JPS5912952A - 新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護 - Google Patents

新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護

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JPS5912952A
JPS5912952A JP12217782A JP12217782A JPS5912952A JP S5912952 A JPS5912952 A JP S5912952A JP 12217782 A JP12217782 A JP 12217782A JP 12217782 A JP12217782 A JP 12217782A JP S5912952 A JPS5912952 A JP S5912952A
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polymer
resin
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cyclic imino
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Noriya Okumura
宣也 奥村
Tetsuo Ichihashi
哲夫 市橋
Shunichi Matsumura
俊一 松村
Hiroo Inada
稲田 博夫
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な紫外線吸収剤を用いる紫外線からの保護
に関する。更に詳しくは、環状イミノエステルを新規な
紫外線吸収剤として含有して成る光安定化重合体組成物
、および該環状イミノエステルを紫外線吸収剤として、
紫外線によって望ましくない影響を受ける対象物を保瞳
する方法に関する。
有機材料例えば合成樹脂、天然樹脂、ゴム。
油脂塗料、インキ、染料等は一般に紫外線に対して敏感
であり、その多くのものはその作用により劣化1分解を
起こし、その結果色々化1機械的強度変化等を引き起し
、長期の使用に耐え得ない。また最近になっである種の
植物病原菌例えば稲を枯らすイモチ病菌、ごま葉枯病a
(;果菜類9葉菜類、根菜類などの各種野菜に発生する
菌核病菌;ボトリテイス菌、炭素病菌、つる枯病菌、黒
カビ病菌、婚点病菌等のカビ類の繁殖と紫外線との間に
密接な関係があり、ある波長の紫外線の完全遮蔽Φ件下
ではこれらカビ類は繁殖しないことが明らかにされてい
る。、それ故、屋外で使用される有機材料例えば樹脂成
形品、或いは紫外線遮蔽を要する分野に用〜・られる透
明な有機材料或いは無機材料に、紫外線吸収剤を分散含
有させることが通常行なわれている。
かかる紫外〆9吸収剤としては、例えばベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系、ザリチル酸系ある(・はハ
イドロキノン系化合物類が知らilておりまたよく使用
されている。
しかしながら、これらの紫外線吸収剤は熱ある(・け酸
化に対する安定性が必ずしも充分でな(・ものが多く、
また高温例えば200℃以上のPAルで昇華したりある
(・は使用時に材料表面にブリードアウトしたりする欠
点のあるものも多い。
それ故、本発明の目的は、従来知ら)1.、て(・る紫
外線吸収−剤とは全く異なる47¥造をイJする新規な
紫外線吸収剤を提供することにル、ろ。
本発明の他の目的は、熱あるいは62化に対する安定性
に秀れた新規な紫外Pil吸収剤を提供することにある
本発明の更に他の目的は、高温例えは200℃9J上の
温度でも昇華性が十勺に小びく、また種′々の重合体と
優れた相溶性を有する新1;O,lL紫外線吸収剤を提
供することにある。
本発明の更に他の目的は、高い溶1に:: ’tL’、
%を持つ種々の重合体と、該重合体が溶Hp Lでいる
高い温度で確実に溶融混合し得、従って高い溶へ°に温
度を持つ重合体に所定量で均一に分散よ有させることが
可能な、耐熱性および相溶性に秀れ且つ昇華性の小さな
新規な紫外線吸収剤をtp供することにある。
本発明の更に他の目的は、それを含有する41合体から
使用時にブリードアウトすることが実質的に間顯となら
ない、重合体との相溶性に優ねた新規な紫外線吸収剤を
提供することにある。
・本発明のq(に仙の目的は、上記新規な紫外線吸収剤
として特定の環状イミノエステル化合物を提供1゛るこ
とにA・)る。
本発明の更に仙の目的は、特定の環状イミノエステルを
紫外線吸収剤として含有する、光安定化重合体組成物を
提供することにある。
本発明・の更に他の目的は、重合体成形品に特定の環状
イミノエステルを施用し、該重合体を紫外線による劣化
から保腰する方−法を提供することにAo)る。
本発明の更に他の目的は、特定の環状イミノエステルを
施用した重合体成形品によって、紫外Iから保騰する必
要のある対象物を紫外線から隔離する方法を軛供するこ
とにある。
本発明の更に仙の目的および利点は以丁の説明から明ら
かとなろう。
かかる本発明の目的および利点は、本発明によねば、第
一に、下記式(I) ここで、Xlは、上記式に表わさJまたXlからの2本
の結合手が1位、2位の位1y1“I′A係にある、2
価の芳香族残基であり; n 4J、 l 。
2又は3であり;R1はn価の炭化水素残基で、これは
更にペテロ原子を含有していてもよい、又はR1はn=
2のとぎ直接結合であることができる、 および下記式(n) δ ここでAは′下記式(n)−a 1        ・・・・・・・・・(11)−a\
C/ 1 で表わさJしる基であるか又は、 −F R+シ式(11)−b 1 10\0     ・・・・・・・・・(n)、−bで
表わされる基であり; R2およびR3は同一もしくは異なり一価の炭化水素残
基であり; X2は四価の芳香族残基で、これは更にヘテロ原7を含
有していて(よい、 で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少なくと
もliの化合物を、未反応の形態で且つ紫外線吸収剤と
して含有して成る、先安、定化組成物、によって達成さ
れる。
上記式(I)および式(H)で表わされる環状イミノエ
ステルに包含される数多くの化合物は、末端に水酸基を
有する芳香族ポリエステルの分子ψn結合剤として知ら
れている(米国特許第4.291,152  号明細1
F)。ヤた、上記式(I)で表わされる環状・(ミノエ
ステルのうち、」記式”(I )においてRIカ、フェ
ニル又はf#“を捏フーニル、XIがオルトフェニレン
そしてn=1でに、る幾つかの化合物およびそれらの合
成法が知らilて(・る(例えば、ケミカル・アブスト
ラクト voJ 。
65.1966年、15371a )。
それ故、これらの先行技術は本発明において用いられる
上記式(I)および式(n)の化合物およびその合成法
に関し本明細書に文献として引用される。
上記一般式(I)中 XIは式(1)に表わされたXl
からの2本の結合手が1位、2位の位置関係にある、2
価の芳香族残基であり;nは1. 2又は3であり;R
1はn価の炭化水素残基て、これは更にペテロ原子を含
有して(・てもよい、又はR1はn=2のとき直接結合
であることもできる。
XIとし”〔は、好ましくは例えばl、2−フェニレン
、1.2−ナフチレン、213−ナフチレン。
下記式 (11)            (b)ここで、Rは
−07+  co  l  S  +  SO2+C)
