JPWO2006025083A1 - 半導体装置、半導体装置の試験方法およびデータ書き込み方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の試験方法およびデータ書き込み方法 Download PDF

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Abstract

書き込み電圧の最適条件を見付けることができる半導体装置を提供する。半導体装置は、試験モード時、外部から入力された信号をラッチするラッチ回路と、ラッチ回路にラッチされた信号に応じて、メモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路とを含む。また、生成回路は、書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を生成する回路と、書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する回路と、書き込み電圧がステップ状に増加する書き込み電圧である場合、書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する回路とを含む。これにより、書き込み電圧の最適条件を見付けることができ、精密な書き込み動作を実現することができる。

Description

本発明は、半導体装置、試験方法およびデータ書き込み方法に関する。
半導体メモリは、その電源を消去すると情報も消えてしまう揮発性のものと、電源を消しても情報が保持される不揮発性のものとに大別される。後者の不揮発性メモリの代表として、データ消去を一斉に行うことで書き換え時間を短縮化したフラッシュメモリが知られている。このようなフラッシュメモリにおいてデバイスごとのばらつきに影響されないようにしたものとして以下のようなものが提案されている。
特許文献1記載の装置は、動作試験時に、プログラム幅などの最適な書き込み条件を見出しておいて、その情報をチップ内に記憶させておき、通常動作時には制御回路がその情報をアクセスしてチップ特有の書き込み条件で動作させるというものである。また、特許文献2記載の装置は、書き込み手段においてステッププログラム時の電圧増加幅をチップ毎に設定するというものである。
また、近年、フラッシュメモリにおいて多値メモリセルを有するものが提案されている。図1は多値メモリセルにおけるしきい値分布を示す図である。図1において横軸はしきい値、縦軸はビット数を示す。多値メモリを有する品種には、例えばメモリセルのレベルがレベル1、レベル2、レベル3、レベル4と4つ存在し、この4つのレベルが二つの出力(又は入力)データを構成する。レベル4のデータを書き込む時にも、レベル1、レベル2、レベル3と各レベルを経てレベル4に到達する書き込み手法が一般的に多く使用される。
日本国公開特許公報 特開2002−197880号 日本国公開特許公報 特開2003−223791号
しかしながら、このような多値メモリセルにおいて、例えばしきい値Vthの範囲が0v〜8vぐらいである場合、4値を実現するためには、1値あたりの分布はおおむね1v程度に納めなければならない。このように非常に狭い領域に分布を納めるためには、非常に精密な書き込み動作を実現しなければならない。この精密な書き込み動作を実現するには、最適な書き込み条件を見付ける必要がある。
また特許文献1記載の装置は、動作試験時に、プログラム幅などの最適な書き込み条件を見出しておくというものであるが、実際にどのようにしてプログラム幅などの最適な書き込み条件を見出すかについては具体的に開示されていない。
また特許文献2記載の装置は、ステッププログラム時の電圧増加幅をチップ毎に設定するというものであるが、最適な電圧増加幅をどのように見出すかについては具体的に開示されていない。
そこで、本発明は前述した従来における課題を解決し、書き込み電圧の最適条件を見付けることができる半導体装置、試験方法およびデータ書き込み方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、試験モード時、外部から入力された信号をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路にラッチされた信号に応じて、メモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路とを含む半導体装置である。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された信号を用いて、メモリセルの書き込み時に用いる書き込み電圧を内部で生成することで、書き込み電圧の最適条件を簡単に見付けることができる。通常動作時、この最適な書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された信号を用いて、書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を内部で生成することで、書き込み電圧の初期電圧の最適条件を簡単に見付けることができる。通常動作時、この最適な書き込み電圧の初期電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された信号を用いて、書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を内部で生成することで、書き込み電圧のパルス幅の最適条件を見付けることができる。通常動作時、この最適なパルス幅の書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧がステップ状に増加する書き込み電圧である場合、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力される信号を用いて、書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成することで、書き込み電圧のステップ幅の最適条件を見付けることができる。通常動作時、最適なステップ幅の書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧がステップ状に増加する書き込み電圧である場合、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する回路を含み、前記半導体装置は更に、前記回路が生成する書き込み電圧のステップ幅を規定する信号によって所定の容量を選択するスイッチが制御される電圧制御回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、最適なステップ幅の書き込み電圧を生成することができる。
前記ラッチ回路は、所定のアドレス端子に接続され、前記外部から入力された信号は、前記アドレス端子を介して入力されたアドレス信号とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力されたアドレス信号を用いて、書き込み電圧を内部で生成できる。
更に、試験モード時、所定のベリファイ期間に前記メモリセルから読み出したセルデータからベリファイデータを出力するセンスアンプ回路と、前記センスアンプ回路からのベリファイデータを外部に出力する出力回路とを含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時、外部でメモリセルへの書き込み状態を判断することで、書き込み電圧の最適条件を見付けることができる。通常動作時、この最適な書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を用いて、複数のリファレンスセルの中から所定のベリファイ動作時に用いるリファレンスセルが選択されるリファレンス回路を含む構成とすることができる。
前記ラッチ回路は、前記書き込み電圧を規定する信号の種類に応じて、前記外部から入力された信号をラッチするよう構成することができる。本発明によれば、ラッチされる信号の数を変更することによって、書き込み電圧のバリエーションの数を増やすことができる。
更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を記憶する不揮発性のメモリ(Content Addressable Memory:CAM)を含むことが好ましい。本発明によれば、ラッチ回路にラッチされた信号を不揮発性のメモリに記憶させておくことで、出荷後は不揮発性のメモリに記憶させた信号に基づいて書き込み電圧を規定する信号を生成することができる。これにより、通常動作時、最適な書き込み電圧を用いて精密な書き込み動作を実現することができる。
前記半導体装置は更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を記憶する不揮発性のメモリと、前記不揮発性のメモリに記憶された信号に基づいて、前記書き込み電圧を規定する信号を生成する制御回路とを含む構成とすることができる。本発明によれば、ラッチ回路にラッチされた信号を不揮発性のメモリに記憶させておくことで、出荷後は不揮発性のメモリに記憶させた信号に基づいて書き込み電圧を規定する信号を生成することができる。これにより、通常動作時、最適な書き込み電圧を用いて精密な書き込み動作を実現することができる。
前記メモリセルは、例えば複数の異なるしきい値を持つメモリセルである。本発明によれば、多値フラッシュメモリにおいてオーバープログラムを引き起こさないように効率よく有効に書き込み動作を実現することができる。
前記書き込み電圧は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルの各レベル毎にステップ状に増加する書き込み電圧とすることができる。本発明によれば、ランプゲートプログラム方式による書き込み時でも、オーバープログラムを引き起こさないように効率よく有効に書き込み動作を実現することができる。
