JP2000101323A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents
自動車用ガラスアンテナ装置Info
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- JP2000101323A JP2000101323A JP10268666A JP26866698A JP2000101323A JP 2000101323 A JP2000101323 A JP 2000101323A JP 10268666 A JP10268666 A JP 10268666A JP 26866698 A JP26866698 A JP 26866698A JP 2000101323 A JP2000101323 A JP 2000101323A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】後部窓ガラス板のスペースの有効利用ができ
る。 【解決手段】デフォッガ３と第１のアンテナ導体４ａと
が容量結合されており、第１のアンテナ導体４ａはＦＭ
放送を受信できる機能を有しており、テレビ放送のＶＨ
Ｆの１７０〜２２２ＭＨｚ帯受信用の第１の近接導体３
１がデフォッガ３に設けられており、第１の近接導体３
１が第１のアンテナ導体４ａと容量結合されている。
る。 【解決手段】デフォッガ３と第１のアンテナ導体４ａと
が容量結合されており、第１のアンテナ導体４ａはＦＭ
放送を受信できる機能を有しており、テレビ放送のＶＨ
Ｆの１７０〜２２２ＭＨｚ帯受信用の第１の近接導体３
１がデフォッガ３に設けられており、第１の近接導体３
１が第１のアンテナ導体４ａと容量結合されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＦＭ放送受信及び
テレビ放送受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に
関する。
テレビ放送受信に適する自動車用ガラスアンテナ装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の後部窓ガラス板のほぼ中央に通
電加熱式のデフォッガが設けられ、デフォッガの上部余
白部にはＦＭ放送受信用アンテナ導体が設けられ、デフ
ォッガの下部余白部にはテレビ放送受信用アンテナ導体
が設けられている自動車用ガラスアンテナ装置が従来よ
り知られている。
電加熱式のデフォッガが設けられ、デフォッガの上部余
白部にはＦＭ放送受信用アンテナ導体が設けられ、デフ
ォッガの下部余白部にはテレビ放送受信用アンテナ導体
が設けられている自動車用ガラスアンテナ装置が従来よ
り知られている。
【０００３】この従来例では、デフォッガのバスバと直
流電源との間にチョークコイルが接続されており、ＦＭ
放送受信用アンテナ導体とテレビ放送受信用アンテナ導
体とは、デフォッガと容量結合されている。
流電源との間にチョークコイルが接続されており、ＦＭ
放送受信用アンテナ導体とテレビ放送受信用アンテナ導
体とは、デフォッガと容量結合されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は、ＦＭ放送受信用アンテナ導体によってテレビ放送を
受信しようと試みても、ＦＭ放送受信用アンテナ導体
は、テレビ放送のＶＨＦの９０〜１０８ＭＨｚ帯（以
下、ＶＨＦ−Ｌｏｗ帯という）を受信できても、テレビ
放送のＶＨＦの１７０〜２２２ＭＨｚ帯（以下、ＶＨＦ
−Ｈｉｇｈ帯という）を受信できないため、テレビ放送
についてダイバーシティ受信を行う際、ＦＭ放送受信用
アンテナ導体をテレビ放送受信用アンテナとしては使用
できなかった。
は、ＦＭ放送受信用アンテナ導体によってテレビ放送を
受信しようと試みても、ＦＭ放送受信用アンテナ導体
は、テレビ放送のＶＨＦの９０〜１０８ＭＨｚ帯（以
下、ＶＨＦ−Ｌｏｗ帯という）を受信できても、テレビ
放送のＶＨＦの１７０〜２２２ＭＨｚ帯（以下、ＶＨＦ
−Ｈｉｇｈ帯という）を受信できないため、テレビ放送
についてダイバーシティ受信を行う際、ＦＭ放送受信用
アンテナ導体をテレビ放送受信用アンテナとしては使用
できなかった。
