JP2000244220A - 車両用窓ガラスアンテナ - Google Patents

車両用窓ガラスアンテナ

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JP2000244220A
JP2000244220A JP11040133A JP4013399A JP2000244220A JP 2000244220 A JP2000244220 A JP 2000244220A JP 11040133 A JP11040133 A JP 11040133A JP 4013399 A JP4013399 A JP 4013399A JP 2000244220 A JP2000244220 A JP 2000244220A
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defogger
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conductor
short
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Arabian Mahmud
マフムード・アラビアン
Hiroyuki Tachihara
弘之 立原
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Harada Industry Co Ltd
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Harada Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/84Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/002Heaters using a particular layout for the resistive material or resistive elements

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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所要のアンテナ特性を迅速かつ的確に調整設定
することのできる車両用窓ガラスアンテナを提供。 【解決手段】本発明の車両用窓ガラスアンテナ(10,20)
は、窓ガラス曇り止め用デフォッガー(101) の水平方向
中心部に垂直センターワイヤ(11,21) を設けると共に、
この垂直センターワイヤ(11,21) から水平方向に適用電
波の1/4波長に相当する距離だけ離れた位置に一対の
ショートスターブ導体(13a,13b) (23a,23b) を設け、こ
れを接地用コンデンサを介して高周波的に接地するよう
にしたことを主たる特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
窓ガラスに設けられる車両用窓ガラスアンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用窓ガラスアンテナ
として、幅の狭い薄膜導体からなる所定パターンのアン
テナ素子を自動車のリアウインドウに張り付けたものが
知られている。
【0003】図4はその一例を示す図で、従来のFM/
AM波受信用の車両用窓ガラスアンテナを示している。
図4に示すように、一般に自動車のリアウインドウ10
0には窓ガラス曇り止め用のデフォッガー101が張り
付けられている。このデフォッガー101は、リアウイ
ンドウ100に対して複数本の幅の狭い薄膜導体からな
る水平ワイヤ102を略等間隔で平行に並べて設け、こ
れら水平ワイヤ102の両端をバス・バー103a,1
03bでそれぞれ一括接続したものとなっている。
【0004】かくしてこのデフォッガー101は、車載
バッテリー(12V)104からバス・バー103a,
103bに対して直流電源が印加供給されると、水平ワ
イヤ102が発熱し、結露による窓ガラスの曇りを防ぐ
ものとなっている。
【0005】上記デフォッガー101の最上部と窓枠1
05との間には、幅の狭い薄膜導体からなる車両用窓ガ
ラスアンテナ110が設けられている。この車両用窓ガ
ラスアンテナ110は所定周波数の電波を受信可能な如
く、幅の狭い薄膜導体を所定パターンに形成してアンテ
ナ素子111としたものである。このアンテナ素子11
1の給電点112は同軸ケーブルからなるフィーダ11
3を介して受信セットのチューナ114に接続されてい
る。
