JP2003168908A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents
自動車用ガラスアンテナ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】生産性を向上させる自動車用ガラスアンテナ装
置を提供する。 【解決手段】アンテナ導体4とデフォッガ3とが後部窓
ガラス板1に設けられ、アンテナ導体4の給電点6とリ
ード線6pとが接続され、同軸ケーブル9の内側導体9
aとリード線6pとがコネクタ7により接続され、バス
バ5aと第1のデフォッガ用リード線5p1とが接続さ
れ、接地と第2のデフォッガ用リード線5p2とが接続
され、第1のデフォッガ用リード線5p1と第2のデフ
ォッガ用リード線5p2とがコネクタ7により接続され
る。
置を提供する。 【解決手段】アンテナ導体4とデフォッガ3とが後部窓
ガラス板1に設けられ、アンテナ導体4の給電点6とリ
ード線6pとが接続され、同軸ケーブル9の内側導体9
aとリード線6pとがコネクタ7により接続され、バス
バ5aと第1のデフォッガ用リード線5p1とが接続さ
れ、接地と第2のデフォッガ用リード線5p2とが接続
され、第1のデフォッガ用リード線5p1と第2のデフ
ォッガ用リード線5p2とがコネクタ7により接続され
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ及びテレビ
放送等の受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用ガラスアンテナ装置で
は、複数本のヒータ線と、該ヒータ線に給電する複数の
バスバを有する通電加熱式のデフォッガとが自動車の後
部窓ガラス板に設けられ、後部窓ガラス板のデフォッガ
の領域外にアンテナ導体とアンテナ導体の給電点とが設
けられ、一のバスバと直流電源とがフィルタ回路を介し
て接続され、他のバスバと接地とが接続されていた。 【0003】この従来例においては、アンテナ導体の給
電点とリード線とが接続され、同軸ケーブルの内側導体
が受信機側に接続され、リード線と同軸ケーブルの内側
導体とがコネクタにより接続されていた。また、他のバ
スバと第1のデフォッガ用リード線とが接続され、接地
と第2のデフォッガ用リード線とが接続され、第1のデ
フォッガ用リード線と第2のデフォッガ用リード線とが
上記コネクタとは別のコネクタにより接続されていた。 【0004】しかし、この従来例は、コネクタが2つ設
けられているため、コネクタの接続する工程が増え、生
産性が悪く、誤接続の原因にもなる問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消する自動車用ガラスアンテナ装
置の提供を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数本のヒー
タ線と、該ヒータ線に給電する複数のバスバとを有する
通電加熱式のデフォッガが自動車の後部窓ガラス板に設
けられ、後部窓ガラス板のデフォッガの領域外にアンテ
ナ導体とアンテナ導体の給電点とが設けられ、一のバス
バと直流電源とが直接又はフィルタ回路を介して接続さ
れ、他のバスバと接地とが接続されており、アンテナ導
体に励起する受信信号が同軸ケーブルにより受信機に送
られる自動車用ガラスアンテナ装置において、アンテナ
導体の給電点とリード線とが接続され、同軸ケーブルの
内側導体とリード線とがコネクタにより接続されてお
り、他のバスバと第1のデフォッガ用リード線とが接続
され、接地と第2のデフォッガ用リード線とが接続さ
れ、第1のデフォッガ用リード線と第2のデフォッガ用
リード線とが上記コネクタにより接続されていることを
特徴とする自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。 【0007】また、本発明では、複数本のヒータ線と、
該ヒータ線に給電する複数のバスバを有する通電加熱式
のデフォッガとが自動車の後部窓ガラス板に設けられ、
後部窓ガラス板のデフォッガの領域外に第1のアンテナ
