JP5794088B2 - プリンタコントローラ、画像形成装置、網点信号生成方法 - Google Patents

プリンタコントローラ、画像形成装置、網点信号生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式のプリンタエンジンを制御するプリンタコントローラ、及び、そのプリンタコントローラを備えた画像形成装置、網点信号生成方法に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置に、フルカラートナー画像を実現させるプロセスカラーのトナーのほかに、主に画像表面の光沢用としてクリアトナーを用い、さらに、そのクリアトナーの付着量を制御するものがある。
例えば、プロセスカラーのトナー画像の上に載せるクリアトナー(透明トナー)画像用の透明成分信号tを、以下の式(A)を用いて作成し、その透明成分信号tにより潜像形成を行なう画像形成装置がある。
Figure 0005794088
ここで、yはイエローの画像信号、mはマゼンタの画像信号、cはシアンの画像信号、bkは黒の画像信号、Zは各信号y、m、c、bkの和の最大値あるいは、それより大なる定数、である。
この画像形成装置によれば、一般の用紙を用いても優れた光沢を有し、しかも凹凸のないカラーコピーを得ることができ、さらに、転写材としてトランスペアレンシーシートを用いる場合は、透過性が良好で乱反射がなく、クリアで彩度の優れた画像を投影可能な優れたコピーを得る方法を提供できる、としている(例えば特許文献1参照)。
上述した従来の画像形成装置は、以下の問題点を有する。
たとえば、Zを100とし、yを20、mを15、cを10、bk10として式(A)に当てはめた場合、クリアトナー画像用の透明成分信号tは45となる。従来の画像形成装置は、この“45”というアナログ量の信号を用いて潜像を形成する、としているわけであるが、そのアナログ量からどのような潜像を形成すれば、優れた光沢の画像表面になるのか不明であった。
そもそも、電子写真方式の画像形成装置は、ラスタイメージ(画素の集合で表現された画像であり、画像を構成する画素毎に階調情報(アナログ量である)を有するイメージ)を印刷する場合、例えばディザ法による2値処理を画素毎の階調情報に対して行なっている。その2値処理された信号(以下、「網点信号」という)に基づいた光を感光体に当てて潜像を形成し、その潜像をトナーで現像して擬似的な連続階調が可能な網点画像にする。そして、その網点画像を用紙に定着している。
したがって、上述の計算式で得たアナログ量に相当するトナーを、感光体や用紙の上に盛るように厚み方向に直接載せるわけではない。
ここで、電子写真方式の画像形成装置によるフルカラートナー画像の印刷過程について説明する。
先ず、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色分解(一般的な色分解数である)した各色のラスタイメージに対応した各色の網点信号を起こし、その各色の網点信号に基づいて、対応する感光体に夫々潜像を形成する。そして、夫々の潜像を対応する色のトナーで現像し、その現像した各色のトナー画像(トナーで顕像化された網点画像)が用紙上で重なるように転写及び定着することで、フルカラーのトナー画像が用紙上に印刷される。
各色のトナー画像は、スクリーン形状、スクリーン線数、スクリーン角度といった網点特性を持っており、その中でも、スクリーン角度は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の色間でのモアレの発生を防ぐために色毎に異なっている。一般的に、シアンは15度、マゼンタは75度、イエローは0度、黒は45度である。
その他の特性として、スクリーン形状、スクリーン線数があるが、基本的にこれらの特性は、各色同じ場合が多い。
なお、スクリーン形状は、ドットやライン等であるが、デジタル印刷の場合、ドットタイプが一般的である。スクリーン線数は、単位長さあたりの網点の密度であり、一般に細かいほど良いが、細かすぎると濃度ムラ等の画像劣化が生じるため、140線/inch〜200線/inch程度になっているのが一般的である。
このように、4色分解した各色のトナー画像の網点特性は、夫々異なった特性になっている。その一方で、クリアトナー画像の網点特性は一般的な取り決めが無く任意である。
電子写真方式の画像形成装置で印刷されたフルカラートナー画像は、ベタ画像や階調に変化のない画像ではない限り、色毎に異なった網点特性と階調の変化により、各色の網点がほとんどランダムに配置されており、画像の表面は複雑に凹凸している。
したがって、クリアトナー画像の網点特性の一般的な取り決めが無い上述の従来の画像形成装置は、どのようなクリアトナー画像形成用の網点信号を出力すれば、画像表面の複雑な凹凸を略無くすような潜像が形成されるのか不明であり、その点から、このようなトナー画像の光沢度制御に改良の余地があった。
また、カラートナー画像表面の凹部分にクリアトナーを載せることができれば、画像表面の凹凸がほぼ無くなって高光沢化が可能となる。その反対に、カラートナー画像表面の凸部分にクリアトナーを載せることができれば、凹凸が大きくなって光沢度を下げることも可能となる。このように、カラートナー画像表面にクリアトナーを思い通りに載せることが可能となれば光沢度の制御をも可能となる。なお、この光沢度とは、JIS規格(JIS Z 8741)で定義された光沢度を意味している。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できるプリンタコントローラ及び画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるプリンタコントローラ、画像形成装置、網点信号生成方法は、下記の技術的手段を講じた。
本発明にかかるプリンタコントローラは、色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて、カラートナー画像が形成可能に構成されると共に、クリアトナー画像形成用の網点信号を用いて、前記カラートナー画像の表面にクリアトナー画像が形成可能に構成されたプリンタエンジンを制御するプリンタコントローラであって、前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定部と、前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成部と、該画像生成部で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成部と、該網点信号生成部が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定部が生成した前記色情報に対応した色の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択して前記プリンタエンジンに送信する網点信号選択送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる他の態様のプリンタコントローラは、色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて、カラートナー画像が形成可能に構成されると共に、クリアトナー画像形成用の網点信号を用いて、前記カラートナー画像の表面にクリアトナー画像が形成可能に構成されたプリンタエンジンを制御するプリンタコントローラであって、前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定部と、前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成部と、該画像生成部で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相と逆位相の双方の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第2の網点信号生成部と、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの位相の網点特性を受け付ける網点特性受け付け部と、前記第2の網点信号生成部が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定部が生成した前記色情報に対応した色で、且つ、前記網点特性受け付け部が受け付けた位相の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択して前記プリンタエンジンに送信する第2の網点信号選択送信部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、前記プリンタエンジンと、前記プリンタコントローラとを備えたことを特徴とする。
