JPH09130120A - 自動車用ダイバーシティガラスアンテナ - Google Patents
自動車用ダイバーシティガラスアンテナInfo
- Publication number
- JPH09130120A JPH09130120A JP28614995A JP28614995A JPH09130120A JP H09130120 A JPH09130120 A JP H09130120A JP 28614995 A JP28614995 A JP 28614995A JP 28614995 A JP28614995 A JP 28614995A JP H09130120 A JPH09130120 A JP H09130120A
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- JP
- Japan
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- antenna conductor
- defogger
- antenna
- broadcast wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた受信感度のダイバーシティ受信を行う。
【解決手段】ガラス板１に、デフォッガに容量結合した
第１のアンテナ導体４とデフォッガと容量結合しない第
２のアンテナ導体５とを設け、容量値をＡＭ放送波帯で
高インピーダンスになるように選定したコンデンサ８に
より第２のアンテナ導体５とデフォッガとを接続し、第
１のアンテナ導体４と第２のアンテナ導体５とでダイバ
ーシティ受信を行う。
第１のアンテナ導体４とデフォッガと容量結合しない第
２のアンテナ導体５とを設け、容量値をＡＭ放送波帯で
高インピーダンスになるように選定したコンデンサ８に
より第２のアンテナ導体５とデフォッガとを接続し、第
１のアンテナ導体４と第２のアンテナ導体５とでダイバ
ーシティ受信を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＭ放送、ＦＭ放
送及びテレビ放送受信に適した自動車用ダイバーシティ
ガラスアンテナに関する。
送及びテレビ放送受信に適した自動車用ダイバーシティ
ガラスアンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４、図５に示すように、自動車
の後部窓のガラス板１にヒータ線２とヒータ線２に給電
するバスバ３ａ、３ｂ、３ｃとを有する通電加熱式のデ
フォッガを設け、バスバ３ａ、３ｂとデフォッガ用の直
流電源１１間にチョークコイル９を挿入し、後部窓のガ
ラス板１にデフォッガとの間で直流電流の送受は行われ
ないが高周波電流の送受は行われるように所定間隔をお
いて近接させて容量結合させた第１のアンテナ導体４を
設け、さらに、デフォッガと容量結合していない第２の
アンテナ導体５を設け、第１のアンテナ導体４と第２の
アンテナ導体５との受信信号のうち強い方の受信信号を
使用するダイバーシティ受信が行われていた。
の後部窓のガラス板１にヒータ線２とヒータ線２に給電
するバスバ３ａ、３ｂ、３ｃとを有する通電加熱式のデ
フォッガを設け、バスバ３ａ、３ｂとデフォッガ用の直
流電源１１間にチョークコイル９を挿入し、後部窓のガ
ラス板１にデフォッガとの間で直流電流の送受は行われ
ないが高周波電流の送受は行われるように所定間隔をお
いて近接させて容量結合させた第１のアンテナ導体４を
設け、さらに、デフォッガと容量結合していない第２の
アンテナ導体５を設け、第１のアンテナ導体４と第２の
アンテナ導体５との受信信号のうち強い方の受信信号を
使用するダイバーシティ受信が行われていた。
【０００３】図４、図５において、図４に示す第２のア
ンテナ導体５はデフォッガと直流的に接続されていな
く、図５に示す第２にアンテナ導体５とデフォッガとは
接続線２０により直流的に接続されていた。なお、図
４、図５において、６、７は同軸ケーブルであり、図４
では、図５に示すチョークコイル９、コンデンサ１０、