12 1 +CHt+又は−〇(CHs)t−である、
で表わさねる基を挙げることができる。これらのうち、
特に1,2−フェニレンが好ましいOXlにつ(・て例
示した上記芳香族残基は、例えば炭素数1〜10のアル
ギル例えばメチル、工千ル、プロピル、ヘキシル、テシ
ル等; 炭素a6〜12のフルール例えばフェニル、ナ
フチル等: ’e P:数5〜12のシクロアルキル例
えばシクロペンチル、ンクロヘキシル等;炭素ffi′
Is〜20の7ラルキル例えばフェニルエチル;炭素グ
々1〜10のアルコキシ例えばメトキシ、エトキシ、デ
シルオキシ等;ニトロ;)・ロゲン例工ば塩素、臭素等
;炭素数2〜10のアシル例えば1セチル、プロボニル
、ベンゾイル、デカメイル等、などの置換基で置換され
ていてもよい。
R1け0価(但し、nは1,2又は3である)の炭化水
素残基であるか、又はnが2で、しるときに限り直接結
合であることができる。
1価の炭化水素残基(n−1の場合)としては、第一に
、例えば炭素数1〜10の未債換脂肪族基、炭素数6〜
12の未置換防活1ji−基、炭素数5〜12の末輩・
換脂環族基が芋げられる。
炭素数1−10の未置換脂肪族基としては例エハメ壬ル
、エチル、プロピル、ブチル、fシル等を、炭素?、 
6〜12の未置換芳香族基としては例えばフェニル、ナ
フチル、ビフェニル等を、炭素数5〜12の未置換脂環
族基としては例えばシクロペン千ル、シクロヘキシル等
を挙げることができる。
又、上記−価の炭化水素残基として1よ、第二に、例え
ば下記式(C) ここで、R4は炭素数2〜10のフルキレン。
フェニレン又はナフチレンであ4)、 で表わされる基、下記式(d) ここでR5は炭素数1〜10のアルキル基。
フェニル基又はナフチル基である、 で表わされる基、1・記式(e) ここで、R4およびR5の定義は上記に同じであり、R
6は水素原子又はR5に定義された基のいずれかである
、 で表わされる基、又は下記式(f) ここで、R4およびR6の定義は上記に同じであり、R
7は水素原子又は15に定義された基のいずれかである
、 で表わされる置換された脂肪族残基又は芳香族残基を挙
げることができる。
また、上記1価の炭化水素残基としては、第3に、上記
未置換の芳香族残基が例えば上記X1を表わす芳香族残
基の置換基として例示したと同じ置換基で置換されてい
るものを早げろことができる。それ故、かかる置換基で
置換きれた場合の例としては、例えばトリル、メチルナ
フチル、ニトロフェニル、ニトロナフチル、クロロフェ
ニル、ベンゾイルフェニル、アセチルフェニル又はアセ
チルナフチル等を挙げろことができる。
1価の炭化水素残基としては、上記式(C)。
(d)、  (e)又は(f)で表わされる基、−1−
17,わち置換された脂肪族残基又は芳香族残基、特に
そのうち置換された芳香族残基が好ましい。
2価の炭化水素残基(n=2の場合)としては、第1に
、例えば炭素数2〜10の未14換の脂肪旅残基、炭素
数6〜12の未置換の芳香族残基、炭素数5〜12の未
置換の脂環族残基が挙げられる。
炭素数2〜lOの未置換の脂肪族残基としては、例工ば
エチレン、トリメ千レン、テトラメチレン、テカメチレ
ン等を、炭素数6〜12の未置換の芳香族残基としては
例えばフェニレン。
ナフチ1/′ン、p、p’−ヒフエニレン等ヲ、炭素数
5〜12の未置換の脂環族残基としては例えばシクロペ
ンチレンツシクロヘキシ2フ等ヲ挙R’ることかでき4
)。
又、上記2価の炭化水素残基としては、第2に、例えは
下記式(g) ・二こで、R8はR4に定義された基のいずれかでおる
、 で衣わされる基、又は下記式(h) ここで、R8の定義は上記に同じであり、R″はR’ 
Ic 5’Ji Qされた基のいずれかであり、そして
R10はR6に定義された基のいずれかである、 で表わさ第1る置換された脂肪族残基又は芳香族残基を
挙げることができる。
また、上記2価の炭化水素残基と1−て(、°、第3に
、上記未置換の2価の芳香族残基が、例えば上記X1を
表わす芳香族基の置換基とし°〔例示したと同じ置換基
で置換されて(・るものを挙げることができる。
nが2の場合には、R1としては、こtlらのうち直接
結合又は上記第1〜第3の群の未fif it!l又は
置換された2価の芳香族炭化水素残基が好ましく、特K
、2本の結合手が最も離れた位1斤から出ている第1又
は第3の群の未置換の又は置換された芳香族炭化水素残
基が好ましく、就中p−フェニレン、p、p′−ビフェ
ニレン又け2,6−ナフチレンが好ましい。
3価の炭化水素残基(n=3の場合)としては、例えば
炭素数6〜12の芳香族残基を挙げることができる。
かかる芳香族残基としては、例えば 笠をノドげることができる。
かかる芳香族残基は、上記1価の芳香族残基の置換基と
して例示したと同じ置換基で置換されていてもよい。
一ヒ記一般式(1)中、R2おj:びR3は同一もしく
は異なり1価の炭化水素残基であり X2は4価の芳香
族炭化水素残基である。
R2およびR3としては、上記式(I)の陵、明におい
て、n=1の場合のR1につ(・て例示したと同じ基を
例として挙げることができる。
4価の芳香j〃炭化水素残基−としては、例えば、に同
じ) で表わされる基を挙げることができる。
上記4価の芳香族残基は、上611式(I)の説明にお
いて、R1を表わす1価の芳香族残基の置換基として例
示したと同じgt−pt 基でTI換されていてもよい
本発明において用いろ第1る土011式(L)および式
(TI)で表わされろ環状イミノエステルの具体例とし
ては、例えば下R):の化合物を力;げ2)ことができ
る。
2−メチル−3,1−ベンゾオキ升ジンー4−オン。
2−ブチル−3,1−ベンゾオキ→)ジン−4−オン。
2−フェニル−3,1−ベンゾオキ−リジン−4−オン
2−(1−又は2−ナフチル) −3,1−ぺ、  ン
ゾオキサジンー4−オン。
2−(4−ビフェニル) −3,1−べ〉′ジオキサジ
ン−4−オン。
2− p−二トロフェニル−3,1−ペンゾオキザジン
ー4−オン。
2−m−二トpフェニルー3.1−ベンゾオキサジン−
4−メニン。
2− p−ベンゾイルフェニル−3,1−ペンゾオキザ
ジン、−4−オン。
2− p−メトキシフェニル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン。
2−o−メトキシフェニル−3,1−ベンゾオキ−ノー
ジン−4−オン。
2−シクロヘキシル−3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン。
2− p −(又はm−)フタルイミドフェニル−3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン。
N−フェニル−4−(3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)フタルイミド。
N−ベンゾイル−4−(3,1−ベンゾオキ世ジンー4
−オンー2−イル)7ニリン。
N−ベンゾイル−N−メチル−4−、(3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン−2−イル)−2−CP−(N−
フェニル、N−メチルカルボニル)フェニル) −3,
1−ベンゾ+キサジンー4−オン n=2の場合の化合物 2.2′−ビス(3,1−ペンゾオギザジ′ンー4−オ
ン)。
2.2′−エチレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン)。