【０００５】また、ＦＭ放送受信用アンテナ導体をテレ
ビ放送受信用アンテナとしても兼用できれば、デフォッ
ガの下部余白部にテレビ放送受信用アンテナ導体の代わ
りに電話用アンテナ導体等を設けることができ、後部窓
ガラス板のスペースの有効利用ができるので、このよう
なガラスアンテナの開発が望まれていた。本発明は、従
来技術の前述の欠点を解消することを目的とする。
ビ放送受信用アンテナとしても兼用できれば、デフォッ
ガの下部余白部にテレビ放送受信用アンテナ導体の代わ
りに電話用アンテナ導体等を設けることができ、後部窓
ガラス板のスペースの有効利用ができるので、このよう
なガラスアンテナの開発が望まれていた。本発明は、従
来技術の前述の欠点を解消することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータ線とバ
スバとを有する通電加熱式のデフォッガと、該デフォッ
ガに容量結合されているアンテナ導体とが自動車の後部
窓ガラス板に設けられており、アンテナ導体は少なくと
もＦＭ放送を受信できる機能を有しており、バスバと直
流電源との間にチョークコイル及び／又は高周波チョー
クコイルが接続されている自動車用ガラスアンテナ装置
において、テレビ放送のＶＨＦの１７０〜２２２ＭＨｚ
帯受信用の近接線がデフォッガに設けられており、近接
線がアンテナ導体と容量結合されていることを特徴とす
る自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
スバとを有する通電加熱式のデフォッガと、該デフォッ
ガに容量結合されているアンテナ導体とが自動車の後部
窓ガラス板に設けられており、アンテナ導体は少なくと
もＦＭ放送を受信できる機能を有しており、バスバと直
流電源との間にチョークコイル及び／又は高周波チョー
クコイルが接続されている自動車用ガラスアンテナ装置
において、テレビ放送のＶＨＦの１７０〜２２２ＭＨｚ
帯受信用の近接線がデフォッガに設けられており、近接
線がアンテナ導体と容量結合されていることを特徴とす
る自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図１は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。図１において、１は自動
車の後部窓ガラス板、２はヒータ線、３はデフォッガ、
３１は第１の近接線、３２は第２の近接線、４ａは第１
のアンテナ導体、４ｂは第１のアンテナ導体４ａの給電
点、４２は第２のアンテナ導体、４２ａはアンテナ導体
４２の給電点、５ａ、５ｂはバスバ、７ａは第１の前置
増幅回路、７ｂは第２の前置増幅回路、９はチョークコ
イル、１０は直流電源、１１はコンデンサ、１２ａ、１
２ｂは高周波チョークコイルである。以下、特記しない
場合には、方向は図面上での方向をいう。
に説明する。図１は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。図１において、１は自動
車の後部窓ガラス板、２はヒータ線、３はデフォッガ、
３１は第１の近接線、３２は第２の近接線、４ａは第１
のアンテナ導体、４ｂは第１のアンテナ導体４ａの給電
点、４２は第２のアンテナ導体、４２ａはアンテナ導体
４２の給電点、５ａ、５ｂはバスバ、７ａは第１の前置
増幅回路、７ｂは第２の前置増幅回路、９はチョークコ
イル、１０は直流電源、１１はコンデンサ、１２ａ、１
２ｂは高周波チョークコイルである。以下、特記しない
場合には、方向は図面上での方向をいう。
【０００８】図１に示す自動車用ガラスアンテナでは、
後部窓ガラス板１のデフォッガ３より上部の余白部に第
１のアンテナ導体４ａが設けられている。第１のアンテ
ナ導体４ａと最高位のヒータ線２とは、所定間隔をおい
て近接されており、この近接により第１のアンテナ導体
４ａとデフォッガ３とは、両者間で直流電流の送受は行
われないが高周波電流の送受は行われるように容量結合
されている。容量結合の範囲は通常０．１〜５０ｍｍ程
度である。デフォッガ３はこの容量結合によって、見か
け上、アンテナの一部として機能するようになる。特に
ＡＭ放送帯に対しては、デフォッガ３もＡＭ放送用アン