直流電源１１及び高周波コイル１２ａ、１２ｂは省略し
た。
ンテナ導体５はデフォッガと直流的に接続されていな
く、図５に示す第２にアンテナ導体５とデフォッガとは
接続線２０により直流的に接続されていた。なお、図
４、図５において、６、７は同軸ケーブルであり、図４
では、図５に示すチョークコイル９、コンデンサ１０、
直流電源１１及び高周波コイル１２ａ、１２ｂは省略し
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図４、図５に示す従来
例において、第１のアンテナ導体４はＡＭ放送及びＦＭ
放送受信兼用であり、第２のアンテナ導体５はＦＭ放送
受信専用である。
例において、第１のアンテナ導体４はＡＭ放送及びＦＭ
放送受信兼用であり、第２のアンテナ導体５はＦＭ放送
受信専用である。
【０００５】また、図５のように第２のアンテナ導体５
をデフォッガと直流的に接続する場合には、図４のよう
に第２のアンテナ導体５をデフォッガと直流的に接続し
ない場合（図２の黒四角の受信感度特性）に比較して、
図２の白四角の受信感度特性に示すように第２のアンテ
ナ導体５のＦＭ放送の受信感度が高くなる。これはデフ
ォッガに誘起されたＦＭ放送波信号の高周波電流を有効
に利用できるためである。
をデフォッガと直流的に接続する場合には、図４のよう
に第２のアンテナ導体５をデフォッガと直流的に接続し
ない場合（図２の黒四角の受信感度特性）に比較して、
図２の白四角の受信感度特性に示すように第２のアンテ
ナ導体５のＦＭ放送の受信感度が高くなる。これはデフ
ォッガに誘起されたＦＭ放送波信号の高周波電流を有効
に利用できるためである。
【０００６】しかし、第２のアンテナ導体５をデフォッ
ガと直流的に接続しない場合（図３の黒四角の受信感度
特性）に比較して、図５のように第２のアンテナ導体５
をデフォッガと直流的に接続する場合には、第１のアン
テナ導体４のＡＭ放送の受信感度は図３の白四角の受信
感度特性に示すように低くなる。
ガと直流的に接続しない場合（図３の黒四角の受信感度
特性）に比較して、図５のように第２のアンテナ導体５
をデフォッガと直流的に接続する場合には、第１のアン
テナ導体４のＡＭ放送の受信感度は図３の白四角の受信
感度特性に示すように低くなる。
【０００７】これはデフォッガに誘起されたＡＭ放送波
信号の高周波電流が、第２のアンテナ導体５の同軸ケー
ブル７を介して車体アースに漏れているためである。換
言すれば、同軸ケーブル７の芯線と網線の間の静電容量
が大きいため、芯線を流れるＡＭ放送波信号の高周波電
流が網線に漏れて車体アースに流れてしまっているため
と考えられる。
信号の高周波電流が、第２のアンテナ導体５の同軸ケー
ブル７を介して車体アースに漏れているためである。換
言すれば、同軸ケーブル７の芯線と網線の間の静電容量
が大きいため、芯線を流れるＡＭ放送波信号の高周波電
流が網線に漏れて車体アースに流れてしまっているため
と考えられる。
【０００８】本発明は、従来の自動車用ダイバーシティ
ガラスアンテナにみられた上記問題点を解消し、ＦＭ放
送とＡＭ放送との受信感度の向上を両立させた自動車用
ダイバーシティガラスアンテナを新規に提供する。
ガラスアンテナにみられた上記問題点を解消し、ＦＭ放
送とＡＭ放送との受信感度の向上を両立させた自動車用
ダイバーシティガラスアンテナを新規に提供する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、自動車の後部窓のガラス
板にヒータ線とヒータ線に給電するバスバとを有する通
電加熱式のデフォッガを設け、バスバとデフォッガ用の
直流電源間にチョークコイルを接続し、後部窓のガラス
板にデフォッガと所定間隔をおいて近接させて容量結合
させた第１のアンテナ導体を設け、さらに、デフォッガ
と容量結合させない第２のアンテナ導体を設け、容量値
がＡＭ放送波帯で高インピーダンスになり、ＦＭ放送波
帯で低インピーダンスになるように選定したコンデンサ
により、第２のアンテナ導体とデフォッガとを接続し、
第１のアンテナ導体と第２のアンテナ導体との受信信号
