JPH056463Y2 - - Google Patents

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JPH056463Y2
JPH056463Y2 JP14020188U JP14020188U JPH056463Y2 JP H056463 Y2 JPH056463 Y2 JP H056463Y2 JP 14020188 U JP14020188 U JP 14020188U JP 14020188 U JP14020188 U JP 14020188U JP H056463 Y2 JPH056463 Y2 JP H056463Y2
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【考案の詳細な説明】 [利用分野] 本考案は、過流出防止弁付きガスコツク、特
に、過流出防止弁の弁座口部が閉子内に位置する
ように過流出防止弁を配設して、この弁座口を閉
塞する弁体を閉子と連動するカム機構によつて開
閉させるとともに、この開閉タイミングを閉子の
それと所定の関係に設定した型式の過流出防止弁
付きガスコツクに関するものである。
そして、この考案は、カム機構部の従動側と一
体的に移動する弁体と弁座口との対接状態を改善
することにより、閉弁性能を向上させるものであ
る。
[従来技術及びその問題点] 過流出防止弁の弁座口に弁体を対接させ、これ
を閉子と連動するカム機構によつて開閉するよう
にした過流出防止弁付きのガスコツクとして、す
でに、実開昭62−143881号公報に記載のものを提
案した。
この従来のものは、第9図〜第10図に示すよ
うな構成で、コツク本体1に回動自在に収容した
閉子10内に小径端部からその胴部に開放する逆
L字状の通過孔を形成し、コツク本体1内のガス
通路の閉子収容部の上流側(下方)に配設固定し
た過流出防止弁の主体2を前記通過孔内に没入す
るように配設し、この主体2の上端に形成した弁
座口20に弁体5を対接させ、この弁体5を閉子
10とすすみ対偶させるとともに、この弁体5の
一部を主体2の基端部の外周に配設固定したカム
筒22及びこれに回動自在に対偶する回動リング
30に連動させ、さらに、前記弁体5と閉子10
との間に弁体5の閉弁付勢力を付与する第1バネ
61を介装し、他方の回動リング30と主体2の
基端部平面との間に第2バネ62を介装したもの
である。
このものでは、第10図のように動作し、前記
回動リング30は弁体5の一部とその内周側で上
下方向に係合しており、弁体5は、カム筒22と
回動リング30とによつて構成されるカム機構及
び第1、第2バネ61,62の作用により、閉子
10の回動に応じて昇降せしめられる。そして、
この昇降によつて弁体5が開閉され、しかも、こ
の開閉タイミングは閉子10の開閉に適合させて
所定のタイミングに設定されている。従つて、こ
の従来のものでは、閉子10が全閉位置から全開
位置に開回動するとき、全開位置直前で第2バネ
62の付勢力によつて弁体5が開弁し、逆に、全
開位置から閉回動するときには、全開位置から僅
かに離れた位置で第1バネ61の付勢力によつて
弁体5が弁座口20に対接して閉弁する。このよ
うに、閉子10が全開位置の近傍に達した時点で
弁体5が開閉することから、閉子10が半開状態
に維持されてもガスコツク内の流路が弁体5によ
つて遮断され、閉子10が全開位置近傍にあつて
ガスコツク内のガス通過量が全開流量値に達した
時点で弁体5が開弁することから、ガスコツク内
の通路が開放状態にあるときには、ガス通過量不
足の状態が生じないこととなる。この結果、過流
出防止弁がガス通過量不足の状態で不完全な作動
をすることがなく、ガスコツクの下流側で過流出
状態が生じると、確実に過流出防止弁が作動する
こととなる。
ところが、この従来のものでは、弁体5の作動
不良が生じ易いという問題がある。
これは、筒状のスカート部53が主体2の胴部
に外嵌して相互に円筒対偶状態にあるとともに、
この弁体5と前記スカート部53とが一体に形成
されているから、スカート部53に傾きが生じた
場合に弁体5の下面と弁座口20とが平行に対接
しないこととなるからである。そして、この結