テナの一部として機能し、ＡＭ放送用アンテナの実効長
が長くなるため、受信電波を多く受けられ受信感度が向
上する。
後部窓ガラス板１のデフォッガ３より上部の余白部に第
１のアンテナ導体４ａが設けられている。第１のアンテ
ナ導体４ａと最高位のヒータ線２とは、所定間隔をおい
て近接されており、この近接により第１のアンテナ導体
４ａとデフォッガ３とは、両者間で直流電流の送受は行
われないが高周波電流の送受は行われるように容量結合
されている。容量結合の範囲は通常０．１〜５０ｍｍ程
度である。デフォッガ３はこの容量結合によって、見か
け上、アンテナの一部として機能するようになる。特に
ＡＭ放送帯に対しては、デフォッガ３もＡＭ放送用アン
テナの一部として機能し、ＡＭ放送用アンテナの実効長
が長くなるため、受信電波を多く受けられ受信感度が向
上する。
【０００９】図１に示す自動車用ガラスアンテナ装置に
おいては、バスバ５ａ、５ｂと直流電源１０との間にチ
ョークコイル９及び高周波チョークコイル１２ａ、１２
ｂを接続し、高周波帯域にてチョークコイル９及び高周
波チョークコイル１２ａ、１２ｂのインピーダンスを大
きくすることによって、直流電源１０からデフォッガ３
へ直流電流は流すが放送帯域の受信信号電流は遮断して
いる。デフォッガ３に励起される受信電流が車体にでき
るだけ漏れないようにするためである。
おいては、バスバ５ａ、５ｂと直流電源１０との間にチ
ョークコイル９及び高周波チョークコイル１２ａ、１２
ｂを接続し、高周波帯域にてチョークコイル９及び高周
波チョークコイル１２ａ、１２ｂのインピーダンスを大
きくすることによって、直流電源１０からデフォッガ３
へ直流電流は流すが放送帯域の受信信号電流は遮断して
いる。デフォッガ３に励起される受信電流が車体にでき
るだけ漏れないようにするためである。
【００１０】このようにして、チョークコイル９及び高
周波チョークコイル１２ａ、１２ｂによりデフォッガ３
を車体アースから高周波的に絶縁し、デフォッガ３に誘
起されたラジオ放送周波数帯域の受信信号電流が車体ア
ースへ流れるのを防止して、この受信信号電流を漏れな
く受信機２０に送ることができる。
周波チョークコイル１２ａ、１２ｂによりデフォッガ３
を車体アースから高周波的に絶縁し、デフォッガ３に誘
起されたラジオ放送周波数帯域の受信信号電流が車体ア
ースへ流れるのを防止して、この受信信号電流を漏れな
く受信機２０に送ることができる。
【００１１】また、ＡＭ放送帯のみを受信する場合であ
れば、高周波チョークコイル１２ａ、１２ｂは、通常、
不要であり、チョークコイル９のみでよく、ＦＭ放送帯
のみを受信する場合であれば、高周波チョークコイル１
２ａ、１２ｂのみでよい。また、ＡＭ放送帯及びＦＭ放
送帯両方を受信する場合であっても、チョークコイル
９、高周波チョークコイル１２ａ、１２ｂ両方の機能を
満足するチョークコイルがあれば、そうしたチョークコ
イルのみでよい。
れば、高周波チョークコイル１２ａ、１２ｂは、通常、
不要であり、チョークコイル９のみでよく、ＦＭ放送帯
のみを受信する場合であれば、高周波チョークコイル１
２ａ、１２ｂのみでよい。また、ＡＭ放送帯及びＦＭ放
送帯両方を受信する場合であっても、チョークコイル
９、高周波チョークコイル１２ａ、１２ｂ両方の機能を
満足するチョークコイルがあれば、そうしたチョークコ
イルのみでよい。
【００１２】また、図１に示す自動車用ガラスアンテナ
では、後部窓ガラス板１のデフォッガ３より上部の余白
部に第１のアンテナ導体４ａが設けられている。第１の
アンテナ導体４ａは少なくともＦＭ放送を受信できる機
能を有していればよい。図１に示す自動車用ガラスアン
テナ装置における第１のアンテナ導体４ａはＡＭ放送及
びＦＭ放送の両放送を受信できる。
では、後部窓ガラス板１のデフォッガ３より上部の余白
部に第１のアンテナ導体４ａが設けられている。第１の
アンテナ導体４ａは少なくともＦＭ放送を受信できる機
能を有していればよい。図１に示す自動車用ガラスアン
テナ装置における第１のアンテナ導体４ａはＡＭ放送及
びＦＭ放送の両放送を受信できる。
【００１３】また、第１の近接線３１はテレビ放送のＶ
ＨＦ−Ｈｉｇｈ帯を受信する機能を有し、第１のアンテ