本発明は、試験モード時、外部から入力された信号をラッチするステップと、前記ラッチされた信号を用いてメモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成ステップとを含む半導体装置の試験方法を提供する。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された例えばアドレス信号を用いて、メモリセルの書き込み時に用いる書き込み電圧を内部で生成することで、書き込み電圧の最適条件を簡単に見付けることができる。通常動作時、この最適な書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成ステップは、前記書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を生成するステップを含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された信号を用いて、書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を内部で生成することで、書き込み電圧の初期電圧の最適条件を簡単に見付けることができる。通常動作時、この最適な書き込み電圧の初期電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成ステップは、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成するステップを含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力された信号を用いて、書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を内部で生成することで、書き込み電圧のパルス幅の最適条件を見付けることができる。通常動作時、この最適なパルス幅の書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
前記生成ステップは、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成するステップを含む構成とすることができる。本発明によれば、試験モード時に外部から入力される信号を用いて、書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成することで、書き込み電圧のステップ幅の最適条件を見付けることができる。通常動作時、最適なステップ幅の書き込み電圧を用いることで、精密な書き込み動作を実現することができる。
本発明は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルに複数のレベルのデータを書き込む書き込み回路と、ステップ状に増加する書き込み電圧を規定する信号を前記各レベル毎に生成する生成回路とを含む半導体装置を提供する。本発明によれば、ランプゲートプログラム方式で用いる書き込み電圧を規定する信号を各レベル毎に生成することで、それぞれのレベルの書き込み動作で最適な書き込み電圧の条件を設定して、書き込み時間を短くすることができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を前記各レベル毎に生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、最適な書き込み電圧のステップ幅を各レベル毎に設定することで、書き込み時間を短くすることができる。
前記生成回路は、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を前記各レベル毎に生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、最適なパルス幅の書き込み電圧を各レベル毎に設定することで、書き込み時間を短くすることができる。
前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を規定する信号を生成する回路とすることができる。本発明によれば、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を行うことで、他のレベルではオーバープログラムを防止しながら、最後のレベルでは書き込み時間を短縮することができる。
更に、前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出する検出回路を含み、前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、前記検出回路で前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出後、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を規定する信号を生成する回路を含む構成とすることができる。本発明によれば、最後のレベルにおいて、所定のレベルまではステップ状に書き込み電圧を増加させながら書き込み動作を行い、所定のレベルを超えた後は他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を行うことで、最後のレベルでの書き込み時間を短縮することができる。
前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象としているとき、所定のタイミングにおける書き込み電圧をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路にラッチされた書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧に基づいて、前記第1レベルの次の第2レベルの書き込み電圧を規定する信号を生成する回路とを含む構成とすることができる。本発明によれば、前のレベルの書き込み電圧を考慮して次のレベルの書き込み電圧を規定する信号を生成することで、デバイス特性に応じた書き込み動作を実現して、書き込み時間を短くすることができる。
前記所定のタイミングは、前記第1レベルに対する所定のプログラムベリファイをパスしたタイミングである。
前記生成回路は例えば、前記書き込み回路を制御する制御回路である。本発明によれば、制御回路の内部で、各レベル毎にステップ状に増加する書き込み電圧を規定する信号を生成することができる。
本発明は、異なる複数のレベルのデータを多値メモリセルに書き込む書き込み回路と、前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行する制御回路とを含む半導体装置を提供する。本発明によれば、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行することで、オーバープログラムを防止しながら、最後のレベルの書き込み動作に要する時間を大幅に削減できる。
本発明は、異なる複数のレベルのデータを多値メモリセルに書き込む書き込み回路と、前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わず前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行する制御回路とを含む半導体装置を提供する。本発明によれば、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わずに書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作実行することで、最後のレベルの書き込み動作に要する時間を大幅に削減できる。
更に、前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出する検出回路を含み、前記制御回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、前記書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行し、前記書き込み電圧が所定の電圧に達した後は、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行する構成とすることができる。本発明によれば、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行し、前記書き込み電圧に達した後は、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行することで、最後のレベルでの書き込み時間を短縮することができる。
本発明は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルに複数のレベルのデータを書き込む書き込み回路と、前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら第1の書き込み動作を実行し、前記第1の書き込み動作を実行しながら所定のタイミングにおける書き込み電圧を記憶し、前記第1レベルの次の第2レベルを書き込み対象として前記記憶した書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧をステップ状に増加させながら第2の書き込み動作を行う制御回路とを含む半導体装置を提供する。本発明によれば、前のレベルの書き込み電圧を考慮して次のレベルの書き込み動作を行うことで、無駄な書き込み動作を無くして書き込み時間を短くできる。
更に、前記所定タイミングにおける書き込み電圧をラッチするラッチ回路を含む。
前記所定のタイミングは例えば、前記第1レベルに対する所定のプログラムベリファイをパスしたタイミングである。
前記半導体装置は例えば、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置である。