果、弁体5と弁座口20との間に隙間が生じて閉
弁不良を生じるのである。
《第1請求項の考案について》 [技術的課題] 本考案は、このような、『コツク本体1内の閉
子10に形成した通過孔内に、この閉子10の下
方上流側のガス通路に配設固定した過流出防止弁
の主体2の下流側部分を没入させ、前記主体2の
弁座口20を閉塞する弁体5のスカート部53を
主体2の胴部に昇降自在に外嵌させ、主体2の基
端外周に配設したカム部と対偶してその出力端が
回転昇降するカム機構を具備させ、このカム機構
を閉子10の回転に応じて動作させて弁体5を開
閉させるようにした過流出防止弁付きガスコツ
ク』において、弁体5と閉子10との間に介装さ
れるカム機構の弁体開閉方向の移動部材が弁体5
の開閉方向に傾斜した状態で移動しても弁体5の
閉弁不良が生じないようにするため、前記移動部
材の姿勢が傾斜状態にあつても、弁体5と弁座口
20とが全周において確実に対接するようにする
ことをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『主体2の上端の弁座口20の外
周に弁体5に対接する環状のシート体23を装着
し、このシート体23の上端を弁座口20の上端
より上方に突出させ、このシート体23を弾性材
料によつて構成し、前記シート体23に弁体5の
下面が対接するようにした』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
弁体5は従来のものと同様に閉子10の回動に
応じてカム機構の作用により昇降せしめられる。
すなわち、閉子10の回動に応じて弁体5が開閉
することとなる。この開閉動作の際、弁体5と一
体または別体の昇降移動部材によつてこの弁体5
が開閉駆動されることとなるが、この昇降移動部
材が傾斜姿勢にあるとき、弁体5の下面がシート
体23の上端に傾斜状態で対接することとなる
が、このシート体23が弾性材料で構成されてい
ること、及び、このシート体23の上端が弁座口
20の上端よりも上方に位置することから、この
シート体23が弁体5の傾斜姿勢に倣つた状態に
変形して弁体5の下面と対接する。すなわち、弁
体5とシート体23とが全周において確実に対接
することとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
弁体5と一体又はこれに連動する昇降移動部材
が傾斜姿勢で移動し、弁体5が傾斜姿勢で弁座口
20を閉塞したとしても、シート体23が弁体5
と全周にわたつて対接するから、この対接によつ
て確実に弁体5が閉弁することとなり、弁体5の
閉弁不良が生じないものとなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第5図に基
いて説明する。
この実施例のものでは、既述従来の過流出防止
弁付きガスコツクと基本的には同様の機構を採用
するが、各部の詳細を第1図、第2図に従つて説
明する。
先ず、弁体5にはこれと一体の筒状のスカート
部53が連設されており、このスカート部53の
上端を閉塞板状部分が弁体5となる。そして、こ
のスカート部53の上部で弁体5の下方には通過
孔へのガス出口となる一対の開口が形成されてい
る。
又、このスカート部53を閉子10とすすみ対
偶させるため、スカート部53の胴部の一部に第
2図のように、突起54が形成され、他方の閉子
10の通過孔の内周面には上下方向のガイド溝1
2が形成され、前記ガイド溝12と突起54とが
相互に嵌合する。さらに、このスカート部53に
は回動リング30と対偶する一対の第1開口カム
部3a,3aが、このスカート部53の下部に相
互に反対する位置に形成されており、この第1開
口カム部3aはスカート部53の軸線に並行な縦
孔部31とこれに続き且つ円周方向の一方に伸る
横孔部32とからなり、この第1開口カム部3
a,3aに前記回動リング30の内面に突出させ
た一対の突起36,36が移動自在に嵌入してい
る。
前記回動リング30は主体2の基端部外周に配
設したカム筒22と対偶してカム機構を構成す
る。このため、カム筒22の基端部には一対の第
2開口カム部3b,3bが形成され、この第2開
口カム部3b,3bに回動リング30の外周面に