導体と第1のアンテナ導体の給電点とが設けられ、一の
バスバと直流電源とが直接又はフィルタ回路を介して接
続され、他のバスバと接地とが接続されており、第1の
アンテナ導体に励起する受信信号が第1の同軸ケーブル
により受信機に送られる自動車用ガラスアンテナ装置に
おいて、第1のアンテナ導体の給電点と第1のリード線
とが接続され、第1のリード線と第1の同軸ケーブルの
内側導体とがコネクタにより接続されており、第2のア
ンテナ導体と第2のアンテナ導体の給電点とが後部窓ガ
ラス板に設けられ、第2のアンテナ導体に励起する受信
信号が第2の同軸ケーブルにより受信機に送られ、第2
のアンテナ導体の給電点と第2のリード線とが接続さ
れ、第2のリード線と第2の同軸ケーブルの内側導体と
が上記コネクタにより接続されており、他のバスバと第
1のデフォッガ用リード線とが接続され、接地と第2の
デフォッガ用リード線とが接続され、第1のデフォッガ
用リード線と第2のデフォッガ用リード線とが上記コネ
クタにより接続されていることが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。 【0009】図1において、1は自動車の後部窓ガラス
板、2はヒータ線、3はデフォッガ、4は第1のアンテ
ナ導体、5aはバスバ(デフォッガの陰極)、5bはバ
スバ(デフォッガの陽極)、5p1は第1のデフォッガ
用リード線、5p2は第2のデフォッガ用リード線、6
は第1のアンテナ導体4の給電点、6pは第1のリード
線、7はコネクタ、9は第1の同軸ケーブル、9aは第
1の同軸ケーブル9の内側導体、9bは第1の同軸ケー
ブル9の外側導体、10は直流電源、11はコンデン
サ、12はコイル、14は第2のアンテナ導体、16は
第2のアンテナ導体14の給電点、16pは第2のリー
ド線、19は第2の同軸ケーブル、19aは第2の同軸
ケーブル9の内側導体、19bは第2の同軸ケーブル9
の外側導体、18(破線内)はフィルタ回路である。 【0010】図1に示すとおり、本発明では、複数本の
ヒータ線2と、ヒータ線2に給電する複数のバスバ5
a、5bを有する通電加熱式のデフォッガ3とが後部窓
ガラス板1に設けられている。 【0011】後部窓ガラス板1のデフォッガ3の領域外
に第1のアンテナ導体4と第1のアンテナ導体4の給電
点6とが設けられる。バスバ5aと直流電源10とがフ
ィルタ回路18を介して接続されている。デフォッガ3
には直流電源10から直流電流が通電される。なお、バ
スバ5aと直流電源10とが直接接続されていてもよ
い。また、バスバ5bと接地とが接続されている。 【0012】給電点6と第1のリード線6pとが接続さ
れ、第1のリード線6pと内側導体9aとがコネクタ7
により接続されていることにより、第1のアンテナ導体
4に励起する受信信号が第1の同軸ケーブル9により受
信機(不図示)に送られる。 【0013】第2のアンテナ導体14と給電点16とが
後部窓ガラス板1に設けられている。給電点16と第2
のリード線16pとが接続され、第2のリード線16p
と内側導体19aとがコネクタ7により接続されている
ことにより、第2のアンテナ導体14に励起する受信信
号が第2の同軸ケーブル19により受信機に送られる。 【0014】バスバ5aと第1のデフォッガ用リード線
5p1とが接続され、接地と第2のデフォッガ用リード
線5p2とが接続され、第1のデフォッガ用リード線5
p1と第2のデフォッガ用リード線5p2とがコネクタ
7により接続されている。 【0015】第1のアンテナ導体4と第2のアンテナ導
体14とは、後部窓ガラス板1に両者が設けられていて
もよいし、どちらか一方が設けられていてもよい。ま
た、図1では、第1のアンテナ導体4及び第2のアンテ
ナ導体14は、後部ガラス板1のデフォッガ3より上方
の余白部に設けられており、第2のアンテナ導体14は
第1のアンテナ導体4とデフォッガ3との間に設けられ
ているが、これに限定されず、第2のアンテナ導体14
が後部ガラス板1のデフォッガ3より下方の余白部に設
けられていてもよい。 【0016】第1のアンテナ導体4又は第2のアンテナ