2.2′−テトラメチレンビス(3,1−ペンツオキサ
ジン−4−オン)。
2.2′−デカメチレンビス(3,1−べ/ジオキサジ
ン−4−オン)。
2.2’−p−フェニレンビス(3,1−ペンゾオキザ
、ジンー4−オン)。
2.2’−m−フェニレンビス(3,l−ベンゾオキサ
ジン−4−オン)。
2.2’ −(4,4’−−ジフェニレン)ビス(3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’ −(2,6又□は1.5−ナフタレン)ビス
(3,1−ベンゾオキサジン−4−オシ)。
’2.2’ −(2−メチル−p−フェニレン)ビス(
3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’−(2−二トローp−7エニレン)ビx (3
,1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’−(2−クロロ−p−7エニレシ)ビス(a、
I−ベンゾオキサジン−4−オン)。
2.2’ −(1,4−シクロヘキシレン)ビス(3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
N−p−(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−
イル)フェニル、4−(a、1−ベンゾオキサジン−4
−オン−2−イル)フタルイミ ド。
N−p−(a、1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−
イル)ベンゾイル、4−(3,1−ベンゾオキサジン−
4−オン−2−イル)アニリル n=3の場合の化合物 1.3.5− )す(3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン−2−イル)ベンゼン。
1.3.5−)す(3,1−ベンゾオキサジン−4−オ
ン−2−イル)ナフタレン。
2.4.6− トリ(3,l−ペンゾオキザジンー4−
オンー2−イル)ナフタレン 上記式(II)の化合物 2.8−ジメチル−、,4H,6H−ベンゾ〔1,2−
d;5,4−d’)ビス−(+、3 )−オキサジン−
4,6−ジオン。
2.7−シメチルー4 T(,9H−ベンゾ(1,2−
d;4,5−d’)ビス[: 1.3)−堵キサジンー
4.9−ジオン。
2.8−ジフェニル−4H,811−ベンゾ〔1゜2−
 d ; 5,4−d’)ヒスCI、3’J−十キサジ
ン−4,6−ジオン。
2.7−ジフニニル−4 H,9H−ベンゾ[1゜2−
d;4,5−d’)ビス(t、a )−才キサジン−4
,6−ジオン。
6.6′−ビス(2−メチル−4H,3,1べ)′ゾオ
キサンンー4−オン)。
6.6′−ビス(2−エチル−4)!、3.1−ベンジ
オキサジン−4−オン)。
6.6′−ビス(2−フエ二)I/−4H,3,1−ペ
ンゾオキザジンー4−オン)。
6.6′−メチレン頃ス(2−メチル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−メチレンヒス(2−フェニル−4H。
3.1−ペンゾオキザジンー4−オン)。
6.6’−一エチレンヒス(2−メチル−4H,3゜1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6’−一工千しンビス(2−フェニル−4H。
3.1−ベンツ°オキザジンー4−オン)。
6.6′−ブチレンヒス(2−メチル−4H,3゜l−
ペンゾオキザジンー4−オン)。
6.6′−ブチレンビス(2−フェニル−4H13,1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−オキシヒス(2−メチル−4H,3,1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)。
6.61−オキシヒス(2−フェニル−4H,3゜1−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−スルホニルビス(2−メ手ルー4 H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−スルホニルヒス(2−フェニル−4H,3,
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6′−カルボニルヒス(2−メゴールー4 H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6.6’−、hルボニルビス(2−フェニル−4H,3
,1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−メチレンビス(2−メチル−4H,3゜l−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.71−メチレンヒス(2−フェニル−4H。
3.1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−ビス(2−メチル−4H,3,1−ペンゾオ
キザジンー4−オン)。
7.7′−エチレンビス(2−メチル−4H,3゜1−
ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−オキシビス(2−メ卒ルー4 H,3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン)、′ 717′−スルホニルビス(2−メチル−4H13,1
−ベンゾオキサジン−4−オン)。
7.7′−カルボニルビス 3、1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6、7′−ヒス(2−メチル−4H,3.1−ベンゾオ
Wサニ/ンー4ーオン)。
6、7′−ヒス(2−フェニル−4 H,3.1−ペン
ゾオキザジンー4−十ン)。
6、7′−メチレンビス(2−メチル−4 H,3。
1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
6、7′−メチレンビス(2−フェニル−4 H。
3、1−ベンゾオキサジン−4−オン)。
上記例示化合物のうち、上記式(I)の化合物、より好
ましくけn=2の場合の上記式(1)の化合物、特に好
中しくけ ここで、R11は2価の芳香族炭化水素残基である、 で表わされる化合物が有利に用いられる。
式(I)−1の化合物としては、就中2.2’−p”p
−フェニレンビス( a,1−ベンゾオキ→Jジンー4
ーオン) 、  2.2’ − ( 4.4’−シフー
rーニレン)ビス( 3.1−ベンゾオキサジン−4−
オン)および2.2’ − ( 2.6−ナフタレン)
ビス( a,t −ベンゾオキサジン−4−オン)が好
ましい。
本発明で用いらhる上記式(1)および(Il)で表わ
される塊状イミノエステルが紫外線吸収剤として、%に
優れた耐熱性,酸化抵抗性をイjする紫外線吸収剤とし
て使用できろことは従来全く知られていなか′−)だ。
本発明によれば、上記環状イミノエステルは種々の烏合
体に対し優れた相溶性を治し、該重合体と混和さJlて
光安定化重合体組成物を与える。
かかる重合体は、それ故、熱可塑性4i>1 flu 
、熱硬化性樹脂さらには弾性体の未硬化’I:’) (
ゴム配合物)であることができる。
熱可塑性樹脂は例えばポリエステル、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ホリオレフィン,ポリエーテル又はポリ