【0006】上記従来の車両用窓ガラスアンテナにあっ
ては、車種の違いやその他の条件によってアンテナ周辺
の環境が種々異なるものとなるため、アンテンナ自体が
一定の基準に基づいて精度よく形成されたとしても、そ
のままでは所要のアンテナ特性が得られない場合が多
い。特に、通常の場合は窓ガラスが金属製車体で囲まれ
ていることから、アンテナ理論だけで設計することは困
難である。このため通常はカットアンドトライの手法を
用いてインピーダンス等のアンテナ特性を調整している
のが実情である。すなわちアンテナ装着に際して、チュ
ーナ114が接続されるフィーダ113の端部に、チュ
ーナ114に代えてインピーダンス測定器等の特性測定
器を接続し、文字通りカットアンドトライの手法を用い
てアンテナのパターン形状あるいは長さ等を修正する事
によりアンテナ特性の調整が行なわれる。
【0007】なお、デフォッガー101をアンテナの構
成要素の一部として利用する技術も提案されているが、
このような構成のアンテナにおいても、所要のアンテナ
特性を得るために、カットアンドトライの手法を用いて
アンテナ特性を調整する必要がある点では変わりがな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来の車両
用窓ガラスアンテナは、所要のアンテナ特性を得るため
に、装着すべき車両の種類等に応じてカットアンドトラ
イの手法を用いてアンテナ特性の調整を行なう必要があ
った。なお上記手法を用いての使用周波数帯域の調整に
はかなりの困難が伴い、その調整に長時間を要するとい
う問題があった。
【0009】本発明の目的は、所要のアンテナ特性を迅
速かつ的確に調整設定することのできる車両用窓ガラス
アンテナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の車両用窓ガラスアンテナは下
記の如く構成されている。なお下記以外の本発明の特徴
ある構成については実施形態の中で明らかにする。
【0011】本発明の車両用窓ガラスアンテナは、車両
の窓ガラス面に沿って張り付けられ厚みが薄く幅の狭い
複数本の導体からなり所定間隔で平行かつ水平に配列さ
れた水平ワイヤと、これら複数本の水平ワイヤの両端を
それぞれ一括接続するバス・バーと、を備えてなる窓ガ
ラス曇り止め用デフォッガーと、このデフォッガーに加
熱用の電源を供給する電源供給手段と、この電源供給手
段と前記デフォッガーとの間を高周波的に分離する分離
用コイルと、前記デフォッガーの水平方向の中央部にお
いて前記水平ワイヤと直交する如く設けられた厚みが薄
く幅の狭い導体からなる垂直センターワイヤと、この垂
直センターワイヤから送信及び/又は受信に適用される
電波の1/4波長に相当する距離だけ左右に離れた二つ
の位置において前記デフォッガーにおける水平ワイヤと
それぞれ交差する如く設けられた厚みが薄く幅の狭い導
体からなる一対のショートスターブ導体と、この一対の
ショートスターブ導体をそれぞれ高周波的に接地する一
対の接地用コンデンサと、を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態に係るFM/AM波受信用の車両用窓ガラ
スアンテナの構成を示す図である。図1に示すように、
リアウインドウ100には従来例で示したものと同様の
窓ガラス曇り止め用のデフォッガー101が張り付けら
れている。すなわちデフォッガー101は、リアウイン
ドウ100に対して複数本の厚みが薄く幅の狭い導体か
らなる水平ワイヤ102を略等間隔で平行に並べて設
け、これらの水平ワイヤ102の両端をバス・バー10
3a,103bでそれぞれ一括接続したものとなってい
る。かくして車載バッテリー(12V)104から後述
する高周波分離用コイルであるチョークコイル16a,
16bを介してバス・バー103a,103bに対して
直流電源が印加供給されると、デフォッガー101の水
平ワイヤ102が通電により発熱し、窓ガラス面への結
露を妨げる。したがって結露によるリアウインドウ10
0の曇りが防止される。
【0013】ところで上記デフォッガー101には、以
下述べるように、アンテナの構成要素が付加されてお
り、デフォッガー101の上にオーバラップする形態で
車両用窓ガラスアンテナ10が形成されている。
【0014】まず、デフォッガー101の水平方向の中
心部に、水平ワイヤ102に直交する如く厚みが薄く幅
の狭い導体からなる垂直センターワイヤ11が設けられ
ている。この垂直センターワイヤ11の上端には、厚み
が薄く幅の狭い導体からなるトップローディング用導体
11Lが付設されている。このトップローディング用導
