JPWO2009001798A1 - 自動車用高周波ガラスアンテナ - Google Patents

自動車用高周波ガラスアンテナ Download PDF

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Abstract

デフォッガの形状を変更しないでもアンテナ利得を向上できる自動車用高周波ガラスアンテナを提供する。デフォッガと、アンテナ導体と、アンテナ導体用の給電部と、アース導体と、アース導体用のアース側給電部と、が自動車の後部窓ガラス板に設けられており、デフォッガがアース導体の少なくとも一部であり、アース側給電部は、デフォッガと電気的に接続されている。

Description

本発明は、300MHz〜2GHzの周波数帯、日本国内地上波デジタルテレビ放送(470〜770MHz)、UHF帯のアナログテレビ放送(473〜767MHz)又は米国のデジタルテレビ放送(698〜806MHz)の受信に適する自動車用高周波ガラスアンテナ及びその後部窓ガラス板に関する。
従来、図21に示した、デジタルテレビ放送帯受信用の自動車用高周波ガラスアンテナが国際公開第2006/001486号パンフレットで報告されている。この従来例では、後部窓ガラス板14に多数本のヒータ線33及びバスバ35からなるデフォガが設けられており、アンテナ導体31及び給電点32が設けられている。アンテナ導体31の直下の最高位のヒータ線34がメアンダ形状を有している。この態様により、デジタルテレビ放送帯において、アンテナ導体31へのヒータ線33,34の影響を軽減して、デジタルテレビ放送帯におけるアンテナ利得が向上する。
しかし、この従来例では、ヒータ線34がメアンダ形状を有しているために、見栄えが悪く、また視野を害するという問題があった。
本発明は、従来技術の有する前述の欠点を解消する自動車用高周波ガラスアンテナの提供を目的とする。
本発明は、以下の要旨を有する。
(1)多数本のヒータ線と該ヒータ線に給電する複数のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガと、アンテナ導体と、該アンテナ導体用の給電部と、アース導体と、該アース導体用のアース側給電部と、が自動車の後部窓ガラス板に設けられており、前記アース側給電部を接地基準として前記アンテナ導体による受信信号が前記給電部から取り出し可能な自動車用ガラスアンテナにおいて、前記デフォッガが前記アース導体の少なくとも一部であり、前記アース側給電部は、前記デフォッガに電気的に接続されていることを特徴とする自動車用高周波ガラスアンテナ。
(2)前記アース側給電部は、前記複数のバスバのうちの、前記給電部に最も近いバスバに設けられた上記(1)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(3)前記アース側給電部は、デフォッガ接続導体を介して前記デフォッガと直流的に接続された上記(1)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(4)前記アース側給電部は、容量結合を介して前記デフォッガと電気的に接続された上記(1)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(5)前記アース導体は、前記デフォッガに接続される調整エレメントを含む上記(1)〜(4)のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(6)前記調整エレメントは、前記デフォッガ及び前記アース側給電部の少なくとも一方を起点に前記アンテナ導体と近接して容量結合されるように付設されている容量結合導体を有する上記(5)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(7)前記アース導体は、前記容量結合導体が前記ヒータ線を起点に付設されており、前記容量結合導体と前記ヒータ線との接続部を起点又は起点近傍に前記多数本のヒータ線のうち少なくとも2本を縦断するように伸長する短絡線を有する上記(6)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(8)前記アンテナ導体と前記容量結合導体との容量結合している部分の平均間隔が、0.1〜30mmである上記(6)または(7)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(9)所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、前記容量結合導体の前記ヒータ線との接続部から前記複数のバスバのうち該接続部に最も近いバスバまでの前記ヒータ線の導体長が、(1/8)・(λ/4)〜(5/4)・(λ/4)である上記(6)〜(8)のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(10)前記容量結合導体の前記ヒータ線との接続部から前記複数のバスバのうち該接続部に最も近いバスバまでの前記ヒータ線の導体長が、10〜100mmである上記(6)〜(9)のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(11)前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、後部窓ガラス板の形状に沿って上方に向かって伸長する上方延伸エレメントを有する上記(5)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(12)所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、前記上方延伸エレメントの導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)である請求項11に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(13)前記上方延伸エレメントの導体長が、70〜150mmである上記(11)または(12)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(14)前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、近接するバスバに沿