JPH10511351A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH10511351A JP8519885A JP51988596A JPH10511351A JP H10511351 A JPH10511351 A JP H10511351A JP 8519885 A JP8519885 A JP 8519885A JP 51988596 A JP51988596 A JP 51988596A JP H10511351 A JPH10511351 A JP H10511351A
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Abstract

(57)【要約】 研磨剤、粘結剤、湿潤剤、界面活性剤、弗化物イオン源、抗結石剤及び甘味剤から選ばれる一種又はそれ以上の口腔用組成物成分を含有し、そして付加的に、繰り返し単位基準で約0.1〜2%のアミノアルキルシロキサン含量を有するアミノアルキルシリコーンを含有する、ねり歯磨き、歯磨き粉、液状歯磨き剤、マウスウオッシュ、義歯清浄剤、チューインガムまたはキャンディーの形態の口腔用組成物。この組成物は、優れた清浄性能と共に、改良された抗プラークおよび抗菌活性を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 口腔用組成物 技術分野 本発明は、ねり歯磨き、歯磨き粉、液状歯磨き剤、マウスウオッシュ、義歯清 浄剤、チューインガム、キャンディーなどのような口腔用組成物の関する。特に 、本発明は高い抗プラーク活性を有すると共に、優れた清浄性能、物理的性質お よび使用中の性能特性を有する口腔用組成物に関するものである。 発明の背景 プラークは、周皮に付着したバクテリアが歯の表面に蛋白質薄膜を形成すると きに始まる。付着したバクテリアは食物組織を変化させ、再生し且つ凝集して、 プラークとして知られている粘っこい沈着物を形成する。一般に、プラークはバ クテリア、ポリサッカライドのようなバクテリア最終生成物、無機塩および唾液 蛋白からなる。プラークバクテリアは、食物の炭水化物を発酵させて、虫歯中に 生じるエナメルを脱鉱化する有機酸となる。 結石は、本質的には、燐酸カルシウム塩で鉱化されているプラークである。結 石が成長し、そして硬化するので、食物クロマゲン(dietry chromagen)の吸収 により、非常に汚れる傾向がある。これらの美しくない外観に加えて、歯肉線で の結石沈着物は歯肉炎及び歯根膜炎への寄与の源となる。プラークから生じる生 理及び健康上の問題に加えて、悪臭の第一の源が、通常の健康な口から連続して 捨てられる死んだ繊維質物質のうっ滞(retention)及びついで起こる分解であ る、という研究が報告されている。 現代の歯衛生及び義歯用製剤は、典型的には、抗プラーク及び/又は抗歯石剤 、並びに抗菌剤及び香味剤を含有している。抗菌作用は口/義歯内のバクテリア の数を減らすか、又は薄膜で捕まえたバクテリアを殺すことによりさらなる成長 及び変化を妨害して、プラークの形成に影響を与えることができた。 香味剤は、防臭作用により悪臭の問題を軽減することができる。幾つかの抗菌 剤、例えば、メントールは悪臭除去剤としても役立つ。しかしながら、抗菌剤の 効力は、その口内/義歯での保持、特にプラークが形成される歯又は義歯の表面 における保持に、大きく依存する。 公知の歯用製剤の典型的な欠点は、歯がきれいであるか、又は口が洗浄されて いる比較的短い時間しか、製剤中の抗菌剤の効果が利用できないことである。こ の問題は、歯磨き製剤がめったに使用されないこと;ほとんど、一日に一度か恐 らく二度しか使用されない、という事実により片付けられている。従って、大部 分の人がブラッシングとつぎのブラッシングの間の長い時間は最適のプラーク形 成条件を与えることとなる。 従って、長期間残存する抗菌及び/又は香味性衝撃効果を有する口腔配合物を 開発する必要性があった。 歯を被覆し、窩洞及び汚れを防止するという歯磨き剤組成物がシリコーンを含 有することは公知である。例えば、GB-A-689,679は、タール、汚れ、歯石及び食 物の粒の付着を防止し、又はそれらを歯から除去するために、オルガノポリシロ キサンを含有するマウスウオッシュを開示している。この洗浄液は、チモールの ような抗腐敗化合物及び香味剤並びに香料を含有することができる。 US-A-2,806,814は、活性化合物及びシリコーン化合物として、アミノカルボン 酸化合物の高級脂肪族アシルアミドを組み合わせて含有する歯用製剤を開示して いる。この特許には、シリコーン化合物がタール、汚れ、歯石等の付着を防止し 、それらの歯からの除去を容易にすることが提案されていることを言及している 。シリコーン化合物は活性成分の抗菌及び酸抑制活性を改善する相乗効果として 働くものと言われている。ジメチルポリシロキサンが特に効果があると言われて いる。香味性油及び/又メントールを含有してもよい。 US-A-3,624,120は、カチオン性界面活性剤、抗菌剤及び抗カリエス誘発剤とし て使用される四級アンモニウム塩を開示している。 従って、本発明は、プラーク、粘質性沈着物及びバクテリア沈着物に対して改 良された効果を有し、同時に優れた清浄性能、物理的性質、および使用中の性能 特性を与える口腔用組成物を提供するものである。 