体11Lは、前記水平ワイヤ102と平行に配置され、
かつその中心部を垂直センターワイヤ11の上端に接続
されている。上記垂直センターワイヤ11の下端近傍に
は、厚みが薄く幅の狭い導体からなる周波数帯マッチン
グ調整用導体11Mが付設されている。この周波数帯マ
ッチング調整用導体11Mは、前記水平ワイヤ102と
平行に配置され、かつその中心部を垂直センターワイヤ
11の下端に接続されている。上記垂直センターワイヤ
11の下端は給電点12となっており、同軸ケーブルか
らなるフィーダ113を介して受信セットのチューナ1
14に接続されている。
【0015】本実施形態においては、デフォッガー10
1のバス・バー103a,103bがショートスターブ
導体13a、13bを兼ねている。すなわち一対のショ
ートスターブ導体13a、13bは、適用受信波(例え
ば中心周波数が約100MHz 帯のFM受信波)の波長
をλとしたとき、上記垂直センターワイヤ11からλ/
4だけ左右に離れた位置において、前記デフォッガー1
01の水平ライン102と交差(直交する場合及び図示
の如く若干傾いて交差する場合を含む)するように設け
られる。
【0016】本実施形態におけるデフォッガー101の
バス・バー103a,103bは、その相互間距離が約
1.5mに設定されている。このため、垂直センターワ
イヤ11からバス・バー103a,103bまでの各距
離はおよそ75cmである。この距離は周波数100M
Hz の電波の波長をλとしたとき、λ/4に相当する距
離である。かくして本実施形態においては、デフォッガ
ー101のバス・バー103a,103bを、ショート
スターブ導体13a、13bとして利用している。
【0017】垂直センターワイヤ11と、一方のショー
トスターブ導体13aすなわちバス・バー103aとの
間には、これらとほぼ平行に厚みが薄く幅の狭い導体か
らなるショートスターブ調整用導体14aが設けられて
いる。また垂直センターワイヤ11と、他方のショート
スターブ導体13bすなわちバス・バー103bとの間
には、これらとほぼ平行に厚みが薄く幅の狭い導体から
なるショートスターブ調整用導体14bが設けられてい
る。これらの各ショートスターブ調整用導体14a,1
4bは、それぞれショートスターブ導体13a、13b
におけるショートスターブ機能を調整する為のものであ
る。
【0018】上記ショートスターブ導体13aすなわち
バス・バー103aは、接地用コンデンサ15aを介し
てグランドに接地されている。また上記ショートスター
ブ導体13bすなわちバス・バー103bは、接地用コ
ンデンサ15bを介してグランドに接地されている。
【0019】接地用コンデンサ15a,15bは、ショ
ートスターブ導体13a,13bを高周波的に接地する
ためのものである。従って上記接地用コンデンサ15
a,15bとしてはFM波に対しては低インピーダンス
を呈し、AM波に対しては高インピーダンスを呈する容
量素子が用いられる。
【0020】前記チョークコイル16a,16bは前記
バッテリー104を含む電源供給路をデフォッガー10
1の両端から高周波的に分離し、デフォッガー101の
両端を高周波的に開放状態とするためのものである。し
たがって上記チョークコイル16a,16bとしては、
適用周波数に対して十分大きなインピーダンスを呈する
誘導素子が用いられる。
【0021】図2の(a)(b)は、図1に示す車両用
窓ガラスアンテナ10を等価的に二段階に簡略化して示
す図である。車両用窓ガラスアンテナ10は前述したよ
うにデフォッガー101の水平方向の中央部に水平ワイ
ヤ102と直交する如く垂直センターワイヤ11が設け
られると共に、ショートスターブ導体13a,13bと
してのバス・バー103a,103bが接地用コンデン
サ15a,15bを介して高周波的に接地されている。
【0022】したがって、図2の(a)に示す如く、垂
直センターワイヤ11の両側に100MHz 近傍の周波
数帯に対するλ/4ショートスターブ17a,17bが
形成される。そして垂直センターワイヤ11の一点Pか
ら矢印A,Bの方向にみたインピーダンスはほぼ無限大
となる。このため図2の(b)に示す如く、デフォッガ
ー101の要素は実質的に無視することができ、トップ
ローディング用導体11Lおよび周波数帯マッチング調
整用導体11Mを備えた垂直センターワイヤ11のみが
FM/AM波の周波数に適合するアンテナ素子として機
能することになる。この結果、デフォッガー101の水
平方向の中央部に設けた垂直センターワイヤ11のみ
を、アンテナ素子単体としてアンテナ理論を適用するこ
とが可能となる。したがってアンテナ特性の調整操作が