のうち強い方の受信信号を使用することを特徴とする自
動車用ダイバーシティガラスアンテナを提供する。
決すべくなされたものであり、自動車の後部窓のガラス
板にヒータ線とヒータ線に給電するバスバとを有する通
電加熱式のデフォッガを設け、バスバとデフォッガ用の
直流電源間にチョークコイルを接続し、後部窓のガラス
板にデフォッガと所定間隔をおいて近接させて容量結合
させた第１のアンテナ導体を設け、さらに、デフォッガ
と容量結合させない第２のアンテナ導体を設け、容量値
がＡＭ放送波帯で高インピーダンスになり、ＦＭ放送波
帯で低インピーダンスになるように選定したコンデンサ
により、第２のアンテナ導体とデフォッガとを接続し、
第１のアンテナ導体と第２のアンテナ導体との受信信号
のうち強い方の受信信号を使用することを特徴とする自
動車用ダイバーシティガラスアンテナを提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用ダイバーシティ
ガラスアンテナの代表例の基本的構成を図１に示す。図
１において、２１はデフォッガの分岐線、４１は第１の
アンテナ導体４の給電点、４２は第１のアンテナ導体４
のループ部と給電点４１を接続する接続導体、５１は第
２のアンテナ導体５の給電点、８は第２のアンテナ導体
５とデフォッガを接続するコンデンサである。また、図
１において、図５と同番号、同符号の部分の名称は図５
と同名称とし、図１では、図５に示すチョークコイル
９、コンデンサ１０、直流電源１１及び高周波コイル１
２ａ、１２ｂは省略した。
ガラスアンテナの代表例の基本的構成を図１に示す。図
１において、２１はデフォッガの分岐線、４１は第１の
アンテナ導体４の給電点、４２は第１のアンテナ導体４
のループ部と給電点４１を接続する接続導体、５１は第
２のアンテナ導体５の給電点、８は第２のアンテナ導体
５とデフォッガを接続するコンデンサである。また、図
１において、図５と同番号、同符号の部分の名称は図５
と同名称とし、図１では、図５に示すチョークコイル
９、コンデンサ１０、直流電源１１及び高周波コイル１
２ａ、１２ｂは省略した。
【００１１】図１では、ガラス板１のデフォッガより上
部の余白部に第１のアンテナ導体４が設けられている。
第１のアンテナ導体４とデフォッガの分岐線２１とは、
所定間隔をおいて近接されており、この近接により第１
のアンテナ導体４とデフォッガとは、両者間で直流電流
の送受は行われないが、中高周波電流の送受は行われる
ように容量結合されている。
部の余白部に第１のアンテナ導体４が設けられている。
第１のアンテナ導体４とデフォッガの分岐線２１とは、
所定間隔をおいて近接されており、この近接により第１
のアンテナ導体４とデフォッガとは、両者間で直流電流
の送受は行われないが、中高周波電流の送受は行われる
ように容量結合されている。
【００１２】第１のアンテナ導体４とデフォッガの分岐
線２１とは、通常、容量結合される範囲である０．１〜
３０ｍｍ程度の所定間隔をおいて離間されており、デフ
ォッガは、この容量結合によって見かけ上、アンテナの
一部として機能するようになる。特にＡＭ放送波に対し
ては、デフォッガもＡＭ放送用アンテナの一部として機
能して、ＡＭ放送用アンテナの実効長が長くなるため、
受信電波を多く受けられ受信感度が向上する。
線２１とは、通常、容量結合される範囲である０．１〜
３０ｍｍ程度の所定間隔をおいて離間されており、デフ
ォッガは、この容量結合によって見かけ上、アンテナの
一部として機能するようになる。特にＡＭ放送波に対し
ては、デフォッガもＡＭ放送用アンテナの一部として機
能して、ＡＭ放送用アンテナの実効長が長くなるため、
受信電波を多く受けられ受信感度が向上する。
【００１３】図１に示す本発明の代表例においては、バ
スバ３ａ、３ｂとデフォッガ用の直流電源１１間にチョ
ークコイル９及び高周波コイル１２ａ、１２ｂを挿入
し、高周波帯域にてチョークコイル９及び高周波コイル
１２ａ、１２ｂのインピーダンスを大きくすることによ
って、直流電源１１からデフォッガへの直流電流は流す