導体14とデフォッガ3とは、容量結合していないか、
又は、50pF以下で容量結合していることが好まし
い。この容量結合の容量が50pFを超えると、50p
F以下である場合と比較してS/N比が悪くなる。 【0017】フィルタ回路18は、図1に示す回路構成
に限定されず、コイル12の代わりに又はコイル12と
ともにチョークコイルを備えていてもよい。 【0018】図2は、コネクタ7が後部窓ガラス板1近
傍の車体(図2ではピラー)に接続されていることを示
す構成図である。図3はコネクタ7付近の構成を示す斜
視図である。図3に示すとおり、コネクタ7は、コネク
タ7aとコネクタ7bとから構成されており、コネクタ
7a又はコネクタ7bのどちらかが雄型コネクタであ
り、残る一方が雌雄型コネクタである。 【0019】図2、3に示す態様は金属板8を有してい
る。金属板8には孔8bが設けられており、孔8bを貫
通するボルト(不図示)により、第1の同軸ケーブル
9、第2の同軸ケーブル19及び第2のデフォッガ用リ
ード線5p2は車体に取り付けられる。また、外側導体
9b、外側導体19b及び第2のデフォッガ用リード線
5p2は、金属板8により車体(特に金属部分)に接続
されている。車体にはこのボルトが挿入できる孔(不図
示)が設けられている。なお、外側導体9b、外側導体
19bは金属板8に半田により固着かつ接続されてい
る。 【0020】図3に示すとおり、金属板8の先端部より
延長された金属片8aを折り曲げ、金属片8aと金属板
8との間に第2のデフォッガ用リード線5p2を挟み込
むようにして、第2のデフォッガ用リード線5p2は金
属板8に固着かつ接続されている。しかし、この手段に
限定されず、孔8bを貫通する前記ボルトに第2のデフ
ォッガ用リード線5p2を巻きつけ、ボルトを締めるこ
とにより、第2のデフォッガ用リード線5p2を金属板
8に固着かつ接続してもよい。さらに、第2のデフォッ
ガ用リード線5p2を金属板8に溶接、半田、導電性接
着剤等により固着かつ接続してもよい。 【0021】アンテナ導体4、14、ヒータ線2及びバ
スバ5a、5b等は、通常、銀ペースト等の、導電性金
属を含有するペーストを後部窓ガラス板1の車内側表面
にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成
方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体
又は箔状体を、後部窓ガラス板1の車内側表面又は車外
側表面に形成してもよく、後部窓ガラス板1自身の内部
に設けてもよい。 【0022】本発明において、アンテナ導体4と受信機
との間に前置増幅器を設けてもよいし、アンテナ導体1
4と受信機との間に前置増幅器を設けてもよい。 【0023】 【発明の効果】本発明では、コネクタが1つだけ設けら
れているため、コネクタの接続する工程が減り、生産性
が向上し、誤接続にならない。
放送等の受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用ガラスアンテナ装置で
は、複数本のヒータ線と、該ヒータ線に給電する複数の
バスバを有する通電加熱式のデフォッガとが自動車の後
部窓ガラス板に設けられ、後部窓ガラス板のデフォッガ
の領域外にアンテナ導体とアンテナ導体の給電点とが設
けられ、一のバスバと直流電源とがフィルタ回路を介し
て接続され、他のバスバと接地とが接続されていた。 【0003】この従来例においては、アンテナ導体の給
電点とリード線とが接続され、同軸ケーブルの内側導体
が受信機側に接続され、リード線と同軸ケーブルの内側
導体とがコネクタにより接続されていた。また、他のバ
スバと第1のデフォッガ用リード線とが接続され、接地
と第2のデフォッガ用リード線とが接続され、第1のデ
フォッガ用リード線と第2のデフォッガ用リード線とが
上記コネクタとは別のコネクタにより接続されていた。 【0004】しかし、この従来例は、コネクタが2つ設
けられているため、コネクタの接続する工程が増え、生
産性が悪く、誤接続の原因にもなる問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消する自動車用ガラスアンテナ装