って下方に向かって伸長して該バスバと容量結合する下方容量結合エレメントを有する上記(5)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(15)所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、前記下方容量結合エレメントの導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)である上記(14)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(16)前記下方容量結合エレメントの導体長が、70〜150mmである上記(14)または(15)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(17)前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、該バスバは、接続する最上位のヒータ線との接続部より上方に延設されており、該バスバの上端または上端近傍から前記ヒータ線と平行に伸長される側方延伸エレメントを有する上記(5)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(18)所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、前記側方延伸エレメントの導体長が、(5/8)・(λ/4)〜(19/16)・(λ/4)である上記(17)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(19)前記側方延伸エレメントの導体長が、50mm〜95mmである上記(17)または(18)に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
(20)上記(1)〜(19)のいずれかに記載されている自動車用高周波ガラスアンテナが設けられている後部窓ガラス板。
本発明では、上述した構成を採用しているので、アンテナ導体へのヒータ線の影響を軽減して、300MHz〜2GHzの周波数帯、特には、デジタルテレビ放送帯におけるアンテナ利得が向上する。また、ヒータ線の形状を変更しないでも、アンテナ利得を向上させられるため、見栄えを損なわず、視野を良好に確保できる。
本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの第1の実施形態を示す平面図。 本発明の第2の実施形態を示す平面図。 本発明のアース側給電部の別の実施形態を示す平面図。 本発明の第3の実施形態を示す平面図。 本発明の第4の実施形態を示す平面図。 本発明の第5の実施形態を示す平面図。 例1の実施例を示す平面図。 例1における、アンテナ利得‐最高位ヒータ線との間隔の特性図。 例2の実施例を示す平面図。 例2における、アンテナ利得‐容量結合導体との間隔の特性図。 例3の実施例を示す平面図。 例3における、アンテナ利得‐上方延伸エレメント長の特性図。 例4の実施例を示す平面図。 例4における、アンテナ利得‐側方延伸エレメント長の特性図。 例5の実施例を示す平面図。 例5におけるアース側接続有無に関する、アンテナ利得‐周波数の特性図。 例5における下方容量結合エレメント有無に関する、アンテナ利得‐周波数の特性図。 例6の実施例を示す平面図。 例6におけるアース側DEF容量結合有無に関する、アンテナ利得‐周波数の特性図。 例6における容量結合導体有無に関する、アンテナ利得‐周波数の特性図。 従来例を示す平面図。
符号の説明
1:アンテナ導体
1a:アンテナ導体容量結合部
2:アンテナ導体の給電部
3:容量結合導体
3a:容量結合導体容量結合部
3b:容量結合導体付設部
4:容量結合領域
5a:右側のバスバ
7:ヒータ線
7a:最高位のヒータ線
8:必要に応じて設けられる短絡線
9:アース側給電部
10:窓の車体開口縁
12:デフォッガ接続導体
13:上方延伸エレメント
14:後部窓ガラス板
22:デフォッガ容量結合導体
23:下方容量結合エレメント
33:側方容量結合エレメント
本発明において、多数本のヒータ線と、該ヒータ線に給電する複数のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガが自動車の後部窓ガラス板に設けられている。該デフォッガの領域以外の、後部窓ガラス板の上部余白領域に、アンテナ導体が設けられている。
本発明では、デフォッガがアース導体の少なくとも一部となっており、アース側給電部がデフォッガに電気的に接続され、アース側給電部を接地基準としてアンテナ導体による受信信号が給電部から取り出される。
アンテナ導体は、300MHz〜2GHzの周波数帯に含まれる周波数の受信機能を有するように形状及び寸法が構成されている。該周波数範囲については、400MHz〜1GHzの周波数帯とすることがアンテナ利得を向上させることができ、好ましい。より好ましい範囲は、400〜850MHzであり、特に好ましい範囲は、450〜820MHzであり、最も好ましい範囲は、470〜770MHzである。
以下、本発明の自動車用高周波ガラスアンテナを添付の図面に示される好適実施形態に基づいて詳細に説明する。図1(車内視又は車外視)は本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実施形態を示す自動車用高周波ガラスアンテナの平面図であり、自動車用の後部窓ガラス板の右上側の領域を示す。以下の説明において、特記しない場合、上下左右は図面上での方向をいうものとする。
図1において、1はアンテナ導体、2はアンテナ導体の給電部、5aは右側のバスバ、7はヒータ線、7aは最高位のヒータ線、8は必要に応じて設けられる短絡線、9はアース側給電部、10は窓の車体開口縁、12はデフォッガ接続導体、14は後部窓ガラス板である。ここで、窓の車体開口縁10とは後部窓ガラス板14がはめ込まれる車体の開口部の周縁であって車体アースとなるべきものをいい、例えば、金属等の導電性材料で構成されている。
図1に示す例では、多数本のヒータ線7と、ヒータ線7に給電する複数のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガが自動車の後部窓ガラス板14に設けられている。デフォッガの領域以外の、後部窓ガラス板14の上部余白領域には、アンテナ導体1と給電部2とが設けられている。また、デフォッガにはアース側給電部9が設けられている。アース側給電部9を接地基準としてアンテナ導体1による受信信号が給電部から取り出され受信機(不図示)に送られる。
