JPS6211744A - 新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護 - Google Patents

新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護

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JPS6211744A
JPS6211744A JP17567086A JP17567086A JPS6211744A JP S6211744 A JPS6211744 A JP S6211744A JP 17567086 A JP17567086 A JP 17567086A JP 17567086 A JP17567086 A JP 17567086A JP S6211744 A JPS6211744 A JP S6211744A
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polymer
molded article
resin
benzoxazin
cyclic
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Noriya Okumura
宣也 奥村
Tetsuo Ichihashi
哲夫 市橋
Shunichi Matsumura
俊一 松村
Hiroo Inada
稲田 博夫
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護
に関する。更に詳しくは、環状イミノエステルを新規な
紫外線吸収剤として施用した重合体成形品を用いて、紫
外によって望ましくない影響を受ける対象物を紫外線か
ら実質的に遮断し保護する方法に関する。
有機材料例えば合成樹脂、天然樹脂、ゴム。
油脂塗料、インキ、染料等は一般に紫外線に対して敏感
であり、その多(のものはその作用により劣化9分解を
起こし、その結果色変化9機械的強度変化等を引き起し
、長期の使用に耐え得ない。また最近釦なっである種の
植物病原菌例えば稲を枯らすイモチ病菌、ごま葉枯病菌
;果菜類1葉菜類、根菜類などの各野菜に発生する菌核
病菌;ポトリテイス菌パ1.炭素病菌、f′する枯病菌
、黒カビ病菌9斑点病菌等のカビ類の繁殖と紫外線との
間に密接な関係があり、ある波長の紫外線の完全遮蔽条
件下ではこれらカビ類は繁殖しないことが明らかにされ
ている。
それ故、屋外で使用される有機材料例えば樹脂成形品、
或いは紫外線遮蔽を要する分野に用いられる透明な有機
材料或いは無機材料に、紫外線吸収剤を分散含有させる
ことが通常行なわれている。
かかる紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系
、ベンゾトリアゾール系、サリチル酸系あるいはハイド
ロキノン系化合物類が知られておりまたよく使用されて
いる。
しかしながら、これらの紫外線吸収剤は熱あるいは酸化
に対する安定性が必ずしも充分でないものが多(、また
高温例えば200℃以上の温度で昇華したりあるいは使
用時に材料表面にブリードアウトしたりする欠点のある
ものも多い。
それ故、本発明の目的は、従来知られている紫外線吸収
剤とは全(異なる構造を有する新規な紫外線吸収剤を施
用した重合体成形品によって、紫外線から保護する必要
のある対象物を紫外線から@離し保護する方法を提供す
ることtcある。
本発明の更に他の目的および利点は以下の説明から明ら
かとなろう。
かかる本発明の目的および利点は、本発明によれば、第
一に、下記式([1 ここで、Xlは、上記式に表わされたXlがらの2本の
結合手が1位、2位の位置関係にある、2例の芳香族残
基であり;nは1.2又は3でありh Blはn価の炭
化水素残基で、これは更にヘテロ原子を含有していても
よい、又はR8はn=2のとき直接結合であることがで
きる、 および下記式(■) ここでAは下記式(1り −a で表わされる基であるか又は、 下記式(1) −b 〆0\ \N  R” で表わされる基であり; R2およびR’は同一もしくは異なり一価の炭化水素残
基であり; X8は四価の芳香族残基で、これは更にヘテロ原子を含
有していてもよい、 で表わされる環状イミノニスデルから選ばれる少なくと
もltlの化合物を未反応の形態で且つ紫外線吸収剤と
して施用した重合体成形品を用いて、紫外線により望ま
しくない影響を受ける対象物を、紫外線から実質的に遮
断し保護することを特徴とする該対象物を紫外線から保
護する方法、とよって達成される。
上記式(1)および(II)で表わされる環状イミノエ
ステルに包含される数多くの化合物は、末端に水酸基を
有する芳香族ポリエステルの分子鎖結合剤として知られ
ている(米国特許第41291,152号明細書)。ま
た、上記式(1)で表わされる環状イミノエステルのう
ち、上記式+1)においてR1がフェニル又は置換フェ
ニル、Xlがオルトフェニレンそしてn = 1である
幾つかの化合物およびそれらの合成法が知られている(
例えば、ケミカル・7プストラクトvoA!、65w1
966年。
15371d )。
それ故、これらの先行技術は本発明において用いられる
上記式+1)および+II)の化合物およびその合成法
に関し本明細書に文献として引用される。
上記一般式(1)中、xlは式(りに表わされたXlか
らの2本の結合手が1位、2位の位置関係にある、2価
の芳香族残基であり;nは1.2又は3であり;R1は
n価の炭化水素残基で、これは更にヘテロ原子を含有し
【いてもよい、又はR1はn = 2のとき直接結合で
あることもできる。
Xlとしては、好ましくは例えば1,2−フェニレン、
l、2−す7チレン、2,3−ナフチレン。
(a)         (b) ここで、Rは−o −、−co −、−s −、−so
、−r。
−CH,+、÷C山七又は−c (CHI )*−であ
る、で表わされる基を挙げることができる。これらのう
ち、特に112−7ヱニレンが好ましい。
Xlについて例示した上記芳香族残基は、例えば炭素数
l〜lOのフルキル例えばメチル、エチル、プロピル、
ヘキシル、デシル等;炭素数6〜12のフルール例エバ
フェニル、ナフチル等;次素数5〜12のシクロアルキ
ル例えばシクロペンチル、シクロヘキシル等;炭素aS
〜20の7ラルキル例えばフェニルエチル;炭素数1−
10のフルコキシ例えばメトキシ、エトキシ、デシルオ
キシ等;ニドρ;ハロゲン例えば塩素、臭素等:炭素数
2〜10の7シル例えば7セチル、ブーボニル、ベンゾ
イル、デカノイル等、などの置換基で置換されていても
よい。
R1はn価(但し、nは1.2又は3である)の炭化水
素残基であるか、又はnが2であるときに限り直接結合
であることができる。
1価の炭化水素残基(n = 1の場合)としては、第
一に、例えば炭素数1−40の未置換脂肪族基、炭素数
6〜12の未置換芳香族基、炭素数5〜12の未置換脂
環族基が挙げられる。
炭素数1〜lOの未置換脂肪族基としては例えばメチル
、エチル、プロピル、ブチル、デシル等を、炭素数6〜
12の未置換芳香族基としては例えばフェニル、ナフチ
ル、ビフェニル等を、炭素数5〜12の未置換脂環族基
としては例えばシクロペンチル、シクロヘキシル等を挙
げることができる。
又、上記−価の炭化水素残基としては、第二に、例えば
下記式(c) ここで、R4は炭素数2〜10のフルキレン。
フェニレン又はナフチレンである、 で表わされる基、下記式(dl ここでR1は炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基
又はナフチル基である、 で表わされる基、下記式(e) ここで、R4およびR5の定義は上記に同じであり、R
6は水素原子又はR1に定義された基のいずれかである
で表わされる基、又は下記式(f) p・ ここで R4およびR6の定義は上記に同じであり、R
7は水素原子又はR’に定義された基のいずれかである
、 で表わされる置換された脂肪族残基又は芳香族残基を挙
げることができる。