本発明は、多値メモリセルの複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、前記第1ステップにおける所定のタイミングの書き込み電圧を記憶する第2ステップと、前記第1レベルの次の第2レベルを書き込み対象として前記第2ステップで記憶した書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第3ステップとを含むデータ書き込み方法を提供する。本発明によれば、第1レベルの次の第2レベルを書き込み対象として記憶した書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧をステップ状に増加させながら第2の書き込み動作を行うことで、書き込み時間を短くすることができる。
本発明は、多値メモリセルの複数のレベルのうちの最後のレベル以外のレベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、前記複数のレベルのうち最後のレベルを書き込み対象として前記第1ステップで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込みを行う第2ステップと、を含むデータ書き込み方法を提供する。
本発明によれば、多値メモリセルの複数のレベルのうちの最後のレベル以外のレベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行うことで、最後のレベル以外ではオーバープログラムを防止し、最後のレベルでは、パルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込みを行うことで、書き込み時間を大幅に削減できる。このような二段階の書き込み方法を使用することにより複数のメモリセルの同時書き込みが可能となり、結果として書き込み時間を削減できる。
本発明は、多値メモリセルの複数のレベルのうちの最後のレベル以外のレベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、前記複数のレベルのうち最後のレベルを書き込み対象として、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わず前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第2ステップとを含むデータ書き込み方法を提供する。本発明によれば、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わずに書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作実行することで、最後のレベルの書き込み動作に要する時間を大幅に削減できる。
本発明によれば、書き込み電圧の最適条件を見付けることができる半導体装置、試験方法およびデータ書き込み方法を提供できる。
多値メモリセルにおけるしきい値分布を示す図である。 実施例1に係る半導体装置のブロック図である。 ランプゲートプログラム方式の書き込み動作を説明する図である。 試験回路内に設けられたLAT発生回路およびラッチ回路を示す図である。 実施例1によるアドレスラッチ信号を生成する際のタイミングチャートである。 (a)及び(b)書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路である。 WL高電圧発生回路を示す図である。 書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する生成回路の一例である。 実施例1によるプログラムシーケンスとワード線WL電圧、ビット線BL電圧の関係を示す図である。 実施例2に係る半導体装置のブロック図である。 レベル1からレベル2への書き込みフローとレベル2からレベル3の書き込みフローを示す図である。 レベル3からレベル4への書き込みフローを示す図である。 それぞれのステートにおける書き込み条件を制御する制御回路を示す図である。 ロジックのタイミング図である。 生成回路回路130を示す図である。 WL高電圧発生回路2を示す図である。 BL高電圧発生回路3を示す図である。 実施例2で使用されている内部昇圧回路201を示す図である。 図16で使用されている高電圧変換回路202を示す図である。 図13で使用されているシフトレジスタを示す図である。 ランプゲートプログラムにおけるPGM2NDのタイミング図である。 ランプゲートプログラムにおけるPGM4THのタイミング図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明する。
実施例1について説明する。図2は、実施例1に係る半導体装置1のブロック図である。図1に示すように、半導体装置1は、WL高電圧発生回路2、BL高電圧発生回路3、プログラムパルスコントローラ4、メモリセルアレイ5、Xデコーダ6、Yデコーダ7、センスアンプ回路8、出力回路9、試験回路10、リファレンス回路11、制御回路12、CAM13を含む。半導体装置1は、単独でパッケージされたフラッシュメモリ等の半導体記憶装置であってもよいし、システムLSIのように半導体装置の一部として組み込まれたものであってもよい。
WL高電圧発生回路2は、試験モード時、試験回路10からの制御信号を受け、昇圧電圧VPPを生成し、昇圧電圧VPPをXデコーダ6に与える。Xデコーダ6は、ワード線電圧を印加する。BL高電圧発生回路3は、試験モード時、試験回路10からの制御信号を受け、昇圧電圧VDDを生成し、昇圧電圧VDDをYデコーダ7に与える。Yデコーダ7は、ビット線電圧を印加する。プログラムパルスコントローラ4は、試験モード時、試験回路10からの制御信号を受け、Xデコーダ6およびYデコーダにおける印加電圧を制御する。
メモリセルアレイ5は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルトランジスタの配列、ワード線、ビット線等を含み、各メモリセルトランジスタにデータを記憶する。データ読み出し時には、活性化ワード線で指定されるメモリセルからのデータが、ビット線に読み出される。プログラム或いはイレーズ時には、ワード線及びビット線をそれぞれの動作に応じた適当な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入或いは電荷抜き取りの動作を実行する。
試験回路10は、試験モード時、各試験を制御するものである。この試験回路10は、図4に示すような試験モード時、外部から入力されたアドレス信号をラッチするラッチ回路30と、図6(a)、(b)に示すようなラッチ回路30にラッチされた信号(情報)に応じて、メモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路40、50を含む。これにより、アドレス信号を用いて内部で様々な書き込み電圧を生成することができる。
リファレンス回路11は、ラッチ回路30にラッチされた信号を用いて、複数のリファレンスセルの中からベリファイ動作時に用いるリファレンスセルが選択される。センスアンプ回路8は、試験モード時、プログラムベリファイ期間に、Xデコーダ6およびYデコーダ7による指定に応じてメモリセルアレイ5から読み出されたセルデータの電流を、リファレンス回路11からの基準電流と比較することでデータが0であるか1であるかの判定を行い、この判定結果をベリファイデータとして出力回路9に送る。出力回路9は、センスアンプ回路8からのベリファイデータを外部に出力する。
このように、試験モードでは、チップ内部でPass/Failを判定せず、ベリファイデータを外部に出力して外部のテスターによって判定が行われる。外部のテスターによって書き込み電圧の最適条件を見付けることができる。
CAM13は、ラッチ回路30にラッチされた最適な書き込み電圧に関する情報を記憶するものである。制御回路12は、出荷後の通常モード時、CAM13に記憶された情報に基づいて、書き込み電圧を規定する信号を生成する。これにより最適な書き込み電圧を用いて書き込み動作を実現できる。
図3にランプゲートプログラム方式の書き込み動作を説明する図である。図3において、横軸はプログラム時間、縦軸はワード線電圧を示す。イレーズ状態であるレベル1からレベル2に書き込みを実行する場合、ある初期電圧をゲートに印加して書き込み、もしこの書き込みで書き込めなかった場合、あるステップ電圧を元にゲート電圧を昇圧して次の書き込みを実行する。この一連の動作を繰り返して書き込みを実施する方法を一般にランプゲートプログラム方式と呼んでいる。ランプゲートプログラム方式で用いる書き込み電圧は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルの各レベル毎にステップ状に増加する。
ここで、重要となってくるのが初期電圧、ステップ電圧とプログラムパルス幅である。もし、初期電圧が高すぎた場合、書き込みが非常に早いセルが存在しているとレベル2の分布域を超えてオーバープログラムになってしまう可能性がある。逆に初期電圧が低すぎた場合は、書き込みが遅くなってしまうため、書き込み時間が長くなってしまう。
ステップ電圧についても同様に、ステップ電圧が高すぎた場合、書き込みが早くなる可能性があるが、書き込みが非常に早いセルが存在している場合には、オーバープログラムになってしまう可能性がある。逆にステップ電圧が低すぎた場合は、書き込みが遅くなってしまう。プログラムパルス幅についても同様に、パルス幅が広すぎる場合には、書き込みが深くなる傾向にあるので、オーバープログラムになる可能性がある。また、パルス幅が短すぎると書き込みが不十分のため、書き込み時間が長くなってしまう。このように非常に精密な書き込みを実現しなければならない。そのために、これらの条件を効率よくみつけるための書き込み方法を実施しなければならない。
試験回路10は、容易に最適な書き込み条件を実現するために、試験モードにエントリーする際、いくつかのアドレス信号をラッチして、そのラッチされたアドレスを用いて各条件を任意に選択する。これを外部で判定することで、書き込み電圧の最適条件を見付けることができる。通常動作時、最適な書き込み電圧を用いて書き込み動作を行うことで、精密な書き込み動作を実現することができる。