本発明は、さらに親油性化合物、例えば香味剤、生理冷却剤又は抗菌剤を含有 し、歯及び義歯への改良された永続性、効果及び/又は効力を有する口腔用組成 物を提供するものである。 発明の要約 本発明の第一の態様によれば、研磨剤、粘結剤、湿潤剤、界面活性剤、弗化物 イオン源、抗結石剤及び甘味剤から選ばれる一種又はそれ以上の口腔用組成物成 分を含有し、そして付加的に、繰り返し単位基準で約0.1〜2%のアミノアル キルシロキサン含量を有するアミノアルキルシリコーンを含有する、ねり歯磨き 、歯磨き粉、液状歯磨き剤、マウスウオッシュ、義歯清浄剤、チューインガムま たはキャンディーの形態の口腔用組成物が提供される。 本発明の他の態様によれば、ねり歯磨き、歯磨き粉、液状歯磨き剤、マウスウ オッシュ、義歯清浄剤、チューインガム、キャンディーの形態で、香味剤、生理 冷却剤又は抗菌剤から選ばれる親油性化合物および繰り返し単位基準で約0.1 〜2%のアミノアルキルシロキサン含量を有するアミノアルキルシリコーンを含 有する口腔用組成物が提供される。 ここに記載の全ての百分率および割合は、特記しない限り、全組成物の重量基 準である。 かくして、本発明の口腔用組成物は、アミノアルキルシリコーン抗プラーク剤 を含有しており、好ましい組成物は付加的に親油性化合物及び/又は研磨剤、粘 結剤、湿潤剤、界面活性剤、弗化物イオン源、抗結石剤及び甘味剤から選ばれる 一種又はそれ以上の口腔用組成物成分を含有する。これらの各々について順に論 じる。 一般的概念として、アミノアルキルシリコーンは2つの基本単位を含む式を有 する非環式疎水性アミノアルキルシリコーンから選ばれる; 1)(R1)m(R)nSiO(4-m-n)/2:式中m+nは1、2又は3であり、nは1、 2又は3であり、mは0、1又は2である;および 2)(R1)a(R2)bSiO(4-a-b)/2:) 式中a+bは1、2又は3、a及びbは 整数である; R1及びR2は、各々独立して、H、場合によりフッ素又はシアノ基で置換され ている約1〜10の炭素を有するアルキル及びアルケニル基、ヒドロキシ、アル コキシ及びアセトキシから選ばれ、例えばR1及びR2は各々独立して、メチル、 エチル、フェニル、ビニル、トリフルオロプロピル及びシアニプロピルであり、 Rは 上記式中、R3は場合によりO原子で置換又は中断されている約1〜20、好 ましくは約3〜5の炭素原子の2価のアルキレンであり、R4,R5及びR6は同 じか又は異なるもので、H、場合によりN及び/又はO原子で置換又は中断され ている約1〜20、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜4の炭素原子のア ルキルから選ばれ、X-はハロゲン化物、水酸化物及びトシレートのような1価 のアニオンであり、前記アミノアルキルシリコーンは繰り返し単位基準で、単位 (1)を約0.1〜2%、好ましくは0.5〜2%含有する。 好ましい態様においては、アミノアルキルシリコーンはアモジメチコーンを包 含する。アモジメチコーンは、アミノアルキル基を含有するポリジメチルシロキ サン重合体である。該アミノアルキル基はポリジメチルシロキサン鎖の末端の1 つ又はそれ以上に、又はペンダントとして存在する。 アミノアルキル部分Rが (CH23NH2,(CH23NHCH2CH2NH2,(CH23N(CH2C H2OH)2,(CH23NH3 +-及び(CH23N(CH32(C1837)+- から選ばれ、特に(CH23NH2及び(CH23NHCH2CH2NH2から選ば れるアミノアルキルシリコーンが好ましい。また、約5000以上、好ましくは 約5000〜約100,000、より好ましくは約5000〜約30,000の 平均分子量を有するアミノアルキルシリコーンが好ましい。 本発明での使用に適したアミノアルキルシリコーン化合物は周知である。アミ ノアルキルシリコーンの製造法は、例えばUS-A-2,930,809に記載されている。 アモジメチコーンの例としてはOSI’Magnasoft Fluidを包含する。これら の重合体は主たるポリジメチルシロキサン構造にくっついているアミノアルキル 基を含有する。Magnasoft のアミノアルキル基含有ユニットの典型的な構造は、 −OSi(Me)C36NHCH2CH2NH2 である。 アミノアルキルシリコーンは、一般に約0.01〜約25、好ましくは約0. 1〜約5、より好ましくは約0.5〜約1.5のレベルで存在する。 本発明の口腔用組成物は親油性化合物を含有することが好ましい。一般的概念 として、本発明での使用に適した親油性化合物はアミノアルキルシリコーンに溶 解する、また溶解しうる油状物質であり、そのレベルは25℃で、少なくとも約 1重量%、好ましくは少なくとも約5重量%である。好ましい親油性化合物は香 味剤、生理冷却剤及び抗菌性化合物から選ばれる。アミノアルキルシリコーンは 歯及び/又は義歯に対する親油性化合物の永続性を高める働きをし、それによっ て香味効果及び抗菌効力が高められ及び/又は維持される。 