録ヘッド5と前記透過性を有する被記録媒体(S)とが相対的に移動する。本実施例では、第1記録ヘッド5がキャリッジ移動手段15によって移動する。
その結果、インクL1が吐出されてから硬化するまでの時間を短くすることができ、着弾したインクL1のドット径が広がってしまうことを低減することができる。着弾後において、ドット径が広がりやすいインクと広がりにくいインクとの差を小さくすることができ、ドット径のバラツキを低減することができる。
また、インクL1が吐出されてから硬化するまでの時間を短くすることにより、その間に生ずる異臭等の影響を低減することができる。
また、単位面積当たりのインクL1が着弾する量が少ない箇所に対して、無駄に多い量の電磁波(W)を照射することを防止することができるので、所謂、省エネにもなる。
またさらに、前記無駄に多い量の電磁波(W)を照射することによる弊害として、例えば、インクL1が収縮する量が大きくなることを防止することができる。
また、本実施例では、媒体支持部9が被記録媒体(S)を支持する構成としたが、媒体支持部9が無い構成でもよい。例えば、一のロールと他のロールとの間で被記録媒体(S)をピンと張りながら、被記録媒体(S)を送る構成でもよい。また、パネル状の第1照射部16が被記録媒体(S)を支持する構成としてもよい。
またさらに、第1記録ヘッド5からカラーインクL1を吐出し、カラーインクL1を第1照射部16によって硬化させる構成について説明したが、カラーインクL1に限らない。第2記録ヘッド7から白インクL2を吐出し、白インクL2を第1照射部16によって硬化させる構成でもよい。
またさらに、本実施例において、インクL1、L2の種類に応じて、第1照射部16が前記照射する紫外線Wの量を変える構成であることを特徴とする。
図6に示すのは、他の実施例のラインプリンター30の概略を示す側面図である。
図6に示す如く、他の実施例の記録部36は、送り方向上流側から下流側へ向かって順に、第1記録ヘッド31と、第2記録ヘッド32と、第3記録ヘッド33とを有している。第1記録ヘッド31〜第3記録ヘッド33は、被記録媒体(S)の幅方向Xに長尺であり、被記録媒体(S)の幅より広い範囲に対してそれぞれのノズル(31a〜33a)からインクL1、L2を吐出可能に設けられている。このうち、第1記録ヘッド31は、ノズル31aから白インクL2を吐出する。また、第2記録ヘッド32は、ノズル32aからシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等のインクL1を吐出する。またさらに、第3記録ヘッド33は、ノズル33aから白インクL2を吐出する構成である。
尚、その他の構成については、前述した実施例と同様であるので、同じ符号を用いることとし、その説明は省略する。
尚、第1照射部34を三つ設けたが、三つに限らない。一つでもよいし、二つでもよい。他の実施例において、三つ設けた理由は、記録モードに応じて位置を移動させる必要がないからである。二つの場合、記録モードに応じて移動させる構成にすることができる。また、記録ヘッドが一つであれば、第1照射部34も一つでよい。またさらに、記録ヘッドが二つある場合であっても、仮硬化と本硬化とを分けない構成とするならば、第1照射部34は一つでもよい。
続いて、他の実施例における第1照射部34のブロック37aa、37ab…、37ba、37bb…、37ca…(連続送りの場合は38a、38b…)毎の制御について説明する。
図7(A)(B)は他の実施例の第1照射部34のブロック37aa、37ab…、37ba、37bb…、37ca…毎の照射量を示す図である。このうち、図7(A)は被記録媒体(S)に着弾したインクL1(L2)の分布とその単位面積当たりのインクL1(L2)の量を示す平面図である。一方、図7(B)は被記録媒体(S)側から見たパネル状の第1照射部34のブロック37aa、37ab…、37ba、37bb…、37ca…毎の照射量を示す平面図である。
同様に、図7(B)における色の濃度が比較的濃く見える箇所(ドット径が大きい箇所)が紫外線Wの照射量が比較的多い箇所である。一方、色の濃度が比較的薄く見える箇所(ドット径が小さい箇所)が紫外線Wの照射量が比較的少ない箇所である。
ここで、「間欠送り」とは、媒体送り手段2が被記録媒体(S)を送り方向Yに所定量だけ送り一時停止を繰り返す送り方をいう。一時停止したときに、記録部36が被記録媒体(S)に対して記録を実行する構成である。