スルホンであることができる。
熱硬化性樹脂は例夾げフェノール・ホルムフルテヒド樹
脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂であることができ
る。
また、l狸性体の未硬化物は例えば天然ゴム又は合成ゴ
ノ、でもることができる。
上記の如き重合体重、それ自体公知であり、当業者によ
く知られている。
ポリエステルとしては、例えばテレフタル酸。
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等を主たる酸成
分とし、エチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル等を主たるグリコール成分とする芳香族ボIJ 、y
−ステル例えばポリエチレンテレフクレート、ポリテト
ラメチレンテレフタレート、ポリエチレン2.6−ナフ
タレート等を例示でとる。
また、例えば上記と同じジカルボン酸を主たる酸成分と
し、ノ・イドロキノン、レゾルシン。
2.2− p−ヒドロキシフェニルプロパン等ヲ主たる
クリフール成分とし、必侠によりψにp−安息香酸を第
三成分として成る全芳香族ポリエステル例えばインフタ
ル醸/ハイドロキノ//2.2−p−ヒドロキシフェニ
ルプロパンの共重合体、テレフタル酸/イソフタル94
 / 、2.2− p−ヒドロキシフェニルプロパンの
共重合体、イソフタル酸/ハイドロキノン/p−安息香
酸の共重合体、あるいは例えばテレフタル酸を主たる酸
成分とし、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール等を低分子量グリコール成分としさらにポリ(オキ
シテトラメチレン)グリコール(好ましくは平均分子j
/i: 5 (10〜5000、より好ましくは600
〜4000)を高分子量グリコール成分として成る、ポ
リエステルエラストマー善を、同様に、例示できる。
かかるポリエステルは実質的に線状であって、フィルム
又は繊紺形成能を有ずろ範囲内(通常的0.5モルチ以
下の割合)で、3官t+’Q u上σ)化合物を共重合
していてもよい。
前記ポリカーボネートとしては、2.2−ヒス(4−ヒ
ドロキシフェニル)フロパン、1.1−ヒス(4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン9)の91]きビスフ
ェノール類に代表される芳香族ジヒドロキシ化合物とカ
ーボネート前駆体(例えばポスゲン、ジフェニルカーボ
ネート等)との反応によって製造される芳香族ポリカー
ボネートが好ましく・。
前記ポリアミドとしては、アミノカルボン酸または相当
するラクタムから導かれたホモポリアミド例えばナイロ
ン−6、ナイロン−7、ナイロン−12等;脂肪族ジカ
ルボン酸と脂肪族ジアミンから導かれろホモポリアミド
例えばナイロン−6,6、ナイロン−6,12等:芳香
族ジカルボン酸(例えばテレフタル酸、イソフタル酸等
)と脂肪族ジアミンまたは芳香族ジ゛アミンから導かれ
るポリアミド;ビア、−p−7ミノシクロヘキシルメタ
ンの如き脂環族アミンから導かれる脂環族ポリアミド等
を挙げることができイ)。
また、ポリオレフィンとしては、例えばエチンン、フロ
ピレン、塩化ビニル、スチレン、メチルメタ、アクリレ
ート等を主たる構成成分とするポリマー例えばポリエチ
レン、シトリプロピレン、ポリ、塩化ビニル、ポリスチ
レン、ポリメチルメタアクリレート等のホモポリマーk
・るいはアクリロニトリル/ブタジェン/ス千しン共1
f合体(、A B 8樹脂)、メチルメタアクリレート
/ブタジェン/スチレン共重合体(M B 841.4
脂)。
アクリロニトリル/スチレン共重合体(As樹脂)等の
共重合体を挙げることができる、71″iリエーテルと
しては、例えばオルトクレゾール、2.4−ジメチルフ
ェノ−”” #の縮合物の如き、一般に下記式 ここで、z’ 、 Z!およびz3  は同一もしくは
異なり水素原子又は炭素i1〜4のアルキル基好ましく
はメチル基である。世し z2又はz3のいずれか1つ
は炭素数1〜4のアルキル基で^)イ)、 で戎わされる峠返し単位を有する111合体が好ましく
用(・られる。
また、ポリスルホンとしては芳香族ポリスルここで24
は水素、)・ロゲン、炭素数1〜4のアルキル又は炭素
数1〜4のアルコキシであり R1!1は炭素数8以下
のフルキレンである、 で表わされる繰返し単位を有する重合体が好ましく用い
られる。
フェノール・ホルムアルデヒド樹脂としてはフェノール
を主たる芳香族ヒドロキシ化合物成分としホルムアルデ
ヒドを主たるアルデヒド成分として成る、一般にノボラ
ック樹脂として知られているものが好ましく用いら第1
る。
メラミン樹脂あるいは尿素樹脂としては、メラミン、又
は尿素とホルムアルデヒドとを中性あるいは弱アルカリ
性の条件下で加熱反応させて得られるものが好ましく用
(・す第1イ、。
ポリウレタン樹脂としてをよ、ブタンジオール。
ジエチレングリコール等の低分子脂肪族グリコール、ポ
リオキシエチレングリコール、ポリオキシテトラメチレ
ングリコール等のポリエーテルポリオール、および脂肪
族ポリエステルグリコール等の高分子グリコールより選
けれたグリコール成分と、テトラメチレンジイソシアオ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアイ、−ト、ナフタレ
ンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアイ・−トおよ
びインホロンジイソシアネート等の脂環族インシアネー
トより選は)またジイソシアネート成分とを反応させて
得ら第1た、いわゆるプレポリマーが好ましく )Tl
 u・られる。
エポキシ樹脂としては、2.2−ビス(p−ヒドロキシ
フェニル)フロパン等の多価フェノール類とエポクロル
ヒドリンとの縮合物が好ましく用いられる。
不飽和コトリエステル樹脂としてはマレイン酸。
フマル酸、熱水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和ジカ
ルボン酸と、エチレングリコール、′プロピレングリコ
ール、グリセリン等の多価アルコ・−ルとを縮合せしめ
て得られた。いわゆるプレポリマーが好寸しく用いられ
る。これらのプレポリマーは力11常スチレン、メタク
リル酸メチル、ジ′rリルフタレ−ト等のヒニルモノマ
ーと配合して用(・られろ。
弾性体の未硬化物としては、例えば天然コ゛ムある(・
はポリブタジェン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジ
ェン共重合物、ポリクロロプレン等の合成ゴムの未加硫
物が好ましく用(・られる。
本発明の光安定化重合体組成物は、上記式(1)又は(
U)の環状イミノエステルの少なくとも11t+を、未
反応の形態で上記の如き重合体マトリックス中に分散含
有して成る。
本発明の光安定化重合体組成物は、上記式(1)又は(
II)の環状イミノエステルを、好ましくは)k合体1
00重量部当り、0.05〜5車騎部特に0.1〜37
1t、置部で含有すイ)ことができる。
本発明の組成物は、一般に、上記環状イミノエステルの
所定量と重合体を、該市骨体が熱可塑性樹脂の場合には
該重合体の溶融fFA度↓シヒの温度で例えば溶融押出
混合機によって溶融混合するか、又は該重合体が熱硬化
性樹脂である場合には、周囲温度で機械的に混合するこ
と((よって製造することができる。
混合されて製造、された本発明の組成物は、例えば不定