また、上記1価の炭化水素残基とし【は、第二に、上記
未置換の芳香族残基が例えば上記X1を表わす芳香族残
基の置換基として例示したと同じ置換基で置換されてい
るものを挙げることができる。それ故、かかる置換基で
置換された場合の例としては、例えばトリル、メチルナ
フチル、ニド−フェニル、ニドl=ナフチル、りpロフ
ェニル、ベンゾイルフェニル、アセチルフェニル又は7
セチルナ7チル等を挙げることができる。
1価の炭化水素残基としては、上記式(c) l (d
l(e)又は(f)で表わされる基、すなわち置換され
た脂肪族残基又は芳香族残基、特にそのうち置換された
芳香族残基が好ましい。
2価の炭化水素残基(n;2の場合)としては、第1に
、例えば炭素数2〜lOの未置換の脂肪族残基、炭素数
6〜12の未置換の芳香族残基、炭素数5〜12の未置
換の脂環族残基が挙げられる。
炭素数2〜lOの未置換の脂肪族残基としては1例えば
エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、デカメチレ
ン等を、炭素数6〜12の未置換の芳香族残基としては
例えばフェニレン。
ナフチレンtp*p’−ビフェニレン等を、炭素数5〜
12の未置換の脂環族残基としては例えばシクロペンチ
レンツシクロヘキシレン等を挙ケることができる。
又、上記2価の炭化水素残基としては、第2に、例えば
下記式(g) ここで、R8はR4に定義された基のいずれかである、 で表わされる基、又は下記式Th) ここで、Raの定義は上記に同じであり、R9はR4に
定義された基のいずれかであり、そしてR”はR’  
K定義された基のいずれかである、で表わされる置換さ
れた脂肪族残基又は芳香族残基を挙げることができる。
また、上記2価の炭化水素残基としては、第3に、上記
未置換の2価の芳香族残基が、例えば上記XIを表わす
芳香族基の置換基として例示したと同じ置換基で置換さ
れているものを挙げることができる。
nが2の場合には R1としては、これらのうち直接結
合又は上記第1〜第3の群の未置換又は置換された2価
の芳香族炭化水素残基が好ましく、特に、2本の結合手
が最も離れた位置から出ている第1又は第3の群の未置
換の又は置換された芳香族炭化水素残基が好ましく、就
中p−フェニレン+p+p’−ビフェニレン又は2,6
−ナ7チレンが好ましい。
3価の炭化水素残基(n=3の場合)としては、何゛え
ば炭素数6〜12の芳香族残基を挙げることができる。
等を挙げることができる。
かかる芳香族残基は、上記1価の芳香族残基の置換基と
して例示したと同じ置換基で置換されていてもよい。
上記一般式+11中、R8およびR1は同一もしくは異
なり1価の炭化水素残基であり、X8は4価の芳香族炭
化水素残基である。
R寓およびR1としては、上記式(1)の説明において
、n=1の場合のR1について例示したと同じ基を例と
して挙げることができる。
4価の芳香族炭化水素残基としては、例えば、で表わさ
れる基を挙げることができる。
上記4価の芳香族残基は、上記式(1)の説明において
、R1を表わす1価の芳香族残基の置換基として例示し
たと同じ置換基で置換されてい【もよい。
本発明において用いられる上記式(1)および式(El
)で表わされる環状イミノエステルの具体例としては、
例えば下記の化合物を挙げることができる。
2−メチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン。
2−ブチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン。
2−フェニル−3,2−ベンゾオキサジン−4−オン。
2−(l−又は2−ナフチル) −3,1−ベンゾオキ
サジン−4−オン。
2−(4−ビフェニル) −3,r−ベンゾオキサジン
−4−オン。
2−p−二トロフェニル−3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン。
2−m−ニトロフェニル−3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン。
2−p−ベンゾイルフェニル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン。
2−p−メトキシフェニル−3,1−ベンゾオキサジン
−4−オン。
2− o−メトキシフェニル−3,1−ペンツオキサジ
ン−4−オン。
2−シクロヘキシル−3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン。
2−p−(又はm −)フタルイミドフェニル−3,t
−ベンゾオキサジン−4−オン。
N−フェニル−4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)7タルイミド。
N−ベンゾイル−4−(3,1−ベンゾオキ、 サジノ
ー4−オン−2−イル)7ニリン。
N−ベンゾイル−N−メチル−4−(3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン−2−イル)アニリン。
2−(p−(N−フェニル、N−メチルカルボニル)フ
ェニル) −3,1−ベンゾオキサジン−4−オン n == 2の場合の化合物 2.2′−ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン
)。
2.2′−エチレンビス(3,l−ベンゾオキサジン−
4−オン)。
2.2′−テトラメチレンビス(3,1−ベンゾオキサ
ジン−4−オン)。
2.2’−fカメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン)。
2.2’−p−フェニレンビス(3,l−ベンゾオキサ
ジン−4−オン)。
2.2’−0m−フェニレンビス(3,l−ベンゾオキ
サジン−4−オン)。
2.2’−(2,6又は1.5−ナフタレン)ビス(3
,1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’−(2−メチル−p−7ヱニレン)ビス(31
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’−(2−ニトロ−p−フェニレン)ビス(3,
l−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’−(2−クロロ−p−7エニレン)ビス(3,
l−ベンゾオキサシソ−4−オン)。
2.2’−(1,4−シクロヘキシレン)ビス(3,■
−ベンゾオキサジンー4−オン)。
N −p −(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−
2−イル)フェニル、4−(3,1−ベンゾオキサジン
−4−オン−2−イル)フタルイミド。
N −p −(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−
2−イル)ベンゾイル、4−(3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン−2−イル)7ニリル n = 3の場合の化合物 1.3.5− トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)ベンゼン。
1.3.5−、)す(3,l−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)ナフタレン。
2 + 4 + 6  )す(3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン−2−イル)す7タレン 上記式(ff)の化合物 2.8−ジメチル−4)1,6 H−ベンゾ〔l、2−
d;5,4−d’)ビス−(1,3)−オキサジン−4
,6−ジオン。
2.7−シメチルー4 H,9H−ベンゾ〔l、2−d
;4,5−d’)ビス(t+3 )−才キサジン−4,
9−ジオン! 2.8−ジフェニル−411,8H−ベンゾ〔l、2−