図4は、試験回路10内に設けられたLAT発生回路20およびラッチ回路30を示す図である。図4に示すように、LAT発生回路20は、インバータ21乃至26、NAND回路27を含み、信号TMENからラッチ信号LATを生成する。ラッチ回路30は、試験モード時、外部から入力されたアドレス信号をラッチする回路であり、NMOSトランジスタ31および32、インバータ33乃至36を含む。ラッチ回路30は、アドレス端子に接続されている。このアドレス端子を介してアドレス信号が入力される。また、ラッチ回路30は、アドレス数と同じ数だけ設けられており、書き込み電圧を規定する信号の種類に応じて外部から入力された信号をラッチするよう構成されている。これによりラッチされる信号の数を変更することによって、書き込み電圧のバリエーションの数を増やすことができる。
図5は、実施例1によるアドレスラッチ信号を生成する際のタイミングチャートである。試験モードにエントリーする際、ライトイネーブル信号(WE/)を図のようにパルスする。この信号WE/パルスと同期させてコマンド信号(CMD)から試験モードにエントリーするためのコード(code)をそれぞれのモードに応じて書き込むことによって試験モードにエントリーされる。例えば、4つのサイクルで試験モードにエントリーできるとすると、最後の4サイクル目でコードを発行すると同時にいくつかのアドレス信号を入力する。
4サイクル目の信号WE/の立ち上がりに応じて、チップ内部では、試験モードエントリーを意味する信号TMENがHighになる。インバータ23乃至25のディレイ分を受けてラッチ信号LATがパルス信号として生成される。すなわち、ラッチ信号LATが1パルスされる。このラッチ信号LATが1パルスされることによって、トランジスタ31を介してアドレス信号ADDがインバータ34および35からなるラッチ部分に入力され、アドレスラッチ信号LADDが確定される。
このアドレスラッチ信号LADDが後述する生成回路に入力されて、初期電圧、ステップ電圧、プログラムパルス幅などを微調整することが可能となる。また、試験モードからエキジットされると、信号TMENがLowとなり、インバータ34および35からなるラッチ部分はリセットされる。
図6(a)、(b)は、書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路(デコード回路)40および50であり、同図(a)はアドレスラッチ信号LADDが2bitの場合の生成回路、同図(b)はアドレスラッチ信号LADDが3bitの場合の生成回路をそれぞれ示す。生成回路40および50は、書き込み電圧の初期電圧、書き込みパルス幅および書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する。
同図(a)に示すように、生成回路40は、NAND回路41乃至44を含み、ラッチ回路30からのアドレスラッチ信号LADD0、LADD1、LADD0B乃至LADD1Bからデコード信号INIT(3:0)を生成する。信号LADD0BおよびLADD1Bは、ラッチ回路30からのアドレスラッチ信号LADD0およびLADD1をそれぞれ反転させた信号である。生成回路40は、アドレスラッチ信号LADDが2ビットの場合、2入力NAND、もしくはNORを用いると正論理信号と負論理信号を組み合わせて4パターンのデコード信号INIT(3:0)を生成できる。この信号INIT(3:0)を用いると例えば4レベルの初期電圧を生成することができる。
また、同図(b)に示すように、生成回路50は、NAND回路51乃至58を含み、ラッチ回路30からのアドレスラッチ信号LADD0、LADD1、LADD2、LADD0B、LADD1B乃至LADD2Bからデコード信号INIT(7:0)を生成する。信号LADD0B、LADD1B、LADD2Bは、ラッチ回路30からのアドレスラッチ信号LADD0、LADD1およびLADD2をそれぞれ反転させた信号である。このように、生成回路50は、ラッチ信号LADDが3ビットの場合は、3入力NAND、もしくは、NORを用いると同様に8パターンのデコード信号INIT(7:0)を生成することができる。このデコード信号INIT(7:0)に基づき、初期電圧を微調整することができる。
次に、WL高電圧発生回路2について説明する。図7は、WL高電圧発生回路2を示す図である。図7に示すように、WL高電圧発生回路2は、電圧制御回路60および内部昇圧回路70を含む。電圧制御回路60は、生成回路40および50が生成する書き込み電圧のステップ幅を規定する信号によって所定の容量を選択するスイッチを構成するトランジスタが制御されるものであり、PMOSトランジスタ61、NMOSトランジスタ62乃至64、比較回路65、選択トランジスタ66乃至69、キャパシターCAおよびCB、キャパシターCC乃至CC8を含む。ここでキャパシターCCn(例:CC4)の容量は、n×C(例:4C)である。
選択トランジスタ66乃至69はNMOSトランジスタにより構成される。キャパシターCC乃至CC8は、選択トランジスタ66乃至69を介してノードN1に接続されている。分割電圧VPPDIVは、昇圧電圧VPPを容量分割して生成される。この分割電圧VPPDIVが比較回路65の入力となる。比較回路65は、リファレンス電圧VREFおよび分割電圧VPPDIVを比較し、信号Voutを出力する。分割電圧VPPDIVがリファレンス電圧VREFより高い場合には、信号Voutが例えばHighになり、昇圧電位が高すぎるのでディスチャージ動作により電圧を下降させるよう制御が行われる。
ステッププログラム方式では選択トランジスタ66乃至69のゲートを制御するデコード信号INIT(3:0)がバイナリーにカウントされていき、等ステップで昇圧電圧VPPが上がっていく。
図8は書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する生成回路80の一例である。生成回路80は、書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する回路であり、回路81乃至91を含む。信号LADDOおよび信号LADD1は、ラッチ回路30でラッチされるアドレスラッチ信号である。このアドレスラッチ信号がプログラムパルス幅を調整するトリミング信号となる。P0乃至P6はサブパルス信号であり、それぞれ違った長さのパルスとして内部クロック信号によって駆動されるバイナリ-カウンタ回路(不図示)により生成されている。回路81乃至84は、サブパルス信号P0乃至P6Bの論理をとって、150ns乃至300nsまでのパルス信号を生成する。
具体的には、回路81は信号P0、P1、P2、P3、P4、P5BおよびP6Bから250nsのパルス信号PULSE0Bを生成する。回路82は信号P0、P1、P2、P3B、P4B、P5BおよびP6Bから150nsのパルス信号PULSE1Bを生成する。回路83は信号P0、P1、P2、P3、P4B、P5BおよびP6Bから200nsのパルス信号PULSE2Bを生成する。回路84は信号P0、P1、P2、P3、P4、P5およびP6Bから300nsのパルス信号PULSE3Bを生成する。回路85はインバータ851を含み、アドレスラッチ信号LADD0から信号LADD0Bを生成する。回路86はインバータ861を含み、アドレスラッチ信号LADD1から信号LADD1Bを生成する。
回路87はNOR回路871およびインバータ872を含み、信号LADD0および信号LADD1から信号PDEFAULTBを生成する。回路88はNOR回路881およびインバータ882を含み、信号LADD0Bおよび信号LADD1から信号POPT1Bを生成する。回路89はNOR回路891およびインバータ892を含み、信号LADD0および信号LADD1Bから信号POPT2Bを生成する。回路90はNOR回路901およびインバータ902を含み、信号LADD0Bおよび信号LADD1Bから信号POPT3Bを生成する。
回路91はNOR回路911乃至915およびインバータ916を含み、信号PDEFAULTB、信号PULSE0B、信号POPT1B、信号PULSE2B、信号POP2B、信号PULSE3B、信号POPT3Bおよび信号PULSE4Bから信号PGMPULSEを生成する。このように、先のトリミング信号によってこれらのパルス信号がイネーブルになり信号PGMPULSEとしてプログラムパルスコントローラ4に供給される。これにより、書き込み電圧のパルス幅が制御される。
図9は実施例1によるプログラムシーケンスとワード線WL電圧、ビット線BL電圧の関係を示す図である。試験モードではプログラム期間を信号WE/で、ベリファイ期間を信号OE/で、設定している。ベリファイ動作およびプログラム動作が交互に繰り返される。ベリファイ中は、ワード線電圧WLは6v、ビット線電圧BLは0.7vで一定電圧になっている。プログラム中は、ワード線電圧WLは、4.5、6、7.5vと一定ステップでランピング(Ramping)されていく。プログラム中は、ビット線電圧BLは、5vの一定電圧になっている。また、ビット線BLのプログラムパルス幅Bは図8で示した回路80により任意に調整可能になっている。
以上実施例1によれば、試験モード時に外部から入力されたアドレス信号を用いて、様々な書き込み電圧を内部で生成して、これを外部で判定することで、書き込み電圧の最適条件を見付けることができる。通常動作時、最適な書き込み電圧を用いて書き込み動作を行うことで、精密な書き込み動作を実現することができる。また多値フラッシュメモリにおいてオーバープログラムを引き起こさないように効率よく有効に書き込み動作を実現することができる。
次に、実施例2について説明する。多値メモリを有する品種にはメモリセルのレベルがレベル1、レベル2、レベル3、レベル4と4つ存在し、この4つのレベルが二つの出力(又は入力)データを構成する。ここで、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4をそれぞれ(1,1)、(0,1)、(1,0)、(0,0)と二つの入出力データを定義する。レベル4のデータを書き込む時にも、レベル1、レベル2、レベル3と各レベルを経てレベル4に到達する書き込み手法が一般的に多く使用される。この手法では、レベル4を書き込み予定の全てのセルに対して、まず1st書き込みフローにてレベル2のしきい値Vthまで書き込む。