図1に示す例では、アース側給電部9はデフォッガ接続導体12を介してバスバ5aに直流的に接続されている。しかし、これに限定されず、デフォッガ接続導体12なしに、アース側給電部9が給電部2に最も近いバスバに付設されていてもよい(図1において、デフォッガ接続導体12の長さが0「ゼロ」であるバスバ5a自体に付設されている態様)。さらに図3に示すように、アース側給電部9にデフォッガ容量結合導体22が接続され、デフォッガ容量結合導体22が所望の周波数帯の伝送路として機能する導体長で、デフォッガに近接して容量結合し、この容量結合を介してアース側給電部9とデフォッガとが電気的に接続されていてもよい。なお、アース側給電部をデフォッガに直流的に接続させる場合は、直流電流が受信機に流れないように必要に応じてコンデンサを設けるなどの処置がなされる。
従来、デフォッガがアンテナ導体の受信感度に悪影響を与えていたため、アンテナ導体1と最高位のヒータ線7aとの距離を離す、またはアンテナ導体1の直下の最高位のヒータ線7aの形状をメアンダ形として、デフォッガの影響を小さくする必要があった。しかし本実施形態は、アース側給電部9とデフォッガとを電気的に接続させ、従来悪影響を与えていたデフォッガをアンテナ導体1のアース導体として積極的に利用することとした。これにより、デフォッガがアース導体として機能しているため、アンテナ導体1へ悪影響を与えることはない。また、デフォッガの形状を変形させる必要がないため、見栄えもよく、後部窓ガラス板14の限りある上部余白領域を有効に活用できる。
本実施形態において、アンテナ導体1と最高位のヒータ線7aとの平均間隔は、10〜80mm、特には、15〜60mmであることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図2は本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図である。
図2において、図1と同じ部位については説明を省略する。1aはアンテナ導体容量結合部、3は容量結合導体、3aは容量結合導体容量結合部、3bは容量結合導体付設部、4は容量結合領域である。
本発明において、デフォッガをアース導体として活用しているが、デフォッガの導体面積は、アンテナ導体1と比較してかなり大きい。そのため、アンテナ導体1の形状を変更しても、受信感度を変化させるのが難しく、さらなる性能向上のためのチューニングは難しい。そこで本発明では、アース導体として機能しているデフォッガに調整エレメントを接続することにより、受信感度を容易に変化させることが可能になり、チューニングが容易になる。図2に示す例では、調整エレメントとしての一実施形態について詳細に説明する。
本実施形態では、最高位のヒータ線7aに容量結合導体3が付設されており、アンテナ導体1と容量結合導体3とが互いに所定間隔により近接して容量結合されている。この容量結合導体3とアンテナ導体1との近接距離、及び容量結合導体3と最高位のヒータ線7aとの接続位置により、受信感度を容易に変化させることが可能になる。なお、これに限定されず、デフォッガ(例えば、バスバ5a)に容量結合導体3が付設されていてもよい。
アンテナ導体1の容量結合している部分をアンテナ導体容量結合部1aとし、容量結合導体3は容量結合している容量結合導体容量結合部3aと、デフォッガに容量結合導体容量結合部3aを付設している容量結合導体付設部3bとを備えている。アンテナ導体容量結合部1aと容量結合導体容量結合部3aとの間の、後部窓ガラス板14の領域を容量結合領域4とする。
本実施形態において、容量結合領域4のアンテナ導体1とデフォッガとの平均間隔は、0.1〜35mm、特には、0.1〜30mm、さらには2〜10mmであることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
また、所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとして、容量結合導体3とヒータ線7との接続部から、この接続部に最も近いバスバまでのヒータ線の導体長が、(1/8)・(λ/4)〜(5/4)・(λ/4)であることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。図2の例においては、容量結合導体付設部3bと最高位のヒータ線7aとの接続点からバスバ5aまでのヒータ線7aの導体長である。
容量結合導体3とヒータ線7との接続部から、この接続部に最も近いバスバまでのヒータ線の導体長のより好ましい範囲は、(1/4)・(λ/4)〜(λ/4)であり、最も好ましい範囲は、(1/2)・(λ/4)〜(3/4)・(λ/4)である。具体的には10〜100mm、より好ましい範囲は20〜80mm、最も好ましい範囲は40〜60mmである。
また、容量結合導体3によりアンテナ導体1とデフォッガとを電気的に接続する場合は、容量結合導体3とヒータ線7との接続部を起点に多数本のヒータ線のうち少なくとも2本を縦断するように伸長する短絡線8を設けることが、アンテナ利得を向上させることになり好ましい。しかしこれに限定されず、容量結合導体3が最高位のヒータ線7aに付設されている箇所と、最高位のヒータ線7aと短絡線8との接続箇所との間の間隔が、0.323・λ・k以下、特には、0.097・λ・k以下であることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
また同様の理由で、短絡線8は縦方向又は略縦方向に伸長されていることが好ましい。さらに短絡線8からバスバ5aとは逆方向の領域に、多数本のヒータ線のうち少なくとも2本を縦断するように伸長する同様な短絡線を設けてもよい。
一般的に、デジタルテレビ放送などの高周波数帯の電波を受信するアンテナ導体は、AM放送帯、FM放送帯と比較して、導体長は短い。デフォッガのヒータ線は左右方向に長い導体であるため、そのままであればデジタルテレビ放送帯の受信に利用するには不適であり、従来は利用されていなかった。つまり、本発明のように短絡線でヒータ線を分割することで、導体長を仮想的に短くすることになり、アンテナ利得を向上させることができる。