 d : 5,4−d’ )ビス(1,3)−オキサジ
ン−4,6−ジオン。
2.7−ジフェニル−4H,9H−ベンゾ〔l、2−d
;4,5−d’)ビス(Xt3)−才キサジン−4,6
−シオンシ 6.6′−ビス(2−メチル−4H+3+1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)。
6.6′−ビス(2−エチル−4H,3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)。
6.6′−ビス(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン)。
6.6′−メチレンビス(2−メチル−4H,3゜l−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−メチレンビス(2−フェニル−4H。
3、t−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−エチレンビス(2−メチル−4H,3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−エチレンビス(2−フェニル−4813,1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−ブチレンビス(2−メチル−4H,3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−ブチレンビス(2−フェニル−4H,3,1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−オキシビス(2−メチル−4Hl、3.1−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−オキシビス(2−フェニル−4H’+3+1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
616′−スルホニルビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−スルホニルビス(2−フェニル−4H,3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−カルボニルビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)!6.6′−カ
ルボニルビス(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)。
7.7′−メチレンビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−メチレンビス(2−フェニル−4H。
3、t−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−ビス(2−メチル−4H,3,t−ベンゾオ
キサジン−4−オン)。
7.7′−エチレンビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−オキシビス(2−メチル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−スルホニルビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−カルボニルビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.7′−ビス(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオ
キサジン−4−オン)。
6.7′−ビス(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン)。
6.7′−メチレンビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.7′−メチレンビス(2−フェニル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
上記例示化合物のうち、上記式(1)の化合物、より好
ましくはn=2の場合の上記式(1)の化合物、特に好
ましくは 下記式(1)−1 ことで、R” は2価の芳香族炭化水素残基である、 で表わされる化合物が有利に用いられる。
式(I)−1の化合物としては、就中2 + 2’  
p−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン) 、 2.2’ −(414’−ジフェニレ
ン)ビス(3,1−ベンゾオキサジス−4−オン)およ
び2.2’−(2,6−ナフタレン)ビス(3,t−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)が好ましい。
本発明で用いられる上記式(11および(ulで表わさ
れる環状イミノエステルが紫外線吸収剤として、特に優
れた耐熱性、酸化抵抗性f!:有する紫外線吸収剤とし
″′C使用でさることは従来全く知られていなかった。
本発明によれば、上記環状イミノエステルは種々の重合
体に対し優れた相溶性を有し、該重合体と混和されて光
安定化重合体組成物を与える。
かかる1合体は、それ故、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
ざらには弾性体の未硬化物(ゴム配合物)であることか
できる。
熱可塑性樹脂旨は例えばポリエステル、ポリアミド、ポ
リカーボネート、ポゾオレフイン、ポリエーテル又はポ
リスルホンであることができる。
熱硬化性樹脂は例えばフェノール、ホルムアルデヒド樹
脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂であることができ
る。
また1弾性体の未硬化物は例えば天然ゴム又は合成ゴム
であることができる。
上記の如き重合体はそれ自体公知であり、当業者によく
知られている。
ポリエステルとしては、例えばテレフタル酸。
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等を主たる酸成
分とし、エチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル等を主たるグリプール成分とする芳香族ポリエステル
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート
等を例示できる。
また1例えば上記と同じジカルボン酸を主たる酸成分と
し、ハイドロキノン、i/ゾルシン。
2.2−p−ヒドロキシフェニルプロパン等を主ステル
例えばイソフタル酸/・)イドロキノン/2.2−p−
ヒドロキシフェニルプロパンの共重合体、テレフタル酸
/インフタル酸/ 2.2− P共重合体、あるいは例
えばテレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリフ
ール、テトラメチレングリコール等を低分子量グリフー
ル成分としさらにポリ(オキシテトラメチレン)グリフ
ール(好ましくは平均分子量500〜s o o o。
より好ましくは600〜4000)を高分子量グリコー
ル成分として成る。ポリエステルエラストマー等を、同
様K、例示できる。
かかるポリエステルは実質的に線状であって、フィルム
又は繊維形成能を有する範囲内(通常的0.5モルチ以
下の割合)で、3官能以上の化合物を共重合していても
よい。
前記ポリカーボネートとじ【は、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、l、1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン等の如きビスフェノー
ル類に代表されろ芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネ
ート前駆体(例えばホスゲン、ジフェニルカーボネート
等)との反応によって製造される芳香族ポリカーボネー
トが好ましい。
前記ポリアミドとしては、アミノカルボン酸または相当
するラクタムから導かれたホモポリアミド例えばナイロ
ン−6、ナイロン−7、ナイロン−12等;脂肪族ジカ
ルボン酸と脂肪族ジアミンから導かれるホモポリアミド
例えばナイpンー6,6.ナイpンー6,12吟;芳香
族ジカルボン酸(例えばテレフタル酸、インフタル酸等
)と脂肪族ジアミンまたは芳香族ジアミンから導かれる
ポリアミド;ビス−p−7ミノシクロヘキシルメタンの
如き脂環族アミンから導かれる脂環族ポリアミド等を挙
げることができる。
また、ポリオレフィンとしては、例えばエチレン、ブー
ピレン、塩化ビニル、スチレン、メチルメタアクリレー
ト等を主たる構成成分とするポリマー例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリメチルメタアクリレート等のホモポリマーあるいは
7クリaニトリル/ブタジ工ン/スチレン共重合体(A
BS樹脂)、メチルメタアクリレート/ブタジェン/ス
チレン共重合体(MBS樹脂)。
7クリ−ニトリル/スチレン共重合体(As樹脂)等の
共重合体を挙げることができる。
ポリエーテルとしては、例えばオルトクレゾール、2,
4−ジメチルフェノール等の縮合物のここで、z”、z
”およびzlは同一もしくは異なり水素原子又は炭素数
1〜4のアルキル基好ましくはメチル基である。但し、
z3又はzlのいずれか1つは炭素数l〜4のフルキル
基である。
で表わされる繰返し単位を有する重合体が好ましく用い
られる。
また、ポリスルホンとしては芳香族ポリスルここで24
は水素、ハーグン、炭素数1〜4のフルキル又は炭素数
1〜4のフルコキシでありS R” は炭素数8以下の
フルキレンである、で表わされる繰返し単位を有する重
合体が好ましく用いられる。
フェノール・ホルムアルデヒド樹脂としてはフエ/−ル
な主たる芳香族ヒドロキシ化合物成分としホルムアルデ
ヒドを主たるアルデヒド成分として成る、一般に7ポラ
ツク樹脂として知られているものが好ましく用いられる
メラミン樹脂あるいは尿素樹脂としては、メラミン、又
は尿素とホルムアルデヒドとを中性あるいは弱アルカリ
性の条件下で加熱反応させて得られるものが好ましく用
いられる。
ポリウレタン樹脂としては、ブタンジオール。
ジエチレングリコール等の低分子脂肪族グリコール、ポ
リオキシエチレングリコール、ポリオキシテトラメチレ
ングリコール等のポリエーテルポリオール、および脂肪
族ポリエステルグリフール等の高分子グリフールより選
ばれたグリフール成分と、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイ
ンシアネート、トリレンジイソシアネート、ナフタレン
ジインシアネート等の芳香族ジイソシアネートおよびイ
ンホロンジイソシアネート等の脂環族インシアネートよ
り選ばれたジイソシアネート成分とを反応させて得られ
た、いわゆるプレポリマーが好ましく用いられる。
ヱポキシ樹脂としては、2,2−ビス(p−ヒドロキシ
フェニル)プロパン等の多価フェノール類とエボクロル
ヒドリンとの縮合物が好ましく用いられる。
不飽和ポリエステル樹脂としてはマレイン酸フマル酸、
無水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸と
、エチレングリコール、プロピレングリフール、グリセ
リン等の多価アルコールとを縮合せしめて得られた、い
わゆるプレポリマーが好ましく用いられる。これらのプ
レポリマーは通常スチレン、メタクリル酸メチル、ジア
リルフタレート等のビニル七ツマ−と配合して用いられ
る。
弾性体の未硬化物としては、例えば天然ゴムあるいはポ
リブタジェン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジェン
共重合物、ボリクcI−プレン等の合成ゴムの未加硫物
が好ましく用いられる。
本発明の光安定化重合体組成物は、上記式(1)又は(
mの環状イミノエステルの少なくとも1種を、未反応の
形態で上記の如き重合体マトリックス中に分散含有して
成る。
本発明の光安定化重合体組成物は、上記式(1)又は(
II)の環状イミノエステルを、好ましくは重合体10
0重量部当り、0.05〜5重量部特に0.1〜3Mm
部で含有することができる。
本発明の組成物は、一般に、上記環状イミノエステルの
所定量と重合体を、該重合体が熱可塑性樹脂の場合には
該重合体の溶融温度以上の温度で例えば溶融押出混合機
によって溶融混合するか、又は該重合体が熱硬化性樹脂
である場合には、周囲温度で機械的に混合することKよ
って製造することができる。
混合されて製造された本発明の組成物は、例えば不定形
の混合物として、小さな粒状体(チップ)としであるい
は成形手段を通じそのまま成形品として取得することも
できる。不定形の混合物あるいはチップとして取得され
た本発明の組成物は、溶融成形法あるいは金型を用いる
成形法に従って成形品に変換できる。
本発明の組成物から成形品を製造するには、使用した重
合体の熱的性質を考慮し、公知の方法例えば押出成形、
射出成形、圧縮成形、真空加圧成形の如き成形法のいず
れかを適宜用いることができる。
本発明で用いられる環状イミノエステルは、前記米国特
許第4,291,152  号の明細書に記載されてい
るとおり、ポリエステルの末端水酸基と反応する能力を
有している。該環状イミノエステルはこのように脂肪族
水酸基と反応する能力を有しているのみならず、さらに
アミノ基と反応する能力をも有している。
それ故、本発明の組成物を重合体として脂肪族水酸基又
はアミノ基を有する重合体例えば末端水酸基を有するポ
リエステル、末端アミ7基を有するポリアミド等を用い
て製造する場合には、環状イミノエステルが実質的に未
反応の形態で含有されるように、該重合体と環状イミノ
エステルとを注意深く混合せしめることが要求される。
本発明者の研究によれば、使用した環状イミノエステル
の実質物な量が反応してしまっている重合体では、同じ
環状イミノエステルが実質的に未反応の形態で含有され
ている本発明の組成物よりも、一般に吸収する紫外線の
波長領域が低波長側にずれる傾向を示し、それ故高波長
側の紫外線を透過する傾向を持つことがはじめて明らか
にされた。
反応した環状イミノエステルが、未反応の環状イミノエ
ステルとは異なる紫外線吸収特性を示すのは、反応によ
って開環することによるものと考えられる。
ポリエステル又はポリアミドを用いて本発明の組成物を
製造する場合でも、末端基の主たる割合がカルボキシル
基であるポリエステル又はポジ7ミド、あるいは末端水
酸基又は7ミノ基が該1状イミノエステルと反応性の無
い末端封鎖基で封鎖されたポリエステル又はポリアミド
を用いる場合には、環状イミノエステルを未反応の状態
で含有する組成物を製造するのに特別の注意を払う必要
のないことは理解されよう。
末端水酸基を有するポリエステル又は末端アミ7基を有
するボリア!ドを用いて本発明の組成物を製造する方法
としては、これらの重合体の粒状ないし粉末状粒子を環
状イミノエステルの微粉末と乾式混合する方法が推奨さ
れる一つの方法である。また、溶融混合により製造する
場合には、できるだけ短時間で混合を終了し速かに冷却
するのが望ましい。
例えば、反応性末端水酸基を有するポリエステルを用い
る場合の溶融混合は、下記式1式% ここで、七は溶融混合時間(秒)、Tは溶融混合温度(
C)およびTnn、はポリエステルの溶融温度(℃)で
ある を満足するように、短時間で完了するようにするのが望
ましい。
本発明の組成物は、上記の如き反応性末端を有する重合
体を用いない場合には、上記した如く、重合体と環状イ
ミノエステルとを特別の注意を払5ことなく単に溶融混
合せしめるか又は周囲温度で機械的に混合せしめること
によって容易に製造することができる。重合体成形品ま
れる水は混合時に環状イミノエステルと反応し得るので