次に、2nd書き込みフローにてレベル3のしきい値Vthまで書き込む。最後に、3rd書き込みフローにてレベル4のしきい値Vthまで書き込み全ての書き込み動作を終了させる。レベル2またはレベル3までしか書き込む必要のないメモリセルは、途中の2nd書き込みフローまたは3nd書き込みフローにおいては実際の書き込み動作を行わない。このような書き込み手法を用いた半導体記憶装置として特開平10−241380号記載のものが提案されている(特許文献3)。
また、従来、ランプゲートプログラム方式の書き込み手法が提案されている。このランプゲートプログラム方式では、イレーズ状態であるレベル1からレベル2に書き込みを実行する場合、ある初期電圧をゲートに印加して書き込み、もしこの書き込みで書き込めなかった場合、あるステップ電圧を元にゲート電圧を昇圧して次の書き込みを実行する。この一連の動作を繰り返して書き込みを実施する。このようなランプゲートプログラムについては以下のものが提案されている。
K.D.Suh et,al., ”A 3.3V 32Mb NAND Flash Memory with Incremental Step Pulse Programming Scheme””, ISSCC Digest of Technical Papers, pp,128-129, Feb.1995
しかしながら、ランプゲートプログラム方式を用いた場合、オーバープログラムを防止するために、書き込み電圧をステップ状に増加させていき、書き込み動作とプログラムベリファイ動作を繰り返す必要があるため、書き込み時間が長くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ランプゲートプログラム方式で書き込み動作を行う場合でも、書き込み時間を短くできる半導体装置およびデータ書き込み方法を提供することを目的とする。
図10は実施例2に係る半導体装置100のブロック図である。図10に示すように、半導体装置100は、WL高電圧発生回路2、BL高電圧発生回路3、プログラムパルスコントローラ4、メモリセルアレイ5、Xデコーダ6、Yデコーダ7、センスアンプ回路8、判定回路101、制御回路102を含む。なお、上記実施例と同一箇所は同一符号を付して説明を省略する。半導体装置100は、単独でパッケージされたフラッシュメモリ等の半導体記憶装置であってもよいし、システムLSIのように半導体装置の一部として組み込まれたものであってもよい。
WL高電圧発生回路2は、制御回路102から制御信号を受け、昇圧電圧VPPをXデコーダ6に与える。Xデコーダ6はメモリセルアレイ5のメモリセルにワード線電圧を供給する。BL高電圧発生回路3は、制御回路102から制御信号を受け、昇圧電圧VDDをYデコーダ7に与える。Yデコーダ7は、メモリセルアレイ5のメモリセルにビット線電圧を供給する。プログラムパルスコントローラ4は、制御回路102からの制御信号を受け、Xデコーダ6およびYデコーダにおける印加電圧を制御する。メモリセルアレイ5はメモリセルトランジスタの配列、ワード線、ビット線等を含み、各メモリセルトランジスタにデータを記憶する。データ読み出し時には、活性化ワード線で指定されるメモリセルからのデータが、ビット線に読み出される。プログラム或いはイレーズ時には、ワード線及びビット線をそれぞれの動作に応じた適当な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入或いは電荷抜き取りの動作を実行する。
制御回路102は、ロジックコントロール信号及びコマンドに基づいてステートマシンとして動作し、半導体装置100の各部の動作を制御する。制御回路102は、メモリセルアレイ5のアドレスからデータを読み出すために、メモリセルアレイ5、Xデコーダ6、Yデコーダ7等を制御する。また制御回路102は、メモリセルアレイ5の書き込みアドレスにデータを書き込むために、メモリセルアレイ5、Xデコーダ6、Yデコーダ7等を制御する。また制御回路102は、メモリセルアレイ5の指定された領域を所定単位で一括消去するために、メモリセルアレイ5、Xデコーダ6、Yデコーダ7等を制御する。
書き込み処理は、制御回路102が各回路を制御することで実行される。また制御回路102は、メモリセルに書き込まれたしきい値Vthに応じて、ステップ状に増加する書き込み電圧を規定する様々な制御信号を各レベル毎に生成する生成回路を含む。また制御回路102は、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が最大電圧に達するまでは、書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行し、書き込み電圧が最大電圧に達した後は、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行する。また制御回路102は、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わず書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行する。
WL高電圧発生回路2、BL高電圧発生回路3、Xデコーダ6およびYデコーダ7が、メモリセルに複数のレベルのデータを書き込む書き込み回路を構成する。
センスアンプ回路8は制御回路102の制御の下で動作し、Xデコーダ6およびYデコーダ7による指定に応じてメモリセルアレイ5から供給されるセルデータの電流を、基準電流と比較することでデータが0であるか1であるかの判定を行う。判定回路101は、センスアンプ回路8からのベリファイデータを受け、パス/フェイルを判定し、判定結果を制御回路102に送る。
図11および図12は本発明の特徴である多値メモリセルの書き込みフローを示す図である。まず、レベル1からレベル2への書き込みフローをPGM2ND、レベル2からレベル3をPGM3RD、レベル3からレベル4をPGM4THと定義する。
図11はレベル1からレベル2への書き込みフローとレベル2からレベル3の書き込みフローを示す図である。図12は、レベル3からレベル4への書き込みフローを示す図である。
それぞれのフローは独立しており、独自のメモリセルの書き込み条件を持っている。この書き込み条件は、制御回路102によりそれぞれのフローにおけるターゲットしきい値Vthに正確且つ速く書き込みができるように最適化されている。また、PGM2NDとPGM3RDのステートでは、オーバープログラムを防ぐため、書き込みパルスを一回印加することでゲート電圧を少しずつ上げていくランプゲートプログラム方式が採用されている。
ステップS101で、制御回路102はスタートと呼ばれる初期状態になる。ステップS102で、制御回路102はプログラムベリファイを行い、ステップS103で、制御回路102はプログラムサスペンドの信号PSPSをみて、このプログラムサスペンドの命令が実行された時は、STARTに戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。ステップS104で、制御回路102はベリファイにおける判定がフェイルすると、ステップS105で、昇圧電圧VPPを少しだけ(1step)上げてステップS106に進む。
ステップS106で、制御回路102は昇圧電圧VPPの昇圧回数が最大回数かどうかをみて、最大回数であればハングし、最大回数でなければステップS107に進み、メモリセルに書き込みを行う。ステップS108で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出て命令が実行された時は、ステップS101に戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。ステップS108で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出ていない場合、ステップS102に進み、プログラムベリファイを実行する。ステップS103で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出ていなければ、ステップS104に進む。ステップS104で、制御回路102はベリファイにおける判定が再度フェイルすると、上記処理を繰り返す。ステップS104で、制御回路102はベリファイにおける判定がパスすると、次のPGM3RDに移る。
ステップS201で、制御回路102はPGM3RDのスタートと呼ばれる初期状態になる。ステップS202で、制御回路102はプログラムベリファイを行う。ステップS203で、制御回路102はプログラムサスペンド信号の命令が実行された時は、ステップS201に戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。
ステップS204で、制御回路102はベリファイにおける判定がフェイルすると、ステップS205で、昇圧電圧VPPを少しだけ(1step)上げてステップS206に進む。ステップS206で、制御回路102は昇圧電圧VPPの昇圧回数が最大回数がどうかをみて、最大回数であればハングし、最大回数でなければステップS207に進み、メモリセルに書き込みを行う。ステップS208で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出て命令が実行された時は、ステップS201に戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。
ステップS208で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出ていない場合、ステップS202に進み、プログラムベリファイを実行する。ステップS203で、制御回路102はプログラムサスペンド信号PSPSが出ていなければ、ステップS204に進む。ステップS204で、制御回路102はベリファイにおける判定が再度フェイルすると、上記処理を繰り返す。ステップS204で、制御回路102はベリファイにおける判定がパスすると、次のPGM4THに移る。