本発明での使用に適した親油性香味剤としては、冬緑油、ハナハッカ油、ベイ リーフ油、ペパーミント油、スペアミント油、クローブ油、セージ油、サッサフ ラス油、レモン油、オレンジ油、アニス油、ベンツアルデヒド、ビターアーモン ド油、樟脳、スギ葉油、マヨナラ油、シトロン油、ラベンダー油、マスタード油 、松根油、松葉油、ローズマリー油、タイム油、シナモン葉油及びそれらの混合 物から選ばれる1種又はそれ以上の香味成分を包含する。 本発明での使用に適した親油性抗菌剤としては、チモール、メントール、トリ クロサン、4−ヘキシルレゾルシノール、フェノール、ユウカリプトール、安息 香酸、過酸化ベンゾイル、ブチルパラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン 、サリチルアミド及びそれらの混合物を包含する。 本発明での使用に適した生理冷却剤としては、カルボキシアミド、メンタンエ ステル及びメンタンエーテル及びそれらの混合物を包含する。 本発明での使用に適したメンタンエーテルは下記式を有するものから選ばれる : 式中、R5は、25までの、好ましくは5までの炭素原子を有する、場合により ヒドロキシで置換されている脂肪族基であり、Xは水素又はヒドロキシであり、 これらは例えば、Takasagoという商品名でTakasago International Corp.から商 業的に入手可能である。本発明の組成物に使用するのに特に好ましい冷却剤はTa kasago10[3−l−メトキシプロパン−1,2−ジオール(MDP)]である 。MDPはl−メントールのモノグリセリン誘導体であり、優れた冷却活性を有 する。 最も有用であることがわかったカルボキシアミドは,WasonらのUS-A-4,136,16 3(1979年1月23日発行)及びRawsellらのUS-A-4,230,688(1980年10月28日発行) に記載されている。 本発明の組成物における親油性化合物のレベルは一般に、約0.01〜約10 重量%、好ましくは約0.05〜約5重量%、より好ましくは約0.1〜約3重 量%の範囲である。 ねり歯磨き、義歯清浄剤及びペーストなどの形態の組成物は、一般に粘結剤又 は増粘剤を含有する。本発明での使用に適した粘結剤としては、カルボキシビニ ル重合体、カラジーナン、ヒドロキシエチルセルロース及びセルロースエーテル の水溶性塩類、例えばナトリウムカルボキシメチルセルロース及びナトリウムカ ルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースを包含する。天然ゴム、例えばカラ ヤゴム、キサンタンガム、アラビアガム及びトラガカンスガムも使用することが できる。コロイド状マグネシウムアルミニウムシリケート及び微粉砕シリカも、 さらに組織を改良するために増粘剤の一部として使用することができる。粘結剤 /増粘剤は、全組成物当たり約0.1〜約5重量%、好ましくは約0.1〜約1 重量%の量で使用することができる。 また、組成物が空気に曝されて固化するのを防ぐために、ねり歯磨きにある種 の湿潤剤を含有させることが望ましい。ある種の湿潤剤は、ねり歯磨き組成物に 所望の甘味を与えることができる。液状歯磨き及び口腔洗浄剤も湿潤剤を含有す るこができる。適当な湿潤剤は、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、ポ リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、他の食用多価アルコール及 びそれらの混合物を包含する。湿潤剤を存在させるときは、一般に本発明の組成 物の重量当たり、約10〜約70%である。 ねり歯磨き、液状歯磨き及び液状又はペーストの形態の義歯清浄剤は、一般に 研磨艶だし物質を含有する。本発明での使用が意図される研磨艶だし物質は、象 牙質又は義歯アクリルを過剰に研磨しない物質であることができる。これらは、 例えば、キセロゲル、ヒドロゲル、エアロゲル及び沈降物を包含するシリカ、炭 酸カルシウム及びマグネシウム、オルソ−、ピロ−、メタ−及びピロ燐酸カルシ ウム、例えばオルソ燐酸二カルシウム二水和物、ピロ燐酸カルシウム、燐酸三カ ルシウム、不溶性ポリメタ燐酸ナトリウム、アルミナ及びそれらの水和物、例え ばアルファアルミナ三水和物、焼成アルミニウムシリケート及びアルミニウムシ リケートのようなアルミノシリケート、マグネシウムトリシリケートのようなマ グネシウム及びジルコニウムシリケート、および熱硬化性高分子樹脂、例えば尿 素とホルムアルデヒドの粒状縮合生成物及びその他US-A-3,070,510(1962年12月2 5日発行)に記載のものを包含する。研磨剤の混合物も使用することができる。研 磨艶だし物質は一般に約0.1〜約30ミクロン、好ましくは約5〜約15ミク ロンの平均粒子寸法を有する。 種々のタイプのシリカ歯用研磨剤は、歯のエナメル又は象牙質を過度に研磨す ることなしに、特別の義歯清浄性能及び艶だし性能を与える。このシリカ研磨剤 は沈降シリカ又はシリカゲル、例えばPaderらのUS-A-3,538,230(1970年3月2日発 行)及びDiGiulioのUS-A-3,862,307(1975年6月21日発行)に記載のシリカキセロゲ ル、例えば“Syloid”という商品名でW.R.Grace & Co,Davison Chemical Divisi onから販売されているシリカキセロゲルである。適当な沈降シリカは、J.M.Hube r Corp.