JP4816160B2 - 画像記録装置、画像記録方法、及び画像記録プログラム - Google Patents

画像記録装置、画像記録方法、及び画像記録プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像記録装置、画像記録方法、及び画像記録プログラムにかかるものである。
従来、透明なインク(以下、クリアインク)を有色インクに加えて印字する画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1〜3)。クリアインクには、例えば、有色インクを不要化させるもの(例えば、特許文献1)、光沢感を改善するもの(例えば、特許文献2)、オゾン退色を防止するもの(例えば、特許文献3)等が知られている。
そして、上述のようなクリアインクのドット配置位置及び量を決定する方法として、粗い解像度で多値ハーフトーン処理を行って得られた有色インクの量子化データに基づいて、クリアインク用の量子化データを生成し、当該クリアインク用の量子化データに基づいて、クリアインクのドットを配置する方法が知られている(例えば、特許文献4)。
また、予め、クリアインクのドット配置パターンを保存しておき、当該クリアインクのドット配置パターンに基づいて、クリアインクのドットを配置する方法も知られている(例えば、特許文献5)。
また、所定印字領域における有色インクのインク付着量を算出し、当該有色インクのインク付着量に基づいて、クリアインクの付着量及び配置位置を決定する方法も知られている(例えば、特許文献6)。特許文献4の方法には、クリアインクの付与工程がシンプルであるため演算処理への負担が少なく、処理速度が速い等の利点がある。
特開平8−072230号公報 特開2004−001410号公報 特開2005−014223号公報 特開平11−334114号公報 特開平9−272203号公報 WO2004−069543
しかしながら、特許文献4の方法では、粗い解像度でハーフトーン処理を行うので、画質が悪化してしまうという問題がある。また、特許文献5の方法では、小さい領域のドット配置パターンではクリアインクのドット配置に周期性が出てしまいムラの原因となるので、大きな領域のドット配置パターンを保存する必要があり、大容量のメモリを必要とするという問題がある。また、特許文献6の方法では、例えば、有色インクが同じパターンで配置されるベタ画像においては、クリアインクの配置が固定パターンとなってしまうため、クリアインクのムラが発生してしまう。
本発明の課題は、クリアインクのムラ発生を防止するとともに、大容量のメモリを必要とせず、且つ、処理速度を損なわない画像記録装置、画像記録方法、及び画像記録プログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、
1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置において、
前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成手段と、
前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出手段と、
前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出手段と、
前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置手段と、
を備え、
前記クリアインク配置手段は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置において、インクドット配置データ生成手段により、有色インクのドットの記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データが生成され、有色インク量算出手段により、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量が算出され、クリアインク量算出手段により、有色インク量算出手段により算出された所定印字領域内の有色インクのインク量から、所定印字領域内のクリアインクのインク量が算出され、クリアインク配置手段により、所定印字領域内にクリアインクのドットが配置され、クリアインク配置手段は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、例えば、クリアインクのムラが発生しやすい場合などの特定条件が成立した際には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができることとなって、クリアインクのムラ発生を防止することができる。
また、X×Y画素からなる所定印字領域毎にクリアインクの付着量及び配置位置を算出するので、クリアインクのドットの付与工程がシンプルになることとなって、演算処理への負担を少なくすることができ、処理速度を損なうことがない。
また、大きな領域のドット配置パターンを保存しておく必要が無いため、大容量のメモリを必要としない。
また、特定条件とは、所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であるので、クリアインクのムラが発生してしまう可能性がある場合には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができ、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたくない場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたい場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットを配置することにより、処理速度をより速くすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
前記クリアインク配置手段は、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、クリアインク配置手段は、特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の配置順序パターンから1つを選択し、選択した配置順序パターンに基づいて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、特定条件が成立するたびに、乱数によって規定される順序により異なる配置順序パターンが選択されて当該配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットが配置されることとなって、例えば、クリアインクのムラが発生する可能性がある場合に、第2のクリアインク配置パターンに基づいてクリアインクを配置することにより、クリアインクのムラをより好適に防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置において、
前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、例えば、印字解像度が等方ではない場合にも、実際の印字においては、等方の領域で印字することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置において、
前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、クリアインクのドットを細かく配置することができ、より高画質な印字を行うことができる。
請求項に記載の発明は、
1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録方法において、
前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成工程と、
前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出工程と、