が放送周波数帯域等の高周波帯域の受信電流は遮断する
ようにしている。
スバ３ａ、３ｂとデフォッガ用の直流電源１１間にチョ
ークコイル９及び高周波コイル１２ａ、１２ｂを挿入
し、高周波帯域にてチョークコイル９及び高周波コイル
１２ａ、１２ｂのインピーダンスを大きくすることによ
って、直流電源１１からデフォッガへの直流電流は流す
が放送周波数帯域等の高周波帯域の受信電流は遮断する
ようにしている。
【００１４】このようにして、チョークコイル９及び高
周波コイル１２ａ、１２ｂによりデフォッガのヒータ線
２とバスバ３ａ、３ｂ、３ｃとを車体アースから高周波
的に絶縁でき、ヒータ線２及びバスバ３ａ、３ｂ、３ｃ
に誘起されたラジオ放送周波数帯域等の高周波帯域の受
信電流が車体アースへ流れるのを防止できて、この受信
電流を漏れなく受信機に送ることができる。
周波コイル１２ａ、１２ｂによりデフォッガのヒータ線
２とバスバ３ａ、３ｂ、３ｃとを車体アースから高周波
的に絶縁でき、ヒータ線２及びバスバ３ａ、３ｂ、３ｃ
に誘起されたラジオ放送周波数帯域等の高周波帯域の受
信電流が車体アースへ流れるのを防止できて、この受信
電流を漏れなく受信機に送ることができる。
【００１５】また、本発明において、第１のアンテナ導
体４はＡＭ放送及びＦＭ放送受信兼用であり、第２のア
ンテナ導体５はＦＭ放送受信専用である。したがって、
ＡＭ放送波は第１のアンテナ導体４で受信される。、デ
フォッガに誘起されたＡＭ放送波の一部も、容量結合に
より第１のアンテナ導体４に導かれる。なお、第１のア
ンテナ導体４と第２のアンテナ導体５の形状は図１の形
状に限定されない。
体４はＡＭ放送及びＦＭ放送受信兼用であり、第２のア
ンテナ導体５はＦＭ放送受信専用である。したがって、
ＡＭ放送波は第１のアンテナ導体４で受信される。、デ
フォッガに誘起されたＡＭ放送波の一部も、容量結合に
より第１のアンテナ導体４に導かれる。なお、第１のア
ンテナ導体４と第２のアンテナ導体５の形状は図１の形
状に限定されない。
【００１６】また、本発明では、デフォッガと第２のア
ンテナ導体５との間は、ＡＭ放送波帯で５００Ω以上の
高インピーダンスになるよう選定されたコンデンサ８に
より接続されているため、デフォッガに誘起されたＡＭ
放送波が第２のアンテナ導体５に漏れることはほとんど
ない。したがって、受信感度は、図３に示す黒四角の受
信感度特性と同じになり、図３に示す白四角の受信感度
特性よりも高くなる。
ンテナ導体５との間は、ＡＭ放送波帯で５００Ω以上の
高インピーダンスになるよう選定されたコンデンサ８に
より接続されているため、デフォッガに誘起されたＡＭ
放送波が第２のアンテナ導体５に漏れることはほとんど
ない。したがって、受信感度は、図３に示す黒四角の受
信感度特性と同じになり、図３に示す白四角の受信感度
特性よりも高くなる。
【００１７】また、ＦＭ放送波は、第１のアンテナ導体
４と第２のアンテナ導体５とで受信される。デフォッガ
に誘起されたＦＭ放送波は、ＦＭ放送波帯で１００Ω以
下の低インピーダンスになるよう選定されたコンデンサ
８を介して、第２のアンテナ導体５に導かれるため高受
信感度になる。したがって、第２のアンテナ導体５のＦ
Ｍ放送波帯の受信感度は、図２に示す白四角の受信感度
特性とほとんど同じになり、図２に示す黒四角の受信感
度特性より高くなる。
４と第２のアンテナ導体５とで受信される。デフォッガ
に誘起されたＦＭ放送波は、ＦＭ放送波帯で１００Ω以
下の低インピーダンスになるよう選定されたコンデンサ
８を介して、第２のアンテナ導体５に導かれるため高受
信感度になる。したがって、第２のアンテナ導体５のＦ
Ｍ放送波帯の受信感度は、図２に示す白四角の受信感度
特性とほとんど同じになり、図２に示す黒四角の受信感
度特性より高くなる。
【００１８】なお、コンデンサ８は直接半田付けしても
よいし、金属、セラミック等のケースに入れて半田付け
用の金具を取り付け、半田付けしてもよい。また、コン
デンサ８のリード線やケースにコネクタを取り付け、ガ
ラス板１に取り付けたコネクタと接続してもよい。