置の提供を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数本のヒー
タ線と、該ヒータ線に給電する複数のバスバとを有する
通電加熱式のデフォッガが自動車の後部窓ガラス板に設
けられ、後部窓ガラス板のデフォッガの領域外にアンテ
ナ導体とアンテナ導体の給電点とが設けられ、一のバス
バと直流電源とが直接又はフィルタ回路を介して接続さ
れ、他のバスバと接地とが接続されており、アンテナ導
体に励起する受信信号が同軸ケーブルにより受信機に送
られる自動車用ガラスアンテナ装置において、アンテナ
導体の給電点とリード線とが接続され、同軸ケーブルの
内側導体とリード線とがコネクタにより接続されてお
り、他のバスバと第1のデフォッガ用リード線とが接続
され、接地と第2のデフォッガ用リード線とが接続さ
れ、第1のデフォッガ用リード線と第2のデフォッガ用
リード線とが上記コネクタにより接続されていることを
特徴とする自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。 【0007】また、本発明では、複数本のヒータ線と、
該ヒータ線に給電する複数のバスバを有する通電加熱式
のデフォッガとが自動車の後部窓ガラス板に設けられ、
後部窓ガラス板のデフォッガの領域外に第1のアンテナ
導体と第1のアンテナ導体の給電点とが設けられ、一の
バスバと直流電源とが直接又はフィルタ回路を介して接
続され、他のバスバと接地とが接続されており、第1の
アンテナ導体に励起する受信信号が第1の同軸ケーブル
により受信機に送られる自動車用ガラスアンテナ装置に
おいて、第1のアンテナ導体の給電点と第1のリード線
とが接続され、第1のリード線と第1の同軸ケーブルの
内側導体とがコネクタにより接続されており、第2のア
ンテナ導体と第2のアンテナ導体の給電点とが後部窓ガ
ラス板に設けられ、第2のアンテナ導体に励起する受信
信号が第2の同軸ケーブルにより受信機に送られ、第2
のアンテナ導体の給電点と第2のリード線とが接続さ
れ、第2のリード線と第2の同軸ケーブルの内側導体と
が上記コネクタにより接続されており、他のバスバと第
1のデフォッガ用リード線とが接続され、接地と第2の
デフォッガ用リード線とが接続され、第1のデフォッガ
用リード線と第2のデフォッガ用リード線とが上記コネ
クタにより接続されていることが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。 【0009】図1において、1は自動車の後部窓ガラス
板、2はヒータ線、3はデフォッガ、4は第1のアンテ
ナ導体、5aはバスバ(デフォッガの陰極)、5bはバ
スバ(デフォッガの陽極)、5p1は第1のデフォッガ
用リード線、5p2は第2のデフォッガ用リード線、6
は第1のアンテナ導体4の給電点、6pは第1のリード
線、7はコネクタ、9は第1の同軸ケーブル、9aは第
1の同軸ケーブル9の内側導体、9bは第1の同軸ケー
ブル9の外側導体、10は直流電源、11はコンデン
サ、12はコイル、14は第2のアンテナ導体、16は
第2のアンテナ導体14の給電点、16pは第2のリー
ド線、19は第2の同軸ケーブル、19aは第2の同軸
ケーブル9の内側導体、19bは第2の同軸ケーブル9
の外側導体、18(破線内)はフィルタ回路である。 【0010】図1に示すとおり、本発明では、複数本の
ヒータ線2と、ヒータ線2に給電する複数のバスバ5
a、5bを有する通電加熱式のデフォッガ3とが後部窓
ガラス板1に設けられている。 【0011】後部窓ガラス板1のデフォッガ3の領域外
に第1のアンテナ導体4と第1のアンテナ導体4の給電
点6とが設けられる。バスバ5aと直流電源10とがフ
ィルタ回路18を介して接続されている。デフォッガ3
には直流電源10から直流電流が通電される。なお、バ
スバ5aと直流電源10とが直接接続されていてもよ
い。また、バスバ5bと接地とが接続されている。 【0012】給電点6と第1のリード線6pとが接続さ
