JP6037716B2 - 抗スナッグ糸及びそれを用いた布帛 - Google Patents

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Description

本発明は抗スナッグ糸及びそれを用いた布帛に関する。より詳細には、本発明は、着用時に問題となるスナッグの発生が起こり難く、かつ、通気性が良好な、インナー、スポーツウェア、水着等に使用可能な抗スナッグ糸及びそれを用いた布帛に関する。
従来、インナー、スポーツウェア、水着等の着用時の問題としてスナッグがある。スナッグとは、椅子の傷、金属のバリ、爪などが布帛表面に引っ掛かり、布帛を構成している糸の一部が布帛表面から引き出され、外観を損なう欠点をいう。
このスナッグを抑制する方法として、一般的には布帛の組織や密度を工夫する。具体的には、布帛を、凹凸の少ない組織や高密度に仕上げることである。このように、凹凸のような引っ掛かる布帛表面状態をなくすことで、スナッグは抑制される。しかしながら、この布帛は、外観が単調になり、意匠性に劣り、また、高密度にすることで硬い風合いのものしか得られず、通気性は低下し、インナーやスポーツウェアの着心地を左右する清涼感が乏しいものとなる。
これらの問題を解決するために、布帛に使用する糸の改良が検討され、これまでにスナッグを抑制する糸が種々提案されている。
例えば、以下の特許文献1には、トルク方向の異なる2種の高捲縮仮撚加工糸をエア混繊させた低トルク複合糸を使用した編地が提案されている。この複合糸を使用すれば、捲縮発現により、編み地が密となるため、スナッグの発生が抑えられ、かつ、単糸繊度の小さい糸を使用することで、風合いも硬くならずに済む。しかしながら、編み目を、見た目がわからなくなるほど密にしないと、バルキー性の高い高捲縮仮撚加工糸の単糸が引っ掛かり、スナッグ抑制が不十分となるため、限定された編み組織や単調な外観になってしまう。さらに、このような編地は、高密度であることから、通気性が低く、着用時の清涼感は乏しくなってしまう。また、トルク方向の異なる糸を必要とするため、使用糸が制限される。
また、以下の特許文献2には、高捲縮糸と非捲縮糸のエア混繊糸において、混繊糸の表面に露出する高捲縮糸と非捲縮糸の割合を規定することで、好表面タッチとスナッグ抑制効果を有する布帛を得ることが記載されている。
さらに、以下の特許文献3には、仮撚加工糸と高収縮原糸との混繊糸において、高収縮原糸が仮撚加工糸を締め付けることでバルキー性を抑え、スナッグを抑制できることが記載されている。
しかしながら、特許文献2又は特許文献3に記載された方法によるスナッグ抑制効果は限定的であり、比較的負荷の小さい条件によるスナッグ評価方法(特許文献2ではJIS−L1058のD−4法、特許文献3では同D−1法)において一定の効果を有することが記載されているものの、実際の着用シーンで椅子の傷や金属のバリ、爪などに引っ掛かることを想定した同D−3法条件における、スナッグ抑制効果は十分なものではなかった。さらに、通常、D−3法では5時間処理後の評価を行なうが、体操服やユニフォーム等、過酷な使用状況が想定される用途においては5時間処理では不十分であり、15時間処理後でも優れたスナッグ抑制効果を有することが求められている。
このように、現状では、JIS−L1058 D−3法で15時間処理後のスナッグ性が3級以上の十分な抗スナッグ性を有し、かつ通気性に優れる布帛は見当たらない。
WO2008/001920号公報 特許第4217517号公報 特開2010−144288号公報
本発明が解決しようとする課題は、前記した従来技術の問題を解決し、インナー、スポーツウェア、水着等に適した、抗スナッグ糸、及びそれを用いた抗スナッグ性と通気性に優れる布帛を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討し、実験を重ねた結果、所定の単糸クリンプ数及び嵩高係数を有する抗スナッグ糸を使用することにより、抗スナッグ性と通気性に優れる布帛を提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の通りのものである。
