JPWO2005049050A1 - 唾液分泌促進剤並びにこれを配合した口腔用組成物及び食品組成物 - Google Patents

唾液分泌促進剤並びにこれを配合した口腔用組成物及び食品組成物 Download PDF

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Abstract

ポリグルタミン酸又はその塩からなることを特徴とする唾液分泌促進剤。この唾液分泌促進剤は口腔用組成物や食品組成物に配合される。本発明の唾液分泌促進剤によれば、重度な口腔乾燥症に対しても口腔粘膜に潤いを与えることができる。

Description

本発明は、口腔内の乾燥を癒す唾液分泌促進剤、並びにこれを配合した口腔用組成物及び食品組成物に関する。
口腔内の乾燥は日常生活でも経験され、べとべとした不快感、会話の困難さ、口臭の発生等を伴う。更に病的になると、口腔内菌叢の変化から、う蝕、歯周疾患、粘膜の感染症等、口腔機能の不全を生ずる。従って、唾液の分泌を促進して口腔内を潤すことは、口腔を爽快に保ち、口腔疾患を予防する上で重要である。
そこで、口腔内を爽快に保ち、口腔疾患を予防するために、口腔内を潤すことが要求され、例えばWO00/56344号公報では保湿剤であるヒアルロン酸の利用が提案されている。また、積極的に唾液の分泌を促進して口腔内を潤すことも提案され、例えば、特開昭56−22719号公報には梅干しや梅酢を、特開平7−101856号公報には有機酸をそれぞれ唾液分泌促進剤として使用することが提案されている。酸味刺激による唾液分泌以外では、特開平10−182392号公報にはアオギリ科植物コーラノキ種子を、特開2002−265375号公報にはフウチョウソウ科植物バビンロウ、スイビンロウ及びセリ科植物ツボクサをそれぞれ唾液分泌促進剤として使用することが提案されている。
しかし、ヒアルロン酸には保湿作用はあるものの、積極的に唾液分泌を促進する作用は認められない。一方、上記に係る唾液分泌促進剤は多少なりとも味があるため用途が制限される。
本発明は、無味でしかも保湿作用のある唾液分泌促進剤、並びにそれを配合した歯磨、洗口剤、人工唾液、義歯安定剤、給水吸引機能付き口腔ケアシステム用溶液等の口腔用組成物、及び嚥下補助剤、チューインガム、キャンディ、ドリンク剤、グミ等の食品組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、ポリグルタミン酸及びその塩に優れた唾液分泌促進活性と保湿作用があり、しかも味がほとんど無く、口腔用組成物、食品組成物に配合してもその味を損なうことがないことを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明はポリグルタミン酸又はその塩からなることを特徴とする唾液分泌促進剤、並びにこれを配合した口腔用組成物及び食品組成物を提供する。
本発明の唾液分泌促進剤によれば、重度な口腔乾燥症に対しても口腔粘膜に潤いを与えることができる。これにより口腔内の乾燥に伴うべとべとした不快感、会話の困難さ、口臭の発生等が速やかに解消される。また、う蝕、歯周疾患、粘膜の感染症等、口腔機能の不全を予防することができる。この場合、味がほとんど無いため、口腔用組成物、食品組成物に用途制限なく配合できる。更に、本発明の唾液分泌促進剤は、納豆の粘質成分としても知られており、安全性が高く、口腔用品、食品の素材として最適である。
第1図は、実験例1における平均分子量120万のγ−ポリグルタミン酸ナトリウムの経時による累積唾液量を示すグラフである。
第2図は、実験例1における平均分子量120万のγ−ポリグルタミン酸カリウムの経時による累積唾液量を示すグラフである。
第3図は、実験例1における平均分子量30万のγ−ポリグルタミン酸ナトリウムの経時による累積唾液量を示すグラフである。
第4図は、実験例1におけるヒアルロン酸ナトリウムの経時による累積唾液量を示すグラフである。
本発明で唾液分泌促進剤として用いられるポリグルタミン酸としては、化学的に合成されるα又はγ−ポリグルタミン酸、あるいは各種菌株からの発酵生産物として得られる天然α又はγ−ポリグルタミン酸、それにその塩が使用できる。この場合、口腔用組成物、食品に配合することから天然のポリグルタミン酸が好ましく、工業的に大量生産できるγ−ポリグルタミン酸が最も好適である。ポリグルタミン酸はD体でもよいしL体でもよい。ポリグルタミン酸は水に不溶であるが、塩にすると水溶性となる。この時の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、エタノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩など、口腔用組成物、食品として使用できるものならばよい。本発明に用いられる塩の中和度は、その1質量%濃度の水溶液がpH1〜pH14の範囲で目的に応じて任意に選ぶことができる。本発明に用いるポリグルタミン酸の分子量は特に限定されないが、後述する方法によるナトリウム塩換算の重量平均分子量が1万〜500万、好ましくは2万〜400万、より好ましくは4万〜300万、更に好ましくは5万〜200万の範囲であることがよく、製品の種類により各種分子量のものを使用することができる。
特に好ましいものとしては、下記式(1)で示されるポリグルタミン酸ナトリウムが挙げられる。
Figure 2005049050
(但し、n=66〜33112、特に331〜13245の整数)