具備させたカム突起21,21が各別に嵌入して
いる。この第2開口カム部3bは、第4図のよう
に、円周方向の長孔部34と、この長孔部34の
一端に形成され且つ傾斜辺37を具備する広幅部
35とから構成され、前記カム突起21,21が
前記第2開口カム部3b,3bの上辺に沿つて移
動する。
従つて、閉子10の回動によつてスカート部5
3が回動せしめられると、これと突起36,36
との係合関係に応じて回動リング30が回動し、
この回動リング30の昇降タイミングが第1、第
2開口カム部3a,3bとの相関関係によつて決
定される。
尚、この回動リング30の上昇付勢力は主体2
の基端部との間に介装された第2バネ62によつ
て付与されており、さらに、回動リング30の回
動を円滑化するため、第2バネ62の上端と回動
リング30との間に補助リング63を介装してあ
る。他方、弁体5の閉弁力を付与するため、この
弁体5の上面と閉子10の通過孔の頂壁との間に
第1バネ61が介装されている。
尚、閉子10が全閉位置にあつて弁体5が閉弁
状態にあるときには、カム突起21は長孔部34
における広幅部35の反対側の端部に位置し、
且、他方の突起36は横孔部32における縦孔部
31の反対側の端部に位置するように設定されて
おり、このときの各部の位置が初期位置であり、
突起36が縦孔部31に杆入したカム突起21が
広幅部35の上端に位置した状態が各部の最終位
置である。
又、この実施例では、横孔部32の初期位置側
の端部にはその下部に切込部38が形成され、こ
の切込部38は弁体5が何らかの異常によつて開
弁状態に維持されたときに突起36の侵入を許容
するものである。
さらに、カム筒22には、上端開放部から回動リ
ング30を挿入できるようにするため、長孔部3
4,34の初期位置側に続く部分に上端に開放す
る溝部39,39が所定の位置に形成されてい
る。従つて、この実施例では、予め第2バネ62
及び補助リング63をこの順序で主体2の胴部に
外嵌させ、回動リング30とスカート部53とを
組合せた状態でカム突起21,21が前記溝部3
9,39と一致するように組込んでカム突起2
1,21を初期位置に回動させると各部が初期位
置に設定され、この状態のスカート部53の突起
54をガイド溝12に一致させて第1バネ61を
介在させた状態で閉子10を組込むと第4図に示
すように、各部がコツク本体1内に連動状態に組
立られることとなる。
尚、この実施例においては、第3図の如く、主
体2の上端の弁座口20の外周には、シート体2
3が嵌着されており、このシート体23を既述の
ように弾性材料で構成するとともにその上端を弁
座口20の上端よりも上方に突出させている。
又、過流出防止弁作動後の球弁24の弁体5によ
る押し込みを可能にするため、前記突出量は、球
弁24が弁座口20に嵌入したときの突出量との
関連で所定の値に設定してある。
上記構成の実施例の過流出防止弁付きガスコツ
クでは、各部が初期位置にある状態から、閉子1
0を全開方向に開回動させると、回動リング30
の突起36,36と横孔部32との端部との係合
により回動リング30が回動せしめられ、この回
動リング30のカム突起21,21が長孔部3
4,34の上辺に沿つて移動し、この状態では、
第2バネ62の付勢力は回動リング30によつて
受け止められ、弁体5には作用せず、弁体5は第
1バネ61の閉弁付勢力によつて閉弁状態に維持
されている。(第5図A,B参照) 次いで、カム突起21,21が広幅部35の傾
斜辺37の部分に達すると、第5図のCのよう
に、第2バネ62の付勢力によつて回動リング3
0が前記傾斜辺配設域に応じた範囲回動しながら
上昇し、これによりスカート部53すなわち弁体
5が持ち上げられて開弁する。尚、ここで、第2
バネ62の付勢力は第1バネ61のそれよりも強
く設定されている。従つて前記位置では、第1バ
ネ61の付勢力に抗して第2バネ62の付勢力に
より開弁されるのである。
これにより、突起36,36は横孔部32,3
2の端部すなわち縦孔部31の近傍に位置した状
態にある。このままの状態で極僅か回動して閉子
10が全開状態となり、主体2内に収容した球弁
が動作可能な状態となる。すなわち、主体2が動