]抗スナッグ糸を布帛表面側に70wt%以上使用した編物又は織物である布帛であって該布帛のJIS−L1058(D−3法)に準ずる15時間の試験によるスナッグ性は3級以上であり、該布帛が編地の場合、JIS−L1018 8.33.1による、布帛が織物の場合、JIS−L1096 8.27.1A法による通気性は80cc/cm/s以上であり、該布帛より抜き出した抗スナッグ糸は、単糸クリンプ数が75個/2.54cm以上である捲縮糸を含み、かつ、該抗スナッグ糸の嵩高係数は、0.01〜0.06である前記布帛。
本発明の抗スナッグ糸及びそれを用いた布帛を使用すれば、着用時に問題となるスナッグの発生が起こりにくく、かつ、通気性に優れ、清涼感のあるインナー、スポーツウェア、水着等のウェアの製造が可能となる。
本発明の抗スナッグ糸を用いた布帛の組織図の一例である。 本発明の抗スナッグ糸を用いた布帛の組織図の一例である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の抗スナッグ糸は、単糸クリンプ数が75個/2.54cm以上である捲縮糸を含むことを特徴とする。単糸クリンプ数は、好ましくは80個/2.54cm以上、より好ましくは90個/2.54cm以上である。
単糸クリンプ数とは、抗スナッグ糸を構成しているフィラメント群の中からクリンプの大きいフィラメント(単糸)を抜き出し、所定の荷重をかけた時の1cm間の単糸側面から見た単糸のうねりの数(うねりを山・谷と表現した場合、山と谷の数)である。
単糸クリンプ数が75個/2.54cm未満であると、布帛表面に浮き出易くなり、引っ掛かる原因となってスナッグ性が悪化する。
本発明の抗スナッグ糸は、嵩高係数が0.01〜0.06であることを特徴とする。嵩高係数は、好ましくは0.02〜0.05、より好ましくは0.03〜0.04である。嵩高係数が0.01未満であるということは、単糸間の空隙がほとんどなく密着している状態であり、フクラミや風合いに劣り、嵩高係数が0.06を超えると、単糸間の空隙が大きくなりすぎ、その隙間に引っ掛かることや、バルキー性が高くなりすぎ、布帛表面に凹凸を形成してしまうことから、スナッグが悪化する。
本発明の抗スナッグ糸に含まれる捲縮糸は、捲縮が付与されていればフィラメント糸等、特に制限されるものではない。
具体的には、レーヨン、アセテート繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維等の化合繊に捲縮が付与されているものが好ましく、捲縮付与させ易いポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維は特に好ましい。
本発明の抗スナッグ糸に使用する捲縮糸の捲縮性に特に制限はないが、捲縮伸長率として20%以上が好ましく、30%以上がより好ましい。ここでの捲縮伸長率は下記方法で測定する。
捲縮糸を、糸張力0.088cN/dtexで枠周1mの検尺機にて10周巻取り、小綛にし、小綛下端に1.77×10-3cN/dtexの荷重をかけたまま乾燥機にて90℃×15分の乾熱処理を行う。処理終了後、0.26×10-3cN/dtexの荷重を取り外し、20℃、60%RH環境下にて24時間放置する。次いで、小綛の中から、捲縮糸1本を30cm採取し、上端を固定し、下端に1.77×10-3cN/dtexの荷重をかけ、30秒後の長さ(A)を測定する。次いで、1.77×10-3cN/dtexの荷重を取り外し、0.088cN/dtexの荷重をかけ、30秒後の長さ(B)を測定し、下記式(1)により捲縮伸長率を求める。
捲縮伸長率(%)=((B−A)/A)×100 (1)
本発明の抗スナッグ糸は、少なくとも所定の単糸クリンプ数を持つ捲縮糸を含んでいればよく、抗スナッグ糸としてこの捲縮糸だけで構成していてもよいし、又はこの捲縮糸と他の糸で構成されていてもよい。その際に構成される他の糸は、フィラメント糸、紡績糸等どのような糸であってもよい。具体的には、フィラメント糸としては、レーヨン、アセテート繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維等の化合繊からなるものが好ましく、これらフィラメント糸の形態は未捲縮糸、捲縮糸のいずれであってもよい。捲縮糸としては、コンジュゲート糸や仮撚加工等により捲縮加工された糸等いずれであってもよい。
