JP2015093463A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光硬化型インク100の滴を記録媒体6に向けて吐出し付着させる吐出ヘッド3と、記録媒体6上に付着した光硬化型インク100を硬化させ定着させるために紫外線を照射する紫外線照射装置5と、を有する画像形成装置であって、紫外線照射装置5の照射する光の照射強度及び積算光量を、記録媒体6の光硬化型インク100の硬化させる対象の層によって調節する。
【選択図】 図1
Description
本発明の画像形成装置の実施形態1について、図1を参照しながら説明する。図1に示すように、画像形成装置1は、放電装置2、吐出ヘッドとしてインクジェットヘッド3、搬送ステージ4、照射手段として紫外線照射装置5を有する。紫外線照射装置5は、搬送ステージ4のインクジェットヘッド3とは反対側に搭載されている。
まず、画像形成工程では、搬送ステージ4上にセットされた記録媒体6が搬送ステージ4上を搬送され、放電装置2によってコロナ放電処理が施される。その後、インクジェットヘッド3の下にてインクが吐出され、画像が形成される。
紫外線照射装置5がインクジェットヘッド3と反対側に搭載されているため、インク硬化のために形成画像に向けて照射された紫外線は、記録媒体6の裏面から照射される。このため、記録媒体6自身を加熱し、インクの定着性を増す。また、本来の目的であるインク硬化についても、記録媒体6と記録媒体6表面に着弾したインクの界面に最も先に光が到達するため、界面の密着性を向上することができる。
画像形成装置1では、紫外線照射は記録媒体6上に画像形成された光硬化型インクに対して、画像形成後1秒以内に紫外線を照射している。このように、吐出から照射までの時間を極力短くすることにより、形成されたインク滴のレベリングを抑えることができ、輪郭の整ったドットにて画像形成することが可能となる。
図2に示すように、各層のインク組成が違う場合は、当然インク硬化のための照射条件も各層により異なる。よって、良好な形成膜を得るためには画像構成層により照射条件を変更する必要がある。さらに、重ね打ちの特徴として、既に紫外線照射により構成された層の上に着弾する滴は、下の層の表面が完全硬化している場合に弾かれてしまう。その結果、目的の位置に着弾不可能となってしまう他、密着性が満足できない場合があり、画像品質に大きな影響を与える。次滴の着弾表面部は、半硬化状態であることが望ましい。半硬化状態とは仮硬化状態と言い換えても良く、インクが完全に固まっておらず、着弾するインク滴を弾かない程度に硬化している状態を表す。
積算光量を一定にしたい場合に、照射強度が大きい光を短時間照射する手段と、照射強度が小さい光を長時間照射する手段両者が考えられるが、光源5aからの焦点距離は一定のため、記録媒体6が焦点部を通過する時間は一定である。積算光量を確保したい場合、搬送速度を落とすことも考えられるが、生産性が劣ってしまう。
記録媒体6はポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチック材であるため、表面には官能基が存在しない。そのため、記録媒体6上に画像形成を行う場合、密着性を得るための対策をとる必要がある。多くのプラスチックは接着作用を促進するための物質を含むが、場合によっては製品由来の触媒が存在し、これらの物質が基材とインク境界面に拡散することで、密着力が弱まる場合がある。そのため、プラスチック材の表面を溶剤で洗浄する等の対応が取られている。しかしこれらの対応はオンライン化することが極めて困難である。
実施形態2においても、実施形態1の場合と構成はほぼ同じである。実施形態2では、紫外線照射装置5にパワー変更制御機能の代わりに焦点位置調整機能が備わっている点で実施形態1と異なる。この焦点位置調整機能によって、紫外線照射装置5から照射される紫外線の焦点位置を変化させることができる。また、実施形態1では紫外線照射装置5には直流電源を用いているが、実施形態2では交流電源を用いても良い。図3に示すように、焦点位置調整機能として、紫外線照射装置5の位置を上下に移動させる手段が設けられている。
図3に示すように、紫外線照射装置5を搬送面と垂直方向に移動させ、焦点位置を変化させる。これによって記録媒体6に照射される紫外線の照射強度及び積算光量を調節する。
実施形態2でも、実施形態1と同様に、紫外線は記録媒体6の画像形成面とは反対側から照射され、更に紫外線の照射強度を画像構成層により変化させることにより、基材との密着性の確保、各層間の層間剥離を防止可能な照射条件での膜構成が可能となる。
2 放電装置
3 インクジェットヘッド
4 搬送ステージ
5 紫外線照射装置
6 記録媒体
Claims (9)
- 光硬化型インクの滴を記録媒体に向けて吐出し付着させる吐出ヘッドと、
前記記録媒体上に付着した前記光硬化型インクを硬化させ定着させるために光を照射する照射手段と、
を有する画像形成装置であって、
前記照射手段の照射する光の照射強度及び積算光量のうち少なくとも一方を、前記光硬化型インクの硬化させる対象の層によって調節する調節手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記照射手段は、
前記記録媒体のインクが付着する面の反対側から照射を行うように設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記光硬化型インクは紫外線硬化型インクで、前記照射手段によって照射される光は紫外線であることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記調節手段は、
前記照射手段の出力を変化させることにより照射する光の照射強度及び積算光量の調節を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記調節手段は、
前記照射手段の焦点距離を変化させることにより照射する光の照射強度及び積算光量の調節を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記調節手段は、
前記記録媒体上に形成される前記光硬化型インクの層が多いほど、照射強度を大きくすることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記吐出ヘッドによるインク吐出を行う前に、前記記録媒体の表面にインクとの密着性を向上させるための加工を行う加工手段をさらに有する請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記加工手段は、プラズマ放電処理によるものであることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
- 前記加工手段は、コロナ放電処理によるものであることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013235413A JP2015093463A (ja) | 2013-11-13 | 2013-11-13 | 画像形成装置 |
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JP2015093463A true JP2015093463A (ja) | 2015-05-18 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11345079B2 (en) | 2018-03-19 | 2022-05-31 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge apparatus, liquid discharge system, liquid discharge method, and recording medium |
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-
2013
- 2013-11-13 JP JP2013235413A patent/JP2015093463A/ja active Pending
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