JPWO2007125729A1 - 光学フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1a ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分
1b ベルト支持体の左右両端部分
2 前側ドラム
3 後側ドラム
4 流延ダイ
T ベルト支持体の左右両端部分の厚み
Te ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の厚み
W ベルト支持体の左右両端部分の幅
We ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の幅
d ベルト端部変形量
11 ベルトテストサンプルピース(ベルト支持体)
12 回転ドラム
13 回転軸
15 張力計
2(%)≦(We/W)×100≦25(%)であり、
10(%)≦(We/W)×100≦20(%)であることが特に好ましい。
5(%)≦(1−Te/T)×100≦20(%)であり、
8(%)≦(1−Te/T)×100≦15(%)であることが特に好ましい。
5(%)≦We/W×100≦25(%)であり、
10(%)≦We/W×100≦20(%)であることが特に好ましい。
5(%)≦(1−Ee/E)×100≦20(%)であり、
8(%)≦(1−Ee/E)×100≦15(%)であることが特に好ましい。
図7に示すように、ベルト支持体(1)による搬送時の蛇行調整には、金属製エンドレスベルト(1)を回転駆動する前後一対の回転ドラム(2)(3)の回転軸同士の作る角度を変化させる。例えば、一方の前側の回転ドラム(2)の回転軸を、ベルト支持体(1)の進行方向と直角より多少ずらす方法によって行なうものである。
以下、セルロースエステルを例に挙げて、本発明を説明する。
本発明に用いられるセルロースエステルの原料のセルロースとしては、特に限定はないが、綿花リンター、木材パルプ、ケナフ等を挙げることができる。またそれらから得られたセルロースエステルはそれぞれ単独で、または任意の割合で混合して使用することができる。
カラム:Shodex−K806、K805、K803G
(昭和電工株式会社製カラムを3本接続して使用した)
カラム温度:25℃
試料濃度:0.1質量%
検出器:RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ:L6000(日立製作所株式会社製)
流量:1.0ml/min
校正曲線:標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー株式会社製)Mw=1000000〜500迄の13サンプルによる校正曲線を使用した。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いることが好ましい。
式(b) 0≦X≦2.5
アシル基で置換されていない部分は通常水酸基として存在している。これらは公知の方法で合成することができる。
セルロースエステルを溶解してドープ(溶液)の形成に有用な有機溶媒としては、塩素系有機溶媒と非塩素系有機溶媒がある。塩素系の有機溶媒としてメチレンクロライド(塩化メチレン)を挙げることができ、セルロースエステル、特にセルローストリアセテートの溶解に適している。
本発明において、セルロースエステル溶液またはドープには、いわゆる可塑剤として知られる化合物を、機械的性質向上、柔軟性を付与、耐吸水性付与、水蒸気透過率低減、リターデーション調整等の目的で添加することが好ましく、例えばリン酸エステルやカルボン酸エステルが好ましく用いられる。
ただし、式中、R1はn価の有機基、nは2以上の正の整数、OH基はアルコール性、及び/またはフェノール性水酸基を表す。
本発明において、セルロースエステルフィルムには、紫外線吸収剤を含有させることができる。
酸化防止剤としては、ヒンダードフェノール系の化合物が好ましく用いられ、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサンジオール−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2,2−チオ−ジエチレンビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレイト等が挙げられる。特に2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕が好ましい。また例えば、N,N′−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン等のヒドラジン系の金属不活性剤やトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト等のリン系加工安定剤を併用してもよい。これらの化合物の添加量は、セルロースエステルに対して質量割合で1ppm〜1.0%が好ましく、10〜1000ppmがさらに好ましい。
本発明の光学フィルムには、滑り性を付与するため、あるいは物性を改善するために、マット剤等の微粒子を添加することができる。微粒子としては、無機化合物の微粒子または有機化合物の微粒子が挙げられ、その形状としては、球状、平板状、棒状、針状、層状、不定形状等が用いられる。
本発明で用いられるドープあるいは微粒子分散液には、界面活性剤を含有することが好ましく、リン酸系、スルフォン酸系、カルボン酸系、ノニオン系、カチオン系等特に限定されない。これらは、例えば特開昭61−243837号公報等に記載されている。界面活性剤の添加量は、セルロースアシレートに対して0.002〜2質量%が好ましく、0.01〜1質量%がより好ましい。添加量が0.001質量%未満であれば添加効果を十分に発揮することができず、添加量が2質量%を超えると、析出したり、不溶解物を生じたりすることがある。