紡績糸としては、木綿、羊毛、麻などの天然繊維、レーヨン、アセテート、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維等の化合繊からなるものが好ましく、これらは単独又は混紡されたもの等のいずれであってもよい。
本発明の抗スナッグ糸の繊度や単糸数についても特に限定されるものではなく、用途や、使用する編機のゲージに好適な繊度や単糸数のものを選定すればよいが、繊度としては、15detx〜200dtexが使い易いため、好ましく、より好ましくは30detx〜180detxである。また、単糸数としては、10〜200が好ましく、20〜150がより好ましく、30〜100がさらに好ましい。
本開発の抗スナッグ糸を得るための加工方法としては、捲縮糸を仮撚加工することが最も効果的である。捲縮糸を仮撚加工することで、元々付与されている捲縮にさらに仮撚による捲縮が付与され、所定の単糸クリンプ数を有する捲縮の細かい糸を得ることができる。
本開発の抗スナッグ糸を得るための仮撚条件は、一般的に用いられる仮撚数、仮撚温度、仮撚張力を設定すればよいが、仮撚数は、下記式(2)で求められる設定仮撚数の85%〜95%に設定することが好ましく、87%〜90%に設定することがより好ましい。
設定仮撚数(T/M)=34300/√繊度 (2)
この設定仮撚数は、ピン仮撚機での設定数値であり、他の仮撚機であるニップベルトタイプ仮撚機やディスクフリクション仮撚機では、実際に弛撚体前の走行糸を採取し確認する。仮撚数を前記した所定の範囲内に設定するには、例えば、ニップベルトタイプ仮撚機ではベルト角を95〜120度にし、ディスクフリクション仮撚機ではディスク枚数を4〜8枚とすればよい。
仮撚温度は100℃〜230℃が好ましく、150℃〜230℃がより好ましく、190〜230℃がさらに好ましい。
仮撚張力は0.09cN/dtex〜0.35cN/dtexの範囲で調整するのが好ましい。
仮撚方向を使用する捲縮糸のトルク方向と同方向にすることで、使用する捲縮糸以上の捲縮付与が可能となる。
仮撚のタイプとしては、高捲縮・高バルキーが得られる1ヒーター加工、低バルキー・低トルクが得られる2ヒーター加工のいずれのタイプでもよいが、バルキー性を抑え、抗スナッグ性を得るためには2ヒーター加工が好ましい。2ヒーター加工時の第2ヒーターゾーンの条件は任意に設定可能であるが、第2ヒーター温度は150〜230℃、フィード率は3%〜15%が好ましい。
本開発の抗スナッグ糸に、織編工程性を向上させる目的で交絡を付与してもよい。付与する交絡数は特に制限されるものではないが、30個/m〜150個/mが好ましく、80個/m〜140個/mがより好ましい。使用する交絡用ノズルの種類や条件においても特に制限はないが、エア圧力条件は0.1MPa〜0.5MPaが好ましい。
本発明の抗スナッグ糸を布帛に使用する場合、本発明の抗スナッグ糸を布帛表面に70wt%以上使用することが好ましく、より好ましくは80wt%以上、さらに好ましくは90wt%以上である。本発明の抗スナッグ糸が布帛表面に70wt%未満しか使用されていないと、スナッグが悪化する。
本発明の抗スナッグ糸を使用した布帛のスナッグ性は、JIS−L1058(D−3法)に準ずる15時間の試験で3級以上であることが好ましく、より好ましくは4級以上である。JIS−L1058(D−3法)に準ずる15時間の試験で3級を下回ると、実着用時のスナッグによる外観悪化が顕著になることがある。
本発明の抗スナッグ糸を使用した布帛の通気性は、以下に説明する試験法において、80cc/cm/s以上であることが好ましく、より好ましくは90cc/cm/s以上、さらに好ましくは100cc/cm/s以上である。通気性が80cc/cm/sを下回ると、運動時の衣服内の蒸れ感が強いものとなってしまい、着心地が悪いものとなってしまう。
本発明における布帛とは、織物又は編物のことをいう。織物組織としては、平織、ツイル織、サテン織、経二重織、緯二重織、ドビー織等の組織を使用できるが、これに限定されるものではない。織密度としては、経密度60〜350本/インチ、緯密度60〜150本/インチが好ましい。編物組織としては、横編、丸編、経編等のどのような組織でもよい。編みゲージは18〜40ゲージが好ましい。