ステップS301で、制御回路102はPGM4THのスタートと呼ばれる初期状態になる。PGM4THのステートでは、PGM2NDやPGM3RDと異なり多少のオーバープログラムは許容できるため、書き込み時間を短くする手法が使用されている。ステップS302で、制御回路102はプログラムベリファイを行う。ステップS303で、制御回路102はプログラムサスペンド信号の命令が実行された時は、ステップS301に戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。ステップS304で、制御回路102は最初のベリファイにおけるMATCH判定がフェイルすると、ステップS305に進む。ステップS305で、フラグは0(初期状態)のため、ステップS306に進み、ランプゲートプログラムのフローに入る。
ステップS306で、制御回路102は昇圧電圧VPPを少し上げてステップS307に進む。ステップS307で、制御回路102は昇圧電圧VPPの昇圧回数が最大回数かどうかをみて、最大回数の場合、スロープログラムビットを含むためハングし、最大回数でなければステップS308に進み、メモリセルに書き込みを行う。ステップS309で、プログラムサスペンド信号PSPSが出て命令が実行された時は、ステップS301に戻り、書き込みコマンドを実行した直後のSTARTには戻らない。
ステップS310で、制御回路102は昇圧電圧VPPが設定されている最大電圧であるかどうかをチェックする。ステップS310で、制御回路102は昇圧電圧VPPが最大電圧でない場合、ベリファイフローには行かずに、ステップS306に進み、再びプログラムフローに入る。以上のループを繰り返して、ステップS310で、昇圧電圧VPPが最大電圧に到達したときに、ステップS311ではフラグはまだ0のためフェイルしてステップS312に進み、ロングパルスフローに入る。
ステップS313で、制御回路102はフラグを1にセットする。ステップS314で、制御回路102は昇圧電圧VPPを最大電圧で保持したまま、ステップS308で、通常よりもずっと長いパルスを印加して書き込み動作を実行する。長いパルスを印加した後では、フラグは1に設定してあるため、ステップS311で、二度目のベリファイフローに入る。ステップS304で、通常はこの二度目のベリファイでパスとなり、ステップS315に進み、フラグを0にセットして、全ての書き込み動作を終了させる。ステップS304で、二度目のベリファイがフェイルした場合は、ステップS306に進むランプゲートプログラムのフローには入らずに、ステップS314に進み、直接にロングパルスフローに入る。
以上のように、PGM4THのステートではベリファイは最小限の回数(通常は二回)しか実行されないため、書き込み時間を大幅に削減できる。PGM4THの初期状態では多くのメモリセル電流が流れるためにランプゲートプログラムを実行し、ある程度までしきい値Vthが高くなると最大電圧を保持したまま通常よりもずっと長いパルスを印加して書き込みを実行する。このような二段階の書き込み方法を使用することにより複数のメモリセルの同時書き込みが可能となり、結果として書き込み時間の削減に貢献する。
図13は、それぞれのステートにおける書き込み条件を制御する制御回路102を示す図である。制御回路102は、カウンター回路121、タイマー回路124、コントロールロジック125、回路126乃至128を含む。コントロールロジック125は、信号PGM2ND、信号PGM3RD、信号PGM4TH、信号MAXVPPを受けて各レベル毎に信号INPUT(5:0)を発生する。コントロールロジック125は、信号INPUT(5:0)を書き込み時のゲートの初期電圧としてカウンター回路121にロードする。
カウンター回路121は、書き込み電圧の初期電圧、ステップ幅を規定する信号を各レベル毎に生成する回路であり、シフトレジスタ1211乃至1216、NAND回路1217乃至1227、NOR回路1228乃至1232を含む。カウンター回路121は、信号STARTがhighとなり、書き込みがスタートして、一回書き込みパルス信号PULSEが印加されるごとにカウンターがインクリメントされていき、信号COUNT(5:0)を生成する。信号COUNT(5:0)は後述する電圧制御回路のキャパシターを選択する選択トランジスタのゲートに入力される。これによりメモリセルトランジスタのゲートに印加される昇圧電圧VPPをステップ状に昇圧することができる。信号PULSEは、信号PGMTIMEと同じタイミングのものである。PGM4THのステートでは、コントロールロジック125に入力される信号MAXVPPがhighになると、カウンター回路121は設定された信号COUNT(5:0)のまま保持する。
タイマー回路124は、シフトレジスタ1241乃至1244を含み、信号CLK、信号CLKB、信号PGM、信号RESET、信号RESETBから信号TIME(3:0)を生成する。タイマー回路124は、パルス印加毎にリセットされ、新たにカウントし直す。例えばタイマー回路124はパルス印加毎に50nsの周期で信号TIME(3:0)が増加する。回路126は、書き込み電圧が最大電圧(所定の電圧)に達したことを検出する回路であり、NAND回路1261および1262、NOR回路1263、インバータ1264を含み、信号COUNT(5:0)から信号MAXVPPおよび信号MAXVPPBを生成する。
回路127は、インバータ1271乃至1278を含み、信号RESET、信号CLK、信号START、信号PULSE、信号TIME(3:0)から信号RESETB、信号CLKB、信号STARTB、信号PULSEB、信号TIME(3:0)Bを生成する。回路128は、信号TIME(3:0)の任意の組み合わせで、書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を各レベル毎に生成する回路であり、NOR回路1281乃至1284、NAND回路1285乃至1289、ロジック1290を含む。
回路128は、信号TIME(2:0)、信号TIME(3:0)B、信号PGM2ND、信号PGM3RD、信号PGM4TH、信号MAXVPP、信号MAXVPPBから、PGM2ND、PGM3RD、PGM4TH(信号MAXVPP=LOW)、PGM4TH(信号MAXVPP=HIGH)のそれぞれにおいて、異なる信号PGMTIMEを発生させる。信号PGMTIMEは、書き込みパルスを印加する時間を決定する信号である。それぞれのステートにおいて設定されたパルスとなるPGM4THのステートでは、信号MAXVPPがhighになると通常より長い時間となるようにパルスが設定される。
このように、回路128は、複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、回路126で書き込み電圧が最大電圧に達したことを検出後、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を規定する信号を生成するので、最後のレベルでは書き込み時間を短縮することができる。
図14はロジック1290のタイミング図である。信号VPPOKは、昇圧電圧VPPが所定の値に達するとHighになる信号である。信号PGMTIMEは、信号VPPOKがHighになったとき立ち上がり、NAND回路1289の出力PGMTIMEENDがHighになったとき立ち下がる。信号VPP0Kと信号PGMTIMEENDを用いて書き込み電圧のパルス幅を各レベル毎に調整できる。
図15は生成回路130を示す図である。生成回路130は、制御回路102内に設けられている。図15に示すように、生成回路130は、回路140および150、コントロールロジック160を含む。回路140は、インバータ141乃至145およびNAND回路146を含み、信号STARTから信号ONESHOTを生成し、この信号ONESHOTをラッチ回路150に供給する。ラッチ回路150は、複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象としているときのベリファイをパスしたとき(所定のタイミング)の書き込み電圧をラッチする回路であり、PMOSトランジスタ151、NMOSトランジスタ152、インバータ153乃至155を含み、それぞれの書き込みステートにおいて、ベリファイをパスした時の昇圧電圧VPPをインバータ153および154からなるラッチにセットする。ラッチ回路は信号COUNTの分だけ設けられている。このラッチ動作は次のステートの開示時に、数ナノのパルスを発生させて実行する。
コントロールロジック160は、このラッチの内容を次の書き込みステートの初期電圧に反映させる。コントロールロジック160は、ラッチ回路150にラッチされた書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧を決定する信号COUNT_LATCH(5:0)、信号PGM2ND、信号PGM3RD、信号PGM4TH、信号MAXVPPを受けて、信号INPUT(5:0)を生成する。
コントロールロジック160は、信号COUNT_LATCH(5:0)、PGM2ND、PGM3RD、PGM4THを組み合わせて信号INPUT(5:0)を制御する。コントロールロジック160は、例えば5.0vにてPGM2NDが終了した時は、PGM3RDの初期電圧を7.0vに設定し、6.0vの時は8.0vに設定するなどして、最適値を設定する。回路121は、コントロールロジック160からの信号INPUT(5:0)を受けて、次のレベルの書き込み電圧のステップ幅を規定する信号COUNT(5:0)を生成する。
このように、生成回路130は、複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象としているときのベリファイがパスしたときにおける書き込み電圧をラッチするラッチ回路150と、ラッチ回路150にラッチされた書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧に基づいて、第1レベルの次の第2レベルの書き込み電圧を規定する信号を生成するコントロールロジック160とを含むので、前のレベルの書き込み電圧を考慮して次のレベルの書き込み電圧を規定する信号を生成することで、デバイスの特性に応じた書き込み動作を実現して書き込み時間を短くできる。