ナ導体４ａと所定の間隔を置いて容量結合されている。
第１の近接線３１に励起されるテレビ放送のＶＨＦ−Ｈ
ｉｇｈ帯の受信信号を第１のアンテナ導体４ａに送るた
めである。
ＨＦ−Ｈｉｇｈ帯を受信する機能を有し、第１のアンテ
ナ導体４ａと所定の間隔を置いて容量結合されている。
第１の近接線３１に励起されるテレビ放送のＶＨＦ−Ｈ
ｉｇｈ帯の受信信号を第１のアンテナ導体４ａに送るた
めである。
【００１４】第１の近接線３１の形状は略直線状が望ま
しいが、曲線状、略Ｌ字線状でもよい。また、図１に示
す第１の近接線３１は、バスバ５ｂに設けられている。
しかし、これに限定されず、第１の近接線３１はバスバ
５ａ又はヒータ線２に設けられていてもよい。また、図
１に示す第１の近接線３１には補助導体は付設されてい
ないが、これに限定されず、位相調整及び指向性調整の
ために、第１の近接線３１に、略Ｔ字状、略Ｌ字状、ル
ープ状等の補助導体が付設されていてもよい。
しいが、曲線状、略Ｌ字線状でもよい。また、図１に示
す第１の近接線３１は、バスバ５ｂに設けられている。
しかし、これに限定されず、第１の近接線３１はバスバ
５ａ又はヒータ線２に設けられていてもよい。また、図
１に示す第１の近接線３１には補助導体は付設されてい
ないが、これに限定されず、位相調整及び指向性調整の
ために、第１の近接線３１に、略Ｔ字状、略Ｌ字状、ル
ープ状等の補助導体が付設されていてもよい。
【００１５】第１の近接線３１の導体長Ｌ1 は、テレビ
放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の中心周波数（１９６ＭＨ
ｚ）の波長をλM とするとき、０．２×λM ×Ｋ〜０．
７×λM ×Ｋとすることが好ましい。この範囲内である
場合にはこの範囲外である場合と比較して数ｄＢ、テレ
ビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の感度が向上する。なお、
Ｋはガラス短縮率であり、通常０．６４である。
放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の中心周波数（１９６ＭＨ
ｚ）の波長をλM とするとき、０．２×λM ×Ｋ〜０．
７×λM ×Ｋとすることが好ましい。この範囲内である
場合にはこの範囲外である場合と比較して数ｄＢ、テレ
ビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の感度が向上する。なお、
Ｋはガラス短縮率であり、通常０．６４である。
【００１６】図１に示す自動車用ガラスアンテナでは、
後部窓ガラス板１のデフォッガ３より下部の余白部に第
２のアンテナ導体４２を設けている。第２のアンテナ導
体４２は必要に応じて設けられ、ＦＭ放送を受信できる
機能を有している。
後部窓ガラス板１のデフォッガ３より下部の余白部に第
２のアンテナ導体４２を設けている。第２のアンテナ導
体４２は必要に応じて設けられ、ＦＭ放送を受信できる
機能を有している。
【００１７】第２の近接線３２はテレビ放送のＶＨＦ−
Ｈｉｇｈ帯を受信する機能を有し、必要に応じて設けら
れる。第２の近接線３２は第２のアンテナ導体４２と所
定の間隔を置いて容量結合されている。第２の近接線３
２に励起されるテレビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の受信
信号を第２のアンテナ導体４２に送るためである。
Ｈｉｇｈ帯を受信する機能を有し、必要に応じて設けら
れる。第２の近接線３２は第２のアンテナ導体４２と所
定の間隔を置いて容量結合されている。第２の近接線３
２に励起されるテレビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の受信
信号を第２のアンテナ導体４２に送るためである。
【００１８】第２の近接線３２（図１に示す水平部分）
の形状は略直線状が望ましいが、曲線状、略Ｌ字線状で
もよい。また、図１に示す第２の近接線３２は、ヒータ
線２に設けられている。しかし、これに限定されず、第
２の近接線３２はバスバ５ａ又はバスバ５ｂに設けられ
ていてもよい。また、図１に示す第２の近接線３２には
補助導体は付設されていないが、これに限定されず、位
