JPWO2008001920A1 - 編地およびスポーツ衣料 - Google Patents
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Abstract
Description
編地のこのような欠点を改良するため、これまで種々の検討がされている。例えば、編地表面に現れた糸条の拘束力を高めるために、編地を構成する糸条を撚糸する方法(例えば、特許文献1参照)、編地の密度を高くする方法(例えば、特許文献2参照)、編地表面を仕上げ剤で固める方法などが知られている。
しかしながら、上記の方法で得られた編地では、編地本来の特徴であるソフトな風合いやストレッチ性が損なわれるという問題があった。
なお、S方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向の仮撚捲縮加工糸との合糸に交絡が付与することにより低トルクの複合糸を得ることは、特許文献3に記載されている。
本発明の編地は、複合糸を含む編地であって、前記複合糸が、2種以上の仮撚捲縮加工糸で構成されかつ30T/m以下のトルクを有することを特徴とする編地である。
ここで、前記複合糸がS方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とで構成されることが好ましい。また、前記複合糸がインターレース加工を施された交絡糸であることが好ましい。また、前記複合糸のトルクがノントルクであることが好ましい。また、前記複合糸の捲縮率が2%以上であることが好ましい。また、記複合糸において、単糸繊度が4dtex以下であることが好ましい。また、前記複合糸がポリエステル繊維からなることが好ましい。かかるポリエステル繊維に紫外線吸収剤が0.1重量%以上含まれることが好ましい。その際、編地において、波長280〜400nmの範囲の紫外線遮蔽率が90%以上であることが好ましい。また、前記ポリエステル繊維に艶消し剤が0.2重量%以上含まれることが好ましい。その際、編地において、波長400〜700nmの範囲の可視光線遮蔽率が60%以上であることが好ましい。
本発明の編地において、編目密度が30〜90コース/2.54cm、かつ30〜90ウエール/2.54cmの範囲内であることが好ましい。また、編地が少なくとも表層および裏層を有する多層構造を有し、前記複合糸が表層に配されていることが好ましい。また、編地が丸編地組織を有することが好ましい。また、本発明の編地において、JIS L 1018により測定した、ヨコ方向のストレッチ性が50%以上であることが好ましい。また、JIS L 1018により測定した、ヨコ方向のストレッチ性回復率が90%以上であることが好ましい。また、JIS L 1058 D3法のカナノコにより15時間テストして、抗スナッギング性が3級以上であることが好ましい。
また、本発明のスポーツ衣料は、前記の編地を用いてなるスポーツ衣料である。
前記の複合糸は例えば以下の方法により製造することができる。すなわち、糸条を第1ローラ、セット温度が90〜220℃(より好ましくは100〜190℃)の熱処理ヒータを経由して撚り掛け装置によって施撚することによりone heater仮撚捲縮加工糸を得てもよいし、必要に応じてさらに第2ヒーター域に導入して弛緩熱処理することによりsecond heater仮撚捲縮加工糸を得てもよい。仮撚加工時の延伸倍率は、0.8〜1.5の範囲が好ましく、仮撚数は、仮撚数(T/m)=(32500/(Dtex)1/2)×αの式においてα=0.5〜1.5が好ましく、通常は0.8〜1.2位とするのがよい。ただし、Dtexとは糸条の総繊度である。用いる撚り掛け装置としては、デイスク式あるいはベルト式の摩擦式撚り掛け装置が糸掛けしやすく、糸切れも少なくて適当であるが、ピン方式の撚り掛け装置であってもよい。また、施撚の方向により、仮撚捲縮加工糸が有するトルクをS方向かZ方向か選択することができる。次いで、2種以上の仮撚捲縮加工糸を合糸することにより前記複合糸が得られる。
かかる複合糸には、インターレース加工により交絡が付与されていることが好ましい。交絡(インターレース)の個数は、ソフトな風合いやストレッチ性を損なわないために30〜90個/mの範囲内であることが好ましい。該個数が90個/mよりも大きいとソフトな風合いやストレッチ性が損なわれるおそれがある。逆に、該個数が30個/mよりも小さいと複合糸の集束性が不十分となり、製編性が損なわれるおそれがある。なお、交絡処理(インターレース加工)は通常のインターレースノズルを用いて処理したものでよい。