本発明の布帛には、本発明の抗スナッグ糸他の繊維を交織や交編してもよい。他の繊維としては、フィラメント糸や紡績糸等どのような糸でもよい。具体的には、フィラメント糸としては、レーヨン、アセテート繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維等の化合繊からなるものが好ましく、これらフィラメント糸の形態は未捲縮糸、捲縮糸のいずれであってもよい。捲縮糸としては、コンジュゲート糸や仮撚加工等により捲縮加工された糸等いずれであってもよい。
紡績糸としては、木綿、羊毛、麻などの天然繊維、レーヨン、アセテート、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン系繊維、塩化ビニル系繊維等の化合繊からなるものが好ましく、これらは単独又は混紡されたもの等、いずれであってもよい。
また、本発明の布帛には、スパンデックスやスパンデックスと他の繊維からなるカバリング糸を使用してもよい。
本発明の抗スナッグ糸を使用した布帛は、要求される用途に準じて目付を調整することが好ましく、より好ましくは目付を50〜500g/mの範囲で調整するとよい。
本発明の抗スナッグ糸を含む布帛の染色加工方法は、糸状態及び布帛状態とも通常の染色仕上げ工程が使用でき、使用する染色機も抗スナッグ糸状態での加工はチーズ染色機の使用、布帛状態での加工は液流染色機、ウインス染色機等、任意な染色機の使用ができる。また、布帛状態での加工において、仕上げセットは布帛乾燥時に皺になったり、突っ張ったりしないように仕上げればよい。また、仕上げ剤として吸水剤の付与を行うと、より吸水性が向上し、好ましい。さらに、染色段階での付帯加工として、防汚加工、抗菌加工、消臭加工、防臭加工、吸汗加工、吸湿加工、紫外線吸収加工、減量加工など、さらに後加工としてカレンダー加工、エンボス加工、シワ加工、起毛加工、オパール加工、シリコン系柔軟剤等を使用した柔軟加工など、最終的な要求特性に応じて適宜付与することができる。
以下、本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
実施例に記載される各数値は次の方法で測定した。
(1)単糸クリンプ数
布帛より本開発の抗スナッグ糸を2cm抜き出し、さらにこの抗スナッグ糸から単糸を1本抜き取る。この2cmの単糸に1.77×10−3cN/dtexの荷重をかけた状態の糸形態を(株)キーエンス社製デジタルマイクロスコープVHX−500にて観察し、1cm間のうねりの数を測定し、1inch間に換算する。N=10本測定し、平均値を算出する。
布帛から抜き出した抗スナッグ糸に、布帛の形態に由来するクリンプ(例えば、編地であれば編目によるクリンプ)がある場合、1.77×10−2cN/dtexの荷重をかけた状態の糸形態をマイクロスコープにて観察し、1cm間のうねりの数を測定し、1inch間に換算する。
また、布帛より抜き出した抗スナッグ糸に交絡が有りるために、2cmの単糸を抜き出せない場合、抗スナッグ糸に荷重をかけて固定し、単糸1本を残して他の単糸を取り除いて1cm間のうねりの数を測定する。
(2)嵩高係数
布帛より抜き出した抗スナッグ糸に、1.77×10−3cN/dtexの荷重をかけ、その状態での糸形態を(株)キーエンス社製デジタルマイクロスコープVHX−500にて観察し、抗スナッグ糸の太さ(mm)を測定する。測定は糸長方向に1cm毎に測定し、20か所測定する。測定した数値の最大値から順番に大きい数値を3点及び最小値から順番に小さい数値を3点を除外した14か所の平均値を用いて下記(3)式にて算出する。
嵩高係数=複合糸の太さの平均値(mm)/√繊度(dtex) (3)
また、布帛より抜き出した抗スナッグ糸に交絡が有り、糸の太さが細くなっている部分がある場合、その部分を除いて太さを測定する。
(3)交絡数