、使用する重合体はできるだけ水分含量の少ない状態で
用いることが望ましい。
本発明の組成物から製造される成形品は、例えば繊維、
フィルム、シート、プレート、パイプ、チューブ、各種
容器、その他の各種成形品を包含する。
これら樹脂成形品の中、非品性樹脂を用いた透明ないし
半透明特に透明な成形品あるいは結晶性樹脂を用いた肉
薄の透明ないし半透明、特に透明な成形品、例えばポリ
カーボネート製のフィルム、シート、プレート、チュー
ブまたはバイブ;ポリエチレンテレフタレートもしくは
全芳香族ポリエステル製のシートまたはフィルム;ポリ
塩化ビニール製のシートまたはフィルム:ボリブ0ピレ
ン製のフィルム;ポリエチレン環のシートまたはフィル
ム;メタクリル樹脂製プレート等は、後述するように種
々の用途に用いられる。
本発明によれば、さらに、上記式(1)又は上記式(I
I)で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少な
くとも! 8Iの化合物を、紫外i1による劣化を遅延
もしくは防止する必要のある重合体成形品の中K又はそ
の表面に、未反応の形態で、該劣化を遅延もしくは防止
するに有効な量で施用することを特徴とする、該重合体
成形品を紫外線から保護する方法が提供される。
環状イミノエステルの重合体成形品に対する施用は、上
記本発明の組成物から得られる上記成形品の如(、該重
合体成形品の重合体中に予め該環状イミノエステルを未
反応の形態で配合せしめておくことによって行うことが
でき、また環状イミノエステルを含有しない重合体成形
品を準備し、その表面に環状イミノエステ、・Lを含む
被膜を形成せしめるがあるいは成形品中に環状イミノエ
ステルを後から含浸させることによって行うこともでき
る。
既に前述した如き従来公知の重合体にはそれ自体で紫外
線に対してかなりの抵抗性を有しているものもある。し
かしながら紫外線に長時間照射されてなお材質の劣化を
見せないものは殆どないと言っても過言ではない。紫外
#lK対する抵抗性は程度の差であって紫外線によって
劣化を受けない素材は皆無とさえ言える。本発明の方法
は、それ故、前述した如き全ての従来公知の重合体の成
形品を、紫外線の劣化から保護する対象として包含する
。本発明方法において。
環状イミノエステルは該劣化を遅延又は防止するのに有
効に作用する。その量は、使用目的。
使用環境等換言すれば紫外線の照射量に依存して変動せ
しめろことができるが、通常成形品の重合体100重量
部に対しO,OS〜5!量部と置部ことができる。
重合体成形品の表WK環状イミノエステルを含む被膜を
形成せしめる場合には、通常環状イミノエステルおよび
適当な重合体を含む溶液を調製し、この溶液を重合体成
形品の表面に塗布あるいは流延することが好ましい。溶
液を調製する際に用いられる重合体としては、メタクリ
ル酸エステル系重合体が好ましく用いられる。
メタクリル酸エステル系重合体としてはメタクリル酸と
炭素数1〜8の脂肪族フルフールとのエステル例えばメ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸2−エチルヘキシルのホモポリマ
ー;あるいはこれらのメタクリル酸エステルと例えばア
クリル酸、アクリル酸と炭素数1〜8の脂肪族アルコー
ルとのエステル、メタクリル!!li2+塩化ヒニル+
7クリロニトリルの如き、メタクリル酸エステル以外の
共重合可能なビニル単量体とのコポリマーが好ましく用
いられる。
溶液を調製する際に用いられる溶剤としては、環状イミ
ノエステルおよびメタクリル酸エステル系重合体を溶解
し得る有機溶媒が好ましく用いられる。かかる溶媒とし
ては1例えばアセトン、メチルエチルケトンの如きケト
ン;酢酸エチルの如きエステル;テトラクpロエタンシ
ジクI20ベンゼンの如き塩素化炭化水素;ジメチルホ
ルム7ミド、ジメチル7セタミドの如キ7ミドが用いら
れる。溶液の調製は、環状イミドエステルの溶液とメタ
クリル酸系重合体の溶液とを、同一もしくは異なる有機
溶媒を用いて別個VC!4製し次いで両者を混合するこ
とKよって行うこともできる。
溶液は、メタクリル酸エステル系重合体を約10〜30
重量%で含有することができ、また環状イミノエステル
を該メタクリル酸エステル系重合体に対し約1−10重
量%で含有することができる。
かかる溶液の塗布又は流[Kよって重合体成形品の表面
に環状イミノエステルを含む被膜を形成せしめるときに
は、環状イミノエステルな該成形品の重合体xoOff
iJimK対し0.05〜1重量部とするのが好ましい
溶液の塗布は、公知の方法に従って例えばグラビアコー
ティング、リバースコーティングあるいはスプレーコー
ティング等によって行うことができる。溶液の流延によ
って製造したフィルムは重合体成形品にラミネートされ
る。
重合体成形品中に環状イミノエステルを後から含浸せし
める場合には、環状イミノエステルの上記の如き有機溶
媒中の溶液を調製し、該溶液中に、場合によっては適宜
加温下に1重合体成形品を浸漬せしめることが行われる
この場合、該溶液は環状イミノエステルを約0.1〜5
重量慢で含有することができる。この含浸法忙よる場合
1cは、環状イミノエステルを該成形品の重合体100
重量部に対し0605〜1重量部とするのが好ましい。
環状イミノエステルを未反応の形態で施用された重合体
成形品は、紫外線を遮断する作用を有する。
本発明によれば、それ故、さらに、上記式(1)又は上
記式(■)で表わされる環状イミノエステルから選ばれ
た少なくともl徨の化合物を未反応の形態で施用された
重合体成形品で、紫外線により望ましくない影響を受け
る対象物を紫外線から実質的に遮断することを特徴とす
る、骸対象物を紫外線から保肢する方法が提供される。
a重合体成形品は、紫外線から保護すべき対象物を紫外
線から保護するのに適した形態な有しているべきであり
1例えば面状体例えばフィルム、シート、プレート、又
は中空体例えばチューブ、パイプ、容器等である。
また、#重合体成形品は、可視光に対し実質的に透明な
いし半透明であることが好ましい。
入射光量の約75%以上を透過するものは可視光に対し
実質的に透明であると見做されまた入射光量の約40チ
以上で約75チよりも少ない量の透過をするものは可視
光に対し実質的に半透明であるとみなされる。
例えば、透明ないし半透明好ましくは透明なフィルム又
はシート、例えばポリエステル、ポリ塩化ビニル等のフ
ィルム又はシートは、グリーンハウスあるいはパイプハ
ウス用として好適に用いられ、野菜、園芸用植物等を紫
外線から保護する。またその他養魚用ハウス、プール用
ハウスのための屋外展張材料9日除け、ピーチバランル
用布又は布代用品等として好適に用いられる。
本発明方法によれば、例えばトマト、キュウリ、スイカ
、メーン等の植物を紫外線から保護することができ、完
熟を早めたり、生長を促進せしめたりする効果が得られ
る。
以下、実施例により本発明をさらに詳述する。
実施例中の「部」は特にことわらないかぎり、「重量部
」を意味する。
また、化合物の紫外線吸収能の測定は溶媒としてテトラ
フルルエタンを用い、濃度5 X 10”−’g/10
(1m/、光路長1cmとし、日立330形自己分光光
度針を用いて行なった。
3!に1樹脂成形品のサンシャインフェザ−メーター劣
化試験は次の様にして実施した。
サンシャインウェザ−メーター(スガ試験機製のスタン
ダードサンシャインウェザ−メーターWE −Sun 
−DCW )を用い、試料を光源(マツダサンシャイン
カーボンを使用)の周囲に1分間1回転させながら試料
に光照射を行った。所定の時間毎にサンプルを取出し、
その破断伸度及びフイルムベースを測定した。
破断伸度劣化寿命は破断伸度(絶対値)がOチになる時
間を外挿して求めた。
ここで、フイルムベースの測定はJIS −に6714
に準じ積分球式BTRメーターにより求めた。
実施例1〜17 還流冷却器、Wl、拌装置を備えた3 00 atフラ
スコに無水イサト酸16.39とピリジン150dを入
れ、約50℃に加熱攪拌して無水イサト酸をピリジンに
溶解させ、次にp−二)口塩化ベンゾイル! 8.6.