かくして得られた複合糸のトルクとしては、30T/m以下(好ましくは10T/m以下、特に好ましくはノントルク(0T/m))であることが肝要である。かかる低トルクの複合糸を用いて編地を構成することにより、ソフトな風合いやストレッチ性を損なうことなく優れた抗スナッギング性が得られる。トルクは小さいほど好ましくノントルク(0T/m)が最も好ましい。このようにノントルクとするには、S方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向の仮撚捲縮加工糸とを合糸する際、トルクの方向が異なること以外は同じトルクを有する2種の仮撚捲縮加工糸を使用するとよい。
また、前記複合糸において、捲縮率が2%以上(より好ましくは10〜20%)であることが好ましい。該捲縮率が2%未満では十分なソフトな風合いやストレッチ性が得られないおそれがある。
前記複合糸において、単糸繊度が4dtex以下(好ましくは0.00002〜2.0dtex、特に好ましくは0.1〜2.0dtex)であることが好ましい。該単糸繊度は小さいほどよく、ナノファイバーと称せられる単糸繊維径が1000nm以下のものでもよい。該単糸繊度が4dtexよりも大きいとソフトな風合いが得られないおそれがある。また、複合糸の総繊度としては33〜220dtexの範囲内であることが好ましい。さらに、複合糸のフィラメント数としては50〜300本(より好ましくは100〜300本)の範囲内であることが好ましい。
また、前記複合糸の単糸断面形状としては、通常の丸断面でもよいが、丸断面以外の異型断面形状であってもよい。かかる異型断面形状としては、三角、四角、十字、扁平、くびれ付扁平、H型、W型などが例示される。これらの異型断面形状を採用することにより、編地に吸水性を付与することができる。特に、図1に示すようなくびれ付扁平異型断面形状を採用することにより、吸水性だけでなく、特に優れたソフト性をも編地に付与することができる。その際、扁平な断面形状の、長手中心線方向の長さBの、この長手中心線方向に直角をなして交差する方向における最大幅C1に対する比B/C1により表される断面扁平度が2〜6(より好ましくは3.1〜5.0)の範囲内であることが、編地のソフト性の点で好ましい。また、その幅の最大値C1の、最小値C2に対する比C1/C2が、1.05〜4.00(より好ましくは1.1〜1.5)の範囲内であることが、編地の吸水性の点で好ましい。
前記複合糸を構成する繊維としては特に制限されず、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、アセテート繊維、さらには、綿、ウール、絹などの天然繊維やこれらを複合したものが使用可能である。特にポリエステル繊維が好ましい。かかるポリエステルとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレングリコール、すなわちエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールからなる群より選ばれた少なくとも1種を主たるグリコール成分とするポリエステルが好ましい。なかでも、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)またはトリメチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル(ポリトリメチレンテレフタレート)が特に好ましい。
かかるポリエステルには、必要に応じて少量(通常30モル%以下)の共重合成分を有していてもよい。その際、使用されるテレフタル酸以外の二官能性カルボン酸としては、例えばイソフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、P−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のごとき芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性カルボン酸をあげることができる。また、上記グリコール以外のジオール化合物としては、例えばシクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのごとき脂肪族、脂環族、芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレングリコール等をあげることができる。
前記ポリエステルは任意の方法によって合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレートの場合について説明すると、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールとをエステル交換反応させるかまたはテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレフタル酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度になるまで重縮合反応させる第2段階の反応によって製造されたものでよい。また、前記ポリエステルは、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステル、または、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルであってもよい。さらには、ポリ乳酸やステレオコンプレックスポリ乳酸などの生分解性を有するポリエステルでもよい。