さらに、剥離時の荷重を小さくするための剥離促進剤も、ドープに添加してもよい。それらは、界面活性剤が有効であり、リン酸系、スルフォン酸系、カルボン酸系、ノニオン系、カチオン系等があるが、これらに特に限定されない。これらの剥離促進剤は、例えば特開昭61−243837号公報等に記載されている。特開昭57−500833号公報にはポリエトキシル化リン酸エステルが剥離促進剤として開示されている。特開昭61−69845号公報には非エステル化ヒドロキシ基が遊離酸の形であるモノまたはジリン酸アルキルエステルをセルロースエステルに添加することにより迅速に剥離できることが開示されている。また、特開平1−299847号公報には非エステル化ヒドロキシル基及びプロピレンオキシド鎖を含むリン酸エステル化合物と無機物粒子を添加することにより剥離荷重が低減できることが開示されている。
この他、カオリン、タルク、ケイソウ土、石英、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナ等の無機微粒子、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属の塩等の熱安定剤を加えてもよい。さらに帯電防止剤、難燃剤、滑剤、油剤等も加える場合がある。
まず、熱可塑性樹脂フィルム原料(高分子材料)の例としてセルロースエステルについて説明すると、セルロースエステルの溶解は、溶解釜中での撹拌溶解方法、加熱溶解方法、超音波溶解方法等の手段が、通常用いられ、加圧下で、溶剤の常圧での沸点以上でかつ溶剤が沸騰しない範囲の温度で加熱し、攪拌しながら溶解する方法が、ゲルやママコと呼ばれる塊状未溶解物の発生を防止するため、より好ましい。また、特開平9−95538号公報記載の冷却溶解方法、あるいはまた特開平11−21379号公報記載の高圧下で溶解する方法なども用いてもよい。
溶解釜で調整されたドープを、導管によって流延ダイに送液し、無限に移送する無端の支持体すなわち例えば回転駆動ステンレス鋼製エンドレスベルトよりなる支持体上の流延位置に、流延ダイからドープを流延する工程である。支持体の表面は鏡面となっている。
エンドレスベルト(ベルト支持体)上に流延されたドープにより形成されたドープ膜(ウェブ)を、ベルト支持体上で加熱し、ベルト支持体からウェブが剥離可能になるまで溶媒を蒸発させる工程である。
ベルト支持体上で溶媒が蒸発したウェブを、剥離ロールで剥離する工程である。剥離されたウェブは次工程に送られる。剥離する時点でのウェブの残留溶媒量(後述の式)があまり大き過ぎると、ウェブが剥離し難かったり、逆に、ベルト支持体上で充分に乾燥させてから剥離すると、途中でウェブの一部が剥がれたりする。本発明において、薄手のウェブを支持体から剥離する際、平面性の劣化や、ツレがないように行なうには、剥離張力として剥離できる最低張力から170N/m以内の力で剥離することが好ましく、140N/m以内の力がより好ましい。
ここで、Mはウェブの任意時点での質量で、下記のガスクロマトグラフィーにより測定した質量であり、Nは該Mを110℃で3時間乾燥させた時の質量である。測定は、例えばヒューレット・パッカード社製ガスクロマトグラフィー5890型SERISIIと、ヘッドスペースサンプラーHP7694型を使用して行なうことができる。
支持体からの剥離後、一般的には、ウェブを複数の搬送ロールに交互に通して搬送するロール乾燥装置、及びウェブの両端を把持して搬送するテンター装置を用いてウェブを乾燥する。ウェブ(フィルム)乾燥手段としては、ウェブ(フィルム)の表面に温風を吹き付けるのが一般的である。
テンター装置による延伸工程においては、例えばセルロースエステルフィルムを製造する際の延伸倍率は、製膜方向もしくは幅手方向に対して、1.01〜3倍であり、好ましくは1.5〜3倍である。2軸方向に延伸する場合、高倍率で延伸する側が、1.01〜3倍であり、好ましくは1.5〜3倍であり、もう一方の方向の延伸倍率は0.8〜1.5倍、好ましくは0.9〜1.2倍に延伸することができる。
乾燥が終了したウェブを、フィルムとして巻取り装置によって巻き取り、光学フィルムの元巻を得る工程である。乾燥を終了するフィルム14の残留溶媒量は、0.5質量%以下、好ましくは0.1質量%以下とすることにより寸法安定性の良好なフィルムを得ることができる。
実施例1〜17は、請求の範囲第1項〜第4項の発明に対応するもので、本発明の光学フィルムの製造方法により溶液流延製膜法による目標ドライ膜厚80μmのセルロースアセテートプロピオネートフィルムを製造するにあたり、まずドープを調製した。
セルロースアセテートプロピオネート 100質量部
(アセチル基置換度1.95、プロピオニル基置換度0.7)
トリフェニルホスフェート 10質量部
エチルフタレルグリコール 2質量部
メチレンクロライド 300質量部
エタノール 40質量部
チヌビン326(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 1質量部
AEROSIL 200V(日本アエロジル社製) 0.1質量部
上記の材料を、順次密閉容器中に投入し、容器内温度を20℃から80℃まで昇温した後、温度を80℃に保ったままで3時間攪拌を行なって、セルローストリアセテートプロピオネートを完全に溶解した。その後、攪拌を停止し、液温を43℃まで下げた。このドープを濾過器に送液して、濾紙(安積濾紙株式会社製、安積濾紙No.244)を使用して濾過し、流延用ドープを得た。
比較のために、上記実施例1の場合と同様に、1900mm幅を有するベルト支持体を用いて幅1700mmのセルロースアセテートプロピオネートフィルムを作製するが、実施例1の場合と異なる点は、下記の表2に示すように、ベルト支持体(1)の左右端部分(1b)の幅(We)、および/またはベルト支持体(1)の左右端部分(1b)の厚み(Te)が、本発明の範囲外の割合のもの(*印を記載)とした点にある。