布帛より抜き出した抗スナッグ糸を約50cmの長さでサンプリングし、下端に0.088cN/dtexの荷重を掛け、垂直に吊り下げる。この状態で30cm間にマーキングする。マーキングした上部に抗スナッグ糸内に虫ピンを差し入れ、ゆっくりと下へ降ろしていく。その過程で交絡により針が止まる箇所の個数を測定し、1mあたりに換算した値を交絡数として求める。
(4)通気性
布帛が編地の場合はJIS−L1018 8.33.1に、布帛が織物の場合はJIS−L1096 8.27.1Aに記載のフラジール形試験機を用いた評価方法により通気性を測定する。
(5)スナッグ性
スナッグ性は、JIS−L1058に記載のICI型ピリング試験機を用いた金のこ法(D−3法)で、15時間操作したあとの試料外観を評価したものである。標準写真との比較により1級(標準写真1号(最も悪い)程度)から5級(標準写真5号(最も良い)程度)の間で等級を決定する。なお、例えば標準写真の1号と2号の中間程度である場合は、1−2級と判定する(1級より優れ、2級より劣る)。2−3級、3−4級、4−5級についても同様である。3級以上を合格とする。
(6)着用快適性
実施例による布帛で運動シャツを縫製し、これを着用し発汗するまで運動して、着用快適性を以下の評価基準に基づき官能評価した。
○ : 発汗しても蒸れ感をほとんど感じず、極めて快適
△ : 発汗時、僅かに蒸れ感を感じるが、快適である
× : 発汗時、蒸れ感も甚だしく不快である
上記△以上であれば、着用快適性として問題はない。
(7)目付け
布帛から10cm×10cmの大きさの試料を3枚採取し、各々の重量を測定した平均値から、面積1m当たりの重量を算出し、目付けの測定値とする。
(8)厚み
Peacock社製厚み測定器を用い、φ3.0cmの測定部に5gの荷重をかけて布帛に接触させ、厚みを測定する。ランダムに3箇所測定し、平均値を求める。
[実施例1]
ポリエステル84T36−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:39.2%)とポリエステル84T24高強力未捲縮糸(捲縮伸長率0%)を引き揃えて、TMTマシナリー社製マッハ33Hニップベルトタイプ仮撚機にて、加工速度350m/分、延伸倍率1.03倍、仮撚温度210℃、ベルト角120度、仮撚方向Z、加撚張力55cN、解撚張力51cNで仮撚後、引き続いて第2ヒーターゾーンにて温度170℃、オーバーフィード率6.0%にて弛緩熱処理をしながら、阿波スピンドル社製インターレースノズルにてエア圧0.4MPaで混繊交絡させ、2ヒーター加工タイプの167T60抗スナッグ糸を得た。
得られた抗スナッグ糸を福原精機社製22ゲージダブル丸編機にて、図1に示す編み組織の給糸口2、3、7、8に配し、給糸口1、6にはポリエステル171T48−S仮撚糸を2本、給糸口4、9にはポリエステル/綿混紡糸45番、給糸口5、10にはポリエステル84T24−Z仮撚糸を配し、ブリスター柄のダブル丸編地を作製した。
この生機を液流染色機にて80℃×20分で精練した後、水洗、次いで、ピンテンターにて幅出し率20%、長さ出し率0%で180℃×90秒のプレセットを行った。
その後、液流染色機にて、高松油脂社製吸水加工剤SR−1000を3%owf併用し、130℃でポリエステル分散染色し、水洗を行った後に、編地のしわが取れる程度に伸長し、150℃×90秒のファイナルセットを行い、布帛を得た。
得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は92.2個/2.54cm、嵩高係数は0.034、交絡数は130個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は79.7%であった。得られた布帛の密度はコース33個/2.54cm、ウェルは34個/2.54cm、目付けは244g/m、厚みは1.28mm、通気性は150cc/cm/s、スナッグ性は4級であった。着用快適性を表1に示す。
[実施例2]