相調整及び指向性調整のために、第２の近接線３２に、
略Ｔ字状、略Ｌ字状、ループ状等の補助導体が付設され
ていてもよい。
の形状は略直線状が望ましいが、曲線状、略Ｌ字線状で
もよい。また、図１に示す第２の近接線３２は、ヒータ
線２に設けられている。しかし、これに限定されず、第
２の近接線３２はバスバ５ａ又はバスバ５ｂに設けられ
ていてもよい。また、図１に示す第２の近接線３２には
補助導体は付設されていないが、これに限定されず、位
相調整及び指向性調整のために、第２の近接線３２に、
略Ｔ字状、略Ｌ字状、ループ状等の補助導体が付設され
ていてもよい。
【００１９】第２の近接線３２の導体長Ｌ2 は、テレビ
放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の中心周波数（１９６ＭＨ
ｚ）の波長をλM とするとき、０．２×λM ×Ｋ〜０．
７×λM ×Ｋとすることが好ましい。この範囲内である
場合にはこの範囲外である場合と比較して数ｄＢ、テレ
ビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の感度が向上する。
放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の中心周波数（１９６ＭＨ
ｚ）の波長をλM とするとき、０．２×λM ×Ｋ〜０．
７×λM ×Ｋとすることが好ましい。この範囲内である
場合にはこの範囲外である場合と比較して数ｄＢ、テレ
ビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の感度が向上する。
【００２０】第１の前置増幅回路７ａ、第２の前置増幅
回路７ｂは、必要に応じて設けられる。図１に示す自動
車用ガラスアンテナ装置においては、ＦＭ放送、テレビ
放送の受信の際、バスバ５ａ、５ｂ、給電点４ｂ及び給
電点４２ａの４つの受信信号のうち、強い方を選択して
受信機に送るようにするダイバーシティ受信を行ってい
る。
回路７ｂは、必要に応じて設けられる。図１に示す自動
車用ガラスアンテナ装置においては、ＦＭ放送、テレビ
放送の受信の際、バスバ５ａ、５ｂ、給電点４ｂ及び給
電点４２ａの４つの受信信号のうち、強い方を選択して
受信機に送るようにするダイバーシティ受信を行ってい
る。
【００２１】
【実施例】「例１（実施例）」自動車の後部窓ガラス板
を使用し、図１に示すような自動車用ガラスアンテナ装
置を製作した。第１のアンテナ導体４ａと第２のアンテ
ナ導体４２とは、ＦＭ放送を良好に受信できるように設
計した。各部の寸法を表１に示す。第１のアンテナ導体
４ａと第２のアンテナ導体４２の両方とも、ＦＭ放送、
テレビ放送を良好に受信できた。
を使用し、図１に示すような自動車用ガラスアンテナ装
置を製作した。第１のアンテナ導体４ａと第２のアンテ
ナ導体４２とは、ＦＭ放送を良好に受信できるように設
計した。各部の寸法を表１に示す。第１のアンテナ導体
４ａと第２のアンテナ導体４２の両方とも、ＦＭ放送、
テレビ放送を良好に受信できた。
【００２２】
【表１】
【００２３】「例２（比較例）」第１の近接線３１と第
２の近接線３２とを設けない以外は例１と同じ仕様とし
た自動車用ガラスアンテナ装置を製作した。第１のアン
テナ導体４ａと第２のアンテナ導体４２の両方とも、テ
レビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の平均感度がほぼ３ｄＢ
低下した。
２の近接線３２とを設けない以外は例１と同じ仕様とし
た自動車用ガラスアンテナ装置を製作した。第１のアン
テナ導体４ａと第２のアンテナ導体４２の両方とも、テ
レビ放送のＶＨＦ−Ｈｉｇｈ帯の平均感度がほぼ３ｄＢ
低下した。
【００２４】
【発明の効果】ＦＭ放送受信用のアンテナ導体をテレビ
放送受信用アンテナとして使用でき、後部窓ガラス板の
スペースの有効利用ができる。
放送受信用アンテナとして使用でき、後部窓ガラス板の
スペースの有効利用ができる。
【図１】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の一実施
例の構成図。
例の構成図。