前記ポリエステルに紫外線吸収剤がポリエステル重量対比0.1重量%以上(好ましくは0.1〜5.0重量%)含まれていると、編地に紫外線遮蔽性が付加され好ましい。かかる紫外線吸収剤としては、ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系有機紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系有機紫外線吸収剤、サリチル酸系有機紫外線吸収剤などが例示される。なかでも、紡糸の段階で分解しないという点からベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤が特に好ましい。
かかるベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤としては、特開昭62−11744号公報に開示されたものが好適に例示される。すなわち、2−メチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−ブチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−フェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2,2’−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−テトラメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ベンゼン、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ナフタレンなどである。
また、前記ポリエステルに艶消し剤(二酸化チタン)がポリエステル重量対比0.2重量%以上(好ましくは0.3〜2.0重量%)含まれていると、編地に防透性が付加され好ましい。
さらに前記ポリエステルには、必要に応じて、微細孔形成剤(有機スルホン酸金属塩)、着色防止剤、熱安定剤、難燃剤(三酸化二アンチモン)、蛍光増白剤、着色顔料、帯電防止剤(スルホン酸金属塩)、吸湿剤(ポリオキシアルキレングリコール)、抗菌剤、その他の無機粒子の1種以上が含まれていてもよい。
本発明の編地には、前記の複合糸が含まれている。ここで、該複合糸は、編地の全重量に対して70重量%以上(特に好ましくは100重量%)含まれていることが好ましい。
また、編地の密度としては、ソフトな風合いを得る上で30〜90コース/2.54cm、かつ30〜90ウエール/2.54cmの範囲内であることが好ましい。編地の密度がかかる範囲よりも大きいとソフトな風合いが得られないおそれがある。
本発明の編地において、編地の組織は限定されず、丸編物でもよいしよこ編物やたて編物であってもよい。丸編物およびよこ編組織としては、天竺、平編、ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編、ニットミス、片側結接等が好ましく例示される。たて編組織としては、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等が例示される。なかでも、ストレッチ性の点で丸編物が特に好ましい。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。編地を、少なくとも表層(外気側)および裏層(肌側)を有する多層構造とし、前記複合糸を表層に配することは好ましいことである。表層に前記複合糸を配することで優れた抗スナッギング性が得られる。
本発明の編地は、前記の複合糸を用いて通常の編機を使用して容易に製編することができる。また、本発明の編地には、本発明の目的が損なわれない範囲内であれば、常法の染色仕上げ加工、吸水加工、撥水加工、起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。ここで、吸水加工としては、編地にポリエチレングリコールジアクリレートやその誘導体、またはポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体などの親水化剤を染色時に同浴加工するか、ファイナルセット工程で編地に付与することが好ましい。また、かかる親水化剤の付着量は、編地の重量に対して0.25〜0.50重量%の範囲であることが好ましい。