図2に示す例では、容量結合導体容量結合部3aと容量結合導体付設部3bとの接続箇所から見て、容量結合導体容量結合部3aが給電部2から遠ざかる方向に伸長されている。このように、容量結合導体容量結合部3aと容量結合導体付設部3bとの接続箇所から見て、容量結合導体容量結合部3aが給電部2から遠ざかる方向に伸長されている部分を有することがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
また、アンテナ導体容量結合部1a及び/又は容量結合導体容量結合部3aの左右方向の最大幅が、50〜150mm、特には、70〜120mmであることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。
次に本発明の第3の実施形態について説明する。図4は本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図である。
図4において、図1と同じ部位については説明を省略する。13は上方延伸エレメント、13aは上方延伸エレメント付設部である。図1と比較してアンテナ導体1の形状が異なるが、本発明においてはアンテナ導体1の形状は所望の周波数帯の電波を受信できる形状であればよく、図1に示すアンテナ導体1のような形状であってもよい。
本実施形態は、図2に示す第2の実施形態と同様に、デフォッガをアース導体として活用し、調整エレメントを上方延伸エレメント13とした一実施形態について詳細に説明するものである。
上方延伸エレメント13は、バスバ5aの上端近傍からヒータ線の反対側に向かって伸長される上方延伸エレメント付設部13aを介して、上方に伸長されている。この上方延伸エレメント13の導体長により、受信感度を容易に変化させることが可能になり、チューニングが容易になる。また、上方延伸エレメント13は車体開口縁10に沿って上方に伸長されることが、アンテナ利得を向上させられ、好ましい。
本実施形態において、所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、上方延伸エレメント13の導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)、特には(7/8)・(λ/4)〜(7/4)・(λ/4)、さらには(λ/4)〜(3/2)・(λ/4)であることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。
また、上方延伸エレメント13の導体長が、70〜150mm、特には70〜140mm、さらには80〜120mmであることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。図4に示す例のように上方延伸エレメント付設部13aは導体長が短く影響を無視できる場合は、上方延伸エレメント13の上方へ伸長している導体の長さのみを考慮してもよい。
なお、図4に示す例に限らず、上方延伸エレメント13はバスバ5aの上下方向における中央付近または下端付近から上方に伸長されていてもよく、その場合、必要に応じてバスバ5aと近接させて容量結合させてもよい。また図4に示す例では、バスバ5aの真上方向に給電部2があるが、給電部2が別の領域に設けられておりバスバ5aの真上が空白領域であれば、上方延伸エレメント付設部13aを介さずに、上方延伸エレメント13をバスバ5aの上端から上方に伸長させてもよい。
次に本発明の第4の実施形態について説明する。図5は本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図である。図5において、図4と同じ部位については説明を省略する。23は下方容量結合エレメント、23aは下方容量結合エレメント付設部である。
本実施形態は、図2に示す第2の実施形態と同様に、デフォッガをアース導体として活用し、調整エレメントを下方容量結合エレメント23とした一実施形態について詳細に説明するものである。
下方容量結合エレメント23は、バスバ5aの上端近傍からヒータ線の反対側に向かって伸長される下方容量結合エレメント付設部23aを介して下方にバスバ5aに沿って伸長させ、バスバ5aと近接させ容量結合させている。この下方容量結合エレメント23の導体長、つまり容量結合の長さにより、受信感度を容易に変化させることが可能になり、チューニングが容易になる。また、下方容量結合エレメント23は車体開口縁10に沿って下方に伸長されるので、アンテナ利得の向上に好ましい。
本実施形態において、所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、下方容量結合エレメント23の導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)、特には(7/8)・(λ/4)〜(7/4)・(λ/4)、さらには(λ/4)〜(3/2)・(λ/4)であることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。
また、下方容量結合エレメント23の導体長が、70〜150mm、特には70〜140mm、さらには80〜120mmであることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。下方容量結合エレメント付設部23aは導体長が短く影響を無視できるので、下方容量結合エレメント13の下方へ伸長している導体の長さのみを考慮する。なお、図5に示す例に限らず、下方容量結合エレメント23はバスバ5aの上下方向における中央付近から下方に伸長されていてもよい。
次に本発明の第5の実施形態について説明する。図6は本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実施形態を示す平面図である。図6において、図1と同じ部位については説明を省略する。33は側方延伸エレメント、7aは最高位のヒータ線、7bは凸型ヒータ線である。最高位ヒータ線7aは、バスバ5aと接続するヒータ線7のうち最高位にあり、凸型ヒータ線7bはバスバ5aから離れた位置で最高位ヒータ線7aに接続される凸型形状を有するヒータ線である。バスバ5aは、最高位のヒータ線7aとの接続部より上方に延伸している。
本実施形態は、図2に示す第2の実施形態と同様に、デフォッガをアース導体として活用し、調整エレメントを側方延伸エレメント13とした一実施形態について詳細に説明するものである。