簡単化され、迅速かつ的確に調整設定することができ
る。かくして従来行なわれていたカットアンドトライの
手法を用いての調整では極めて困難とされていた使用周
波数帯の調整等も容易に行なえるものとなる。
【0023】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態に係る800MHz 帯(携帯電話用送受信波帯)の
送受信用車両用窓ガラスアンテナの構成を示す図であ
る。
【0024】この第2実施形態における車両用窓ガラス
アンテナ20が第1実施形態の車両用窓ガラスアンテナ
10と異なる主な点はつぎの三点である。
【0025】第1の点は、800MHz 帯のλ/4ショ
ートスターブを形成する為に、垂直センターワイヤ21
から800MHz 送受信波のλ/4である93.75m
mだけ離れた箇所に、水平ワイヤ102と交差するショ
ートスターブ導体23a,23bを設け、これらショー
トスターブ導体23a,23bを接地用コンデンサ25
a,25bを介してグンドに対し高周波的に接地した点
である。
【0026】第2の点は、使用する周波数帯が800M
Hz 帯であるため、接地用コンデンサ25a,25bと
して800MHz 帯に対して低インピーダンスを呈する
容量素子を用いると共に、チョークコイル26a,26
bとして800MHz 帯に対して高インピーダンスを呈
する誘導素子を用いた点である。
【0027】第3の点は、受信セットのチューナ114
の代わりに携帯電話機30を接続した点である。
【0028】なお21Lはトップローディング用導体、
21Mは周波数帯マッチング調整用導体、22は給電
点、24a及び24bはショートスターブ調整用導体で
ある。 (変形例)実施形態に示された車両用窓ガラスアンテナ
は下記の変形例を含んでいる。
【0029】・TV放送波を受信可能な如く、TV放送
波の波長に適合するλ/4ショートスターブを形成する
ようにしたもの。
【0030】(実施形態における特徴点) [1]実施形態に示された車両用窓ガラスアンテナ(10,
20) は、車両の窓ガラス(100) 面に沿って張り付けら
れ、厚みが薄く幅の狭い複数本の導体からなり所定間隔
で平行かつ水平に配列された水平ワイヤ(102) と、これ
ら複数本の水平ワイヤ(102) の両端をそれぞれ一括接続
するバス・バー(103a,103b) と、を備えてなる窓ガラス
曇り止め用デフォッガー(101) と、このデフォッガー(1
01) に加熱用の電源(104) を供給する電源供給手段と、
この電源供給手段と前記デフォッガー(101) との間を高
周波的に分離する分離用コイル(16a,16b) (26a,26b)
と、前記デフォッガー(101) の水平方向の中央部におい
て前記水平ワイヤ(102) と直交する如く設けられた厚み
が薄く幅の狭い垂直センターワイヤ(11,21) と、この垂
直センターワイヤ(11,21) から送信及び/又は受信(送
信,受信の少なくとも一方)に適用される電波の1/4
波長(λ)に相当する距離(実用上は正確に1/4波長
でなくともよく、ほぼ1/4波長に相当する距離に設定
できればよい)だけ左右に離れた二つの位置において、
前記デフォッガー(101) ーにおける水平ワイヤ(102) と
それぞれ交差する如く設けられた厚みが薄く幅の狭い導
体からなる一対のショートスターブ導体(13a,13b) (23
a,23b) と、この一対のショートスターブ導体(13a,13b)
(23a,23b) をそれぞれ高周波的に接地する一対の接地
用コンデンサ(15a,15b) (25a,25b) と、を備えたことを
特徴としている。
【0031】[2]実施形態に示された車両用窓ガラス
アンテナは、前記[1]に記載したアンテナであって、
前記垂直センターワイヤ(11,21) は、上端部に、前記水
平ワイヤ(102) と平行に設けられたトップローディング
用導体(11L,21L) を有し、当該センターワイヤ(11,21)
の下端部近傍に、前記水平ワイヤ(102) と平行に設けら
れた周波数帯マッチング調整用導体(11M,21M) を有し、
下端部がフィーダ(113) に接続されていることを特徴と
している。
【0032】[3]実施形態に示された車両用窓ガラス
アンテナは、前記[1]又は[2]に記載したアンテナ
であって、前記垂直センターワイヤ(11,21) と前記一対
のショートスターブ導体(13a,13b) (23a,23b) との間
に、上記一対のショートスターブ導体(13a,13b) (23a,2
3b)におけるショートスターブ機能をそれぞれ調整する
ために、一対のショートスターブ調整用導体(14a,14b)