本発明の編地において、前記の低トルクの複合糸が配されているので、編地表面がフラットとなり、また編地のループ自身が引っ掛けられにくくなり、優れた抗スナッギング性が得られる。かかる抗スナッギング性としては、JIS L 1058 D3法のカナノコにより15時間テストして、抗スナッギング性が3級以上であることが好ましい。
また同時に、本発明の編地において、前記複合糸によりソフトな風合いとストレッチ性を呈する。かかるストレッチ性としては、JIS L 1018により測定した、ヨコストレッチ性で50%以上(好ましくは80〜130%)であることが好ましい。また、JIS L 1018により測定した、ヨコ方向のストレッチ性回復率が90%以上であることが好ましい。
また、本発明の編地に、紫外線吸収剤を含むポリエステルからなるポリエステル繊維が含まれる場合には、編地が紫外線遮蔽性を呈する。その際、かかる紫外線遮蔽性としては、波長280〜400nmの範囲の紫外線遮蔽率が90%以上(より好ましくは95〜100%)であることが好ましい。
また、本発明の編地に、艶消し剤を含むポリエステルからなるポリエステル繊維が含まれる場合には、編地が防透性を呈する。その際、かかる編地の防透性としては、波長400〜700nmの範囲の可視光線遮蔽率が60%以上(より好ましくは65〜80%)であることが好ましい。
次に、本発明のスポーツ衣料は、前記の編地を用いてなるものである。かかるスポーツ衣料は前記の編地を用いているので、ソフトな風合いやストレッチ性を損なわず、抗スナッギング性に優れる。
(1)トルク
試料(捲縮糸)約70cmを横に張り、中央部に0.18mN×表示テックス(2mg/de)の初荷重を吊るした後、両端を引揃える。
糸は残留トルクにより回転しはじめるが初荷重が静止するまでそのままの状態で持ち、撚糸を得る。こうして得た撚糸を17.64mN×表示テックス(0.2g/de)の荷重下で25cm長の撚数を検撚器で測定する。得られた撚数(T/25cm)を4倍にしてトルク(T/m)とする。
(2)インターレース度
交絡糸を8.82mN×表示テックス(0.1g/de)の荷重下で1mの長さをとり、除重後、室温で24時放縮後の結節点の数を読み取り、ケ/mで表示する。
(3)抗スナッギング性
JIS L 1058 D3法のカナノコ(15hrs)にて評価する。
(4)捲縮率
供試糸条を、周長が1.125mの検尺機のまわりに巻きつけて、乾繊度が3333dtexのかせを調製した。前記かせを、スケール板の吊り釘に懸垂して、その下部分に6gの初荷重を付加し、さらに600gの荷重を付加したときのかせの長さL0を測定する。その後、直ちに、前記かせから荷重を除き、スケール板の吊り釘から外し、このかせを沸騰水中に30分間浸漬して、捲縮を発現させる。沸騰水処理後のかせを沸騰水から取り出し、かせに含まれる水分をろ紙により吸収除去し、室温において24時間風乾する。この風乾されたかせを、スケール板の吊り釘に懸垂し、その下部分に、600gの荷重をかけ、1分後にかせの長さL1aを測定し、その後かせから荷重を外し、1分後にかせの長さL2aを測定する。供試フィラメント糸条の捲縮率(CP)を、下記式により算出する。
CP(%)=((L1a−L2a)/L0)×100
(5)ストレッチ性
JIS L 1018によりストレッチ性(%)を測定する。
(6)ストレッチ性回復率
JIS L 1018によりストレッチ性回復率(%)を測定する。
(7)風合い
試験者3人の官能評価により、風合いを「特にソフト」、「ソフト」、「普通」、「硬い」の4段階に評価する。
(8)紫外線遮蔽率
島津製作所製分光光度計MPC−3100で、波長280〜400nmの範囲の紫外線遮蔽率を算出する。
(9)可視光線遮蔽率
防透性の代用特性として、島津製作所製分光光度計MPC−3100で、波長400〜700nmの範囲の可視光線遮蔽率を算出する。
(9)艶消し剤の含有率
下記式により算出する。
艶消し剤の含有率(%)=添加する艶消し剤質量(gr)/艶消し剤添加前のポリマー質量(gr)×100
[実施例1]
通常のポリエチレンテレフタレート(艶消し剤の含有率0.3重量%)を用いて通常の紡糸装置から280℃で溶融紡糸し、2800m/分の速度で引取り、延伸することなく巻取り、半延伸されたポリエステル糸条145dtex/72fil(単糸繊維の断面形状:丸断面)を得た。
次いで、該ポリエステル糸条を用いて、延伸倍率1.6倍、仮撚数2500T/m(S方向)、ヒーター温度180℃、糸速350m/分の条件で同時延伸仮撚捲縮加工を行った。
また、前記ポリエステル糸条を用いて延伸倍率1.6倍、仮撚数2500T/m(Z方向)、ヒーター温度180℃、糸速350m/分の条件で同時延伸仮撚捲縮加工を行った。