また本発明にかかる網点信号生成方法は、色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて形成したカラートナー画像の表面にクリアトナー画像を形成するために用いるクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成方法であって、前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定工程と、前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成工程と、該画像生成工程で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成工程と、該網点信号生成工程が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定工程が生成した前記色情報に対応した色の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択してプリンタエンジンに送信する網点信号選択送信工程とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる他の態様の網点信号生成方法は、色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて形成したカラートナー画像の表面にクリアトナー画像を形成するために用いるクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成方法であって、前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定工程と、前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成工程と、該画像生成工程で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相と逆位相の双方の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第2の網点信号生成工程と、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの位相の網点特性を受け付ける網点特性受け付け工程と、前記第2の網点信号生成工程が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定工程が生成した前記色情報に対応した色で、且つ、前記網点特性受け付け工程が受け付けた位相の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択してプリンタエンジンに送信する第2の網点信号選択送信工程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、カラートナー画像の表面の光沢度制御を可能にすることが期待できる。
実施の形態1にかかるプリンタコントローラとプリンタエンジンとの関係を示すブロック図である。 ディザ法を用いた網点信号の生成プロセスを示した説明図である。 網点ピッチと画像表面の凹凸との関係を示した模式的な縦断面図である。 網点面積率と凹凸振れ幅との関係を示した線図である。 色情報判定部のブロック図である。 プリンタエンジンの模式図である。 実施の形態2にかかるプリンタコントローラとプリンタエンジンとの関係を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる色情報判定部のブロック図である。 実施の形態4にかかる色情報判定部のブロック図である。 実施の形態5にかかる色情報判定部のブロック図である。 実施の形態6にかかるプリンタコントローラとプリンタエンジンとの関係を示すブロック図である。 実施の形態6の変形例を示すブロック図である。 実施の形態7にかかるプリンタコントローラとプリンタエンジンとの関係を示すブロック図である。 実施の形態7の変形例を示すブロック図である。
本発明にかかるプリンタコントローラを備えた画像形成装置の実施の形態を説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1にかかる画像形成装置は、図1に示すように、プリンタコントローラ1とプリンタエンジン2とを備える。
プリンタコントローラ1は、RIP(Raster Image Processing)部11と、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12と、色情報判定部13と、画像生成部14と、クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16と、網点信号選択送信部17とを備える。
RIP部11は、ページ記述言語等で記述されたデータを解釈して、印刷が可能なラスタイメージに展開するものである。本実施の形態の場合、入力されたデータから、後述するプリンタエンジン2の記録解像度に依存した大きさの画素で、イエロー、マゼンタ、シアン、黒に色分解された各色のラスタイメージを生成する。この各色のラスタイメージの1画素における階調情報Y、M、C、Kは、8bit/画素で、合計すると32bit/画素のフルカラーのデジタル情報になっている。
また、上述した画素は、例えば、画素密度を600(画素/inch)とした場合、画素のサイズは1/600inch、つまり縦横およそ42.3umの方形領域となる。
なお、入力されるデータが上記した4色のラスタイメージである場合は、このRIP部11を介さないが、本実施の形態では、入力されるデータがページ記述言語等で記述されたベクトル形式のものとする。
カラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)は、RIP部11で色分解された各色のラスタイメージから2値の網点画像を形成させるための網点信号Y1、M1、C1、K1を生成して、後述するプリンタエンジン2に出力するようになっている。すなわち、このカラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)は、各色に対応した夫々のディザの係数マトリックスを用いて、各色のラスタイメージを構成する画素の階調情報Y、M、C、Kから、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1を生成する。そして、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12は、その網点信号Y1、M1、C1、K1を後述するプリンタエンジン2に出力する。
カラートナー画像形成用の網点特性は、スクリーン形状、スクリーン線数、スクリーン角度などで構成され色毎に異なる。スクリーン形状は、ドットタイプであり、スクリーン角度は、シアンは15度、マゼンタは75度、イエローは0度、黒は45度となっている。スクリーン線数は、例えば、210線/inchになっている。
カラートナー画像形成用の網点信号生成部12における網点信号の生成プロセスの具体例を、図2(1)〜(3)を参照しながら説明する。
図2(1)は、一例として黒のラスタイメージの任意の箇所の縦横4画素の領域の階調情報(説明の便宜上、0から15までの16レベル(0が用紙地、15が“べた画像”を表す))を例示している。
図2(2)はディザの係数マトリックスの一例を示し、個々のマス内に示された数値は夫々閾値である。
閾値と図2(1)で示された階調情報とを、ディザの係数マトリックスを基準にした同一座標同士で比較判断していく。閾値より階調情報Kが小さい場合は、網点信号K1を“0”とさせ、閾値より階調情報Kが大きい場合は、網点信号K1を“1”とさせる。このような網点信号の生成を黒のラスタイメージの全ての画素に対して行ない、後述するプリンタエンジン2へ出力する。
この網点信号の生成を映像的に説明すると、このディザの係数マトリックスを黒のラスタイメージ全体に敷き詰め、個々のディザの係数マトリックスの閾値とそれに当てはめられた個々の画素の階調情報とを比較判断する。
例えば、図2(1)の左上の隅の階調情報Kは“8”であり、同一座標となるディザの係数マトリックスの閾値は“10”で閾値より階調情報Kが小さいから、網点信号が“0”となる。その右隣の階調情報Kは“9”であり、同一座標となるディザの係数マトリックスの閾値は“0”で閾値より階調情報Kが大きいから、網点信号K1が“1”となる。
網点信号K1“0”を白、網点信号K1“1”を黒として模式図化すると、図2(3)になる。このディザの係数マトリックスを用いることで、例えば、スクリーン線数210線/inch、スクリーン角度45度の2値のラスタイメージとして画像表現が可能となる。この2値の画像表現であっても、ディザ法を用いることで、擬似的な階調表現が実現される。
このディザの係数マトリックスは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の色毎に異なっており、残りのイエロー、マゼンタ、シアンのラスタイメージも同様に、イメージの全ての画素に対して網点信号Y1、M1、C1が生成されて、後述するプリンタエンジン2へ出力される。
色情報判定部13は、図5に示すように、変換データ131と、第1の色判定部132とを備える。