前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出工程と、
前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置工程と、
を備え、
前記クリアインク配置工程では、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録方法において、インクドット配置データ生成工程により、有色インクのドットの記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データが生成され、有色インク量算出工程により、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量が算出され、クリアインク量算出工程により、有色インク量算出工程において算出された所定印字領域内の有色インクのインク量から、所定印字領域内のクリアインクのインク量が算出され、クリアインク配置工程により、所定印字領域内にクリアインクのドットが配置され、クリアインク配置工程では、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、例えば、クリアインクのムラが発生しやすい場合などの特定条件が成立した際には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができることとなって、クリアインクのムラ発生を防止することができる。
また、X×Y画素からなる所定印字領域毎にクリアインクの付着量及び配置位置を算出するので、クリアインクのドットの付与工程がシンプルになることとなって、演算処理への負担を少なくすることができ、処理速度を損なうことがない。
また、大きな領域のドット配置パターンを保存しておく必要が無いため、大容量のメモリを必要としない。
また、特定条件とは、所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であるので、クリアインクのムラが発生してしまう可能性がある場合には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができ、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像記録方法において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたくない場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の画像記録方法において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたい場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項に記載の画像記録方法において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットを配置することにより、処理速度をより速くすることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項11の何れか一項に記載の画像記録方法において、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
前記クリアインク配置工程では、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、請求項11の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、クリアインク配置工程では、特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の配置順序パターンから1つを選択し、選択した配置順序パターンに基づいて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、特定条件が成立するたびに、乱数によって規定される順序により異なる配置順序パターンが選択されて当該配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットが配置されることとなって、例えば、クリアインクのムラが発生する可能性がある場合に、第2のクリアインク配置パターンに基づいてクリアインクを配置することにより、クリアインクのムラをより好適に防止することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12の何れか一項に記載の画像記録方法において、
前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項13に記載の発明によれば、請求項12の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、例えば、印字解像度が等方ではない場合にも、実際の印字においては、等方の領域で印字することができる。
請求項14に記載の発明は、請求項12の何れか一項に記載の画像記録方法において、
前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項14に記載の発明によれば、請求項12の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、クリアインクのドットを細かく配置することができ、より高画質な印字を行うことができる。
請求項15に記載の発明は、
1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置の画像記録プログラムであって、
前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成機能と、
前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出機能と、
前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出機能と、
前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置機能と、
を実現させ、
前記クリアインク配置機能は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴としている。
請求項15に記載の発明によれば、1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置の画像記録プログラムであって、インクドット配置データ生成機能により、有色インクのドットの記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データが生成され、有色インク量算出機能により、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量が算出され、クリアインク量算出機能により、クリアインク配置機能により、有色インク量算出機能によって算出された所定印字領域内の有色インクのインク量から、所定印字領域内のクリアインクのインク量が算出され、所定印字領域内にクリアインクのドットが配置され、クリアインク配置機能は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、例えば、クリアインクのムラが発生しやすい場合などの特定条件が成立した際には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができることとなって、クリアインクのムラ発生を防止することができる。
また、X×Y画素からなる所定印字領域毎にクリアインクの付着量及び配置位置を算出するので、クリアインクのドットの付与工程がシンプルになることとなって、演算処理への負担を少なくすることができ、処理速度を損なうことがない。
また、大きな領域のドット配置パターンを保存しておく必要が無いため、大容量のメモリを必要としない。