形の混合物として、小さな粒状体(チップ)としである
いは成形手段を通じそのまま成形品として取得すること
もできる。不定形の混合物あるいはチップとして取得さ
れた本発明の組成物は、溶融成形法あるいは金型を用い
る成形法に従って成形品に変換できる。
本発明の組成物から成形品を製造1−るに↓」、使用し
た重合体の熱的性質を考−し、公知の方法例えば押出成
形、射出成形、圧縮成形、X空加圧成形の如き成形法の
いずれかを適宜用いることができろ。
本発明で用いら矛する環状イミノエステルは、前記米J
、iil特許第4,291,152  号の明細書に記
載されているとおり、ポリエステルの末端水酸基と反応
−する611力を有して(・る。該環状イミノエステル
はこのように脂肪族水酸基と反応する能力を不している
のみならず、さらにアミン基と反応する能力をも有して
(・る。
そ第1故、本発明の組成物を重合体として脂肪族水酸基
スはアミノ基を有する重合体例えば末端水酸基を有する
ポリエステル、末端アミン基を有するポリアミド等を用
いて製造する場合には、環状イミノエステルが実質的に
未反応の形態で含有されるように、咳重合体と環状イミ
ノエステルとを注意深く混合せしめることが要求される
。本発明者の研究によれば、使用した環状イミノエステ
ルの実質定な量が反応してしまっている重合体では、同
じ環状イミノエステルが実質的に未反応の形態で含有さ
れている本発明の組成物よりも、一般に吸収する紫外線
の“波長領域が低波長側にずれる傾向を示し、それ故高
波長側の紫外線を透過する傾向を持つことがはじめて明
らかにされた。
反応した環状イミノエステルが、未反応の環状イミノエ
ステルとは異なる紫外線吸収特性を示すのは、反応によ
って開環することによるものと考えら第1る。
ポリエステル又はポリアミドを用(・て本発明の組成物
を製造する場合でも、末端基の主たる割合がカルボキシ
ル基であるポリエステル又はポリアミド、あるいは末端
水酸基ヌ、はアミツノよが該環状イミノエステルと反応
性のり・1い末端上(鉛基で封鎖されたポリエステル又
はポリアミドを用いる場合には、環状イミノエステルを
未反応の状態で含有する組成物を製造するのに特別の注
意を払う必要のないことは理解されよう。
末端水酸基を有するポリエステル又は末端アミノ基を有
するポリアミドを用いて本発明の組成物を製造する方法
としては、これらの重合体の粒状ないし粉末状粒子を環
状イミノニスプルの微粉末と乾式混合する方法が推奨さ
れる一つの方法である。また、溶融混合により製造すや
場合には、できるだけ短時間で混合を終了し速かに冷却
するのが慎重しい。
例女ば、Jヅ応性末端水r(シ基を有するポリエステル
を用(・イ)1ノ鳴合の溶融混合は、下記式%式% ここで、tは溶融混合時間(秒)、Tは溶融?R+含A
X 第13− (℃)およびTmはポリエステルの溶融
温度(℃)である、 をfi足するように、短時間で完了するようにす7)の
が望ましく・。
本発明の組成物は、上記の如き反応性末端をも一シる1
わ合体を用いない場合には、上記した如(、重合体と環
状−(ミノエステルとを特別の注意を払うことなく単に
溶融混合せしめるか又は周囲温度で機1ユ、的に混合せ
しめることによって容易にf#侍することができる。重
合体中に含まれろ水は混合時に環状イミノエステルと反
応し得るので、使用する重合体はできるだけ水分庁員の
少ない状態で用い宕ことが望ましく・。
本発明の組成物から製/aされるIIi形品(、tl例
えば繊紺、フィル入、シート、プレート、パイプ、チュ
ーブ、各種容器、その他の各i1Q成形品を包含する。
これら樹脂成形品の中、非品性樹脂を用いた透明ないし
半透明特に透明な成形品あるいは結晶i樹脂を用いた肉
薄の透明ないL半西明、特に透明な成形品、例えばポリ
カーボネート製のフィルム、シート、プレート、チュー
ブまたはパイプ;ポリエチレンテレフタレートもしくは
全芳香族ポリエステル環のシートまたはフィルム;ポリ
塩化ビニール製のシートまたはフィルム;ポリプロピレ
ン製のフィルム;ポリエチレン製のシートまたはフィル
ム;メタクリル4t4脂製プレート等は、後述するよう
に種々の用徐に用いられる。
本発明によれば、さらに、上nIE式(1)又FJ上記
入(II)で表わされる環状イミノエステルがら選目、
t;ろ少lx (とも1種の化合物を、紫外線による劣
化を遅延もしくは防止する必要のある重合体成形品の中
に又はその表面に、未反応の形伸で、該劣化を遅延もし
くは防止するに有効な量で施用一種ることを特徴とする
、該重合体成形品を紫外線から保hφする方法が提供さ
れる。
環状イミノエステルの重合体成形品に対する施用は、上
記本発明の組成物から得られる上記成形品の如く、該重
合体成形品の重合体中に予め該環状イミノエステルを未
反応の形態で配合せしめておくことによって行うことが
でき、また環状イミノエステルを含有しない重合体成形
品を準備し、その表面に環状イミノエステルを含むIk
 膜を形成せしめるかあるいは成形品中に環状イミノエ
ステルを後から含浸させることKよって行うこともでき
る。
既に前述した如き従来公知の重合体にはそれ自体で紫外
線にダ1してかなりの抵抗性を有しているものもある。
しかしながら紫外線に長時間照射されてなお材質の劣化
を見せな(・もの(1、殆どないと言っても過言ではな
い。剥li1線に対する抵抗性は程度の差であって紫外
線によって劣化を受けない素材は皆無とさえ言える。本
発明・の方法は、それ故、前述した如き全てのf、を来
公知の重合体の成形品を、紫外線の劣化がら保8%する
対象として包含する。本発明方法において、環状イミノ
エステルは該劣化を遅延又は防止するのに有効に作用す
る。その城は、使用目的。
使用環境等換言すれば紫外線の照射景に依存して変動せ
しめることができるが、通常成形品の重合体100重i
部に対し0.05〜5重量部とすることができる。
重合体成形品の表面に環状イミノエステルを含む被膜を
形成せしめる場合には、通常環状イミノエステルおよび
適当な重合体を含む溶液を調製し、この溶液を重合体成
形品の表面にγホ布あるいは流延することが好ましい。
溶液を藺製する際に用いられる重合体としては、メタク
リル、酸エステル系重合体が好ましく用いられる。
メタクリル酸ニスデル系重合体としてはメタクリル酸と
炭素数1〜8の脂肪族アルコールとのエステル例えばメ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシルのホモポリマ
ー;あるいはこれらのメタクリル酸エステルと例えばア
クリル酸、アクリル酸と炭素数1〜8の脂肪族アルコー
ルとのエステル、メタクリル酸、塩化ビニル、アクリロ
ニトリルの如き、メタクリル酸エステル以外の共重合可
能なビニル単葉体とのコポリマーが好ましく用いられる
溶液を調製する際に用いられる溶剤としては、環状イミ
ノニスデルおよびメタクリル酸エステル系重合体を溶解
し得る有機溶媒が好ましく用(・もれる。かかる溶媒と
しては、例えばアセトン、メチルエチルケトンの如きケ
トン;酢酸エチルの如きエステル:テトラクI:+ロエ
タン、ジクpロベンゼンの如き塩素化炭化水素;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセタミドの如きアミドが用
いられる。溶液の調製は、環状イミノエステルの溶液と
メタクリル酸系、珍4合体の溶液とを、同一もしくは異
なる有機溶Uを用いて別個に調製し次(・で両者を混合
することによって行うこともできる。
溶液は、メタ2リル酸工ステル系重合体を約10〜30
重量%で含有することができ、また環状イミノエステル