この色情報判定部13は、各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、カラートナー画像の表面の凹凸形成に大きく関与している画素の色を特定するものである。この色情報判定部13の各構成を説明する前に、先ず、網点ピッチと画像表面の凹凸との関係、網点面積率と凹凸振れ幅との関係について、図3及び図4を参照しながら説明する。
図3(1)は、階調情報が略中央の値となる中間調の単色トナー画像を、シート状の記録材としての用紙P上に形成した場合の模式的な断面模式図、図3(2)は、階調情報が中央の値より小さい値で中間調の単色トナー画像(色が薄い画像)を用紙P上に形成した場合の模式的な断面模式図、図3(3)は、階調情報が中央の値より大きい値で中間調の単色トナー画像(色が濃い画像)を用紙上に形成した場合の模式的な断面模式図である。
図3(1)〜(3)の各図において、上の図はトナーで現像された後の網点Xの状態を模式的に示した図、下の図は上の図の網点Xを定着させた後の模式的な図である。また、符号aは網点ピッチ(隣接する網点同士間距離)、符号bは網点の直径、符号dは画像表面に網点ピッチaで現れる凹部と凸部との高さの差分である凹凸振れ幅dである。
凹凸振れ幅dは、定着時、溶融した網点同士が互いに堰き止めするような作用により生じる(図3(1))。網点ピッチaが(図3(1))より大きくなっていくほど、定着時、網点同士が互いに堰き止めするような作用が弱くなっていくことから、凹凸振れ幅dが小さくなる(図3(2))。その反対に、網点ピッチaが(図3(1))より小さいくなっていくほど、定着時、網点同士が互いに堰き止めするような作用が強くなっていくことから、凹凸振れ幅dが小さくなる(図3(3))。
図4に、上述した網点ピッチaと略同義となる網点面積率R(%)と凹凸振れ幅dとの関係を示す。この網点面積率R(%)とは、網点が用紙上(または感光体上)に占める面積率であり、例えば、べた画像の場合、網点面積率Rは100(%)、用紙地のみの場合、網点面積率Rは0(%)である。
この凹凸振れ幅dの計測は、公知のレーザー光学式距離計を用いており、およそ網点周期の1/4以下の高周波成分を除去して凹凸振れ幅dを求めている。網点面積率Rは100(%)のときの凹凸振れ幅dは2um程度、用紙地(コート紙)の凹凸振れ幅dは1um以下であった。
図4から明らかなように、凹凸振れ幅dは、網点面積率R50(%)当たりがピークとなっている。この網点面積率Rは、換言すればラスタイメージの画素の階調情報とも言える。したがって、階調情報をもとに凹凸振れ幅dを推定することが可能となる。もっとも、この凹凸振れ幅dの特性は、色毎に異なる夫々のカラートナー画像形成用の網点特性に応じて若干相違している。なお、何れの色もR=40〜60(%)当たりが凹凸振れ幅dのピークになっている。
上述したことを踏まえて、図5を参照しながら、色情報判定部13の各構成を説明する。
変換データ131は、画素の階調情報と、その階調情報に基づいて用紙P上に形成させた網点の凹凸振れ幅dとを対応づけたもので、イエロー用131y、マゼンタ用131m、シアン用131c、黒用131kからなる。そして、この変換データ131は、画素の階調情報から凹凸振れ幅dを引き出し可能に構成される。なお、上述したように、凹凸振れ幅dの特性は、色毎に異なる夫々のカラートナー画像形成用の網点特性に応じて若干相違していることから、各変換データ131y、131m、131c、131kは若干相違したデータとなっている。また、階調情報と対応づける凹凸振れ幅dは、計測値に対応させた任意の数値情報でも良く、計測値そのものである必要は必ずしもない。
第1の色判定部132は、各色のラスタイメージの同一座標の4つの画素に対し、夫々の変換データ131から、夫々の階調情報に対応した凹凸振れ幅dy、dm、dc、dkを引き出す。そして、その4つの凹凸振れ幅dy、dm、dc、dkの中から最大の凹凸振れ幅の色を、カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する網点の色であると判定する。
このように、色情報判定部13は、カラートナー画像の形成用に色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報Y、M、C、Kに基づいてカラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定する。そして、その判定した画素の色情報SELを出力する。この色情報SELを生成する処理は、各色のラスタイメージの全ての画素に対して実行する。
この色情報SELは、例えば、00を黒、01をイエロー、10をマゼンタ、11をシアン等とした2bitの信号からなる。
画像生成部14は、各色のラスタイメージの同一座標の4つの画素の階調情報Y、M、C、Kを用い、プリンタエンジン2の特性に応じて、以下の式(1)乃至式(3)の何れかを用いてクリアトナー画像形成用の階調情報Clrを生成するようになっている。このクリアトナー画像形成用の階調情報Clrの生成を、各色のラスタイメージの全ての座標の画素に対して行なうことで、クリアトナー画像形成用のラスタイメージが生成される。
Figure 0005794088
Figure 0005794088
Figure 0005794088
ここで、各色のラスタイメージの個々の画素の階調情報Y、M、C、Kを0から100の数値情報とする。
式(1)は、階調情報を用いてはいるものの、トナーの総付着量を100とし、そのトナーの総付着量から各色のトナーの付着量の総和を減算したものと同義である。(式2)は、各色の地肌露出率(網点面積率と逆)を掛け合わせたもの、式(3)は、最大の網点面積率の色の網点が平滑特性を律すると仮定したものである。
(式2)より式(3)の方が、中間調画像領域に多くのクリアトナーが積層されることになる。
上述したように、これらの式は、プリンタエンジン2の特性に応じて、いずれかが採用されるが、適宜、いずれかの式に変更可能な演算式選択手段を設けても良い。
クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16(yr、mr、cr、kr)は、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像用のラスタイメージから、色分解された色毎に、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いてクリアトナー画像形成用の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrを生成するようになっている。
本実施の形態では、カラートナー画像の表面の光沢度を上げるため、カラートナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いたものを例示している。カラートナー画像の表面の光沢度を下げる場合は、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いて、網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnを生成する。この光沢度にかかる詳細な説明は後述する。
なお、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と同位相とは、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と同一または略同一のことを言い、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と逆位相とは、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の反転または略反転のことを言う。
クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16における網点信号の生成プロセスの具体例を、図2(4)〜(8)を参照しながら説明する。
図2(4)は、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像形成用のラスタイメージの、図2(1)に対応した箇所の縦横4画素の領域の階調情報Clr(0から15までの16レベル(0が用紙地、15が“べた画像”を表す))を例示している。
クリアトナー画像形成用のラスタイメージの各画素の階調情報Clrの算出は、説明の便宜上、式(1)〜式(3)における“100”を、べた画像となる“15”にし、黒のラスタイメージの各画素の階調情報(図2(1))を、式(1)に当てはめて減算したものである。
例えば図2(1)の左上隅の階調情報K“8”に対応したクリアトナー画像形成用のラスタイメージの画素の階調情報Clrは、式(1)に当てはめると15−(0+0+0+8)、すなわち“7”となる(図2(4)の左上隅の階調情報を参照)。なお、説明の便宜上、イエロー、マゼンタ、シアンの各画素の階調情報は無いものとしている。