ポリエステル84T36−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:39.2%)とポリエステル84T36未捲縮糸(捲縮伸長率0%)を使用した以外は実施例1と同様の仮撚条件、編成方法、加工方法で行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は94.8個/2.54cm、嵩高係数は0.036、交絡数は136個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は79.7%であった。得られた布帛の密度はコース35個/2.54cm、ウェルは34個/2.54cm、目付けは254g/m、厚みは1.34mm、通気性は128cc/cm/s、スナッグ性は4級であった。着用快適性を表1に示す。
[実施例3]
ポリエステル84T36−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:39.2%)を2本引き揃えて、実施例1と同様の仮撚加工にて、2ヒーター加工タイプの167T72抗スナッグ糸を得た。得られた抗スナッグ糸をマイヤー社製22ゲージダブル丸編機にて、図2に示す編み組織の給糸口2と3に配し、給糸口1にはポリエステル84T36−Z仮撚糸、給糸口4にはポリエステル171T48−S仮撚糸を配し、表面鹿の子調のダブル丸編地を作成した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は96.3個/2.54cm、嵩高係数は0.039、交絡数は118個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。得られた布帛の密度はコース32個/2.54cm、ウェルは28個/2.54cm、目付けは221g/m、厚みは1.34mm、通気性は102cc/cm/s、スナッグ性は3−4級であった。着用快適性を表1に示す。
[実施例4]
ポリエステル84T36−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:39.2%)をTMTマシナリー社製マッハ33Hニップベルトタイプ仮撚機にて、加工速度350m/分、延伸倍率1.03倍、仮撚温度210℃、ベルト角112.5度、仮撚方向Z、加撚張力26cN、解撚張力25cNで仮撚後、引き続いて第2ヒーターゾーンにて温度170℃、オーバーフィード率6.0%にて弛緩熱処理をしながら、阿波スピンドル社製インターレースノズルにてエア圧0.4MPaで混繊交絡させ、2ヒーター加工タイプの84T36抗スナッグ糸を得た。得られた抗スナッグ糸を福原精機社製28ゲージダブル丸編機にて、図1に示す編み組織の給糸口2、3、7、8に配し、給糸口1、6にはポリエステル84T36−S仮撚糸を2本、給糸口4、9にはポリエステル/綿混紡糸90番、給糸口5、10にはポリエステル56T24−Z仮撚糸を配し、ブリスター柄のダブル丸編地を作製した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は101.3個/2.54cm、嵩高係数は0.039、交絡数は115個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は85.5%であった。得られた布帛の密度はコース42個/2.54cm、ウェルは46個/2.54cm、目付けは151g/m、厚みは0.81mm、通気性は143cc/cm/s、スナッグ性は4級であった。着用快適性を表1に示す。
[実施例5]
ポリエステル84T72−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:24.3%)を実施例4と同様の仮撚加工を行い、2ヒーター加工タイプの84T72抗スナッグ糸を得た。得られた抗スナッグ糸を実施例4と同様の方法でブリスター柄のダブル丸編地を作製した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は78.2個/2.54cm、嵩高係数は0.031、交絡数は124個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は85.5%であった。得られた布帛の密度はコース40個/2.54cm、ウェルは46個/2.54cm、目付けは139g/m、厚みは0.70mm、通気性は159cc/cm/s、スナッグ性は3−4級であった。着用快適性を表1に示す。
