JP2007327161A - 紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および衣料 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および該織物を用いてなる衣料を提供する。
【解決手段】有機系紫外線吸収剤を0.1〜5.0重量%含有しかつ艶消し剤を0.4重量%以下含有する繊維形成性熱可塑性ポリマーからなり、撚数800T/m以上の撚糸が施されたマルチフィラメント(A)が、織物の経糸および/または緯糸に配され、カバーファクター(CF)が1500〜3000である紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および、該織物を用いてなる衣料。
【選択図】なし

Description

本発明は、紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および該織物を用いてなる衣料に関する。
従来、太陽光に含まれる紫外線の人体への影響が懸念され、紫外線をカットする衣料が提案されている。例えば、特許文献1では、二酸化チタンなどの無機系の紫外線吸収・反射剤を繊維中に含ませることにより、紫外線をカットすることが提案されている。しかしながら、無機系の紫外線吸収・反射剤を多量に含んだ繊維では、透明感や光沢感が損なわれるという問題があった。
また、有機系の紫外線吸収剤は特許文献2により提案されているが繊維に関するものではなかった。
さらに近年では、紫外線カット性と光沢感だけでなく通気性をも有する衣料が求められている。
なお、本出願人は、特願2005−119536号により紫外線カット性と採光性に優れた布帛を提案した。
特開平5−148734号公報 特開昭62−11744号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および該織物を用いてなる衣料を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、有機系の紫外線吸収剤を含み、かつ艶消し剤を含まないか少量含むマルチフィラメントで織物を構成する際、該マルチフィラメントに撚糸を施し、かつ織物のカバーファクターを特定の範囲内とすることにより、紫外線カット性と光沢感だけでなく通気性をも有する織物が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「有機系紫外線吸収剤を0.1〜5.0重量%含有しかつ艶消し剤を0.4重量%以下含有する繊維形成性熱可塑性ポリマーからなり、撚数800T/m以上の撚糸が施されたマルチフィラメント(A)が、織物の経糸および/または緯糸に配され、かつ下記式により算出されるカバーファクター(CF)が1500〜3000であることを特徴とする紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。」が提供される。
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
その際、前記の有機系紫外線吸収剤がベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤であることが好ましい。また、前記の繊維形成性熱可塑性ポリマーがポリエステル系ポリマーであることが好ましい。また、前記の繊維形成性熱可塑性ポリマーが艶消し剤を含有しないことが好ましい。前記のマルチフィラメント(A)の単繊維繊度としては、0.1〜5.0dtexの範囲内であることが好ましい。また、前記のマルチフィラメント(A)を構成するフィラメントの横断面形状が異型であることが好ましい。なかでも、2箇所以上のくびれ部を有する断面扁平度2〜6の扁平断面であることが好ましい。
本発明の織物において、波長280〜400nmの紫外線の透過率が45%以下であることが好ましい。また、通気性が100cm/cm・sec以上であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の織物を用いてなる衣料が提供される。
本発明によれば、紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および該織物を用いてなる衣料が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明において、繊維形成性熱可塑性ポリマーとしては、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリルニトリル、ポリプロピレンなどが例示される。なかでも、ポリエステル系ポリマが好ましい。かかるポリエステルとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレングリコール、すなわちエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールからなる群より選ばれた少なくとも1種のグリコール、特に好ましくはエチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルが例示される。
かかるポリエステルには、必要に応じて少量(通常30モル%以下)の共重合成分を有していてもよい。その際、使用されるテレフタル酸以外の二官能性カルボン酸としては、例えばイソフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、P−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のごとき芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性カルボン酸をあげることができる。また、上記グリコール以外のジオール化合物としては、例えばシクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのごとき脂肪族、脂環族、芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレングリコール等をあげることができる。
前記ポリエステルは任意の方法によって合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレートの場合について説明すると、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールとをエステル交換反応させるかまたはテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレフタル酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度になるまで重縮合反応させる第2段階の反応によって製造されたものでよい。また、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよい。