図2(5)は、図2(2)のディザマトリックスの係数の逆位相のものである。すなわち、図2(5)のディザマトリックスの係数は、“15”から図2(2)のディザマトリックスの係数を減算したものである。たとえば、図2(5)の左上隅の係数“5”は、図2(2)の左上隅の係数“10”を“15”から引いたものである。
この図2(5)のディザマトリックスを用いて、例えば、黒のラスタイメージの任意の箇所の縦横4画素の領域の階調情報である図2(1)に対して網点を生成した場合、図2(2)のディザマトリックスで生成される網点(図2(3))の位相に対し縦と横に夫々180度位相シフト(180度回転)したものとなる。網点信号K1“0”を白、網点信号K1“1”を黒として模式図化すると図2(8)になる。
クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16は、図2(5)の逆位相のディザマトリックスを用いて、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像形成用のラスタイメージの階調情報(図2(4))に対して、網点信号(この例では黒に対応した網点信号Ktr)を生成する。
網点信号への変換の手順は、上述したカラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)と同じである。すなわち、図2(5)の個々のマス内に示された夫々閾値と、図2(4)で示された階調情報とをディザの係数マトリックスを基準にした同一座標同士で比較判断していく。閾値より階調情報が小さい場合は、網点信号K1を“0”とさせ、閾値より階調情報が大きい場合は、網点信号K1は“1”とさせる。このような網点信号の生成をクリアトナー画像形成用のラスタイメージの全ての画素に対して行ない、後述するプリンタエンジン2へ出力する。
この網点信号の生成を映像的に説明すると、黒トナー画像形成用の網点特性と逆位相のディザの係数マトリックスをクリアトナー画像形成用のラスタイメージ全体に敷き詰め、個々のディザの係数マトリックスの閾値とそれに当てはめられた個々の画素の階調情報とを比較判断する。イエロー、シアン、マザンタの各色も同様に行なう。
例えば、図2(4)の左上の隅の階調情報Clrは“7”であり、同一座標となるディザの係数マトリックスの閾値は“5”で閾値より階調情報Clrが大きいから、網点信号Ktrが“1”となる。その右隣の階調情報Clrは“6”であり、同一座標となるディザの係数マトリックスの閾値は“15”で閾値より階調情報Clrが小さいから、網点信号Ktrが“0”となる。
網点信号Ktr“0”を白、網点信号Ktr“1”を黒として模式図化すると図2(6)になる。
実施の形態1では、図2(9)に示すように、この図2(6)の黒部分が、図2(3)の白部分に嵌り込むことによって、画像表面の凹凸が小さくなって平滑化し、カラートナー画像の表面の光沢度が上がる。なお、図2(9)のハッチング部分は図2(3)の黒部分を示す。
この実施の形態1のクリアトナー画像形成用の網点信号生成部16は、上述したように、カラートナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性を用いているが、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相のディザマトリックス(図2(2))を用いても良い。クリアトナー画像形成用のラスタイメージ(図2(4))にカラートナー画像形成用の網点特性と同位相のディザマトリックス(図2(2))を適用した場合の結果を図2(7)に示す。
図2(7)から明らかなように、図2(3)に近似したものとなり、図2(7)の黒部分と図2(3)の黒部分とが重なることで、画像表面の凹凸が大きくなる。画像の表面が凹凸化すると、カラートナー画像の表面の光沢度が下がる。
なお、網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrは、上述した逆位相のディザマトリックスを用いて高光沢な画像表面を形成させる網点信号を示している。図1において、括弧内に示した網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnは、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と同位相のディザマトリックスを用いて低光沢な画像表面を形成させる網点信号を示している。
網点信号選択送信部17は、クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16で生成された複数の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrの中から、色情報SELに対応した網点信号を選択し、その選択した網点信号を、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。この網点信号Clr1の出力は、クリアトナー画像形成用のラスタイメージの画素毎に行なわれる。
網点信号選択送信部17は、受信した色情報SELの色が、例えば、“黒”であった場合、クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16で生成された計4種類の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrの中から網点信号Ktrを選択する。そして、その網点信号Ktrをクリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。次の画素の色情報SELが、マゼンタ”であった場合、計4種類の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrの中から網点信号Mtrを選択し、その網点信号Mtrをクリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。この網点信号Clr1の出力は、クリアトナー画像の全ての画素に対して行なう。
プリンタエンジン2は、例えば、図6に示すように、中間転写ベルト204と、画像形成ユニットと、露光部210と、1次転写ローラ211と、2次転写ローラ212と、用紙搬送部213と、定着部214とを備えて構成される。
中間転写ベルト204は、トナー画像を搬送させる無端ベルトである。この中間転写ベルト204は、駆動ローラ201とその駆動ローラ201の略水平方向に設けられた従動ローラ202とその従動ローラ202と駆動ローラ201との間で駆動ローラ201寄りの下方に設けられた2次転写対向ローラ203とを備えた複数のローラに時計回りに回転可能に架け渡されている。
画像形成ユニットは、図6において左端に設けられたクリアトナー画像形成用の画像形成ユニット206と、そのクリアトナー画像形成用の画像形成ユニット206より右方に設けられたカラートナー画像形成用の画像形成ユニット207からなる。このカラートナー画像形成用の画像形成ユニット207は、イエロートナー画像形成用、シアントナー画像形成用、マゼンタトナー画像形成用、黒トナー画像形成用の4つからなる。
夫々の画像形成ユニットは、中間転写ベルト204の上側のベルトに沿うように設けられ、反時計回りに回転可能な感光体205と、感光体205を一様に帯電させる帯電部208と、その帯電部208で帯電された感光体205に露光部210によるレーザー光の照射によって形成された潜像をトナー像に現像する現像部209とを備える。
露光部210は、プリンタコントローラ1からの網点信号に基づいて感光体205にレーザー光を照射させるようになっている。
1次転写ローラ211は、中間転写ベルト204を挟んで感光体205に対向するように設けられており、転写バイアスがかけられることで、感光体205の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト204に転写させるようになっている。
2次転写ローラ212は、中間転写ベルト204を挟んで2次転写対向ローラ203に対向するように設けられており、転写バイアスがかけられることで、中間転写ベルト204の表面に形成されたトナー画像を、搬送中の用紙に2次転写させるようになっている。
用紙搬送部213は、中間転写ベルト204と2次転写ローラ212との対向部分である2次転写ニップを貫くように形成されており、用紙を左方から右方へ搬送させるようになっている。
定着部214は、その用紙搬送部213の、2次転写ニップより左方に設けられ、用紙の表面に2次転写された未定着のトナー画像を熱と圧力とで用紙に定着させるようになっている。
本実施の形態にかかるプリンタエンジン2は、中間転写ベルトを用いるものを例示したが、電子写真方式の画像形成装置であれば特に限定されない。例えば、トナー像を、直接、感光体から用紙へ転写するタイプのものでも良い。この場合、クリアトナー画像形成用の画像形成ユニットは用紙搬送方向の最下流側に設けられる。
次に、以上のように構成された実施の形態1にかかる画像形成装置の一連の動作を説明する。
ユーザーは、例えば、ワープロソフトで作成した文章や画像編集ソフトで作成したベクタグラフィックなどを当該画像形成装置に対して印刷を指示する。この印刷の指示を受けたプリンタコントローラ1は、以下の一連の動作に入る。