側方延伸エレメント33は、最高位のヒータ線7aとの接続部より上方のバスバ5aの上端近傍からヒータ線が設けられている側に伸長されている。この側方延伸エレメント13の導体長により、受信感度を容易に変化させることが可能になり、チューニングが容易になる。また、側方延伸エレメント33はヒータ線7と平行または略平行に伸長されることが、見栄えを損なわず、好ましい。
本実施形態において、所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、側方延伸エレメント13の導体長が、(5/8)・(λ/4)〜(19/16)・(λ/4)、特には(3/4)・(λ/4)〜(19/16)・(λ/4)、さらには(13/16)・(λ/4)〜(9/8)・(λ/4)であることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。また、側方延伸エレメント13の導体長が、50〜95mm、特には60〜95mm、さらには65〜90mmであることがアンテナ利得を向上させることになり、好ましい。
本発明において、上記で示した実施形態をそれぞれ組み合わせてもよい。つまり、容量結合導体3、上方延伸エレメント13、下方容量結合エレメント23、及び側方延伸エレメントから選ばれる複数の要素、またはすべてを備える自動車用高周波ガラスアンテナであってよい。
アンテナ導体は、給電部2を起点としてアンテナ導体1の主要部がアース側給電部9から遠ざかる方向に伸長されている。ここで、アンテナ導体1の主要部とは、アンテナ導体1のすべての導体長の70%以上を占める部分をいう。
デフォッガは、後部窓ガラス板14の左側領域及び右側領域に、少なくともそれぞれバスバを1つずつ有することが、後部窓ガラス板14の中央領域を防曇して視野を良好に確保するために好ましい。同様の理由で、これら2つのバスバはそれぞれ縦方向又は略縦方向に伸長されており、多数本のヒータ線7によって、これら2つのバスバは接続されていることが好ましく、多数本のヒータ線7は、横方向又は略横方向に伸長されていることが好ましい。アンテナ導体1が該2つのバスバのうちのどちらか一方の近傍に配設されていることが実装上の便宜のために好ましい。
本発明において、給電部2の面積及びアース側給電部9(デフォッガ自体に設けられる場合を除く)の面積が、それぞれ49〜400mm、特には、81〜225mmであることが実装上の便宜のために好ましい。給電部2とアース側給電部9との間の間隔が、5〜100mm、特には、10〜80mm、であることが実装上の便宜のために好ましい。
本発明において、λが所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長であることがアンテナ利得を向上させられ、好ましい。日本国内地上波デジタルテレビ放送の全域を受信しようとする場合には、λを620MHzの周波数における空気中の波長とすることが好ましい。日本国内地上波デジタルテレビ放送の現行放送域(470〜600MHz)を受信しようとする場合には、λを535MHzの周波数における空気中の波長とすることが好ましい。日本国内地上波デジタルテレビ放送の主要域(470〜710MHz)を受信しようとする場合には、λを590MHzの周波数における空気中の波長とすることが好ましい。
本発明において、同軸ケーブル(不図示)を用いて受信信号を受信機に送るようにする場合には、同軸ケーブルの内部導体が給電部2に接続され、同軸ケーブルの外部導体がアース側給電部9に接続される。この同軸ケーブルは受信機の入力端に接続される。なお、同軸ケーブルを、給電部2及びアース側給電部9に接続する手段は、半田付け等により直接接続する手段に限定されず、コネクタを介して接続してもよい。
アンテナ導体1の受信信号がアンテナ周辺回路を介して受信機に送られるようにする場合には、アンテナ周辺回路の、2つの入力端のうちの1方が給電部2に接続され、残る他方がアース側給電部9に接続される。アンテナ周辺回路の、2つの出力端のうちの1方が受信機の入力端に接続され、残る他方が受信機のグランド端子に接続される。アンテナ周辺回路はS/N比を向上させるため、後部窓ガラス板14の車内側の面に取り付けられることが好ましい。
本発明において、後部窓ガラス板14の面上に誘電体膜である隠蔽膜を形成し、この隠蔽膜の上に、アンテナ導体1、給電部2、デフォガ及びアース側給電部9から選ばれる少なくとも1つの一部分又は全体を設けてもよい。隠蔽膜は黒色セラミック膜等のセラミックスが挙げられる。この場合、後部窓ガラス板14の車外側から見た場合、隠蔽膜により、隠蔽膜上に設けられているアンテナ導体1等の部分が遮蔽されるので、車外から見て、本発明におけるアンテナ装置が見えないデザインの優れた後部窓ガラス板14となる。
アンテナ導体1、給電部2、アース側給電部9及びデフォッガは、通常、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストを後部窓ガラス板14の車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体又は箔状体を、後部窓ガラス板14の車内側表面又は車外側表面に形成してもよく、後部窓ガラス板14自身の内部に設けてもよい。また、その内部又はその表面に導体層を設けた合成樹脂製フィルムを後部窓ガラス板14の車内側表面又は車外側表面に形成してアンテナ導体1及び給電部2としてもよい。
以下に実施例を用いて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例には限定されず、本発明の要旨を損なわない限り、各種の改良や変更も本発明に含まれる。以下、図面にしたがって、実施例を詳細に説明する。
例1(実施例)
自動車に取り付けられた後部窓ガラス板を用い、図7(車内視)に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作し、アンテナ利得の測定を行った。図7の例は調整エレメントを接続せず、デフォッガ接続導体12を介してデフォッガのバスバ5aにアース側給電部9を接続させた例である。18は左右中央短絡線、19は本例には直接関係がないFM放送帯受信性能調整用導体、20は本例には直接関係がないAM・FM放送帯用のアンテナ導体、14aは後部窓ガラス板の外形、Dはアンテナ導体1と最高位のヒータ線7aとの間隔、Dは給電部2とアース側給電部9との間隔、Lはアンテナ導体容量結合部1a(アンテナ導体1)の長さ、Lはデフォッガ接続導体12の長さである。また、寸法を示す矢印近傍の数字は寸法を示し、単位はmmである。その他の各部の寸法は以下のとおりである。