次いで、これらS方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とを合糸して空気交絡処理を行い、複合糸(167dtex/144fil、捲縮率12%、トルク0T/m)を得た。その際、空気交絡処理は、インターレースノズルを用いたインターレース加工であり、オーバーフィード率1.0%、圧空圧0.3MPa(3kgf/cm2)で50個/mの交絡を付与した。
次いで、該複合糸を用いて、28Gシングル丸編機を使用して天竺組織の丸編地を編成した。そして、該編地に通常の染色仕上げ加工を行い、ファイナルセット工程で吸水加工を施した。なお、かかる吸水加工としては、親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)を編地に編地重量に対して0.30重量%付着させた。
かくして得られた編地において、目付け135g/m2、43コース/2.54cm、41ウエール/2.54cm、抗スナッギング性3−4級、ヨコストレッチ性85%、ヨコ方向のストレッチ性回復率95%、風合い「ソフト」であり、ソフトな風合い、ストレッチ性、抗スナッギング性に優れていた。また、該編地において、波長400〜700nmの範囲の可視光線遮蔽率が68%と防透性に優れるものであった。
また、かかる編地を用いてTシャツ(スポーツ衣料)を縫製し着用したところ、ソフトな風合い、ストレッチ性、抗スナッギング性に優れていた。
[実施例2]
実施例1において、Z方向仮撚りのみの仮撚り数を1800T/Mに変更することにより、複合糸(167dtex/144fil、捲縮率8%、トルク10T/m)を得た。これ以外は実施例1と同様にした。
かくして得られた編地において、目付け140g/m2、50コース/2.54cm、45ウエール/2.54cm、抗スナッギング性3−4級、ヨコストレッチ性80%、ヨコ方向のストレッチ性回復率92%、風合い「ソフト」であり、ソフトな風合い、ストレッチ性、抗スナッギング性に優れていた。
[実施例3]
通常のポリエチレンテレフタレート(艶消し剤の含有率0.3重量%)を用いて通常の紡糸装置から280℃で溶融紡糸し、2800m/分の速度で引取り、延伸することなく巻取り、半延伸されたポリエステル糸条90dtex/48fil(単糸繊維の断面形状:丸断面)を得た。
次いで、該ポリエステル糸条を用いて、延伸倍率1.6倍、仮撚数2500T/m(S方向)、ヒーター温度180℃、糸速350m/分の条件で同時延伸仮撚捲縮加工を行った。
また、前記ポリエステル糸条を用いて、延伸倍率1.6倍、仮撚数2500T/m(Z方向)、ヒーター温度180℃、糸速350m/分の条件で同時延伸仮撚捲縮加工を行った。
次いで、これらS方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸を合糸して空気交絡処理を行い、複合糸(110dtex/96fil、捲縮率7%、トルク0T/m)を得た。空気交絡処理は、インターレースノズルを用い、オーバーフィード率1.0%、圧空圧0.3MPa(3kgf/cm2)で60個/mの交絡を付与した。
次いで、該複合糸を表側糸条として用い、一方、ポリエチレンテレフタレート(艶消し剤の含有率0.3重量%)からなる仮撚捲縮加工糸(56dtex/72fil、捲縮率13%、トルク40T/m)を裏側糸条として用い、28Gダブル丸編機を使用して片側結接組織の丸編地を編成した。そして、該編地に通常の染色仕上げ加工を行い、ファイナルセット工程で実施例1と同じ吸水加工を施した。
かくして得られた編地において、目付け175g/m2、43コース/2.54cm、32ウエール/2.54cm、抗スナッギング性4級、ヨコストレッチ性90%、ヨコ方向のストレッチ性回復率96%、風合い「ソフト」であり、ソフトな風合い、ストレッチ性、抗スナッギング性に優れていた。
[実施例4]
実施例1において、ポリエチレンテレフタレートに、2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)有機系紫外線吸収剤をポリエチレンテレフタレート重量に対して1.0重量%含ませること以外は実施例1と同様にした。得られた編地において、波長280〜400nmの範囲の紫外線遮蔽率94%と紫外線遮蔽性に優れるものであった。
[実施例5]
実施例1において、単糸繊維の断面形状を、図1に示されているような、片側あたり3個のくびれ部を有し、その断面扁平度B/C1が3.2であり、かつ比C1/C2が1.2である扁平断面形状に変更すること以外は実施例1と同様にした。
得られた編地において、風合いが「特にソフト」であった。また、該編地は吸水性においても優れていた。
[実施例6]
実施例1において、単糸繊維の断面形状を、十字断面形状に変更すること以外は実施例1と同様にした。
得られた編地において、風合いが「ソフト」であった。また、該編地は吸水性においても優れていた。
[実施例7]