先ず、RIP部11が、ページ記述言語等で記述されたベクトル形式の入力データから、プリンタエンジン2の記録解像度に依存した大きさの画素で、イエロー、マゼンタ、シアン、黒に色分解した各色のラスタイメージを生成する。
各色のラスタイメージを生成したら、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)が、各色に対応した夫々のディザの係数マトリックスを用いて夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1を生成する(図1)。
その一方で、色情報判定部13を構成する第1の色判定部132が、各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報Y、M、C、Kに対応した夫々の凹凸振れ幅dy、dm、dc、dkを夫々の変換データ131から引き出し、何れの色の凹凸振れ幅が最大かを判定する。そして、最大の凹凸振れ幅の色を、カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する網点の色であると判定し、その判定した画素の色情報SELを出力する。この色情報判定部13による色情報SELの出力は、各色のラスタイメージの全ての画素に対して行なう(図5)。
カラートナー画像形成用の網点信号生成部12による処理や色情報判定部13による処理と並行して、画像生成部14が、各色のラスタイメージの画素の階調情報Y、M、C、Kを用い、上述した式(1)乃至式(3)の何れかを用いてクリアトナー画像形成用の階調情報Clrを生成する(クリアトナー画像形成用のラスタイメージを生成する)。
クリアトナー画像形成用のラスタイメージを生成したら、クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16(yr、mr、cr、kr)が、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像形成用のラスタイメージの画素の階調情報Clrから、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と逆位相のディザの係数マトリックスを用いて、クリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrを生成する。この生成処理は、クリアトナー画像形成用のラスタイメージの全ての画素に対して行なう。
クリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrを生成したら、網点信号選択送信部17が、その複数の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrの中から、色情報SELに対応した網点信号を選択し、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。
また、これと並行して、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)が、夫々のカラートナー画像形成用の網点信号Y1、M1、C1、K1をプリンタエンジン2に出力する(図1)。
プリンタエンジン2は、プリンタコントローラ1が出力した夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1とクリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Clr1とに基づいて画像形成を開始する。なお、プリンタエンジン2の一連の動作は公知の画像形成装置と同じである。
先ず、帯電部208が、感光体205を一様に帯電する。
そして、露光部210が、クリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Clr1に基づいたレーザー光をクリアトナー画像形成用の感光体に向かって照射する。また、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1に基づいた夫々のレーザー光を、夫々に対応するカラートナー画像形成用の感光体に向かって照射する。このようにして、夫々の感光体205に夫々の潜像を形成する。
クリアトナー画像形成用の感光体には、カラートナー画像の表面の凹凸形成に大きく関与している色に対応した潜像の網点特性と逆位相の網点特性の潜像が形成される。
カラートナー画像形成用の感光体には、4色分解された夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の潜像が夫々形成される。
夫々の現像部209は、対応する感光体に形成された夫々の潜像をトナー画像に現像する。このとき、中間転写ベルト204は、感光体205の回転と同期して回転しており、各感光体上に現像した各トナー画像が、各1次転写ローラ211の作用によって、当該中間転写ベルト204上に、順次重なるように転写される。このとき、クリアトナー画像は最下層になっている。
中間転写ベルト204に転写されたトナー画像は、2次転写ニップに移動すると同時に、その移動とタイミングを合わせて移動してきた用紙に、2次転写ローラ212の作用によって転写される。このようにして、クリアトナー画像を最上層としたカラートナー画像が用紙に付着する。
定着部214は、クリアトナー画像を最上層としたカラートナー画像を熱と圧力とで用紙に定着する。このとき、クリアトナー画像は、カラートナー画像の表面の凹凸形成に大きく関与している色のカラートナー画像の網点画像(図2(3)参照)と逆位相の網点画像になっており(図2(6)参照)、そのカラートナー画像の空白部分にクリアトナー画像が嵌り込んで、画像表面の凹凸が小さくなる(図2(9)参照)。トナー画像が定着した用紙の表面は、画像表面の凹凸が小さくなって光沢度が上昇した画像表面になる。そして、トナー画像が定着した用紙は装置外へ排出されて、一連の動作が終了する。
このように、実施の形態1にかかる画像形成装置は、画像生成部14が、色分解された各色のラスタイメージの階調情報Y、M、C、Kに基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する。クリアトナー画像形成用の網点信号生成部16が、クリアトナー画像用のラスタイメージに対し、カラートナー画像形成用の網点特性と逆位相または同位相の網点特性で、色分解された色毎のクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する。色情報判定部が、色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報Y、M、C、Kに基づいてカラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する。網点信号選択送信部が、色毎に生成したクリアトナー画像形成用の網点信号の中から、色情報に対応した色のクリアトナー画像形成用の網点信号を選択する。以上のようにプリントコントローラ1を構成したから、カラートナー画像の表面の光沢度制御を可能にすることが期待できる。
<実施の形態2>
上述した実施の形態1は、カラートナー画像の表面の光沢度の上昇、または、下降の何れか一方の効果を奏する画像形成装置を例示した。この実施の形態2は、ユーザーの所望に応じて、カラートナー画像の表面の光沢度を上昇させたり、下降させたりできるプリントコントローラ1bを例示している。実施の形態1と共通する構成は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
実施の形態2にかかるプリントコントローラ1bは、図7に示すように、網点特性受け付け部15と、クリアトナー画像形成用の第2の網点信号生成部16bと、第2の網点信号選択送信部17bとを備える。
網点特性受け付け部15は、色分解された各色に対応した網点特性と同位相の網点特性か逆位相の網点特性かの何れかをユーザーから受け付け、その受け付けた網点特性に対応した1bitの指示信号SURFを、後述する第2の網点信号選択出力部17bに出力するようになっている。
実施の形態1で説明したように、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性は、カラートナー画像の表面を低光沢にする低光沢処理となり、カラートナー画像形成用の網点特性の逆位相の網点特性は、カラートナー画像の表面を高光沢にする高光沢処理となる。
この網点特性受け付け部15の具体例として、例えば、ユーザーからの印刷の指示を受け付ける当該画像形成装置の操作表示部や、当該画像形成装置と接続されたパーソナルコンピュータ等の端末に組み込まれた印刷設定画面に、“高光沢処理”または“低光沢処理”の何れかの処理を選択入力可能に表示し、ユーザーが何れかの処理を選択入力するように構成する。なお、ユーザーが“高光沢処理”または“低光沢処理”の何れの処理も所望しない場合、トナー画像の表面処理は無処理となる。