また、特定条件とは、所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であるので、クリアインクのムラが発生してしまう可能性がある場合には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができ、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項16に記載の発明によれば、請求項15に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたくない場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項17に記載の発明は、請求項15に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項17に記載の発明によれば、請求項15に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたい場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
請求項18に記載の発明は、請求項15に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴としている。
請求項18に記載の発明によれば、請求項15に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットを配置することにより、処理速度をより速くすることができる。
請求項19に記載の発明は、請求項1518の何れか一項に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
前記クリアインク配置機能は、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴としている。
請求項19に記載の発明によれば、請求項1518の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、クリアインク配置手段は、特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の配置順序パターンから1つを選択し、選択した配置順序パターンに基づいて、所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するので、特定条件が成立するたびに、乱数によって規定される順序により異なる配置順序パターンが選択されて当該配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットが配置されることとなって、例えば、クリアインクのムラが発生する可能性がある場合に、第2のクリアインク配置パターンに基づいてクリアインクを配置することにより、クリアインクのムラをより好適に防止することができる。
請求項20に記載の発明は、請求項1519の何れか一項に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項20に記載の発明によれば、請求項1519の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、例えば、印字解像度が等方ではない場合にも、実際の印字においては、等方の領域で印字することができる。
請求項21に記載の発明は、請求項1519の何れか一項に記載の画像記録プログラムにおいて、
前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴としている。
請求項21に記載の発明によれば、請求項1519の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、特に、所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されているので、クリアインクのドットを細かく配置することができ、より高画質な印字を行うことができる。
本発明によれば、クリアインクのムラが発生しやすい場合などの特定条件が成立した際には、クリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができることとなって、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
また、X×Y画素からなる所定印字領域毎にクリアインクの付着量及び配置位置を算出するので、クリアインクのドットの付与工程がシンプルになることとなって、演算処理への負担を少なくすることができ、処理速度を損なうことがない。
また、大きな領域のドット配置パターンを保存しておく必要が無いため、大容量のメモリを必要としない。
以下、図面を参照して本発明の最良の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。また、限定的な表現をする場合があるが、これに限られるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した、画像記録装置1の概略構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る画像記録装置1は、例えば、図1に示すように、画像データ入力部2,ラスタライザ3,色/階調補正モジュール4,ハーフトーンモジュール5,モニタ6,インクジェットプリンタ7,CPU(Central Processing Unit)8,RAM(Random Access Memory)9,記憶部10等を備えて構成される。そして、画像記録装置1は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)等の有色インクとクリアインクとを用いて、記録媒体上に、画像データ入力部2から入力される画像データに基づく画像を記録する。
画像データ入力部2は、例えば、画像読取部又はスキャナー及びパソコン等と接続される部分であり、画像データを入力する。
ラスタライザ3は、例えば、CPU8が、後述する有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することに基づいて、画像データ入力部2から入力された多階調の画像データを必要に応じてベクターデータからラスターデータに変換する。
色/階調補正モジュール4は、例えば、CPU8が、後述する有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することに基づいて、ラスタライザ3によりラスターデータに変換された画像データをCMYKのデータに変換する。
ハーフトーンモジュール5は、例えば、後述する有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することに基づいて、色/階調補正モジュール4によりCMYKのデータに変換された画像データにハーフトーン処理を施す。
モニタ6は、例えば、液晶パネル等を備えて構成され、当該画像記録装置1の操作状況等を表示する。
インクジェットプリンタ7は、例えば、CMYKの有色インク及びクリアインクのドットを記録媒体上に配置することにより、当該画像記録装置1において画像処理された画像データに基づく画像を記録媒体上に記録する。より具体的には、CPU8が後述する有色インクドット配置データ生成プログラム10B及びクリアインク配置プログラム10Eを実行することにより生成した有色インクドット配置データ及びクリアインクドット配置データに基づいて、CMYKの有色インク及びクリアインクのドットを記録媒体上に配置する。
ここで、印字解像度は、例えば、主走査解像度が540dpi,副走査解像度が540dpiである場合とする。
CPU8は、例えば、記憶部10に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM9に展開して実行することにより、画像記録装置1全体の制御を行う。