よいし、金属、セラミック等のケースに入れて半田付け
用の金具を取り付け、半田付けしてもよい。また、コン
デンサ８のリード線やケースにコネクタを取り付け、ガ
ラス板１に取り付けたコネクタと接続してもよい。
【００１９】
【実施例】図１に示すような自動車用ダイバーシティガ
ラスアンテナを作製した。第１のアンテナ導体４のルー
プ部の縦長は１００ｍｍ、第１のアンテナ導体４のルー
プ部の横長は６００ｍｍ、接続導体４２の長さは５０ｍ
ｍ、第２のアンテナ導体５の長さは９５０ｍｍとした。
ラスアンテナを作製した。第１のアンテナ導体４のルー
プ部の縦長は１００ｍｍ、第１のアンテナ導体４のルー
プ部の横長は６００ｍｍ、接続導体４２の長さは５０ｍ
ｍ、第２のアンテナ導体５の長さは９５０ｍｍとした。
【００２０】また、コンデンサ８の値は５０ｐＦとし、
ＡＭ放送波帯でほぼ３ｋΩ、ＦＭ放送波帯でほぼ３０Ω
であった。チョークコイル９と高周波コイル１２ａ、１
２ｂとの直列接続の組合せは、ＡＭ放送波帯、かつ、Ｆ
Ｍ放送波帯で１０ｋΩ以上の高インピーダンスのものを
使用した。
ＡＭ放送波帯でほぼ３ｋΩ、ＦＭ放送波帯でほぼ３０Ω
であった。チョークコイル９と高周波コイル１２ａ、１
２ｂとの直列接続の組合せは、ＡＭ放送波帯、かつ、Ｆ
Ｍ放送波帯で１０ｋΩ以上の高インピーダンスのものを
使用した。
【００２１】以上のようにした結果、実施例では、第１
のアンテナ導体４についてはＡＭ放送波帯で図３に示す
黒四角の受信感度特性とほぼ同様の受信感度特性とな
り、第２のアンテナ導体５についてはＦＭ放送波帯で図
２に示す白四角の受信感度特性とほぼ同様の受信感度特
性となった。
のアンテナ導体４についてはＡＭ放送波帯で図３に示す
黒四角の受信感度特性とほぼ同様の受信感度特性とな
り、第２のアンテナ導体５についてはＦＭ放送波帯で図
２に示す白四角の受信感度特性とほぼ同様の受信感度特
性となった。
【００２２】ＦＭ放送波帯で第１のアンテナ導体４と第
２のアンテナ導体５との受信信号のうち強い方の受信信
号を使用するダイバーシティ受信を行い、ＡＭ放送波帯
の受信については第１のアンテナ導体４のみを使用し
た。その結果、ＡＭ放送及びＦＭ放送とも良好に受信で
きた。
２のアンテナ導体５との受信信号のうち強い方の受信信
号を使用するダイバーシティ受信を行い、ＡＭ放送波帯
の受信については第１のアンテナ導体４のみを使用し
た。その結果、ＡＭ放送及びＦＭ放送とも良好に受信で
きた。
【００２３】
【発明の効果】本発明では、第２のアンテナ導体とデフ
ォッガとを容量値がＡＭ放送波帯で高インピーダンスに
なるようなコンデンサで接続したため、デフォッガに誘
起されたＡＭ放送波信号の高周波電流が、第２のアンテ
ナ導体の同軸ケーブル７を介して車体アースに漏れるこ
とがほとんどなく、第２のアンテナ導体からＦＭ放送波
信号の高周波電流を得られるとともに、第１のアンテナ
導体からＡＭ放送波信号の高周波電流を充分な受信感度
で得られ、優れた受信感度のダイバーシティ受信を行い
うる。
ォッガとを容量値がＡＭ放送波帯で高インピーダンスに
なるようなコンデンサで接続したため、デフォッガに誘
起されたＡＭ放送波信号の高周波電流が、第２のアンテ
ナ導体の同軸ケーブル７を介して車体アースに漏れるこ
とがほとんどなく、第２のアンテナ導体からＦＭ放送波
信号の高周波電流を得られるとともに、第１のアンテナ
導体からＡＭ放送波信号の高周波電流を充分な受信感度
で得られ、優れた受信感度のダイバーシティ受信を行い
うる。
【図１】本発明の代表例の基本的構成図
【図２】第２のアンテナ導体のＦＭ放送波帯の受信感度
図
図
【図３】第１のアンテナ導体のＡＭ放送波帯の受信感度
図
図
【図４】第２のアンテナ導体をデフォッガに接続しない
場合の従来例の基本的構成図
場合の従来例の基本的構成図
【図５】第２のアンテナ導体をデフォッガに接続した場
合の従来例の基本的構成図
合の従来例の基本的構成図