そして、媒体送り手段2は、第1照射部34の送り方向Yにおける照射可能な範囲の距離だけ被記録媒体(S)を送り一時停を繰り返す。
この際、図7(B)に示す如く、制御部20は、記録データに基づいて、前記範囲のインクL1(L2)の分布および単位面積当たりの着弾したインクL1(L2)の量を判断し、パネル状の第1照射部34をブロック37aa、37ab…、37ba、37bb…、37ca…毎に紫外線Wの照射量を調整する。
その結果、一度に広い範囲に着弾したインクL1(L2)をムラ無く均一に硬化させることができる。
図8(A)〜(D)に示すのは、他の実施例の第1照射部34のブロック38a、38b…毎の照射量を示す図である。このうち、図8(A)は被記録媒体(S)に着弾したインクL1(L2)の分布とその単位面積当たりのインクL1(L2)の量を示す平面図である。また、図8(B)は被記録媒体(S)側から見たパネル状の第1照射部34のブロック38a、38b…毎の照射量を示す平面図である。またさらに、図8(C)(D)は図8(A)(B)のときの状態から被記録媒体(S)が送り方向下流側へ送られたときの状態を示す平面図である。
同様に、図8(B)(D)における色の濃度が比較的濃く見える箇所(ドット径が大きい箇所)が紫外線Wの照射量が比較的多い箇所である。一方、色の濃度が比較的薄く見える箇所(ドット径が小さい箇所)が紫外線Wの照射量が比較的少ない箇所である。
ここで、「連続送り」とは、媒体送り手段2が被記録媒体(S)を送り方向Yに等速度で連続して送る送り方をいう。等速度で送られることにより移動する被記録媒体(S)に対して記録部36が記録を実行する構成である。
そして、媒体送り手段2は、等速度で被記録媒体(S)を送り方向下流側へ送る。
この際、図8(B)に示す如く、制御部20は、記録データに基づいて、被記録媒体(S)の画像におけるインクL1(L2)の分布および単位面積当たりの着弾したインクL1(L2)の量を判断し、パネル状の第1照射部34をブロック38a、38b…毎に紫外線Wの照射量を調整する。具体的には、前述したように、インクL1(L2)が着弾した箇所に対向するブロック38a、38b…の照射量を、該着弾した箇所の単位面積当たりのインクL1(L2)の量に応じて調整する。単位面積当たりの着弾したインク量が多い箇所に対しては、照射量を多くし、前記インク量が少ない箇所に対しては、照射量を少なくする。
また、連続送りの場合、第1照射部34のブロック38a、38b…は、送り方向Yに一列あればよい。従って、ラインプリンター30を、間欠送りの構成と比較して、コンパクトにすることができる。
5 第1記録ヘッド、6 第1ノズル、7 第2記録ヘッド、8 第2ノズル、
9 媒体支持部、10 キャリッジ、11 第2照射部、12 巻き取り手段、
13 ガイド軸、14 ローラー対、15 キャリッジ移動手段(移動手段)、
16 第1照射部、16a、16b… ブロック、20 制御部、
30 (他の実施例の)ラインプリンター、31 第1記録ヘッド、31a ノズル、
32 第2記録ヘッド、32a ノズル、33 第3記録ヘッド、33a ノズル、
34 第1照射部、35 第2照射部、36 記録部、
37aa、37ab…、37ba、37bb…、37ca…(間欠送り構成)ブロック、
38a、38b…、(連続送り構成)ブロック、
40 (従来技術の)プリンター、41 記録ヘッド、42 ノズル、
43 紫外線照射部、44 紫外線、45 インク、46 用紙、47 媒体支持部、
L1 カラーインク(画像形成用の第1類インク)、
L2 白インク(下地処理用の第2類インク)、M 駆動モーター、
S 透明フィルム(電磁波を透過させる透過性を有する被記録媒体)、
W 紫外線(電磁波)、X 幅方向、Y 送り方向、Z 鉛直方向
Claims (4)
- 被記録媒体に対してノズルからインクを吐出し記録する記録ヘッドと、
被記録媒体および前記記録ヘッドの少なくとも一方を移動させ、被記録媒体と前記記録ヘッドとの相対的な位置関係を変える移動手段と、
被記録媒体を基準とした前記記録ヘッドと反対側に設けられ、前記インクを硬化させる電磁波を照射可能な第1照射部と、を備え、
前記インクと前記電磁波との関係は、前記電磁波の照射により前記インクに化学反応が生じることによって前記インクが硬化する関係であり、