RAM9は、CPU8により実行された処理プログラム等を、RAM9内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部10は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部10は、CPU8が画像記録装置1全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部10は、例えば、図1に示すように、インクドット配置データファイル10A,有色インクドット配置データ生成プログラム10B,有色インク量算出プログラム10C,クリアインク量算出プログラム10D,クリアインク配置プログラム10E等を格納している。
なお、有色インクドット配置データ生成プログラム10B,有色インク量算出プログラム10C,クリアインク量算出プログラム10D,クリアインク配置プログラム10Eは、画像記録プログラムとして機能する。
インクドット配置データファイル10Aは、例えば、CPU8が後述する有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することにより生成した有色インクドット配置データと、CPU8がクリアインク配置プログラム10Eを実行することにより生成したクリアインクドット配置データとを対応づけて記憶している。
有色インクドット配置データ生成プログラム10Bは、例えば、CPU8に、ラスタライザ3を制御して、画像データ入力部2から入力された多階調の画像データを必要に応じてベクターデータからラスターデータに変換させ、色/階調補正モジュール4を制御して、ラスターデータに変換された画像データをCMYKのデータに変換させ、ハーフトーンモジュール5を制御してCMYKのデータに変換された画像データにハーフトーン処理を施させることにより、CMYKの各有色インクのドット配置に関する有色インクドット配置データを生成し、当該有色インクドット配置データをインクドット配置データファイル10Aに記憶する機能を実現させるプログラムである。CPU8は、かかる有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することにより、インクドット配置データ生成手段として機能する。
有色インク量算出プログラム10Cは、例えば、CPU8に、インクドット配置データファイル10Aに記憶されている有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域R内の有色インクのインク量を算出する機能を実現させるプログラムである。ここで、Xは、例えば主走査方向の画素数を表し、Yは、副走査方向の画素数を表す。CPU8は、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、有色インク量算出手段として機能する。
クリアインク量算出プログラム10Dは、例えば、CPU8に、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより算出した有色インクのインク量から、所定印字領域R内のクリアインクのインク量を算出する機能を実現させるプログラムである。CPU8は、かかるクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、クリアインク量算出手段として機能する。
クリアインク配置プログラム10Eは、例えば、CPU8に、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置する機能を実現させるプログラムである。具体的には、クリアインク配置プログラム10Eは、例えば、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、CPU8に、予め設定された特定条件が成立した際に、当該クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置することによりクリアインクのドット配置に関するクリアインクドット配置データを生成し、当該クリアインクドット配置データをインクドット配置データファイル10Aに記憶する機能を実現させるプログラムである。
より具体的には、特定条件とは、例えば、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることであり、クリアインク配置プログラム10Eは、例えば、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとを備え、CPU8がクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより算出したクリアインクのインク量から、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上であるか否かを判断し、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上ではないと判断した場合には、第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置し、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上であると判断した場合には、第2のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する機能を実現させるプログラムである。
CPU8は、かかるクリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、クリアインク配置手段として機能する。
ここで、第1のクリアインク配置順序パターンとは、例えば、クリアインクの種類等によって、適宜設定変更可能なクリアインク配置順序パターンである。例えば、光沢を与えるクリアインクの場合では、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域R内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素G1,G2,G3,G4の順に、クリアインクのドットを配置するパターンである。また、有色インクのにじみ防止やオゾン退色を防ぐクリアインクの場合では、第1のクリアインク順序パターンは、所定印字領域R内において、有色インクのドットが配置される画素G1,G2,G3,G4に、クリアインクのドットを配置するパターンである。また、印字画質にこだわらない場合では、所定印字領域R内において、各画素G1,G2,G3,G4に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンである。
また、第2のクリアインク配置順序パターンとは、例えば、複数の配置順序パターンを備え、乱数によって規定される順序に基づいて、当該複数の配置順序パターンの中から1つを選択し、選択した配置順序パターンに基づいて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置するパターンである。
次に、上述のような構成の第1の実施形態に係る画像記録装置1における画像記録動作の一例を図2に示すフローチャート及び図3,図4を参照しながら説明する。
まず、CPU8は、有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することにより、有色インクドット配置データを生成し、当該有色インクドット配置データをインクドット配置データファイル10Aに記憶する(ステップS1:インクドット配置データ生成工程)。
次に、CPU8は、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域R内の有色インクのインク量を算出する(ステップS2:有色インク量算出工程)。