実施例18〜23は、請求の範囲第6項〜第10項の発明に対応するもので、全幅500mm、長さ1000mmのベルトテストサンプルピース(ベルト支持体)(11)を準備した。各ベルトテストサンプルピース(11)のサンプルピース本体(11a)の一側縁には、サンプルピース端部分(11b)が溶接されている。
比較のために、上記実施例18の場合と同様に、全幅500mm、長さ1000mmのベルトテストサンプルピース(ベルト支持体)(11)を用いて実施するが、実施例18の場合と異なる点は、下記の表3に示すように、サンプルピース端部分(11b)の幅(We)、および/またはサンプルピース端部分(11b)の厚み(Te)が、本発明の範囲外の割合のもの(*印を記載)とした点にある。これらのベルトテストサンプルピース(11)を、上記実施例18〜23の場合と同様に、図9と図10に示す装置にセットし、繰り返し荷重を与え、ベルトテストサンプルピース(ベルト支持体)(11)の端部の変形量を測定し、得られた結果を、下記の表3にあわせて示した。
Claims (12)
- 熱可塑性樹脂フィルム原料を溶媒に溶解したドープ(溶液)を、流延ダイから幅1.8m以上のベルト支持体上に流延し、ベルト支持体上から剥離したウェブ(フィルム)を乾燥させて、光学フィルムを製造する方法であって、前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の2〜25%の幅(We)を有する左右両端部分の厚み(Te)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の厚み(T)よりも、5〜20%薄いことを特徴とする、光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の2〜25%の幅(We)を有する左右両端部分の厚み(Te)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の厚み(T)よりも、8〜15%薄いことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の10〜20%の幅(We)を有する左右両端部分の厚み(Te)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の厚み(T)よりも、5〜20%薄いことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の10〜20%の幅(We)を有する左右両端部分の厚み(Te)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の厚み(T)よりも、8〜15%薄いことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の厚みの薄い左右両端部分と、幅中央部を含むその他の厚みの厚い部分とが溶接により一体化されたものであることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項の何れか1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 熱可塑性樹脂フィルム原料を溶媒に溶解したドープ(溶液)を、流延ダイから幅1.8m以上のベルト支持体上に流延し、ベルト支持体上から剥離したウェブ(フィルム)を乾燥させて、光学フィルムを製造する方法であって、前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の2〜25%の幅(We)を有する左右両端部分の縦弾性係数(Ee)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の縦弾性係数(E)よりも、5〜20%小さいことを特徴とする、光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の2〜25%の幅(We)を有する左右両端部分の縦弾性係数(Ee)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の縦弾性係数(E)よりも、8〜15%小さいことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の10〜20%の幅(We)を有する左右両端部分の縦弾性係数(Ee)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の縦弾性係数(E)よりも、5〜20%小さいことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の左右両側縁よりそれぞれベルト支持体全幅(W)の10〜20%の幅(We)を有する左右両端部分の縦弾性係数(Ee)が、ベルト支持体の幅中央部を含むその他の部分の縦弾性係数(E)よりも、8〜15%小さいことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記ベルト支持体は、ベルト支持体の縦弾性係数の小さい左右両端部分と、幅中央部を含むその他の縦弾性係数の大きい部分とが溶接により一体化されたものであることを特徴とする請求の範囲第6項乃至第9項の何れか1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記光学フィルムの幅が1.7m以上であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第10項の何れか1項に記載の光学フィルムの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂フィルム原料は、セルロースエステルを含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第11項の何れか1項に記載の光学フィルムの製造方法。
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