１：後部窓のガラス板 ２：ヒータ線 ３ａ、３ｂ、３ｃ：バスバ ４：第１のアンテナ導体 ５：第２のアンテナ導体 ６、７：同軸ケーブル ８：コンデンサ ９：チョークコイル １０：コンデンサ１０ １１：直流電源１１ １２ａ、１２ｂ：高周波コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菱田 彰 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】自動車の後部窓のガラス板にヒータ線とヒ
ータ線に給電するバスバとを有する通電加熱式のデフォ
ッガを設け、バスバとデフォッガ用の直流電源間にチョ
ークコイルを接続し、 後部窓のガラス板にデフォッガと所定間隔をおいて近接
させて容量結合させた第１のアンテナ導体を設け、さら
に、デフォッガと容量結合させない第２のアンテナ導体
を設け、 容量値がＡＭ放送波帯で高インピーダンスになり、ＦＭ
放送波帯で低インピーダンスになるように選定したコン
デンサにより、第２のアンテナ導体とデフォッガとを接
続し、 第１のアンテナ導体と第２のアンテナ導体との受信信号
のうち強い方の受信信号を使用することを特徴とする自
動車用ダイバーシティガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28614995A JPH09130120A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 自動車用ダイバーシティガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28614995A JPH09130120A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 自動車用ダイバーシティガラスアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130120A true JPH09130120A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17700578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28614995A Pending JPH09130120A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 自動車用ダイバーシティガラスアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130120A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033735A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-02-12 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用高周波ガラスアンテナ及び後部窓ガラス板 |
| CN106654509A (zh) * | 2015-10-30 | 2017-05-10 | 旭硝子株式会社 | 车辆用玻璃天线和具备该车辆用玻璃天线的后部窗玻璃 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28614995A patent/JPH09130120A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033735A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-02-12 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車用高周波ガラスアンテナ及び後部窓ガラス板 |
| CN106654509A (zh) * | 2015-10-30 | 2017-05-10 | 旭硝子株式会社 | 车辆用玻璃天线和具备该车辆用玻璃天线的后部窗玻璃 |
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