を該メタクリル酸エステル系重合体に対し約1〜10重
M1 %で含不することができる。
かかる溶液の塗布又は流延によって重合体成形品の表面
に環状イミノエステルを含む被膜を形成せしめるときに
は、環状イミノエステルを該成形品の重合体1oo取i
t部に対し0.05〜1重量部とするのが好ましし・。
溶液の塗布は、公知の方法に従って例えばグラビアコー
ティング、リバースコーティングある(・はスプレーコ
ーティング等によって行うことができる。溶液の流延に
よって製造したフィルムは重合体成形品にラミネートさ
第1る。
重合体成形品中に環状イミノエステルを後がら含浸せし
める場合には、環状イミノエステルの上記の如き壱機沼
1!+¥中の溶液を調製し、該溶静中に、場合によって
は適宜加温下に、重合体h’l )h品をrφ濱せしめ
ることが行われる。
この場合、該溶液は環状イミノエステルを約0.1〜5
@只チで含;fjすることができる。この含浸法による
場合には、環状イミノエステルを該成形品の重合体10
0重量部に対し0.05〜I重Ilt部とするのが好ま
しい。
環状イミノエステルを未反応の形態で施用された重合体
成形品は、紫外線を遮断する作用なイ1する。
本発明によれば、それ故、さらに、上記式(1)又は上
記式(n)で表わされる環状イミノエステルから選ばれ
た少なくとも1種の化合物を未反応の形伸で施用さ第1
た重合体成形品で、紫外線により望ましくない影響を受
ける対象物を紫外線から実質的に遮断することを特徴と
する、該対象物を紫外線から保護する方法が提供される
該重合体成形品は、紫外ψから保−1べき対象物を紫外
線から保活うするのに適した形態をイJしているべきで
あり、例えば面状体例えばフィルム、シート、プレート
、又は中空体例えばチューブ、パイプ、容器等である。
また、該重合体成形品は、可視光に71し実質的に透明
ないし半透明であることが好ましい。
入射光景の約75%以上を透過するものは可視光に対し
実質的に透明であると見做さtlまた入射光量の約40
%以上で約75係よりも少ない量の透過をするものは可
視光に対し実質的に半透明であるとみなされる。
例えば、透明ないし半透明好ましくは透明なフィルム又
はシート、例えばポリエステル、ポリ塩化ビニル等のフ
ィルム又はシートは、グリーンハウス、t】るいはパイ
プハウス用として好適に用いられ、野菜、園芸用植物等
を紫外線から保護する。またその他養魚用ハウス、プー
ル用ハウスのための屋外展張材料1日除け、ビーチパラ
ソル用布又は布代用品等としてtlr適に用いらf′+
る。
本発明方法によれば、例えばトマト、キュウリ、スイカ
、メロン等の植物を紫外線から保護することができ、完
熟を早めたり、生長を促進せしめたりする効果が得られ
る。
以下、実施例により本発明をさら、に詳述する。
実施例中の「部」は特にことわらないかぎり「重量部」
を意味する。
また、化合物の紫外線吸収能の測定は溶媒としてテトラ
クロルエタンを用い、濃度5XJ4”−’11/1oo
mt、光路長10とし、日立330形自己分光光度口1
を用いて行なった。
更に、樹脂成形品のサンシャインウェザ−メーター劣化
試験は次の様にして実施した。
サンシャインウ゛エザーメーター(スガ試験機製のスタ
ン〃゛−ドサンシャインウエザーメーター WE −S
un −DC型)を用い、試料ヲ光源(マツダサンシャ
インカーボンを使用)の周囲に1分間1回転させながら
試料に光照射を行った。所定の時間毎にサンプルを取出
し、その破断伸度及びフイルムヘーズを測定した。
破断伸度劣化の命は破断伸ルー(Jf=対値)が0チに
なる時間を外挿して求めた。
ここで、フイルムヘーズの測定はJIS−に6714に
準じ積分球式BTRメーターにより求めた。
実施例1〜17 還流冷却器、攪拌装置を備えた3 00 mlフラスコ
に無水イサト酸16.39とピリジン150所ノを入れ
、約50℃に加熱攪拌して無水イサト酸をピリジンに溶
解させ、次にp−二トI:!塩化ベンゾイル18.6 
IIを約10分間かけて滴下し、滴下終了後3時間加熱
還流させた。反応混合物を0℃に冷却し、析出した結晶
をil″1別し、この ・結晶を水でよく洗浄した後、
熱風乾燥機を用いて120℃で4時間乾燥した。得られ
た結晶をトルエンから再結晶して2−p−二トロフェニ
ル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン21gを得た
上記と同様にして2−メチル−3,1−ベンゾオキサジ
ン−4−オン、2−7エニルー3.l−ペンゾオキザジ
ンー4−オン、2−m−ニトロフェニル−3,1−ベン
ゾオキサジン−4−オン。
2−0− 、メトキシフェニル−3,1−ペンゾオキザ
ジンー4−オン、2−p−メトキシフェニル−3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン、2−p−ベンゾイルフェ
ニル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−α−
ナフチル−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン、2−
β−ナフチル=3.1−ペンゾオキザジンー4−オン、
2−p−フタルイミドフェニル−3,1−ベンゾオキサ
ジン−4−オン。
こオ(もの化合物の紫外線吸収剤としての特性を表IK
まとめて示す。
表 1 (その1) 表 1 (その2) 表 1 (その3) 表1において入Bは吸収を開始する゛波長を表わす。
表IK示す如く本発明の紫外線吸収剤は近紫外領域から
吸収を開始し、300〜400 nmの領域に入m5t
x を有する〇 実施例19〜21 上記実施例】3の化合物、実施例15の化合物および実
施例16の化合物と同じ化合物を、それぞれ窒素気流中
、昇温速度8℃/Mで、1) T A −1” G熱分
析にイ」シ、熱減量開始温度及び融点を求めた。
測定結果を第2表に示した。
第2表 上記結果は、本発明で用いられる環状イミノエステルが
高い融点を有し5、かつ該融点の近傍までit減を起こ
さず安定であることを示している、 上記実施例19の化合物は次のようにして製造した。
アントラニル酸14.0部および炭酸ナトリウム11.
7部を水250部に溶解し、該水溶液にテレフタル酸ジ
クロリド10.1部をアセトン60部に溶解した溶液を
20〜30℃で攪拌−トで滴下した。滴下後室温で2時
間、更にアセトン還流下で1時間反応させた、次いで濃
塩酸を加え反応系を酸性圧して濾過、乾燥して19.1
部のテレフタロイルビスアントラニル酸を得た。
次に該化合物の全量に無水酢酸100部を加え無水酢酸
の還流下で2時間反応させた。反応物を冷却後、濾過、
乾燥して212’−p−フユニレンビス(3,1−ベン
ゾオキサジン−4−オン)15.5部を得た。
また、上記反応においてテレフタル酸ジクロリドの代り
lc4.4’−ジフェニルジカルボン酸ジクロリド、ナ
フタレン−2,6−ジカルボン酸ジクallドを夫々用
い、その他の操作は上記と同様に行なって、2,2′−
p、p′−ジフェニレンビス(3,l−ベンゾオキサジ
ン−4−オン)(実施例20の化合物)、212’  
(216−ナフチレン)ビス(3,1−ペンゾオキザジ
ンー4−オン)°  (実施例21の化合物)をそれぞ
れ得た。
実施例22〜26 還流冷却器、攪拌撮直を備えた21フラスコに、2.5
−ジアミノテレフタル酸と4.6−ジアミノテレフタル
酸との混合物(’J 、Polym 、 Set 。
冒 l5SUE t s 9.60 (1962) l
c従って製造した)87pおよび無水酢酸1.5 I!