クリアトナー画像形成用の第2の網点信号生成部16b(y、yr、m、mr、c、cr、k、kr)は、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像用のラスタイメージから、色分解された色毎に、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックスと逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスとを用いてクリアトナー画像形成用の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrを生成するようになっている。
クリアトナー画像形成用の第2の網点信号生成部16bによる網点信号の生成プロセスは、実施の形態1と同じである。上述した図2を例にすると、図2(6)で示される網点信号Ktr(黒トナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点信号)と、図2(7)で示される網点信号Ktn(黒トナー画像形成用の網点特性と同位相の網点信号)の双方を生成する。
第2の網点信号選択送信部17bは、クリアトナー画像形成用の第2の網点信号生成部16bで生成された複数の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrの中から、色情報SELに対応し、且つ、網点特性受け付け部15からの指示信号SURFに対応した網点信号を選択し、その選択した網点信号を、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。この網点信号Clr1の出力は、クリアトナー画像形成用のラスタイメージの画素毎に行なわれる。
第2の網点信号選択送信部17bは、受信した指示信号SURFが、“高光沢処理”で、且つ、受信した色情報SELの色が、例えば、“黒”であった場合、クリアトナー画像形成用の第2の網点信号生成部16bで生成された計8種類の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrの中から網点信号Ktrを選択する。そして、その網点信号Ktrをクリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。次の画素の色情報SELが、マゼンタ”であった場合、計8種類の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrの中から網点信号Mtrを選択し、その網点信号Mtrをクリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。この網点信号Clr1の出力は、クリアトナー画像の全ての画素に対して行なう。
次に、以上のように構成された実施の形態2にかかるプリントコントローラ1bの一連の動作を説明する。
先ず、ユーザーは、例えば、ワープロソフトで作成した文章や画像編集ソフトで作成したベクタグラフィックなどを当該画像形成装置に対して印刷を指示する。このとき、ユーザーは、網点特性受け付け部15を通じて、用紙上の画像表面を高光沢にする高光沢処理、または、低光沢にする低光沢処理の何れかを選択する。
第2の網点生成部16b(y、yr、m、mr、c、cr、k、kr)は、画像生成部14で生成されたクリアトナー画像形成用のラスタイメージの画素の階調情報から、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性と同位相のディザの係数マトリックスと逆位相のディザの係数マトリックスとを用いて、クリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrを生成する。
第2の網点信号選択送信部17bは、第2の網点生成部16bで生成された複数の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrの中から、色情報SELに対応し、且つ、網点特性受け付け部15からの指示信号SURFに対応したクリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号を選択し、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。また、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12(y、m、c、k)が、夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1をプリンタエンジン2に出力する。
プリンタエンジン2は、プリンタコントローラ1bが出力した夫々のカラートナー画像形成用の網点特性の網点信号Y1、M1、C1、K1とクリアトナー画像形成用の網点特性の網点信号Clr1とに基づいて画像形成を開始する。
このように、実施の形態2にかかるプリンタコントローラ1bは、カラートナー画像の表面処理を、ユーザーの所望に応じた処理、すなわち、高光沢処理、または、低光沢処理の何れかにできる。
<実施の形態3>
実施の形態3は、実施の形態1で例示した色情報判定部13の変形例であり、図8に示すように、第2の色判定部133を備える。
第2の色判定部133は、色分解された各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報の中から、階調の中心に最も近い階調情報の色を、カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定し、色情報SELとして出力する。例えば、階調情報が0から15までの16レベルの場合、階調の中心値となる“8”に近い階調情報の色を、カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定する。
この実施の形態3は、凹凸振れ幅dの特性が、色毎に異ならない場合に特に有効であり、色情報判定部13の構成を簡素にできる。
<実施の形態4>
実施の形態4は、実施の形態1で例示した色情報判定部13の変形例であり、図9に示すように、実施の形態1で例示した変換データ131と、第3の色判定部134と、第1の記憶部135と、第4の色判定部136とを備える。なお、変換データ131は、実施の形態1と共通するため詳細な説明は省略する。
第3の色判定部134は、各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報に対応した夫々の凹凸振れ幅値を変換データ131から引き出し、比較して、何れの色の凹凸振れ幅値が最大かを判定し、その判定結果にかかる情報SELaを出力する。この情報SELaの出力処理は、色情報の出力対象となる被判定画素とその周囲の画素に対して実行する。
例えば、iを走査方向の画素番号、jを副走査方向の画素番号として、被判定画素の情報をSELa(i=0、j=0)とすると、第1の記憶部135は、その周囲の画素の情報SELa(i=±1、±2、‥、±max、j=±1、±2、‥、±max)を出力する。なお、情報SELaの出力対象となる周囲の画素の数は、特に限定されない。
第1の記憶部135は、ラインメモリとラッチとを備えて構成され、第3の色判定部134からの情報SELaを順次記憶する。
第4の色判定部136は、第1の記憶部135に記憶した複数の情報SELa(i、j)判定結果を、公知の平均化処理技術で平均して、被判定画素の色情報SELとして出力する。
すなわち、実施の形態1では、第1の色判定部132が、色情報SELの出力対象となる被判定画素に対してのみ、何れの色の画素の凹凸振れ幅dが最大かを判定し、判定した最大の凹凸振れ幅dの色を、カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する網点の色であると判定した。
この実施の形態4では、被判定画素の周囲の画素にも凹凸振れ幅dの判定処理を広げ、複数の判定結果を平均化した色を、被判定画素の色と看做して、色情報SELを出力する。
特に平滑化が問題となる均一な中間調領域において、各色の凹凸振れ幅dの値が近接し、それらの最大値が画素毎に変化し、色情報SELが頻繁に変化すると、クリアトナー画像が安定しなくなるが、この実施の形態4によれば、色情報SELが頻繁に変化することを抑制して、クリアトナー画像を安定化することができる。
<実施の形態5>
実施の形態5は、実施の形態4を実施の形態3に適用した例であり、図10に示すように、第5の色判定部137と、第2の記憶部138と、第6の色判定部139とを備える。
第5の色判定部137は、色分解された各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報の中から、階調の中心に最も近い階調情報の色を判定し、その判定結果にかかる情報SELaを出力する。この情報SELaの出力処理は、実施の形態4と同じく、色情報の出力対象となる被判定画素とその周囲の画素に対して実行する。
第2の記憶部138は、ラインメモリとラッチとを備えて構成され、第5の色判定部137からの情報SELaを順次記憶する。
第6の色判定部139は、第2の記憶部138に記憶した複数の情報SELa(i、j)判定結果を、公知の平均化処理技術で平均して、被判定画素の色情報SELとして出力する。