図16は、ゲート電圧を発生させるWL高電圧発生回路2を示す図である。図16に示すように、WL高電圧発生回路2は、内部昇圧回路201、高電圧変換回路202、電圧制御回路203を含む。電圧制御回路203は、PMOSトランジスタ204、NMOSトランジスタ205乃至209、比較回路210、選択トランジスタ211乃至216、キャパシターCA2およびCB2、キャパシターCC乃至CC32を含む。選択トランジスタ211乃至216はNMOSトランジスタにより構成される。
選択トランジスタ211乃至216のゲートは、図13のカウンター回路121から出力される信号COUNT(5:0)により制御されている。キャパシターCC乃至CC32は、選択トランジスタ211乃至216を介してノードN2に接続されている。分割電圧VPPDIVは、昇圧電圧VPPを容量分割して生成される。信号COUNT(5:0)がインクリメントされていくことで、ノードN2に接続されるキャパシターCC乃至CC32が選択され、分割電位VPPDIVの値が変化する。この分割電圧VPPDIVが比較回路210の入力となる。
比較回路210は、リファレンス電圧VREFおよび分割電圧VPPDIVを比較し、信号Voutを出力する。分割電圧VPPDIVがリファレンス電圧VREFより小さい場合には、信号Voutが例えばLowになり、内部昇圧回路201は昇圧電位VPPを上昇させる。このように、図13のカウンター回路121で生成される信号COUNT(5:0)を選択トランジスタ211乃至216のゲートに与えることで、メモリセルトランジスタのゲートに印加する昇圧電圧VPPを設定された電圧まで昇圧し制御し、ランプゲートプログラミングを実現している。前述したように、制御回路102により、それぞれのステートによって昇圧電圧VPPの初期電圧およびランプしていく際のステップ電圧は最適化されている。
図17は、ドレイン電圧を発生させるBL高電圧発生回路3を示す図である。同図17に示すように、BL高電圧発生回路3は、内部昇圧回路301、高電圧変換回路302および33、電圧制御回路304を含む。電圧制御回路304は、PMOSトランジスタ305および306、NMOSトランジスタ307乃至311、比較回路312、キャパシターCA3およびCB3を含む。分割電圧VDDDIVは、昇圧電圧VDDを容量分割して生成される。この分割電圧VDDDIVが比較回路312の入力となる。比較回路312は、リファレンス電圧VREFおよび分割電圧VDDDIVを比較し、信号Voutを出力する。
書き込み時間は、メモリセルトランジスタのドレインに印加されるパルスの長さによって決定されるため、図13の回路128で生成された信号PGMTIMEによって高電圧変換回路303が制御され、昇圧電圧VDDは制御される。昇圧電圧VDDを設定されている電圧まで昇圧し制御した後、信号PGMTIMEがhighの期間のみ書き込みドレインパルスVDDはメモリセルトランジスタのドレインに端子313を介して印加される。
次に内部昇圧回路201について説明する。図18は実施例2で使用されている内部昇圧回路201を示す図である。図18に示すように、内部昇圧回路201は、NMOSトランジスタ220至232、キャパシター233乃至240を含む。信号PHI1はクロック信号、信号PHI2は信号PHI1の相補信号であり、半導体装置100の内部で生成される。信号PHI1および信号PHI2は、キャパシター233乃至240の一方の電極に入力される。
各基本ポンプセルは、一対のキャパシター233および234、235および236、237および238、239および240と、3つのNMOSトランジスタ220乃至222、223乃至225、226乃至228、229乃至231を含む。最初の段の基本ポンプセルから最終段の基本ポンプセルまで昇圧動作が繰り返され、電流の逆流を防止するためのトランジスタ232を経て、出力から高電圧high_voltageが出力される。なお、内部昇圧回路301も同一の構成であるためここでは説明を省略する。
図19は図16で使用されている高電圧変換回路202を示す図である。図19に示すように、高電圧変換回路202は、PMOSトランジスタ250および251、NMOSトランジスタ252および253、インバータ254および255を含む。NMOSトランジスタ252および253のゲートは電源電圧VCCにより制御されている。入力INPUTがHighのとき、PMOSトランジスタ251がオンとなり、出力OUTPUTがhighとなる。入力INPUTlowのとき、PMOSトランジスタ251がオフ、PMOSトランジスタ250がオンとなり、出力OUTPUTがlowとなる。なお、高電圧変換回路302および303も同じ構成であるためここでは説明を省略する。
次に、シフトレジスタについて説明する。図20は図13で使用されているシフトレジスタを示す図である。図20に示すように、シフトレジスタ1211は、NMOSトランジスタ401乃至403、PMOSトランジスタ404、インバータ405乃至408を含む。信号CLKがhighのときに、信号DATAが入力されると、インバータ405および406からなるラッチがセットされる。信号CLKBがhighのときに、インバータ407および408からなるラッチがセットされる。
図21は、ランプゲートプログラムにおけるPGM2NDのタイミング図である。PGM2NDでは、プログラムベリファイ動作および書き込み動作が所定の回数だけ行われる。カウンター回路121は、信号STARTがLowのときに、コントロールロジック125からの信号INPUT(5:0)を取り込んで、各PGMステージの初期電圧を設定する。ワード線に印加される昇圧電圧VPPは、設定された初期電圧からステップ状に増加していく。信号VPPOKは、昇圧電圧VPPが所定の値に達するとHighとなる信号である。信号VPPOKがHighになると、信号PGMTIMEENDがHighとなるまで、信号PGMTIMEがHighとなる。信号PGMTIMEがHighの期間、昇圧電圧VDDがビット線に印加される。
その後、図13のタイマー回路124が、所定のクロック分だけカウントしたことを、図13の回路128のNOR回路1281乃至1284が検出し、Highの信号を出力すると、信号PGM2NDを受けているNAND回路1285がはじめてLowを出力する。すると、最終段のNAND回路1289の出力PGMTIMEENDがはじめてHighとなると、信号PGMTIMEはLowとなり、ドレインパルス印加は終了する。
次のPGM3RDに移り、信号STARTがHighからLowにかわると、信号ONESHOTがHighとなり、信号COUNT(5:0)が各ラッチ回路150のインバータ153および154にラッチされる。これによりベリファイをパスしたときの書き込み電圧をラッチさせることができ、コントロールロジック160は、このラッチの内容を次の書き込みステートの初期電圧に反映させる。これによりデバイス特性に応じた書き込みを実現することができる。
図22は、ランプゲートプログラムにおけるPGM4THのタイミング図である。プログラムベリファイ動作を1回行う。最初のベリファイにおけるMATCH判定がフェイルすると、ランプゲートプログラムのフローに入り、昇圧電圧VPPを少し昇圧する。カウンター回路121は、信号STARTがLowのときに、コントロールロジック125からの信号INPUT(5:0)を取り込んで、各PGMステージの初期電圧を設定する。ワード線に印加される昇圧電圧VPPは、設定された初期電圧からステップ状に増加していく。
信号PGMTIMEがHighの期間、昇圧電圧VDDがビット線に印加される。その後、図13のタイマー回路124が、所定のクロック分だけカウントしたことを、図13の回路128のNOR回路1281乃至1284が検出し、Highの信号を出力すると、信号PGM4THおよび信号MAXVPPBを受けているNAND回路1287がLowを出力する。すると、最終段のNAND回路1289の出力PGMTIMEENDがHighとなると、信号PGMTIMEはLowとなり、ドレインパルス印加は終了する。
昇圧電圧VPPが設定されている最大電圧MAXVPPに到達したときに、昇圧電圧VPPを最大電圧で保持したまま、通常よりもずっと長いパルスを印加して書き込み動作を実行する。信号PGMTIMEがHighの期間、昇圧電圧VDDがビット線に印加される。その後、図13のタイマー回路124が、所定のクロック分だけカウントしたことを、図13の回路128のNOR回路1281乃至1284が検出し、Highの信号を出力すると、信号PGM4THおよび信号MAXVPPを受けているNAND回路1288がLowを出力する。すると、最終段のNAND回路1289の出力PGMTIMEENDがHighとなると、信号PGMTIMEはLowとなり、ドレインパルス印加は終了する。二度目のベリファイフローでパスとなると、全ての書き込み動作を終了させる。
以上のように、PGM4THのステートではベリファイは最小限の回数(通常は二回)しか実行されないため、書き込み時間を大幅に削減できる。PGM4THの初期状態では多くのメモリセル電流が流れるためにランプゲートプログラムを実行し、ある程度までしきい値Vthが高くなると最大電圧を保持したまま通常よりもずっと長いパルスを印加して書き込みを実行する。このような二段階の書き込み方法を使用することにより複数のメモリセルの同時書き込みが可能となり、結果として書き込み時間の削減に貢献する。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。

Claims (35)

  1. 試験モード時、外部から入力された信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路にラッチされた信号に応じて、メモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成回路と
    を含む半導体装置。