ここで、例えば、図3(a)及び図4(a)に示すように、所定印字領域Rが2×2画素からなり、1ドットあたりのインク量は4plであり、図3(b)に示すように、左上の画素G1にMが1ドット、右下の画素G4にYが1ドット配置される場合には、CPU8は、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、例えば、図3(c)に示すように、有色インクが左上の画素G1に4pl、右下の画素G4に4pl配置されると判断し、所定印字領域R内に配置される有色インクのインク量は、8plであると算出する。
また、例えば、図4(b)に示すように、所定印字領域R内の全ての画素G1,G2,G3,G4に有色インクが配置されない場合には、CPU8は、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、例えば、図4(c)に示すように、全ての画素G1,G2,G3,G4に配置される有色インクのインク量は0plであると判断し、所定印字領域R内に配置される有色インクのインク量は、0plであると算出する。
次に、CPU8は、クリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、ステップS2において算出した有色インクのインク量から、所定印字領域R内のクリアインクのインク量を算出する(ステップS3:クリアインク量算出工程)。
ここで、例えば、予め印字領域内の総インク量が12plと決まっている場合には、図3(b)の場合には、CPU8は、クリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、所定印字領域R内のクリアインクのインク量は4plと算出する。
また、図4(b)の場合には、CPU8は、クリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、所定印字領域R内のクリアインクのインク量は12plと算出する。
次に、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、ステップS3において算出したクリアインクのインク量から、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であるか否かを判断する(ステップS4:クリアインク配置工程)。
ステップS4において、CPU8が、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上ではないと判断した場合には(ステップS4;No)、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eの実行に基づいて、第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する(ステップS5:クリアインク配置工程)。
ステップS4において、CPU8が、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上であると判断した場合には(ステップS4;Yes)、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eの実行に基づいて、第2のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する(ステップS6:クリアインク配置工程)。
ここで、例えば、図3(b)の場合には、ステップS3において算出したクリアインクのインク量は4plであるため、所定印字領域Rに配置されるクリアインクは1ドットとなる。従って、図3(b)の場合には、CPU8は、ステップS4において、クリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数は1と判断し、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上ではないと判断する。
そして、ステップS5において、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eの実行に基づいて、第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、クリアインクのドットを配置する。ここで、第1のクリアインク配置順序パターンが、所定印字領域R内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素G1,G2,G3,G4の順に、クリアインクのドットを配置するパターンである場合には、図3の場合、所定印字領域R内の右上の画素G2か左下の画素G3のどちらかにクリアインクのドットが配置されることとなる。この場合には、予め所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4の優先順位を決めておき、当該優先順位に基づいて、どちらの画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置するかを決める。例えば、図3(a)に示すように、所定印字領域R内における優先順位が、左上の画素G1が1,右上の画素G2が2,左下の画素G3が3,右下の画素G4が4であるとすると、図3の場合には、右上の画素G2にクリアインクが1ドット配置される。
また、例えば、図4(b)の場合には、ステップS3において算出したクリアインクのインク量は12plであるため、所定印字領域Rに配置されるクリアインクは3ドットとなり、当該3ドットを、配置される有色インクのインク量が少ない画素G1,G2,G3,G4の順(第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序)で配置すると、3つの画素G1,G2,G3に1ドットずつ配置することとなる。従って、図4(b)の場合には、ステップS4において、クリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数は3と判断し、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM以上であると判断する。
そして、ステップS6において、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eの実行に基づいて、第2のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、クリアインクのドットを配置する。ここで、図4の場合に、所定印字領域Rにおいて、左上の画素G1をA,右上の画素G2をB,左下の画素G3をC,右下の画素G4をDとし、第2のクリアインク配置順序パターンとして、例えば、
パターン1:A→B→C→D
パターン2:B→D→A→C
パターン3:C→D→A→B
パターン4:D→B→C→A
という複数の配置順序パターンが記憶されているとすると、CPU8は、乱数によって規定される順序に基づいて、当該パターン1〜4の配置順序パターンの中から1つの配置順序パターンを選択し、選択した配置順序パターンに基づく順序で、クリアインクのドットを配置する。例えば、図4(b)の場合に、CPU8がパターン3の配置順序パターンを選択したとすると、左下の画素G3,右下の画素G4,左上の画素G1にクリアインクのドットが1ドットずつ配置されることとなる。
なお、第2のクリアインク配置順序パターンとしては、図4の場合、24通りの配置順序パターンが考えられるが、必ずしも全ての配置順序パターンを記憶しておく必要はない。