より“Zeodent”という商品名で販売されているもの、特に“Zeodent119 ”の名称のシリカを包含する。これらのシリカ研磨剤はUS-A-4,340,583(1982年7 月29日発行)に記載されている。 抗プラーク剤と相性の優れた良好な清浄性能を与える観点から、炭酸カルシウ ム研磨剤が非常に好ましい。 研磨剤は、一般に約10〜約70重量%、好ましくは約15〜約25重量%の レベルで本発明の歯磨配合物に存在する。 本発明の組成物は界面活性剤も含有することができる。適当な界面活性剤は合 理的に、広いpH範囲で発泡し且つ安定なものであり、非セッケンアニオン性、 ノニオン性、カチオン性、双性イオン性及び両性の有機合成洗剤を包含する。こ れらの適当な薬剤の多くは、GieskeらのUS-A-4,051,234(1977年9月27日発行)に 開示されている。 適当な界面活性剤の例は、アルキルサルフェート;エチレンオキサイドと脂肪 酸、脂肪アルコール、脂肪アミド、多価アルコール(例えば、ソルビタンモノス テアレート、ソルビタンオレエート)、アルキルフェノール(例えば、Tergitol )及びポリプロピレンオキサイド又はポリオキシブチレン(例えばPluronics) との縮合生成物;ジメチルコカミンオキサイド、ジメチルラウリルアミンオキサ イド及びココアルキルジメチルアミンオキサイド(Aromox)のようなアミンオキ サイド;Tween 40及びTween 80(Hercules)のようなポリソルベート;ソルビタ ンステアレート、ソルビタンモノアレートなど;サルコシナート、例えばナトリ ウムココイルサルコシナート、ナトリウムラウロイルサルコシナート(Hamposyl -95 ex W.R.Grace);セチルピリジニウムクロライド、セチルトリメチルアンモ ニウムブロマイド、ジイソブチルフェノキシエトキシエチル−ジメチルベンジル アンモニウムクロライド及びココナツアルキルトリメチルアンモニウムナイトレ ートのようなカチオン性界面活性剤を包含する。 可溶性弗化物イオン源も本発明の組成物に合体することができる。適当な弗化 物イオン源は、約50〜約3500ppmの弗化物イオンを与えるのに十分な量で 使用される。好ましい弗化物は、弗化ナトリウム、弗化第一錫、弗化インジウム 、弗化亜鉛アンモニウム、弗化錫アンモニウム、弗化カルシウム及びモノフルオ ロ燐酸ナトリウムである。このような塩及びその他のものは、NorrisらのUS-A-2 ,946,735(1960年7月26日発行)及びWidderらのUS-A-3,678,154(1972年7月18日発 行)に開示されている。 本発明の組成物は抗歯石剤も含有することができる。適当な抗歯石剤としては 、EP-A-097476に記載のジ−及びテトラ−アルカリ金属ピロ燐酸塩を包含する。 特別の塩類としては、テトラアルカリピロ燐酸塩、ジアルカリ二酸ピロ燐酸塩、 トリアルカリ金属一酸ピロ燐酸塩及びそれらの混合物を包含し、該金属としては ナトリウム及びカルシウムである。該塩は水和又は無水形態の双方が有用である 。本発明において有用なピロ燐酸塩の量は有効量であればよく、一般には組成物 中にP27 -4が組成物重量当たり少なくとも1.0%、好ましくは約1.5〜約 10%、より好ましくは約3〜約6%与えられるのに十分な量である。ピロ燐酸 塩については、Kirk & OthmerのEncyclopedia of Chemical Technology,第2版, 第2巻(Interscience Publishers,1968年)に、より詳細に記載されている。 本発明に適する他の抗結石剤は亜鉛の塩類である。亜鉛塩類については、US-A -4,100,269、US-A-4,416,864、US-A-4,425,325及びUS-A-4,339,432に開示されて いる。好ましい亜鉛塩はくえん酸亜鉛である。亜鉛化合物は亜鉛イオンの重量当 たり、約0.01〜約4%、好ましくは約0.05〜約1%を与えるのに十分な 量で存在させることができる。 他の適当な抗結石剤としては、合成アニオン性重合体[ポリアクリレート及びU S-A-4,627,977に記載されているようなマレイン酸無水物又はマレイン酸とメチ ルビニルエーテルとの共重合体(例えば、Gantrez)]、ポリアミノプロパンスル ホン酸、ポリ燐酸塩(例えば、トリポリ燐酸塩、ヘキサメタ燐酸塩)、ジホスホ ン燐酸塩(例えば、EHDP,AHP)、ポリペプチド(例えば、ポリアスパラ ギン酸及びポリグルタミン酸)及びそれらの混合物を包含する。 使用することのできる甘味剤は、アスパルターム、アセスルファート、サッカ リン、デキストロース、レブロース及びナトリウムシクラメートを包含する。甘 味剤は一般に組成物重量当たり約0.005〜約2%のレベルで使用される。 本発明で使用される他の任意成分としては、水溶性抗菌剤、他のクロロヘキシ ジンジグルコネート、四級アンモニウム抗菌性化合物、および亜鉛、銅、銀及び 錫(例えば、亜鉛、銅及び第一錫塩化物、及び硝酸銀)のようなある種の金属イ オンの水溶性源;二酸化チタンのような顔料;口に許容し得る染料/着色剤、例 えばFD&C 青#1、FD&C 黄#10、FD&C 赤#40;抗酸化剤、ビタミンC 及びEのようなビタミン、第一錫塩、銅塩、ストロンチウム塩及びマグネシウム 塩のような他の抗プラーク剤;pH調整剤、尿素のような抗虫歯剤、カルシウム グリセロ燐酸塩、ナトリウムトリメタ燐酸塩、植物抽出物、硝酸カルシウム及び くえん酸カルシウムのような感受性の歯のための除感剤、およびそれらの混合物 を包含する。 