れ、第1のリード線6pと内側導体9aとがコネクタ7
により接続されていることにより、第1のアンテナ導体
4に励起する受信信号が第1の同軸ケーブル9により受
信機(不図示)に送られる。 【0013】第2のアンテナ導体14と給電点16とが
後部窓ガラス板1に設けられている。給電点16と第2
のリード線16pとが接続され、第2のリード線16p
と内側導体19aとがコネクタ7により接続されている
ことにより、第2のアンテナ導体14に励起する受信信
号が第2の同軸ケーブル19により受信機に送られる。 【0014】バスバ5aと第1のデフォッガ用リード線
5p1とが接続され、接地と第2のデフォッガ用リード
線5p2とが接続され、第1のデフォッガ用リード線5
p1と第2のデフォッガ用リード線5p2とがコネクタ
7により接続されている。 【0015】第1のアンテナ導体4と第2のアンテナ導
体14とは、後部窓ガラス板1に両者が設けられていて
もよいし、どちらか一方が設けられていてもよい。ま
た、図1では、第1のアンテナ導体4及び第2のアンテ
ナ導体14は、後部ガラス板1のデフォッガ3より上方
の余白部に設けられており、第2のアンテナ導体14は
第1のアンテナ導体4とデフォッガ3との間に設けられ
ているが、これに限定されず、第2のアンテナ導体14
が後部ガラス板1のデフォッガ3より下方の余白部に設
けられていてもよい。 【0016】第1のアンテナ導体4又は第2のアンテナ
導体14とデフォッガ3とは、容量結合していないか、
又は、50pF以下で容量結合していることが好まし
い。この容量結合の容量が50pFを超えると、50p
F以下である場合と比較してS/N比が悪くなる。 【0017】フィルタ回路18は、図1に示す回路構成
に限定されず、コイル12の代わりに又はコイル12と
ともにチョークコイルを備えていてもよい。 【0018】図2は、コネクタ7が後部窓ガラス板1近
傍の車体(図2ではピラー)に接続されていることを示
す構成図である。図3はコネクタ7付近の構成を示す斜
視図である。図3に示すとおり、コネクタ7は、コネク
タ7aとコネクタ7bとから構成されており、コネクタ
7a又はコネクタ7bのどちらかが雄型コネクタであ
り、残る一方が雌雄型コネクタである。 【0019】図2、3に示す態様は金属板8を有してい
る。金属板8には孔8bが設けられており、孔8bを貫
通するボルト(不図示)により、第1の同軸ケーブル
9、第2の同軸ケーブル19及び第2のデフォッガ用リ
ード線5p2は車体に取り付けられる。また、外側導体
9b、外側導体19b及び第2のデフォッガ用リード線
5p2は、金属板8により車体(特に金属部分)に接続
されている。車体にはこのボルトが挿入できる孔(不図
示)が設けられている。なお、外側導体9b、外側導体
19bは金属板8に半田により固着かつ接続されてい
る。 【0020】図3に示すとおり、金属板8の先端部より
延長された金属片8aを折り曲げ、金属片8aと金属板
8との間に第2のデフォッガ用リード線5p2を挟み込
むようにして、第2のデフォッガ用リード線5p2は金
属板8に固着かつ接続されている。しかし、この手段に
限定されず、孔8bを貫通する前記ボルトに第2のデフ
ォッガ用リード線5p2を巻きつけ、ボルトを締めるこ
とにより、第2のデフォッガ用リード線5p2を金属板
8に固着かつ接続してもよい。さらに、第2のデフォッ
ガ用リード線5p2を金属板8に溶接、半田、導電性接
着剤等により固着かつ接続してもよい。 【0021】アンテナ導体4、14、ヒータ線2及びバ
スバ5a、5b等は、通常、銀ペースト等の、導電性金
属を含有するペーストを後部窓ガラス板1の車内側表面
にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成
方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体
又は箔状体を、後部窓ガラス板1の車内側表面又は車外
側表面に形成してもよく、後部窓ガラス板1自身の内部
に設けてもよい。 【0022】本発明において、アンテナ導体4と受信機
との間に前置増幅器を設けてもよいし、アンテナ導体1