本発明の唾液分泌促進剤(ポリグルタミン酸又はその塩)を口腔用組成物、食品組成物に使用する場合、ポリグルタミン酸又はその塩は使用時の濃度が全体の0.001〜10%(質量%、以下同様)、好ましくは0.005〜7%、より好ましくは0.01〜5%、更に好ましくは0.05〜3%となるように配合することが好ましい。少なすぎると良好な効果が発揮されない場合があり、多すぎると粘度が高くなり、使用感に影響を及ぼすおそれがある。
この場合、本発明の唾液分泌促進剤の投与量は唾液分泌促進有効量であり、適宜選定されるが、一回の投与量は通常0.01〜1gの範囲であり、一日1〜6回投与することができる。
本発明の唾液分泌促進剤は、口腔用組成物(歯磨類、洗口剤、咀嚼錠、口腔用軟膏、うがい用錠剤、トローチ、人工唾液、義歯安定剤、給水吸引機能付き口腔ケアシステム用溶液など)、食品組成物(嚥下補助剤、キャンディ、チューインガム、ドリンク剤、グミなど)に配合でき、その種類、剤型に応じ、上記必須成分に加えて任意成分としてその他の公知の添加剤を配合することができる。
例えば、洗口液等の液状口腔用組成物及びペースト状口腔用組成物の場合、粘稠剤、粘結剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、香料、各種有効成分などを配合し得る。これら成分を水と混合して製造することができる。また、歯磨組成物の場合であれば、研磨剤を配合し得る。
ここで、粘稠剤としては、ソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール等の多価アルコールが挙げられる。これらの配合量は、ペースト状組成物の場合、組成物全体の5〜50%、特に20〜45%とすることが好ましい。液状組成物の場合は、0〜50%、特に1〜20%配合することができる。
粘結剤としては、カラギーナン、ヒドロキシエチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、タラガム、グアガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、ゼラチン、カードラン、アラビアガム、寒天、ペクチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、プルラン等が挙げられる。粘結剤の配合量は、剤型により調整できるが、練歯磨等のペースト状組成物では0.1〜5%、液体歯磨及び洗口剤等の液状組成物には0〜5%配合することができる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等を配合し得、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグルタメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ラウロイルサルコシンナトリウム、アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホこはく酸塩等が挙げられる。界面活性剤の配合量は、通常、組成物全体に対して0.5〜5%である。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルヒドロカルコン、ペリラルチン等が挙げられる。着色剤としては、青色1号、黄色4号、二酸化チタン等が挙げられる。防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
香料としては、1−メントール、カルボン、アネトール、リモネン等のテルペン類又はその誘導体やペパーミント油等が挙げられる。
更に、液状組成物には、エタノール等の非毒性溶剤を0〜30%、特に1〜25%配合することができる。
研磨剤としては、シリカゲル、沈降シリカ、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及び無水和物、ピロリン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤等が挙げられる。
研磨剤の配合量は、剤型により調整され、練歯磨には10〜50%、液状歯磨には0〜30%配合することが好ましい。
また、人工唾液においては、塩化カリウムを0.1〜0.2%、塩化ナトリウムを0.05〜0.1%、塩化カルシウムを0.01〜0.02%、塩化マグネシウムを0.004〜0.006%配合することができ、必要によりリン酸二カリウムを0.01〜0.05%配合させることができる。
更に、口腔用組成物を錠剤、トローチ剤等の固形製剤として調製する場合は、非毒性の賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、更に上述した界面活性剤、甘味剤、香料等を配合し得る。
賦形剤としては、セルロース及びその誘導体、スターチ及びその誘導体、糖類、糖アルコール類等が挙げられ、具体的には結晶セルロース、乳糖、白糖、マンニトール、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、ケイ酸カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム等が挙げられる。
結合剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、デキストリン、デンプン、アルファー化デンプン等が挙げられる。