  2. 前記生成回路は、前記書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を生成する回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記生成回路は、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成する回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記生成回路は、前記書き込み電圧がステップ状に増加する書き込み電圧である場合、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記生成回路は、前記書き込み電圧がステップ状に増加する書き込み電圧である場合、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成する回路を含み、
    前記半導体装置は更に、前記回路が生成する書き込み電圧のステップ幅を規定する信号によって所定の容量を選択するスイッチを制御する電圧制御回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記ラッチ回路は、所定のアドレス端子に接続され、
    前記外部から入力された信号は、前記アドレス端子を介して入力されたアドレス信号である請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記半導体装置は更に、試験モード時、所定のベリファイ期間に前記メモリセルから読み出したセルデータからベリファイデータを出力するセンスアンプ回路と、
    前記センスアンプ回路からのベリファイデータを外部に出力する出力回路とを含む請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記半導体装置は更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を用いて、複数のリファレンスセルの中から所定のベリファイ動作時に用いるリファレンスセルを選択するリファレンス回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記ラッチ回路は、前記書き込み電圧を規定する信号の種類に応じて、前記外部から入力された信号をラッチするよう構成されている請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記半導体装置は更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を記憶する不揮発性のメモリを含む請求項1記載の半導体装置。
  11. 前記半導体装置は更に、前記ラッチ回路にラッチされた信号を記憶する不揮発性のメモリと、
    前記不揮発性のメモリに記憶された信号に基づいて、前記書き込み電圧を規定する信号を生成する制御回路とを含む請求項1記載の半導体装置。
  12. 前記メモリセルは、複数の異なるしきい値を持つメモリセルである請求項1記載の半導体装置。
  13. 前記書き込み電圧は、複数の異なるしきい値を持つメモリセルの各レベル毎にステップ状に増加する書き込み電圧である請求項1記載の半導体装置。
  14. 試験モード時、外部から入力された信号をラッチするステップと、
    前記ラッチされた信号を用いてメモリセルへの書き込み時に用いる書き込み電圧を規定する信号を生成する生成ステップと
    を含む半導体装置の試験方法。
  15. 前記生成ステップは、前記書き込み電圧の初期電圧を規定する信号を生成するステップを含む請求項14記載の半導体装置の試験方法。
  16. 前記生成ステップは、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を生成するステップを含む請求項14記載の半導体装置の試験方法。
  17. 前記生成ステップは、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を生成するステップを含む請求項14記載の半導体装置の試験方法。
  18. 複数の異なるしきい値を持つメモリセルに複数のレベルのデータを書き込む書き込み回路と、
    ステップ状に増加する書き込み電圧を規定する信号を前記各レベル毎に生成する生成回路と
    を含む半導体装置。
  19. 前記生成回路は、前記書き込み電圧のステップ幅を規定する信号を前記各レベル毎に生成する回路を含む請求項18記載の半導体装置。
  20. 前記生成回路は、前記書き込み電圧のパルス幅を規定する信号を前記各レベル毎に生成する回路を含む請求項18記載の半導体装置。
  21. 前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を規定する信号を生成する回路を含む請求項18記載の半導体装置。
  22. 前記半導体装置は更に、前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出する検出回路を含み、
    前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、前記検出回路で前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出後、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を規定する信号を生成する回路を含む請求項18記載の半導体装置。
  23. 前記生成回路は、前記複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象としているとき、所定のタイミングにおける書き込み電圧をラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路にラッチされた書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧に基づいて、前記第1レベルの次の第2レベルの書き込み電圧を規定する信号を生成する回路とを含む請求項18記載の半導体装置。
  24. 前記所定のタイミングは、前記第1レベルに対する所定のプログラムベリファイをパスしたタイミングである請求項23記載の半導体装置。
  25. 前記生成回路は、前記書き込み回路を制御する制御回路である請求項18から請求項24のいずれか一項に記載の半導体装置。
  26. 異なる複数のレベルのデータを多値メモリセルに書き込む書き込み回路と、
    前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行する制御回路と
    を含む半導体装置。
  27. 異なる複数のレベルのデータを多値メモリセルに書き込む書き込み回路と、
    前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わず前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行する制御回路と
    を含む半導体装置。
  28. 前記半導体装置は更に、前記書き込み電圧が所定の電圧に達したことを検出する検出回路を含み、
    前記制御回路は、前記複数のレベルのうちの最後のレベルを書き込み対象とするとき、前記書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込み動作を実行し、前記書き込み電圧が所定の電圧に達した後は、他のレベルで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込み動作を実行する請求項26記載の半導体装置。
  29. 複数の異なるしきい値を持つメモリセルに複数のレベルのデータを書き込む書き込み回路と、
    前記書き込み回路を制御し、前記複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら第1の書き込み動作を実行し、前記第1の書き込み動作を実行しながら所定のタイミングにおける書き込み電圧を記憶し、前記第1レベルの次の第2レベルを書き込み対象として前記記憶した書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧をステップ状に増加させながら第2の書き込み動作を行う制御回路と
    を含む半導体装置。
  30. 前記半導体装置は、前記所定タイミングにおける書き込み電圧をラッチするラッチ回路を含む請求項29記載の半導体装置。
  31. 前記所定のタイミングは、前記第1レベルに対する所定のプログラムベリファイをパスしたタイミングである請求項29記載の半導体装置。
  32. 前記半導体装置は、半導体記憶装置である請求項13記載の半導体装置。
  33. 多値メモリセルの複数のレベルのうちの第1レベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、
    前記第1ステップにおける所定のタイミングの書き込み電圧を記憶する第2ステップと、
    前記第1レベルの次の第2レベルを書き込み対象として前記第2ステップで記憶した書き込み電圧に対応した初期の書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第3ステップと
    を含むデータ書き込み方法。
  34. 多値メモリセルの複数のレベルのうちの最後のレベル以外のレベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、
    前記複数のレベルのうち最後のレベルを書き込み対象として前記第1ステップで用いた書き込み電圧よりもパルス幅の長い書き込み電圧を用いて書き込みを行う第2ステップと、
    を含むデータ書き込み方法。
  35. 多値メモリセルの複数のレベルのうちの最後のレベル以外のレベルを書き込み対象として書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第1ステップと、
    前記複数のレベルのうち最後のレベルを書き込み対象として、書き込み電圧が所定の電圧に達するまでは、ベリファイ動作を行わず前記書き込み電圧をステップ状に増加させながら書き込みを行う第2ステップと
    を含むデータ書き込み方法。
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