１：自動車の後部窓ガラス板 ２：ヒータ線 ３：デフォッガ ３１：第１の近接線 ３２：第２の近接線 ４ａ：第１のアンテナ導体 ４ｂ：第１のアンテナ導体４ａの給電点 ４２：第２のアンテナ導体 ４２ａ：アンテナ導体４２の給電点 ５ａ、５ｂ：バスバ ７ａ：第１の前置増幅回路 ７ｂ：第２の前置増幅回路 ９：チョークコイル １０：直流電源 １１：コンデンサ １２ａ、１２ｂ：は高周波チョークコイル
Claims (1)
- 【請求項１】ヒータ線とバスバとを有する通電加熱式の
デフォッガと、該デフォッガに容量結合されているアン
テナ導体とが自動車の後部窓ガラス板に設けられてお
り、アンテナ導体は少なくともＦＭ放送を受信できる機
能を有しており、バスバと直流電源との間にチョークコ
イル及び／又は高周波チョークコイルが接続されている
自動車用ガラスアンテナ装置において、 テレビ放送のＶＨＦの１７０〜２２２ＭＨｚ帯受信用の
近接線がデフォッガに設けられており、近接線がアンテ
ナ導体と容量結合されていることを特徴とする自動車用
ガラスアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268666A JP2000101323A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10268666A JP2000101323A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000101323A true JP2000101323A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17461718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10268666A Pending JP2000101323A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 自動車用ガラスアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000101323A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008301218A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Central Glass Co Ltd | 車両用ガラスアンテナ |
| US8330663B2 (en) | 2008-09-16 | 2012-12-11 | Central Glass Company, Limited | Glass antenna for vehicle |
| EP3321115A4 (en) * | 2015-07-09 | 2019-03-20 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | VEHICLE WINDOW GLASS |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP10268666A patent/JP2000101323A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008301218A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Central Glass Co Ltd | 車両用ガラスアンテナ |
| US8330663B2 (en) | 2008-09-16 | 2012-12-11 | Central Glass Company, Limited | Glass antenna for vehicle |
| EP3321115A4 (en) * | 2015-07-09 | 2019-03-20 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | VEHICLE WINDOW GLASS |
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