崩壊剤としては、カルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスポビドン等が挙げられる。
滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ショ糖脂肪酸エステル、無水ケイ酸、軽質無水ケイ酸、フマル酸ステアリルナトリウム等が挙げられる。
なお、賦形剤の配合量は1〜10%、特に3〜5%とすることができ、結合剤の配合量は0.1〜1%、特に0.2〜0.3%とすることができる。
一方、食品組成物においても、その食品の種類に応じた食品素材が用いられる。例えば、チューインガムの場合であれば、砂糖等の糖類10〜50%、ガムベース50〜90%を含有するものとし得、キャンディ等の飴菓子の場合であれば、水飴35〜40%、砂糖60〜65%を含有するものとし得る。
以下、実験例及び実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例で、特にことわらない限り、%は質量%を示す。また、下記例で重量平均分子量Mwは、GPC法による測定値である。
GPC法
ポリグルタミン酸2mgを量り、0.1mol/Lリン酸緩衝液(約pH7.0)2mLに溶かし、試料溶液とする。別に、プルランP−82(P−10,P−50,P−200,P−1600)それぞれ2mgを量り、0.1mol/Lリン酸緩衝液2mLに溶かし、標準溶液とする。試料溶液及び標準溶液50μLにつき、次の条件でGPC試験を行い、島津C−R7A・GPCプログラムによりピークトップ分子量を求め、この値を分子量とする。
<分析条件>
検出器 :示差屈折計
プレカラム :Shodex Asahipak GS−IG 7B(昭和
電工(株)製),7.6mmID×100mm又は相当品
メインカラム:Shodex Asahipak GF−710 HQ(昭
和電工(株)製),7.6mmID×300mm+Shod
ex Asahipak GF−510 HQ(昭和電工(
株)製),7.6mmID×300mm又は相当品
カラム温度 :40℃付近の一定温度
移動相 :0.1mol/Lリン酸緩衝液
リン酸水素二ナトリウム・無水(NaHPO)7.1g及
びリン酸二水素カリウム(KHPO)6.8gを水に溶か
し、1Lとする。
流量 :0.5mL/min
測定時間 :60分
〔実験例1〕唾液分泌促進効果
γ−ポリグルタミン酸塩及びヒアルロン酸ナトリウムを各0.1%含む被検洗口液を水で調整し、下記方法により唾液分泌促進効果を評価した。
唾液分泌促進評価試験法:
試験前日に激しい運動等をして、口渇状態になっているパネル3名について、次の手順で唾液分泌量を測定した。
(1)生理食塩水20mLで30秒間洗口した。
(2)その後、唾液を喀痰処理器に吐き出しながら、蓄積された唾液量を5分毎、30分まで測定した。
(3)直後、被検液20mLで30秒間洗口した。
(4)(2)と同様に、新たに30分までの累積唾液量を測定した。
パネル3名の30分間の生理食塩水(コントロール)洗口後の唾液分泌量に対する被検液洗口後の唾液分泌量の増加率の平均を表1に示した。また、5分毎の累積唾液量経時変化を第1図〜第4図に示した。
Figure 2005049050
表1及び第1図〜第4図の結果から、γ−ポリグルタミン酸に唾液分泌促進作用が認められた。
〔実験例2〕潤い感及び味強度
表2に示した各被検体の0.1%水溶液を調製し、パネル3名が各溶液20mLで30秒間洗口し、吐き出した。15分後の口腔潤い感の強さ及び口中の清涼感を、下記の基準に従って評点し、パネル3名の合計点から評価結果を表2に示した。
Figure 2005049050
潤い感の強さの評価
評点基準:
強度 強い 弱い わずか なし
評点 3 2 1 0
評価:
評点の合計 7〜9 4〜6 1〜3 0
強度 強い 弱い わずか なし
評価 ◎ ○ △ ×
味の強さの評価
強度 なし 弱い 強い
評価 ○ △ ×
以下、処方例(実施例1〜18)を示す。なお、ポリグルタミン酸塩の中和度はいずれもpH7である。下記の口腔用組成物及び食品組成物はいずれも良好な唾液分泌促進効果を有する。
〔実施例1〕 練歯磨
沈降性シリカ 25.00%
グリセリン 25.00
ソルビット 15.00
キシリトール 10.00
ラウロイルデカグリセリンエステル 1.00
ミリスチン酸ジエタノールアミド 2.00
香料 1.00
サッカリンナトリウム 0.20
γ−ポリグルタミン酸カルシウム(Mw100万) 0.10
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例2〕 液状歯磨
水酸化アルミニウム 25.00%
グリセリン 40.00
ソルビット 15.00
カルボキシメチルセルロース(重合度=500) 0.20
プロピレングリコール 2.00
ラウリル硫酸ナトリウム 1.50
モノラウリン酸デカグリセリル 1.00
香料 1.00
サッカリンナトリウム 0.10
γ−ポリグルタミン酸ナトリウム(Mw150万) 0.10
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例3〕 口腔用軟膏
流動パラフィン 15.00%
セタノール 10.00
グリセリン 20.00
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 5.00