この実施の形態5によれば、実施の形態4と同じく、色情報SELが頻繁に変化することを抑制して、クリアトナー画像を安定化することができる。
<実施の形態6>
実施の形態6は、実施の形態1の構成から画像生成部14を除き、網点信号生成部16に代えて、各色のラスタイメージからクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第3の網点信号生成部18aとした例である。なお、実施の形態1と共通する構成は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、この第3の網点信号生成部18a(yr、mr、cr、kr)は、図11に示すように、各色のラスタイメージから、色分解された色毎に、カラートナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いてクリアトナー画像形成用の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrを生成する。
この例では、上述したように、カラートナー画像の表面の光沢度を上げるため、カラートナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いたものを例示している。
図2を例にすると、黒トナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスである図2(5)のディザマトリックスを用い、黒のラスタイメージの任意の箇所の縦横4画素の領域の階調情報である図2(1)に対して、図2(8)で模式図化される網点信号Ktrを生成する。
そして、第3の網点信号生成部18a(yr、mr、cr、kr)が、クリアトナー画像形成用の網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrを生成したら、網点信号選択送信部17が、その網点信号Ytr、Mtr、Ctr、Ktrの中から、色情報SELに対応した網点信号を選択し、その選択した網点信号を、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。
なお、カラートナー画像の表面の光沢度を下げる場合は、上述したように、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いて、網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnを生成する。この場合、図12に示すように、クリアトナー画像形成用の第3の網点信号生成部18aを構成から除き、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12からの網点信号Y1、M1、C1、K1を、網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnと看做して、網点信号選択送信部17に入力させる構成にしても良い。
この実施の形態6によれば、カラートナー画像の表面の光沢度制御を可能にすることが期待できる。
<実施の形態7>
実施の形態7は、実施の形態2の構成から画像生成部14を除き、第2の網点信号生成部16bに代えて、各色のラスタイメージからクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第4の網点信号生成部18bとした例である。なお、実施の形態2と共通する構成は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、この第4の網点信号生成部18b(y、yr、m、mr、c、cr、k、kr)は、図12に示すように、各色のラスタイメージから、色分解された色毎に、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックスと逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスとを用いてクリアトナー画像形成用の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrを生成する。
図2を例にすると、黒トナー画像形成用の網点特性と逆位相の網点特性となるディザの係数マトリックスである図2(5)のディザマトリックスを用い、黒のラスタイメージの任意の箇所の縦横4画素の領域の階調情報である図2(1)に対して、図2(8)で模式図化される網点信号Ktrを生成する。また、黒トナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックス(図2(2)と同一)のディザマトリックスを用い、黒のラスタイメージの任意の箇所の縦横4画素の領域の階調情報である図2(1)に対して、図2(3)の模式図と同一となる網点信号Ktrを生成する。
そして、第4の網点信号生成部18b(y、yr、m、mr、c、cr、k、kr)が、クリアトナー画像形成用の網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrを生成したら、第2の網点信号選択送信部17bが、その網点信号Ytn、Ytr、Mtn、Mtr、Ctn、Ctr、Ktn、Ktrの中から、色情報SELに対応した網点信号を選択し、その選択した網点信号を、クリアトナー画像形成用の網点信号Clr1としてプリンタエンジン2に出力する。
なお、カラートナー画像形成用の網点特性と同位相の網点特性となるディザの係数マトリックスを用いて、網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnを生成する代わりに、図12に示すようにしても良い。すなわち、クリアトナー画像形成用の第3の網点信号生成部18aを構成から除き、カラートナー画像形成用の網点信号生成部12からの網点信号Y1、M1、C1、K1を、網点信号Ytn、Mtn、Ctn、Ktnと看做して、網点信号選択送信部17に入力させる構成にしても良い。
この実施の形態7によれば、カラートナー画像の表面の光沢度制御を可能にすることが期待できる。
以上、各実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、種々変形実施が可能である。
プリンタコントローラ
12 網点信号生成部
13 色情報判定部
14 画像生成部
15 網点特性受け付け部
16 網点生成部
17 網点信号選択送信部
18a 第3の網点信号生成部
18b 第4の網点信号生成部
131 変換データ
132 第1の色判定部
133 第2の色判定部
134 第3の色判定部
135 第1の記憶部
136 第4の色判定部
137 第5の色判定部
138 第2の記憶部
139 第6の色判定部
プリンタエンジン
SEL 色情報
SURF 指示信号
特許第3146367号公報

Claims (13)

  1. 色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて、カラートナー画像が形成可能に構成されると共に、クリアトナー画像形成用の網点信号を用いて、前記カラートナー画像の表面にクリアトナー画像が形成可能に構成されたプリンタエンジンを制御するプリンタコントローラであって、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定部と、
    前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成部と、
    該画像生成部で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成部と、
    該網点信号生成部が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定部が生成した前記色情報に対応した色の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択して前記プリンタエンジンに送信する網点信号選択送信部と
    を備えたことを特徴とするプリンタコントローラ。
  2. 色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて、カラートナー画像が形成可能に構成されると共に、クリアトナー画像形成用の網点信号を用いて、前記カラートナー画像の表面にクリアトナー画像が形成可能に構成されたプリンタエンジンを制御するプリンタコントローラであって、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定部と、
    前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成部と、
    該画像生成部で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相と逆位相の双方の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第2の網点信号生成部と、