以上に説明した第1の実施形態に係る画像記録装置1,画像記録方法,画像記録プログラムによると、1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置1において、CPU8が有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することにより、有色インクのドットの記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データが生成され、CPU8が有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域R内の有色インクのインク量が算出され、CPU8がクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、有色インク量算出プログラム10Cを事項することにより算出した所定印字領域R内の有色インクのインク量から、所定印字領域R内のクリアインクのインク量が算出され、CPU8がクリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、所定印字領域R内にクリアインクのドットが配置され、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置するので、例えば、クリアインクのムラが発生しやすい場合などの特定条件が成立した際には、ムラの発生を防止するクリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができることとなって、クリアインクのムラ発生を防止することができる。
また、X×Y画素からなる所定印字領域R毎にクリアインクの付着量及び配置位置を算出するので、クリアインクのドットの付与工程がシンプルになることとなって、演算処理への負担を少なくすることができ、処理速度を損なうことがない。
また、大きな領域のドット配置パターンを保存しておく必要が無いため、大容量のメモリを必要としない。
また、特定条件とは、所定印字領域R内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であるので、クリアインクのムラが発生してしまう可能性がある場合には、例えば、ムラの発生を防止するクリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができ、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
また、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域R内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素G1,G2,G3,G4の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたくない場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
また、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域R内において、有色インクのドットが配置される画素G1,G2,G3,G4に、クリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクドットを配置することにより、有色インクとクリアインクを重ねたい場合に対応してクリアインクのドットを配置することができる。
また、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第1のクリアインク配置順序パターンは、所定印字領域R内において、各画素G1,G2,G3,G4に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであるので、第1のクリアインク配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットを配置することにより、処理速度をより速くすることができる。
また、クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、CPU8は、クリアインク配置プログラム10Eを実行することにより、特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の配置順序パターンから1つを選択し、選択した配置順序パターンに基づいて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置するので、特定条件が成立するたびに、乱数によって規定される順序により異なる配置順序パターンが選択されて当該配置順序パターンに基づいてクリアインクのドットが配置されることとなって、例えば、クリアインクのムラが発生する可能性がある場合に、第2のクリアインク配置パターンに基づいてクリアインクを配置することにより、クリアインクのムラをより好適に防止することができる。
なお、ステップS5の処理において、第2のクリアインク配置順序パターンとして、複数の配置順序パターンが、乱数により規定される順番で選択されて、選択された配置順序パターンに基づく順序で、クリアインクのドットが配置されることとしたが、第2のクリアインク配置順序パターンは、これに限られるものではなく、例えば、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4に数字のアドレスを乱数で割り当て、当該数字の若い順からクリアインクのドットが配置されることとしてもよい。
また、本実施形態では、所定印字領域R内の総インク量が予め決められており、CPU8がクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、総インク量と所定印字領域R内の有色インクのインク量とからクリアインクのインク量が算出されることとしたが、他の方法により、クリアインクのインク量が算出されてもよい。例えば、有色インク量とクリアインク量との相関関数が予め定められており、CPU8がクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、当該相関関数と有色インクのインク量とからクリアインクのインク量が算出されてもよい。このように構成することにより、相関関数を適宜設定することにより、クリアインクのインク量の設定をより自由度の高いものとすることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る画像記録装置100は、例えば、図5に示すように、記憶部20の構成のみが、第1の実施形態に係る画像記録装置1と異なるので、その他の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
記憶部20は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部20は、CPU8が画像記録装置100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部20は、例えば、図1に示すように、インクドット配置データファイル10A,有色インクドット配置データ生成プログラム10B,有色インク量算出プログラム10C,クリアインク量算出プログラム10D,クリアインク配置プログラム20E等を格納している。
なお、有色インクドット配置データ生成プログラム10B,有色インク量算出プログラム10C,クリアインク量算出プログラム10D,クリアインク配置プログラム20Eは、画像記録プログラムとして機能する。
クリアインク配置プログラム20Eは、例えば、CPU8に、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置する機能を実現させるプログラムである。具体的には、クリアインク配置プログラム20Eは、例えば、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、CPU8に、予め設定された特定条件が成立した際に、当該クリアインク配置順序パターンを切り替えて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置する機能を実現させるプログラムである。