香料 0.50
サッカリンナトリウム 0.10
γ−ポリグルタミン酸リジン塩(Mw30万) 0.20
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例4〕 洗口液
エタノール 20.00%
香料 1.00
ポリオキシエチレン(EO60)硬化ヒマシ油 0.30
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.10
サッカリンナトリウム 0.05
γ−ポリグルタミン酸ナトリウム(Mw120万) 0.20
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例5〕 うがい用錠剤
炭酸水素ナトリウム 53.0%
クエン酸 18.0
無水硫酸ナトリウム 12.0
第2リン酸ナトリウム 10.0
ポリエチレングリコール 3.0
香料 2.0
γ−ポリグルタミン酸アンモニウム(Mw8万) 2.0
計 100.0%
〔実施例6〕 トローチ
キシリトール− 92.0%
アラビアゴム 5.0
タルク 2.0
ステアリン酸マグネシウム 0.7
γ−ポリグルタミン酸カリウム(Mw120万) 0.3
計 100.0%
〔実施例7〕 咀嚼錠
エリスリトール 85.0%
馬鈴薯デンプン 4.0
タルク 3.5
ステアリン酸マグネシウム 1.5
クエン酸 5.0
γ−ポリグルタミン酸アルギニン塩(Mw120万) 1.0
計 100.0%
〔実施例8〕 義歯安定剤(ガム状)
酢酸ビニル樹脂 60.0%
軽質炭酸カルシウム 3.0
ミツロウ 3.0
ポリプロピレングリコール 3.0
γ−ポリグルタミン酸エタノールアミン塩 1.0
(Mw150万)
60%エタノール 残部
計 100.0%
〔実施例9〕 義歯安定剤(粉末)
カルボキシメチルセルロースナトリウム 74.0%
ポリエチレンオキサイド 24.0
γ−ポリグルタミン酸(Mw30万) 2.0
計 100.0%
〔実施例10〕 義歯安定剤(ペースト状)
カルボキシメチルセルロースナトリウム 32.0%
ポリエチレンオキサイド 13.0
ワセリン 40.0
γ−ポリグルタミン酸アルギニン塩(Mw100万) 1.0
pH調整剤 0.2
香料 0.1
防腐剤 微量
色素 微量
流動パラフィン 残部
計 100.0%
〔実施例11〕 口中清涼剤
エタノール 30.0%
キシリトール 10.0
香料 2.0
ポリオキシエチレン(EO60)硬化ヒマシ油 1.5
γ−ポリグルタミン酸カリウム(Mw100万) 1.0
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例12〕 給水吸引機能付き口腔ケアシステム用溶液
グリセリン 2.0%
キシリトール 2.0
ポリオキシエチレン(EO60)硬化ヒマシ油 1.0
γ−ポリグルタミン酸エタノールアミン塩(Mw120万)0.5
pH調整剤 0.2
香料 0.2
防腐剤 微量
色素 微量
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例13〕 人工唾液
塩化カリウム 0.15%
塩化ナトリウム 0.06
塩化マグネシウム 0.005
塩化カルシウム 0.015
ヒドロキシプロピルセルロース 0.1
グリセリン 1.0
γ−ポリグルタミン酸カルシウム(Mw150万) 0.5
香料 0.02
防腐剤 微量
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例14〕 嚥下補助剤(4.5g対水100ml)
キサンタンガム 20.0%
グアガム 4.0
γ−ポリグルタミン酸アンモニウム(Mw30万) 1.0
デキストリン 残部
計 100.0%
〔実施例15〕 キャンディ
砂糖 50.0%
水飴 33.0
有機酸 2.0
香料 0.2
γ−ポリグルタミン酸ナトリウム(Mw30万) 0.1
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例16〕 チューインガム
砂糖 53.4%
ガムベース 20.0
グルコース 10.0
水飴 16.0
香料 0.5
γ−ポリグルタミン酸(Mw8万) 0.1
計 100.0%
〔実施例17〕 ドリンク剤
ブドウ糖 1.35%
果糖 1.35
乳成分 0.1
γ−ポリグルタミン酸ナトリウム(Mw8万) 0.1
塩化ナトリウム 0.029
ビタミンC 0.03
ビタミンB 0.00022
バリン 0.0384
ロイシン 0.0462
イソロイシン 0.0154
クエン酸 0.01
リンゴ酸 0.01
香料 0.01
水 残部
計 100.0%
〔実施例18〕 グミ
砂糖 40.2%
水飴 48.2
ゼラチン 8.0
果汁 2.0
クエン酸 0.5
リンゴ酸 0.5
香料 0.5
γ−ポリグルタミン酸カルシウム(Mw30万) 0.1
計 100.0%

Claims (4)

  1. ポリグルタミン酸又はその塩からなることを特徴とする唾液分泌促進剤。
  2. 請求の範囲第1項記載の唾液分泌促進剤を配合してなることを特徴とする口腔用組成物。
  3. 請求の範囲第1項記載の唾液分泌促進剤を配合してなることを特徴とする食品組成物。
  4. ポリグルタミン酸又はその塩の唾液分泌促進剤としての使用。
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