典型的には、口腔用洗浄剤は、水/アルコール溶液、香味剤、湿潤剤、甘味剤 、泡立て剤、及び上記したような着色剤を含有する。 口腔用洗浄剤は0〜60重量%、好ましくは5〜30重量%のレベルでエタノ ールを含有することができる。 本発明の義歯清浄組成物は、付加的に漂白剤、有機ペルオキシ酸先駆体、起泡 発生剤、キレート剤などを含有することができる。 漂白剤は無機の過酸塩の形態をしており、アルカリ金属及びアンモニウムの過 硫酸塩、過硼酸塩、過炭酸塩及び過燐酸塩、およびアルカリ金属及びアルカリ土 類金属の過酸化物のような義歯清浄剤に使用することが公知の周知の漂白剤のい ずれかから選ぶことができる。適当な漂白剤の例は、過硫酸カルシウム、アンモ ニウム、ナトリウム及びリチウム、過硼酸一水和物及び四水和物、ナトリウムピ ロ燐酸ペルオキシ水和物、および過酸化マグネシウム、カルシウム及び亜鉛を包 含する。しかしながら、これらのもののうち、アルカリ金属過硫酸塩、過硼酸塩 及びそれらの混合物が本発明での使用に好ましく、アルカリ金属過硼酸塩が非常 に好ましい。しかも、たとえアルカリ金属過硫酸塩が不存在であっても、本発明 の錠剤組成物は優れた抗菌活性を与えることが本発明の特徴である。 全組成物中の漂白剤の量は、一般に約5%〜約70%、好ましくは約10%〜 約50%である。アルカリ金属過硫酸塩及び硼酸塩の混合物を含有する組成物中 における、過硫酸塩:硼酸塩の全体割合は約5:1〜約1:5、特に約2:1〜 約1:2である。 義歯清浄組成物は泡発生剤、即ち水の存在下で泡起により二酸化炭素又は酸素 を解放する物質を合体することもできる。泡発生剤は、酸性、中性又はアルカリ 性pH条件下で有効な発生剤から選ぶことができるが、酸性又は中性pH条件下 で有効な又は最も有効な発生剤とアルカリ性pH条件下で有効な又は最も有効な 発生剤との組み合わせからなるものが好ましい。酸性又は中性pH条件下で有効 な泡発生剤としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ ウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム又はそれらの混合物のような少なくとも 一種のアルカリ金属炭酸塩又は炭酸水素塩と、少なくとも一種の、非毒性で生理 学的に許容しうる有機酸、例えば酒石酸、フマル酸、くえん酸、リンゴ酸、マレ イン酸、グルコン酸、琥珀酸、サリチル酸、アジピン酸、スルファミン酸、フマ ル酸ナトリウム、燐酸水素ナトリウム又はカリウム、ベタインハイドロクロライ ドまたはそれらの混合物との組み合わせを包含する。これらのもののうち、リン ゴ酸が好ましい。アルカリpH条件下で有効な泡発生剤としては、過酸塩、例え ば、アルカリ及びアルカリ土類金属のペルオキシ硼酸塩及び過硼酸塩、過硫酸塩 、過炭酸塩、過燐酸塩、及び上記したようなそれらの混合物、例えばアルカリ金 属過硼酸塩(無水物、一又は四水和物)とモノ過硫酸塩(デュポン社により販売 されているCaroat)との混合物で、これはモノ過硫酸塩:硫酸カリウム:硫酸水 素カリウムの2:1:1の混合物であり、約4.5%の活性酸素含量を有するも の、を包含する。 錠剤形態の好ましい義歯清浄組成物においては、泡発生剤は水の存在下で泡起 により二酸化炭素又は酸素を放出する固体基材物質の形態を取る。固体基材物質 は、炭酸(水素)塩/酸泡発生剤の組み合わせを、場合により過硼酸塩/過硫酸 塩酸素泡発生剤と組み合わせて、合体していることが適している。発生剤の組み 合わせは、最適の洗浄剤活性及び抗菌活性を達成するための最適のpH条件およ び溶解性を達成するために価値がある。炭酸(水素)塩成分は、一般に全組成物 の約5%〜約65%、好ましくは約25%〜約55%含有する。酸成分は、一般 に全組成物の約5%〜約50%、好ましくは約10%〜約30%含有する。 本発明の義歯清浄組成物は他の公知の配合成分を補充することができる。特に 好ましい付加成分はペルオキシ酸先駆体であり、これは一般に、下記の過酸形成 試験で0.1Nチオ硫酸ナトリウムの少なくとも1.5ml滴定値を有する化合物で あると定義することができる。 試験液は1000mlの蒸留水に下記の物質を溶解して調製する: ピロ燐酸ナトリウム(Na427・10H2O) 2.5g 過硼酸ナトリウム(NaBO2・H22・3H2O) (有効酸素10.4%含有) 0.615g ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.5g 有効酸素の各原子に対して活性剤の1モル当量が導入されるように、活性剤を この溶液に60℃で加える。 活性剤の添加により得られた混合物を激しく撹拌し、60℃に維持する。添加 から5分後に前記溶液の100mlを取り出し、直ちに250gの破砕氷と15 mlの氷酢酸の混合物中へ滴下する。ついで、ヨウ化カリウム(0.4g)を加 え、直ぐに、遊離したヨウ素を澱粉を指示薬として、青色が最初に消えるまで、 0.1Nチオ硫酸ナトリウムで滴定する。使用したチオ硫酸ナトリウム溶液の量 (ml)が漂白活性剤の滴定値である。 