より具体的には、特定条件とは、例えば、配置されるクリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN(Nは、N>1を満たす正の整数)回以上連続することであり、クリアインク配置プログラム20Eは、例えば、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとを備え、CPU8がクリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより算出したクリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN回以上連続したか否かを判断し、クリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN回以上連続しないと判断した場合には、第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置し、クリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN回以上連続すると判断した場合には、第2のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する機能を実現させるプログラムである。
CPU8は、かかるクリアインク配置プログラム20Eを実行することにより、クリアインク配置手段として機能する。
ここで、第1のクリアインク配置順序パターンとは、例えば、所定印字領域Rに対応するディザパターンによって規定される順序でクリアインクのドットを配置するパターンである。
また、第2のクリアインク配置順序パターンとは、例えば、所定印字領域Rに対応する複数のディザパターンを備え、乱数によって規定される順序に基づいて、当該複数のディザパターンの中から1つを選択し、選択したディザパターンに基づいて、所定印字領域R内にクリアインクのドットを配置するパターンである。
次に、上述のような構成の第2の実施形態に係る画像記録装置100における画像記録動作の一例を図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU8は、有色インクドット配置データ生成プログラム10Bを実行することにより、有色インクドット配置データを生成し、当該有色インクドット配置データをインクドット配置データファイル10Aに記憶する(ステップS101:インクドット配置データ生成工程)。
次に、CPU8は、有色インク量算出プログラム10Cを実行することにより、有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域R内の有色インクのインク量を算出する(ステップS102:有色インク量算出工程)。
次に、CPU8は、クリアインク量算出プログラム10Dを実行することにより、ステップS102において算出した有色インクのインク量から、所定印字領域R内のクリアインクのインク量を算出する(ステップS103:クリアインク量算出工程)。
次に、CPU8は、クリアインク配置プログラム20Eを実行することにより、ステップS103において算出したクリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN(Nは、N>1を満たす正の整数)回以上連続したか否かを判断する(ステップS104:クリアインク配置工程)。
ステップS104において、CPU8が、クリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN回以上連続しないと判断した場合には(ステップS104;No)、CPU8は、クリアインク配置プログラム20Eの実行に基づいて、第1のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する(ステップS105:クリアインク配置工程)。
ステップS104において、CPU8が、クリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN回以上連続すると判断した場合には(ステップS104;Yes)、CPU8は、クリアインク配置プログラム20Eの実行に基づいて、第2のクリアインク配置順序パターンに基づく順序で、所定印字領域R内の各画素G1,G2,G3,G4にクリアインクのドットを配置する(ステップS106:クリアインク配置工程)。
以上に説明した、第2の実施形態に係る画像記録装置100,画像記録方法,画像記録プログラムによれば、第1の実施形態に係る画像記録装置1,画像記録方法,画像記録プログラムと同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、特定条件とは、クリアインクのインク量が同じ所定印字領域RがN(Nは、N>1を満たす正の整数)回以上連続することであるので、クリアインクのムラが発生してしまう可能性がある場合には、例えば、ムラの発生を防止するクリアインク配置順序パターンに切り替えてクリアインクを配置することができ、クリアインクのムラ発生を好適に防止することができる。
なお、所定印字領域Rは、印字解像度が高解像度となるほど広くなるように構成されてもよい。具体的には、上記実施形態において、印字解像度は、主走査解像度が540dpi,副走査解像度が540dpiである場合、所定印字領域Rを2×2画素としたが、例えば、主走査解像度が1080dpi,副走査解像度が540dpiである場合には、所定印字領域Rを4×2画素としてもよい。このように構成することにより、所定印字領域Rは、印字解像度が高解像度になるほど広くなるので、例えば、印字解像度が等方ではない場合にも、実際の印字においては、等方の領域で印字することができる。
また、所定印字領域Rは、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど広くなるように構成されてもよい。このように構成することにより、所定印字領域Rは、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど広くなるので、クリアインクのドットを細かく配置することができ、より高画質な印字を行うことができる。
また、本発明は、例えば、大ドット、中ドット、小ドット等の複数のサイズのドットが配置される場合にも適用可能である。例えば、大ドットが20pl,中ドットが7pl,小ドットが4plである場合には、それぞれのドットサイズ毎にドットをカウントしてインク量を算出すればよい。同様に、濃淡インクのドットが配置される場合についても、通常の有色インクのドットと濃淡インクのドットとを個別にカウントしてインク量を算出すればよい。
また、光沢を与えるクリアインクを使用する場合に、有色インクのインク量を算出する際に、例えば、ブラック(K)等の光沢度の低い有色インクのドットをカウントしないように構成してもよい。このように構成することにより、光沢度の低い有色インクに対しても光沢を補うことができる。
また、有色インクのにじみ防止やオゾン退色を防ぐクリアインクを使用する場合に、保存性の低い有色インクのドット位置から優先してクリアインクのドットを配置するようにしてもよい。このように構成することにより、より効率良く保存性の低い有色インクをクリアインクにより保護することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の画像記録動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像記録装置の画像記録動作の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像記録装置の画像記録動作の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像記録装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像記録装置の画像記録動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1,100 画像記録装置
8 CPU(インクドット配置データ生成手段,有色インク量算出手段,クリアインク量算出手段,クリアインク配置手段,インクドット配置データ生成機能,有色インク量算出機能,クリアインク量算出機能,クリアインク配置機能)
10B 有色インクドット配置データ生成プログラム(インクドット配置データ生成手段,インクドット配置データ生成機能)