9を約10分間かけて滴下し、滴下終了後3時間加熱還
流させた。反応混合物を0℃に冷却し、析出した結晶を
戸別し、この結晶を水でよく洗浄した後、熱風乾燥機を
用いて120℃で4時間乾燥した。得られた結晶をトル
z y カラ再結晶して2−p−ニドL:+7二二ルー
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン21Nを得た。
上記と同様にして2−メチル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン、2−フェニル−3,l−ベンゾオキサジ
ン−4−オン、2−m〜ニトロフェニル−3,1−ベン
ゾオキサジン−4−オン。
2− o−メトキシフェニル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン、′:!−p−メトキシフェニルー3.l
−ベンゾオキサジン−4−オン、2−p−ベンゾイルフ
ェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−α
−ナフチル−3,t−ベンゾオキサジン−4−オン、2
−β−ナフチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン
、2−p−7タルイミドフエニルー3.1−ベンゾオキ
サジン−4−オン。
これらの化合物の紫外線吸収剤としての特性を表1にま
とめて示す。
表 l (そのl) 表 1 (その2) 表 1 (その3) 表IKおい【人Sは吸収を開始する波長を表わす。
表1に示す如く本発明の紫外像吸収剤は近紫外領域から
吸収を開始し、300〜400 nrr、の領域に入m
ax  を有する。
実施例19〜21 上記実施例13の化合物、実り例L5の化合物および実
施例16の化合物と同じ化合物を。
それぞれ窒素気流中、昇温速度8℃/―で、DTA−T
G熱分析に付し、熱誠、徴開始温度及び融点を求めた。
測定結果を菖2表に示した。
第2表 上記結果は、本発明で用いられる環状イミノエステルが
高い融点を有し、かつ該融点の近傍まで重量減を起こさ
ず安定であることを示している。
上記実施例19の化合物は次のようにして製造した。
7ントラニル酸14.0部および炭酸ナトリウム11.
7部を水250部に溶解し、該水溶液にテレフタル酸ジ
クpリド10.1部を7七トン60部に溶解した溶液を
20〜30℃で攪拌下で滴下した。滴下後室源で2時間
、更に7七トン還流下で1時間反応させた。次いで濃塩
酸を加え反応系を酸性にして濾過、乾燥して19.1部
のテレ7タロイルビス7ントラニル酸を得た。
次に該化合物の全量に無水−酸100部を加え無水酢酸
の還流下で2時間反応させた。反応物を冷却後、濾過、
乾燥して2,2’−p−7エニレンピス(3,l−ベン
ゾオキサジン−4−オン)15.5部を得た。
また、上記反応においてテレフタル酸ジクロリドの代り
K 414’−ジフェニルジカルボン酸ジクpリド、ナ
フタレン−2,6−ジカルボン酸ンク6リドを夫々用い
、その他の操作は上記と同様に行すって、2+2’  
ptp’−ジフェニレンビス(3,l−ベンゾオキサジ
ン−4−オン)(実施例20の化合物) + 2+2’
  (216−ナフチレン)ビス(3,1−ペンゾオキ
サンンー4−オン)(1部施例21の化合物)をそれぞ
れ得た。
実施例22〜26 還流冷却器、攪拌装置を備えた21フラスコに、2.5
−ジアミノテレフタル酸と4.6−ジアミノテレフタル
酸との混合物(J、Polym、Sei。
60  l5SUE169.60(1962)に従って
製造した)87Iおよび無水酢酸1.5 /を入れ攪拌
しながら1時間加熱還流させた。次いで氷冷し析出した
結晶を戸別し、これを0−ジクロルベンゼンより再結晶
して、2−8−’ジメチルー4H,6H−ベンゾ(1,
2−d : 5,4−d’)ビス(113)−オキサジ
ン−4,6−ジオンと2,7−シメチルー4Hl 9H
−ベンゾ(1,2−d:4.5−d’)ビス−(1,3
)−才キサジン−4,9−ジオンとの混合物s 81/
fk得た。
上記と同様にして相当するジアミノジカルボン酸を用い
て、6.6′−ビス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン) + L6’−
メチレンビス(2−メチル−4H、3,1−ベンゾオキ
サジン−4−オン)、カルボニルビス(2−メチル−4
H+ 3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)を得た。
また、6,6′−メチレンビス(2−フェニル−4H,
3,l−ベンゾオキサジン−4−オン)は、3,3′−
ジカルボキシ−4,4/−ジアミノフェニルメタンをピ
リンン中で塩化ベンゾイルと反応させて合成した。
これら化合物の紫外線吸収剤としての紫外線吸収特性を
第3表に示す。
第  3  表 実施例27 極限粘度(〔η))0.64(o−クロロフェノール中
35℃で測定して求めた)のポリエチレンテレフタレー
トチップ100部&212’−1)−フェニレンビス(
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)1.0部をトラ
イブレンドし、2軸エクストルーダーを用いて温度28
0℃、平均帯留時間約5分で、T−ダイより溶融押出し
、約lθ℃の冷却ドラムで急冷し、厚さ約800μの非
品性フィルムを得た。この際、昇華による発煙は全く起
こらなかった。得られたフィルムを80℃の温度で3.
5 X 3.5倍の延伸倍率で同時二軸延伸し、次いで
熱風乾燥機を用−・て180℃で2分間熱処理し【延伸
フィルムを得た。得られたフィルムは385 nm  
以下の紫外線を完全に吸収した。
実施例28〜36及び比較例1,2 極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレートチップ
100部と第4表に示す化合物のそれぞれ1.0部とを
トライブレンドし、乾燥したのち、2軸エクストルーダ
ーを用いて温度270℃平均滞留時間約1分でT−ダイ
より溶融押出し、約10℃の冷却ドラムで急冷し、未延
伸フィルムを得た。次い−で90℃で一軸方向に3.5
倍延伸した後、それと直角方向に100℃で3.5倍延
伸し、更に200℃で30秒間熱処理し、125μの2
軸延伸フイルムを得た。
比較として、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン1.