:80mm、D:40mm、給電部2(縦×横):12×13mm、アース側給電部9(縦×横):12×13mm、アンテナ導体1の線幅:0.7mm、デフォッガ接続導体12の線幅:0.7mm、アンテナ導体20の線幅:0.7mm、左右中央短絡線18の線幅:1mm、FM放送帯受信性能調整用導体19の線幅:1mm、各ヒータ線7の線幅:1mm。
測定は、水平偏波473〜767MHzの範囲で6MHz毎に周波数を変化させ、これらの周波数毎の平均アンテナ利得を採用した。アンテナ利得は、自動車後方を0「ゼロ」°とし、自動車右方向を+90°とし、自動車前方を+180°とする場合、水平方向の−90°〜+90°(自動車正背面(Back))のアンテナ利得平均値(3°毎)とした。後部窓ガラス板14は、水平方向に対し、前方に27°傾斜していた。
また、D及びLを、それぞれ1mm、15mm、30mm、60mm及び90mmに変更し、473〜767MHzの平均アンテナ利得、473〜713MHzの平均アンテナ利得、473〜599MHzの平均アンテナ利得をそれぞれ測定した。その結果を図8に示す。図8は、アンテナ利得‐アンテナ導体と最高位ヒータ線との間隔の特性図であり、図8の横軸はアンテナ導体と最高位ヒータ線との間隔Dであり、縦軸はアンテナ利得である。地上波デジタル放送の優先帯域に近い473〜599MHzにおいて、アンテナ利得が高くなっており、さらに、間隔Dが15〜60mmで優れた性能を示すことがわかる。
例2(実施例)
例1と同様に、図9(車内視)に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作し、アンテナ利得の測定を行った。図9の例は調整エレメントとして容量結合導体を最高位のヒータ線に接続させた例である。Dはアンテナ導体容量結合部1aと容量結合導体容量結合部3aとの間隔(両者は平行)、Dは容量結合導体容量結合部3aと最高位のヒータ線7aとの間隔(両者は平行)である。また、寸法を示す矢印近傍の数字は寸法を示し、単位はmmである。その他の各部の寸法は以下のとおりであり、以下に記載されていない寸法は、例1と同様である。
容量結合導体容量結合部3aの導体長:100mm、D:25mm。
測定方法は例1と同じであり、Dを、1mm、5mm、35mm及び65mmに変更し、473〜767MHzの平均アンテナ利得、473〜713MHzの平均アンテナ利得、473〜599MHzの平均アンテナ利得をそれぞれ測定した。なお、Dの間隔は、アンテナ導体1(アンテナ導体容量結合部1a)、給電部2及びアース側給電部9を上方に移動させて変更した。よって、Dの間隔の変更と共にL2も同距離上方に延伸した。
この結果を図10に示す。図10は、アンテナ利得‐アンテナ導体容量結合部と容量結合導体容量結合部との間隔の特性図であり、図10の横軸はアンテナ導体容量結合部1aと容量結合導体容量結合部3aとの間隔Dであり、縦軸はアンテナ利得である。地上波デジタル放送の優先帯域に近い473〜599MHzにおいて、アンテナ利得が高くなっており、さらに、調整エレメントとして容量結合導体をデフォッガに接続し、アンテナ導体との間隔Dを近接させて容量結合させれば優れた性能を示す。また、間隔Dの距離を変更させることによってアンテナ利得が変化するため、容易に最適化できる。
例3(実施例)
自動車に取り付けられた後部窓ガラス板を用い、図11(車内視)に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作し、アンテナ利得の測定を行った。図11は、後部窓ガラス板に、例1とは異なる地上波デジタルテレビ用アンテナ導体とデフォッガの他に、本発明と直接関係のないAM放送用のアンテナ導体とFM放送用のアンテナ導体を実際の自動車と同じように設けた。また、調整エレメントとして上方延伸エレメント13をバスバ5aに接続した。図11のデフォッガに設けられた短絡線18が後部窓ガラス板の左右方向の中心である。各部の寸法は以下のとおりである。
T1:165mm、T2:150mm、T3:155mm、T4:50mm、T5:20mm、T6:25mm、T7:33mm、H1:510mm、H2:13mm、H3:30mm、A1:20mm、A2:100mm、A3:40mm、A4:50mm、A5:10mm、F1:420mm、E2:10mm、アンテナ導体の線幅:0.7mm、AM・FM放送用のアンテナ導体の線幅:0.7mm、各ヒータ線7の線幅:1mm、上方延伸エレメント13の導体幅:3mm。
測定は、水平編波473〜575MHz(優先帯域)を6MHz毎、587〜713MHz(非優先帯域)を18MHz毎に周波数を変化させて測定し、これらの周波数毎の平均アンテナ利得を採用した。平均アンテナ利得は、自動車後方を0「ゼロ」°とし、自動車右方向を+90°とし、自動車前方を+180°とする場合、水平方向の−90°〜+90°(自動車正背面(Back))で自動車を回転(3°毎)させて測定したアンテナ利得の平均値とした。
図11において、上方延伸エレメント13の縦方向の導体長E1の長さを60〜140mmの間を10mm毎に変化させて上記の測定をし、その結果を図12に示す。横軸が上方延伸エレメントの縦方向の導体長、縦軸がアンテナ利得である。図12からわかるように、上方延伸エレメントが80〜140mmのときに優れた性能を示す。また上方延伸エレメントの長さを変化させることによってアンテナ利得が変化するため、容易に最適化できる。
例4(実施例)
例3と同様に、図13に示すような後部窓ガラス板に地上波デジタルテレビ用アンテナ導体、デフォッガ、AM放送用のアンテナ導体及びFM放送用のアンテナ導体を設け、さらに、調整エレメントとして側方延伸エレメント33をバスバ5aに接続した。例3と同じものは省略し、各部の寸法を以下に示す。
H4:150mm。
測定は、例3と同じ方法とした。図13において、側方延伸エレメント33の導体長E3の長さを60〜100mmの間を5mm毎に変化させて測定した。その結果を図14に示す。横軸が側方延伸エレメントの導体長、縦軸がアンテナ利得である。図14からわかるように、上方延伸エレメントが65〜90mmのときに優れた性能を示す。また側方延伸エレメントの長さを変化させることによってアンテナ利得も変化するため、容易に最適化できる。
例5(実施例)