を入れ撹拌しながら1時間加熱還流させた。次いで氷冷
し析出した結晶をP別し、これを0−ジクロルベンゼン
より書結晶して、2−8−ジメチル−4H96H−ベン
ゾ(1,2−d : 5,4−d’)ビス−(113)
−オキサジン−4,6−ジオンと2,7−シメチルー4
H,9H−ベンゾ(1,2−d : 4,1−d’)ビ
ス−(,1,3)−オキサジン−4,9−ジオンとの混
合物581!を得た。
上記と同様にして相当するジアミノジカルボン酸を用い
て、6,6′−ビス(2−メチル−411゜3.1−ベ
ンゾオキサジン−4−オン)、6.6’−メチレンビス
(2−メチル−4H,3,1−ベンゾオキサジン−4−
オン)カルボニルビス(2−メチル−414,3,1−
ベンゾオキサジン−4−オン)を得た。また、6,6′
−メチレンビス(2−フェニル−4H,3,1−ベンゾ
オキサジン−4−オン)は、3,3′−ジカルボキシ−
4,4’−ジアミノフェニルメタンをピリジン中で塩化
ベンゾイルと反応させて合成した。
これら化合物の紫外線吸収剤としての紫外線吸収特性を
第3表に示す。
第3表 実施例27 極限粘度(〔り)) 0.64 (o−クロロフェノー
ル中35℃で測定して求めた)のポリエチレンテレフタ
レートチップ100部と2.2’−p−フェニレンビス
(3,1−ペンゾオキサンンー4−オン)1.0部をト
ライブレンドし、2軸エクストルーダーを用いて温度2
80°C1平均帯留時間約5分で、T−ダイより溶融押
出し1.約10°Cの冷却ドラムで急冷し、厚さ約SO
Oμの非品性フィルムを得た。この際、昇華による発煙
は全く起こらなかった。得られたフィルムを80℃の温
度で3.5 X 3.5倍の延伸倍率で同時二軸延伸し
、次いで熱風乾燥機を用いて180°Cで2分間熱処理
して延伸フィルムを得た。得られたフィルムは385μ
m以下の紫外線を完全罠吸収した。
実施例28〜36及び比較例1.2 極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレートチップ
10.0部と第4表に示す化合物のそれぞれ1.0部と
をトライブレンドし、乾燥したのち、2軸エクストルー
ダーを用いて温度270℃、平均滞留時間約1分でT−
ダイより溶融押出し、約10℃の冷却ドラムで急冷し、
未延伸フィルムを得た。次いで9G’Cで一軸方向に3
.5倍延伸した後、それと直角方向1c100”cで3
.5倍延伸し、更に200 ’Cで30秒間熱処理し、
125μの2軸延伸フイルムを得た。
比較として、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン1.
0部を混合したポリエチレンテレフタレートフィルム(
比較例1)、及び紫外線吸収剤を含まないポリエチレン
テレフタレートフィルム(比較例2)を用いた。これら
のフィルムはいずれも上記と同−歩件で作成した。
フィルム押出し時の状況、得られたフィルムの極限粘度
及び耐光性等を評価し、その結果を第4表Kまとめて示
す。
第4表 第4表の結果から、本発明の環状イミノエステルを添加
1−だフィルムは、通常の紫外線吸収剤を添加した比較
例1のフィルムに較べ、押出加工が容易であり(添加剤
の揮散性が小さい)、かつ、機械的性質(破断伸度)及
び光距賀透過性(ヘーズ)のいずれの面からもすぐれた
耐候性を示すことがわかる。
実施例37〜39及び比較例3 2.2−ヒス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンから
導かれてなるポリカーボネート(数平均分子4j約2万
51)100部に下記第5表に示す化合物0.5部をド
ライ7ルンドし、T−ダイより溶融押出し、厚さ約40
0μのフィルムを得た。この際製膜時の発煙は全くなか
った。
得られたフィルムの物性及びザンシャインウエ→ノーメ
ーターによってs o oF#f間光照射光照射のフィ
ルムの物性を測定し、その結果を第5表Kまとめて示−
1−。
尚、比較として、紫外線吸収剤を添加しないフィルムに
ついても上記と同様の試験を実施し、その結果を第5表
に併記する。
第5表 第5表の結果から本発明の環状イミノエステルを添加混
合したフィルムは耐候性にすぐれていることがわかる。
ン。
実施例40〜42および比較例4 極限粘g1.12のナイロン−6チツプ100部忙第6
表に示した環状イミノエステルの所定量をそれぞれトラ
イブレンドした。これらのフレンド物それぞれからエク
ストルーダーを用いて、温度約260℃で溶融押出して
Nさ約500μのシートを作成した。この成形時、発煙
は全く観察されなかった。このシートをウェザ−メータ
ー中で150時間耐光試験した後の黄変の有無を第6表
に示した。
比較として、環状イミノエステルを添加しな(ゝフィル
ムを用いた。
第6表 実施例43〜45および比較例5 、ポリ塩化ビニル100部、ジオクチルフタレート50
部、ステアリン酸0.4部、 Mark ACl 43
、(7デカ・アーガス社製Ba−Zn系安定剤)1部、
及び第7表に示した環状、イミノエステルの所定量をa
−ル上で混練した。得られた各組成物を厚さ約I Il
mのシートに成形した。該シートのウェザ−メーター中
での試験試験結果を第7表に示した。
第7表 脆化時間は、伸度が初期値の10%になるまで低下する
時間によって求めた。
実施例46及び比較例6 無水マレイン酸78部、無水フタルr11178部およ
びプロピレングリコール167部を窒素気流中150〜
160℃まで徐々に加熱してこの温度で1時間保持し、
更に約1時間を要して反応温度を徐々忙約210 ℃ま
で上げた。この後140℃に冷却し、ヒドロキノンO,
OS部を加えた。これにスチレン含有量が37 wt%
となるよう忙スチレンを加えてよく混合し、不飽和ポリ
エステル樹脂550部を得た。この不飽和ポリエステル
樹脂20部に過酸化ベンゾイル0.4部、ジメチルアニ
リ70.1部、及び2.2’−p−フェニレンビス(3
,1−ベンゾオキサジン−4−オン)0.2部を加えて
周囲温度でよく混合し、該樹脂液をガラス繊維クロスの
両面ic塗布しプリプレグを得た。次いでこのプリプレ
グを3枚用ね合せて圧着し、70℃で硬化させ【FRP
板を得た。得られたFRP板をウェザ−メーター中で3
00時間耐光性試験に付したところ、全く黄変は見られ
なかまた。
マタ比較トシテ2.2′−p−7エニレンヒス(3,l
−ベンゾオキサジン−4−オン)を添加しない他は上記
と全く同様にしてFRP板を作成した。このものは上記
と同じ300 hrsの耐光性試験により黄変した。
実施例47.48及び比較例7 ジメチルテレフタレー)175部、エチレンクリフール
62部、ネ、オペンチレングリフール104部、酢酸カ
ルシウム0.18部、三酸化アンチモン0.09部を常
圧下230℃まで徐々に昇温してエステル交換反応させ
、次〜・でこれにトリメチルホスフェート0.18部及
びアジピン酸14.6部を加え、温度を275℃に:、
列温して窒素気流中常圧下30分、約50 朋H,!/
の弱真空下15分、更忙1 MmlV以下の高真空下で
約80分間重縮合反応を行なった。次に反応系を冒素気
流により常圧にもどして無水トリメリット酸14.4部
を添加し同温度(275℃)で約20分間反応させた。
冷却後肢ポリマーを粉砕し′C末端C0OHのポリエス
テル樹脂を得た2、次いで上記ポリエステル樹脂の粉砕
物100部K、酸化チタン42.8部、トリグリシジル
イソン7ヌレート8.5部及び第8表に示した環状イミ
ノエステルの粉末0.6部をよくトライブレンドし、こ
れをさらに粉砕して粉体塗料を作成した。該粉体塗料を
ステンレス製板上に塗布し、これを160°Cで2分間
焼付した。得られた塗膜についてウェザ−メーター中で
耐光性試験を実施し、表面光沢の変化を測定した。結果
なぁ8表に示した。
第8表 光沢は、角度60°の鏡面光沢度計を用いて測定した。
実施例49 実施例28及び比較例2で作成したポリエステルフィル
ムを、パイプハウス(間口3.sfi。
奥行12’fi、高さ2.2 、 )の被援用フィルム
として用い、該パイプハウス内に畦間−socmで°2
畦・(高さaocWL、巾tm、奥行12rn)作り、
次いで該畦忙トマト苗(品種若潮)を株間50caKな
るようKして50株を株定植した(2月25日)。この
□パイプハウス内の温度は換気扇によって外気と通じる
ことKより制御した。5月下旬までの50株の平均とし
てのトマトの生育状況及び1株当りのトマトのit別収
穫j−を第9表存び第1O表に夫々示した。
本発明の紫外線吸収剤の紫外線速へい作用により、トマ
トの生育が促進されているのがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) ここで、Xlは、上記式に表わさせしたXlからの2本
    の結合手が1位、2位の位置関係にある、2価の芳香族
    残基であり;nは1.2又は3であり;R1はn価の炭
    化水Iに残基で、これは更にヘテロ原子を含1’ して
    いてもよい、又はR1はn=2のとき直接結合であ2.