(24a,24b)が対応して配設されていることを特徴として
いる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、窓ガラス曇り止め用デ
フォッガーの水平方向中心部に垂直センターワイヤを設
けると共に、この垂直センターワイヤから水平方向に適
用電波の1/4波長に相当する距離だけ離れた位置に一
対のショートスターブ導体を設け、これらを接地用コン
デンサを介して高周波的に接地するようにしたので、上
記垂直センターワイヤ一をアンテナ素子単体とした一般
的なアンテナ理論を適用することが可能となり、その結
果、所要のアンテナ特性を迅速かつ的確に調整設定する
ことのできる車両用窓ガラスアンテナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るFM/AM波受信
用の車両用窓ガラスアンテナの構成を示す図。
【図2】図1に示す車両用窓ガラスアンテナを等価的に
二段階に簡略化して示す図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る800MHz 帯・
送受信用の車両用窓ガラスアンテナの構成を示す図。
【図4】従来例に係るFM/AM波受信用の車両用窓ガ
ラスアンテナの構成を示す図。
【符号の説明】
10…車両用窓ガラスアンテナ 11…垂直センターワイヤ 11L…トップローディング用導体 11M…周波数帯マッチング調整用導体 12…給電点 13a、13b…ショートスターブ導体 14a,14b…ショートスターブ調整用導体 15a,15b…接地用コンデンサ 16a,16b…チョークコイル(分離用コイル) 17a,17b…λ/4ショートスターブ 100…自動車のリアウインドウ 101…窓ガラス曇り止め用デフォッガー 102…水平ワイヤ 103a,103b…バス・バー 104…車載バッテリー(12V) 105…窓枠 113…フィーダ 114…受信セットのチューナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA01 AA09 AB02 CA06 FA23 JA02 5J046 AA03 AB03 AB17 BA02 BA03 LA04 LA10 LA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の窓ガラス面に沿って張り付けられ、
    厚みが薄く幅の狭い複数本の導体からなり所定間隔で平
    行かつ水平に配列された水平ワイヤと、これら複数本の
    水平ワイヤの両端をそれぞれ一括接続するバス・バー
    と、を備えてなる窓ガラス曇り止め用デフォッガーと、 このデフォッガーに加熱用の電源を供給する電源供給手
    段と、 この電源供給手段と前記デフォッガーとの間を高周波的
    に分離する分離用コイルと、 前記デフォッガーの水平方向の中央部において前記水平
    ワイヤと直交する如く設けられた厚みが薄く幅の狭い導
    体からなる垂直センターワイヤと、 この垂直センターワイヤから送信及び/又は受信に適用
    される電波の1/4波長に相当する距離だけ左右に離れ
    た二つの位置において、前記デフォッガーにおける水平
    ワイヤとそれぞれ交差する如く設けられた厚みが薄く幅
    の狭い導体からなる一対のショートスターブ導体と、 この一対のショートスターブ導体をそれぞれ高周波的に
    接地する一対の接地用コンデンサと、 を備えたことを特徴とする車両用窓ガラスアンテナ。
  2. 【請求項2】前記垂直センターワイヤは、上端部に、前
    記水平ワイヤと平行に設けられたトップローディング用
    導体を有し、下端部近傍に、前記水平ワイヤと平行に設
    けられた周波数帯マッチング調整用導体を有し、当該セ
    ンターワイヤの下端部がフィーダに接続されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用窓ガラスアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】前記垂直センターワイヤと前記一対のショ
    ートスターブ導体との間に、上記一対のショートスター
    ブ導体におけるショートスターブ機能をそれぞれ調整す
    るために、一対のショートスターブ調整用導体が対応し
    て配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の車両用窓ガラスアンテナ。
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