自動車に取り付けられた後部窓ガラス板を用い、図15(車内視)に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作し、アンテナ利得の測定を行った。また、本発明と直接関係のないAM・FM放送用のアンテナ導体を設けた。図15は、調整エレメントとして容量結合導体3を地上波デジタルテレビ用アンテナ導体1に近接させ、さらにヒータ線に短絡線8を設けた。また、バスバ5aに下方容量結合エレメント23を接続した。各部の寸法は以下のとおりである。
E4:105mm、E5:100mm、E6:25mm、E7:5mm、E8:5mm、T8:90mm、T9:25mm、T10(アンテナ導体1の隣接する上方2本の導体間隔も同じ):5mm、T11:130mm、T12:15mm、T13:50mm、H5:50mm、H6:35mm、A6:40mm、A7:50mm、A8:40mm、A9:65mm、A10:35mm、アンテナ導体の線幅:0.7mm、AM・FM放送用のアンテナ導体の線幅:0.7mm、各ヒータ線7の線幅:1mm、下方容量結合エレメント23の導体幅:3mm、アンテナ導体1の給電部:15×13mm、AM・FM放送用のアンテナ導体の給電部:12×12mm、容量結合導体3とアンテナ導体1との容量結合幅:45mm。
測定は、水平偏波473〜713MHzの範囲で6MHz毎に周波数を変化させ、これらの周波数毎の平均アンテナ利得を採用した。その他は例1と同じ方法である。
図15において、デフォッガに電気的に結合するアース側給電部9と受信機のアース側端子とを接続させた場合(実施例)と、アース側給電部9の接続を外した場合(比較例)とを測定し、その結果を図16に示す。
図16は横軸が周波数、縦軸がアンテナ利得である。図16からわかるように、アース側給電部と受信機のアース側端子とを接続することによって、大幅にアンテナ利得が向上する。
また図15において、下方容量結合エレメント23を設けた場合と、下方容量結合エレメント23を設けなかった場合とを測定し、その結果を図17に示す。図17からわかるように下方容量結合エレメントを設けることによって、アンテナ利得が向上する。
例6(実施例)
例5と同様に、図18(車内視)に示すような自動車用高周波ガラスアンテナを製作し、アンテナ利得の測定を行った。また、本発明と直接関係のないAM・FM放送用のアンテナ導体を設けた。図18は、アース側給電部9とデフォッガとの電気的接続をバスバ5aとの容量結合とし、アース側給電部9から下方に延伸させたデフォッガ容量結合導体22を設けた。また、調整エレメントとして、アンテナ導体に近接させ最高位のヒータ線に接続させた第1の容量結合導体3と、アンテナ導体1に近接させアース側給電部9に接続させた第2の容量結合導体36と、デフォッガ容量結合導体22に接続された上方延伸エレメント13の、3つの調整エレメントを設けた。さらに第1の容量結合導体3と接続するヒータ線に短絡線8を設けた。各部の寸法は以下のとおりである。
E1:70mm、E4:70mm、E5:65mm、E6:50mm、E7(第2の容量結合導体36とアンテナ導体1との間隔も同じ):5mm、E8:5mm、E9:33mm、E10:30mm、T13:20mm、T14:100mm、T15:130mm、T16(アンテナ導体1の隣接する各導体間隔も同じ):5mm、H5:50mm、H6:35mm、A8:40mm、A10:35mm、A11:124mm、アンテナ導体の線幅:0.7mm、AM・FM放送用のアンテナ導体の線幅:0.7mm、各ヒータ線7の線幅:1mm、上方延伸エレメント13、下方容量結合エレメント23、第2の容量結合導体36の付設部の導体幅:3mm、アンテナ導体1の給電部、アース側給電部:12×12mm、AM・FM放送用のアンテナ導体の給電部:12×12mm、第1の容量結合導体3とアンテナ導体1との容量結合幅:55mm。
測定は、水平偏波473〜713MHzの範囲で6MHz毎に周波数を変化させ、これらの周波数毎の平均アンテナ利得を採用した。その他は例1と同じ方法である。
図18において、デフォッガ容量結合導体22と上方延伸エレメント13とを設けた場合(実施例:DEF容量結合有り)と、デフォッガ容量結合導体22と上方延伸エレメント13とを設けなかった場合(比較例:DEF容量結合無し)とを測定し、その結果を図19に示す。
図19は横軸が周波数、縦軸がアンテナ利得である。図19からわかるように、アース側給電部9とデフォッガ容量結合導体22と上方延伸エレメント13とを接続し、アース側給電部9とデフォッガのバスバ5aとを容量結合を介して電気的に接続させることによって、高周波側は同等であるが、地上波デジタルテレビ放送の優先帯域である低周波側のアンテナ利得が向上する。
また図18において、第1の容量結合導体3を設けた場合と、第1の容量結合導体3を設けなかった場合とを測定し、その結果を図20に示す。図20からわかるように第1の容量結合導体3を設けることによって、アンテナ利得が向上する。
本発明は、地上波デジタルテレビ放送、UHF帯のアナログテレビ放送及び米国のデジタルテレビ放送、欧州連合地域のデジタルテレビ放送又は中華人民共和国のデジタルテレビ放送を受信する自動車用ガラスアンテナに利用される。その他、日本のFM放送帯(76〜90MHz)、米国のFM放送帯(88〜108MHz)、テレビVHF帯(90〜108MHz、170〜222MHz)、自動車電話用の800MHz帯(810〜960MHz)、自動車電話用の1.5GHz帯(1.429〜1.501GHz)、UHF帯(300MHz〜3GHz)、GPS(Global Positioning System)、人工衛星のGPS信号1575.42MHz)にも利用できる。
さらに、専用狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication、915MHz帯)及び自動車用キーレスエントリィシステム(300〜450MHz)の通信にも利用できる。

なお、2007年6月22日に出願された日本特許出願2007−165077号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (20)

  1. 多数本のヒータ線と該ヒータ線に給電する複数のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガと、アンテナ導体と、該アンテナ導体用の給電部と、アース導体と、該アース導体用のアース側給電部と、が自動車の後部窓ガラス板に設けられており、前記アース側給電部を接地基準として前記アンテナ導体による受信信号が前記給電部から取り出し可能な自動車用ガラスアンテナにおいて、