前記の繊維形成性熱可塑性ポリマーにおいて、ポリマー中に有機系紫外線吸収剤がポリマー重量に対し0.1〜5.0重量%(好ましくは0.5〜3.0重量%)含まれることが肝要である。有機系紫外線吸収剤の含有量が0.1重量%よりも小さいと、十分な紫外線吸収性能が得られず好ましくない。逆に、有機系紫外線吸収剤の含有量が5.0重量%よりも大きいと、有機系紫外線吸収剤を含む繊維形成性熱可塑性ポリマーを紡糸して繊維を得る際、紡糸の工程安定性が損なわれたり、時間の経過とともに繊維が黄変するおそれがあるので好ましくない。
前記有機系紫外線吸収剤としては、ベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系有機紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系有機紫外線吸収剤、サリチル酸系有機紫外線吸収剤などが例示される。なかでも、紡糸の段階で分解しないという点からベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤が特に好ましい。
かかるベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤としては、特開昭62−11744号公報に開示されたものが好適に例示される。すなわち、2−メチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−ブチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−フェニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2,2’−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−テトラメチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ベンゼン、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)ナフタレンなどである。
また、前記繊維形成性熱可塑性ポリマーに艶消し剤が0.4重量%以下含まれることが肝要である。かかる艶消し剤は少ないほどよく、繊維中に含有していないことがもっとも好ましい。艶消し剤の含有量が0.4重量%よりも大きいと、十分な光沢感が得られず好ましくない。なお、かかる艶消し剤としては、二酸化チタン、酸化亜鉛の無機化合物があげられる。
本発明において、マルチフィラメント(A)は、有機系紫外線吸収剤を0.1〜5.0重量%含有し、艶消し剤を0.4重量%以下含有する、繊維形成性ポリマー(例えば、固有粘度が0.55〜0.80のポリエステルなど)を、常法により紡糸し、2000〜4300m/分の速度で未延伸糸(中間配向糸)として一旦巻き取り、延伸したものでもよいし、巻き取る前に延伸したものでもよい。また、中間配向糸を、180〜200℃に加熱されたヒーターを用いて、弛緩状態(オーバーフィード1.5〜10%)で熱処理することにより、加熱下で自己伸長性を有する未延伸糸(中間配向糸)であってもよい。
かかるマルチフィラメント(A)には、撚数800T/m以上(好ましくは1500〜3000T/m)の撚糸が施されていることが肝要である。マルチフィラメント(A)にかかる撚糸が施されていることにより、マルチフィラメント(A)が織物中において丸く集束するため、経糸と緯糸とで形成される組織間空隙が大きくなり通気性が向上する。前記撚数が800T/m未満では、十分な通気性が得られず好ましくない。逆に、該撚数が3000T/mよりも大きいと製造が困難となるおそれがある。
かかるマルチフィラメント(A)において、単繊維繊度が0.1〜5.0dtexの範囲内であることが好ましい。マルチフィラメント(A)の総繊度、フィラメント数としては、総繊度33〜330dtex、フィラメント数10〜100の範囲が好ましい。また、単繊維の断面形状は特に限定されないが、優れた光沢を得る上で通常の丸断面以外の異型であることが好ましい。特に、特に、図1に模式的に示すような、2箇所以上のくびれ部を有する断面扁平度2〜6の扁平断面を採用すると、ソフトな風合いが得られ好ましい。なお、断面扁平度とは、図1に示す、長辺の長さ(B)と短辺の長さ(C1)との比(B/C1)である。また、くびれ部とは図1に模式的に示すように、短辺の長さが短くなっている部分のことである。かかるくびれ部において、凹部の深さとしては、短辺の長さの最大値と最小値の比(C1/C2)で、1.05以上(好ましくは1.1以上)となる深さであることが好ましい。なお、図1は、くびれ部が3個所の場合を例示するものである。
本発明の織物には、前記のマルチフィラメント(A)が織物の経糸および/または緯糸(好ましくは経糸および緯糸)に配され、かつ下記式により算出されるカバーファクター(CF)が1500〜3000であることが肝要である。
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
該カバーファクターが1500よりも小さいと、織物の組織間空隙が大きくなり、紫外線カット性が損なわれるおそれがある。逆に、該カバーファクターが3000よりも大きいと通気性が損なわれるおそれがある。
本発明の織物において、織組織は特に限定されず、通常の方法で製織されたものでよい。例えば、織物の織組織としては、平織、綾織、朱子織等の三原組織、変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロードなどが例示される。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。
本発明の織物には、本発明の目的が損なわれない範囲内であれば、常法の染色仕上げ加工、撥水加工、起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
本発明の織物において、紫外線は前記のマルチフィラメント(A)により吸収されるので、紫外線がカットされる。かかる紫外線カット性としては、波長280〜400nmの紫外線の透過率が45%以下であることが好ましい。また、通気性としては、100cm/cm・sec以上(より好ましくは150〜500cm/cm・sec)であることが好ましい。