[実施例6]
ポリエステル56T36−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:75.4%)とポリエステル56T24未捲縮糸(捲縮伸長率0%)を引き揃えて、TMTマシナリー社製マッハ33Hニップベルトタイプ仮撚機にて、加工速度350m/分、延伸倍率1.03倍、仮撚温度210℃、ベルト角115度、仮撚方向Z、加撚張力37cN、解撚張力34cNで仮撚後、引き続いて第2ヒーターゾーンにて温度170℃、オーバーフィード率6.0%にて弛緩熱処理をしながら、阿波スピンドル社製インターレースノズルにてエア圧0.4MPaで混繊交絡させ、2ヒーター加工タイプの112T60抗スナッグ糸を得た。得られた抗スナッグ糸を福原精機社製28ゲージダブル丸編機にて、図1に示す編み組織の給糸口2、3、7、8に配し、給糸口1、6にはポリエステル171T48−S仮撚糸を1本、給糸口4、9にはポリエステル/綿混紡糸90番、給糸口5、10にはポリエステル84T24−Z仮撚糸を配し、ブリスター柄のダブル丸編地を作製した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った抗スナッグ糸の単糸クリンプ数は119.9個/2.54cm、嵩高係数は0.036、交絡数は136個/mであり、この抗スナッグ糸を布帛の表面に使用している割合は79.7%であった。得られた布帛の密度はコース40個/2.54cm、ウェルは45個/2.54cm、目付けは183g/m、厚みは0.92mm、通気性は116cc/cm/s、スナッグ性は4級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例1]
ポリエステル167T48−Z仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:16.5%)を追加の仮撚加工をせずに、図1に示す編み組織の給糸口2、3、7、8に配し、その他の給糸口には実施例1と同様の糸を配し、実施例1と同様の加工を行い布帛を得た。得られた布帛から抜き取った仮撚捲縮糸の単糸クリンプ数は70.9個/2.54cm、嵩高係数は0.069、交絡数は0個/mであり、この仮撚捲縮糸を布帛の表面に使用している割合は79.7%であった。得られた布帛の密度はコース41個/2.54cm、ウェルは31個/2.54cm、目付けは255g/m、厚みは1.12mm、通気性は167cc/cm/s、スナッグ性は2級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例2]
ポリエステル84T36未捲縮糸(捲縮伸長率0%)を2本引き揃えて、実施例1と同様の加工にて、1ヒーター加工タイプの167T72仮撚捲縮糸を得た。得られた仮撚捲縮糸をマイヤー社製22ゲージダブル丸編機にて、図2に示す編み組織の給糸口2、3、に配し、給糸口1にはポリエステル84T36−Z仮撚糸、給糸口4にはポリエステル171T48−S仮撚糸を配し、表面鹿の子調のダブル丸編地を作製した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った仮撚捲縮糸の単糸クリンプ数は74.4個/2.54cm、嵩高係数は0.078、交絡数は121個/mであり、この仮撚捲縮糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。得られた布帛の密度はコース57個/2.54cm、ウェルは30個/2.54cm、目付けは227g/m、厚みは1.24mm、通気性は126cc/cm/s、スナッグ性は2級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例3]
比較例2の1ヒーター加工タイプの167T72仮撚捲縮糸を2ヒーター加工タイプに変更した以外は実施例3と同様の編成及び加工にて布帛を得た。得られた布帛から抜き取った仮撚捲縮糸の単糸クリンプ数は73.9個/2.54cm、嵩高係数は0.040、交絡数は125個/mであり、この仮撚捲縮糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。得られた布帛の密度はコース31個/2.54cm、ウェルは28個/2.54cm、目付けは212g/m、厚みは1.30mm、通気性は93cc/cm/s、スナッグ性は2−3級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例4]
