JPS634864Y2 - - Google Patents

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JPS634864Y2
JPS634864Y2 JP16974482U JP16974482U JPS634864Y2 JP S634864 Y2 JPS634864 Y2 JP S634864Y2 JP 16974482 U JP16974482 U JP 16974482U JP 16974482 U JP16974482 U JP 16974482U JP S634864 Y2 JPS634864 Y2 JP S634864Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
cam
closure
main body
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JP16974482U
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JPS5972369U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止弁付ガスコツク、特に、過
流出防止弁を閉子内に内蔵させ、閉子の回動によ
りリセツト部材を昇降させてリセツトする機構に
関する。
過流出防止弁付のガスコツクとして、実願昭57
−131500号のものをすでに提案しているが、これ
は、コツク本体1に内蔵される閉子4内に過流出
防止弁の主体5を同軸に設け、該主体はその上端
(下流端)の開口部を弁座口6とし、この弁座口
に昇降自在の弁体7を被冠させ、この弁体の下端
をコツク本体1の固定部とカム対偶するカム部と
し、該弁体を閉子4の下端部とすすみ対偶させて
該閉子と共に一体回動できるようにしたものであ
る。
このものでは、前記カム対偶による弁体7のリ
フト量は少なく、該弁体開弁時の開放度合を大き
くできない。
これは、一つには、過流出防止弁の作動不良を
防止するためには、弁体7の開閉動作は閉子4の
半開位置を避けて該閉子の全開位置近傍の回動域
で行う必要があり、これを実現するためには、閉
子の小さな回動角度で十分に弁体を持ち上げる必
要があることに原因があり、他方、一つのカム対
偶要素では、原動側から従動側に伝動させる場
合、カム対偶部の円滑作動の観点からは該カム対
偶部の傾斜度合を一定以下にする必要があり、一
つのカム対偶要素のみから成る上記弁体昇降機構
では十分なリフト量が得られないことによる。
従つて、上記従来のものでは、弁体7の開度は
少なく、閉子内の過流出防止弁を介するガス流の
圧力損失が大きい。かかる圧力損失の増大は、過
流出防止弁の作動不良、特に、供給ガス圧が低い
状態で不良作動等を招来することがある。
本考案はかかる点に鑑みて成されたものであ
り、カム対偶による弁体のリフト量を大きくする
ことを課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、弁体をコツク本体との関係に於いてすすみ対
偶させると共に、該弁体の下端部をカム部とし、
閉子とその下端部ですすみ対偶させた環状体をコ
ツク本体内に回動自在に設け、コツク本体の閉子
下端との対向部に固定カム部を設け、前記環状体
と一体又は別体のカム手段の上部を前記弁体のカ
ム部に、下部を前記固定カム部にそれぞれ対偶さ
せるようにしたことである。
本考案の上記技術手段によれば、環状体は閉子
に嵌合して両者はすすみ対偶状態にあり、これの
カム手段は、過流出防止弁の主体に昇降自在に外
嵌し且固定部にすすみ対偶する弁体の下端部、及
びコツク本体に設けた固定カム部の両者に対接す
る。従つて、閉子の開回動により環状体又はカム
手段が下方の固定カム部との対偶により持ち上げ
られ、他方、弁体は、弁体下端と前記カム手段と
の対偶により持ち上げられる。これにより、弁体
のリフト量は、上記二つのカム対偶による持ち上
げ量の和となる。
一つのカム対偶によるリフト量は、カム面の傾
斜度等から、ある制限があるが、上記のように二
つのカム対偶によるリフト量の和を弁体のリフト
量としたから、このリフト量を大きく設定するこ
とができる。従つて、弁体の不完全開による過流
出防止弁の不良作動も防止できる。
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて
説明する。
この実施例のガスコツクでは、コツク本体1に
下方のガス入口2から側方のガス出口3に致る流
路が形成される形式のものであり、同様に、該流
路中に挿入される閉子4にも下方から側方に致る
通過孔が形成され、その縦方向の孔部は過流出防
止弁の筒状主体5及び該筒状主体上端の弁座口6
を開閉する弁体7を収容する弁室8となつてい
る。
この弁体は、下端開放の筒状体で、上端頂壁9
の内面が弁部10となり、これが筒状主体の上端
の開口端に当接する。弁体7の前記弁部の下方の
胴部には、一又は複数の開口部11,11が設け
られ、他方、胴部下部には一対の縦溝12,12
が設けられ、該縦溝には固定カム部に相当するカ
ム筒20の突片23,23が嵌入し、該弁体はこ
のカム筒20とすすみ対偶している。また、弁体
7の胴部下端には一対の突起24,24が設けて
ある。
前記弁体は過流出防止弁の筒状主体5に摺動自
在に外嵌し、通常は、閉子4の弁室8の上壁13
と弁体7間に介装した圧縮バネ14により常閉状
態にある。また、閉子4にはこの下端に筒部15
が連設され、該筒部には互いに対称に位置し且下
端に開放の一対のスリツト16,16が軸線方向
に開設されている。これらスリツトには後述の回