次に、本発明の衣料は前記の織物を用いてなる衣料である。該衣料としては、婦人衣料、スポーツ衣料などが例示される。また、前記の織物は、帽子、カーテン、ロールブラインドなどの繊維製品としても好適に使用される。これら衣料や繊維製品は前記の織物を使用しているので、紫外線カット性と通気性と光沢感に優れる。
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例中の各測定項目は下記の方法で測定した。
<紫外線透過率>
島津製作所製分光光度計MPC−3100で透過率を測定し、280〜400nmの範囲の紫外線透過率を算出した。紫外線透過率が45%以下であると合格である。
<カバーファクター(CF)>
下記式により算出した。
CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
<通気性>
JIS−L−1096Aフラジール形法により測定した。なお、通気性が100cm/cm・sec以上であると合格である。
<光沢感>
試験者3人の目視評価により、優れているものを○、やや劣るものを△、劣るものを×と3段階に評価した。
<総合評価>
優れているものを○、やや劣るものを△、劣るものを×と3段階に評価した。
[実施例1]
特開昭62−11744号公報に記載された方法で合成された2,2’−p−フェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)有機系紫外線吸収剤を1.0重量%含み、艶消し剤を含まないポリエチレンテレフタレートを4つ山扁平断面(凹部6個所)に穿孔された口金より、紡糸温度300℃で紡出し、4000m/minで引き取り、一旦巻き取ることなく引き続き1.3倍に延伸し、フィラメントの横断面形状が図1に示すような、くびれ部(短辺の長さCの最大/最小=1.2)を3個所有する扁平断面(断面扁平度3.2)のマルチフィラメント(A)44dtex/36filを得た。次いで、経糸、緯糸共に、該マルチフィラメント(A)を2000T/mの撚りをかけて使用し、経密度50本/cm、緯密度49本/cmで平織織物を製織した。
そして、該織物に常法の染色加工を施すことにより、カバーファクター1800の織物を得た。
該布帛において、紫外線透過率30%、通気性385.0cm/cm・Sec、光沢感○、総合評価○であった。
また、該織物を用いて婦人衣料を縫製し着用したところ、通気性、光沢感に優れていた。
[比較例1]
実施例1において、マルチフィラメント(A)に有機系紫外線吸収剤を含ませないこと以外は、実施例1と同様に製織・染色加工することにより、織物を得た。
該布帛において、紫外線透過率45%、通気性385.5cm/cm・sec、光沢感○、総合評価×であった。
[比較例2]
実施例1において、マルチフィラメント(A)に有機系紫外線吸収剤を含ませず、艶消し剤を2.0重量%含ませること以外は実施例1と同様に製織・染色加工することにより、織物を得た。
該布帛において、紫外線透過率30%、通気性384.5cm/cm・sec、光沢感×、総合評価△であった。
[比較例3]
実施例1において、マルチフィラメント(A)に撚糸をかけずに、経密度58本/cm、緯密度57本/cmで平組織織物を製織した。そして、常法の染色加工を施すことにより、カバーファクター2060の織物を得た。
該布帛において、紫外線透過率7%、通気性3.0cm/cm・sec、光沢感○、総合評価×であった。
本発明によれば、紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物および該織物を用いてなる衣料が提供され、その工業的価値は極めて大である。
本発明において、マルチフィラメント(A)の単繊維の断面形状として採用することのできる、くびれ部を有する扁平断面形状を模式的に例示したものである。
符号の説明
1 くびれ部

Claims (10)

  1. 有機系紫外線吸収剤を0.1〜5.0重量%含有しかつ艶消し剤を0.4重量%以下含有する繊維形成性熱可塑性ポリマーからなり、撚数800T/m以上の撚糸が施されたマルチフィラメント(A)が、織物の経糸および/または緯糸に配され、かつ下記式により算出されるカバーファクター(CF)が1500〜3000であることを特徴とする紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
    CF=(DWp/1.1)1/2×MWp+(DWf/1.1)1/2×MWf
    ただし、DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。
  2. 前記の有機系紫外線吸収剤がベンゾオキサジン系有機紫外線吸収剤である、請求項1に記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  3. 前記の繊維形成性熱可塑性ポリマーがポリエステル系ポリマーである、請求項1または請求項2に記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  4. 前記の繊維形成性熱可塑性ポリマーが艶消し剤を含有しない、請求項1〜3のいずれかに記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  5. 前記のマルチフィラメント(A)の単繊維繊度が0.1〜5.0dtexの範囲内である、請求項1〜4のいずれかに記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  6. 前記のマルチフィラメント(A)を構成するフィラメントの横断面形状が異型である、請求項1〜5のいずれかに記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  7. 前記のマルチフィラメント(A)を構成するフィラメントの横断面形状が、2箇所以上のくびれ部を有する断面扁平度2〜6の扁平断面である、請求項6に記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  8. 波長280〜400nmの紫外線の透過率が45%以下である、請求項1〜7のいずれかに記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  9. 通気性が100cm/cm・sec以上である、請求項1〜8のいずれかに記載の紫外線カット性と通気性と光沢感に優れた織物。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の織物を用いてなる衣料。
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