    前記デフォッガが前記アース導体の少なくとも一部であり、
    前記アース側給電部は、前記デフォッガと電気的に接続されていることを特徴とする自動車用高周波ガラスアンテナ。
  2. 前記アース側給電部は、前記複数のバスバのうちの、前記給電部に最も近いバスバに設けられた請求項1に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  3. 前記アース側給電部は、デフォッガ接続導体を介して前記デフォッガと直流的に接続された請求項1に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  4. 前記アース側給電部は、容量結合を介して前記デフォッガと電気的に接続された請求項1に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  5. 前記アース導体は、前記デフォッガ及び前記アース側給電部の少なくとも一方に接続される調整エレメントを含む請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  6. 前記調整エレメントは、前記デフォッガ及び前記アース側給電部の少なくとも一方を起点に前記アンテナ導体と近接して容量結合されるように付設されている容量結合導体を有する請求項5に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  7. 前記アース導体は、前記容量結合導体が前記ヒータ線を起点に付設されており、前記容量結合導体と前記ヒータ線との接続部を起点又は起点近傍に前記多数本のヒータ線のうち少なくとも2本を縦断するように伸長する短絡線を有する請求項6に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  8. 前記アンテナ導体と前記容量結合導体との容量結合している部分の平均間隔が、0.1〜30mmである請求項6または7に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  9. 所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、
    前記容量結合導体の前記ヒータ線との接続部から前記複数のバスバのうち該接続部に最も近いバスバまでの前記ヒータ線の導体長が、(1/8)・(λ/4)〜(5/4)・(λ/4)である請求項6〜8のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  10. 前記容量結合導体の前記ヒータ線との接続部から前記複数のバスバのうち該接続部に最も近いバスバまでの前記ヒータ線の導体長が、10〜100mmである請求項6〜9のいずれかに記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  11. 前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、後部窓ガラス板の形状に沿って上方に向かって伸長する上方延伸エレメントを有する請求項5に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  12. 所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、
    前記上方延伸エレメントの導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)である請求項11に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  13. 前記上方延伸エレメントの導体長が、70mm〜150mmである請求項11または12に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  14. 前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、近接するバスバに沿って下方に向かって伸長して該バスバと容量結合する下方容量結合エレメントを有する請求項5に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  15. 所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、
    前記下方容量結合エレメントの導体長が、(7/8)・(λ/4)〜(15/8)・(λ/4)である請求項14に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  16. 前記下方容量結合エレメントの導体長が、70〜150mmである請求項14または15に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  17. 前記調整エレメントは、前記アース側給電部に最も近いバスバに付設され、該バスバは、接続する最上位のヒータ線との接続部より上方に延設されており、該バスバの上端または上端近傍から前記ヒータ線と平行に伸長される側方延伸エレメントを有する請求項5に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  18. 所望の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλといい、ガラス波長短縮率をkといい、k=0.64とし、λ=λ・kとしたとき、
    前記側方延伸エレメントの導体長が、(5/8)・(λ/4)〜(19/16)・(λ/4)である請求項17に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  19. 前記側方延伸エレメントの導体長が、50〜95mmである請求項17または18に記載の自動車用高周波ガラスアンテナ。
  20. 請求項1〜19のいずれかに記載されている自動車用高周波ガラスアンテナが設けられている後部窓ガラス板。
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