    前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの位相の網点特性を受け付ける網点特性受け付け部と、
    前記第2の網点信号生成部が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定部が生成した前記色情報に対応した色で、且つ、前記網点特性受け付け部が受け付けた位相の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択して前記プリンタエンジンに送信する第2の網点信号選択送信部と
    を備えたことを特徴とするプリンタコントローラ。
  3. 前記色情報判定部は、
    前記色分解された各色のラスタイメージの画素の階調情報と該階調情報に基づいてシート状の記録材に形成させた網点の凹凸振れ幅とを対応づけた変換データと、
    前記各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報に対応した夫々の前記凹凸振れ幅を前記変換データから引き出し、比較して、最大の前記凹凸振れ幅の色を、前記カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定する第1の色判定部と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタコントローラ。
  4. 前記色情報判定部は、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報の中から、階調の中心に最も近い階調情報の色を、前記カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定する第2の色判定部
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタコントローラ。
  5. 前記色情報判定部は、
    前記色分解された各色のラスタイメージの画素の階調情報と該階調情報に基づいてシート状の記録材に形成させた網点の凹凸振れ幅とを対応づけた変換データと、
    前記各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報に対応した夫々の前記凹凸振れ幅値を前記変換データから引き出し、比較して、何れの色の前記凹凸振れ幅値が最大かを判定し、その判定結果にかかる情報を出力する処理を、前記色情報の出力対象となる被判定画素とその周囲の画素に対して実行する第3の色判定部と、
    該第3の色判定部からの複数の判定結果を記憶する第1の記憶部と、
    該第1の記憶部に記憶した複数の判定結果を平均化した色を、前記被判定画素における、前記カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定する第4の色判定部と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタコントローラ。
  6. 前記色情報判定部は、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の夫々の画素の階調情報の中から、階調の中心に最も近い階調情報の色を判定し、その判定結果にかかる情報を出力する処理を、前記色情報の出力対象となる被判定画素とその周囲の画素に対して実行する第5の色判定部と、
    該第5の色判定部からの複数の判定結果を記憶する第2の記憶部と、
    該第2の記憶部に記憶した複数の判定結果を平均化した色を、前記被判定画素における、前記カラートナー画像の凹凸形成に最も大きく関与する色であると判定する第6の色判定部と
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタコントローラ。
  7. 前記網点信号は、ディザ法を用いて生成されたものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のプリンタコントローラ。
  8. 前記カラートナー画像を形成させるトナーの色が、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色とし、その4色のラスタイメージの個々の画素の階調情報を0から100の数値情報とし、イエローの階調情報をY、マゼンタの階調情報をM、シアンの階調情報をC、黒の階調情報をKとして、
    前記画像生成部は、以下の式(1)乃至式(3)の何れかを用いてクリアトナー画像用のラスタイメージの画素の階調情報Clrを生成することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のプリンタコントローラ。
    Figure 0005794088
    Figure 0005794088
    Figure 0005794088
  9. 前記画像生成部を除くと共に、前記網点信号生成部に代えて、前記色分解された各色のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第3の網点信号生成部とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタコントローラ。
  10. 前記画像生成部を除くと共に、前記第2の網点信号生成部に代えて、前記色分解された各色のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相と逆位相の双方の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第4の網点信号生成部とし、
    前記第2の網点信号選択送信部に代えて、前記第4の網点信号生成部が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定部が生成した前記色情報に対応した色で、且つ、前記網点特性受け付け部が受け付けた位相の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択して前記プリンタエンジンに送信する第4の網点信号選択送信部と
    したことを特徴とする請求項2に記載のプリンタコントローラ。
  11. 前記プリンタエンジンと、請求項1乃至10の何れか記載のプリンタコントローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて形成したカラートナー画像の表面にクリアトナー画像を形成するために用いるクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成方法であって、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定工程と、
    前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成工程と、
    該画像生成工程で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成工程と、
    該網点信号生成工程が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定工程が生成した前記色情報に対応した色の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択してプリンタエンジンに送信する網点信号選択送信工程と
    を備えたことを特徴とする網点信号生成方法。
  13. 色分解された各色に対応した網点特性のカラートナー画像形成用の網点信号を用いて形成したカラートナー画像の表面にクリアトナー画像を形成するために用いるクリアトナー画像形成用の網点信号を生成する網点信号生成方法であって、
    前記色分解された各色のラスタイメージの同一座標の画素の中から、夫々の画素の階調情報に基づいて前記カラートナー画像の表面の凹凸形成に最も大きく関与する画素の色を判定し、その判定した色の色情報を生成する色情報判定工程と、
    前記色分解された各色のラスタイメージの階調情報に基づいてクリアトナー画像用のラスタイメージを生成する画像生成工程と、
    該画像生成工程で生成された前記クリアトナー画像用のラスタイメージから、前記色分解された色毎に、前記網点特性と同位相と逆位相の双方の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を生成する第2の網点信号生成工程と、
    前記網点特性と同位相または逆位相の何れかの位相の網点特性を受け付ける網点特性受け付け工程と、
    前記第2の網点信号生成工程が生成した複数の前記網点信号の中から、前記色情報判定工程が生成した前記色情報に対応した色で、且つ、前記網点特性受け付け工程が受け付けた位相の網点特性の前記クリアトナー画像形成用の網点信号を選択してプリンタエンジンに送信する第2の網点信号選択送信工程と
    を備えたことを特徴とする網点信号生成方法。
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