0部を混合したポリエチレンテレフタレートフィルム(
比較例1)、及び紫外線吸収剤を含マないポリエチレン
テレフタレートフィルム(比較例2)を用いた。これら
のフィルムはいずれも上記と同一条件で作成した。
フィルム押出し時の状況、得られたフィルムの極限粘度
及び耐光性等を評価し、その結果を第4表Kまとめて示
す。
第  4  表 第4表の結果から、本発明の環状イミノエステルを添加
したフィルムは1通常の紫外線吸収剤を添加した比較例
1のフィルムに較べ、押出加工が容易であり(添加剤の
揮散性が小さい)。
かつ1機械的性質(破断伸度)及び光線透過性(ヘーズ
)のいずれの面からもすぐれた耐候性を示すことがわか
る。
実施例37〜39及び比較例3 2.2−ビ6ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンか
ら導かれてなるポリカーボネート(数平均分子量約2万
5千)100部に下記第5表に示す化合物0.5部をト
ライブレンドし、T−ダイより溶融押出し、厚さ約40
0μのフィルムを得た。この際製膜時の発煙は全くなか
った。
得られたフィルムの物性及びサンシャインウェザ−メー
ターによって500時間光照射した後のフィルムの物性
を測定し、その結果を第5表にまとめて示す。
尚、比較として、紫外線吸収剤を添加しないフィルムに
ついても上記と同様の試験を実施し、その結果を第5表
に併記する。
第  5  表 第5表の結果から本発明の環状イミノエステルを添加混
合したフィルムは耐候性にすぐれていることがわかる。
実施例40〜42および比較例4 極限粘度1.12のナイロン−6チツプ100部に第6
表に示した環状イミノエステルの所定量をそれぞれトラ
イブレンドした。、これらのブレンド物それぞれからエ
クストルーダーを用いて、温度約260℃で溶融押出し
て厚さ約500μのシートを作成した。この成形時、発
煙は全く観察されなかった。このシートをウェザ−メー
ター中で150時間耐光試験した後の黄変の有無を第6
表に示した。
比較として、環状イミノエステルを添加しないフィルム
を用いた。
第6表 実施例43〜45および比較例5 ポリ塩化ビニル100部、ジオクチル7タレート50部
、ステアリン酸0.4部、 Mark  AC143(
アデカ・7−ガス社製Ba−Zn系安定剤)1部、及び
第7表忙示した環状イミノエステルの所定量をロール上
で混練した。得られた各組成物を厚さ約lflのシート
に成形した。該シートのウェザ−メーター中での射光試
験結果を第7表に示した。
第7表 脆化時間は、伸度が初期値の10%になるまで低下する
時間によって求めた。
実施例46及び比較例6 無水マレイン酸78部、無水フタル酸178部およびプ
ルピレングリコール16フ部を窒素気流中150〜16
0℃まで徐々に加熱してこの温度で1時間棟持し、更に
約1時間を要して反応温度を徐々に約210℃まで上げ
た。この後140℃に冷却し、ヒドロキノン0.06部
を加えた。これにスチレン含有量が37 wt%となる
ようにスチレンを加えてよく混合し、不飽和ポリエステ
ル樹脂550部を得た。この不飽和ポリエステル樹脂2
0部に過酸化ベンゾイル0.4部、ジメチルアニリン0
.1部、及び2 、2’ −p−7二二レンビス(3,
1,−ベンゾオキサジン−4−オン)0.2部を加えて
周囲温度でよく混合し、該樹脂液をガラス繊維クロスの
両面に塗布しプリプレグを得た。次いでこのプリプレグ
を3枚重ね合せて圧着し、70℃で硬化させてFRP板
を得た。得られたFRP板をウェザ−メーター中で30
0時間耐光性試験に付したところ、全く黄変は見られな
かった。
また比較として2.2’−p−フェニレンビス(3,1
−ベンゾオキサジン−4−オン)を添加しない他は上記
と全く同様にしてFRP板を作成した。このものは上記
と同じ300 hrsの耐光性試験により黄変した。
実施例47.48及び比較例7 ジメチルテレ7タレート175部、エチレングリフール
62部、ネオペンチレンゲリコール104部、酢酸カル
シウム0.18部、三酸化7ンチモン0.09部を常圧
下230℃まで徐々に昇温してエステル交換反応させ、
次いでこれにトリメチルホスフェ−) 0.18部及び
7ジピン酸14.6部を加え、温度を275℃に昇温し
て窒素気流中常圧下30分、約50 mmN90弱真空
下15分、更に1 sang以下の高真空下で約80分
間重縮合反応を行なった。次に反応系を窒素気流により
常圧にもどして無水トリメリット酸14.4部を添加し
同温度(275℃)で約20分間反応させた。冷却後膣
ポリマーを粉砕して末端C0OHのポリエステル樹脂を
得た。
次いで上記ポリエステル樹脂の粉砕物100部に、酸化
チタン42.8部、トリグリシジルインシアヌレート8
65部及び第8表に示した環状イミノ−ステルの粉末0
.6部をよくトライブレンドし、これをさらに粉砕し【
粉体塗料を作成した。該粉体塗料をステンレス製板上に
塗布し。
これを160℃で2分間焼付した。得られた塗膜につい
てウェザ−メーター中で耐光性試験を実施し、表面光沢
の変化を測定した。結果を第8表に示した。
第8表 光沢は、角度60°の鏡面光沢度計を用いて測定した。
実施例49 実施例28及び比較例2で作成したポリエステルフィル
ムを、パイプハウス(間口3.5ffi+奥行12m、
高さ2.2 m )の被覆用フィルムとして用い、該パ
イプハウス内に畦間50傭で2畦(高さ301.巾1m
+奥行12m)作り、次いで該畦にトマト苗(品種若潮
)を株間5゜傭になるようKして50株を株定植した(
2月25日)。このパイプハウス内の温度は換気扇によ
って外気と通じることにより制御した。5月下旬までの
50株の平均としてのトマトの生育状況及び1株当りの
トマトの重量別収穫量を第9表及び第10表に夫々示し
た。
本発明の紫外線吸収剤の紫外線速へい作用により、トマ
トの生育が促進され【いるのがわかる。
第10表 以下、本発明の実施の態様を説明ず之)。
ここで、XIは、上記式に表わされたXlからの2本の
結合手が1位、2位の位置関係にある、2価の芳香族残
基であり;nは1.2又は3であり; R”はnQJl
の炭化水素残基で、これは更にヘテロ原子を含有してい
てもよい、又はR1は【1=2のとき直接結合であるこ
とができおよび下記式(II) ここでAは下記式(■)−a 1       ・・・・・・+10−a■ で表わされる基であるか名は 下記式(II) −b \N/  R3 で表わされる基であり; R雰およびR1は同一もしくは異なり一価の炭化水素残
基であり: Xtは四価の芳香族残基で、これは更にヘテロ原子を含
有していてもよい、 で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少たくと
もr9.の化合物を、未反応の形態で且つ紫外線吸収剤
として含有して成る、光安定化重合体組成物。
2、 環状イミノエステルを表わす上記式(1)におい
て、R’が1価の芳香族炭化水素残基であり、モしてn
が1.2又は3である。上記第1項の組成物。
3、 環状イミノエステルを表わす上記式(1)におい
て、R′が2価の芳香族炭化水素残基である、上記第1
項の組成物。
4、  [状イミノエステルを表わす上記式(1)にお
いて、R1が2本の結合手が最も離れた位置から出てい
る2価の芳香族炭化水素残基である、上記第1項の組成
物。
& 上記環状イミノエステルを重合体100重量部に対
し0.05〜5重量部含有する、上記第1項の組成物。
6、 上記環状イミノエステルを重合体100重量部に
対し0.1〜3重量部含有する、上記第1項の組成物。