有機過酸先駆体は、典型的には、過加水分解を受けやすい1又はそれ以上のア シル基を含有する化合物である。好ましい活性剤はアシル基R−CO(Rは約1 〜約20の炭素原子を有する炭化水素又は置換炭化水素である)を有するN−ア シル又はO−アシル化合物のものである。適当な過酸先駆体は下記のものを包含 する: (1)式:RCONR12のアシル有機アミド US-A-3,007,148に記載されているような、RCOはカルボン酸アシル基、R1 はアシル基、R2は有機残基を示す。このグループに属するものとしては次ぎの ものが包含される。 (a)N,N−アセチルアラニン及びN−アセチルフタルイミド (b)N−アシルヒダントイン、例えばN,N'−ジアセチル−5,5−ジメチ ルヒダントイン (c)N,N,N',N'−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)及び対応 するヘキサメチレンジアミン誘導体(TAHD)、(GB-A-907,356,GB-A-907,3 57及びGB-A-907,358に記載されている) (d)アシル化グリコルリル、例えばGB-A-1,246,338,GB-A-1,246,339及びGB -A-1,247,429に記載されているようなテトラアセチルグリコルリル (2)アシル化スルホンアミド、例えばGB-A-3,183,226に記載されているような N−メチル−N−ベンゾイル−メタンスルホンアミド及びN−フェニル−N−ア セチルメタンスルホンアミド (3)GB-A-836,988,GB-A-963,135及びGB-A-1,147,871に記載されているような カルボン酸エステル このタイプの化合物の例は、酢酸フェニル、アセトキシベンゼンスルホン酸ナ トリウム、トリクロロエチル酢酸、ソルビトール六酢酸、フラクトース五酢酸、 p−ニトロベンツアルデヒド二酢酸、イソプロペニル酢酸、アセチルアセトヒド ロキサム酸及びアセチルサルチル酸を包含する。他の例は、フェノール又は置換 フェノールとα−クロロ化低級脂肪族カルボン酸のエステル、例えばクロロアセ チルフェノールとクロロアセチルサリチル酢酸(US-A-3,130,165に記載) (4)一般式AcL(Acは、アシル基又は場合により置換されている直鎖又は 分岐鎖のC6−C20のアルキル、又はアルケニル基、又はC6−C20のアルキル置 換アリール基を含有する有機カルボン酸であり、Lは分離される基である)を有 し、その共役酸のpKaは4〜13の範囲であり、例えばオキシベンゼンスルホ ン酸又はオキシ安息香酸である、カルボン酸エステル。このタイプの好ましい化 合物は下記のものである: (a)AcがR3−COであり、R3が6〜20、好ましくは6〜12、より好 ましくは7〜9の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、その際 カルボニル炭素から延びており且つ該炭素を含む最長の直鎖アルキルは5〜18 、好ましくは5〜10の炭素を含有し、R3は場合によりCl,Br,OCH3又 はOC25により(好ましくはカルボニル基のα位置で)置換されている。この 分類の例は、3,5,5−トリメチルヘキサノイルロキシベンゼンスルホン酸ナ トリウム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルロキシ安息香酸ナトリウム、2 −エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ノナノイルオキシ ベンゼンスルホン酸ナトリウム及びオクタノイルオキシベンゼンスルホン酸ナト リウムを包含し、これらに存在するアシルオキシ基はp−置換されていることが 好ましい。 (b)Acが式R3(AO)mXAであり、R3がアルキル部分中に6〜20、 好ましくは6〜15の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルカ リールであり、R3は場合によりCl,Br,OCH3又はOC25により置換さ れており、AOはオキシエチレン又はオキシプロピレンであり、mは0〜10で あり、XはO,NR4又はCO−NR4であり、AはCO,CO−CO,R6−C O,CO−R6−CO又はCO−NR4−R6−CO(R4はC1〜C4のアルキル及 びR6はアルキレン又はアルケニレン部分中に1〜8の炭素原子を有するアルキ レン、アルケニレン、アリーレン又はアルカリーレンである)。このタイプの漂 白活性剤としては、式:R3(AO)mOCOLのカルボン酸誘導体、式:R3O CO(CH22COLの琥珀酸誘導体、式:R3OCH2COLのグリコール酸誘 導体、式:R3OCH2CH2COLのヒドロキシプロピオン酸誘導体、式:R3O COCOLの蓚酸誘導体、式:R3OCOCH=CHCOLのマレイン酸及びフ マール酸誘導体、式:R3CONR1(CH2)6COLのアシルアミノカプロン酸誘 導体、式:R3CONR1CH2COLのアシルグリシン誘導体及び式:R3N(R1 )CO(CH24COLのアミノ−6−オキソカプロン酸誘導体を包含する。上 記において、mは0〜10が好ましく、R3はmが0のときはC6〜C12、より好 ましくはC6〜C10であり、mが0でないときはC9〜C15が好ましい。