    ことができる ・を弓よび下記式(II) ここでAは下記式(11)−a \C′ 詞 で表わされる基であるか又は 下記式(n)−b /C\    ・・・・・・・・(n)−b\N−°\
    R3 で表わされる基であり; R2およびR3は同一もしくは異なり一価の炭化水素残
    基であり; X2は四価の芳香族残基で、これは更にヘテロ原子を含
    有していてもよ(・、 で表わされる環状イミノエステルから選ばれる少なくと
    も1種の化合物を、未反応の形態で且つ紫外線吸収剤と
    して含治して成る、光安定化重合体組成物。 2、環状イミノエステルを表わす上記式(1)において
    、R1がn価の芳香族炭化水素残基であリ、そしてnが
    1,2又は3である、特許請求の範囲第1項の組成物。 3、環状イミノエステルを表わす上記式(1)にお(・
    て、lζ溝が2価の芳香族炭化水素残基である、特許請
    求の範囲第1項の組成物。 4、環状イミノエステルを表わす上記式(I)において
    、R1が2本の結合手が最も離れた位置から出ている2
    価の芳香族炭化水素残基である、特R′F請求の範囲第
    1項の組成物。 5、上記環状イミノエステルを重合体100重量部に対
    し0.05〜5重量部負部する、特許請求の範囲第1項
    の組成物。 6、上記環状イミノエステルを重合体100重量部に対
    し0.1〜3重量部含有する。特許請求の範囲第1項の
    組成物。 7、上Bib 重合体組成物の重合体が熱可塑性樹脂。 熱硬化性樹脂又は弾性体の未硬化物である、−特許請求
    の範囲第1項の組成物。 8、熱可塑性樹脂がポリエステル、ポリアミド。 ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリエーテル又は
    ポリスルホンである、特PT Rn求の範匝第701の
    組成物。 9、熱硬化性樹脂がフェノールホルムアルデヒド樹脂、
    メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂。 尿素樹脂、エポキシ樹脂又(:I不1t;戦利ポリエス
    テル樹脂である、特許請求の範囲第7項の組成物。 10、  弾性体の未硬化物が天然ゴム又は合成ゴムで
    ある、市許請〕1<の範囲第7項の組成物。 11、上記式(I)又は上記式(n)て表わされる環状
    イミノエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物を
    、紫外Pr望による劣化を遅延もしくは防止する必豊の
    ある重合体成形品に、未反応の形態で該劣化を遅延もし
    くは1111止するに有効含量で施用することを特徴と
    する、該] 重合体成形品を紫外線から保言1ルする方〃−012、
    上記重合体成形品が実質的に岬状の1合体又は架、橋さ
    れた重合体から成る、特許請求の範囲第1t項の方法。 13、上記実質的に線状の重合体が2′八可塑t’lで
    あろ、特許請求の範囲第12項の方法。 14、上記実質的に線状の1合体がポリエステル。 ポリアミド、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリ
    エーテル又はポリスルホンである、特許請求の範囲第1
    2項又は第13項の方法。 15、 −l:記架橋さ」また重合体が熱硬化性樹脂の
    硬化体又は硬化された弾性体である、特許請求の範囲第
    13功の方法。 16、L記熱硬化1.樹脂がフェノールホルムアルデヒ
    ド)64脂、メノミン樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹
    脂、エポキシ樹脂、又は不飽和ポリ、−r−ステル樹脂
    であ°る、特許請求の範囲第15項の方法。 17、上記硬化された弾性体が天然ゴム又は合成ゴムの
    硬化体で多・る、特許請求の範囲第15J11の方法。 18、ヒ^[環状イミノエステルの上記重合体成形品に
    対する施用を、該重合体成形品の重合体中に予め#環状
    イミノエステルを未反応の形態で配合せしめておくこと
    によって行なう、特許請求の範囲第11項の方θ(1, 19、上記環状イミノエステルの上記重合体成形品に対
    する施用を、核重合体成111品のJL !11!に該
    環状・イミノエステルを含む+ht 14を形成せしめ
    ることによ・つて行なう、特許請求の範囲第11項の方
    法。 20、上記環状イミノエステルを重合体成形品の重合体
    tooz量部に対し0.05〜5重1ti: flll
    で施用する、特許請求の範囲第11項の方法。 21、上記式(I)又は上記式(It)で表わされる環
    状イミノエステルから選ばれる少tL (とも1種の化
    合物を未反応の形態で施用された重合体成形品で、紫外
    線により望ましく lzい影響を受ける対象物を紫外線
    から実質的に遮断することを特徴とする、該対象物を紫
    外4Nから保護する方法。 22、上記重合体成形品が可視光に幻し実質的に透明な
    いし半透明である、特許請求の範囲第21、項の方法。 23、上記重合体成形品が面状体又は中空体であろ、1
    1η許請求の範囲第22項の方法。 24.上記1[合作成形品が重合体100重量部に苅し
    0.05〜5重量部で該環状イミノエステルを施用され
    ている、特許請求の範囲第21乳の方法1. 25、上記式(1)又は上記式(II)で表わされる環
    状イミノエステルの紫外線吸収剤としての使用。 26、  」・Wi’、環′4にイミノゴスチルが下記
    式(1)−1ここで、R11は2価の芳香族炭化水素残
    基である。 で表わさ第1る化合物である、特許請求の範囲第25項
    の使用。 27、上記式(1)−1において、R11が2本の結合
    手が最も離れた位置から出ている2価の芳香族炭化水素
    残基である、特許請求の範囲第2628、上記式(I)
    −1においで 1(IIがp−フェニレン、plp′−
    ビフェニレン又は2.6−ナフチレンである、特許請求
    の範囲第26項又は第27項の使用。
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