動板30に設けた一対の脚片31,31が昇降自
在に嵌合し、閉子4と該回動板とが一体的に回動
するようになつている。
コツク本体1の下部には、内方に張り出し且過
流出防止弁の筒状主体5を螺着するためのつば部
17と閉子4の筒部15によりはさまれる空室1
8が設けられており、筒状主体5の取付状態では
該空室は環状空室となる。この空室の外径は上方
の閉子収容部より小径に設定されており、ガス出
口3から外れた位置の側壁に縦溝19が形成され
ている。
この空室には、固定カム部に対応するカム筒2
0が収容され、この収容状態で該カム筒は過流出
防止弁の筒状主体5に外嵌すると共にカム筒20
の脚部に突設した突出部21が前記空室側壁の縦
溝19に嵌入係合する。
前記カム筒と弁体7の突起24,24との間に
は、環状の上記回動板30が介装され、該回動板
には前記カム筒及び突起24,24と対接する一
対のカム部32,32が形成されている。
これらカム筒の関係をさらに詳述すると、カム
筒20のカム部22,22は弁体7の突起24,
24の下方に位置し、他方、回動板30のカム部
32,32は閉子4の全開位置で前記カム部及び
突起24,24と一致するようにしてあり、各カ
ム部は山部Aと斜面部Bとから構成され、山部と
山部あるいは山部と突起とが一致した時点で回動
板30及び弁体7が最も上昇した状態となる。
上記した実施例のものでは、閉子4を開回動す
ると、回動板30が該閉子と一体回動し、該閉子
の全開位置で、回動板30の上面のカム部32,
32が弁体7の突起24,24と一致して該弁体
を持ち上げ、同時に、回動板30の下面側のカム
部32,32が下方の固定状態にあるカム筒20
のカム部22,22と一致して該回動板30も持
ち上げられた状態となる。
従つて、閉子4の全開位置では、弁体7は、突
起24と回動板30とのカム対偶によるリフトと
回動板30自体のリフトとの和に相当するリフト
量で持ち上げられることとなる。
尚、上記実施例では、回動板30に直接カム部
32,32を設ける構成としたが、カム部32を
ボールに置き換え、該ボールを回動板30に回動
自在に保持させ、該回動板を閉子4の下部とすす
み対偶させる構成としてもよく、これによつても
同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案実施
例の断面図、第3図はその要部の分解図であり、
図中、 4……閉子、5……筒状主体、7……弁体、1
2……縦溝、20……カム筒、22……カム部、
23……突片、24……突起、30……回動板、
31……脚片、32……カム部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子の通過孔内に該閉子と同軸の過流出防止弁
    を内蔵し、該過流出防止弁の主体の弁座口の上方
    から弁体を対接させ、該弁体の前記弁座口を閉鎖
    すべく付勢させると共に閉子と該弁体とをカム機
    構を関連させて閉子の全開位置への回動により前
    記弁体を開弁させるべく形成したものに於いて、
    弁体をコツク本体との関係に於いてすすみ対偶さ
    せると共に、該弁体の下端部をカム部とし、閉子
    とその下端部ですすみ対偶させた環状体をコツク
    本体内に回動自在に設け、コツク本体の閉子下端
    との対向部に固定カム部を設け、前記環状体と一
    体又は別体のカム手段の上部を前記弁体のカム部
    に、下部を前記固定カム部にそれぞれ対偶させる
    ようにした過流出防止弁付ガスコツク。
JP16974482U 1982-11-08 1982-11-08 過流出防止弁付ガスコツク Granted JPS5972369U (ja)

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JP16974482U JPS5972369U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 過流出防止弁付ガスコツク

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JP16974482U JPS5972369U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 過流出防止弁付ガスコツク

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Publication Number Publication Date
JPS5972369U JPS5972369U (ja) 1984-05-16
JPS634864Y2 true JPS634864Y2 (ja) 1988-02-08

Family

ID=30370755

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JP16974482U Granted JPS5972369U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 過流出防止弁付ガスコツク

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JPH0443650Y2 (ja) * 1986-07-22 1992-10-15

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JPS5972369U (ja) 1984-05-16

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