分離され る基Lは上記定義のとおりである. (5)アシル−シアヌレート、例えばUS-A-3,332,882に記載されているようなト リアセチル−又はトリベンゾイルシアヌレート (6)場合により置換されている安息香酸又はフタル酸の無水物、例えば安息香 酸無水物、m−モノクロロ安息香酸無水物又はフタル酸無水物 上記のうち、1(c)及び4(a)タイプの有機過酸先駆体が好ましい。 ペルオキシ酸漂白先駆体を存在させるときは、全組成物重量当たり好ましくは 約0.1%〜約10%、より好ましくは約0.5%〜約5%であり、一般に漂白 先駆体の凝集物の形態で添加される。 本発明での使用に好ましい漂白先駆体は、一般にその重量で約5%〜約40% 、特に約10%〜約30%のレベルで粘結剤又は凝集剤を含有する。適当な凝集 剤としては、ポリビニルピロリドン、分子量20,000〜500,000のポリ(オキシエ チレン)、分子量約1000〜50,000のポリエチレングリコール、分子量4000〜20,0 00のCarbowax、ノニオン性界面活性剤、脂肪酸、カルボキシメチルセルロースナ トリウム、ゼラチン、脂肪アルコール、燐酸塩及びポリ燐酸塩、粘土、アルミノ シリケート及び高分子ポリカルボキシレートを包含する。上記のうち、ポリエチ レングリコールが非常に好ましく、特に分子量約1000〜約30,000、好ましくは約 2000〜約10,000の高分子量のものが好ましい。 最適の溶解性及びpH特性の観点から、ペルオキシ酸漂白先駆体をその重量で 約10%〜約75%、好ましくは約20%〜約60%;炭酸(水素)/酸泡発生 剤の組み合わせを約5%〜約50%、好ましくは約10%〜約40:および凝集 剤を約5%〜約40%、好ましくは約10%〜約30%含有する漂白先駆体凝集 物が好ましい。 最終の漂白先駆体粒状物は約500〜約1500μm、好ましくは約500〜 約1000μmの平均粒度を有することが好ましく、これは最適の溶解性能及び 美観の観点から価値がある。さらに、漂白先駆体凝集物のレベルは組成物の重量 で約1%〜約20%、より好ましくは約5%〜約15%である。 本発明の義歯清浄組成物はペースト、錠剤、顆粒又は粉末の形態であることが できるが、本発明では錠剤形態の組成物が非常に好ましい。錠剤形態の組成物は 単層又は複層錠剤であることができる。 本発明の義歯清浄組成物は、このような配合において通常の他の成分、特に界 面活性剤、キレート剤、酵素、香味剤、生理冷却剤、抗菌性化合物、染料、甘味 剤、錠剤粘結剤及び充填剤、ジメチルポリシロキサンのような消泡剤、脂肪酸糖 エステルのような泡安定化剤、防腐剤、タルクのような潤滑剤、ステアリン酸マ グネシウム、微細な非晶性熱分解法シリカなどを補充することができる。最終組 成物の遊離湿分は約1%以下、特に約0.5%以下が望ましい。 本発明での使用に適した錠剤粘結剤及び充填剤は、ポリビニルピロリドン分子 量20,000〜500,000のポリ(オキシエチレン)、分子量約1000〜約50,000のポリ エチレングリコール、分子量4000〜20,000のCarbowax、ノニオン性界面活性剤、 脂肪酸、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ゼラチン、脂肪アルコール、 粘土、高分子ポリカルボキシレート、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、水酸化 カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム炭酸塩、硫酸ナトリウム、 蛋白質、セルロースエーテル、セルロースエステル、ポリビニルアルコール、ア ルギン酸エステル、凝コロイド性の植物脂肪物質を包含する。上記のうち、ポリ エチレングリコールが非常に好ましく、特に分子量約1000〜約30,000、好ましく は約12,000〜約30,000のものが好ましい。 本発明の義歯清浄組成物に使用される界面活性剤は、乾燥状態又は溶液中で義 歯清浄剤の他の成分と相溶性のある、使用可能な多くのものから選ぶことができ る。このような材料は、それが内歯の表面に浸透することを助けることにより組 成物の他の成分の効果を改良するものと考えられる。また、これらの材料は歯に くっついている食物のくずの除去を助ける。ラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウ リルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム又はスルホ琥珀酸 ドデシルナトリウム又はスルホ琥珀酸リシノレイルナトリウムのような乾燥粉末 又は顆粒状アニオン性界面活性剤の0.1〜5重量%が、例えば組成物中に含ま れることができ、界面活性剤を好ましくは組成物の0.5〜4%含有する。 適当なカチオン性、ノニオン性及び両性界面活性剤としては、例えばセチルト リメチルアンモニウムブロマイドのような四級アンモニウム化合物、エチレンオ キサイドとプロピレンオキサイドのようなアルキレンオキサイドと脂肪アルコー ル、フェノール、脂肪アミン又は脂肪酸アルカノールアミドとの縮合生成物、脂 肪酸アルカノールアミドそれ自身、長鎖(C8〜C22)脂肪酸と多価アルコール 又は糖のエステル、例えばグリセリルモノステアレート又はサクロースモノラウ レート又はソルビトールポリオキシエチレンモノ−又はジステアレート、ベタイ ン、スルホベタイン又は長鎖アルキルアミノカルボン酸を包含する。 