7、上記重合体組成物の重合体が熱可塑性樹脂。
熱硬化(ハ)樹脂又は弾性体の味)硬化物である、上記
第1項の組成物。
8、 熱可塑性樹脂がポリエステル、ポリアミド。
ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリエーテル又は
ポリスルホンである、上記第7項の組成物。
9、 熱硬aυ性樹脂がフェノールホルムアルデヒド樹
脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂である、上記第7
項の組成物。
10、弾性体の(ト)硬化物が天然ゴム又は合成ゴムで
ある、上記第7項の組成物。
11、上記式+11又は上記式(II)で表わされる環
状イミノエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物
を、紫外線による劣化を遅延もしくは防止する必要のあ
る重合体成形品に、未反応の形態で該劣化を遅速もしく
は防止するに有効含量で施用することを1#徴とする、
該重合体成形品を紫外線から保護する方法。
12−上記重合体成形品が実質的に線状の重合体又は架
橋された重合体から成る、上記第11項の方法。
13、上記実質的に線状の重合体が熱可塑性である上記
第12項の方法。
14、上記実質的に線状の重合体がポリエステル。
ポリアミド、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリ
エーテル又はポリスルホンである、上記第12項又は第
13項の方法。
15、上記架橋された重合体が熱硬化性樹脂の硬化体又
は硬化された弾性体である、上記第12項の方法。
16、上記熱硬化性樹脂がフェノールホルムアルデヒド
樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂。
尿素樹脂、エポキシ樹脂、又は不飽和ポリエステル樹脂
である、上記第15項の方法。
17、上記硬化された弾性体が天然ゴム又は合成ゴムの
硬化体である。上記第15項の方法。
18、  上記環状イミノエステルの上記重合体成形品
に対する施用を、該重合体成形品の重合体中に予め該環
状イミノエステルを未反応の形態で配合せしめておくこ
とによって行ft 5、上記第11項の方法。
19、 上記環状イミノエステルの上記重合体成形品に
対する施用を、該重合体成形品の表面に該環状イミノエ
ステルを含む被膜を形成せしめるととKよって行なう、
上記第11項の方法。
20、上記環状イミノエステルを重合体成形品の重合体
100重量部に対し0.05〜5重量部で施用する、上
記第11項の方法。
21、上記式+11又は下記式(II)で表わされる環
状イミノエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物
を未反応の形態で施用された重合体成形品で紫外線によ
り望ましくない影響を受ける対象物を紫外線から実質的
に遮断することを特徴とする、該対象物を紫外線から保
護する方法。
22、上記重合体成形品が可視光に対し実質的に透明な
いし半透明である、上記第21項の方法。
23、上記重合体成形品が面状体又は中空体である上記
第22項の方法。
24、上記重合体成形品が重合体t00ffift部に
対し0.05〜5重量部で該環状イミノエステルを施用
されている。上記第21項の方法。
25、下記式m又は上記式(II)で表わされる環状イ
ミノエステルの紫外線吸収剤としての使用。
26、上記環状イミノエステルが下記式(1)−1ここ
で、RJI は2師の芳δ族炭化水宋JAUである。
で表わされる化合物である、上り己第25項の使用。
27、上記式(1)−1に8いて Itllが2本の結
合手が最も離れた位置から出ている2価の芳香族炭化水
素残基である、上記第26項の使用。
28、上記式(II−rにおいて、RJJがp −フェ
ニレン。
p + p’−ビフェニレンズは2,6−ナフチレンチ
する、上記第26項又は第27項の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼……( I ) ここで、X^2は、上記式に表わされたX^1からの2
    本の結合手が1位、2位の位置関係に ある、2価の芳香族残基であり;nは1、 2又は3であり;R^1はn価の炭化水素残基で、これ
    は更にヘテロ原子を含有していて もよい、又はR^1はn=2のとき直接結合であること
    ができる、 および下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼……(II) ここでAは下記式(II)−a ▲数式、化学式、表等があります▼……(II)−a で表わされる基であるか又は、 下記式(II)−b ▲数式、化学式、表等があります▼(II)−b で表わされる基であり; R^2およびR^3は同一もしくは異なり一価の炭化水
    素基であり; X^2は四価の芳香族残基で、これは更にヘテロ原子を
    含有していてもよい、 で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少なくと
    も1種の化合物を未反応の形態で且つ紫外線吸収剤とし
    て施用した重合体成形品を用いて、紫外線により望まし
    くない影響を受けるける対象物を、紫外線から実質的に
    遮断し保護することを特徴とする該対象物を紫外線から
    保護する方法。 2、上記重合体成形品が可視光に対し実質的に透明ない
    し半透明である、特許請求の範囲第1項の方法。 3、上記重合体成形品が面状体又は中空体である特許請
    求の範囲第1項の方法。 4、上記環状イミノエステルの上記重合体成形品に対す
    る施用を、該重合体成形品の表面に該環状イミノエステ
    ルを含む被膜を形成せしめることによつて行なう、特許
    請求の範囲第1項の方法。 5、上記環状イミノエステルの上記重合体成形品に対す
    る施用を、該重合体成形品の重合体中に予め該環状イミ
    ノエステルを未反応の形態で配合せしめておくことによ
    つて行なう、特許請求の範囲第1項の方法。 6、上記重合体成形品が実質的に線状の重合体又は架橋
    された重合体から成る、特許請求の範囲第1項の方法。 7、上記実質的に線状の重合体が熱可塑性である、特許
    請求の範囲第1項の方法。 8、上記実質的に線状の重合体がポリエステル、ポリア
    ミド、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリエーテ
    ル又はポリスルホンである、特許請求の範囲第6項又は
    第7項の方法。 9、上記架橋された重合体が熱硬化性樹脂の硬化体又は
    硬化された弾性体である、特許請求の範囲第6項の方法
    。 10、上記熱硬化性樹脂がフェノールホルムアルデヒド
    樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、エ
    ポキシ樹脂、又は不飽和ポリエステル樹脂である、特許
    請求の範囲第9項の方法。 11、上記硬化された弾性体が天然ゴム又は合成ゴムの
    硬化体である、特許請求の範囲第9項の方法。 12、上記環状イミノエステルを重合体成形品の重合体
    100重量部に対し0.05〜5重量部で施用する、特
    許請求の範囲第1項の方法。
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