実施例3の2ヒーター加工タイプの167T72抗スナッグ糸を、第2ヒーターゾーンにおける条件を温度常温、フィード率3%に変更し、1ヒーター加工タイプに変更した以外は実施例3と同様の編成及び加工にて布帛を得た。得られた布帛から抜き取った仮撚捲縮糸の単糸クリンプ数は123.8個/2.54cm、嵩高係数は0.073、交絡数は103個/mであり、この仮撚捲縮糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。得られた布帛の密度はコース56個/2.54cm、ウェルは30個/2.54cm、目付けは233g/m、厚みは1.24mm、通気性は113cc/cm/s、スナッグ性は2−3級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例5]
ポリエステル84T36仮撚捲縮糸(捲縮伸長率:42.6%)のS撚りとZ撚りをTMTマシナリー社製マッハ33Hニップベルトタイプ仮撚機にて、加工速度350m/分、第2ヒーターゾーンで常温、オーバーフィード率1.5%にて阿波スピンドル社製インターレースノズルにてエア圧0.2MPaで混繊交絡させ、167T72仮撚捲縮糸を得た。得られた仮撚捲縮糸を福原精機社製22ゲージダブル丸編機にて、図2に示す編み組織の給糸口2と3に配し、給糸口1にはポリエステル84T36−Z仮撚糸、給糸口4にはポリエステル171T48−S仮撚糸を配し、表面鹿の子調のダブル丸編地を作製した。この生機を実施例1と同様の加工を行い、布帛を得た。得られた布帛から抜き取った仮撚捲縮糸の単糸クリンプ数は90.8個/2.54cm、嵩高係数は0.070、交絡数は34個/mであり、この仮撚捲縮糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。得られた布帛の密度はコース43個/2.54cm、ウェルは33個/2.54cm、目付けは266g/m、厚みは1.14mm、通気性は97cc/cm/s、スナッグ性は2−3級であった。着用快適性を表1に示す。
[比較例6]
特許文献1の技術を使用したと考えられる、抗スナッグ性とソフト風合いを謳っている市販のスポーツシャツAを入手した。このスポーツシャツAに使用されている編地は、ポリエステル34T36捲縮糸のS撚りとZ撚りを25個/mの交絡数で交絡させた捲縮複合糸100%で構成されており、この捲縮複合糸の単糸クリンプ数は136.2個/2.54cm、嵩高係数は0.066であり、この捲縮複合糸を布帛の表面に使用している割合は100.0%であった。この編地の密度はコース60個/2.54cm、ウェルは44個/2.54cm、目付けは166g/m、厚みは0.86mm、通気性は65cc/cm/s、スナッグ性は4級であった。着用快適性を表1に示す。
Figure 0006037716
本発明の抗スナッグ糸及びそれを用いた布帛により、着用時に問題となるスナッグの発生が起こりにくく、通気性が高く運動時の蒸れ感が少ない清涼感のあるインナー、スポーツウェア、水着等の衣服を製造することができる。したがって、本発明は衣服の製造に好適に利用可能である。

Claims (1)

  1. 抗スナッグ糸を布帛表面側に70wt%以上使用した編物又は織物である布帛であって該布帛のJIS−L1058(D−3法)に準ずる15時間の試験によるスナッグ性は3級以上であり、該布帛が編地の場合、JIS−L1018 8.33.1による、布帛が織物の場合、JIS−L1096 8.27.1A法による通気性は80cc/cm/s以上であり、該布帛より抜き出した抗スナッグ糸は、単糸クリンプ数が75個/2.54cm以上である捲縮糸を含み、かつ、該抗スナッグ糸の嵩高係数は、0.01〜0.06である前記布帛。
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