10C 有色インク量算出プログラム(有色インク量算出手段,有色インク量算出機能)
10D クリアインク量算出プログラム(クリアインク量算出手段,クリアインク量算出機能)
10E,20E クリアインク配置プログラム(クリアインク配置手段,クリアインク配置機能)
R 所定印字領域
G1,G2,G3,G4 画素

Claims (21)

  1. 1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置において、
    前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成手段と、
    前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出手段と、
    前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出手段と、
    前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置手段と、
    を備え、
    前記クリアインク配置手段は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
    前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  5. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
    前記クリアインク配置手段は、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置。
  6. 前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置。
  7. 前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像記録装置。
  8. 1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録方法において、
    前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成工程と、
    前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出工程と、
    前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出工程と、
    前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置工程と、
    を備え、
    前記クリアインク配置工程では、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
    前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴とする画像記録方法。
  9. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項に記載の画像記録方法。
  10. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項に記載の画像記録方法。
  11. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項に記載の画像記録方法。
  12. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
    前記クリアインク配置工程では、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴とする請求項11の何れか一項に記載の画像記録方法。
  13. 前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項12の何れか一項に記載の画像記録方法。
  14. 前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項12の何れか一項に記載の画像記録方法。
  15. 1種類以上の有色インクとクリアインクとを用いて記録媒体上に画像を記録する画像記録装置に、
    前記有色インクのドットの前記記録媒体上への配置に関する有色インクドット配置データを生成するインクドット配置データ生成機能と、
    前記有色インクドット配置データから、X×Y(X,Yは、X×Y≧2を満たす正の整数)画素からなる所定印字領域内の有色インクのインク量を算出する有色インク量算出機能と、
    前記有色インク量算出手段により算出された前記所定印字領域内の有色インクのインク量から、前記所定印字領域内のクリアインクのインク量を算出するクリアインク量算出機能と、
    前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置するクリアインク配置機能と、
    を実現させ、
    前記クリアインク配置機能は、2つ以上のクリアインク配置順序パターンを備え、予め設定された特定条件が成立した際に、前記クリアインク配置順序パターンを切り替えて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置し、
    前記特定条件とは、前記所定印字領域内において、クリアインクのドットが配置され、且つ配置されるクリアインクのインク量が同じ画素数がM(Mは、M≧2を満たす正の整数)以上であることを特徴とする画像記録プログラム。
  16. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、配置される有色インクのインク量が少ない画素の順に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項15に記載の画像記録プログラム。
  17. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、有色インクのドットが配置される画素に、クリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項15に記載の画像記録プログラム。
  18. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第1のクリアインク配置順序パターンは、前記所定印字領域内において、各画素に配置される有色インクのインク量に関わらず、固定の順序でクリアインクのドットを配置するパターンであることを特徴とする請求項15に記載の画像記録プログラム。
  19. 前記クリアインク配置順序パターンには、第1のクリアインク配置順序パターンと第2のクリアインク配置順序パターンとがあり、
    前記第2のクリアインク配置順序パターンには、複数の配置順序パターンがあり、
    前記クリアインク配置機能は、前記特定条件が成立した際に、第2のクリアインク配置順序パターンに切り替えるとともに、乱数によって規定される順序に基づいて複数の前記配置順序パターンから1つを選択し、選択した前記配置順序パターンに基づいて、前記所定印字領域内にクリアインクのドットを配置することを特徴とする請求項1518の何れか一項に記載の画像記録プログラム。
  20. 前記所定印字領域は、印字解像度が高解像度になるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項1519の何れか一項に記載の画像記録プログラム。
  21. 前記所定印字領域は、クリアインクのドット配置の分解能が高くなるほど、前記所定印字領域の面積が同一となるように当該所定印字領域を構成する画素数が増えるように構成されていることを特徴とする請求項1519の何れか一項に記載の画像記録プログラム。
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