作可能な状態となる。(第5図C参照) 次いで、この全開状態から閉子10を閉回動さ
せると、この初期の微小角度の回動によつてスカ
ート部53が独立して回動し、第5図のDのよう
に突起36,36が縦孔部31,31に一致し、
第2バネ62の付勢力が作用する回動リング30
との係合が外れ、第1バネ61の付勢力により弁
体5が閉弁降下することとなる。
その後、閉子10を初期位置に復帰回動させる
と、突起36,36が縦孔部31,31の下端部
の側辺によつて初期位置側に復帰回動せしめら
れ、同時にカム突起21,21は長孔部34,3
4に沿つて復帰回動し、閉子10が全閉位置に復
帰回動すると最終的にはカム突起21,21が初
期位置に復帰することとなる。
以後、上記動作の繰り返しによつて閉子10の
開閉及び弁体5の開閉が行なわれることとなる。
尚、ガス回路にダストが多い場合には、スカー
ト部53と主体2の胴部との間にダストが侵入し
て、第6図Bのように、スカート部53が開弁位
置にある状態から降下閉弁しない事態が生じる。
この場合には、閉子10が最終位置から僅かに復
帰回動した次点で突起36,36が縦孔部31,
31に一致しても、スカート部53が降下しない
こととなるが、このときには、閉子10の閉回動
によつてコツク本体1内の回路が遮断されること
となる。又、この場合には閉子10が初期位置に
復帰した次点で突起36,36が切込部38に達
することとなる。そして、このような場合には、
弁体5が開弁状態に保持されるが、閉子10が全
開位置と全閉位置との間で回動可能となり、実用
上の不便は生じない。
《第2請求項の考案について》 [技術的課題] 本考案は、第1請求項の考案と同じ目的を達成
するものであり、『コツク本体1内の閉子10に
形成した通過孔内に、この閉子10の下方上流側
のガス通路に配設固定した過流出防止弁の主体2
の下流側部分を没入させ、前記主体2の弁座口2
0を閉塞する弁体5のスカート部53を主体2の
胴部に昇降自在に外嵌させ、主体2の基端外周に
配設したカム部と対偶してその出力端が回転昇降
するカム機構を具備させ、このカム機構を閉子1
0の回転に応じて動作させて弁体5を開閉させる
ようにした過流出防止弁付きガスコツク』におい
て、弁体5と閉子10との間に介装されるカム機
構の弁体開閉方向の移動部材が弁体5の開閉方向
に傾斜した状態で移動しても弁体5の閉弁不良が
生じないようにするため、前記移動部材の姿勢が
傾斜状態にあつても、弁体5と弁座口20とが全
周において確実に対接するようにすることをその
技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『主体2の胴部にスカート部53
を外嵌させるとともにこのスカート部53と弁体
5を分離させ、前記スカート部53と弁体5の下
方から対接させた』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
弁体5は、従来のものと同様に閉子10の回動
に応じてカム機構及び第1バネ61の作用により
スカート部53とともに一体的に昇降せしめられ
る。すなわち、閉子10の回動に応じて弁体5が
開閉することとなる。この開閉動作の際、閉子1
0の全閉位置でスカート部53が最降下状態とな
るが、この最降下状態でスカート部53が傾斜姿
勢にあるとき、スカート部53の上端が弁座口2
0に対して傾斜する。この時、弁体5はこれから
離反しているから、弁体5はスカート部53の姿
勢の如何にかかわらず弁座口20を適正姿勢で閉
塞することとなる。
[効果] 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
スカート部53が弁座口20に対して傾斜して
閉弁位置に降下しても、弁体5はこれから離反し
ているから、弁体5はスカート部53の姿勢の如
何にかかわらず弁座口20を適正姿勢で閉塞する
こととなり弁体5の閉弁不良が生じないものとな
る。従つて、常に弁体5が確実に閉弁動作するこ
ととなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第7図及び第8図に基
づいて説明する。
この実施例は上記第1請求項の考案の実施例と