実施例1において、通常のポリエチレンテレフタレート(艶消し剤の含有率0.3重量%)にかえて、通常のポリトリメチレンテレフタレート(艶消し剤の含有率0.3重量%)を用いること以外は実施例1と同様にした。
得られた編地において、風合いが「特にソフト」であった。
[比較例1]
ポリエチレンテレフタレートからなる仮撚捲縮加工糸(167dtex/144fil、捲縮率14%、トルク45T/m)を用い、28Gシングル丸編機を使用して天竺組織の丸編地を編成した。そして、該編地に通常の染色仕上げ加工を行い、ファイナルセット工程で実施例1と同じ吸水加工を施した。
かくして得られた編地において、目付け130g/m2、42コース/2.54cm、41ウエール/2.54cm、抗スナッギング性2級、ヨコストレッチ性50%、ヨコ方向のストレッチ性回復率85%、風合い「ソフト」であり、抗スナッギング性に劣っていた。
[比較例2]
ポリエチレンテレフタレートからなる仮撚捲縮加工糸(110dtex/96fil、捲縮率10%、トルク35T/m)を表側糸条として用い、一方、ポリエチレンテレフタレートからなる仮撚捲縮加工糸(56dtex/72fil、捲縮率13%、トルク40T/m)を裏側糸条として用い、28Gダブル丸編機を使用して片側結接組織の丸編地を編成した。そして、該編地に通常の染色仕上げ加工を行い、ファイナルセット工程で実施例1と同じ吸水加工を施した。
かくして得られた編地において、目付け130g/m2、42コース/2.54cm、41ウエール/2.54cm、抗スナッギング性2級、ヨコストレッチ性55%、ヨコ方向のストレッチ性回復率88%、風合い「ソフト」であり、抗スナッギング性に劣っていた。
Claims (19)
- 複合糸を含む編地であって、前記複合糸が、2種以上の仮撚捲縮加工糸で構成されかつ30T/m以下のトルクを有することを特徴とする編地。
- 前記複合糸がS方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とで構成される、請求項1に記載の編地。
- 前記複合糸がインターレース加工を施された交絡糸である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 前記複合糸のトルクがノントルクである、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 前記複合糸の捲縮率が2%以上である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 前記複合糸において、単糸繊度が4dtex以下である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 前記複合糸がポリエステル繊維からなる、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 前記ポリエステル繊維に紫外線吸収剤が0.1重量%以上含まれる、請求の範囲第7項に記載の編地。
- 前記仮撚捲縮加工糸の単糸繊維断面形状が丸断面以外の異型断面糸である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 波長280〜400nmの範囲の紫外線遮蔽率が90%以上である、請求の範囲第7項に記載の編地。
- 前記ポリエステル繊維に艶消し剤が0.2重量%以上含まれる、請求の範囲第7項に記載の編地。
- 波長400〜700nmの範囲の可視光線遮蔽率が60%以上である、請求の範囲第7項に記載の編地。
- 編地の密度が30〜90コース/2.54cm、かつ30〜90ウエール/2.54cmの範囲内である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 編地が少なくとも表層および裏層を有する多層構造を有し、前記複合糸が表層に配されてなる、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 編地が丸編地組織を有する、請求の範囲第1項に記載の編地。
- JIS L 1018により測定した、ヨコ方向のストレッチ性が50%以上である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- JIS L 1018により測定した、ヨコ方向のストレッチ性回復率が90%以上である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- JIS L 1058 D3法のカナノコにより15時間テストして、抗スナッギング性が3級以上である、請求の範囲第1項に記載の編地。
- 請求の範囲第1項〜第18項のいずれかに記載の編地を用いてなる、スポーツ衣料。
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