キレート剤は、溶液中でカルシウムイオン、マグネシウムイオン、及び重金属 カチオンのような金属イオンを保持することにより、清浄及び漂白安定性を有利 に助ける。適当なキレート剤の例としては、トリポリ燐酸ナトリウム、ピロ燐酸 水素ナトリウム、ピロ燐酸テトラナトリウム、ニトロトリ酢酸及びエチレンジア ミンテトラ酢酸及びその塩のようなアミノポリカルボン酸塩、及びヒドロキシエ タンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレント リアミンペンタメチレンホスホン酸及びその塩のようなアミノポリホスホ酸塩及 びポリホスホン酸塩を包含する。選択されるキレート剤は、それが乾燥状態又は 水溶液であるとき義歯清浄剤の他の成分と相溶性でなげればならないことを除き 、制限はない。有利には、キレート剤は組成物の重量当たり0.1〜60%、好 ましくは0.5〜30%をである。しかしながら、ホスホン酸キレート剤は組成 物の重量当たり約0.1%〜約1%、好ましくは約0.1%〜約0.5%である 。 本発明での使用に適する酵素としては、プロテアーゼ、アルカラーゼ、アミラ ーゼ、リパーゼ、デキストラナーゼ、ムタネーゼ、グルカナーゼ等が例示される 。 下記の実施例は、本発明の範囲内の好ましい態様をさらに説明し、実証するも のである。 実施例I〜V 下記のものは本発明による代表的な義歯清浄錠剤である。百分率は全錠剤の重 量当たりである。該錠剤は、粒状成分の混合物を約105kPaの圧力で圧縮す ることにより製造される。 上記実施例I〜Vにおいて、錠剤の全体重量は3gであり、直径は25mmで ある。 実施例I〜Vの義歯清浄錠剤は、優れた凝集性及び他の物理的性質及び使用中 の性能特性と共に、改良されたプラーク、洗浄及び抗菌活性を示す。 実施例VI〜VIII 下記の実施例は、本発明による代表的な練り歯磨き/義歯清浄ペーストである 。百分率は全組成物の重量当たりである。 実施例VI〜VIIIの練り歯磨き/義歯洗浄ペーストは、優れた洗浄性と共に、改 良されたプラーク、香味効果及び抗菌活性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.研磨剤、粘結剤、湿潤剤、界面活性剤、弗化物イオン源、抗結石剤及び甘 味剤から選ばれる一種又はそれ以上の口腔用組成物成分を含有し、そして付加的 に、繰り返し単位基準で約0.1〜2%のアミノアルキルシロキサン含量を有す るアミノアルキルシリコーンを含有する、ねり歯磨き、歯磨き粉、液状歯磨き剤 、マウスウオッシュ、義歯清浄剤、チューインガムまたはキャンディーの形態の 口腔用組成物。 2.前記アミノアルキルシリコーンが、2つの基本単位を含む式を有する非環 式疎水性アミノアルキルシリコーンである請求項1記載の組成物: 1)(R1)m(R)nSiO(4-m-n)/2: 式中m+nは1、2又は3であり、nは1 、2又は3であり、mは0、1又は2である;および 2)(R1)a(R2)bSiO(4-a-b)/2: 式中a+bは1、2又は3、a及びbは 整数である; R1及びR2は、各々独立して、H、場合によりフッ素又はシアノ基で置換され ている約1〜約10の炭素を有するアルキル及びアルケニル基、ヒドロキシ、ア ルコキシ及びアセトキシから選ばれ、Rは 式中、R3は場合によりO原子で置換又は中断されている約1〜20の炭素原子 の2価のアルキレンであり、R4,R5及びR6は同じか又は異なるもので、H、 場合によりN及び/又はO原子で置換又は中断されている約1〜20の炭素原子 のアルキルから選ばれ、X-は1価のアニオンであり、前記アミノアルキルシリ コーンは繰り返し単位基準で単位(1)を約0.1〜2%を含有する。 3.前記アミノアルキルシリコーンが、少なくとも約5,000、好ましくは 約5,000〜約100,000の分子量を有する請求項2記載の組成物。 4.前記アミノアルキルシリコーンを約0.01重量%〜約25重量%、好ま しくは約0.1重量%〜約5重量%含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載 の組成物。 5.シリカ、アルミナ、アルミノシリケート、マグネシウムシリケート、ジル コニウムシリケート、オルソ−、ピロ−、メタ−及びポリ燐酸カルシウム、炭酸 カルシウム及マグネシウム、不溶性メタ燐酸塩、および熱硬化性高分子樹脂から 選ばれる歯用研磨剤を約10重量%〜約70重量%含有する請求項1〜4のいず れか一項に記載の組成物。 6.50〜3500ppmの弗化物イオンを与えるのに十分な量の弗化物イオン 源を含有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。 7.約0.1重量%〜約1重量%の粘結剤を含有する請求項1〜6のいずれか 一項に記載の組成物。 8.口腔用組成物中の抗プラーク剤として、繰り返し単位基準で約0.1〜2 %のアミノアルキルシロキサン含量を有するアミノアルキルシリコーンの使用。 9.前記口腔用組成物が義歯清浄組成物である請求項8記載による使用。
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