前記被記録媒体は前記電磁波を透過する透過性を有しており、
前記第1照射部は、被記録媒体が送られる方向に対する幅方向において、被記録媒体より広い範囲を照射可能であり、該第1照射部における照射する部分が少なくとも幅方向において複数のブロックに区画されており、
前記移動手段によって前記記録ヘッドと被記録媒体とが相対的に移動することにより、被記録媒体における前記記録ヘッドのノズルから吐出されたインクが着弾した箇所と、前記記録ヘッドのノズルとが、対向する関係から対向しない関係となり、
該対向しない関係となった被記録媒体における前記インクが着弾した箇所に対して、前記第1照射部が照射する構成であり、
前記第1照射部が前記照射するとき、記録データ上における前記照射しようとする箇所の単位面積当たりのインクが着弾する量に応じて、前記第1照射部において前記ブロック毎に照射量を変える構成であり、前記着弾する量が少ない箇所に対しては対向するブロックの前記照射量を少なくし、前記着弾する量が前記少ない箇所と比較して多い箇所に対しては対向するブロックの前記照射量を前記少ない箇所の場合と比較して多くし、
前記第1照射部の前記照射する部分は、被記録媒体の幅方向に複数行、送り方向に複数列のブロックに区画されており、
前記第1照射部の送り方向における照射可能な範囲の距離だけ被記録媒体を送り一時停止を繰り返す間欠送りをする構成であり、
前記一時停止したとき、前記第1照射部が前記照射する構成である記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、被記録媒体を所定の速度で連続して送る構成であり、前記第1照射部は、送られてくる被記録媒体におけるインクが着弾した箇所に対して、該箇所の前記着弾する量に応じて前記ブロック毎に照射量を変えながら前記照射する構成である記録装置。
- 被記録媒体に対してノズルからインクを吐出し記録する記録ヘッドと、
被記録媒体および前記記録ヘッドの少なくとも一方を移動させ、被記録媒体と前記記録ヘッドとの相対的な位置関係を変える移動手段と、
被記録媒体を基準とした前記記録ヘッドと反対側に設けられ、前記インクを硬化させる電磁波を照射可能な第1照射部と、
被記録媒体を基準とした前記記録ヘッドと同じ側に設けられ、前記インクを硬化させる電磁波を照射可能な第2照射部と、を備え、
前記インクと前記電磁波との関係は、前記電磁波の照射により前記インクに化学反応が生じることによって前記インクが硬化する関係であり、
前記被記録媒体は前記電磁波を透過する透過性を有しており、
前記第1照射部は、被記録媒体が送られる方向に対する幅方向において、被記録媒体より広い範囲を照射可能であり、該第1照射部における照射する部分が少なくとも幅方向において複数のブロックに区画されており、
前記移動手段によって前記記録ヘッドと被記録媒体とが相対的に移動することにより、被記録媒体における前記記録ヘッドのノズルから吐出されたインクが着弾した箇所と、前記記録ヘッドのノズルとが、対向する関係から対向しない関係となり、
該対向しない関係となった被記録媒体における前記インクが着弾した箇所に対して、前記第1照射部が照射する構成であり、
前記第2照射部が、被記録媒体における前記インクが着弾した箇所を照射した後、前記第1照射部が、被記録媒体における前記インクが着弾した箇所を照射する構成であり、
前記記録ヘッドは、被記録媒体に対して画像を記録するための第1類インクを吐出する第1ノズルを有する第1記録ヘッドと、下地用の第2類インクを吐出する第2ノズルを有する第2記録ヘッドと、を備えており、
透明な被記録媒体に対して、前記第1ノズルによって前記第1類インクを吐出し、
被記録媒体における前記第1類インクが着弾した箇所を、前記第2照射部が照射し、
前記第1類インクが着弾した被記録媒体に対して、前記第2ノズルによって前記第2類インクを吐出し、
被記録媒体における前記第2類インクが着弾した箇所を、前記第2照射部が照射し、
被記録媒体における前記第1類インクが着弾した箇所を、前記第1照射部が照射する記録モードを有する構成である記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、インクの種類に応じて、前記第1照射部が前記照射する電磁波の量を変える構成である記録装置。
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