JP2002204112A - 車両用アンテナ装置 - Google Patents
車両用アンテナ装置Info
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Abstract
度の平坦性が達成でき、感度が向上する車両用アンテナ
装置を提供する。 【解決手段】後部窓ガラス板1に近い、車両の金属製屋
根部9の所定箇所に、ポールアンテナ6が絶縁部材を介
して取付けられており、後部窓ガラス板1の上部に無給
電導体4が設けられている。
Description
送等の高周波放送帯の受信に適する車両用アンテナ装置
に関する。
として、従来、図3に示すように、自動車の後部窓ガラ
ス板1に近い金属製屋根部9に、ポールアンテナ6が絶
縁部材を介して取付けられているものを使用していた。
ポールアンテナ6に励起される受信信号は、ケーブル1
5を介して受信機20に送られ、デフォッガ3には直流
電源10から直流電流が通電される。
の周縁部の近傍にポールアンテナ6が取付けられている
ため、ポールアンテナ6の接地状態が不十分、かつ、不
安定であり、FM放送帯域内の一部の周波数の感度の低
下が生じる。また、後部窓ガラス板1以外の窓ガラス板
の近傍の金属製屋根部にポールアンテナ6が絶縁部材を
介して取付けられている場合にも同様な問題があった。
有する前述の欠点を解消し、FM放送帯等の高周波放送
帯全域にわたって感度の平坦性が達成でき、感度が向上
する車両用アンテナ装置の提供を目的とする。
窓ガラス板が設けられており、これらの窓ガラス板のう
ちの1枚に近い、車両の金属製屋根部の所定箇所に、ポ
ールアンテナ6が絶縁部材を介して取付けられている車
両用アンテナ装置において、該窓ガラス板に無給電導体
が設けられていることを特徴とする車両用アンテナ装置
を提供する。
に説明する。図1は本発明の車両用アンテナ装置の一実
施例の構成図であり、図2は図1に示す車両用アンテナ
装置の側面図である。本発明では、車両に複数の窓ガラ
ス板が設けられている。これらの窓ガラス板のうちの1
枚に近い、車両の金属製屋根部の所定箇所に、ポールア
ンテナ6が絶縁部材(不図示)を介して取付けられてい
る。
近い、車両の金属製屋根部9の所定箇所に、ポールアン
テナ6が絶縁部材を介して取付けられている。ポールア
ンテナ6が絶縁部材を介して金属製屋根部9に取付けら
れている理由は、ポールアンテナ6を金属製車体の一部
である金属製屋根部9から直流的に絶縁するためであ
る。
る複数の窓ガラス板のうち、後部窓ガラス板1に無給電
導体4が設けられている。このように、ポールアンテナ
6の近傍の窓ガラス板に無給電導体4が設けられる理由
は、ポールアンテナの接地状態を十分にし、かつ、安定
させるためである。
窓ガラス板は、図1では後部窓ガラス板であるが、これ
に限定されず、車両に取付けられている複数の窓ガラス
板のうちの、ポールアンテナ6に最も近い窓ガラス板で
あればどのような窓ガラス板でもよい。例えば、サイド
窓ガラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板等であ
ってもよい。
箇所については、図1、図2の例では、後部窓ガラス板
1の上部近傍に無給電導体4が設けられている。このよ
うに、窓ガラス板の上部近傍に無給電導体4が設けられ
る理由は、ポールアンテナ6と無給電導体4とを近づけ
て、ポールアンテナ6の接地状態を十分にし、かつ、安
定させるためである。
状態を十分にし、かつ、安定させるためには、金属製屋
根部9に近い窓ガラス板の箇所、すなわち、窓ガラス板
の上部近傍に無給電導体4を設けられることが好ましい
が、無給電導体4が設けられる窓ガラス板の箇所は、窓
ガラス板の上下中央部より上方の領域であれば通常使用
できる。ポールアンテナ6と無給電導体4との最短の間
隔は、500mm以下、特には250mm以下が好まし
い。
ず、格子状、ループ状、その他の形状であってもよく、
できるだけ視界を妨げない形状が好ましい。図4は無給
電導体4の図1とは別の実施例である。デフォッガ3の
配線、ポールアンテナ6及び直流電源10は図示を省略
しており、後述する図5でも同様である。
平エレメント4bと、水平エレメント4bと交差しかつ
水平エレメント4bと接続している複数本の垂直エレメ
ント4aを備えている。窓ガラス板1は金属製車体開口
部9aに接着剤にて取付けられている。垂直エレメント
4aの上部は窓ガラス板1の上部の周縁部近傍まで伸長
されており、垂直エレメント4aの上部と金属製車体開
口部9aとの間には接着剤の層が介在している。
金属製車体開口部9aとは近接されており、この近接に
より垂直エレメント4aと金属製車体開口部9aとは、
両者間で直流電流の送受は行われないようにかつ受信信
号電流の送受は行われるように容量結合されている。無
給電導体4は、この容量結合によって、ポールアンテナ
6の接地として効果的に作用し、ポールアンテナ6の接
地状態が改善され、かつ、安定する。
体開口部9aと容量結合させない場合と比較して、無給
電導体4を金属製車体開口部9aと容量結合させること
が通信特性上好ましい。図4のように容量結合により無
給電導体4を接地させる手段は、後述する図5のよう
に、無給電導体4をリード線16で直接接地する手段と
比較して安価である。また、容量結合により無給電導体
4を接地させる手段と比較すると、図5に示すような、
無給電導体4をリード線16で直接接地する手段が通信
特性上より好ましい。
信号は、ケーブル15を介して受信機20に送られる。
デフォッガ3には直流電源10から直流電流が通電され
る。また、無給電導体4が設けられている窓ガラス板に
デフォッガ3が設けられていなくてもよい。
されず、例えば、AM放送帯用(中波)、短波放送帯
用、長波放送帯用、テレビVHF帯用、テレビUHF帯
用及び電話用等に用いることができる。
を使用し、図1に示すような車両用アンテナ装置を製作
した。周波数−感度特性を図6に特性曲線22で示す。
なお、ポールアンテナの長さは405mmとした。
体4を設けずに、図3に示すような車両用アンテナ装置
を製作した。周波数−感度特性を図6に特性曲線21で
示す。
態を十分にし、かつ、安定させることができるため、F
M放送帯等の高周波放送帯全域にわたって感度の平坦性
が達成でき、感度が向上する。
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】車両に複数の窓ガラス板が設けられてお
り、これらの窓ガラス板のうちの1枚に近い、車両の金
属製屋根部の所定箇所に、ポールアンテナが絶縁部材を
介して取付けられている車両用アンテナ装置において、
該窓ガラス板に無給電導体が設けられていることを特徴
とする車両用アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400223A JP2002204112A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400223A JP2002204112A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002204112A true JP2002204112A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400223A Pending JP2002204112A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 車両用アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002204112A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400223A patent/JP2002204112A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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