4と受信機との間に前置増幅器を設けてもよい。 【0023】 【発明の効果】本発明では、コネクタが1つだけ設けら
れているため、コネクタの接続する工程が減り、生産性
が向上し、誤接続にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の一実施
例の構成図。 【図2】コネクタ7が後部窓ガラス板1近傍の車体に接
続されていることを示す構成図。 【図3】コネクタ7付近の構成を示す斜視図。 【符号の説明】 1:自動車の後部窓ガラス板 2:ヒータ線 3:デフォッガ 4:第1のアンテナ導体 5a、5b:バスバ 5p1:第1のデフォッガ用リード線 5p2:第2のデフォッガ用リード線 6:第1のアンテナ導体4の給電点 6p:第1のリード線 7:コネクタ 9:第1の同軸ケーブル 9a:第1の同軸ケーブル9の内側導体 9b:第1の同軸ケーブル9の外側導体 10:直流電源 11:コンデンサ 12:コイル 14:第2のアンテナ導体 16:第2のアンテナ導体14の給電点 16p:第2のリード線 19:第2の同軸ケーブル 19a:第2の同軸ケーブル19の内側導体 19b:第2の同軸ケーブル19の外側導体 18:フィルタ回路
例の構成図。 【図2】コネクタ7が後部窓ガラス板1近傍の車体に接
続されていることを示す構成図。 【図3】コネクタ7付近の構成を示す斜視図。 【符号の説明】 1:自動車の後部窓ガラス板 2:ヒータ線 3:デフォッガ 4:第1のアンテナ導体 5a、5b:バスバ 5p1:第1のデフォッガ用リード線 5p2:第2のデフォッガ用リード線 6:第1のアンテナ導体4の給電点 6p:第1のリード線 7:コネクタ 9:第1の同軸ケーブル 9a:第1の同軸ケーブル9の内側導体 9b:第1の同軸ケーブル9の外側導体 10:直流電源 11:コンデンサ 12:コイル 14:第2のアンテナ導体 16:第2のアンテナ導体14の給電点 16p:第2のリード線 19:第2の同軸ケーブル 19a:第2の同軸ケーブル19の内側導体 19b:第2の同軸ケーブル19の外側導体 18:フィルタ回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数本のヒータ線と、該ヒータ線に給電す
る複数のバスバとを有する通電加熱式のデフォッガが自
動車の後部窓ガラス板に設けられ、後部窓ガラス板のデ
フォッガの領域外にアンテナ導体とアンテナ導体の給電
点とが設けられ、一のバスバと直流電源とが直接又はフ
ィルタ回路を介して接続され、他のバスバと接地とが接
続されており、アンテナ導体に励起する受信信号が同軸
ケーブルにより受信機に送られる自動車用ガラスアンテ
ナ装置において、 アンテナ導体の給電点とリード線とが接続され、同軸ケ
ーブルの内側導体とリード線とがコネクタにより接続さ
れており、 他のバスバと第1のデフォッガ用リード線とが接続さ
れ、接地と第2のデフォッガ用リード線とが接続され、
第1のデフォッガ用リード線と第2のデフォッガ用リー
ド線とが上記コネクタにより接続されていることを特徴
とする自動車用ガラスアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364195A JP2003168908A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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2001
- 2001-11-29 JP JP2001364195A patent/JP2003168908A/ja active Pending
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JP2010186566A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Fujifilm Corp | アンテナ一体型発熱フィルム |
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