は弁体5及びスカート部53の構成以外の構成に
ついては全く同一の構成を採用する。
従つて、ここでは、前記弁体5及びスカート部
53についてのみ、以下に詳細に説明する。
弁体5はその下方のスカート部53と別体に構
成されており、第7図のように、弁体5の周縁か
ら三つの短い脚部51,51が下方に突出し、こ
れがスカート部53の上端とかみ合うように対接
する構成となつている。従つて、弁体5とスカー
ト部53とはかみ合い量に応じた上下方向の範囲
で同心性を維持した状態で相対昇降可能となつて
いる。尚、第1開口カム部3a及び第2開口カム
部3b、さらには、カム突起21及び突起36の
関係は所定の関係に設定されており、第8図のよ
うに、閉子10の全閉位置では、弁体5の下端と
スカート部53の上端とが僅かに隙間が開くよう
に設定されている。
上記構成の弁体5及びスカート部53を具備さ
せたこの実施例のものでは、スカート部53が傾
斜状態で降下したとしても、この降下位置では弁
体5とスカート部53の上端とが僅かに離反する
ことから、スカート部53の傾斜姿勢とは関係な
く弁体5が確実に弁座口20又はシート部材との
対接が確実なものとなる。
尚、上記第1実施例のものでは、スカート部5
3との関係によつて弁体5の同心性を確保するよ
うにしたが、これに換えて、閉子10の通過孔と
の関係で弁体5とスカート部53との同心性を確
保することも可能である。
又、これ以外に、弁体5とスカート部53との
対接関係が確保されるかぎり、他の方法も採用可
能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1請求項の考案のガスコツクの要部
分解図、第2図は第1図の主要部品の平面図又は
断面図で、これらを当該主要部品と並設した図、
第3図は過流出防止弁の主体2の断面図、第4図
は組立状態の断面図、第5図は通常時の作動説明
図、第6図は異常時の作動説明図、第7図は第2
請求項の考案の要部の分解図、第8図はその要部
組立断面図、第9図、第10図は従来例の説明図
であり、図中、 1……コツク本体、10……閉子、2……主
体、20……弁座口、5……弁体、23……シー
ト体、53……スカート部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コツク本体1内の閉子10に形成した通過孔
    内に、この閉子10の下方上流側のガス通路に
    配設固定した過流出防止弁の主体2の下流側部
    分を没入させ、前記主体2の弁座口20を閉塞
    する弁体5のスカート部53を主体2の胴部に
    昇降自在に外嵌させ、主体2の基端外周に配設
    したカム部と対偶してその出力端が回転昇降す
    るカム機構を具備させ、このカム機構を閉子1
    0の回転に応じて動作させて弁体5を開閉させ
    るようにした過流出防止弁付きガスコツクにお
    いて、主体2の上端の弁座口20の外周に弁体
    5に対接する環状のシート体23を装着し、こ
    のシート体23の上端を弁座口20の上端より
    上方に突出させ、このシート体23を弾性材料
    によつて構成し、前記シート体23に弁体5の
    下面が対接するようにした過流出防止弁付きガ
    スコツク。 コツク本体1内の閉子10に形成した通過孔
    内に、この閉子10の下方上流側のガス通路に
    配設固定した過流出防止弁の主体2の下流側部
    分を没入させ、前記主体2の弁座口20を閉塞
    する弁体5のスカート部53を主体2の胴部に
    昇降自在に外嵌させ、主体2の基端外周に配設
    したカム部と対偶してその出力端が回転昇降す
    るカム機構を具備させ、このカム機構を閉子1
    0の回転に応じて動作させて弁体5を開閉させ
    るようにした過流出防止弁付きガスコツクにお
    いて、主体2の胴部にスカート部53を外嵌さ
    せるとともにこのスカート部53と弁体5を分
    離させ、前記スカート部53を弁体5の下方か
    ら対接させた過流出防止弁付きガスコツク。
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